JPH03144810A - 調理器の温度制御装置 - Google Patents

調理器の温度制御装置

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Publication number
JPH03144810A
JPH03144810A JP28376589A JP28376589A JPH03144810A JP H03144810 A JPH03144810 A JP H03144810A JP 28376589 A JP28376589 A JP 28376589A JP 28376589 A JP28376589 A JP 28376589A JP H03144810 A JPH03144810 A JP H03144810A
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JP
Japan
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temperature
energization
setting
heater
heating chamber
Prior art date
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Pending
Application number
JP28376589A
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English (en)
Inventor
Yoshiyasu Takashiba
高芝 誉康
Tatsuo Machida
達男 町田
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH03144810A publication Critical patent/JPH03144810A/ja
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  • Control Of Resistance Heating (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明は、オーブントースタ等のように加熱室内にヒー
タが設けられた調理器の温度制御装置に関する。
[従来の技術] 例えばオーブントースタの加熱室内の温度をマイクロコ
ンピュータを用いて所望温度に制御することは従来知ら
れており、その−例は第13図に示されている。
第13図中101で示す電源には、タイマー102と、
リレースイッチ103と、ヒータ104との直列回路が
接続されている。また、電源101にはマイクロコンピ
ュータからなる制御部105が接続されている。この制
御部105の入力ポートには加熱室内の温度を検出する
温度センサ106が接続されているとともに、制御部1
05の出力ボートにはリレー107が接続されている。
リレー107は上記リレースイッチ103を開閉するも
のである。
そして、このような従来の構成において、温度センサ1
06で検出される加熱室内の温度が設定温度よりも低い
ときには、制御部105はリレー107への通電をなす
から、リレースイッチ103が閉じられ100%の通電
率でヒータ104への通電がなされる。そして、加熱室
内の温度が設定温度よりも高くなったときには、制御部
105はリレー104への通電を断つから、リレースイ
ッチ103が開かれてヒータ105への通電率を0%と
する。
[発明が解決しようとする課題] 従来は以上のように設定温度以下では通電率100%の
通電を行い、設定温度以上では0%の通電率とすること
により温度制御をしている。ところで、暖まった状態で
はなく調理器が冷えている状態から以上のような温度制
御がなされると、温度センサ106の感度が、加熱室内
の温度上昇の速度に追従しないため、この遅れによって
通電初期には設定温度を越えて可成り高くまで、加熱室
内の温度が上昇し易い。
このような、通電初期の温度特性は第2図中点線でボさ
れる。同図中T、が通電初期の加熱室内の温度の最高値
であり、この温度T、は、その後に繰り返される定常の
温度制御の最高温度T4よりも大きい。
したがって、以上のような通電初期の温度過昇に基づく
過熱により、被調理物を焦がしたり、うまく調理できな
