JPH0337776Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0337776Y2
JPH0337776Y2 JP1983187011U JP18701183U JPH0337776Y2 JP H0337776 Y2 JPH0337776 Y2 JP H0337776Y2 JP 1983187011 U JP1983187011 U JP 1983187011U JP 18701183 U JP18701183 U JP 18701183U JP H0337776 Y2 JPH0337776 Y2 JP H0337776Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
ringer
strip
pair
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983187011U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6094318U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP18701183U priority Critical patent/JPS6094318U/ja
Publication of JPS6094318U publication Critical patent/JPS6094318U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0337776Y2 publication Critical patent/JPH0337776Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Straightening Metal Sheet-Like Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、リンガロールとしての機能を併せ持
つ帯板パスライン変更装置に関し、設備の小形化
に基づく設置スペ−スの有効活用及びコスト低減
を可能としたものである。
各種鋼板やアルミニウム板等の帯板を圧延した
場合、スケールが付着したり部分伸びや反り等の
形状不良を伴うことが多い。このため、一般には
圧延工程の最終段階にてスケールブレーカに帯板
を通してスケールの除去を行つたり、或いはテン
シヨンレベラに帯板を通して矯正加工を行うよう
にしている。
ところで、上述したスケールブレーカやテンシ
ヨンレベラにおいて水等の液体を帯板に散布しな
がら加工を行う形式のものでは、この帯板に付着
した液体を拭うためのリンガロールを付設しなけ
ればならない。
このようなリンガロールを具えた従来のテンシ
ヨンレベラの外観を表す第1図に示すようにベー
ス11上には枠状をなすハウジング12が設置さ
れており、このハウジング12内には上下一対の
ロールチヨツク13,14が上下方向に摺動可能
に配設されている。これらロールチヨツク13,
14は前後一組のデイスタンスピース15を介し
て連結され、上側のロールチヨツク13は懸吊用
シリンダ16を介してハウジング12に吊り下げ
られ、下側のロールチヨツク14はジヤツキ17
を介してハウジング12から持ち上げられてい
る。ロールチヨツク13,14には帯板18を矯
正するためのワークロール19とそのバツクアツ
プロール20及びデフレクタロール21とがそれ
ぞれ回転自在に支持され、更に帯板18に水を散
布するスプレ−ノズル22が装着されている。一
方、ネオプレン等のゴム状弾性体を表面にライニ
ングした上下一対のリンガロール23,24はハ
ウジング12の帯板18の進行方向前方側に位置
しており、上側のリンガロール23はハウジング
12に一体的に固設したフレーム25に対して回
転自在に支持され、下側のリンガロール24はフ
レーム25に取付けられた油圧シリンダ26に回
転自在に支持されている。従つて、帯板18に対
するリンガロール23の挾圧力は油圧シリンダ2
6により任意に変えられるようになつている。
ワークロール19やバツクアツプロール20等
を交換する場合には、ジヤツキ17を作動して下
側のロールチヨツク14に回転自在に取付けられ
た車輪27がハウジング12の下端部に固設した
ガイドレール28上に乗るように下側のロールチ
ヨツク14を下降させる一方、懸吊用シリンダ1
6を作動して上側のロールチヨツク13に回転自
在に取付けられた車輪29がハウジング12の上
端部に固設したガイドレール30上に乗るように
上側のロールチヨツク13を下降させ、これらロ
ールチヨツク13,14を帯板18の側方から引
き出すようにしている。この場合、帯板18のバ
スラインを下降させないと、上側のロールチヨツ
ク13のワークロール19等に帯板18が当接し
続けて上側のロールチヨツク13をハウジング1
2の側方に引き出せなくなるため、通常、ハウジ
ング12の側方にはパスライン変更用シリンダ3
1の作動により上下動して帯板18のパスライン
を変更し得るパスライン変更用デフレクタロール
32が付設されている。
本考案はかかる従来の帯板処理装置に付設され
たパスライン変更装置及びリンガロールを一つに
まとめて小形化と同時に設置スペースの縮小を図
り、これにより設備コストの低減を企図したリン
