JPH0338329A - 表皮成形品とその製法 - Google Patents
表皮成形品とその製法Info
- Publication number
- JPH0338329A JPH0338329A JP1172672A JP17267289A JPH0338329A JP H0338329 A JPH0338329 A JP H0338329A JP 1172672 A JP1172672 A JP 1172672A JP 17267289 A JP17267289 A JP 17267289A JP H0338329 A JPH0338329 A JP H0338329A
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- skin
- sewing
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- Pending
Links
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Landscapes
- Instrument Panels (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、例えば自動車のインストルメントパネル等の
表面に使用される表皮付き発泡成形品とその製法に関す
るものである。
表面に使用される表皮付き発泡成形品とその製法に関す
るものである。
例えば自動車のインストルメントパネルの表面に被着さ
れる表皮材として、皮革あるいは布帛生地等の本物生地
を使用して、高級感を得るものが実在されるに至ってい
るが、これらの本物生地の使用に際しては、所定の寸法
、形状に裁断した生地を縫製して所望の形状に形成して
いるものである。従って表皮の高級感を得るために縫製
模様(ステッチ模i)を施してなる例えば合成樹脂製表
皮材の使用が現在においては周知とされている。
れる表皮材として、皮革あるいは布帛生地等の本物生地
を使用して、高級感を得るものが実在されるに至ってい
るが、これらの本物生地の使用に際しては、所定の寸法
、形状に裁断した生地を縫製して所望の形状に形成して
いるものである。従って表皮の高級感を得るために縫製
模様(ステッチ模i)を施してなる例えば合成樹脂製表
皮材の使用が現在においては周知とされている。
このステッチ模様を有する合成樹脂製表皮材の成形は、
例えば第2図に示すように表皮成形用パウダースラッシ
ュ成形型1の型面にステッチ模様となる窪み2を形成し
、この型1を使用することにより成形表皮の一部にあた
かもステッチが施されているような外観を得ることがで
きる合成・樹脂製の表皮をパウダースラッシュ成形法に
より作成することができるが、このような疑似的ステッ
チ模様ではユーザが満足しない傾向にある。
例えば第2図に示すように表皮成形用パウダースラッシ
ュ成形型1の型面にステッチ模様となる窪み2を形成し
、この型1を使用することにより成形表皮の一部にあた
かもステッチが施されているような外観を得ることがで
きる合成・樹脂製の表皮をパウダースラッシュ成形法に
より作成することができるが、このような疑似的ステッ
チ模様ではユーザが満足しない傾向にある。
そこで現在にあっては、第3図に示すように予め形成さ
れた合成樹脂シート3をミシンがけして本物のステッチ
4を施す工夫がなされているが、合成樹脂(塩化ビニー
ル)シートは、本物の皮革、布帛等と比して強靭性が劣
るために、その合成樹脂シートにミシンがけすると、各
ステッチ4相互間5で亀裂が生したり、ミシン針の貫通
により生じた針孔があいたままとなってこのステッチ4
を施した合成樹脂シートを不図示の発泡型内にセットし
た後その合成樹脂シートの裏側にウレタン発泡層を形成
するとき、そのウレタン発泡液が前記の亀裂あるいは針
孔から合成樹脂シートの表側に漏出して表皮の加工品質
を低下させるといった不具合が生じる。
れた合成樹脂シート3をミシンがけして本物のステッチ
4を施す工夫がなされているが、合成樹脂(塩化ビニー
ル)シートは、本物の皮革、布帛等と比して強靭性が劣
るために、その合成樹脂シートにミシンがけすると、各
ステッチ4相互間5で亀裂が生したり、ミシン針の貫通
により生じた針孔があいたままとなってこのステッチ4
を施した合成樹脂シートを不図示の発泡型内にセットし
た後その合成樹脂シートの裏側にウレタン発泡層を形成
するとき、そのウレタン発泡液が前記の亀裂あるいは針
孔から合成樹脂シートの表側に漏出して表皮の加工品質
を低下させるといった不具合が生じる。
本発明はかかる従来の不具合に着目してなされたもので
、パウダースラッシュ成形された表皮本体の裏面に、発
泡層を一体成形してなる表皮材を形成し、この表皮材に
ミシンかけによるステッチを施すとき、その表皮材の裏
側に例えば布地テープ、軟質樹脂シート等によるバッキ
ング材を添設して、表皮材を、バッキング材と共に縫着
せしめる表皮成形品を得ることにある。
、パウダースラッシュ成形された表皮本体の裏面に、発
泡層を一体成形してなる表皮材を形成し、この表皮材に
ミシンかけによるステッチを施すとき、その表皮材の裏
