JPH0530826Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0530826Y2 JPH0530826Y2 JP1987154571U JP15457187U JPH0530826Y2 JP H0530826 Y2 JPH0530826 Y2 JP H0530826Y2 JP 1987154571 U JP1987154571 U JP 1987154571U JP 15457187 U JP15457187 U JP 15457187U JP H0530826 Y2 JPH0530826 Y2 JP H0530826Y2
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- forging
- knockout pin
- heading
- cam member
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- Expired - Lifetime
Links
- 238000005242 forging Methods 0.000 claims description 94
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 claims description 19
- RRLHMJHRFMHVNM-BQVXCWBNSA-N [(2s,3r,6r)-6-[5-[5-hydroxy-3-(4-hydroxyphenyl)-4-oxochromen-7-yl]oxypentoxy]-2-methyl-3,6-dihydro-2h-pyran-3-yl] acetate Chemical compound C1=C[C@@H](OC(C)=O)[C@H](C)O[C@H]1OCCCCCOC1=CC(O)=C2C(=O)C(C=3C=CC(O)=CC=3)=COC2=C1 RRLHMJHRFMHVNM-BQVXCWBNSA-N 0.000 claims description 14
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 12
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 3
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 8
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Forging (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、機台の所定位置に配設された圧造ダ
イと、これに対向するように配設されて前後動さ
れる圧造パンチとによりブランクを圧造加工して
所定形状の製品を成形するようにした圧造成形機
において、上記圧造パンチにより圧造ダイ内に打
込まれたブランクを該圧造ダイより排出させるた
めのノツクアウト用ピン手段の前後位置およびそ
の前後動ストロークを調整するようにした装置に
関する。
イと、これに対向するように配設されて前後動さ
れる圧造パンチとによりブランクを圧造加工して
所定形状の製品を成形するようにした圧造成形機
において、上記圧造パンチにより圧造ダイ内に打
込まれたブランクを該圧造ダイより排出させるた
めのノツクアウト用ピン手段の前後位置およびそ
の前後動ストロークを調整するようにした装置に
関する。
(従来の技術)
一般に圧造成形機においては、供給されたブラ
ンクを、ラムの前面に装備され且つ該ラムにより
進退動される圧造パンチにより、該圧造パンチと
対向するように機台の所定位置に配設された圧造
ダイ内に打込んで圧造加工することにより、ボル
トやナツト等の各種形状の製品を成形するように
なつている。
ンクを、ラムの前面に装備され且つ該ラムにより
進退動される圧造パンチにより、該圧造パンチと
対向するように機台の所定位置に配設された圧造
ダイ内に打込んで圧造加工することにより、ボル
トやナツト等の各種形状の製品を成形するように
なつている。
また、上記圧造ダイ内には圧造パンチにより打
込まれたブランクを該圧造ダイより排出させるた
めのノツクアウトピンが内挿されており、このノ
ツクアウトピンを所定のタイミング、即ち、上記
圧造パンチの進退動作に同期させて前後動させる
ことにより、その先端部で圧造ダイ内に打込まれ
たブランクを押し出して該圧造ダイより排出させ
るように構成されている。
込まれたブランクを該圧造ダイより排出させるた
めのノツクアウトピンが内挿されており、このノ
ツクアウトピンを所定のタイミング、即ち、上記
圧造パンチの進退動作に同期させて前後動させる
ことにより、その先端部で圧造ダイ内に打込まれ
たブランクを押し出して該圧造ダイより排出させ
るように構成されている。
(考案が解決しようとする問題点)
ところで、この種の圧造成形機により形状の異
なつた各種製品、例えば頭部形状および軸径が同
じでありながら首下寸法の異なるボルト等を成形
したいという要求があるが、その場合に、次のよ
うな問題が発生することが考えられる。
なつた各種製品、例えば頭部形状および軸径が同
じでありながら首下寸法の異なるボルト等を成形
したいという要求があるが、その場合に、次のよ
うな問題が発生することが考えられる。
例えば、第8図に示すように、圧造ダイ10
0とこれに対向する圧造パンチ(図示せず)とに
より軸長L1を持つたボルトB1を成形した後、該
ボルトB1を、機台101内に前後動自在に通挿
されたノツクアウトピン102の先端部により突
き出して圧造ダイ100より排出させるのである
が、この場合、機台101の後部に支軸103を
中心として揺動自在に支持され且つ例えば駆動レ
バー104により所定範囲内で揺動されるノツカ
ーアーム105の先端部に固設されたノツカー1
06により、上記ノツクアウトピン102をボル
トB1の軸長L1と同じストロークS1分だけ前動さ
せて該ボルトB1を圧造ダイ100より排出させ
るようになつている。そして、第8図に示すよ
うに、同一の圧造成形機により上記ボルトB1を
基準として、頭部形状が同じであつて軸長L2、
即ち、首下長さが短くされた短軸ボルトB2を成
形する場合には、ノツクアウトピン102を軸長
L2に合わせて前進させると共に、該ボルトB2を
圧造ダイ100より排出させるために、上記ノツ
クアウトピン102の前後ストロークS2をボルト
B2の軸長L2に合せる必要がある。即ち、上記ノ
ツカーアーム105の揺動範囲を変化させる必要
があつた。また、第8図に示すように、上記ボ
ルトB1を基準として軸長L3、即ち、首下長さが
長くされた長軸ボルトB3を成形する場合には、
ノツクアウトピン102を軸長L3に合わせて後
退させると共に、該ボルトB3を圧造第100よ
り排出させるために、上記と同様にノツクアウト
ピン102の前後ストロークS3をボルトB3の軸
長L3に合致させる必要があつた。即ち、この場
合にも、上記ノツカーアーム105の揺動範囲を
変化させる必要があつた。このように上記ボルト
B1を基準として、短軸ボルトB2あるいは長軸ボ
ルトB3を一台の圧造成形機で成形しようとすれ
ば、いずれの場合においても、ノツクアウトピン
102の前後位置およびその前後動ストローク、
即ち、上記ノツカーアーム105の揺動範囲を成
形しようとするボルトB2,B3の軸長L2,L3に合
せて可変調整する必要があつた。
0とこれに対向する圧造パンチ(図示せず)とに
より軸長L1を持つたボルトB1を成形した後、該
ボルトB1を、機台101内に前後動自在に通挿
されたノツクアウトピン102の先端部により突
き出して圧造ダイ100より排出させるのである
が、この場合、機台101の後部に支軸103を
中心として揺動自在に支持され且つ例えば駆動レ
バー104により所定範囲内で揺動されるノツカ
ーアーム105の先端部に固設されたノツカー1
06により、上記ノツクアウトピン102をボル
トB1の軸長L1と同じストロークS1分だけ前動さ
せて該ボルトB1を圧造ダイ100より排出させ
るようになつている。そして、第8図に示すよ
うに、同一の圧造成形機により上記ボルトB1を
基準として、頭部形状が同じであつて軸長L2、
即ち、首下長さが短くされた短軸ボルトB2を成
形する場合には、ノツクアウトピン102を軸長
L2に合わせて前進させると共に、該ボルトB2を
圧造ダイ100より排出させるために、上記ノツ
クアウトピン102の前後ストロークS2をボルト
B2の軸長L2に合せる必要がある。即ち、上記ノ
ツカーアーム105の揺動範囲を変化させる必要
があつた。また、第8図に示すように、上記ボ
ルトB1を基準として軸長L3、即ち、首下長さが
長くされた長軸ボルトB3を成形する場合には、
ノツクアウトピン102を軸長L3に合わせて後
退させると共に、該ボルトB3を圧造第100よ
り排出させるために、上記と同様にノツクアウト
ピン102の前後ストロークS3をボルトB3の軸
長L3に合致させる必要があつた。即ち、この場
合にも、上記ノツカーアーム105の揺動範囲を
変化させる必要があつた。このように上記ボルト
B1を基準として、短軸ボルトB2あるいは長軸ボ
ルトB3を一台の圧造成形機で成形しようとすれ
ば、いずれの場合においても、ノツクアウトピン
102の前後位置およびその前後動ストローク、
即ち、上記ノツカーアーム105の揺動範囲を成
形しようとするボルトB2,B3の軸長L2,L3に合
せて可変調整する必要があつた。
然し乍ら、上記ノツカーアーム105は、第8
図に示すように、連結ピン107を介して駆動
