JPH0336998B2 - - Google Patents

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JPH0336998B2
JPH0336998B2 JP26836285A JP26836285A JPH0336998B2 JP H0336998 B2 JPH0336998 B2 JP H0336998B2 JP 26836285 A JP26836285 A JP 26836285A JP 26836285 A JP26836285 A JP 26836285A JP H0336998 B2 JPH0336998 B2 JP H0336998B2
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JP
Japan
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opening
slats
slat
chain
closing
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JP26836285A
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JPS62129493A (ja
Inventor
Machi Takeshita
Wataru Takahashi
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Bunka Shutter Co Ltd
Original Assignee
Bunka Shutter Co Ltd
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Publication date
Application filed by Bunka Shutter Co Ltd filed Critical Bunka Shutter Co Ltd
Priority to JP26836285A priority Critical patent/JPS62129493A/ja
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Publication of JPH0336998B2 publication Critical patent/JPH0336998B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、建築物の窓は出入口等に設置される
動力駆動のブラインドカーテンに係り、特に、リ
ンク機構を介して垂直方向に連結・列設された複
数のスラツトによつてカーテン部分が構成され、
該スラツトが所定角度回動することによつて、各
スラツト間の隙間が閉止されて略平板状のカーテ
ン面となるタイプのブラインドカーテンに関する
ものである。
[従来の技術] 前述したような形式のブラインドカーテンとし
ては、例えば、第8図及び第9図に模式的に示す
ような機構のものが知られている。
第8図のブラインドカーテン1は、スラツト2
の昇降機構にパンタ機構を利用したものである。
各リンク3の中央部分相互を回動自在に結合し
ているピン3aの部分には、短冊形状のスラツト
2に固設されたクランクピン(図示せず。)が回
動自在に軸支されており、該クランクピンの端部
には、各スラツト2の平面と所定の角度をなす方
向に向けてクランクアーム4が固設されている。
前記パンタ機構の近傍には、溝部5aを有する
開閉ガイド5が設けられている。この開閉ガイド
5は、下端部に設けられたレバ5bに下方向の力
が加えられた時に、案内部材6にそつて、図中、
右下方にスライドできるように構成されており、
力が加えられない時は、図示しない付勢手段によ
つて、左上方の所定位置に引き戻されている。
前記スラツト2にクランクピンを介して連結さ
れたクランクアーム4の揺動端には、係合突起4
aが設けられている。該係合突起4aは、引き戻
された位置にある前記開閉ガイド5の溝部5aに
係合しており、第8図aに示すように、この状態
で、各スラツト2は、平面を互いに平行に、かつ
水平にした状態となつている。
前記開閉ガイド5の左方には、本装置の駆動力
を伝達するためのチエン7が垂下されており、該
チエン7は、案内部材6の下方に設けられた略半
円形状のチエンガイド8に掛け回されて上方に回
帰している。図示しないが、チエン7の上方部分
は、モータ等の駆動手段に連動するスプロケツト