側に例えば布地テープ、軟質樹脂シート等によるバッキ
ング材を添設して、表皮材を、バッキング材と共に縫着
せしめる表皮成形品を得ることにある。
従ってこの表皮成形品によれば、表皮本体の裏面に施さ
れている発泡層及びバッキング材の添設作用により、そ
の表皮成形品にミシンかけしても該表皮成形品の耐久性
が向上され、そのミシンがけ部からa裂が生じる、破損
されるといった不具合及びその表皮成形品の裏面に形成
する発泡層の発泡液がミシン針孔から表面へ漏出されて
表面の体裁を悪くするといった従来の欠点を一掃するこ
とができると共に、前記発泡層の作用によりミシンかけ
部に若干の起伏が生じて例えば・本物の皮革シートにス
テッチを施したごとき高級感が一層高められるものであ
る。
れている発泡層及びバッキング材の添設作用により、そ
の表皮成形品にミシンかけしても該表皮成形品の耐久性
が向上され、そのミシンがけ部からa裂が生じる、破損
されるといった不具合及びその表皮成形品の裏面に形成
する発泡層の発泡液がミシン針孔から表面へ漏出されて
表面の体裁を悪くするといった従来の欠点を一掃するこ
とができると共に、前記発泡層の作用によりミシンかけ
部に若干の起伏が生じて例えば・本物の皮革シートにス
テッチを施したごとき高級感が一層高められるものであ
る。
〔実 施 例)
以下に本発明を第1図に示す実施例に基いて詳細に説明
する。
する。
先ず本発明による表皮成形品の製法につし1て述べると
、11は周知のパウダースラッシュ成形法により成形し
た塩化ビニール製の表皮本体であって、この表皮本体1
1には、適宜の転写模様12が施される。13はこの表
皮本体11の裏面に発泡成形した塩化ビニールの発泡層
であって、この発泡層13は、表皮本体11の酸形後、
その表皮本体11の裏面に一体形成されて、表皮材14
が形成される。この表皮材14に通常のミシンかけによ
りミシン糸15を縫着して、ステッチ模様を施すが、こ
のミシンがけ時において、その表皮材14の裏面、すな
わち発泡層13の裏面に例えば、布製テープ等によるバ
ッキング材16を当てがって、そのバッキング材16の
上からミシン糸15によるミシンがけを行ない表皮成形
品を得るものである。
、11は周知のパウダースラッシュ成形法により成形し
た塩化ビニール製の表皮本体であって、この表皮本体1
1には、適宜の転写模様12が施される。13はこの表
皮本体11の裏面に発泡成形した塩化ビニールの発泡層
であって、この発泡層13は、表皮本体11の酸形後、
その表皮本体11の裏面に一体形成されて、表皮材14
が形成される。この表皮材14に通常のミシンかけによ
りミシン糸15を縫着して、ステッチ模様を施すが、こ
のミシンがけ時において、その表皮材14の裏面、すな
わち発泡層13の裏面に例えば、布製テープ等によるバ
ッキング材16を当てがって、そのバッキング材16の
上からミシン糸15によるミシンがけを行ない表皮成形
品を得るものである。
かくして得られた表皮成形品を使用して、例えばインス
トルメントパネルの表面シートを形成するには、上記表
皮成形品を所定の発泡型内にセットして裏側にウレタン
発泡層17を形成するが、この発泡層17の発泡成形時
においては、上記バッキング材16の作用により、型内
に注入するウレタン発泡液がミシン針孔より表皮本体1
1の表面に漏出されることが阻止されるので、表皮本体
11の表面にウレタン発泡体の一部がはみ出されるとい
った不具合が解消できる。また表皮成形品に施すミシン
糸15の縫着時には、発泡層13の作用により、表皮本
体11の表面に起伏が生じ本物の皮革であるシートにス
テッチを施したごとき高級感を一層高めることができる
。
トルメントパネルの表面シートを形成するには、上記表
皮成形品を所定の発泡型内にセットして裏側にウレタン
発泡層17を形成するが、この発泡層17の発泡成形時
においては、上記バッキング材16の作用により、型内
に注入するウレタン発泡液がミシン針孔より表皮本体1
1の表面に漏出されることが阻止されるので、表皮本体
11の表面にウレタン発泡体の一部がはみ出されるとい
った不具合が解消できる。また表皮成形品に施すミシン
糸15の縫着時には、発泡層13の作用により、表皮本
体11の表面に起伏が生じ本物の皮革であるシートにス
テッチを施したごとき高級感を一層高めることができる
。
(発明の効果)
以上のように本発明は、樹脂材料製の表皮本体11の裏
面に、発泡層13が一体成形された表皮材14の裏面に
バッキング材16を配置してこの両者・を縫製して糸目
模様を形成した表皮成形品とその製法であるから、これ
によれば表皮本体の裏面に施されている発泡層及びバッ
キング材の添設作用により、その表皮成形品にミシンか
けしても該表皮成形品の耐久性が向上され、そのミシン
かけ部から亀裂が生じる、破損されるといった不具合及
びその表皮成形品の裏面に形成する発泡層の発泡液がミ
シン針孔から表面へ漏出されて表面の体裁を悪くすると
いった従来の欠点を一掃することができると共に、前記
発泡層の作用によりミシンがけ部に若干の起伏が生じて
例えば本物の皮革シートにステッチを施したごとき高級
感が一層高められるという効果が得られる。
面に、発泡層13が一体成形された表皮材14の裏面に
