JPH0337242A - 中空アクリル繊維補強ゴム組成物 - Google Patents

中空アクリル繊維補強ゴム組成物

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JPH0337242A
JPH0337242A JP17173089A JP17173089A JPH0337242A JP H0337242 A JPH0337242 A JP H0337242A JP 17173089 A JP17173089 A JP 17173089A JP 17173089 A JP17173089 A JP 17173089A JP H0337242 A JPH0337242 A JP H0337242A
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JP
Japan
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rubber
acrylic fiber
fiber
tensile strength
hollow acrylic
Prior art date
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Pending
Application number
JP17173089A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Nishihara
良浩 西原
Hajime Ito
元 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Publication date
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  • Reinforced Plastic Materials (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Artificial Filaments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、強度、耐熱性、耐油性に優れたアクリル繊維
補強ゴム組成物に関する。
(従来の技術) ゴムの強度を上げる一般的な方法として、ゴムの中に各
種の補強材を埋め込む方法が知られている。しかし々か
らこれらの方法は、長繊緋状の補強材をいりたん製織ま
たは製綱し、その上にゴムをライニングするものであり
、非常に繁雑な工程を必要とする。そこで短繊維をゴム
の中に分散させることでゴム製品の補強が可能と々れば
、その組成物の製造工程はゴムと添加材及び補強用短繊
維を混合し、押し出し成形や射出成形することになり、
前述の長繊維からなる織編物を用いる方法に比較して大
幅に簡略化されることが期待される。
このような目的のため、たとえば特開昭57−t 06
52号公報や特開昭58−103559号公報には、ジ
エン系ゴムをミクロ有機短繊維で補強する技術が開示さ
れている。しかしこれらの方法では、補強効果を出すた
めには、アモルファス部分のガラス転移温度が30℃以
下かまたは120℃以上で、その結晶部分の融点が16
0℃以上であり、平均短繊維長が[L8〜′50μm、
平均短繊維径が(LO2〜0.8μmといった極細の特
殊な形態の繊維を添加する必要がある。
そして、ミクロ有機繊維を構成するポリマーの具体例と
してアイソタクチックポリプロピレン、ポリ−4−メチ
ル−1−ペンテン、ポリ弗化ビニリデン、ポリ塩化ビニ
リデン、ポリーP−tart−ブチルスチレン、ポリ−
p−クロロスチレン、ポリジクロロスチレン、ポリ−α
−メチルスチレン、71)−p−フェニルスチレン、ホ
11−□−ビニルベンジルアルコール、ポリ−p−ビニ
ルベンジルアルコール、ポリヒニルナフタレン、ポリオ
キシメチレン、ポリ−ビスフェノールAカーボネート、
1.4ポリ−2,3ジメチルブタジエン等が例示されて
いるのみである。
(本発明が解決しようとする課題) 本発明者らは、上述した如き現状に鑑み、ジエン系ゴム
に対し、上記特開昭57−10652号公報や特開昭5
8−1d5559号公報に開示されるようなミクロ有機
短繊維以外の如何なる有機短[雉を配合することにより
、抗張力に優れる補強ゴム組成物としうるかについて鋭
意m討の結果、ジエン系ゴムとカーボンブラック及びア
クリロニトリル系lsI#とを、各々特定の範囲の割合
で組み合わせて配合することにより、所期の目的を達成
できることを見い出し本発明に到達した。
(課題を解決するための手段) 本発明の要旨とするところはジエン系ゴム50〜80.
tt4、カーボンブラン21〜30重量優及びアクリル
ゆ維5〜40重t4からなる組成物に於て、該アクリル
繊維が単線8繊度50d以下で且つ繊維中に体積比で1
0優以上の空孔を有するものである中空アクリルlI/
J、維補強ゴム船成物にある。
本発明の中空アクリル繊維をゴムと混練する場合、中空
アクリル繊維はnI維の軸方向に容易に割裂し、その結
果繊維の有効表面積が相対的に増加する結果、ゴムを効
果的に補強することが可能となる。ただし用いる中空ア
クリル繊維の単繊維繊度が50(Lを越えると繊維の有
効表面積が相対的に減少する結果、中空のアクリル繊維
といえども十分な補強効果は得られない。
!た空孔率が10傷未滴の場合、繊維が割裂し難くなる
ため補強効果が得られないし、筐た空孔率が50優を越
えると繊維自体の強度が低下する結果、繊維の取扱い性
、工程通過性が悪くなる。
中空アクリル繊維を構成する重合体組成は、アクリロニ
トリル単位が90重量参以上であることが好ましい。ま
たゴムを効果的に補強するためには、強度の高い中空ア
クリル繊維であることが好1しく、引張り強度が517
4以上の中空アクリル繊維を用いるのが好ましい。更に
中空アクリル繊維の形態については、短繊維の長さが0
.1〜10■、アスペクト比が10〜1000の範囲が
好ましい。
短繊維の長さが化1−未満では、ゴム組成物の補強を効
果的に行うことが困難となり、筐た10■を越えるとゴ
ム組成物への中空アクリル繊維、維の分散性が低下し好