レバー104に連結されてその揺動範囲が予め一
定に設定されており、その為、該ノツカーアーム
105の揺動範囲を変化させようとすれば、該ア
ーム105に対する上記連結ピン107の取付け
状態、即ち、上記支軸103の軸心より連結ピン
107の取付位置までの距離を変更する等の面倒
な作業が必要となつていた。
図に示すように、連結ピン107を介して駆動
レバー104に連結されてその揺動範囲が予め一
定に設定されており、その為、該ノツカーアーム
105の揺動範囲を変化させようとすれば、該ア
ーム105に対する上記連結ピン107の取付け
状態、即ち、上記支軸103の軸心より連結ピン
107の取付位置までの距離を変更する等の面倒
な作業が必要となつていた。
これに対処して、例えば実開昭61−185537号公
報によれば、上記と同様構成とされたノツカーア
ームと同軸に揺動レバーを取付けると共に、この
揺動レバーとこれを揺動させるためのクランク軸
との連結位置を可変調整して該揺動レバーの揺動
量を変化させることにより、該揺動レバーと同軸
に取付けられた上記ノツカーアームの揺動量を容
易に可変調整するようにしたものがある。これに
よれば、同一の圧造成形機により、例えば軸長の
異なるボルト等を成形する場合における上記ノツ
カーアームによるノツクアウトピンの前後ストロ
ーク調整を容易に取り行えるようになつている。
報によれば、上記と同様構成とされたノツカーア
ームと同軸に揺動レバーを取付けると共に、この
揺動レバーとこれを揺動させるためのクランク軸
との連結位置を可変調整して該揺動レバーの揺動
量を変化させることにより、該揺動レバーと同軸
に取付けられた上記ノツカーアームの揺動量を容
易に可変調整するようにしたものがある。これに
よれば、同一の圧造成形機により、例えば軸長の
異なるボルト等を成形する場合における上記ノツ
カーアームによるノツクアウトピンの前後ストロ
ーク調整を容易に取り行えるようになつている。
ところで、例えば複数の圧造パンチと、これら
各圧造パンチに対向するように配設された複数の
圧造ダイとの間でブランクを順次段階的に圧造加
工するようにした圧造成形機、所謂、多段式圧造
成形機により所望形状の製品を成形する場合に、
例えばブランクが、一対の圧造パンチと圧造ダイ
とにより構成される各圧造ステーシヨンごとに順
次その長さ(換言すれば圧造パンチによる圧造ダ
イ内へのブランクの据込み量)が変化するような
製品を成形する場合がある。この場合には、当然
のこと乍ら、個々の圧造ステーシヨンにおける圧
造ダイよりブランクを排出させるためのノツクア
ウトピンのストロークが夫々の圧造ステーシヨン
で異なることになるのであるが、このような多段
式圧造成形機に上記従来例を使用した場合には、
ノツクアウトピンのストロークを可変調整するこ
とは可能であるけれども、これによれば、一律に
全ての圧造ステーシヨンにおけるノツクアウトピ
ンのストロークが変化してしまうことになつて、
上記のごとく各圧造ステーシヨンごとにおいて
個々にノツクアウトピンの前後ストロークが異な
る多段式圧造成形機には不向きであつた。
各圧造パンチに対向するように配設された複数の
圧造ダイとの間でブランクを順次段階的に圧造加
工するようにした圧造成形機、所謂、多段式圧造
成形機により所望形状の製品を成形する場合に、
例えばブランクが、一対の圧造パンチと圧造ダイ
とにより構成される各圧造ステーシヨンごとに順
次その長さ(換言すれば圧造パンチによる圧造ダ
イ内へのブランクの据込み量)が変化するような
製品を成形する場合がある。この場合には、当然
のこと乍ら、個々の圧造ステーシヨンにおける圧
造ダイよりブランクを排出させるためのノツクア
ウトピンのストロークが夫々の圧造ステーシヨン
で異なることになるのであるが、このような多段
式圧造成形機に上記従来例を使用した場合には、
ノツクアウトピンのストロークを可変調整するこ
とは可能であるけれども、これによれば、一律に
全ての圧造ステーシヨンにおけるノツクアウトピ
ンのストロークが変化してしまうことになつて、
上記のごとく各圧造ステーシヨンごとにおいて
個々にノツクアウトピンの前後ストロークが異な
る多段式圧造成形機には不向きであつた。
そこで本考案は、一対の圧造パンチと圧造ダイ
とによりブランクを加工する圧造成形機はもとよ
り、複数の圧造パンチとこれら各圧造パンチに対
向するように配設された複数の圧造ダイとにより
順次段階的にブランクを加工するようにした多段
式圧造成形機のいずれの形式の圧造成形機にあつ
ても、圧造成形機の形式に左右されることなく圧
造しようとする製品形状に対応させてノツクアウ
トピンの前後位置およびその前後動ストロークの
調整を容易且つ迅速に行い得るようにすることを
目的とする。
とによりブランクを加工する圧造成形機はもとよ
り、複数の圧造パンチとこれら各圧造パンチに対
向するように配設された複数の圧造ダイとにより
順次段階的にブランクを加工するようにした多段
式圧造成形機のいずれの形式の圧造成形機にあつ
ても、圧造成形機の形式に左右されることなく圧
造しようとする製品形状に対応させてノツクアウ
トピンの前後位置およびその前後動ストロークの
調整を容易且つ迅速に行い得るようにすることを
目的とする。
(問題点を解決するための手段)
上記の目的を達成するために本考案は次のよう
に構成したことを特徴とする。
に構成したことを特徴とする。
即ち、機台の所定位置に配設された圧造ダイ
と、該圧造ダイと対向するように配設されてラム
により進退動される圧造パンチと、該圧造パンチ
により圧造ダイ内に打込まれたブランクを外部に
排出させるノツクアウト用ピン手段と、該ノツク
アウト用ピン手段の前後位置を調整する前後位置
調整手段とを有する圧造成形機において、上記ノ
ツクアウト用ピン手段を、圧造ダイ内に先端部が
挿通され且つ該圧造ダイの軸線方向に前後動自在
とされたノツクアウトピンと、上記機台の後方よ
り挿通されて先端部が中間部材を介してノツクア
ウトピンの後端部に当接する押動ロツドとから構
成すると共に、上記前後位置調整手段が、上記機
台の後方より該機台に螺合され、且つ軸芯部に上
記押動ロツドが前後動自在に挿通されて上記中間
部材を介して先端部がノツクアウトピンの後端部
に当接するネジスリーブと、該ネジスリーブを回
転させて前後動させる駆動手段とを有し、且つ上
記ラムの進退動に連動して所定の範囲内で揺動さ
れる揺動レバーと、該揺動レバーに移動可能に取
付けられたカム部材と、該カム部材に一端が当接
し且つ他端が上記押動ロツドの後端部に当接して
上記揺動レバーの揺動時にカム部材により揺動さ
れて押動ロツドを介して上記ノツクアウトピンを
前後動させるノツカーアームと、上記揺動レバー
に対するカム部材の取付け状態を変化させて該揺
動レバーの揺動によるカム部材のリフト量を変化
させることにより、上記ノツカーアームによる押
動ロツドの前後動ストロークを変化させるストロ
ーク調整手段とを設けたことを特徴とする。
と、該圧造ダイと対向するように配設されてラム
により進退動される圧造パンチと、該圧造パンチ
により圧造ダイ内に打込まれたブランクを外部に
排出させるノツクアウト用ピン手段と、該ノツク
アウト用ピン手段の前後位置を調整する前後位置
調整手段とを有する圧造成形機において、上記ノ
ツクアウト用ピン手段を、圧造ダイ内に先端部が
挿通され且つ該圧造ダイの軸線方向に前後動自在
とされたノツクアウトピンと、上記機台の後方よ
り挿通されて先端部が中間部材を介してノツクア
ウトピンの後端部に当接する押動ロツドとから構
成すると共に、上記前後位置調整手段が、上記機
台の後方より該機台に螺合され、且つ軸芯部に上
記押動ロツドが前後動自在に挿通されて上記中間
部材を介して先端部がノツクアウトピンの後端部
に当接するネジスリーブと、該ネジスリーブを回
転させて前後動させる駆動手段とを有し、且つ上
記ラムの進退動に連動して所定の範囲内で揺動さ
れる揺動レバーと、該揺動レバーに移動可能に取
付けられたカム部材と、該カム部材に一端が当接
し且つ他端が上記押動ロツドの後端部に当接して
上記揺動レバーの揺動時にカム部材により揺動さ
れて押動ロツドを介して上記ノツクアウトピンを
前後動させるノツカーアームと、上記揺動レバー
に対するカム部材の取付け状態を変化させて該揺
動レバーの揺動によるカム部材のリフト量を変化
させることにより、上記ノツカーアームによる押
動ロツドの前後動ストロークを変化させるストロ
ーク調整手段とを設けたことを特徴とする。
また、上記ストローク調整手段を、揺動レバー
に移動可能に取付けられたカム部材の下端にリン
ク部材を介して連結されたネジ軸と、このネジ軸
に螺合され、且つ揺動レバーの所定位置に回転自
在に止着されると共に、一端に駆動ギヤが固設さ
れたナツト部材とで構成すると共に、上記駆動ギ
ヤに対して噛合可能とされたギヤを回転させる駆
動用モータを設けたことを特徴とする。
に移動可能に取付けられたカム部材の下端にリン
ク部材を介して連結されたネジ軸と、このネジ軸
に螺合され、且つ揺動レバーの所定位置に回転自
在に止着されると共に、一端に駆動ギヤが固設さ
れたナツト部材とで構成すると共に、上記駆動ギ
ヤに対して噛合可能とされたギヤを回転させる駆
動用モータを設けたことを特徴とする。
(作用)
上記の構成によれば、揺動レバーに支持された
カム部材に一端が当接し且つ他端がノツクアウト
用ピン手段における押動ロツドの後端部に当接す
るノツカーアームが、上記揺動レバーの揺動時に
カム部材により揺動されることになる。従つて、
該ノツカーアームの他端が当接された押動ロツド
が前動されることになり、これに伴つて、中間部
材および圧造ダイ内に先端部が挿通されたノツク
アウトピンが前動されることになつて、圧造パン
