JP4058632B2 - 手摺取付構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、階段における手摺の取付構造に関し、特に踏板に対する手摺支柱の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の階段の手摺として、図12に示すように、踏み板部34の上面に支柱支持部材33を固定し、この支柱支持部材33のピン穴33a及び手摺支柱32の調整穴32aに高さ調整ピン36を挿入することによって、手摺支柱32を踏み板部34上に立設させるものがある(例えば、特許文献1参照。)。
また、図13に示すように、ササラ桁40の外側に手摺支柱42がボルト48a及びナット48bで留め付けられたものもある(例えば、特許文献2参照。)。
さらに、図14に示すように、階段手摺用支柱52の下端にボルト58aを固着突出せしめておくと共に、階段踏板54の該階段手摺用支柱52を固定すべき位置にナット58bを固着せしめておき、階段踏板54を位置固定して階段を構成した後、前記ナット58bに前記ボルト58aを螺着して、階段手摺用支柱52を固定するものがある(例えば、特許文献3参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−115382号公報
([0010]−[0022]、第1図−第4図)
【特許文献2】
特開平7−197616号公報
([0021]−[0022]、第8図−第10図)
【特許文献3】
特開平5−202595号公報
([0008]−[0018]、第1図−第6図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特許文献1に記載された手摺は、踏み板部34の上に支柱支持部材33が露出しているので見栄えが悪く、特にデザイン性が要求される建物の階段には採用できない。
また、特許文献2に記載された手摺は、ササラ桁40の外側に手摺支柱42が取り付けられ、さらにその外側にボルト48aが突出しているので、無駄な設置スペースが必要となって壁面ぎりぎりに階段を設置することができず、様々な建物の間取りに柔軟に対応できない。
さらに、特許文献3に記載された手摺は、階段手摺用支柱52と階段踏板54とを螺着する際、固定するボルト58aが一つの階段手摺用支柱52に対して一個に限定されるため、その取付強度、特に階段手摺用支柱52に対して曲げ方向の荷重、変形に対しての強度及び安定性に問題がある。
【0005】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであって、デザイン性が高く、階段の設置スペースを余分に要することもなく、高強度を有する手摺取付構造を提案することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、上部に笠木が固定される手摺支柱と、この手摺支柱の下端に形成される取付部材とよりなり、踏板の側端部には前記手摺支柱を側端側より挿入する開口を有する切欠孔が形成され、前記手摺支柱の下端部を前記踏板の側端側より前記切欠孔に挿入し、前記取付部材を前記踏板の下面に当接すると共に該取付部材を該踏板の下面側よりこれに固定してなる、ことを特徴とする手摺取付構造である。
【0007】
かかる手摺取付構造は、手摺支柱を踏板に固定するための取付部材が踏板の下面側から固定されるので、取付部材が踏板の上面に露出せず、見栄えがよい。また、手摺支柱が踏板の側端部の切欠孔より挿入され、踏板の側端面よりも内側に立設されるので、手摺支柱が階段の設置スペースを増やすこともなくなる。
【0008】
請求項2に係る発明は、上部に笠木が固定される複数の手摺支柱と、この複数の手摺支柱の下端に形成される取付部材とよりなり、踏板の側端部には前記各手摺支柱を側端側より挿入する開口を有する複数の切欠孔が前記複数の手摺支柱に対応して形成され、前記各手摺支柱の下端部を前記踏板の側端側より前記各切欠孔に挿入し、前記取付部材を前記踏板の下面に当接すると共に該取付部材を該踏板の下面側よりこれに固定してなる、ことを特徴とする手摺取付構造である。
【0009】
かかる手摺取付構造は、取付部材が踏板の上面に露出しないことから、見栄えがよい。また、手摺支柱が踏板の側端部の切欠孔より挿入され、踏板の側端面よりも内側に立設されるので、手摺支柱によって階段の設置スペースが増えることもない。さらに、一つの踏板に複数の手摺支柱が配置されるので、一つの踏板に一つの手摺支柱が配置される場合に比べて、隣り合う手摺支柱同士の間隔が狭くなり、その結果、階段を昇降する者に安心感を与えることができる。