ガロール兼用のパスライン変更装置を提供するこ
とを目的とする。
この目的を達成する本考案の帯板パスライン変
更装置にかかる構成は、帯板を挾んで対向し且つ
この帯板に付着した液体を拭う一対のリンガロー
ルと、これらリンガロールをそれぞれ回動自在に
支持する一対のロールチヨツクと、これらロール
チヨツクが前記対向方向に摺動自在に収納された
フレームと、このフレームに取付けられ且つ前記
ロールチヨツクを当該フレームに沿つて前記対向
方向に摺動させることにより前記リンガロールを
任意の対向位置に固定し得る一対のチヨツク駆動
機器とを具えたことを特徴とするものである。
従つて本考案によると、帯板を挾んで対向する
一対のリンガロールをそれぞれチヨツク駆動機器
により単独でその対向方向に変位させることが可
能となり、リンガロールとして使用できることは
もちろん、必要に応じて任意にパスラインを変更
できる。このため、パスライン変更装置とリンガ
ロールとをそれぞれ独立して設置しなくとも良く
なり、設備費の低減及びスペースの増大を企図す
ることが可能となつた。
以下、本考案による帯板パスライン変更装置を
テンシヨンレベラに組み込んだ一実施例について
その外観を表す第2図及びその主要部を拡大した
第3図を参照しながら詳細に説明するが、テンシ
ヨンレベラ自体の構造は第1図に示した従来のも
のと全く同じで良いので、これと同一の符号を記
すに留めると共に異なる箇所についてのみ言及す
る。なお、本考案はこのようなテンシヨンレベラ
に限らず、リンガロール及びパスライン変更装置
を必要とするスケールブレーカやローラレベラ或
いはスキンパスミル等に応用することもできる。
ハウジング12の前側に固設されたフレーム2
5内には、前後一対のライナ33を介して昇降自
在に支持された上下一対のロールチヨツク34,
35が収納されており、これらロールチヨツク3
4,35には帯板18を挾んで対向するリンガロ
ール23,24がそれぞれ回転自在に取付けられ
ている。これらリンガロール23,24の外周に
はネオプレン等のゴム状弾性体がライニングさ
れ、帯板18に対して確実に密着状態で当接でき
るようになつている。上側のロールチヨツク34
はフレーム25の上端部に設置した油圧シリンダ
36を介してフレーム25に対し懸吊されてお
り、下側のロールチヨツク35はフレーム25の
下端部に配置したエアジヤツキ37を介してフレ
ーム25に対し持ち上げられている。なお、この
油圧シリンダ36やエアジヤツキ37を本実施例
ではチヨツク駆動機器として使用したが、要する
にロールチヨツク35,36をそれぞれ単独で昇
降できるような構成のものであれば良い。
従つて、帯板18の加工時においてはロールチ
ヨツク34,35がそれらの上昇端に位置するよ
うに油圧シリンダ36及びエアジヤツキ37を作
動し、帯板18を上下のリンガロール23,24
で挾圧することにより、帯板18の表面に付着し
た水滴等を拭い去る。 一方、ワークロール19
等の交換の際にはこれらのロールチヨツク13,
14を下降させる必要があるため、パスラインを
下方へ変位させなければならない。この場合、ま
ずエアジヤツキ37を作動して下側のリンガロー
ル24を第3図中、二点鎖線で示す下降端へ変位
させたのち、油圧シリンダ36を作動して上側の
リンガロール23を第3図中、二点鎖線で示す下
降端へ変位させ、この上側のリンガロール23に
より帯板18を押し下げてパスラインを下側へず
らす。これにより、帯板18はワークロール19
やデフレクタロール21に当接せず、これらのロ
ールチヨツク13,14をハウジング12の側方
に円滑に引き出すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のテンシヨンレベラの原理を表す
概略構成図、第2図は本考案による帯板パスライ
ン変更装置の一実施例を組み込んだテンシヨンレ
ベラの原理を表す概略構成図、第3図はその主要
部の拡大図であり、図中の符号で、11は基台、
12はハウジング、13,14,34,35はロ
ールチヨツク、18は帯板、19はワークロー
ル、21はデフレクタロール、22はスプレ−ノ
ズル、23,24はリンガロール、25はフレー
ム、36は油圧シリンダ、37はエアジヤツキで
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 帯板を挾んで対向し且つこの帯板に付着した液
    体を拭う一対のリンガロールと、これらリンガロ
    ールをそれぞれ回転自在に支持する一対のロール
    チヨツクと、これらロールチヨツクが前記対向方
    向に摺動自在に収納されたフレームと、このフレ
    ームに取付けられ且つ前記ロールチヨツクを当該
    フレームに沿つて前記対向方向に摺動させること
    により前記リンガロールを任意の対向位置に固定
    し得る一対のチヨツク駆動機器とを具えたことを
    特徴とする帯板パスライン変更装置。
JP18701183U 1983-12-05 1983-12-05 帯板パスライン変更装置 Granted JPS6094318U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18701183U JPS6094318U (ja) 1983-12-05 1983-12-05 帯板パスライン変更装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18701183U JPS6094318U (ja) 1983-12-05 1983-12-05 帯板パスライン変更装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6094318U JPS6094318U (ja) 1985-06-27
