JP2767462B2 - トランスフアープレス機におけるチヤツクタイミング装置 - Google Patents

トランスフアープレス機におけるチヤツクタイミング装置

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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、加工部を複数備えてワークを順次加工し
ていくトランスフアープレス機において、加工部で加工
されたワークをトランスフアー装置で挟持して次工程の
加工へ移送する際、プレス機のクランク軸の回転に対応
させてノツクアウトピンを突出させ、加工されたワーク
を移動させてトランスフアー装置の移送挟持位置に配置
させるチヤツクタイミング装置に関する。
<従来の技術とその課題> 従来、トランスフアープレス機のチヤツクタイミング
装置において、加工されたワークをノツクアウトピンに
より所定の移送挟持位置まで移動させる機構のものとし
ては、特開昭63−5830号公報に記載されているものが知
られている。
この装置は、各加工部の下部にそれぞれノツクアウト
ピンが配設され、各ノツクアウトピンの下部にそれぞれ
略円盤状のカムが当接され、各円盤状のカムが一本の支
持軸の外周に固定され、この支持軸の元部にプレス機の
クランク軸の回転運動を伝達する転動装置が連結されて
構成されている。
そして、この装置の作動時には、クランク軸の回転運
動が転動装置を経て支持軸に伝達されて、各カムが支持
軸の回転に伴なつて回転され、ワークが加工される度毎
に、各ノツクアウトピンが各カムにより所定のタイミン
グで所定の高さ上昇されて、各ワークが各ノツクアウト
ピンによりトランスフアー装置の移送挟持位置まで移動
されている。
しかし、従来の装置では、各ノツクアウトピンに対応
してそれぞれ略円盤状のカムが支持軸に配設される構成
であり、構成部品点数が多くなるとともに、略円盤状の
カムを加工する際には、ノツクアウトピンの上下動の軌
跡を周面全周に加工する手間がかかることから、専用の
カム機で加工しなければならず、加工工数と加工費とを
上昇させていた。
この発明は、上述の課題を解決するものであり、構成
部品点数を低減させるとともに、容易に製造できて製造
コストを低減させることができるトランスフアープレス
機におけるチヤツクタイミング装置を提供することを目
的とする。
<課題を解決するための手段> この発明に係るチヤツクタイミング装置は、加工部を
複数備えてワークを順次加工していくトランスフアープ
レス機において、前記加工部で加工されたワークをトラ
ンスフアー装置で挟持して次工程の加工へ移送する際、
プレス機のクランク軸の回転に対応させてノツクアウト
ピンを突出させ、加工された前記ワークを移動させて前
記トランスフアー装置の移送挟持位置に配置させるチヤ
ツクタイミング装置であつて、 前記プレス機の側部に、前記クランク軸の回転運動を
水平往復移動に変換する転動装置が配設され、 該転動装置の水平往復移動部に、水平方向に移動可能
に保持された直動カムが連結され、 該直動カムが、前記各ノツクアウトピンの元部に配置
されるように水平方向に延びるとともに、前記ノツクア
ウトピン側の面に、前記各ノツクアウトピンの元部に当
接して直動カムの水平方向への移動時に前記各ノツクア
ウトピンを所定のタイミングで所定距離突出させる凸部
を備えていることを特徴とする。
<発明の作用・効果> この発明に係るチヤツクタイミング装置では、クラン
ク軸の回転運動が転動装置の水平往復移動体を経て直動
カムに伝達され、直動カムが水平往復移動部の移動に伴
なつて水平方向に往復移動され、ワークが加工される度
毎に、各ノツクアウトピンが直動カムの凸部により所定
のタイミングで所定の距離突出され、各ワークが各ノツ
クアウトピンによりトランスフアー装置の移送挟持位置
まで移動される。
そして、この発明に係るチヤツクタイミング装置で
は、各ノツクアウトピンを突出させるカムを直動カムと
しており、その各ノツクアウトピンを突出させる凸部を
所定数まとめて一体的に形成することができることか
ら、構成部品点数を低減することができ、さらに、その
各凸部は、従来の略円盤状のカムと相違して、直動カム
の水平往復移動に対応して形成すれば良いことから、専
用のカム機でなくとも研削盤等で加工でき、その加工工
数及び加工費を低減することができる。
したがつて、この発明に係るチヤツクタイミング装置