【0010】
請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載の手摺取付構造において、前記取付部材は前記踏板の下方より挿入される複数本の取付部材用ネジにより該踏板に固定されていることを特徴とする。
【0011】
かかる手摺取付構造は、踏板の下方より挿入される取付部材用ネジにより取付部材が踏板に固定されているので、取付部材用ネジが踏板の上面に露出せず、見栄えがよい。また、取付部材用ネジは複数本にて取付部材を踏板に固定するため、高強度である。
【0012】
請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の手摺取付構造において、前記取付部材は前記手摺支柱と別体に形成され、接合手段により一体的に固定されることを特徴とする。
【0013】
請求項5に係る発明は、請求項4に記載の手摺取付構造において、前記手摺支柱は、下方からの手摺支柱用ネジの挿入により前記取付部材の上面に固定されていることを特徴とする。
【0014】
かかる手摺取付構造は、手摺支柱を取付部材に固定する手摺支柱用ネジが踏板の下方から挿入され、踏板の上面に露出しないので、見栄えがよい。さらに手摺支柱用ネジは複数本にて手摺支柱を取付部材に固定するため、高強度を有する。
【0015】
請求項6に係る発明は、請求項5に記載の手摺取付構造において、前記手摺支柱は、前記手摺支柱用ネジが挿入されるビスポケットを備えた中空断面のアルミ押出形材からなることを特徴とする。
【0016】
かかる手摺取付構造は、手摺支柱がアルミニウム合金製の中空押出形材からなるので、軽量かつ高強度で見栄えのよい手摺とすることができる。また、ビスポケットは手摺支柱と一体に押出成形されるので、手摺支柱用ネジを挿入するためのネジ孔を別途加工する手間やコストを省くことができる。
【0017】
請求項7に係る発明は、請求項6に記載の手摺取付構造において、前記手摺支柱に形成されたビスポケットの前記取付部材と接合する側の前記ビスポケットは機械加工によって拡大されていることを特徴とする。
【0018】
かかる手摺取付構造は、取付部材と接合する側のビスポケットを機械加工により拡大することで、より大きなネジで手摺支柱と取付部材とを接合することが出来る。以上より手摺支柱は取付部材に対して安定且つ強固に固定される。
【0019】
請求項8に係る発明は、請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の手摺取付構造において、前記取付部材はプレート形状を呈し、その下面が前記踏板の下面と面一となるように該踏板の下面は凹部に形成されていることを特徴とする。
【0020】
かかる手摺取付構造は、取付部材がプレート形状で、しかもその下面が踏板の下面と面一であるので、踏板の下面からの見栄えもよい。
【0021】
請求項9に係る発明は、請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の手摺取付構造において、前記笠木は前記手摺支柱よりも内側に位置することを特徴とする。
【0022】
かかる手摺取付構造は、笠木が手摺支柱よりも内側に位置するので、手摺全体が踏板の側端面よりも内側に設置される。したがって、手摺が階段の設置スペースを増やすことがなくなり、壁面ぎりぎりに階段を設置するなど、様々な建物の間取りに柔軟に対応できる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、説明において、同一要素には同一の符号を用い、重複する説明は省略するものとする。
【0024】
図1は本発明に係る手摺取付構造の第一実施形態の分解斜視図であり、図2は同組立斜視図である。また、図3は同手摺取付構造を踏板の側端面側(外側)から見た側面図であり、図4は図3のA−A断面図、図5(a)〜(c)はそれぞれ図3のB−B断面図、C−C断面図、D−D断面図である。これらの図に示すように、本実施形態の手摺取付構造は、笠木1と、この笠木1が上部に固定された手摺支柱2と、この手摺支柱2の下端に取り付けられた取付部材3と、この取付部材3が固定された踏板4とで構成されている。
【0025】