チにより圧造ダイ内に打込まれたブランクが該圧
造ダイより排出されることになる。
カム部材に一端が当接し且つ他端がノツクアウト
用ピン手段における押動ロツドの後端部に当接す
るノツカーアームが、上記揺動レバーの揺動時に
カム部材により揺動されることになる。従つて、
該ノツカーアームの他端が当接された押動ロツド
が前動されることになり、これに伴つて、中間部
材および圧造ダイ内に先端部が挿通されたノツク
アウトピンが前動されることになつて、圧造パン
チにより圧造ダイ内に打込まれたブランクが該圧
造ダイより排出されることになる。
そして、例えば軸長の異なる製品を圧造する場
合には、まず、駆動手段により、ネジスリーブを
回転させて前後動させることにより、該ネジスリ
ーブの先端部に中間部材を介して後端部が当接す
るノツクアウトピンが前後に移動されて、その先
端位置が圧造しようとする製品の軸長に応じて調
整されると共に、ストローク調整手段により揺動
レバーに対するカム部材の取付け状態を変化させ
ることにより、該揺動レバーの揺動によるカム部
材にリフト量が変化することになり、これによ
り、該カム部材に一端が当接された上記ノツカー
アームの揺動範囲が変化することになつて、上記
押動ロツドの前後動ストロークが成形しようとす
る製品の長短に合わせて可変調整されることにな
る。その結果、一台の圧造成形機により例えば軸
長の異なつたボルト等を成形する場合における上
記押動ロツドおよびノツクアウトピンの前後動ス
トロークの調整を、上記揺動レバーに対するカム
部材の取付け状態を変化させることのみで行える
ことになつて、その調整作業を容易且つ迅速に行
い得ることになる。
合には、まず、駆動手段により、ネジスリーブを
回転させて前後動させることにより、該ネジスリ
ーブの先端部に中間部材を介して後端部が当接す
るノツクアウトピンが前後に移動されて、その先
端位置が圧造しようとする製品の軸長に応じて調
整されると共に、ストローク調整手段により揺動
レバーに対するカム部材の取付け状態を変化させ
ることにより、該揺動レバーの揺動によるカム部
材にリフト量が変化することになり、これによ
り、該カム部材に一端が当接された上記ノツカー
アームの揺動範囲が変化することになつて、上記
押動ロツドの前後動ストロークが成形しようとす
る製品の長短に合わせて可変調整されることにな
る。その結果、一台の圧造成形機により例えば軸
長の異なつたボルト等を成形する場合における上
記押動ロツドおよびノツクアウトピンの前後動ス
トロークの調整を、上記揺動レバーに対するカム
部材の取付け状態を変化させることのみで行える
ことになつて、その調整作業を容易且つ迅速に行
い得ることになる。
また、本考案のノツクアウト調整装置を、複数
の圧造パンチとこれら各圧造パンチと対抗するよ
うに機台の所定位置に配設された複数の圧造ダイ
とにより順次段階的に圧造加工するようにした多
段式圧造成形機に適用する場合には、一対の圧造
パンチと圧造ダイとにより構成される各圧造ステ
ーシヨンごとに本考案のノツクアウト調整装置を
設けることにより、各圧造ステーシヨンにおける
圧造ダイ内に先端部が通挿された上記ノツクアウ
トピンの先端位置ならびに押動ロツドの前後動ス
トロークを個々に可変調整することが可能とな
る。
の圧造パンチとこれら各圧造パンチと対抗するよ
うに機台の所定位置に配設された複数の圧造ダイ
とにより順次段階的に圧造加工するようにした多
段式圧造成形機に適用する場合には、一対の圧造
パンチと圧造ダイとにより構成される各圧造ステ
ーシヨンごとに本考案のノツクアウト調整装置を
設けることにより、各圧造ステーシヨンにおける
圧造ダイ内に先端部が通挿された上記ノツクアウ
トピンの先端位置ならびに押動ロツドの前後動ス
トロークを個々に可変調整することが可能とな
る。
また、上記ストローク調整手段を、揺動レバー
に移動可能に取付けられたカム部材の下端にリン
ク部材を介して連結されたネジ軸と、このネジ軸
に螺合され、且つ揺動レバーの所定位置に回転自
在に止着されると共に、一端に駆動ギヤが固設さ
れたナツト部材とで構成し、更に、上記駆動ギヤ
に対して噛合可能とされたギヤを回転させる駆動
用モータを設けた場合には、ストローク調整手段
を構成する駆動ギヤにギヤを噛合させた状態で該
ギヤを上記駆動用モータにより回転させることに
より、上記揺動レバーに対するカム部材の取付状
態が変化することになつて、上記押動ロツドおよ
びノツクアウトピンの前後動ストロークの調整を
手作業に頼ることなく、上記駆動用モータを介し
て迅速に行い得ることになつて、その調整作業の
作業性が一段と向上することになる。
に移動可能に取付けられたカム部材の下端にリン
ク部材を介して連結されたネジ軸と、このネジ軸
に螺合され、且つ揺動レバーの所定位置に回転自
在に止着されると共に、一端に駆動ギヤが固設さ
れたナツト部材とで構成し、更に、上記駆動ギヤ
に対して噛合可能とされたギヤを回転させる駆動
用モータを設けた場合には、ストローク調整手段
を構成する駆動ギヤにギヤを噛合させた状態で該
ギヤを上記駆動用モータにより回転させることに
より、上記揺動レバーに対するカム部材の取付状
態が変化することになつて、上記押動ロツドおよ
びノツクアウトピンの前後動ストロークの調整を
手作業に頼ることなく、上記駆動用モータを介し
て迅速に行い得ることになつて、その調整作業の
作業性が一段と向上することになる。
(実施例)
次に、本考案の具体的な実施例を図面に基づい
て説明する。
て説明する。
第1図は、本考案に係る圧造成形機におけるノ
ツクアウト調整装置が装備された圧造成形機の一
実施例として示す多段式圧造成形機の概略平面図
であり、第2、第3図は夫々の第1図−およ
び−切断線よりみた拡大断面図である。
ツクアウト調整装置が装備された圧造成形機の一
実施例として示す多段式圧造成形機の概略平面図
であり、第2、第3図は夫々の第1図−およ
び−切断線よりみた拡大断面図である。
第1図に示すように、本実施例の多段式圧造成
形機1における機台2の所定位置にはダイブロツ
ク3が配設されており、該ダイブロツク3には粗
から精にいたる複数個の圧造ダイ4……4(第2
図参照)が一定間隔に並設されている。また、上
記ダイブロツク3の前方における機台2に装備さ
れたラム5の前面には、上記圧造ダイ4……4と
同数個の圧造パンチ6……6(図例では4個)が
各圧造ダイ4……4と夫々対向するように保持さ
れていると共に、該ラム5の後端部が、当該圧造
成形機1の駆動用モータ7により回転されるフラ
イホイール8を軸端に固設されたクランク軸9と
一体のクランクアーム9aに連結ロツド10を介
して連結されている。これにより、該ラム5がク
ランク軸9の回転に伴つて上記ダイブロツク3に
向かつて前後動することになつて、該ラム5の前
面に装備された各圧造パンチ6が、これに対抗す
るように配設された上記各圧造ダイ4に向かつて
進退動されるようになつている。
形機1における機台2の所定位置にはダイブロツ
ク3が配設されており、該ダイブロツク3には粗
から精にいたる複数個の圧造ダイ4……4(第2
図参照)が一定間隔に並設されている。また、上
記ダイブロツク3の前方における機台2に装備さ
れたラム5の前面には、上記圧造ダイ4……4と
同数個の圧造パンチ6……6(図例では4個)が
各圧造ダイ4……4と夫々対向するように保持さ
れていると共に、該ラム5の後端部が、当該圧造
成形機1の駆動用モータ7により回転されるフラ
イホイール8を軸端に固設されたクランク軸9と
一体のクランクアーム9aに連結ロツド10を介
して連結されている。これにより、該ラム5がク
ランク軸9の回転に伴つて上記ダイブロツク3に
向かつて前後動することになつて、該ラム5の前
面に装備された各圧造パンチ6が、これに対抗す
るように配設された上記各圧造ダイ4に向かつて
進退動されるようになつている。
尚、第2図に示すように、上記ダイブロツク3
の側部には、機台2の一側部後方より導入される
線材A(第1図参照)の先端部が挿通される線材
供給クイル4aが各圧造ダイ4……4と並設して
設けられていると共に、該供給クイル4aの近傍
には、該供給クイル4aより前方に突出する線材
Aを所定寸法に切断するカツター11が設けられ
ており、このカツター11には、上記線材供給ク
イル4aより突出する線材Aが挿通される孔11
aが形成されていると共に、該カツター11が図
示しない適宜の駆動機構、例えば、実公昭39−
8683号公報に記載された「ヘツダーにおける線材
切断装置」におけるカツターの駆動機構と同様の
駆動機構を介して上記駆動用モータ7により駆動
されて各圧造ダイ4の並設方向に所定のストロー
クで往復駆動されるようになつている。
の側部には、機台2の一側部後方より導入される
線材A(第1図参照)の先端部が挿通される線材
供給クイル4aが各圧造ダイ4……4と並設して
設けられていると共に、該供給クイル4aの近傍
には、該供給クイル4aより前方に突出する線材
Aを所定寸法に切断するカツター11が設けられ
ており、このカツター11には、上記線材供給ク
イル4aより突出する線材Aが挿通される孔11
aが形成されていると共に、該カツター11が図
示しない適宜の駆動機構、例えば、実公昭39−
8683号公報に記載された「ヘツダーにおける線材
切断装置」におけるカツターの駆動機構と同様の
駆動機構を介して上記駆動用モータ7により駆動
されて各圧造ダイ4の並設方向に所定のストロー
クで往復駆動されるようになつている。
また、上記ダイブロツク3上に前端部が載置さ
れ且つ後端部が機台2上に架設された基軸12に
軸支された支持フレーム13の前端内周部には、
チヤツクブロツク14が各圧造ダイ4……4の並