いことがあるという問題があった。
本発明の目的は、被調理物の魚げ付きを防上できて、う
まく調理できる調理器の温度制御装置を得ることにある
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明の温度制御装置は、
調理温度を指定する温度設定器と、ヒータが設けられた
加熱室内の温度を検出する温度センサと、上記温度設定
器で指定される調理温度に対応して予め定められ上記調
理温度よりも低い低温制御温度T2を読み出して設定す
る温度設定手段と、上記温度センサにより検出された上
記加熱室内の温度T、を所定時間ごとに読み込んで設定
する温度検出制御手段と、上記低温制御温度T2と上記
温度T3とを比較する比較手段と、上記ヒータに対する
通電を制御する通電制御手段と、上記比較手段での比較
結果がT2〉T3のときに上記通電制御手段による上記
ヒータへの通電制御を100%の通電率にするとともに
、上記比較結果がT、≧T2のときに上記通電制御手段
による上記ヒータへの通電率を上記100%の通電率よ
りも小さい通電率にする通電率設定手段とを具備したも
のである。
[作用〕 本発明の温度制御装置において、温度設定器で被調理物
に応じた調理温度を指定すると、温度設定手段が上記調
理温度に対応した低温制御温度T2を読み出して、それ
を比較手段に設定する。
低温制御温度T2は上記調理温度よりも低い。温度セン
サにより検出される加熱室内の温度T3は、温度検出制
御手段により所定の時間ごとに読み込まれて、比較手段
に設定される。そして、これら各温度T2.T、は比較
手段により比較され、その比較結果により通電率設定手
段は通電制御手段を制御して、ヒータに対する通電を制
御する。つまり、比較結果がT2 >T、のときには1
00%の通電率でヒータへの通電をする。この 100
%の通電率によるヒータの発熱で、加熱室内の温度を速
やかに上昇させることができる。また、比較結果がT3
≧T2のときには上記100%の通電率よりも小さい通
電率でヒータへの通電をする。この通電によりヒータの
発熱が抑制されるので、加熱室内の温度上昇の速度とそ
の勢いを緩やかにできる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を第1図から第12図を参照し
て説明する。
第12図中1はオーブントースタの外郭を構成するケー
スであり、このケース1の前面パネル2には開閉扉3が
回動可能に取付けられている。ケース1内には開閉扉3
にて開閉される前面開口の加熱室4が形成されており、
この加熱室4には焼き網5とともに、この焼き網5の上
下に夫々位置してヒータ6が設けられている。これら上
下のヒータ6は並列接続または直列接続されている。こ
のヒータ6はプラグ1aを介して商用交流電源7(第3
図参照)に接続される。ケース1の内部には加熱室4内
の温度を直接または間接的に検出する負特性サーミスタ
製の温度センサ61(第1図および第3図参照)が取付
けられている。
ケース1内には加熱室4とは区画されたタイマ収納室8
(第5図参照)が形成されており、この収納室8にはヒ
ータ6への通電時間を設定するタイマー9が設けられて
いる。このタイマー9は第5図および朶6図に示すよう
に、フレーム10を有している。フレーム10の前面1
0aにはブラケット11が取付けられ、このブラケット
11は前面パネル2の表面にねじ止めされるようになっ
ている。
フレー、!、11”)の上部には操作軸12が回転自作
に軸支されている。操作軸12の前端は前面パネル2を
貫通し、その貫通端にはタイマー摘み40が取付けられ
ている。操作軸12はタイマー摘み40とともにタイマ
ー巻き上げ方向並びに巻き戻し方向に人為的に回動操作
される。そして、このLに作軸12をタイマー巻き上げ
方向に回動させると、これに連動して図示しないぜんま
いが巻き上げられ、このぜんまいの復帰力により、操作
軸12が逆にタイマー巻き戻し方向(第11図中矢印C
方向)に回動付勢されるようになっている。
第5図に示すように操作?dl12にはこれと一体に回
転する大歯車13が取付けられている。大歯車13はフ
レーム10に軸支した小歯車14と噛合っており、小歯
車14の一端面にはがんぎ車15が同軸的に同定されて
いる。がんぎ車]5の下方にはテンプ16が配置されて
いる。テンプ16はフレームコ0に枢軸17(第10図
