JPH0337321Y2 - - Google Patents

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JPH0337321Y2
JPH0337321Y2 JP8849585U JP8849585U JPH0337321Y2 JP H0337321 Y2 JPH0337321 Y2 JP H0337321Y2 JP 8849585 U JP8849585 U JP 8849585U JP 8849585 U JP8849585 U JP 8849585U JP H0337321 Y2 JPH0337321 Y2 JP H0337321Y2
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parapet
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JP8849585U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、建築物の屋上にパラペツト部に設け
る手摺支柱の取付構造に関する。
(従来技術) この種の手摺支柱の取付構造として、例えば実
公昭59−27470号ないし同59−27472号公報に記載
された技術が知られている。これは第3図に示す
ように、建築物の屋上パラペツト部1に手摺支柱
3を設けるに際し、パラペツト部1の躯体2上部
に笠木受4に相当する取付用金枠をアンカー金具
などで固着し、一方、笠木5には手摺支柱3をビ
スなどで止着しておき、そして笠木5を金枠4に
固定することにより手摺支柱3をパラペツト部1
に取付けるものである。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来の手摺支柱の取付構造にあつては、支
柱を直接パラペツト部に固着するものではないた
め、支柱と笠木との間、及び笠木と笠木受との間
において取付強度上の不安があり、それが手摺自
体の支持強度不安をもたらしていた。特に建築物
の屋上パラペツト部に設ける手摺の場合、取付上
の瑕疵は人命に及ぶので事は重大であり、その改
善は急を要するものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、こ
の種手摺支柱の取付け強度を十分確保しうるパラ
ペツト部の手摺支柱取付装置を提案するものであ
る。
すなわち本考案は、手摺支柱をパラペツト部の
躯体側面に止着して固着の直接化を図るととも
に、その安全性を向上させるべく当該止着部を充
填材で被覆してなる堰壁部を前記躯体に並設し、
一方パラペツト部の雨仕舞を確保するべく前記躯
体及び堰壁部の上部に笠木受と笠木を格別に装着
するものであつて、前記堰壁部の上部に装着した
笠木は、前記支柱の取付け位置に対応する箇所を
一部切欠き形成し、その切欠き部に支柱が係合し
ている構造のパラペツト部の手摺支柱取付装置を
提供するものである。
(実施例) 以下に本考案を図示の実施例に基いて説明す
る。尚、前記従来例と共通の構成要素には同一の
符号を付している。
本考案は、第1図及び第2図において、建築物
の屋上パラペツト部1に手摺支柱3を取付けるに
あたり、支柱3をパラペツト部1の躯体2側面に
ホールインアンカーなどの止着具6により直接止
着し、さらに当該止着部をセメントや発泡コンク
リートなどの充填材で被覆してなる堰壁部7を前
記躯体2に並設する。この場合、後述する笠木5
などの装着関係から、堰壁部7はその上面を躯体
2のそれよりも若干低く形成するとよい。
前記躯体2及び堰壁部7の上部に笠木受と笠木
を格別に装着する。躯体2の笠木受4と笠木5
は、通常この部位になされる取付け構造を有する
もので、実施例では、躯体2にフイツシヤープラ
グ8を埋設し、笠木受4を挿通した木ねじ9をフ
イツシヤープラグ8に螺着することにより該笠木
受を躯体2に固着し、これに笠木5を装着してい
る。
実施例の場合、前記堰壁部7の上部に装着した
笠木受10と笠木11は、前記支柱3の取付け位
置に対応する箇所をともに一部切欠き形成し、そ
の切欠き部10a,11aに支柱3が係合するよ
うに構成している。もつとも、通常用いられる笠
木受10は笠木11の取付けピースであることか
ら、支柱3の取付け位置を該笠木受10の存在し
ない箇所、すなわち笠木受10と笠木受10の間
に設けうることは勿論であり、したがつてこの場
合は、笠木11のみ一部切欠き形成することとな
る。
又、笠木11は、その屋外側端部11bを上方
へ立上り形成し、該端部11bを前記笠木5の屋
内側端部5aの下方に位置させてその係止を図つ
ている。尚、第1図と第2図において、前記笠木
5の屋内側端部5aを一部切欠き形成し、その切
欠き部に支柱3が係合するように構成している
が、この屋内側端部5aを切欠き形成することな
く、例えば躯体2と支柱3との間に適当な部材を
宛行い、支柱3を右方向へ若干ずらした位置に設
けるようにしてもよい。
(考案の効果) 本考案は以上説明したように、建築物の屋上パ
ラペツト部に設ける手摺支柱の取付装置におい
て、前記支柱は、パラペツト部の躯体側面に止着
するとともに、当該止着部を充填材で被覆してな
る堰壁部を前記躯体に並設しているので、支柱は
直接且つ二重にパラペツト部に固着されることと
なり、これにより手摺支柱の取付け強度を十分確
保することができる。さらに前記躯体及び堰壁部
の上部に笠木受と笠木を各別に装着し、その中、
前記堰壁部の上部に装着した笠木は、前記支柱の
取付け位置に対応する箇所を一部切欠き形成し、
その切欠き部に支柱が係合している構成を採るの
で、パラペツト部の雨仕舞はもちろん、併せて堰
壁部の保護をなすことができ、又当該支柱取付箇
所の外観も良好となるなど、本考案は種々の利点
を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るパラペツト部の手摺支柱
取付装置を示す概観斜視図、第2図は同上の縦断
面図、第3図は従来の手摺支柱取付装置を示す概
観斜視図である。 1…パラペツト部、2…躯体、3…支柱、4,
10…笠木受、5,11…笠木、7…堰壁部、1
0a,11a…切欠き部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 建築物の屋上パラペツト部1に設ける手摺支柱
    の取付装置において、前記支柱3は、パラペツト
    部1の躯体2側面に止着するとともに、当該止着
    部を充填材で被覆してなる堰壁部7を前記躯体に
    並設し、さらに前記躯体及び堰壁部の止部に笠木
    受と笠木を各別に装着するものであつて、前記堰
    壁部の上部に装着した笠木11は、前記支柱の取
    付け位置に対応する箇所を一部切欠き形成し、そ
    の切欠き部11aに支柱が係合していることを特
    徴とするパラペツト部の手摺支柱取付装置。
JP8849585U 1985-06-12 1985-06-12 Expired JPH0337321Y2 (ja)

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JP8849585U JPH0337321Y2 (ja) 1985-06-12 1985-06-12

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JP8849585U JPH0337321Y2 (ja) 1985-06-12 1985-06-12

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JPS61203933U JPS61203933U (ja) 1986-12-22
JPH0337321Y2 true JPH0337321Y2 (ja) 1991-08-07

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JPS61203933U (ja) 1986-12-22

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