に掛け回されている。
そして、該チエン7の所要位置には、昇降部材
9の一端部が固着されており、、該昇降部材9の
中央部は、最下部のスラツト2に固定されたクラ
ンクピンに連結されている。
また、図示しないが、前記昇降部材9には、前
記開閉ガイド5のレバ5bを押下げる作動板が取
付けられており、該作動板は、本装置の各機構を
収納するケース(図示せず。)に設けられた案内
溝にガイドされて、昇降移動するようになつてい
る。
以上のような構成において、パンタ機構が上方
に縮退し、各スラツト2が上方に収納された状態
から駆動手段を動かし、チエン7を矢印A1の方
向に駆動する。
昇降部材9によつて下方に移動していく最下部
のスラツト2の上には、他のスラツト2がパンタ
機構を縮退させて積重なつているが、昇降部材9
の下降に伴い、上部のスラツト2から、徐々に相
互の間隔を広げていく。
ある程度、パンタ機構が伸展し、スラツト間隔
が広がつた所で作動板がレバ5bに係合して開閉
ガイド5を移動させはじめる。第8図bに示すよ
うに、開閉ガイド5の移動に伴い、クランクアー
ム4が回動して各スラツト2のクランクピンを回
動させるので、各スラツト2は、各平面を鉛直一
平面内に一致させる位置まで回動し、スラツト2
は閉止状態となる。
次に、第9図のブラインドカーテン10は、部
屋の窓などに取付けられて、光量調節や目隠し用
に使用されている室内用のブラインドと、ほぼ同
じ機構を採用したものである。
第9図aに示すように、平行4辺形状に構成し
たリンク機構において、各中間リンク11の中央
部には、各スラツト12の両端部に固定したクラ
ンクピンが固着されており、各スラツト12は互
いに平行に、かつ水平状態に保たれている。
リンク機構の外側には、昇降駆動用のチエン1
3が垂下されており、該チエン13の下端部は、
L字形の吊り板13aの上端部に取付けられてい
る。そして、該吊り板13aの側端部は、最下部
の中央リンク11aの中央部に固定されている。
図示しないが、本装置の上方には、駆動源及び
駆動源に接続された切換クラツチが設けられてい
る。前記チエン13の上端部は、この切換クラツ
チを介して駆動源に連動連結されており、第9図
aに示すように、リンク機構を展開し、又は折た
たませながら、水平状態の各スラツト12を昇降
移動させていくことができるようになつている。
また、前記リンク機構も、この切換クラツチを介
して駆動源に連動するように構成されており、リ
ンク機構の展開が完了した所で切換クラツチを切
換え、第9図bに示すように、左右の両リンクを
互いに逆方向に昇降駆動させることによつて、前
記各スラツト12を回転させ、閉止状態とするこ
とができるように構成されている。
[発明が解決しようとする問題点] 第8図に示したブラインドカーテン1において
は、スラツト2の昇降にパンタ機構を利用してお
り、最下部のスラツト2の上に他のスラツト2が
積重なつた状態でスラツト2を昇降駆動するた
め、パンタ機構の伸展または縮退の度合が、各所
で一定にはならなかつた。すなわち、下方部のス
ラツト間隔より上方部のスラツト間隔の方が広く
なり、昇降時のスラツト間隔を一定に保つことが
できない。
さらに、スラツト2の昇降操作は、チエン7に
取付けた昇降部材9によつて行なつているが、ス
ラツト2の回転操作も、該昇降部材9に取付けた
作動板によつて行うため、スラツト2の下限位置
付近では、スラツト2は昇降しながら回転するこ
とになる。
従つて、このブラインドカーテン1の昇降・開
閉動作は、必ずしも整然としたものとは言えず、
見栄えが良くないという問題点があつた。
また、このブラインドカーテン1によれば、ス
ラツト2を閉止した後には、最下部のスラツト位
置は所定位置に固定されて動くことはないが、伸
縮自在なパンタ機構を採用しているため、中間位
置にあるスラツト2は、力を加えれば、比較的容
易に上下に動かすことができる。従つて、この機
構のブラインドカーテン1は、防犯性の面にも問
題点があつた。
次に、第9図に示したブラインドカーテン10
においては、以上のような問題点はない。ところ
がスラツト12の昇降駆動とスラツト12の回転
駆動(開閉駆動)とを、共通の駆動源に取付けた
切換クラツチによつて切換えており、この切換ク
ラツチが高価であるため、装置全体の価格を低く
押えることができないという問題点があつた。
[発明の目的] 本発明は、前記の問題点を解決するためになさ
れたものであり、スラツトの昇降途中にあつても
スラツトの間隔を一定に保てると同時に、スラツ
トの昇降動作と回転開閉動作とを別々に行わせる