、第11図参照)を介して回転可能に枢支されており、
このテンプ16にはがんぎ車15の歯部18に文・1し
、その周方向に離間した三箇所で係脱可能に掛合する一
対の掛合爪部19a、19bが設けられている。
フレーム10の下部後面10bには、ブラケット20を
介してテンプ16を回動させるソレノイド21が取付け
られている。ソレノイド21は、商用交流゛電源7から
の交流電流を直流に変換するソレノイド・リレー用安定
化電g23(第3図参照)に接続されて、この電源23
によって励磁されて鉄心24を磁化するようになってい
る。
ブラケット20には鉄心24と離間対向して磁性金属板
25の一端が揺動可能に係止されている。
磁性金属板25の他端はフレーム10に設けた貫通孔2
6を貫通してテンプ16側に延びており、この他端に設
けた係止部27がテンプ16の係止腕部31に引掛かっ
ている。そして、磁性金属板25は引張りスプリング2
8によって、上記鉄心24から離間する方向に付勢され
ている。この付勢により磁性金属板25の係止部27が
押し上げられ、テンプ16が第10図中矢印Bで示すよ
うに、反時計回り方向に回動されるようになっている。
このため、テンプ16の掛合爪部19a。
19bのうち、がんぎ車15の回転方向後側に位置する
一方の掛合爪部19aが歯部18に掛止し、図示しない
ぜんまいの復帰力によるがんぎ車15の回転を阻止して
いる。
鉄心24に磁性金属板25が吸着されると、第11図に
示すように磁性金属板25の係止部27が引きドげられ
て、テンプ16が第11図中矢印C方向に不すように時
計回り方向に回動される。
すると、がんぎ車15に掛止していた一方の掛止爪部1
9aが、がんぎ車15から離脱し、このがんぎ車15の
回転規制が解除されるが、逆に他方の掛1L爪部19b
ががんぎ車15の歯部18間に入り込む。したがって、
上記回転規制の解除によってがんぎ車15が一定角度回
転すると、他の歯部18に対し掛止爪部1.9 bが掛
止し、再びがんぎ車15の同転が阻止されるようになっ
ている。
すなわち、がんぎ車15はテンプ16が一同回動するご
とに、歯部18の1ピッチ分だけ回動するものであり、
この回動が小歯車14および大歯車13を介して操作軸
12に伝わるから、操作軸12はソレノイド21の励磁
に対応して間欠的に回転駆動される。大歯車13、小歯
車14、がんぎ車15、テンプ16、磁性金属板25、
およびソレノイド21は、操作軸21を駆動する駆動手
段29を構成している。
上記ケース1の前面パネル2には、タイマー摘み40の
周囲に位置して、調理時間を表示する目盛30が1分刻
みに30分まで付されており、この目盛30にタイマー
摘み40の指標突起40aを合わせることで、調理時間
の設定がなされる。
第5図に示すように操作軸12には第1の板カム47お
よび第2の板カム48が固定されている。
これら板カム47.48のカム面47a、48aと対向
する位置には、タイマースイッチ、つまり後述するコン
トローラ41のタイマー駆動モードを切換える常開形の
拡大スイッチ49およびノーマルスイッチ50が設けら
れている。これらスイッチ49.50はカム面47a、
48aに接するカム従動子49a、50aを備えており
、タイマー摘み40を介して操作軸12が昼き上げ方向
に一1動されると、カム面47a、48aの形状に応じ
てカム従動子49a、50aが押し上げられ、夫々のス
イッチ49.50が個別に閉じられるようになっている
すなわち、タイマー摘み40の指標突起40aが切位置
にある場合には、両方のスイッチ4つ50は共に開いて
いる。そして、拡大スイッチ49は指標突起40aを1
分から15分までの短時間41シにセットした際に閉じ
る。また、ノーマルスイッチ50は指標突起40aを1
5分から30分間での長時間・);)にセットした際に
閉じるようになっている。したがって、これらのスイッ
チ49゜50により操作?th12の回動角度、つまり
、セットした調理時間が検出され、後述のコントローラ
41のタイマー駆動モード制御手段43が、ソレノイド
21に30秒間隔で動作パルスを送出するタイマー第1
駆動モード、または1分間隔で動作パルスを送出するタ
イマー第2駆動モードのいずれかに切替イつるようにな
っている。
そして、このような駆動モードにより調理時間を短時間
帯にセットした場合は、長時間帯にセットした場合に比
較して駆動手段29の駆動スピードが2倍になるから、