設方向に摺動自在に支持されていると共に、第2
図に拡大して示すように、該チヤツクブロツク1
4の一側には、チヤツクブロツク駆動用ロツド1
5の一端が球面ジヨイント16を介して枢着さ
れ、且つ該駆動用ロツド15の他端が、上記機台
2の一側部上方に固設された支持ブラケツト17
に支軸18を介して揺動自在に支持されたチヤツ
クブロツク駆動用レバー19の下端部に軸20を
介して枢着されている。更に、上記チヤツクブロ
ツク駆動用レバー19の上端部にはローラ部材2
1が枢着されており、該ローラ部材21が、機台
2の一側方にブラケツト22,23(第1図参
照)を介して上記クランク軸9と直交する方向に
枢支された駆動軸24の所定位置に固設されたチ
ヤツクブロツク駆動用カム25に転接されている
と共に、該駆動用レバー19の下方には該レバー
19を常時所定の方向に付勢するバネ部材19a
が介挿されている。そして、第1図に示すよう
に、上記駆動軸24の一端に固設されたベベルギ
ア26が、上記クランク軸9の一端に固設された
駆動ギア27により駆動される中間ギア28と共
に回転するベベルギア29に噛合されていること
により、該駆動軸24がクランク軸9に連動して
回転するようになつている。これにより、駆動軸
24上に固設されたチヤツクブロツク駆動用カム
25の回転に伴つて、上記チヤツクブロツク駆動
用レバー19が支軸18を中心として所定の角度
で揺動されることにより、該チヤツクブロツク駆
動レバー19に上記駆動用ロツド15を介して連
結されたチヤツクブロツク14が、上記ラム5の
前後動作に同期して該ラム5が一往復動する間
に、隣接する圧造ダイ4……4の間隔に等しい距
離だけ一往復動するように構成されている。
れ且つ後端部が機台2上に架設された基軸12に
軸支された支持フレーム13の前端内周部には、
チヤツクブロツク14が各圧造ダイ4……4の並
設方向に摺動自在に支持されていると共に、第2
図に拡大して示すように、該チヤツクブロツク1
4の一側には、チヤツクブロツク駆動用ロツド1
5の一端が球面ジヨイント16を介して枢着さ
れ、且つ該駆動用ロツド15の他端が、上記機台
2の一側部上方に固設された支持ブラケツト17
に支軸18を介して揺動自在に支持されたチヤツ
クブロツク駆動用レバー19の下端部に軸20を
介して枢着されている。更に、上記チヤツクブロ
ツク駆動用レバー19の上端部にはローラ部材2
1が枢着されており、該ローラ部材21が、機台
2の一側方にブラケツト22,23(第1図参
照)を介して上記クランク軸9と直交する方向に
枢支された駆動軸24の所定位置に固設されたチ
ヤツクブロツク駆動用カム25に転接されている
と共に、該駆動用レバー19の下方には該レバー
19を常時所定の方向に付勢するバネ部材19a
が介挿されている。そして、第1図に示すよう
に、上記駆動軸24の一端に固設されたベベルギ
ア26が、上記クランク軸9の一端に固設された
駆動ギア27により駆動される中間ギア28と共
に回転するベベルギア29に噛合されていること
により、該駆動軸24がクランク軸9に連動して
回転するようになつている。これにより、駆動軸
24上に固設されたチヤツクブロツク駆動用カム
25の回転に伴つて、上記チヤツクブロツク駆動
用レバー19が支軸18を中心として所定の角度
で揺動されることにより、該チヤツクブロツク駆
動レバー19に上記駆動用ロツド15を介して連
結されたチヤツクブロツク14が、上記ラム5の
前後動作に同期して該ラム5が一往復動する間
に、隣接する圧造ダイ4……4の間隔に等しい距
離だけ一往復動するように構成されている。
そして、上記チヤツクブロツク14の前面に
は、左右一対とされた複数個の素材移送用チヤツ
ク30……30が上記圧造ダイ4……4と同数個
として、これら各圧造ダイ4……4の並設間隔と
同じ間隔で取付けられていると共に、上記基軸1
2の前方に該基軸12と平行するように機台2上
に配設されたチヤツク開閉用カム軸31上には、
各チヤツク30……30ごとのチヤツク開閉用カ
ム32……32が夫々固設されている。そして、
上記チヤツク開閉用カム軸31の一端にはギア3
3が固設されており、該ギア33が上記駆動軸2
4の他端に固設されたベベルギア34により駆動
される伝動機構35を介して駆動されることによ
り、該チヤツク開閉用カム軸31が上記クランク
軸9に連動して回転するようになつている。これ
により、チヤツク開閉用カム軸31上の各チヤツ
ク開閉用カム32……32が夫々回転されて、上
記左右一対の各素材移送用チヤツク30……30
がラム5の前後動作に同期して開閉されることに
より、該ラム5の前進時における各圧造パンチ6
……6と各チヤツク30……30との干渉を回避
し得るようになつている。
は、左右一対とされた複数個の素材移送用チヤツ
ク30……30が上記圧造ダイ4……4と同数個
として、これら各圧造ダイ4……4の並設間隔と
同じ間隔で取付けられていると共に、上記基軸1
2の前方に該基軸12と平行するように機台2上
に配設されたチヤツク開閉用カム軸31上には、
各チヤツク30……30ごとのチヤツク開閉用カ
ム32……32が夫々固設されている。そして、
上記チヤツク開閉用カム軸31の一端にはギア3
3が固設されており、該ギア33が上記駆動軸2
4の他端に固設されたベベルギア34により駆動
される伝動機構35を介して駆動されることによ
り、該チヤツク開閉用カム軸31が上記クランク
軸9に連動して回転するようになつている。これ
により、チヤツク開閉用カム軸31上の各チヤツ
ク開閉用カム32……32が夫々回転されて、上
記左右一対の各素材移送用チヤツク30……30
がラム5の前後動作に同期して開閉されることに
より、該ラム5の前進時における各圧造パンチ6
……6と各チヤツク30……30との干渉を回避
し得るようになつている。
また、第2図に示すように、上記線材供給クイ
ル4aと圧造ダイ4との間のダイブロツク3内に
は、上記カツター11により所定寸法に切断され
た線材Aを該カツター11の孔11aより突き出
して素材移送用チヤツク30に挟持させるための
プツシヤーピン36(なお、プツシヤーピン36
および上記カツター11の構造については、実公
昭59−22904号公報参照)が進退動自在に設けら
れおり、該プツシヤーピン36と隣接する圧造ダ
イ4の配設間隔は、各圧造ダイ4……4の配設間
隔と同じに設定されている。そして、上記各圧造
ダイ4……4内には、各圧造パンチ6……6の先
端により、これら各圧造ダイ4内に打込まれたブ
ランク(図示せず)を前方に押し出して、素材移
送用チヤツク30……30に挟持させるためのノ
ツクアウト用ピン手段37……37が夫々内挿さ
れている。
ル4aと圧造ダイ4との間のダイブロツク3内に
は、上記カツター11により所定寸法に切断され
た線材Aを該カツター11の孔11aより突き出
して素材移送用チヤツク30に挟持させるための
プツシヤーピン36(なお、プツシヤーピン36
および上記カツター11の構造については、実公
昭59−22904号公報参照)が進退動自在に設けら
れおり、該プツシヤーピン36と隣接する圧造ダ
イ4の配設間隔は、各圧造ダイ4……4の配設間
隔と同じに設定されている。そして、上記各圧造
ダイ4……4内には、各圧造パンチ6……6の先
端により、これら各圧造ダイ4内に打込まれたブ
ランク(図示せず)を前方に押し出して、素材移
送用チヤツク30……30に挟持させるためのノ
ツクアウト用ピン手段37……37が夫々内挿さ
れている。
そして、上記プツシヤーピン36とノツクアウ
ト用ピン手段37とが上記駆動用モータ7により
駆動されるようになつている。
ト用ピン手段37とが上記駆動用モータ7により
駆動されるようになつている。
次に、上記ノツクアウト用ピン手段37ならび
に該手段37を前後動させて、その先端部の圧造
ダイ4内における前後位置を変化させるための前
後位置調整手段41について説明すると、第3図
に示すように、上記ノツクアウト用ピン手段37
は、機台2に形成された孔2a内において圧造ダ
イ4の軸芯部に先端部が挿通されて前後動自在と
されたノツクアウトピン38と、該ピン38の後
方における上記孔2a内に挿通されて前後動自在
とされた押動ロツド39と、これらのノツクアウ
トピン38と押動ロツド39との間に介装された
中間ピン40とから構成されている。また、上記
前後位置調整手段41は、機台2の後端部にブラ
ケツト42を介して固設されたモータ43と、同
じくブラケツト42に支持されてモータ43の先
端に固設されたベベルギヤ44aに噛合するベベ
ルギヤ44bが一体的に設けられたギヤ45と、
該ギア45に噛合するギア46が軸端に固設され
且つ機台2の後端部より孔2aに螺合されると共
に、軸芯部に上記押動ロツド39が前後動自在に
挿通されたネジスリーブ47とから構成されてい
る。これにより、このネジスリーブ47を上記モ
ータ43により駆動されるギア45を介して所定
の方向に回転させて前進(図面上、右方向)させ
た場合には、該ネジスリーブ47の先端により中
間ピン40が押圧され、これに伴つて、ノツクア
ウトピン38が圧造ダイ4内にて前進されること
になつて、該ノツクアウトピン38の先端と圧造
ダイ4とにより形成される加工穴深さが、図示の
状態より浅く形成されることになる。
に該手段37を前後動させて、その先端部の圧造
ダイ4内における前後位置を変化させるための前
後位置調整手段41について説明すると、第3図
に示すように、上記ノツクアウト用ピン手段37
は、機台2に形成された孔2a内において圧造ダ
イ4の軸芯部に先端部が挿通されて前後動自在と
されたノツクアウトピン38と、該ピン38の後
方における上記孔2a内に挿通されて前後動自在