JPH0337776Y2 true JPH0337776Y2 (ja) 1991-08-09

Family

ID=30403785

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18701183U Granted JPS6094318U (ja) 1983-12-05 1983-12-05 帯板パスライン変更装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6094318U (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4958027A (ja) * 1972-10-09 1974-06-05
JPS54133457A (en) * 1978-04-07 1979-10-17 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd Method and apparatus for preventing sheet camber in different-speed rolling
JPS58202911A (ja) * 1982-05-20 1983-11-26 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 多段圧延機及びその圧延方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5819171Y2 (ja) * 1979-12-17 1983-04-19 日本鋼管株式会社 リンガ−ロ−ルスタンド

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4958027A (ja) * 1972-10-09 1974-06-05
JPS54133457A (en) * 1978-04-07 1979-10-17 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd Method and apparatus for preventing sheet camber in different-speed rolling
JPS58202911A (ja) * 1982-05-20 1983-11-26 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 多段圧延機及びその圧延方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6094318U (ja) 1985-06-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
GB1344460A (en) Method of and apparatus for producing low-carbon cold steel sheet
JPH0337776Y2 (ja)
US3364715A (en) Crown control for rolling mill
US5184492A (en) Plate straightening machine
CN2261897Y (zh) 冷轧机支承辊乳液刮板装置
US5435165A (en) Rolling method for metal slab
ATE279270T1 (de) Walzgerüst für das warm-oder kaltwalzen von metallischem bandmaterial
US3667271A (en) Rolling mills
JPH10291012A (ja) 二重式ロールスタンドのロール対のためのカセット式ロールスタンド
JPH0230082Y2 (ja)
CN110496862B (zh) 平整机防皱辊更换装置及防皱辊更换方法
JP3081767B2 (ja) 鋳物の砂落し装置
JPH0224485Y2 (ja)
CN217044072U (zh) 一种钢带平整机的展平辊装置
SU536749A3 (ru) Прокатна клеть
JPH0242010B2 (ja)
JP3385413B2 (ja) 圧延設備のサイドガイド装置
CN111922089B (zh) 一种平整机防皱辊、防断辊更换装置及其控制方法
JPS5844881Y2 (ja) 圧延機
JPH0638565Y2 (ja) 帯板の水切り装置
JPH087923Y2 (ja) ロール保護装置を設けた多段圧延機
GB1588247A (en) Driving apparatus for use in a strip rolling mill
JPS6013546Y2 (ja) 鋼板矯正用ロ−ラ−レベラ−
JP2001129695A (ja) 反転式金型仕上げ装置
US3670550A (en) Work roll exchange device