第9図に示すように短時間イ()を表示する目盛30の
間隔り、が、長時間幇の目盛30の間隔L2の2倍に拡
大されている。
上記タイマー9のソレノイド21はマイクロコンピュー
タよりなるコントローラ41で制御されるようになって
いる。このコントローラ41は、第3図に示すようにタ
イマー手段42、タイマー駆動モード制御手段43、温
度制御手段44、およびIR度表示制御f段45を少な
くとも有している。
このコントローラ41は、商用交流電源7からの交tM
電流を直流に変換するとともに、その電圧を適正に調整
するマイコン電源36にて駆動される。コントローラ4
1の入力ポートには、既述した温度センサ61、各スイ
ッチ49,50、後述する発振1’i77路62、各ス
イッチ52.56,72゜73.57が夫々接続されて
いるとともに、出力ボートには、既述したソレノイド2
1、後述するリレー46、ブザー38および表示器74
が夫々接続されている。
タイマー手段42には上記タイマー9を介して調理IH
j7間が設定されるものであり、これに設定された01
間は、発振回路62によって得られるパルスの数を、カ
ウンターでカウントすることにより、1PIられるよう
になっている。
タイマー駆動モード制御手段43には、例えばタイマー
摘み40を切(オフ)状態から15分の間の短時間・:
i″lに合わせた際には、30秒に1回、また、タイマ
ー摘み40を15分から30分間での長時間・:1)に
合わせた際には、1分間に1回の割合で動作パルスをソ
レノイド21に送出する二つのソレノイド駆動モードの
夫々が、予めプログラムされて設定されている。このた
め、この制御手段43は、タイマー摘み40を短時間帯
に合わせると、ソレノイド21への通電間隔、つまり、
ある通電n11期から次ぎの通電■:;期までの非通電
間隔が30秒となり、逆に長持間帯に合わせると、非通
電間隔が1分となり、このような二つのソレノイド駆動
モードでソレノイド21への通電を制御する。
コントローラ41の出力ポートに接続されたリレー46
は、リレー接点としての常開形の開閉スイッチ46aを
有して形成されており、その開閉スイッチ4baは上記
ヒータ6に対する。i+!!電回路電画路に挿入されて
いる。このリレー46は通電制御手段として用いられる
もので、上記温度制御手段44によりその開閉スイッチ
46aの開閉を制御されて、ヒータ6に対する通電率、
つまり本実施例の場合には通電間開と非通電時IHIと
をn。II gaするようになっている。
上記前面パネル2の裏側には第8図に示すようにプリン
ト配線基板71が取付けられている。この基板71には
温度設定器としての温度設定スイッチ72.73が取付
けられているとともに、表示器74が夫々取付けられて
おり、これら夫々は前面パネル2の表面に露出されてい
る。
温度設定スイッチ72.73は本丈施1りの場合には白
動徂チフ型の抑しボタン式スイッチで形成されており、
その1回の抑圧操作により10℃きざみに調理温度を指
定できるものである。一方の温度設定スイッチ72は温
度降下用であるとともに、他方の温度設定スイッチ73
は温度上昇用である。
これらのスイッチ72.73により加熱室4内の温度を
100℃〜250℃の範囲で指定できるようになってい
る。
表示器74は液晶表示器などからなり、これには?M度
設定スイッチ72.73により指定された121理温度
などが、上よ己温度表示制御手段45を介して表示され
るようになっている。
さらに、前面パネル2の裏側には第8図に示すように上
記コントローラ41や他の電気部品を支持する他のプリ
ント配線基板51が取付けられている。この基板51に
は、パン焼専用の押しボタン式トーストスイッチ52が
、前面パネル2の前側から操作可能に取付けられている
。このスイッチ52を操作した場合コントローラ41は
、パン焼用に組まれたプログラムにしたがって自動的に
設定されるトースト調理時間でパンの加熱調理を行うよ
うになっている。したがって、この場合にはタイマー摘
み40を操作する必要がない。
また、上記基板51にはトーストスイッチ52によるパ
ン焼を解除するための押しボタン式キャンセルスイッチ
56、および焼色調整用のスライドスイッチ57が、大
々前面パネル2の前側から操作可能に取付けられている
。また、第3図に示したブザー38は調理の完了を報知
するものである。
上記温度制御手段44の詳細は第1図に示されており、