とされた押動ロツド39と、これらのノツクアウ
トピン38と押動ロツド39との間に介装された
中間ピン40とから構成されている。また、上記
前後位置調整手段41は、機台2の後端部にブラ
ケツト42を介して固設されたモータ43と、同
じくブラケツト42に支持されてモータ43の先
端に固設されたベベルギヤ44aに噛合するベベ
ルギヤ44bが一体的に設けられたギヤ45と、
該ギア45に噛合するギア46が軸端に固設され
且つ機台2の後端部より孔2aに螺合されると共
に、軸芯部に上記押動ロツド39が前後動自在に
挿通されたネジスリーブ47とから構成されてい
る。これにより、このネジスリーブ47を上記モ
ータ43により駆動されるギア45を介して所定
の方向に回転させて前進(図面上、右方向)させ
た場合には、該ネジスリーブ47の先端により中
間ピン40が押圧され、これに伴つて、ノツクア
ウトピン38が圧造ダイ4内にて前進されること
になつて、該ノツクアウトピン38の先端と圧造
ダイ4とにより形成される加工穴深さが、図示の
状態より浅く形成されることになる。
また、上記ネジスリーブ47を回転させて後退
(図面上、左方向)させた場合には、該ネジスリ
ーブ47と上記中間ピン40との間に間隙が形成
され、これにより、該中間ピン40ならびにノツ
クアウトピン38がその間隙分だけ後退し得るこ
とになつて、該ノツクアウトピン38の先端と圧
造ダイ4とにより形成される加工穴深さが図示の
状態より深く形成されることになる。このよう
に、上記モータ43を介してネジスリーブ47を
所定の方向に回転させることにより、ノツクアウ
トピン38の先端と圧造ダイ4とで形成される加
工穴深さを所望する製品形状に合せて変化させる
べく該ノツクアウトピンの前後位置を調整するよ
うになつている。
(図面上、左方向)させた場合には、該ネジスリ
ーブ47と上記中間ピン40との間に間隙が形成
され、これにより、該中間ピン40ならびにノツ
クアウトピン38がその間隙分だけ後退し得るこ
とになつて、該ノツクアウトピン38の先端と圧
造ダイ4とにより形成される加工穴深さが図示の
状態より深く形成されることになる。このよう
に、上記モータ43を介してネジスリーブ47を
所定の方向に回転させることにより、ノツクアウ
トピン38の先端と圧造ダイ4とで形成される加
工穴深さを所望する製品形状に合せて変化させる
べく該ノツクアウトピンの前後位置を調整するよ
うになつている。
一方、第3図に示すように、上記ラム5を進退
動させるクランク軸9に適宜の伝動機構、例えば
ギア等(図示せず)を介して連動されるエキセン
主軸48ならびに該主軸48に一体的に嵌合され
たエキセン輪49が設けられており、該エキセン
輪49に一端を支持されたコーンロツド50の他
端には揺動レバー51が連結ピン52を介して連
結されていると共に、この揺動レバー51が機台
2の後部下方に支軸53により回転自在に支持さ
れている。これにより、上記クランク軸9の回転
に伴つて揺動レバー51が支軸53を中心として
所定範囲内で揺動されるようになつていると共
に、この揺動レバー51に、上記各ダイ4……4
と同数個の複数のカム部材54……54(図例で
は1個のみ示す)が、その上端を支軸55により
回動自在に支持された状態で各圧造ダイ4の並設
間隔と同間隔で圧造ダイ4の並設方向に取付けら
れている。
動させるクランク軸9に適宜の伝動機構、例えば
ギア等(図示せず)を介して連動されるエキセン
主軸48ならびに該主軸48に一体的に嵌合され
たエキセン輪49が設けられており、該エキセン
輪49に一端を支持されたコーンロツド50の他
端には揺動レバー51が連結ピン52を介して連
結されていると共に、この揺動レバー51が機台
2の後部下方に支軸53により回転自在に支持さ
れている。これにより、上記クランク軸9の回転
に伴つて揺動レバー51が支軸53を中心として
所定範囲内で揺動されるようになつていると共
に、この揺動レバー51に、上記各ダイ4……4
と同数個の複数のカム部材54……54(図例で
は1個のみ示す)が、その上端を支軸55により
回動自在に支持された状態で各圧造ダイ4の並設
間隔と同間隔で圧造ダイ4の並設方向に取付けら
れている。
更に、上記カム部材54の上方には、ノツカー
アーム56が支軸57を介して揺動自在に支持さ
れていると共に、該ノツカーアーム56の一端に
取付けられたローラ部材58が上記カム部材54
に当接し、且つ該ノツカーアーム56の他端に取
付けられたノツカー59が上記ノツクアウト用ピ
ン手段37における押動ロツド39の後端部に当
接されている。これにより、上記ノツカーアーム
56が、上記揺動レバー51の揺動時に該揺動レ
バー51に取付けられたカム部材54により揺動
され、その先端部のノツカー59により押動ロツ
ド39の後端を押し出すようになつている。その
為、該ロツド39が前動されると共に、これによ
り中間ピン40を介してノツクアウトピン38が
前動するように構成されている。そして、上記カ
ム部材54の下端には、該カム部材54の揺動レ
バー51に対する取付け状態を変化させて上記押
動ロツド39の前後動ストロークを調整するスト
ローク調整手段60が設けられており、この調整
手段60は、リンク部材61を介してカム部材5
4の下端部に連結されたネジ軸62と、このネジ
軸62に螺合され且つ上記揺動レバー51の後端
部に回転自在に支持されると共に、一端に駆動ギ
ヤ63が固設されたナツト部材64とで構成さ
れ、該ナツト部材64を回転させてネジ軸62を
進退動させることにより、カム部材54を支軸5
5を中心として回動させるようになつている。
アーム56が支軸57を介して揺動自在に支持さ
れていると共に、該ノツカーアーム56の一端に
取付けられたローラ部材58が上記カム部材54
に当接し、且つ該ノツカーアーム56の他端に取
付けられたノツカー59が上記ノツクアウト用ピ
ン手段37における押動ロツド39の後端部に当
接されている。これにより、上記ノツカーアーム
56が、上記揺動レバー51の揺動時に該揺動レ
バー51に取付けられたカム部材54により揺動
され、その先端部のノツカー59により押動ロツ
ド39の後端を押し出すようになつている。その
為、該ロツド39が前動されると共に、これによ
り中間ピン40を介してノツクアウトピン38が
前動するように構成されている。そして、上記カ
ム部材54の下端には、該カム部材54の揺動レ
バー51に対する取付け状態を変化させて上記押
動ロツド39の前後動ストロークを調整するスト
ローク調整手段60が設けられており、この調整
手段60は、リンク部材61を介してカム部材5
4の下端部に連結されたネジ軸62と、このネジ
軸62に螺合され且つ上記揺動レバー51の後端
部に回転自在に支持されると共に、一端に駆動ギ
ヤ63が固設されたナツト部材64とで構成さ
れ、該ナツト部材64を回転させてネジ軸62を
進退動させることにより、カム部材54を支軸5
5を中心として回動させるようになつている。
そして、本実施例においては、上記ナツト部材
64の駆動ギア63が駆動用モータ65により駆
動されるようになつている。即ち、第3図〜第5
図に示すように、この駆動用モータ65の一端に
は上記駆動ギア63に噛合するギア66が固設さ
れていると共に、該駆動用モータ65がベース6
7上を上記各カム54の並設方向(第5図におい
て左右方向)に摺動自在とされたテーブル68上
に、首振り可能とされた支持台69を介して配設
されている。また、第5図に示すように、上記テ
ーブル68が所定位置に配設されたモータ70に
より駆動される一対のギア70a,71aを介し
て駆動される送りネジ71の回転に伴つて所定の
方向に移動されるように構成されている。更に、
上記テーブル68上には、支持台69を揺動させ
るための油圧シリンダ72が設けられている。
64の駆動ギア63が駆動用モータ65により駆
動されるようになつている。即ち、第3図〜第5
図に示すように、この駆動用モータ65の一端に
は上記駆動ギア63に噛合するギア66が固設さ
れていると共に、該駆動用モータ65がベース6
7上を上記各カム54の並設方向(第5図におい
て左右方向)に摺動自在とされたテーブル68上
に、首振り可能とされた支持台69を介して配設
されている。また、第5図に示すように、上記テ
ーブル68が所定位置に配設されたモータ70に
より駆動される一対のギア70a,71aを介し
て駆動される送りネジ71の回転に伴つて所定の
方向に移動されるように構成されている。更に、
上記テーブル68上には、支持台69を揺動させ
るための油圧シリンダ72が設けられている。
これにより、第3図に示す状態よりエキセン主
軸48を所定量回転させて揺動レバー51を、第
4図に示す状態に揺動させると共に、この状態
で、上記油圧シリンダ72を駆動し、ギヤ66を
鎖線で示す状態より実線で示す状態に移動させる
ことにより、該ギヤ66を駆動ギヤ63に噛合さ
せると共に、上記駆動用モータ65によりギア6
6を回転させて該ギア66に噛合する駆動ギア6
3を所定の方向に回転させることにより、ネジ軸
62が所定方向に進退動されることになつて、こ
れによりカム部材54が鎖線で示すように支軸5
5を中心に回動されて、該カム部材54の揺動レ
バー51に対する取付け状態を変化させるように
構成されている。
軸48を所定量回転させて揺動レバー51を、第
4図に示す状態に揺動させると共に、この状態
で、上記油圧シリンダ72を駆動し、ギヤ66を
鎖線で示す状態より実線で示す状態に移動させる
ことにより、該ギヤ66を駆動ギヤ63に噛合さ
せると共に、上記駆動用モータ65によりギア6
6を回転させて該ギア66に噛合する駆動ギア6
3を所定の方向に回転させることにより、ネジ軸
