JPH0337782Y2 - - Google Patents

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JPH0337782Y2
JPH0337782Y2 JP5378486U JP5378486U JPH0337782Y2 JP H0337782 Y2 JPH0337782 Y2 JP H0337782Y2 JP 5378486 U JP5378486 U JP 5378486U JP 5378486 U JP5378486 U JP 5378486U JP H0337782 Y2 JPH0337782 Y2 JP H0337782Y2
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positioning
jig
attached
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tips
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、プレス曲げ加工用位置決め装置に
関するものである。
〔従来の技術〕
第7図に示すごとき板金の曲げ製品Bを製作す
る場合、従来は第8図のa図に示すように、下金
型25上に設けた寸法規制治具26を所定の位置
に固定し、その治具26に板金ブランクAの先端
を押当てた状態で上金型27を下降し、所定の形
状にプレスする。このようにして、1ロツトの板
金ブランクAにプレス加工を施したのち、次にb
図に示すよう治具26の位置を変え、同様にプレ
ス加工を施す。c図及びd図に示す次の工程につ
いても同様である。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記のように、従来は各工程ごとに治具26の
位置を変える必要があつたため、1工程を終了す
るたびに作業を中断しなければならず、また治具
26の正確な位置決めを行うために中断時間が長
くなり、作業能率の向上が図れない問題があつ
た。
そこで、この考案は上記の治具に改良を加え、
作業を中断することなく、次の工程に移行できる
ようにすることを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、上記の問題点を解決するために、
プレスの下金型1に左右一対の位置決め用治具
2,3を取付けてなるプレス曲げ加工用位置決め
装置において、各位置決め用治具2の治具本体1
2,8を下金型1に取付け、一方の治具本体12
に下金型1の面に沿い、かつその長さ方向に対し
直角方向に進退するねじ棒4を進退自在に螺入
し、他方の位置決め用治具3の治具本体8に位置
決め部材5をその先端位置がプレス加工の工程順
に予め定められた位置となるよう進退自在に取付
け、前記の各ねじ棒4のうち、他方の位置決め用
治具3に最も近い方のねじ棒4の先端を、上記位
置決め部材5の最も少ない前進位置の先端位置と
一致せしめ、そのねじ棒4から順次外側に離れた
ねじ棒4の先端を、順次前進位置の多い位置決め
部材5の先端位置と一致せしめた構成とした。
〔作用〕
板金ブランクの複数個所に曲げ加工を施すに際
し、1回目の曲げ加工は、位置決め用治具3の位
置決め部材5の先端位置を、最も前進量の少ない
位置に設定し、その位置における位置決め部材5
の先端と、他方の位置決め用治具2のねじ棒4の
先端により板金ブランクAの位置決めを行なつた
のち、プレス加工を行なう。2回目の曲げ加工
は、上記位置決め部材5を次の段階に前進せし
め、その先端位置と一致する次のねじ棒4の先端
とにより位置決めを行ない、同様にプレス加工を
行なう。以後同様の作業を繰返えし製品に仕上げ
る。
〔実施例〕
第1図から第4図に示す第1実施例のものは、
下金型1の左右に所要の間隔をおいて取付けられ
る左位置決め用治具2と、右位置決め用治具3と
の組合せから成るものである。
左位置決め用治具2は、下金型1の背面にマグ
ネツト11等によつて取付けられる治具本体12
と、その治具本体12に挿入される3本のねじ棒
4とから成る。ねじ棒4は下金型1面に平行に配
列されると共に、治具本体12に設けた孔13の
両端に固定したナツト6に螺入され、下金型1の
長さ方向に対し直角方向に進退する。
また、右位置決め用治具3は、下金型1の背面
にマグネツト14等によつて取付けられる治具本
体8を有する。この治具本体8の上面にガイド溝
15が形成され(第4図参照)、その前半部に取
付ピース9aがボルト9bとの組合せからなる規
制部材9が挿入されている。
取付ピース9aはその一部が溝15の開口縁に
係合し、抜け出しが防止され、溝15の長さ方向
にスライドできるようになつている。取付ピース
9aにはネジ孔9cが貫通しており、これにボル
ト9bを螺入して締付けるとピース9aが開口縁
に押圧固定される。
上記の治具本体8の上に設けられる位置決め部
材5は前後に2分割され、前後の分割体5a,5
bは、分割部分の上面において板バネ7により連
結される。後部分割体5bは前記のガイド溝15
に嵌合される。前部分割体5aには前記の規制部
材9の頭部を挿入せしめる長孔16が形成され、
その長孔16の中間部分に固定したつまみ付き突
起10を上記規制部材9のいずれかに係合せしめ
る。突起10の係合位置を変える場合は、第3図
の鎖線で示すように、前部分割体5aを板バネ7
の部分で曲げて斜めに持ち上げ、更に後部分割体
5bをガイド溝15内でスライドさせ、前進又は
後退させたのち、前部分割体5aの元に戻す。
上記の規制部材9の固定位置は、位置決め部材
5の先端、即ち前部分割体5aの先端の位置がプ
レス加工の工程順に予め定められた位置となるよ
うに設定され、図示の場合は3段に前進し又は後
退するようになつている。
一方、左位置決め用治具2のねじ棒4のうち、
右端のねじ棒4の先端は、上記の位置決め部材5
の最も前進量の少ない場合の先端位置(1段目の
位置)と一致するように調整され、中央のねじ棒
は、位置決め部材5の2段目の先端位置と一致す
るように調節される。左端のねじ棒4は3段目の
先端位置と一致するよう調節される。