以下説明する。この手段44は、温度設定手段としての
温度設定部81と、A/D変換部82と、温度検出制御
手段としての検出制御部83と、比較手段としての第1
〜第3の比較部84〜86と、通電量設定手段こしての
第1〜第3の通電率設定部87〜89と、図示しないR
OMなどを備えて形成されている。
温度設定部81の入力端には上記温度設定スイッチ72
.73が接続されているとともに、その出力端には第1
〜第3比較部84〜86が夫々接続されている。この設
定部81は、上記スイッチ72.73で指定された調理
温度に対応する高温制御温度T1と低温制御温度T2と
を上記ROMから奉読み出して、各比較部84〜86に
夫々設定するものである。
高温制御温度T、は低温制御温度T2よりも高い温度で
ある。各制御温度T、、T2は、実験により得て予め上
記ROMに記憶されている。しかも、任意に指定される
調理温度(設定温度)に対し各制御温度T、、T、、は
固有に定められているとともに、これらの温度T、、T
2は指定される調理温度以下の温度に定められている。
A/D変換部82の入力端には上記温度センサ61が接
続されており、出力端には検出制御部83が接続されて
いる。A/D変換部82は温度センサ61の検出出力(
つまり、加熱室4内の温度Ti)をデジタル化する。検
出制御部83は上記温度T、を所定時間例えば30秒ご
とに読み込むものである。この検出制御部83の出力端
には比較部84〜86が夫々接続されており、そのため
、検出制御部83により上記温度T、が、30秒ごとに
各比較部84〜86に夫々入力されるようになっている
比較部84〜86は上記各温度T、〜T、を比較するも
のである。つまり、第1比較部84は温度T2.T、が
T2〉T、を満たすかどうかを比較し、第2比較部85
は温度T1〜T3がT1>T3≧T2の関係を満たすか
どうかを比較し、第3比較器86は温度T、、T、がT
、≧T1の関係を満たすかどうかを比較するものである
。これら比較部84〜86の出力端には、第1〜第3の
通電率設定部87〜8つが夫々別々に接続されている。
各設定部87〜89は上記ヒータ6への通電率を上記の
比較結果に応じて選択させるために設けられている。第
1通電率設定部87は、T2〉T、の比較結果が得られ
た時に101)%の通電率とするように、つまり非通電
期間がない連続通電となるようにリレー46を制御する
ものである。第2通電率設定部88は、T、>T、≧T
2の比較結果が得られた時に l OO%以下の通電率
例えば60%の通電率となるように、リレー46の通電
期間と非通電期間とを制御するものである。この第1通
電率でのヒータ6の発熱により加熱室4の温度は上昇さ
れるようになっている。昂3通電率設走部89は、T3
≧T1の比較結果が得られた時に6096以下の通電率
例えば10%の通電率となるように、リレー46の通電
期間と非通電期間とを制御するものである。この第2通
電率でのヒータ6の発熱により加熱室4の温度は下降さ
れるようになっている。
次ぎに、第4図を参照してこの実施例の動作を説明する
プラグ1aをコンセントに接続すると、電源がオンされ
てコントローラ41はステップ1を実行して、温度設定
スイッチ72.73が操作されたか否かを判断する。こ
の判断がNoの場合には、コントローラ41はステップ
17に進んで、トーストスイッチ52が操作されたか否
かを判断し、その判断がNoの場合にはステップ1に戻
る。
ステップ1の判断がYES (成立)すると、コントロ
ーラ41は温度表示制御手段45を介して表示器74に
上記スイッチ72または73で指定された調理温度を表
示させる。このときの表示は点滅される。次ぎのステッ
プ3では、温度設定部81が指定された調理温度に対応
した高温および低温の各制御温度T、、T2をROMか
ら読み出して、それを第1〜第3の比較部84〜86に
夫々設定させる。
次ぎに、コントローラ41はステップ4を実行して、温
度センサ61により検出される加熱室4の温度T、をA
/D食換して、検出制御部83により30秒に一度づつ
上記温度T、を取込んで第1〜第3の比較部84〜86
に夫々設定させる。
この後、コントローラ41はステップ5を実行して、タ
イマー9が操作されたか否かを211断する。
この”I’11断がNoの場合、上記ステップ17が実
行される。
タイマー9が操作されてステップ5の判断がYESとな