62が所定方向に進退動されることになつて、こ
れによりカム部材54が鎖線で示すように支軸5
5を中心に回動されて、該カム部材54の揺動レ
バー51に対する取付け状態を変化させるように
構成されている。
更に、上記テーブル68と支持台69との間に
介挿された油圧シリンダ72を作動させて駆動用
モータ65の先端に取付けられたギア66を鎖線
で示すように下方に移動させると共に、第5図に
示すように、上記モータ70を介して送りネジ7
1を回転させることにより、駆動用モータ65を
テーブル68と共に矢印Y方向に移動させて、順
次各カム部材54……54ごとに設けられた該カ
ム部材54の揺動レバー51に対する取付け状態
を変化させるための調整手段60におけるナツト
部材64を駆動用モータ65を介して所定方向に
回転させることにより、各カム部材54の取付け
状態を変化させるようになつている。
介挿された油圧シリンダ72を作動させて駆動用
モータ65の先端に取付けられたギア66を鎖線
で示すように下方に移動させると共に、第5図に
示すように、上記モータ70を介して送りネジ7
1を回転させることにより、駆動用モータ65を
テーブル68と共に矢印Y方向に移動させて、順
次各カム部材54……54ごとに設けられた該カ
ム部材54の揺動レバー51に対する取付け状態
を変化させるための調整手段60におけるナツト
部材64を駆動用モータ65を介して所定方向に
回転させることにより、各カム部材54の取付け
状態を変化させるようになつている。
なお、図示しないけれども、上記プツシヤーピ
ン36も、上記ノツクアウト用ピン手段37を前
後動させる構成と同様の構成により前後動される
ようになつている。即ち、上記カム部材54と同
様のプツシヤーピン駆動用カム部材が上記揺動レ
バー51に取付けられていると共に、該プツシヤ
ーピン駆動用カム部材の揺動により所定範囲で揺
動される上記ノツカーアーム56と同様のプツシ
ヤーピン駆動用ノツカーアームが設けられてお
り、該プツシヤーピン駆動用ノツカーアームの先
端に上記プツシヤーピン36の後端が当接されて
いる。そして、上記揺動レバー51が駆動用モー
タ7により駆動されるエキセン主軸48、エキセ
ン輪49およびコーンロツド50を介して揺動さ
れることにより、上記プツシヤーピン駆動用カム
部材が揺動され、これにより、上記プツシヤーピ
ン駆動用ノツカーアームにより上記プツシヤーピ
ン36が所定のストロークで前後動されるように
なつている。
ン36も、上記ノツクアウト用ピン手段37を前
後動させる構成と同様の構成により前後動される
ようになつている。即ち、上記カム部材54と同
様のプツシヤーピン駆動用カム部材が上記揺動レ
バー51に取付けられていると共に、該プツシヤ
ーピン駆動用カム部材の揺動により所定範囲で揺
動される上記ノツカーアーム56と同様のプツシ
ヤーピン駆動用ノツカーアームが設けられてお
り、該プツシヤーピン駆動用ノツカーアームの先
端に上記プツシヤーピン36の後端が当接されて
いる。そして、上記揺動レバー51が駆動用モー
タ7により駆動されるエキセン主軸48、エキセ
ン輪49およびコーンロツド50を介して揺動さ
れることにより、上記プツシヤーピン駆動用カム
部材が揺動され、これにより、上記プツシヤーピ
ン駆動用ノツカーアームにより上記プツシヤーピ
ン36が所定のストロークで前後動されるように
なつている。
次に、本実施例の作用について説明する。
まず、上記カツター11が、第2図に示す状態
より移動されて該カツター11の孔22aと線材
供給クイル4aの軸芯とが一致したときに、該ク
イル4aより前方(圧造パンチ6側)に線材Aが
所定量突き出されて、該線材Aが上記カツター1
1の孔11aに挿通される。そして、この状態よ
りカツター11が更にプツシヤーピン36側に移
動されることにより線材Aが一定寸法に切断され
ると共に、この切断された線材Aがカツター11
によりプツシヤーピン36の軸芯前面位置に搬送
されることになる。そして、上記プツシヤーピン
36が揺動レバー51の揺動に伴つて前方に突き
出されることにより、一定寸法に切断された線材
Aがカツター11の孔11aより押し出されてプ
ツシヤーピン36の前面位置に待機した素材移送
用チヤツク30により挟持されて、該素材移送用
チヤツク30により上記プツシヤーピン36に隣
接する圧造ダイ4の軸芯前面位置に一定寸法に切
断された線材Aが搬送されることになつて、該線
材Aがラム5により前進される圧造パンチ6によ
り圧造ダイ5内に打ち込まれて圧造加工されるこ
とになる。その後、上記圧造パンチ6の後退に伴
つて上記カツター11および素材移送用チヤツク
30が第2図に示す位置に復動されると共に、上
記圧造パンチ6の1往復動毎に上記一連の動作が
繰り返されて所定形状の製品が連続的に圧造加工
されることになる。
より移動されて該カツター11の孔22aと線材
供給クイル4aの軸芯とが一致したときに、該ク
イル4aより前方(圧造パンチ6側)に線材Aが
所定量突き出されて、該線材Aが上記カツター1
1の孔11aに挿通される。そして、この状態よ
りカツター11が更にプツシヤーピン36側に移
動されることにより線材Aが一定寸法に切断され
ると共に、この切断された線材Aがカツター11
によりプツシヤーピン36の軸芯前面位置に搬送
されることになる。そして、上記プツシヤーピン
36が揺動レバー51の揺動に伴つて前方に突き
出されることにより、一定寸法に切断された線材
Aがカツター11の孔11aより押し出されてプ
ツシヤーピン36の前面位置に待機した素材移送
用チヤツク30により挟持されて、該素材移送用
チヤツク30により上記プツシヤーピン36に隣
接する圧造ダイ4の軸芯前面位置に一定寸法に切
断された線材Aが搬送されることになつて、該線
材Aがラム5により前進される圧造パンチ6によ
り圧造ダイ5内に打ち込まれて圧造加工されるこ
とになる。その後、上記圧造パンチ6の後退に伴
つて上記カツター11および素材移送用チヤツク
30が第2図に示す位置に復動されると共に、上
記圧造パンチ6の1往復動毎に上記一連の動作が
繰り返されて所定形状の製品が連続的に圧造加工
されることになる。
そして、通常は、ラム5の前面に装備され且つ
該ラム5により進退動される各圧造パンチ6によ
り各圧造ダイ4内にブランクが打込まれて、順次
段階的に所定形状に成形されるのであるが、例え
ば第3図に示す状態において、圧造ダイ4内に先
端部を通挿されたノツクアウトピン38を図示の
状態より前進させることにより、所望するブラン
ク形状に合せて加工穴深さを浅く調整する場合に
は、上記駆動モータ43を介してギア45および
これに噛合するギア46を一端に固設されたネジ
スリーブ47を所定の方向に回転させて、該ネジ
スリーブ47を所定量だけ前進させることにより
中間ピン40と共にノツクアウトピン38を前動
させて所定の加工穴深さに設定することができ
る。そして、この場合、該ノツクアウトピン38
により圧造ダイ4内のブランク(図示せず)を排
出すべく該ノツクアウトピン38のストローク量
を変化させることになるのであるが、これは、第
4図に示すように、駆動モータ65を介してナツ
ト部材64を所定の方向に回転させることによ
り、これに螺合するネジ軸62が例えば矢印X方
向に移動することになつて、カム部材54が支軸
55を中心として鎖線イで示すように回動される
ことになり、第4図に示すように、揺動レバー5
1により後退位置に揺動されるカム部材54の揺
動終端位置が変化することなく、第3図に示すよ
うに、揺動レバー51により前進位置に揺動され
るカム部材54の揺動始端位置が変化することに
なる。
該ラム5により進退動される各圧造パンチ6によ
り各圧造ダイ4内にブランクが打込まれて、順次
段階的に所定形状に成形されるのであるが、例え
ば第3図に示す状態において、圧造ダイ4内に先
端部を通挿されたノツクアウトピン38を図示の
状態より前進させることにより、所望するブラン
ク形状に合せて加工穴深さを浅く調整する場合に
は、上記駆動モータ43を介してギア45および
これに噛合するギア46を一端に固設されたネジ
スリーブ47を所定の方向に回転させて、該ネジ
スリーブ47を所定量だけ前進させることにより
中間ピン40と共にノツクアウトピン38を前動
させて所定の加工穴深さに設定することができ
る。そして、この場合、該ノツクアウトピン38
により圧造ダイ4内のブランク(図示せず)を排
出すべく該ノツクアウトピン38のストローク量
を変化させることになるのであるが、これは、第
4図に示すように、駆動モータ65を介してナツ
ト部材64を所定の方向に回転させることによ
り、これに螺合するネジ軸62が例えば矢印X方
向に移動することになつて、カム部材54が支軸
55を中心として鎖線イで示すように回動される
ことになり、第4図に示すように、揺動レバー5
1により後退位置に揺動されるカム部材54の揺
動終端位置が変化することなく、第3図に示すよ
うに、揺動レバー51により前進位置に揺動され
るカム部材54の揺動始端位置が変化することに
なる。
そして、揺動レバー51を第3図に示す状態に
揺動させたときには、上記カム部材54が鎖線イ
で示す状態とされ、これにより、該カム部材54
が実線で示す状態にある場合に比べて、ノツカー
アーム56がカム部材54の取付け状態の変化に
対応して支軸57を中心に揺動されることにな
り、これに伴つて、押動ロツド39の全体が上記
のごとく浅めに設定された加工穴深さに対応して
前方に移動すると共に、揺動レバー51が第3図
と第4図との間で揺動された場合には、カム部材
54が実線で示す状態にある場合に比べて該カム
部材54によるリフト量が減少することになる。