笠木1は、階段を昇降する人が手で握るための略円筒形状のアルミ押出形材であり、階段の勾配と同じ勾配で各踏板4,4,…の上方に設置されている。笠木1の下面にはその軸線方向に沿って凹溝1aが形成されており、また、後述する笠木取付部材5のネジ孔5f,5fと対応する位置にネジ孔1b,1bが形成されている。
【0026】
手摺支柱2は、笠木1を支持するための略角筒形状のアルミ押出形材である。手摺支柱2の中空部2aは断面略正方形状であり、この中空部2aの四隅部にそれぞれビスポケット2bが形成されている(図5(b),(c)参照)。
【0027】
笠木1は、笠木取付部材5を介して手摺支柱2の上部に取り付けられている。
笠木取付部材5は、手摺支柱2の中空部2aに上方から挿入される脚部5aと、脚部5aが挿入されたときに手摺支柱2の上面を塞ぐ塞ぎ板部5bと、塞ぎ板部5bの上面から内側(図4で紙面左側)に傾斜しつつ上方に立ち上がる板柱部5cと、板柱部5cの頂部に形成され、笠木1の凹溝1aに嵌合する受け板部5dとで構成されるアルミ鋳物部材である。塞ぎ板部5bにはネジ孔5e,5eが形成されており、笠木取付部材5の脚部5aを上から手摺支柱2の中空部2aに挿入した後、ネジ孔5e,5e及びビスポケット2b,2bに上からネジ6,6を螺入することによって、笠木取付部材5が手摺支柱2の頂部に固定されている。また、笠木取付部材5の受け板部5dにはネジ孔5f,5fが形成されており、笠木取付部材5の受け板部5dを笠木1の凹溝1aに嵌合させた後、ネジ孔5f,5f及びネジ孔1b,1bに下からネジ7,7を螺入することによって、笠木1が笠木取付部材5の受け板部5dに固定されている。
【0028】
取付部材3は、手摺支柱2を踏板4に固定するためのプレート形状のアルミ部材であり、手摺支柱2のビスポケット2b,2b,…と対応する位置に四箇所のネジ孔3a,3a,…が形成され、外周部に六箇所のネジ孔3b,3b,…が形成されている。
【0029】
踏板4は、ここでは木製板からなり、その側端部(図4の右端部)にはそれぞれ手摺支柱2の下端部及び取付部材3がちょうど納まる形状の切欠孔4a,4bが形成されている。切欠孔4a,4bはそれぞれ手摺支柱2の下端部、取付部材3を側端部側から挿入できる形状の開口を有し、互いに連続して形成されている。踏板4の切欠孔4bが形成された領域のうち取付部材3のネジ孔3b,3b,…に対応する位置には、ネジ9を下から螺入するためのネジ孔4c,4c,…が形成されている。
【0030】
そして、取付部材3のネジ孔3a,3a,…に手摺支柱2のビスポケット2b,2b,…を位置合わせして、下からタッピンネジ8,8,…をねじ込むことにより取付部材3に手摺支柱2を固定した後、手摺支柱2の下端部及び取付部材3を踏板4の側端部の開口を通して踏板4の側端部側からそれぞれ切欠孔4a,4bに挿入し、下からネジ孔3b,3b,…及びネジ孔4c,4c,…にネジ9,9,…を螺入することによって、踏板4に取付部材3を固定する。なお、取付部材3に手摺支柱2を固定した後に取付部材3を踏板4に固定するのではなく、その逆の手順、つまり踏板4に取付部材3を固定した後に取付部材3に手摺支柱2を固定するようにしてもよい。
【0031】
このような手摺取付構造によれば、手摺支柱2及び取付部材3がそれぞれ切欠孔4a,4bにぴったり納まって踏板4の側端部から全くはみ出ず、踏板4の側端面と面一になっているので、手摺支柱2や取付部材3が階段の設置面積を増やすことがなく、すっきりと見栄えもよい。また、取付部材3は踏板4の下部の切欠孔4bにぴったり納まって踏板4の上面に露出しないのですっきりと見栄えがよく、また取付部材3の下面と踏板4の下面とが面一となっているので踏板4の下方からの見栄えもよい。
【0032】
また、取付部材3は、踏板4の下方から挿入される取付部材用ネジたるネジ9,9,…で踏板4に固定されているので、ネジ9,9,…が踏板4の上面に露出せず、見栄えがよい。また、取付部材用ネジたるネジ9,9,…は複数本(ここでは六本)で踏板4に取付部材3を固定するので、高強度な手摺取付構造を実現できる。
【0033】
同様に、手摺支柱2は、取付部材3の下方から挿入される接合手段としての手摺支柱用ネジたるタッピンネジ8,8,…で取付部材3に固定されているので、タッピンネジ8,8,…が踏板4の上面に露出せず、見栄えがよい。また、手摺支柱用ネジたるタッピンネジ8,8,…は複数本(ここでは四本)で取付部材3に手摺支柱2を固定するので、高強度な手摺取付構造を実現できる。