ると、コントローラ41の温度制御手段44は、その第
1比較部84を動作させて、土泥温度T2.T、の関係
がT2 >T3であるかどうかの比較を行うステップ6
を実行する。
このステップ6での判断がYESになると、温度制御手
段44の第1通電設定部87によりリレー46を動作さ
せるステップ7が実行される。
この実行により、リレー46への連続通電がなされるか
ら、その開閉スイッチ46aは閉じた状態を維持する。
したがって、ヒータ6に対しては100%の通電率をも
って通電がなされ、それにより、冷えた状態にあるオー
ブントースタの加熱室4内の温度は速やかに上昇する(
箪2図中X期間参魚)。また、ステップ6での判断がN
oの場合には後述のステップ12に進む。
次ぎに、コントローラ41は、温度表示制御手段45を
動作させて、表示器74の点滅動作を停止させるととも
に、この表示器74を連続点灯させて既に設定された上
記調理温度を連続表示させるステップ8を実行する。こ
の後、ステップ9が大行されて、タイマー駆動モード制
御手段43を介してソレノイド21を動作させるステッ
プ9を実行する。
そうすると、ソレノイド21は動作パルスに応じて間欠
的に励磁されて、磁性金属板25を間欠的に吸引してテ
ンプ16を回動させる。したがって、テンプ16が回動
するごεに、がんぎ車15がぜんまいの復帰力によって
歯部18の1ピッチ分だけ回動して、操作fdl l 
2が徐々に巻き戻される。
そして、ステップ10に進んで、コントローラ41の温
度制御手段44は、その第2比較部85を動作させて、
上記温度T、〜T、の関係がT。
>T、≧T2であるかどうかの比較を行う。このステッ
プ10での判断がYESになると、温度制御手段44の
第2通電設定部88によりリレー46を動作させるステ
ップ11が実行される。
この大行により、リレー46へのB?!と非通電とが制
御されるから、その開閉スイッチ46aは開閉される。
したがって、ヒータ6に対しては60%の通電率をもっ
て通電がなされる。この通電率は検出制御部83により
30秒ごとに加熱室・4の温度T、が比較器84〜86
に対して置き換えられるので、30秒ごとにチエツクさ
れ、したがって、この30秒内での制0IIB様は18
秒通電、12秒非道電である。
そして、このように高温制御温度T、よりも低い低温制
御温度T2に対して加熱室4内の温度T、が尚くなると
、通電率GO%でヒータ6が発熱されるため、加熱室4
内の温度上昇は、加熱室4内の温度T3が低温制御温度
T2以下の場合よりも緩やかになるように抑制される(
第2図中Y期間参照)。また、ステップ10での判断が
NOの場合には、ステップ6に戻る。
上記ステップ11が終わると、コントローラ41はステ
ップ12を実行する。このステップ12では、温度制御
手段44が、その第3比較部86を動作させて、上記温
度T、、T、の関係がT、aT、であるかどうかの比較
を行う。このステップ12での判断がYESになると、
温度制御手段44の第3通電設定部8つによりリレー4
6を動作させるステップ13が実行される。
この実行により、リレー46への通電と非通電とが制御
されるから、その開閉スイッチ46aは開閉される。し
たがって、ヒータ6に対しては10%の通電率をもって
通電がなされる。この通電率も検出制御部83により3
0秒ごとに加熱室4の温度T、が比較器84〜86に対
して置き換えられるので、30秒ごとにチエツクされ、
したがって、この30秒内での制御態様は27秒通電、
3非道通電である。また、ステップ12での判断がN。
の場合には、ステップ6に戻る。そして、このように高
温制御温度T、よりも加熱室4内の温度T3が高くなる
と、通電率10%でヒータ6が発熱されるため、加熱室
4内の温度上昇は、加熱室4内の温度T3が低温制御温
度T2から高温制御温度T1までの場合よりも、さらに
緩やかになるように抑制される(第2図中Z期間参照)
次ぎに、コントローラ41はステップ14を実行して、
タイマー9に設定された調理時間が経過したか否かをi
11断し、その結果がNOの場合にはステップ6に練る
。そしてステップ14の判断がYESになると、コント
ローラ41はステップ15を実行してタイマー9をリセ
ットした後、ステップ16を実行する。
このステップ16により、リレー46がオフされ開閉ス
イッチ46aが開かれるから、ヒータ6へのa電が停止