第1実施例は以上の構成であり、1回目のプレ
スを行なう際は、位置決め部材5を1段目の位置
に合わせ、その位置において板金ブランクAを位
置決め部材5と右端のねじ棒4の先端に当接させ
て位置決めをしたのち、ダイス17を下降させて
プレス加工を行なう。
2回目のプレスを行なう際は、位置決め部材5
の前部分割体5aを板バネ7の部分で屈曲させな
がら前進せしめ(第3図の鎖線参照)、突起10
を次の規制部材9に係合させる。これにより位置
決め部材5が2段目の位置に前進する。そこで、
その位置の位置決め部材5の先端と中央のねじ棒
4の先端により2回目のプレスの位置決めを行な
う。3段目の位置決めも同様に行なう。
上記第1実施例においては、製品の寸法が変わ
つた場合、ねじ棒4の寸法調整はこれを回動する
ことにより行なうことができるが、位置決め部材
5は規制部材9の位置を変える必要がある。
第5図及び第6図に示す第2実施例は、左位置
決め用治具2については前述の場合と同様である
が、右位置決め用治具3については、第1実施例
のものと相違している。
即ち、この場合の右位置決め用治具3は、治具
本体8の上面に突設した軸部18に回転板19を
嵌め、止め金20とボルト21によつてその抜け
止めを図つている。回転板19の外周は放射状に
複数のネジ孔22が形成さ、そのうちのいくつか
のネジ孔22にネジ軸でなる位置決め部材5が進
退自在に螺入されている。また、回転板19と治
具本体8との嵌合にはクリツクストツパ23が設
けられ、位置決め部材5の取付角ごとに停止でき
るようになつている。
この場合の右位置決め用治具3は上記のように
構成されているから、予め位置決め部材5の突出
長さを3段階になるように設定しておき、1回の
プレス加工ごとに回転板19を回転させ、所定の
位置決め部材5を下金型1に対し直交する位置に
なるようにその位置を定め、ネジ棒4との間で板
金ブランクAの位置決めを行なう。
〔効果〕
以上のように、この考案はねじ棒4を有する位
置決め用治具2と、段階状に進出量を設定された
位置決め部材5を有する位置決め用治具3とを有
するとにより、各種寸法形状の板金ブランクを曲
げ加工する際に、位置決め用治具の位置変更作業
を迅速に行なうことができるものであり、作業能
率が向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例の一部省略平面図、第2図
は同上の左位置決め用治具の断面図、第3図は同
上の右位置決め用治具の断面図、第4図は第3図
の場合の分解斜視図、第5図は第2実施例の右位
置決め用治具の横断平面図、第6図は第5図の縦
断平面図、第7図は製品の一例を示す斜視図、第
8図のaからb図は従来の加工工程を示す側面図
である。 1……下金型、2……左位置決め用治具、3…
…右位置決め用治具、4……ねじ棒、5……位置
決め部材、5a,5b……分割体、6……ナツ
ト、7……板バネ、8……治具本体、9……規制
部材、9a……取付ピース、9b……ボルト、9
c……ネジ孔、10……突起、11……マグネツ
ト、12……治具本体、13……孔、14……マ
グネツト、15……ガイド溝、16……長孔、1
7……ダイス、18……軸部、19……回転板、
20……止め金、21……ボルト、22……ネジ
孔、23……クリツクストツパ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プレスの下金型1に左右一対の位置決め用治具
    2,3を取付けてなるプレス曲げ加工用位置決め
    装置において、各位置決め用治具2,3の治具本
    体12,8を下金型1に取付け、一方の治具本体
    12に下金型1の面に沿い、かつその長さ方向に
    対し直角方向に進退するねじ棒4を進退自在に螺
    入し、他方の位置決め用治具3の治具本体8に位
    置決め部材5をその先端位置がプレス加工の工程
    順に予め定められた位置となるよう進退自在に取
    付け、前記の各ねじ棒4のうち、他方の位置決め
    用治具3に最も近い方のねじ棒4の先端を、上記
    位置決め部材5の最も少ない前進位置の先端位置
    と一致せしめ、そのねじ棒4から順次外側に離れ
    たねじ棒4の先端を、順次前進位置の多い位置決
    め部材5の先端位置と一致せしめたことを特徴す
    るプレス曲げ加工用位置決め装置。
JP5378486U 1986-04-09 1986-04-09 Expired JPH0337782Y2 (ja)

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JP5378486U JPH0337782Y2 (ja) 1986-04-09 1986-04-09

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JP5378486U JPH0337782Y2 (ja) 1986-04-09 1986-04-09

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JPS62165010U JPS62165010U (ja) 1987-10-20
JPH0337782Y2 true JPH0337782Y2 (ja) 1991-08-09

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JP5378486U Expired JPH0337782Y2 (ja) 1986-04-09 1986-04-09

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JP2501959Y2 (ja) * 1989-07-31 1996-06-19 株式会社アマダ 板材加工機におけるバックゲ―ジ

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JPS62165010U (ja) 1987-10-20

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