【0034】
また、笠木1は、手摺支柱2よりも内側(図4の左側)に位置するので、笠木1や手摺支柱2を含む手摺全体が踏板4の側端面よりも内側に設置されることになる。したがって、手摺が階段の設置スペースを増やすことがなくなり、壁面ぎりぎりに階段を設置するなど、様々な建物の間取りに柔軟に対応できる。
【0035】
さらに、手摺支柱2はアルミニウム合金製の中空押出形材からなるので、軽量かつ高強度で見栄えのよい手摺とすることができる。また、ビスポケット2bは手摺支柱2と一体に押出成形されるので、手摺取付用ネジたるタッピンネジ8を挿入するためのネジ孔を別途加工する手間やコストを省くことができる。
【0036】
なお、ここでは、手摺支柱2の下端部に作用する曲げ方向の荷重及び変形に対する強度や安定性を考慮して、手摺支柱用ネジたるタッピンネジ8の径をネジ6のそれよりも大きくしてある(図5(b),(c)参照)。そのため、ビスポケット2bは、手摺支柱2の全長にわたって等径となっているわけではなく、タッピンネジ8が押し込まれる部分が機械的に拡径されている。その加工方法としては、手摺支柱2の押出成形時にビスポケット2bの下孔をネジ6の径に合わせて押出成形しておき、その後、上端部(ネジ6が螺入される部分)についてはタップを立ててネジ切りし、下端部(タッピンネジ8によって取付部材3に接合される側の部分)については中グリ用工具などで機械的に拡径する。このようにして、取付部材3と接合される側のビスポケット2bを機械加工により拡大することで、より大きなネジで手摺支柱2と取付部材3とを接合することができるので、手摺支柱2は取付部材3に対して安定且つ強固に固定される。
【0037】
図6は本発明に係る手摺取付構造の第二実施形態の分解斜視図であり、図7は同組立斜視図である。これらの図に示すように、本実施形態の手摺取付構造は、笠木11と、この笠木11が上部に固定された手摺支柱12と、この手摺支柱12の下端に形成された取付部材13と、この取付部材13が固定された踏板14とで構成されている。
【0038】
笠木11は、下面に凹溝が形成されていない円筒形状を呈しており、材質はステンレス製である。また、後述する手摺支柱12の受け板部12bのネジ孔12c,12cと対応する位置にはネジ孔11a,11aが形成されている。
【0039】
手摺支柱12は、第一実施形態とは異なり、ステンレス製のフラットバー形状の部材である。手摺支柱12の上部は内側に傾斜しつつ上方に立ち上がる板柱部12aとして形成されており、板柱部12aの頂部には、笠木11の下面と同じ曲面状に形成され、笠木11を受ける受け板部12bが形成されている。
【0040】
そして笠木11は、その下面を受け板部12bに当接させた状態で、ネジ孔12b,12b及びネジ孔11a,11aに下からネジ17,17を螺入することにより、手摺支柱12の上部に取り付けられている。
【0041】
取付部材13は、第一実施形態と略同様のプレート形状を呈しているが、材質はステンレス製である。そして、手摺支柱12は、その下端において取付部材13の上面に溶接接合されている。また、取付部材13には、これを踏板14に固定するためのネジ19を螺入するためのネジ孔13a,13a,…が六箇所に形成されている。
【0042】
踏板14は、第一実施形態と同様の木製板からなり、その側端部にはそれぞれ手摺支柱12の下端部及び取付部材13がちょうど納まる形状の切欠孔14a,14bが形成されている。切欠孔14a,14bはそれぞれ手摺支柱12の下端部、取付部材13を側端部側から挿入できる形状の開口を有し、互いに連続して形成されている。切欠孔14aの幅は、手摺支柱12の厚みに合わせて、第一実施形態の切欠孔4aよりも狭くなっている。また、踏板14の切欠孔14bが形成された領域のうち取付部材13のネジ孔13a,13a,…に対応する位置には、ネジ19を下から螺入するためのネジ孔14c,14c,…が形成されている。
【0043】
そして、予め溶接接合された手摺支柱12及び取付部材13を踏板14の側端部の開口を通して踏板14の側端部側からそれぞれ切欠孔14a,14bに挿入し、下からネジ孔13a,13a,…及びネジ孔14c,14c,…にネジ19,19,…を螺入することによって、踏板14に取付部材13及び手摺支柱12を固定する。
【0044】
