JPH0337799Y2 - - Google Patents

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JPH0337799Y2
JPH0337799Y2 JP8876387U JP8876387U JPH0337799Y2 JP H0337799 Y2 JPH0337799 Y2 JP H0337799Y2 JP 8876387 U JP8876387 U JP 8876387U JP 8876387 U JP8876387 U JP 8876387U JP H0337799 Y2 JPH0337799 Y2 JP H0337799Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はトランスフアープレスに使用するトラ
ンスフアースライドのフインガーの開閉装置に関
するものである。
従来の技術 従来、トランスフアープレスに用いられるトラ
ンスフアースライドのフインガーの開閉は上下動
するラムに取設の上台若しくはストツパーフオー
クに取り付けたスプレツダーでフインガーを直接
押し拡げることで行つていた。
考案が解決しようとする問題点 従来技術であるスプレツダーでフインガーツー
ルを直接押し拡げる方式を用いるとスプレツダー
とフインガーツールとの接触時の騒音が問題とな
る。また直接押し拡げる方式では互いの摩耗を防
ぐため、スプレツダーやフインガーツールは焼入
をしたかたい材質のものを用いるので部品を挟む
とき部品側面にキズがつくなどの欠点があつた。
問題を解決するための手段 トランスフアープレスの各加工ステーシヨン間
を移送させる部品を挟むフインガーツールを外側
から直接に押し拡げることで開閉させるのではな
く、フインガーツールを取り付けるフインガー杵
をラムの動きと同期して動くロツドを使つて強制
的に移動させることでフインガーツールを開閉さ
せるものである。
実施例 以下、図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。図において、トランスフアープレス機械10
のラム12の上下動に同期して回転する回転軸1
4をプレス機械の本体横に立設し、この回転軸1
4の下端にベベルギヤ16を取着する。一方プレ
ス機械10のボルスター18の下方で回転軸14
に直交するように脚部24,25間に回転可能に
架設されたボトムシヤフト20は一方端にベベル
ギヤ17を取着し、このベベルギヤ17は前記ベ
ベルギヤ16と噛合し回転が伝達される。またボ
トムシヤフト20の他方にはドラムカム22が固
着され、このドラムカム22にはカム溝26が削
成される。前記脚部25の横にブラケツト28が
固設され、ブラケツト28は支軸30を横架し、
この支軸30を中心として揺動可能に第1レバー
32が設けられる。第1レバー32の一方端には
ローラ34が回転可能に軸着され、このローラ3
4は前記ドラムカム22のカム溝26内に装入さ
れる。また第1レバー32の他方端は円形突端3
6となつて後述の二股ホルダー70の二股形状7
3内に嵌入される。ボルスター18上には下台3
8が載置され、下台38内に配設されるダイ(図
示せず)上を摺動させるトランスフアースライド
40を設ける。このトランスフアースライド40
の左方端に設けた爪部41とトランスフアープレ
ス機械横に固設のブラケツト45上を摺動するカ
ムブロツク44の爪部43とを係着させる。カム
ブロツク44にはピン46,46で軸着するロー
ラ48,48を設け、回転軸14に固着したトラ
ンスフアーカム42を挾むようにローラ48,4
8を密接させる。これにより回転軸14の回転で
トランスフアーカム42によりカムブロツク44
を介してトランスフアースライド40は左右方向
(第1図)に移動される。このトランスフアース
ライド40上には支持ベアリング50が固定され
ており、支持ベアリング50内を挿通するロツド
52が移動可能に設けられる。このロツド52の
端部には二股ホルダー70が固定され、この二股
ホルダー70はトランスフアースライド40に設
けた通孔72を通つて下方に突出し、その先端が
二股形状73となつている。そして前記第1レバ
ー32に円形突端36が二股形状73内に嵌入さ
れる。これによりドラムカム22による第1レバ
ー32の揺動運動でロツド52は左右方向に(第
1図)移動する。またロツド52にはホルダー5
4がボルト55で固定されて、ホルダー54を上
下方向に貫通するローラピン56の下端にローラ
58を回転可能に取着する。またトランスフアー
スライド40にはレバーピン60が植設され、こ
のレバーピン60を支点として揺動運動可能にL
形をした第2レバー62が設けられる。L形をし
た第2レバー62の一方端には前記ローラ58の
直径と略同一寸法のローラ溝64が切削され、ロ
ーラ58を滑合する。また第2レバー62の他方
端は爪形状66となつている。さらにトランスフ
アースライド40に摺動孔68を設け、先端フイ
ンガー74を固定するフインガー杆75を摺動自
在に保持させる。このフインガー杆75には上下
方向でトランスフアースライド40に設けた通孔