ことができるため、操作時の見栄えがよく、か
つ、展開されたスラツトの位置が固定されるため
に防犯性が高く、しかも構造の簡単なブラインド
カーテンを提供することを目的としている。
[問題点を解決するための手段] 前記の目的を達成するため、本発明のブライン
ドカーテンは、リンク機構で連結された複数のス
ラツトと、該スラツトを昇降駆動する駆動手段
と、各スラツトに固定されたクランクピンの端部
に固設されたクランクアームと、該クランクアー
ムの揺動端に設けられた係合突起が係合する開閉
ガイドとを具備し、前記開閉ガイドを揺動させる
ことによつて、前記各スラツトを回転させて開閉
させるブラインドカーテンにおいて、スラツトの
駆動手段に連動するチエンに固定されて、スラツ
トの下降停止位置において、前記開閉ガイドの作
動部材に係合すると共に、該チエンの下降によつ
て該作動部材を作動させて前記開閉ガイドを揺動
させるポイント板と、前記ポイント板下方のチエ
ンに一端部が固着され、他端部は最下部のクラン
クピンに回動自在に取付けられてスラツトを昇降
させる昇降板と、前記昇降板が、下降停止位置に
あるクランクピンを中心に回動するように、スラ
ツトの下降停止位置からさらに下方に駆動される
チエンを略円孤状にガイドするチエンガイドと、
を具備することを特徴としている。
[作用] ブラインドカーテンを上げた状態、即ちリンク
機構が折畳まれ、各スラツトが積重さねられて上
方に引上げられた状態において、駆動手段を始動
させ、チエンを下降させる。
前記チエンに固着された昇降板の他端には、ク
ランクピンを介して最下部のスラツトが吊られて
おり、チエンの下降に伴い、最下部のスラツトに
積重なつた他のスラツトは、上から順にリンク機
構を伸展させていく。この場合、展開された各ス
ラツトの間隔は、リンク機構の構造によつて一定
に決められている。
やがて、リンク機構の伸展が完了し、最下部の
スラツトが下降停止位置に来たところで、ポイン
ト板が開閉ガイドに連動した作動部材に係合す
る。
さらに、チエンを下降させると、該チエンは、
前記下降停止位置より下方では、チエンガイドに
よつて略円孤状に案内されるので、前記昇降板
は、下降停止位置に静止したスラツトのクランク
ピンを中心に回動する。従つて、各スラツトが下
向きに引つぱつられて、所定の停止位置から下方
にずれてしまうことはない。
また、前記昇降板が回動している間、ポイント
板は下方に移動し、作動部材を押圧操作する。作
動部材が作動されれば、これに連動する開閉ガイ
ドも揺動される。従つて、開閉ガイドに係合突起
を係合させているクランクアームも所定角度回動
するので、各スラツトは、所定の停止位置に静止
した状態を保ちながら回動し、各スラツト間の隙
間が閉止された状態となる。
次に、前記スラツトの閉止状態から、駆動手段
を逆転させて、チエンを上方へ引上げていくと、
チエンはチエンガイドによつて略円孤状に案内さ
れ、昇降板は、下降停止位置に静止した最下部の
スラツトのクランクピンを中心として上方へ向け
て回動する。
昇降板が回動している間、作動部材に係合した
ポイント板も上方に移動し、作動部材も上方に持
ち上げるので、開閉ガイドもこれに連動する。従
つて、各クランクアームも開方向に回動し、各ス
ラツトは開状態となる。
この後、ポイント板は作動部材から離れ、か
つ、昇降板は最下部のスラツトを引上げ始める。
最下部のスラツトの上昇につれ、他のスラツト
は、リンク機構を折畳ませながら、下から順次積
重ねられ、上方に引上げられていく。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を第1図〜第6図によ
つて説明する。
第1図は、建造物の出入口等に設置された一実
施例のブラインドカーテン14を示す斜視図であ
る。このブラインドカーテン14は、垂直方向に
連結・列設された多数の水平なスラツト15によ
つてカーテン面が構成されている。出入口等の側
縁部には、一対の箱状の側枠16,16が取付け
られており、前記各スラツト15は、該側枠16
の内部において、後述するリンク機構によつて互
いに連結されている。また、該両側枠16,16
の上部には、駆動源としてのモータMを収納した
ケース17が取付けられている。ケース17内の
モータMは、駆動軸18に連動連結されており、
該駆動軸18の両端に設けられたスプロケツト1
9,19には、各々1本づつのチエン20,20
の上端部が掛けられている。これらのチエン2
0,20の下端部は、後述するように、互いに連
結された前記スラツト15の内、最下部のスラツ