バッキング材16を配置してこの両者・を縫製して糸目
模様を形成した表皮成形品とその製法であるから、これ
によれば表皮本体の裏面に施されている発泡層及びバッ
キング材の添設作用により、その表皮成形品にミシンか
けしても該表皮成形品の耐久性が向上され、そのミシン
かけ部から亀裂が生じる、破損されるといった不具合及
びその表皮成形品の裏面に形成する発泡層の発泡液がミ
シン針孔から表面へ漏出されて表面の体裁を悪くすると
いった従来の欠点を一掃することができると共に、前記
発泡層の作用によりミシンがけ部に若干の起伏が生じて
例えば本物の皮革シートにステッチを施したごとき高級
感が一層高められるという効果が得られる。
第1図は本発明よりなる表皮成形品の実施例を示した断
面説明図、第2図は従来のスラッシュ成形壁を示した説
明図、第3図は従来製品の説明図である。 11・・・表皮本体 12・・・成形模様13・
・・発泡層 14・・・表皮材15・・・ミシ
ン糸 16・・・バッキング材7・・・発泡層 他4名
面説明図、第2図は従来のスラッシュ成形壁を示した説
明図、第3図は従来製品の説明図である。 11・・・表皮本体 12・・・成形模様13・
・・発泡層 14・・・表皮材15・・・ミシ
ン糸 16・・・バッキング材7・・・発泡層 他4名
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 樹脂材料製の表皮本体(11)の裏面に、発泡層(
13)が一体成形された表皮材(14)の裏面にバッキ
ング材(16)を配置してこの両者を縫製して糸目模様
を形成したことを特徴とする表皮成形品。 2 樹脂材料製の表皮本体(11)を発泡型内に配置し
て、発泡樹脂材料を発泡させて表皮材(14)を作り、
その後この表皮材(14)の裏面にバッキング材(16
)を配置し、この両者を縫製糸(15)で縫着すること
を特徴とする表皮成形品の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1172672A JPH0338329A (ja) | 1989-07-04 | 1989-07-04 | 表皮成形品とその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1172672A JPH0338329A (ja) | 1989-07-04 | 1989-07-04 | 表皮成形品とその製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0338329A true JPH0338329A (ja) | 1991-02-19 |
Family
ID=15946231
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1172672A Pending JPH0338329A (ja) | 1989-07-04 | 1989-07-04 | 表皮成形品とその製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0338329A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010052537A (ja) * | 2008-08-27 | 2010-03-11 | Kanto Auto Works Ltd | 表皮材、および内装品 |
JP2010184487A (ja) * | 2009-02-13 | 2010-08-26 | Inoac Corp | ステッチ模様を設けた部材の製造方法 |
JP2014172216A (ja) * | 2013-03-06 | 2014-09-22 | Calsonic Kansei Corp | 内装部品およびその製造方法 |
EP2337679B1 (en) * | 2008-09-12 | 2019-09-18 | Faurecia Interior Systems, Inc. | Decorative trim |
-
1989
- 1989-07-04 JP JP1172672A patent/JPH0338329A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010052537A (ja) * | 2008-08-27 | 2010-03-11 | Kanto Auto Works Ltd | 表皮材、および内装品 |
EP2337679B1 (en) * | 2008-09-12 | 2019-09-18 | Faurecia Interior Systems, Inc. | Decorative trim |
JP2010184487A (ja) * | 2009-02-13 | 2010-08-26 | Inoac Corp | ステッチ模様を設けた部材の製造方法 |
JP2014172216A (ja) * | 2013-03-06 | 2014-09-22 | Calsonic Kansei Corp | 内装部品およびその製造方法 |
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