その結果、上記揺動レバー51がコーンロツド5
0により揺動された場合には、第3,4図に示す
ように、該揺動レバー51に取付けられたカム部
材54によりノツカーアーム56が所定の範囲内
で揺動され、これに伴つて、該ノツカーアーム5
6先端のノツカー59により前動される押動ロツ
ド39および中間ピン40を介して、ノツクアウ
トピン38が上記のごとく浅めに設定された加工
穴深さに相当するストローク分だけ前動すること
になつて、圧造ダイ4内のブランクを適切に外部
に排出させることが可能となる。
揺動させたときには、上記カム部材54が鎖線イ
で示す状態とされ、これにより、該カム部材54
が実線で示す状態にある場合に比べて、ノツカー
アーム56がカム部材54の取付け状態の変化に
対応して支軸57を中心に揺動されることにな
り、これに伴つて、押動ロツド39の全体が上記
のごとく浅めに設定された加工穴深さに対応して
前方に移動すると共に、揺動レバー51が第3図
と第4図との間で揺動された場合には、カム部材
54が実線で示す状態にある場合に比べて該カム
部材54によるリフト量が減少することになる。
その結果、上記揺動レバー51がコーンロツド5
0により揺動された場合には、第3,4図に示す
ように、該揺動レバー51に取付けられたカム部
材54によりノツカーアーム56が所定の範囲内
で揺動され、これに伴つて、該ノツカーアーム5
6先端のノツカー59により前動される押動ロツ
ド39および中間ピン40を介して、ノツクアウ
トピン38が上記のごとく浅めに設定された加工
穴深さに相当するストローク分だけ前動すること
になつて、圧造ダイ4内のブランクを適切に外部
に排出させることが可能となる。
また、上記とは反対に、圧造ダイ4とノツクア
ウトピン38とにより形成される加工穴深さを深
く設定すべく該ノツクアウトピン38を後退させ
ると共に、そのストローク量を変化させる場合に
は、第4図に示すように、上記と同様に駆動モー
タ65を介してナツト部材64を所定の方向に回
転させることにより、ネジ軸62が上記とは反対
に反矢印X方向に移動してカム部材54が支軸5
5を中心として鎖線ロで示すように回動されるこ
とになり、第4図に示すように、揺動レバー51
により後退位置に揺動されるカム部材54の揺動
終端位置が変化することなく、第3図に示すよう
に、揺動レバー51により前進位置に揺動される
カム部材54の揺動始端位置が変化することにな
る。
ウトピン38とにより形成される加工穴深さを深
く設定すべく該ノツクアウトピン38を後退させ
ると共に、そのストローク量を変化させる場合に
は、第4図に示すように、上記と同様に駆動モー
タ65を介してナツト部材64を所定の方向に回
転させることにより、ネジ軸62が上記とは反対
に反矢印X方向に移動してカム部材54が支軸5
5を中心として鎖線ロで示すように回動されるこ
とになり、第4図に示すように、揺動レバー51
により後退位置に揺動されるカム部材54の揺動
終端位置が変化することなく、第3図に示すよう
に、揺動レバー51により前進位置に揺動される
カム部材54の揺動始端位置が変化することにな
る。
そして、揺動レバー51を第3図に示す状態に
揺動させたときには、上記カム部材54が鎖線ロ
で示す状態とされ、これにより、該カム部材54
が実線で示す状態にある場合に比べて、ノツカー
アーム56がカム部材54の取付け状態の変化に
対応して支軸57を中心に揺動されることにな
り、これに伴つて、押動ロツド39の全体が上記
のごとく深めに設定された加工穴深さに対応して
後方に移動すると共に、揺動レバー51が第3図
と第4図との間で揺動された場合には、カム部材
54が実線で示す状態にある場合に比べて該カム
部材54よるリフト量が増加することになる。
揺動させたときには、上記カム部材54が鎖線ロ
で示す状態とされ、これにより、該カム部材54
が実線で示す状態にある場合に比べて、ノツカー
アーム56がカム部材54の取付け状態の変化に
対応して支軸57を中心に揺動されることにな
り、これに伴つて、押動ロツド39の全体が上記
のごとく深めに設定された加工穴深さに対応して
後方に移動すると共に、揺動レバー51が第3図
と第4図との間で揺動された場合には、カム部材
54が実線で示す状態にある場合に比べて該カム
部材54よるリフト量が増加することになる。
これにより、上記のごとく加工穴深さを深めに
設定すべくノツクアウトピン38を後退させた場
合における該ノツクアウトピン38の前後動スト
ロークを適切に調整することができる。
設定すべくノツクアウトピン38を後退させた場
合における該ノツクアウトピン38の前後動スト
ロークを適切に調整することができる。
このように本考案によれば、所望する製品形状
に合せて各圧造ダイ4内に先端部が通挿された各
ノツクアウトピン38の前後位置を変化させるこ
とができると共に、個々のノツクアウトピン38
のノツカーアーム56による前後動ストローク調
整を、各調整手段60を介して揺動部材51に対
する各カム部材54の取付け状態を変化させるこ
とのみで行えることになつて、この種調整作業を
容易且つ迅速に行い得ることになる。しかも、上
記各調整手段60が駆動用モータ65を介して駆
動されるようになつているので、上記調整作業の
作業性を一段と向上させることができる。
に合せて各圧造ダイ4内に先端部が通挿された各
ノツクアウトピン38の前後位置を変化させるこ
とができると共に、個々のノツクアウトピン38
のノツカーアーム56による前後動ストローク調
整を、各調整手段60を介して揺動部材51に対
する各カム部材54の取付け状態を変化させるこ
とのみで行えることになつて、この種調整作業を
容易且つ迅速に行い得ることになる。しかも、上
記各調整手段60が駆動用モータ65を介して駆
動されるようになつているので、上記調整作業の
作業性を一段と向上させることができる。
また、第6図は本実施例における調整手段60
を駆動するための他の実施例を示すもので、これ
は各該調整手段60を構成するナツト部材64の
後端に一体的に形成された駆動ギア63を駆動す
べく該ギア63に噛合するギア66′が固設され
た駆動用モータ65′が、ブラケツト67′を介し
て揺動レバー51の下端部に取付けられることに
より各調整手段60ごとに設けられたものであ
る。これによれば、駆動用モータ65′を回動さ
せることによりギア66′およびこれに噛合する
駆動ギヤ63を介して、ナツト部材64が回転
し、これに伴つてネジ軸62が進退動されること
により、カム部材54を支軸55を中心として所
定の方向に回動させて、該カム部材54の揺動レ
バー51に対する取付け状態を可変し得るように
なつている。
を駆動するための他の実施例を示すもので、これ
は各該調整手段60を構成するナツト部材64の
後端に一体的に形成された駆動ギア63を駆動す
べく該ギア63に噛合するギア66′が固設され
た駆動用モータ65′が、ブラケツト67′を介し
て揺動レバー51の下端部に取付けられることに
より各調整手段60ごとに設けられたものであ
る。これによれば、駆動用モータ65′を回動さ
せることによりギア66′およびこれに噛合する
駆動ギヤ63を介して、ナツト部材64が回転
し、これに伴つてネジ軸62が進退動されること
により、カム部材54を支軸55を中心として所
定の方向に回動させて、該カム部材54の揺動レ
バー51に対する取付け状態を可変し得るように
なつている。
更に、第7図に示すものは、上記調整手段60
の他の実施例を示すもので、この調整手段60′
は、リンク部材61′を介してカム部材54の下
端に取付けられたネジ軸62′と、該ネジ軸6
2′に螺合し且つ揺動レバー51に回転自在に支
持されたナツト部材64′とから構成されており、
該ナツト部材64′の後端には、例えばソケツト
レンチ等の工具を挿入するための操作部63′が
形成されたものである。そして、該操作部63′
に上記ソケツトレンチ等を係合させて手動により
ナツト部材64′を回転させることにより揺動レ
バー51に対するカム部材54の取付け状態を変
化させるようにしたものである。
の他の実施例を示すもので、この調整手段60′
は、リンク部材61′を介してカム部材54の下
端に取付けられたネジ軸62′と、該ネジ軸6
2′に螺合し且つ揺動レバー51に回転自在に支
持されたナツト部材64′とから構成されており、
該ナツト部材64′の後端には、例えばソケツト
レンチ等の工具を挿入するための操作部63′が
形成されたものである。そして、該操作部63′
に上記ソケツトレンチ等を係合させて手動により
ナツト部材64′を回転させることにより揺動レ
バー51に対するカム部材54の取付け状態を変
化させるようにしたものである。
尚、本実施例においては、多段式圧造成形機に
本考案に係るノツクアウト調整装置を適用した場
合について説明したけれども、例えば一対の圧造
パンチとこれに対向する圧造ダイとの間でブラン
クを加工するようにした所謂ヘツダーと称される
圧造成形機においても本考案のノツクアウト調整
装置が好適に使用されることは言うまでもない。
本考案に係るノツクアウト調整装置を適用した場
合について説明したけれども、例えば一対の圧造
パンチとこれに対向する圧造ダイとの間でブラン
クを加工するようにした所謂ヘツダーと称される
圧造成形機においても本考案のノツクアウト調整
装置が好適に使用されることは言うまでもない。
(考案の効果)
以上のごとく本考案によれば、一対の圧造パン
チと圧造ダイとによりブランクを加工するように
した圧造成形機はもとより、複数の圧造パンチと
これら各圧造パンチと対向する複数の圧造ダイと
によりブランクを加工するようにした多段式圧造