ト15aに設けられた昇降板21,21にそれぞ
れ取付けられており、モータMを駆動させること
によつて、前記各スラツト15を昇降できるよう
になつている。
次に前記スラツト15の連結構造等の詳細を、
第2図によつて説明する。
第2図は、第1図における部の拡大拡散分解
図である。
側枠16の外板16aの内面には、支持部材と
しての開閉クランク板22が、縦方向に固定され
ている。開閉クランク板22は、外板16aに対
する取付部となるフランジ22aが設けられた断
面コ字形の部材であり、凸条部22bには、複数
の開閉クランク23を介して案内溝部24aを有
する開閉ガイド24が揺動自在に連結されてい
る。
開閉クランク23は略扇形の部材であり、扇形
の中心部分が前記凸条部22bに回動自在に連結
されている。各開閉クランク23の周縁部の上隅
に形成された取付部23bには、断面コ字形の開
閉ガイド24が回動自在に連結されており、各開
閉クランク23の周縁部の下隅には、前記開閉ガ
イド24とは反対側から、板状の細長いフラツト
バー25が回動自在に連結されている。
開閉ガイド24は、図示しない付勢手段によつ
て、スラツト15の閉止時以外には、第3図に示
す上部位置にくるよう構成されている。
前記開閉クランク23の内、最下部の開閉クラ
ンク23aには、開閉ガイド24の作動部材であ
る開閉ハンドル26が、周縁部の下隅近傍に固着
されている。
次に、前記各スラツト15の両端部には、それ
ぞれクランクピン27が固定されており、該クラ
ンクピン27は、側枠16の内板16bの溝部1
6cを挿通して、端部が側枠16内に位置するよ
うに構成されている。そして、各クランクピン2
7は、側枠16の内部において、リンク機構28
によつて互いに連結されているが、このリンク機
構28は、各クランクピン27に回動自在に連結
された1枚又は2枚のクランク板29を、互いに
回動自在に連結して構成したものである。
また、各クランクピン27の端部には、前記ス
ラツト15に対して所定角度をなす方向に向け
て、クランクアーム30が固着されている。各ク
ランクアーム30の揺動端には、係合突起30a
が設けられており、この各係合突起30aは、前
記開閉ガイド24の案内溝部24aに滑動自在に
係合している。第3図に示すように、前記開閉ガ
イド24と、クランクアーム30と、スラツト1
5との組立て時の位置関係は、開閉ガイド24が
上部位置にあるときは、各スラツト15が水平状
態となるように構成されている。
次に、前記スラツト15を昇降させ、あるいは
回転させてスラツト15を閉止させる駆動機構に
ついて説明する。
側枠16の内板16bの内側には、前記溝部1
6cをとり囲む形状のチエンガイド31が形成さ
れている。チエンガイド31は、内板16bの内
側に突設された一対のガイドフランジ31a,3
1aによつて構成されており、最下部のスラツト
15aの下降停止位置(又は、最下部のクランク
ピン27aの下降停止位置)まで形成された溝部
16cの下部近傍においては、半円形状に形成さ
れている。
そして、前記チエンガイド31には、前記モー
タMの駆動力により昇降駆動されるチエン20
が、ローラ部をガイドフランジ31a,31aに
はさまれた状態で案内されている。(各図中では、
チエン20の構造の詳細は省略している。) このチエン20の下端部には、略楕円形状の昇
降板21が、その一端部を2組のボルトナツトに
よつて固定されており、該昇降板21の他端部
は、最下部のクランクピン27aに回動自在に取
付けられている。従つて、リンク機構28で連結
された各スラツト15,15aは、チエンガイド
31に案内された前記チエン20の昇降駆動によ
り、昇降板21を介して、リンク機構28を伸縮
させながら全体として上下に昇降される構成とな
つている。
次に、前記チエン20には、前記昇降板21よ
りもモータMに近い部分において、ポイント板3
2が固着されている。ポイント板32は、チエン
に対する取付部となる矩形状の取付板33と、該
取付板33から一体に延設された作動板34とに
よつて構成されている。第5図によつて示される
ように、作動板34は、取付板33よりも下方に
突出しており、その下端部は、前記昇降板21の
チエン20に対する取付け部の近傍に達してい
る。作動部34の下端部には、切欠溝34aが形
成されており、チエン20を下降させ、最下部の
スラツト15a又はクランクピン27aが下降停
止位置に降りた時点で、該切欠溝34aが前記開
閉ハンドル26に係合するように構成されてい
る。
次に、以上説明した構成における作用について
説明する。