ましくない。
更に、アスペクト比が10未満では中空アクリルIa維
補強ゴム組成物の抗張力は十分に高くなく、一方100
0を越えると、中空アクリル繊維のゴム組成物中への分
散性が低下するので好筐しく々い。
本発明の補強ゴム組成物中の中空アクリル繊維の含有量
が5重量4未満では補強効果がほとんどなく、一方40
重量幅を越えるとゴム組成物を混練する工程にかける加
工性が悪く好壕しくな−。
本発明で用する中空アクリル繊維はアクリロニトリル系
重合体を適当な溶媒に溶解したあと、鞘芯型紡糸ノズル
を用いて湿式、乾湿式あるbは乾式紡糸法によって得ら
れるフィラメントを公知の方法でカットして得られるも
のであるが、ゴム組成物の抗張力を高めるためには、引
張り強度の高い中空アクリル繊維を使用することが望1
しく、このようなアクリル繊維は、例えば重量平均分子
量20万以上の高分子量のアクリロニトリル糸ポリマー
を原料にして、特定の条件下で製造されるのである。係
る目的に合うポリマーの重°合法としては、特開昭59
−191704号、特開昭61−12704号、特開昭
61−14204号等に開示されており、また中空アク
リル繊維の紡糸技術は特に限定されるものではなく公知
の方法によって製造できる。
本発明で用いられるジエン系ゴムは、天然ゴ1−1合d
l&リイソプレンゴム、ブチルゴム、ハロゲン化ブチル
ゴム、ポリブタジェンゴム、スチレン−ブタジェン共重
合体ゴム、アクリロニトリル−ブタジェン共重合体ゴム
、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体ゴム等が挙げ
られるが、特に中空アクリル繊維との界面親和性の点か
らは、アクリロニトリル−ブタジェン共重合体ゴムが特
に鎖管しい。
本発明で用いられるカーボンブラックは特に限定される
ものではないが、例えばゴム用カーボンブラックのゴム
用ファーネス(8PIF、787% ()BF)等が挙
げられる。また中空アクリル繊維補強ゴム組成物中のカ
ーボンブラック含有量は、カーボンブラック1〜30重
量優であることが必要である。
カーボンブラック含有量が1重te11未満では得られ
る補強ゴム組成物からの成形物の抗張力が低いのみなら
ず、耐候性が著しく劣る。一方30重量噛を越えると加
工性が悪く好1しくない。
本発明の中空アクリル繊維補強ゴム組成物には、更に加
硫剤、促進助剤、シリカ等の充填剤、軟化剤等の配合剤
を通常の配合量の範囲内で配合することができる。
本発明の補強ゴム組成物は、前述した中空アクリル繊維
、ジエン系ゴム及びカーボンブラック更に必要に応じた
各種添加剤を添加し、加熱処理を施し、加硫しなから混
練機で混合し、押し出し成形や射出成形を行うことによ
り得られる。
(実施例) 以下、実施例にしたがって本発明の詳細な説明する。
実施例1〜3.比較例1〜3 ゴム、中空アクリル短繊維、カーボンブラック及び添加
剤を表1に示した配合比で混合し、バンバリーミキサ−
で160℃で20分[[Lその後160℃で押し出し、
直径5W%長さ8目のストランド状にカットした。これ
をさらにJI8  K6501記載の試験法にしたがっ
たダンベル試験片をサンプリングするために、160℃
でシート状に押し出した。試験に供した短PII!!物
性及び形状と得られたゴムシートの引張り試験は、TI
8  Kt53(Mにしたがった。
表   1 結果を表2に示した。
なか、表中の中空アクリル繊維は、特開昭61−142
06号公報に記載された方法で得られた型骨平均分子量
40万のポリアクリロニ) IJルを用いて、公知の方
法で紡糸、延伸、溶剤の洗浄、乾熱延伸をおこなって製
造した。
表   2 実施例4.比較例4 実施例1及び比較例3で用いたダンベル試験片を120
℃の乾燥機中に置いた。この時の抗張力保持率が501
になる1での時間を比較した結果、実施例1の試験片は
比較例3の試験片に比べて、1.5倍長く、本発明の中
空アクリル繊維補強ゴム組成物が耐熱性にも優れている
ことがわかった。
実施例5.比較例5 実施例1及び比較例3で用いたダンベル試験片をJ工E
I  K6301に従って、40℃、22時間の耐油性
テストに供した。その結果、実施例1の抗張力保持率は
76qb、膨油は106憾であり、一方比較例3の抗張
力保持率は56係、膨油は133係であり、本発明の中
空アクリル繊維補強ゴム組成物が耐油性にも優れている
ことがわかった。
(発明の効果) このように本発明による中空アクリル繊維補強ゴム組成
物は簡単なプロセスで容易に製造することができ、従来
の長1M、Im補強ゴム組成物に比較して、その製造工
程が大幅に簡略化されるだけでなく、該中空アクリル繊
維補強ゴムM5!物が高−抗張力と耐熱性、耐油性を有
してかり、ホース、パツキン、防振材、シール材等の各
種ゴム製品用原料として適性を示すので、産業上の利益
は真に大である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ジエン系ゴム50〜80重量%、カーボンブラック
    1〜30重量%及びアクリル繊維5〜40重量%からな
    る組成物に於て、該アクリル繊維が単繊維繊度50d以
    下で且つ繊維中に体積比で10%以上の空孔を有するも
    のであることを特徴とする中空アクリル繊維補強ゴム組
    成物。 2、抗張力が300kg/cm^2以上であることを特
    徴とする請求項1記載のゴム組成物。
JP17173089A 1989-07-03 1989-07-03 中空アクリル繊維補強ゴム組成物 Pending JPH0337242A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003064223A (ja) * 2001-08-29 2003-03-05 Nok Corp ゴムシール部品

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003064223A (ja) * 2001-08-29 2003-03-05 Nok Corp ゴムシール部品

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