86を通つて上方にまで突出するように挿通した
ピン76を設け、前記第2レバー62の摺動運動
で爪形状66とピン76を当接可能とさせる。図
の77はトランスフアープレス機械10でトラン
スフアーさせる部品を挟持するフインガーツール
で、フインガー74に着脱自在に取り付けられ
る。またフインガー74には案内棒78が取り付
けられ、トランスフアースライド40に設けた案
内孔79内を摺動自在に移動可能である。そして
案内棒外周でフインガー74とトランスフアース
ライド40との間に圧縮ばね80が装着され、フ
インガー74を常にトランスフアースライド40
から外方へ押圧し、対称位置にあるフインガーツ
ール(図示せず)と協動して部品を挟持する。フ
インガー杆75の上方には切り欠き82が削成さ
れ、トランスフアースライド40にボトル83で
固定したキー84が切り欠き82と当接可能とな
し、前記圧縮ばね80によるフインガー杆75の
抜け止めとする。
作 用 トランスフアープレス機械10の各加工ステー
シヨンでラム12の下降に伴いパンチとダイ(図
示せず)を用いて絞り加工が行われ、絞り加工後
の各部品はラム12の上昇に伴い夫々一対のフイ
ンガーツール77(一方しか図示せず)により圧
縮ばね80の力で挟持される。この状態からラム
12の動作を同期して回転する回転軸14よりト
ランスフアーカム42が回転され、この回転でト
ランスフアーカム42を挟むローラ48,48を
軸着するカムブロツク44から爪部41,43を
介してトランスフアースライド40が下台38上
を移動する。よつて部品は一対のフインガーツー
ル77に挟まれたまま次の隣にある加工ステーシ
ヨンまで運ばれる。このときトランスフアースラ
イド40の動きに合致させてロツド52も同様に
移動させる。つまりラム12の動作と同期して回
転する回転軸14はその下方でベベルギヤ16,
17を介してボトムシヤフト20を回転させ、そ
れに固着のドラムカム22を回転させる。このド
ラムカム22の回転でカム溝26に沿つてローラ
34は移動され、支軸30を支点として第1レバ
ー32は揺動し、その先端の円形突端36により
二股ホルダー70を移動させる。このため二股ホ
ルダー70を固定するロツド52はトランスフア
ースライド40の動きに合わせて移動するように
なしたカム溝26の形状により移動する。そして
部品が隣の加工ステーシヨンに移送され、トラン
スフアースライド40の動きを停止させると続い
てラム12を下降させ、それに伴い夫々の加工ス
テーシヨンでパンチとダイが絞り加工を始める。
このときさらに続いてラム12の動きと同期する
ドラムカム22の回転でカム溝26に沿つてロー
ラ34は移動され、支軸30を支点として第1レ
バー32は揺動し、円形突端36及び二股ホルダ
ー70を介してロツド52はトランスフアースラ
イド40上で支持ベアリングにより右方向(第2
図)へ移動される。このためロツド52に固定す
るホルダー54に取着したローラ58が移動する
ことになり、ローラ58が滑合するトランスフア
ースライド40上に植設されたレバーピン60を
支点として揺動可能な第2レバー62のローラ溝
64を介して第2レバー62を反時計方向に(第
2図)揺動させ、爪形状66がフインガー杆75
に挿通したピン76を押動する。よつてフインガ
ー杆75は摺動孔68に沿つて移動し、フインガ
ー杆75先端に固定するフインガー74は圧縮ば
ね80に抗しながらトランスフアースライド40
側に引き寄せられ、フインガー74に取り付けら
れたフインガーツール77は挟持する部品から離
される。この状態に続いてパンチとダイが絞り加
工を行つているときに回転軸14の回転トランス
フアーカム42が回転され、この回転でトランス
フアーカム42を挾むローラ48,48及びカム
ブロツク44から爪部41,43を介してトラン
スフアースライド40が左方向(第1図)へ移動
される。また同時に回転軸14の回転でベベルギ
ヤ16,17及びボトムシヤフト20を介してド
ラムカム22が回転され、この回転で支軸30を
支点として第1レバー32が揺動し、円形突端3
6により二股ホルダー70を介してロツド52を
トランスフアースライド40と同様に移動させ
る。このため一対のフインガー74及びフインガ
ーツール77は開いた状態のまま隣の加工ステー
シヨン(もとの加工ステーシヨン)へ戻ることに
なる。そしてフインガー74がもとの加工ステー
シヨンに戻ると(トランスフアースライド40が
停止すると)ラム12が上昇し、それに伴い夫々
の加工ステーシヨンでパンチとダイで絞り加工を
終えた部品をフインガーツール77で挟みつけ
る。つまりラム12の動きと同期して回転するド
ラムカム22の回転カム溝26に沿つてローラ3
4は移動され、支軸30を支点として第1レバー
32は揺動し、その先端の円形突端36により二
股ホルダー70を介してロツド52がトランスフ
アースライド40上で支持ベアリング50により
左方向(第2図)へ移動させられる。このためロ
ツド52に固定のホルダー54に取着したローラ
58が移動し、トランスフアースライド40上に
植設されたレバーピン60を支点として揺動可能