このような手摺取付構造によれば、手摺支柱12及び取付部材13がそれぞれ切欠孔14a,14bにぴったり納まって踏板14の側端部から全くはみ出ず、踏板14の側端面と面一になっているので、手摺支柱12や取付部材13が階段の設置面積を増やすことがなく、すっきりと見栄えもよい。また、取付部材13は踏板14の下部の切欠孔14bにぴったり納まって踏板14の上面に露出しないのですっきりと見栄えがよく、また取付部材13の下面と踏板14の下面とが面一となっているので踏板14の下方からの見栄えもよい。
【0045】
また、取付部材13は、踏板14の下方から挿入される取付部材用ネジたるネジ19,19,…で踏板14に固定されているので、ネジ19,19,…が踏板14の上面に露出せず、見栄えがよい。また、取付部材用ネジたるネジ19,19,…は複数本(ここでは六本)で踏板14に取付部材13を固定するので、高強度な手摺取付構造を実現できる。
【0046】
また、笠木11は、手摺支柱12よりも内側に位置するので、笠木11や手摺支柱12を含む手摺全体が踏板14の側端面よりも内側に設置されることになる。したがって、手摺が階段の設置スペースを増やすことがなくなり、壁面ぎりぎりに階段を設置するなど、様々な建物の間取りに柔軟に対応できる。
【0047】
図8は本発明に係る手摺取付構造の第三実施形態の斜視図であり、図9は分解斜視図である。また、図10は同手摺取付構造を踏板の側端面側(外側)から見た側面図である。これらの図に示すように、本実施形態の手摺取付構造は、一つの踏板24に二本の手摺支柱22A,22Bが配置されてなるものであり、笠木1と、この笠木1が上部に固定された二本の手摺支柱22A,22Bと、この手摺支柱22A,22Bの下端に取り付けられた取付部材23と、この取付部材23が固定された踏板24とで構成されている。また、笠木1は、笠木取付部材25を介して手摺支柱22の上部に取り付けられている。
【0048】
手摺支柱22A,22Bは、図9に示すように、笠木1を支持するための略角筒形状のアルミ押出形材であり、それぞれ中空部22aを備えている。中空部22aには、一対のビスポケット22bが長手方向(押出方向)に沿って形成されている。また、手摺支柱22A,22Bの上部には、長手方向と直交する方向にリベット孔22cが穿設されている。なお、手摺支柱22A,22Bは、その断面形状は同一であるが、その長さが異なる。すなわち、図10に示すように、手摺支柱22A,22Bの間隔をd、階段勾配をθとすると、下階側に配置される手摺支柱22Aの方が、上階側に配置される手摺支柱22Bよりもd×tanθだけ短い。
【0049】
取付部材23は、図9に示すように、手摺支柱22A,22Bを踏板24に固定するためのプレート形状のアルミ部材であり、手摺支柱22A,22Bのそれぞれのビスポケット22b,22bに対応して合計四箇所にネジ孔23aが形成されており、さらに外周部に六箇所のネジ孔23b,23b,…が形成されている。
【0050】
踏板24は、ここでは木製板からなり、その側端部(図9の右端部)には手摺支柱22A,22Bの下端部がちょうど納まる形状の切欠孔24a,24aと取付部材23がちょうど納まる形状の切欠孔24bとが形成されている。切欠孔24a,24bはそれぞれ手摺支柱22の下端部、取付部材23を側端部側から挿入できる形状の開口を有し、互いに連続して形成されている。踏板24の切欠孔24bが形成された領域のうち取付部材23のネジ孔23b,23b,…に対応する位置には、ネジ29を下から螺入するためのネジ穴24c,24c,…が形成されている。
【0051】
笠木取付部材25は、図9に示すように、手摺支柱22A,22Bの中空部22aに上方から挿入される脚部25aと、脚部25aが挿入されたときに手摺支柱22の上面を塞ぐ塞ぎ板部25bと、塞ぎ板部25bの上面から内側に傾斜しつつ上方に立ち上がる柱部25cと、柱部25cの頂部に形成され、笠木1の凹溝1aに嵌合する受け板部25dとで構成されるアルミ鋳物部材である。脚部25aにはリベット孔25eが形成されており、笠木取付部材25の脚部25aを上から手摺支柱22A(あるいは手摺支柱22B)の中空部22aに挿入した後、手摺支柱のリベット孔22cおよび笠木取付部材25のリベット孔25eにリベット26を打ち込んでかしめることによって、笠木取付部材25が手摺支柱22A(あるいは手摺支柱22B)の頂部に固定される。また、図10に示すように、受け板部25dは、その上面が水平面に対して階段勾配θで傾斜しており、その上部にネジ孔25f(図9参照)が形成されている。また、笠木1を受け板部25dに固定するには、図9に示すように、受け板部25dを笠木1の凹溝1aに嵌合させた後、ネジ孔25f及びネジ孔21bに下からネジ27を螺入すればよい。