ブラインドカーテン14を上げて出入口を開い
た状態、即ち、リンク機構28が折畳まれ、各ス
ラツト15が互いに積重ねられるようにして上方
に引上げられた状態において、まずモータMを始
動させ、チエン20を下降させる。
チエン20は、チエンガイド31に案内されて
下降していくが、チエン20の下端部には、昇降
板21を介して最下部のクランクピン27a及び
該クランクピン27aに固定されたスラツト15
aが取付けられている。最下部の該スラツト15
a上に載置された他の各スラツト15は、各クラ
ンクピン27を、クランクアーム30を介して開
閉ガイド24に案内されながら、リンク機構28
を伸展させ、上から順に所定間隔をあけて展開さ
れていく。
やがて、第3図に示すように、最下部のクラン
クピン27a及びスラツト15aが、下降停止位
置に到達する。この時、各スラツト15,15a
は、リンク機構28の各クランク板29をほぼ直
線上に伸展させ、互いに所定の等間隔を保つた状
態にあるが、各スラツト15,15aは、水平状
態にあり、閉止されてはいない。また、この時、
第5図にも示すように、スラツト15,15aを
降下させてきたチエン20は、以後チエンガイド
31の形状に沿つた略円孤状に進路を曲げられは
じめるので、該チエン20に固定された昇降板2
1は、最下部のクランクピン27aを中心に回動
することになる。従つて、チエン20の下方への
駆動力がクランクピン27aに伝えられることは
なくなり、各スラツト15,15aの停止位置は
一定に保持される。
また、最下部のスラツト15aが下降停止位置
に到達し、昇降板21が回動を始めようとする時
点で、第5図に示すように、ポイント板32は、
作動板34の切欠溝34aを開閉ハンドル26に
係合させている。
次に、第4図及び第6図に示すように、前述の
状態から、さらにチエン20を下方へ駆動させる
と、ポイント板32が下降し、開閉ハンドル26
を下方に旋回させる。開閉ハンドル26の前記操
作によつて、開閉クランク23aは下方に揺動す
るが、該揺動運動は、主としてフラツトバー25
を介し、他の開閉クランク23にも伝達される。
そして、開閉クランク23,23aに連結された
開閉ガイド24は、各クランクアーム30の係合
突起30aを案内溝部24aに係合させた状態
で、スラツト15の外側に向けて一様かつ円滑に
揺動する。従つて、各クランクアーム30は所定
角度旋回し所定位置に停止した状態の各クランク
ピン27,27aを回動させるので、各々の停止
位置において各スラツト15,15aは整然と回
動することになる。
第6図に示すように、本実施例では、前記昇降
板21がほぼ45゜回動するまで、チエン20が駆
動され、この時点で、各スラツト15,15aは
垂直状態となり、スラツト15,15aによつて
構成されるカーテン面が閉止された状態となるも
のである。
ブラインドカーテン14を閉止状態にすると、
チエン20の下端部は、略円孤状のチエンガイド
31に案内されているので、スラツト15,15
aに上向きの力を加えても、最下部のクランクピ
ン27aは所定の停止位置から動くことはない。
また、各スラツト15,15a相互間は、前述し
たような構成のリンク機構28によつて連結され
ているので、中間位置にあるスラツト15に力を
加えても、クランクピン27,27相互の間隔を
変えることはできない。
次に、閉止されたブラインドカーテン14を開
状態にし、さらに、上方に引上げていくために
は、前記モータMを逆回転させ、チエン20を上
方に引上げていけばよい。
上方に駆動されるチエン20は、チエンガイド
31によつて略円孤状に案内され、昇降板21
は、下降停止位置に静止した最下部のスラツト1
5aのクランクピン27aを中心として上方へ向
けて回動する。
昇降板21が回動している間、開閉ハンドル2
6に係合したポイント板32も上方に移動し、開
閉ハンドル26を上方に持ち上げ、開閉ガイド2
4を開閉クランク板22方向に揺動させる。従つ
て、各クランクアーム30も開閉クランク板22
の方向に旋回され、各クランクピン27は、各ス
ラツト15,15aが大略水平となる方向に整然
と回動される。
この後、ポイント板32が開閉ハンドル26か
ら離れると、開閉ガイド24は、図示しない付勢
手段の引張力によつて、さらに開閉クランク板2
2方向に引きよせられるので、各スラツト15,
15aは、ほぼ水平な開状態となる。
そして、昇降板21が、最下部のスラツト15
aを引上げ始める。最下部のスラツト15aの上
昇につれ、他のスラツト15は、リンク機構28
を折畳ませながら、下から順次積重ねられるよう