では、構成部品点数を低減させるとともに、容易に製造
できて製造コストを低減させることができる。
<実施例> 以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1〜3図に示す実施例のチヤツクタイミング装置
は、転動装置1と直動カム2とから構成されている。
転動装置1は、プレス機の側部において、図示しない
クランク軸に対して傘歯車等を介して回転運動が伝達さ
れている縦軸3の下部に配設されている。転動装置1
は、第1・2図に示すように、縦軸3に固定される偏心
カム11と、偏心カム11の外周面に内周面を摺接させてい
る連結板12と、連結板12の先端に軸着されて平面視をL
字形とするリンク13と、から構成されている。連結板12
は、偏心カム11の下部外周に形成されたフランジ部11a
に支持されており、また、リンク13は、プレス機のトラ
ンスフアーユニツト4に別途固定されて上下方向に配置
される縦軸14に対して、回動可能に保持されている。
この転動装置1では、縦軸3の回転に伴なって偏心カ
ム11が回転すると、連結板12を介して、リンク13におけ
る連結板12との連結部位と反対側の端部13aが水平方向
の前後に往復移動することとなり、そして、リンク13の
端部13aが水平往復移動部となる。この水平往復移動部1
3aには、後述する直動カム2後端に形成される凹部23a
内に配置されるカムフオロア13bが配設されている。
直動カム2は、水平方向に延びる本体21と、本体21に
接続固定されるとともに水平往復移動部13aに接続され
る連結杆部23と、から構成されている。
連結杆部23は、中間部位でトランスフアーユニツト4
に対して水平方向に摺動可能に保持されており、後端部
には、リンク13における水平往復移動部13aのカムフオ
ロア13bを配置させる凹部23aを備えている。
本体21は、トランスフアーユニツト4の前後方向に延
びる空間に水平方向に配置され、長手方向の下面の所定
位置と先端とにおいてトランスフアーユニツト4に対し
て摺動可能に保持されている。そして、この本体21の上
面には、各ノツクアウトピン9の下部付近において、そ
れぞれのノツクアウトピン9を所定のタイミングで所定
距離上昇させるために、所定形状の凸部22が形成されて
いる。ちなみに、各ノツクアウトピン9は、直動カム2
が後方へ移動した際に各凸部22により押し上げられ、そ
して、ワークWの加工工程に対応して各凸部22の形状が
設定されており、それぞれ上昇するタイミングと距離と
が異なつている。
また、各ノツクアウトピン9は、ダイ6及びダイホル
ダ8の各挿通孔16に上下動可能に配設されるとともに、
下部のフランジ部9aとダイホルダ8との間に圧縮コイル
ばね10が配設され、常時下方へ付勢されている。さら
に、各ノツクアウトピン9の下部には、それぞれ直動カ
ム2に当接するカムフオロア9bが配設されている。
そして、各ノツクアウトピン9の配設部位の上部に
は、上下動する図示しないスライドに固定されたポンチ
5と、ダイホルダ8に固定されたダイ6と、から構成さ
れるワークWの加工部Xが配置されている。なお、ダイ
ホルダ8は、別途図示しないボルスタに固定されてい
る。
また、各ノツクアウトピン9に押し上げられたワーク
Wを挟持するトランスフアー装置は、第3図に示すよう
に、ダイホルダ8上方で、直動カム2と平行に配置さ
れ、相互に平行に対向する二本のフイードバー7・7か
ら構成され、各フイードバー7・7には、所定位置にワ
ークWを挟持するために、図示しないばね手段を配設さ
せたフインガ7a・7aが配置されている。これらのフイー
ドバー7・7は、その元部側において、縦軸3に対して
所定のカム等を利用した図示しない転動装置により、所
定時に前後方向に水平移動することとなる。
実施例のチヤツクタイミング装置の作動態様について
述べると、プレス機の図示しないクランク軸の回転によ
り縦軸3が回転すると、縦軸3に固定されている転動装
置1の偏心カム11が回転する。すると、偏心カム11の回
転により、連結板12を介してリンク13の水平往復移動部
13aが往復移動し、直動カム2がその水平往復移動部13a
の移動に伴なつて水平方向の前後に往復移動する。そし
て、直動カム2が後方へ移動すると、その本体2上面に
形成されている各凸部22により、各ノツクアウトピン9
がそれぞれ所定のタイミングで所定距離上昇する。