【0052】
そして、図9に示すように、手摺支柱22Aのビスポケット22b,22bおよび手摺支柱22Bのビスポケット22b,22bをそれぞれ対応する取付部材23のネジ孔23a,23aに位置合わせして、下から手摺支柱用ネジたるタッピンネジ28をねじ込むことにより取付部材23に手摺支柱22A,22Bを固定した後、手摺支柱22A,22Bの下端部及び取付部材23を踏板24の側端部の開口を通して踏板24の側端部側からそれぞれ切欠孔24a,24a,24bに挿入し、取付部材23のネジ孔23b,23b,…および踏板24のネジ孔24c,24c,…に取付部材用ネジたるネジ29,29,…を下から螺入して取付部材23を踏板24に固定することにより手摺取付構造が形成される。なお、踏板24に取付部材23を固定した後に取付部材23に手摺支柱22A,22Bを固定するようにしてもよい。
【0053】
このような手摺取付構造によれば、手摺支柱22A,22B及び取付部材23がそれぞれ切欠孔24a,24bにぴったり納まって踏板24の側端部から全くはみ出ず、踏板24の側端面と面一になっているので、手摺支柱22A,22Bや取付部材23が階段の設置面積を増やすことがなく、すっきりと見栄えもよい。また、取付部材23は踏板24の下部の切欠孔24bにぴったり納まって踏板24の上面に露出しないのですっきりと見栄えがよく、また取付部材23の下面と踏板24の下面とが面一となっているので踏板24の下方からの見栄えもよい。
【0054】
さらに、一つの踏板24に二本の手摺支柱22A,22Bが配置されるので、一つの踏板に一つの手摺支柱が配置される場合(図2参照)に比べて、隣り合う手摺支柱同士の間隔が狭くなり、その結果、階段を昇降する者に安心感を与えることができる。
【0055】
なお、本実施形態では、図8に示すように、一つの踏板24に二本の手摺支柱22A,22Bが配置された手摺取付構造を例示したが、これに限定されることはなく、図示は省略するが、一つの踏板に三本以上の手摺支柱が配置された手摺取付構造であってもよい。
【0056】
また、図11に示す笠木取付部材25’を介して手摺支柱22A(あるいは手摺支柱22B)に笠木1を取り付けてもよい。笠木取付部材25’は、塞ぎ板部25bの上面から立ち上がる柱部25gの端面25hが曲面になっている。なお、柱部25gは、図9に示す笠木取付部材25の柱部25cと同様に、内側に傾斜しつつ上方に立ち上がっている。また、柱部25gの上部は、階段傾斜方向と直交する方向に折り曲げられている。そして、笠木取付部材25’の柱部25gの端面25hを平板状の受け板25iの下面に当接させた状態で、受け板25h側からネジ25jを螺入して柱部25gと受け板25iとを接合したうえで、この受け板25iにネジ25kを螺入して笠木1の凹溝1aに固定することにより、笠木1が手摺支柱22Aに取り付けられる。
【0057】
このように、笠木取付部材25’の端面25hを曲面にしておくと、階段の設置誤差等により階段勾配に誤差が生じた場合であっても、その勾配の変化に容易に対応することが可能となる。
【0058】
以上、本発明に係る手摺取付構造の実施形態を説明してきたが、本発明はこれらに限定されるわけではなく、発明の趣旨に応じた適宜の変更実施が可能であることは言うまでもない。
【0059】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る手摺取付構造によれば、取付部材が踏板の下面側から固定され、取付部材用ネジや手摺支柱用ネジも下方から挿入され、踏板の上面に露出しないようになっているので、見栄えがよい。また、手摺支柱が踏板の側端部の切欠孔より挿入され、踏板の側端面よりも内側に立設されるので、手摺支柱が階段の設置スペースを増やすこともない。さらに、取付部材が複数本の取付部材用ネジで踏板に固定されるとともに、手摺支柱が複数本の手摺支柱用ネジで取付部材に固定されるので、高強度の手摺取付構造を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る手摺取付構造の第一実施形態を表す分解斜視図である。
【図2】同組立斜視図である。
【図3】図1の手摺取付構造を踏板の側端面側(外側)から見た側面図である。
【図4】図3のA−A断面図である。
