JPH0336666Y2 - - Google Patents

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JPH0336666Y2
JPH0336666Y2 JP8098185U JP8098185U JPH0336666Y2 JP H0336666 Y2 JPH0336666 Y2 JP H0336666Y2 JP 8098185 U JP8098185 U JP 8098185U JP 8098185 U JP8098185 U JP 8098185U JP H0336666 Y2 JPH0336666 Y2 JP H0336666Y2
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lattice
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、らせん階段における手摺へ、手摺格
子を取付けるための構造に関するものである。
〔従来の技術〕
最近の特に、住宅等の屋内、屋外用へのらせん
階段の普及に伴ない、設計、施工の柔軟性に対処
するため、らせん階段構造の標準化ユニツト組立
化等が進められている。
らせん階段はその外観の優美性も重大要素の一
つであるため、手摺や手摺格子にも種々のデザイ
ンが施され、特に上記ユニツト組立化に対応し得
ることが重要となつてきた。
第7図に従来のユニツト式に組立てられたらせ
ん階段の一例の要部破断側面図を示す。30はユ
ニツト組立式中柱(柱管)31は段板、32は手
摺、33は各手摺格子である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、らせん階段は対象とする建屋に
より、それぞれ各階当りの高さも変化し、その各
ユニツト構造の単位高さもそれに従つて調節する
必要があり、したがつて手摺の傾斜角度等もそれ
に伴なつて若干変化するので、標準的取付金具を
使用してこの角度変化に対処するためには、手摺
格子の手摺取付点はそれぞれの格子支柱に対して
一点であることが望ましく、取付点の数も多くを
必要とした。このため、以上の欠点を多少とも回
避するために例えば第7図の例のように複数支柱
の上部を結合して手摺への取付点を一点とするな
ど、デザイン的にも制約を受けるという欠点があ
つた。
本考案は以上のような従来例の問題点にかんが
みてなされたもので、前記理由により手摺の傾斜
角度に若干の変化が存在しても、標準長の複数本
の手摺格子支柱を同一標準取付金具を用いて取付
けることができるようにしてらせん階段のユニツ
ト組立化と、手摺格子のデザインの自由化に貢献
することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
このため、本考案においては、手摺を構成する
左右に相対する一対の手摺フレームにそれぞれ上
下に相対する一対の拘束金具をフアスナで固定
し、該フアスナにより複数の手摺格子支柱の頂部
にそれぞれ両端を固定したクロス部材の中央部を
揺動可能に支持することにより前記目的を達成し
ようとするものである。
〔実施例〕
以下に本考案を実施例に基づいて説明する。第
2図に本考案によるらせん階段の手摺格子取付構
造の一実施例の手摺格子の一ユニツトの破断側面
図を示す。第1図は同図A部の拡大詳細図、ま
た、第3図は第2図のB−B線拡大断面矢視図で
ある。1は手摺の外部を被覆したトツプカバー、
2は手摺を構成する左右に相対する一対の手摺フ
レーム、3はアンダカバー、4は一対の手摺格子
支柱、4aは補助格子、5は連結金具、6は段板
組立体を示す。
本実施例の主要構成は、一対の手摺フレーム2
のそれぞれ上下拘束みぞ部2aおよび2bに拘束
された拘束金具A7および拘束金具B8、これら
両拘束金具A/B、7/8のそれぞれ中央部穴を
貫通して締結する6角ボルト(フアスナ)9、な
らびに複数の手摺格子支柱4の上部にそれぞれタ
ツピングねじ11等により固定されたクロス部材
10より成り、前記拘束金具B8の一部は、該ク
ロス部材10に盲リベツト12により固定されて
いる。
第4図ないし第6図に、それぞれ前記各拘束金
具A7、拘束金具B8およびクロス部材10の各
形状を3面図または2面図で示す。拘束金具A7
(第4図)は、前記一対の手摺フレーム2の内側
上部の各拘束みぞ部2a(第1図,第3図)にそ
れぞれ係合するための相対する3個のフツク部7
a,7b(2個)を有し中央には6角ボルト9を
挿通する穴を備えている。また、拘束金具B8
(第5図)は、一対の手摺フレーム2の内側下部
の各拘束みぞ部2b(第1部,第3図)にそれぞ
れ係合する相対する一対のフツク部8aを有し、
底部にはボルト9用のナツト8bが固定されてい
る。また、底部の一縁は、手摺の他の取付部にお
ける拘束金具として共用するために図示の方向に
斜に延び、その一部は図示8cのごとく切欠かれ
て折曲げられ、前記クロス部材10への固定用盲
リベツト12(第1図)用の穴が穿設されてい
る。
つぎに、クロス部材10はチヤンネル断面を有
し、両端部にはそれぞれ手摺格子支柱4、頂部取
付タツピングねじ11(第1図,第3図)用の複
数の穴10a、また中央部には6角ボルト9用の
楕円穴10bが穿設されている。
以上の構成によつて明かなように、各拘束金具
A/B、7/8はそれぞれ一対のす手摺フレーム
4の上/下拘束みぞ部2a/2bに拘束されてフ
レーム間隔を一定に保持し、かつ拘束金具B8の
一部にクロス部材10を固定したため、複数の手
摺支柱4は一定間隔を保持したまま手摺に取付け
られ、かつ6角ボルト9部によつて、手摺フレー
ム2の傾斜角度の所定範囲の変動に対して揺動
し、自由に対応することができる。
なお、前述した各構成要素の形状ならびに拘束
手段等は種々の変形が考えられ、上記実施例に限
定されないことはもちろんである。
〔効果〕
以上説明してきたように、本考案によれば、手
摺フレームへ複数の手摺格子支柱を、クロス部材
を用いて一点で支持するよう構成したため、手摺
フレームの傾斜角度の変化に対応することがで
き、また手摺格子のデザインの制約を緩和するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案による手摺格子取付構造の一
実施例の要部拡大側面図、第2図は、第1図部分
を含む全体側面図、第3図は第1図のB−B線拡
大断面矢視図、第4図ないし第6図は、本実施例
の主要構成要素の各形状を示す3面図または2面
図、第7図は、従来のユニツト組立式らせん階段
の一例の要部破断側面図である。 2……手摺フレーム、4……手摺格子支柱、7
……拘束金具A、8……拘束金具B、9……6角
ボルト(フアスナ)、10……クロス部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 手摺を構成する左右に相対する一対の手摺フレ
    ームに、それぞれ上下に相対する一対の拘束金具
    をフアスナにより固定し、該フアスナにより、複
    数の手摺格子支柱の頂部に固定したクロス部材の
    中央部を搖動可能に支持するよう構成したことを
    特徴とするらせん階段の手摺格子取付構造。
JP8098185U 1985-05-31 1985-05-31 Expired JPH0336666Y2 (ja)

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JP8098185U JPH0336666Y2 (ja) 1985-05-31 1985-05-31

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Publication Number Publication Date
JPS61197131U JPS61197131U (ja) 1986-12-09
JPH0336666Y2 true JPH0336666Y2 (ja) 1991-08-02

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