その際、各加工部Xにおいては、ワークWがポンチ5
の下降により加工されて各ノツクアウトピン9上方に落
下しており、各ワークWは、各ノツクアウトピン9の上
昇によりフイードバー7・7における所定のフインガ7a
・7a間の移送挟持位置Hまで押し上げられ、フインガ7a
間に挟持されることとなる。
その後、縦軸3の回転により、転動装置1を介して直
動カム2が前進し、各ノツクアウトピン9が下降すると
ともに、図示しない転動装置により、フイードバー7・
7が、各ワークWをフインガ7a・7aで挟持した状態で次
工程の加工位置に移送することとなる。
そして、この実施例のチヤツクタイミング装置では、
各ノツクアウトピン9を上昇させるカムを直動カム2と
しており、その各ノツクアウトピン9を上昇させる凸部
22を本体21に一体的に形成することができることから、
構成部品点数を低減することができ、さらに、その各凸
部22は、従来の略円盤状のカムと相違して、直動カム2
の水平往復移動に対応して形成すれば良いことから、専
用のカム機でなくとも研削盤等で加工でき、その加工工
数及び加工費を低減することができ、既述の発明の作用
・効果の欄で述べたと同様の効果を奏する。
なお、実施例では、直動カム2を水平方向に往復移動
させる転動装置1として、回転する縦軸3に固定される
偏心カム11と、この偏心カム11の周囲に配設される連結
板12と、連結板12の先端に連結されるとともに縦軸14に
回動可能に保持されるリンク13と、から構成するものを
示した。しかし、この転動装置1は、直動カム2に常時
後方へ付勢されるように所定のばね手段を設けるととも
に直動カム2を後方へ延長させ、その延長部位を偏心カ
ム11に直接当接させるように構成しても良く、他に回転
運動を往復直線運動に変換する公知の種々の機構が応用
できる。ちなみに、実施例のように、回動可能なリンク
13を利用した場合には、所謂「てこ」の作用で、偏心カ
ム11の偏心量が大きくなくても、直動カム2の移動距離
を大きくすることができ、転動装置1をコンパクトにす
ることが可能となる。
また、実施例では、直動カム2における本体21の各凸
部22を全て本体21と一体的に形成するものを示したが、
各ノツクアウトピン9における上昇のタイミングや上昇
距離の変更を考慮し、所定個ずつまとめて、本体21に対
して取り替え可能に構成しても良い。
さらに、実施例では、各ノツクアウトピン9がワーク
Wを上方へ押し上げるものを示したが、加工後に各ワー
クを下方へ移動させるような場合には、図示しないプレ
ス機のスライダ側に本発明の装置を配設し、各ノツクア
ウトピンを下方へ突出させるように構成しても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例を示す概略縦断面図、 第2図は、同実施例の転動装置を示す平面図、 第3図は、第1図のIII−III部位を示す部分断面図であ
る。 1……転動装置、 2……直動カム、 7……(トランスフアー装置)フイードバー、 9……ノツクアウトピン、 H……移送挟持位置、 W……ワーク、 X……加工部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加工部を複数備えてワークを順次加工して
    いくトランスフアープレス機において、前記加工部で加
    工されたワークをトランスフアー装置で挟持して次工程
    の加工へ移送する際、プレス機のクランク軸の回転に対
    応させてノツクアウトピンを突出させ、加工された前記
    ワークを移動させて前記トランスフアー装置の移送挟持
    位置に配置させるチヤツクタイミング装置であつて、 前記プレス機の側部に、前記クランク軸の回転運動を水
    平往復移動に変換する転動装置が配設され、 該転動装置の水平往復移動部に、水平方向に移動可能に
    保持された直動カムが連結され、 該直動カムが、前記各ノツクアウトピンの元部に配置さ
    れるように水平方向に延びるとともに、前記ノツクアウ
    トピン側の面に、前記各ノツクアウトピンの元部に当接
    して直動カムの水平方向への移動時に前記各ノツクアウ
    トピンを所定のタイミングで所定距離突出させる凸部を
    備えていることを特徴とするトランスフアープレス機に
    おけるチヤツクタイミング装置。
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