されて調理が完了するとともに、この完了をブザー38
を鳴らして報知し、かつ、温度表示制御手段45を介し
て表示器74が消灯される。
以上で、調理動作が終了する。
以上のように、このオーブントースタは、加熱室4の温
度T、が低温制御温度T2に達するまでは、通電率10
0%でヒータ6への通電がなされ、加熱室4の温度を速
やか立ち上げることができる。
そして、加熱室4の温度T3は30秒ごとにチエツクさ
れ、同温度T、が低温制御温度T2に達すると、通電率
60%でヒータ6への通電がなされるから、加熱室4の
温度上昇速度とその勢いを、通電率100%の場合より
も小さくできる。そのため、温度上昇の勢いにより、上
記高温制御温度T1を熱的慣性で上回る程度を小さくで
き、その熱的慣性によるピーク値を高温制御温度T、に
近付けることができる。
このようにして通電初期における加熱室4内の温度の上
がり過ぎを抑制できるため、被調理物の焦げ付きを防止
できるとともに、加熱室4内の温度が一定化されるので
、被調理物をうまく調理できるものである。
また、本実施例では、加熱室4の温度T、が高温制御温
度T1以上に達すると、通電率10%でヒータ6への通
電がなされるから、加熱室4内の温度は熱的慣性による
ピークに達した後は次第に温度が低下する。しかし、以
上のように通電率lO%で加熱されているから、加熱室
4の温度低下速度はかなり小さくなり、その勢い(熱的
慣性)も小さくなる。そのため、温度降下により、上記
高温制御温度T1を熱的慣性により下回る程度も小さく
なる。そして、再び通電率60%でヒータ6への通電が
なされるから、加熱室4の温度上昇速度とその勢いを、
既述のように通電率100%の場合よりも小さくできる
以上のような制御動作はタイマー9に設定されたロ、1
7間の間繰り返される。
すなわち、以上のような温度制御によれば、第2図中実
線で示すような特性を得ることができる。
そして、高温制御温度T1を境に変動する加熱室4内の
温度は、既述のように熱的慣性が小さい、換:すれ・ば
温度リップルが小さいから、精度が高い温度制御を実現
できる。しかも、以上のように温度低下の速度と温度上
刃の速度とがいずれも小さいから、この温度特性曲線が
高温制御温度T。
を交差する回数が少なくなる。すなわち、リレ46の開
閉スイッチ46aが開閉する回数が少ない。この開閉ス
イッチ46aの接点寿命を向上できる。
また、上記ステップ17のT11断がYES、つまりト
ーストスイッチ52が抑圧操作されたとill断された
場合には、ステップ18に進んで、焼色調整スイッチ5
7が操作されたが否かが判断される。
その判断がYESの場合にはステップ1つに進んで、焼
色:j3整スイッチ57の操作により調整内容に応じた
トースト時間B1を設定し、また判断がNoの場合には
定常のトースト時間B+(この時間は上記調整された時
間よりも短い)を設定する。
このような設定が終わると、コントローラ41はステッ
プ21に進んで、タイマー駆動モード制御手段43を介
して゛tレノイド21を動作させる。
次のステップ22では、温度制御手段44の第1通電設
定部87によりリレー46を動作させる。
このステップ22の実行により、リレー46への通電が
連続してなされるから、そのリレー接点46aは閉じた
状態を維持し、したがってヒータ6に対しては100%
の通電率をもって連続通電がなされる。
この後、コントローラ41はステップ23に進んで、温
度表示制御手段45を介して表示器74の表示を、トー
スト焼きの表示にする。この表示は、例えば表示器にr
AJなる文字を表示させることにより実行される。
そして、次のステップを24でコントローラ41は、タ
イマー時間B1が経過したか否かを判断し、そのT11
断がNOの場合にはステップ21に1又る。また、この
ステップ24での判断がYESになると、コントローラ
41はステップ25を実行してタイマー9をリセットし
た後、ステップ26を実行する。
このステップ26により、リレー46がオフされその開
閉スイッチ46aが開かれるから、ヒータ6への通電が
停止されて調理が完了するとともに、この完了をブザー
38を鳴らして報知し、かつ、温度表示制御手段45を
介して表示器74が消灯される。
以上で、自動トースト焼きの動作が終了する。
なお、上記−実施例は以上のように構成したが、本発明
において高温制御温度TI  の第3比較部8もおよび
第3通電率設定部89は省略して、定常の温度制御由に