な第2レバー62はローラ58が滑合するローラ
溝64を介して時計方向に(第2図)揺動する。
このため圧縮ばね80によりフインガー74はト
ランスフアースライド40から離れる方向に押動
され、フインガー杆75が摺動孔68内を摺動し
てフインガー杆75に削成の切り欠き82がトラ
ンスフアースライド40に固定のキー84に当接
するまで移動する。そしてさらに第2レバー62
が揺動することで第2レバー62の爪形状66が
フインガー杆75に挿通したピン76から離れて
第2図に示す状態となる。このフインガーツール
77の移動によりラム12の上昇によりパンチと
ダイで絞り加工を終えた部品を一対のフインガー
ツール77で挟持する。以上の作用をくり返すこ
とでトランスフアープレス機械10の各加工ステ
ーシヨンで行う絞り加工位置にトランスフアース
ライド40のフインガー74は順に部品を移動す
ることができる。
考案の効果 本考案の装置により部品移送することで従来用
いたスプレツダーを使用することがなくなり、フ
インガーツールとスプレツダーとの接触をなくす
ことができる。このため接触により起こる騒音が
防止できる。されにフインガーを開閉させるため
の接触がなくなることで、フインガーツールの材
質は軟らかいものを使用することが可能となり、
部品を挾む部位にゴム、ウレタンのような材質を
選択することで加工部品への打痕を防ぐことも可
能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の駆動系統図、第2図
はトランスフアースライド部の拡大説明図、第3
図は同断面図、第4図はゲートタイミング線図、
第5図はトランスフアースライドタイミング線図
である。 12……ラム、14……回転軸、20……ボト
ムシヤフト、22……ドラムカム、26……カム
溝、32……第1レバー、40……トランスフア
ースライド、44……カムブロツク、50……支
持ベアリング、52……ロツド、54……ホルダ
ー、62……第2レバー、70……二股ホルダ
ー、75……フインガー杆、76……ピン、77
……フインガーツール、80……圧縮ばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の加工ステーシヨンを有して各加工ステー
    シヨンで行う加工のための部品移送をトランスフ
    アースライドのフインガーで行うトランスフアー
    プレス機械に於いて、トランスフアープレス機械
    の駆動源からラムの動きと同期して回転させるド
    ラムカムを設け、ドラムカムにより揺動運動をさ
    せられる第1レバーを取付け、トランスフアンー
    スライドの上面に設けた支持ベアリングで往復動
    可能に保持されるロツドを設置し、第1レバー端
    とロツドを係合させ、ロツドにホルダーを固定
    し、トランスフアースライドに設けたピンで揺動
    可能に保持させる第2レバーを設け、第2レバー
    の一方端とホルダーを係合させ、トランスフアー
    スライド内を摺動可能なフインガー杵を設け、フ
    インガー杵に固定のピンと第2レバーの他方端と
    係合可能に設け、フインガー杵先端に材料を保持
    させるフインガーツールを取付けるフインガーを
    固定し、フインガーとトランスフアースライドと
    の間に圧縮ばねを設け、トランスフアースライド
    の往復動に合わせてドラムカムから第1レバーを
    通じてロツドを往復動させることで第2レバーを
    揺動し、ピンを通してフインガー杵を圧縮ばねに
    抗して摺動させることでフインガーを強制的に開
    閉させることを特徴とするフインガー強制開閉式
    トランスフアー装置。
JP8876387U 1987-06-09 1987-06-09 Expired JPH0337799Y2 (ja)

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JP8876387U JPH0337799Y2 (ja) 1987-06-09 1987-06-09

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JP8876387U JPH0337799Y2 (ja) 1987-06-09 1987-06-09

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JPS63202432U JPS63202432U (ja) 1988-12-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06190Y2 (ja) * 1989-01-26 1994-01-05 旭精機工業株式会社 トランスフアプレス機のフインガ開閉装置

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JPS63202432U (ja) 1988-12-27

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