【図5】(a)〜(c)はそれぞれ図3のB−B断面図、C−C断面図、D−D断面図である。
【図6】本発明に係る手摺取付構造の第二実施形態を表す分解斜視図である。
【図7】同組立斜視図である。
【図8】本発明に係る手摺取付構造の第三実施形態を表す斜視図である。
【図9】同分解斜視図である。
【図10】図8の手摺取付構造を踏板の側端面側(外側)から見た側面図である。
【図11】手摺取付構造の変形例を表す側面図である。
【図12】特許文献1に開示された従来の手摺構造の一例を表す斜視図である。
【図13】特許文献2に開示された従来の手摺構造の一例を表す断面図である。
【図14】特許文献3に開示された従来の手摺構造の一例を表す断面図である。
【符号の説明】
1 … 笠木
1a … 凹溝
1b … ネジ孔
2 … 手摺支柱
2a … 中空部
2b … ビスポケット
3 … 取付部材
3a,3b … ネジ孔
4 … 踏板
4a,4b … 切欠孔
4c … ネジ孔
5 … 笠木取付部材
5a … 脚部
5b … 塞ぎ板部
5c … 板柱部
5d … 受け板部
5e,5f … ネジ孔
6,7,9 … ネジ
8 … タッピンネジ
11 … 笠木
11a … ネジ孔
12 … 手摺支柱
12a … 板柱部
12b … 受け板部
12c … ネジ孔
13 … 取付部材
13a … ネジ孔
14 … 踏板
14a,14b … 切欠孔
14c … ネジ孔
17,19 … ネジ
22A,22B … 手摺支柱
22a … 中空部
22b … ビスポケット
23 … 取付部材
23a,23b … ネジ孔
24 … 踏板
24a,24b … 切欠孔
24c … ネジ孔
25,25’ … 笠木取付部材
25a … 脚部
25b … 塞ぎ板部
25c … 板柱部
25d … 受け板部
25e … リベット孔
25f … ネジ孔
28,29 … ネジ

Claims (9)

  1. 上部に笠木が固定される手摺支柱と、この手摺支柱の下端に形成される取付部材とよりなり、
    踏板の側端部には前記手摺支柱を側端側より挿入する開口を有する切欠孔が形成され、
    前記手摺支柱の下端部を前記踏板の側端側より前記切欠孔に挿入し、
    前記取付部材を前記踏板の下面に当接すると共に該取付部材を該踏板の下面側よりこれに固定してなる、
    ことを特徴とする手摺取付構造。
  2. 上部に笠木が固定される複数の手摺支柱と、この複数の手摺支柱の下端に形成される取付部材とよりなり、
    踏板の側端部には前記各手摺支柱を側端側より挿入する開口を有する複数の切欠孔が前記複数の手摺支柱に対応して形成され、
    前記各手摺支柱の下端部を前記踏板の側端側より前記各切欠孔に挿入し、
    前記取付部材を前記踏板の下面に当接すると共に該取付部材を該踏板の下面側よりこれに固定してなる、
    ことを特徴とする手摺取付構造。
  3. 前記取付部材は前記踏板の下方より挿入される複数本の取付部材用ネジにより該踏板に固定されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の手摺取付構造。
  4. 前記取付部材は前記手摺支柱と別体に形成され、接合手段により一体的に固定されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の手摺取付構造。
  5. 前記手摺支柱は、下方からの手摺支柱用ネジの挿入により前記取付部材の上面に固定されていることを特徴とする請求項4に記載の手摺取付構造。
  6. 前記手摺支柱は、前記手摺支柱用ネジが挿入されるビスポケットを備えた中空断面のアルミ押出形材からなることを特徴とする請求項5に記載の手摺取付構造。
  7. 前記手摺支柱に形成されたビスポケットの前記取付部材と接合する側の前記ビスポケットは機械加工によって拡大されていることを特徴とする請求項6に記載の手摺取付構造。
  8. 前記取付部材はプレート形状を呈し、その下面が前記踏板の下面と面一となるように該踏板の下面は凹部に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の手摺取付構造。
  9. 前記笠木は前記手摺支柱よりも内側に位置することを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の手摺取付構造。
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