にして、上方へ引上げられ、収納されていく。
本実施例では開閉クランクの形状を扇形とし、
各開閉クランク23,23aは開閉ガイド24の
他フラツトバー25によつて連結されている。
開閉ガイド24を揺動させるための他の構成例
としては、複数の細長いリンク板を開閉クランク
35とし、フラツトバー25を省いたものとして
もよい。この場合には、第7図に示すように、最
下部の開閉クランク35に開閉クランク板22と
の連結点を共通としたハンドルアーム36を所定
角度をもつて固着し、該ハンドルアーム36の先
端に開閉ハンドル26を取付けるようにすればよ
い。このような構成だと、第1の実施例に比べ、
動作の円滑さにはやや欠けるが、部品点数を少な
くすることができる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明は、駆動源に連動
したチエンに、スラツトを昇降させる昇降板を設
け、さらに、開閉ガイドを作動させるポイント板
を設け、スラツトの下降停止位置より下方におい
て、ポイント板によつて各スラツトを回転開閉動
作させる際には、チエンがチエンガイドによつて
円孤状に案内されることによつて、昇降板を円孤
状に運動させ、各スラツトの位置を一定に保つよ
うに構成してある。
従つて、本発明によれば、簡単な構造で、昇降
動作時の見栄えがよく、かつ、閉止時の防犯性が
高い、優れたブラインドカーテンを提供すること
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例であるブラインド
カーテンの外観を示す斜視図、第2図は、第1図
における部の拡大拡散分解部、第3図は、同ブ
ラインドカーテンの側枠内の機構を示す斜視図で
あつて、各スラツトが閉止方向に回転し始める直
前の状態を示す図、第4図は、同ブラインドカー
テンの側枠内の機構を示す斜視図であつて、各ス
ラツトが閉止される直前の状態を示す図、第5図
は、第3図の状態における一部省略断面図、第6
図は、第4図の状態における一部省略断面図、第
7図は、本発明の他の実施例における側枠内の機
構を示す斜視図、第8図a,bは、従来のブライ
ンドカーテンの一例を示す模式構造図、第9図
a,bは、従来のブラインドカーテンの他の一例
を示す模式構造図である。 M……駆動手段としてのモータ、14……ブラ
インドカーテン、15……スラツト、20……チ
エン、21……昇降板、24,24b……開閉ガ
イド、26……作動部材としての開閉ハンドル、
27……クランクピン、27a……最下部のクラ
ンクピン、28……リンク機構、30……クラン
クアーム、30a……係合突起、31……チエン
ガイド、32……ポイント板、36……作動部材
としてのハンドルアーム。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 リンク機構で連結された複数のスラツトと、
    該スラツトを昇降駆動する駆動手段と、各スラツ
    トに固定されたクランクピンの端部に固設された
    クランクアームと、該クランクアームの揺動端に
    設けられた係合突起が係合する開閉ガイドとを具
    備し、前記開閉ガイドを揺動させることによつ
    て、前記各スラツトを回転させて開閉させるブラ
    インドカーテンにおいて、スラツトの駆動手段に
    連動するチエンに固定されて、スラツトの下降停
    止位置において前記開閉ガイドの作動部材に係合
    すると共に、該チエンの下降によつて該作動部材
    を作動させて前記開閉ガイドを揺動させるポイン
    ト板と、前記ポイント板下方のチエンに一端部が
    固着され、他端部は最下部のクランクピンに回動
    自在に取付けられてスラツトを昇降させる昇降板
    と、前記昇降板が、下降停止位置にあるクランク
    ピンを中心に回動するように、スラツトの下降停
    止位置からさらに下方に駆動されるチエンを略円
    弧状にガイドするチエンガイドと、を具備するこ
    とを特徴とするブラインドカーテン。
JP26836285A 1985-11-30 1985-11-30 ブラインドカ−テン Granted JPS62129493A (ja)

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JPS62129493A JPS62129493A (ja) 1987-06-11
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