成形機のいずれの形式の圧造成形機においても、
一台の圧造成形機により形状、特に軸長の異なつ
た各種製品を成形する場合におけるノツクアウト
用ピン手段のノツクアウトピンの前後位置調整な
らびに該ノツクアウトピンを前後動させる押動ロ
ツドの前後動ストローク調整を容易且つ迅速に行
い得ることになつて、圧造成形機の稼働効率を一
段と向上させることができる。
チと圧造ダイとによりブランクを加工するように
した圧造成形機はもとより、複数の圧造パンチと
これら各圧造パンチと対向する複数の圧造ダイと
によりブランクを加工するようにした多段式圧造
成形機のいずれの形式の圧造成形機においても、
一台の圧造成形機により形状、特に軸長の異なつ
た各種製品を成形する場合におけるノツクアウト
用ピン手段のノツクアウトピンの前後位置調整な
らびに該ノツクアウトピンを前後動させる押動ロ
ツドの前後動ストローク調整を容易且つ迅速に行
い得ることになつて、圧造成形機の稼働効率を一
段と向上させることができる。
また、ストローク調整手段におけるカム部材の
揺動レバーに対する取付け状態を駆動用モータに
より変化させるようになつているので、ノツクア
ウトピンを前後動させる押動ロツドの前後動スト
ロークの調整を手作業に頼ることなく、上記駆動
用モータを介して迅速に行い得ることになつて、
その調整作業の作業性を一段と向上させることが
できる。
揺動レバーに対する取付け状態を駆動用モータに
より変化させるようになつているので、ノツクア
ウトピンを前後動させる押動ロツドの前後動スト
ロークの調整を手作業に頼ることなく、上記駆動
用モータを介して迅速に行い得ることになつて、
その調整作業の作業性を一段と向上させることが
できる。
第1〜7図は本考案の実施例を示すもので、第
1図は本実施例の圧造成形機におけるノツクアウ
ト調整装置が装備された多段式圧造成形機の概略
平面図、第2図は第1図−線よりみた要部拡
大断面図、第3図は同じく第1図−線よりみ
た要部拡大断面図、第4図は本実施例のノツクア
ウト調整装置の作動状態を説明する要部拡大断面
図、第5図は該調整装置を構成する調整手段を駆
動するための駆動機構を示す背面図、第6図は調
整手段を駆動するための駆動機構の他の実施例を
示す要部拡大図、第7図は調整手段の他の実施例
を示す拡大断面図である。また、第8図は、従来
技術ならびにその問題点を説明するための圧造成
形機の要部拡大断面図である。 1……圧造成形機、4……圧造ダイ、5……ラ
ム、6……圧造パンチ、9……クランク軸、37
……ノツクアウト用ピン手段、38……ノツクア
ウトピン、39……押動ロツド、40……中間部
材(中間ピン)、41……前後位置調整手段、4
3……駆動手段(駆動モータ)、47……ネジス
リーブ、51……揺動レバー、54……カム部
材、56……ノツカーアーム、60……調整手
段、61……リンク部材、62……ネジ軸、63
……駆動ギヤ、64……ナツト部材、65……駆
動用モータ。
1図は本実施例の圧造成形機におけるノツクアウ
ト調整装置が装備された多段式圧造成形機の概略
平面図、第2図は第1図−線よりみた要部拡
大断面図、第3図は同じく第1図−線よりみ
た要部拡大断面図、第4図は本実施例のノツクア
ウト調整装置の作動状態を説明する要部拡大断面
図、第5図は該調整装置を構成する調整手段を駆
動するための駆動機構を示す背面図、第6図は調
整手段を駆動するための駆動機構の他の実施例を
示す要部拡大図、第7図は調整手段の他の実施例
を示す拡大断面図である。また、第8図は、従来
技術ならびにその問題点を説明するための圧造成
形機の要部拡大断面図である。 1……圧造成形機、4……圧造ダイ、5……ラ
ム、6……圧造パンチ、9……クランク軸、37
……ノツクアウト用ピン手段、38……ノツクア
ウトピン、39……押動ロツド、40……中間部
材(中間ピン)、41……前後位置調整手段、4
3……駆動手段(駆動モータ)、47……ネジス
リーブ、51……揺動レバー、54……カム部
材、56……ノツカーアーム、60……調整手
段、61……リンク部材、62……ネジ軸、63
……駆動ギヤ、64……ナツト部材、65……駆
動用モータ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 機台2の所定位置に配設された圧造ダイ4
と、該圧造ダイ4と対向するように配設されて
ラム5により進退動される圧造パンチ6と、該
圧造パンチ6により圧造ダイ4内に打込まれた
ブランクを外部に排出させるノツクアウト用ピ
ン手段37と、該ノツクアウト用ピン手段37
の前後位置を調整する前後位置調整手段41と
を有する圧造成形機1において、上記ノツクア
ウト用ピン手段37が、圧造ダイ4内に先端部
が挿通され且つ該圧造ダイ4の軸線方向に前後
動自在とされたノツクアウトピン38と、上記
機台2の後方より挿通されて先端部が中間部材
40を介してノツクアウトピン38の後端部に
当接する押動ロツド39とから構成されている
と共に、上記前後位置調整手段41が、上記機
台2の後方より該機台2に螺合され、且つ軸芯
部に上記押動ロツド39が前後動自在に挿通さ
れて上記中間部材40を介して先端部がノツク
アウトピン38の後端部に当接するネジスリー
ブ47と、該ネジスリーブ47を回転させて前
後動させる駆動手段43とを有し、且つ上記ラ
ム5の進退動に連動して所定の範囲内で揺動さ
れる揺動レバー51と、該揺動レバー51に移
動可能に取付けられたカム部材54と、該カム
部材54に一端が当接し且つ他端が上記押動ロ
ツド39の後端部に当接して上記揺動レバー5
1の揺動時にカム部材54により揺動されて押
動ロツド39を介して上記ノツクアウトピン3
8を前後動させるノツカーアーム56と、上記
揺動レバー51に対するカム部材54の取付け
状態を変化させて該揺動レバー51の揺動によ
るカム部材54のリフト量を変化させることに
より、上記ノツカーアーム56による押動ロツ
ド39の前後動ストロークを変化させるストロ
ーク調整手段60とを設けたことを特徴とする
圧造成形機におけるノツクアウト調整装置。 (2) ストローク調整手段60が、揺動レバー51
に移動可能に取付けられたカム部材54の下端
にリンク部材61を介して連結されたネジ軸6
2と、このネジ軸62に螺合され、且つ揺動レ
バー51の所定位置に回転自在に止着されると
共に、一端に駆動ギヤ63が固設されたナツト
部材64とで構成されていると共に、上記駆動
ギヤ63に対して噛合可能とされたギヤ66を
回転させる駆動用モータ65が設けられている
ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
項に記載された圧造成形機におけるノツクアウ
ト調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987154571U JPH0530826Y2 (ja) | 1987-10-07 | 1987-10-07 |
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JP1987154571U JPH0530826Y2 (ja) | 1987-10-07 | 1987-10-07 |
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JPH0530826Y2 true JPH0530826Y2 (ja) | 1993-08-06 |
Family
ID=31431421
Family Applications (1)
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JP1987154571U Expired - Lifetime JPH0530826Y2 (ja) | 1987-10-07 | 1987-10-07 |
Country Status (1)
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JP (1) | JPH0530826Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
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Citations (2)
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JPS6123544A (ja) * | 1983-06-25 | 1986-02-01 | オイムコ・アクチエンゲゼルシヤフト・フユ−ル・マシ−ネンバウ | 多段式成形機械用のダイ突き出し装置 |
-
1987
- 1987-10-07 JP JP1987154571U patent/JPH0530826Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS6123544A (ja) * | 1983-06-25 | 1986-02-01 | オイムコ・アクチエンゲゼルシヤフト・フユ−ル・マシ−ネンバウ | 多段式成形機械用のダイ突き出し装置 |
JPS6114039A (ja) * | 1984-06-25 | 1986-01-22 | ザ・ナシヨナル・マシナリー・カンパニー | 成形機の突出し駆動装置及び成形機 |
Also Published As
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JPH0160737U (ja) | 1989-04-18 |
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