温度を立ち上げるときには100%の通電率で行うよう
にしてもよい。また、本発明ノボ法において通電1.す
副手段にはリレーではなく、サイリスタなどの半導体製
の通電制御素子を使用してもよい。この本発明はオーブ
ントースタに制約されるものではなく、オーブンや、ヒ
ータ付きのレンジ=7にも適用できることは勿論である
[発明の効果] 以上説明したように本発明の調理器の温度制御装置によ
れば、温度センサと、温度設定手段と、温度検出制御手
段と、比較手段と、通電制御手段と、!!17I!単1
7I!率を備えて、温度設定器で指定される調理温度よ
りも低い低温制御温度T2を比較手段に設定し、この低
温制御温度T2と、温度センサにより検出される加熱室
内の温度T、との関係が、T、>T3のときには、10
0%の、a電率でヒータへの通電をするとともに、T3
≧T2のときには、上記100%の通電率よりも小さい
通電率でヒータへの通電をする構成であるから、通電初
期において加熱室の温度が上昇する場合の速度と勢いと
を、上記低温制御温度T2を境に小さく抑制し、加熱室
内の温度が指定した調理温度より大きく上昇することを
防止でき加熱室内の温度を均一化でき、それによって、
被調理物の焦げ付きを防止できるとともに、うまく調理
をすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第12図は本発明の一実施例を示し、第1図
は温度制御手段の構成を示すブロック図、第2図は本発
明と従来例との加熱室の温度特性を比較して示す図、第
3図は温度制御装置全体の構成を示すブロック図、第4
図は制御手順を示すフローチャート、第5図はタイマー
の1析面図、第6図は第5図中■方向から見た矢視図、
第7図はオーブントースタの操作パネル部の正面図、l
;f!8図は7図中■−■線に沿う断面図、第9図はタ
イマー摘みと目盛との関係を示す正面図、簗10図およ
び第11図は夫々駆動機構の作動を示す作動説明図、第
12図はオーブントースタ全体の斜視図である。第13
図は従来のオーブントースタの温度制御装置を示す電気
回路図である。 4・・・加熱室、6・・・ヒータ、41・・・コントロ
ーラ、44・・・温度制御手段、46・・・リレー(通
電制御手段) 、46a・・・リレースイッチ、61・
・・温度センサ、72.73・・・温度設定スイッチ(
温度設定器) 81・・・温度設定部(温度設定手段)
83・・・検出制御部(温度検出制御手段)、84゜8
5・・・比較部(比較手段)、87.88・・・通電率
設定部(通電率設定手段)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 調理温度を指定する温度設定器と、 ヒータが設けられた加熱室内の温度を検出する温度セン
    サと、 上記温度設定器で指定される調理温度に対応して予め定
    められ上記調理温度よりも低い低温制御温度T_2を読
    み出して設定する温度設定手段と、上記温度センサによ
    り検出された上記加熱室内の温度T_3を所定時間ごと
    に読み込んで設定する温度検出制御手段と、 上記低温制御温度T_2と上記温度T_3とを比較する
    比較手段と、 上記ヒータに対する通電を制御する通電制御手段と、 上記比較手段での比較結果がT_2>T_3のときに上
    記通電制御手段による上記ヒータへの通電制御を100
    %の通電率にするとともに、上記比較結果がT_3≧T
    _2のときに上記通電制御手段による上記ヒータへの通
    電率を上記100%の通電率よりも小さい通電率にする
    通電率設定手段とを具備したことを特徴とする調理器の
    温度制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100662481B1 (ko) * 2006-01-24 2007-01-02 엘지전자 주식회사 전기 오븐의 히터 제어방법

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5789115A (en) * 1980-11-20 1982-06-03 Toshiba Corp Temperature controller

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