JPH071406Y2 - 手すり用高さ調節構造 - Google Patents

手すり用高さ調節構造

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JPH071406Y2
JPH071406Y2 JP1988098640U JP9864088U JPH071406Y2 JP H071406 Y2 JPH071406 Y2 JP H071406Y2 JP 1988098640 U JP1988098640 U JP 1988098640U JP 9864088 U JP9864088 U JP 9864088U JP H071406 Y2 JPH071406 Y2 JP H071406Y2
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Japan
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JP1988098640U
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JPH0221228U (ja
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寿也 井上
広昭 須藤
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文化シャッター株式会社
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はベランダ等の手すりとこの手すりを支持する支
柱との間に設けられる手すり用高さ調節構造に関する。
〔背景技術〕
建物のベランダ、道路のガードレール等に用いられる手
すりは、所定間隔で立設される複数本の支柱の頂部間へ
手すりが掛け渡されて固定されるようになっている。こ
の場合手すりの設置高さはあらかじめ設定されているの
で、支柱の長さも一定の寸法となる。しかし実際に支柱
を立設してこの上に手すりを固定する場合に、床面の高
さのバラツキ等によって複数本立設された支柱の中間部
の支柱と手すりとの間に数mm程度の隙間が生じたり、複
数本の立設支柱のうちの端部の支柱が手すりと数mm程度
の隙間を生ずることが多い。このため実際には両端の支
柱を立設してこれらの間へ手すりを仮止めした後に中間
部の支柱は手すりと床面との間の長さを実際に測定して
この長さに切断しているのが現状である。
本考案は上記事実を考慮し、支柱の長さを現場合せで設
定する必要がなく、支柱と手すりとの間を隙間なく連結
することができる手すり用高さ調節構造を得ることが目
的である。
〔考案の概要及び作用〕
本考案は、頂部にねじ部が設けられた支柱と、この支柱
のねじ部と螺合して支柱への取付高さが調節可能で支柱
頂部を覆う筒部が設けられた手すり受け部材と、この受
け部材上へ搭載される手すりと、を有することを特徴と
している。
このため本考案では、支柱の頂部に手すり受け部材を螺
合し、この手すり受け部材は支柱上部のねじ部と螺合位
置を変更することによって高さを調整する。この高さ調
整によって受け部材が手すりと隙間なく且つ緊密に連結
できる高さになった状態で受け部材と手すりとを固定す
ればよく、支柱の長さは現場合わせの必要がなく画一的
に決定することができる。
〔考案の実施例〕
第2図に示される如く手すり12は基礎14上へ立設される
複数の支柱16上へ掛け渡されている。
第3図に示される如く支柱16(実際の寸法よりも短かく
表わされている)は軸心が垂直の中空パイプであり、内
部には断面形状が略C字状のリブ18が複数個軸方向と平
行に一体的に形成されている。
支柱16の下端部は基礎14(第1図)上へねじ22で固着さ
れる基礎金具24上へ設置されており、ねじ26が基礎金具
24の下方からリブ18の下端部へ螺合されることによって
基礎金具24へ固着されている。
支柱16の上端部には円板材28が上端開口部を閉止する状
態で当接されており、貫通するねじ32がリブ18の上端部
へ螺合されることによって支柱16へ固着されている。こ
の円板材28の中央部には下面からボルト34が貫通固着さ
れており、そのねじ部は上方へと大きく突出している。
このボルト34には受け部材36が螺合している。この受け
部材36は下方に向けて外径が次第に縮小されるテーパ形
状であり、軸方向中間部にはウエブ36Aが一体的に形成
され、このウエブ36Aに形成される雌ねじ部36Bがボルト
34と螺合するようになっている。受け部材36は支柱16の
上端部がウエブ36Aへ当たるまで降下できるようになっ
ており、受け部材36の回転によってボルト34との螺合位
置を変更された場合に受け部材36が支柱16に対して上下
方向に相対移動するが、支柱16の上端部は受け部材36の
下端部内周に隠れて外部からは見えないようになってい
る。
ウエブ36Aの上面には突出したボルト34へナツト38が螺
合されており、ウエブ36Aと共にダブルナツトを形成し
て受け部材36を支柱16へ固定するようになっている。
受け部材36の上端部へ搭載される手すり12はこの実施例
では第4図に示される如く断面形状が横長の矩形状とな
っており、その下面にはスリツト12Aが長手方向全域に
亘って形成され、第1図に示される如くボルト34の上端
部が挿入されるようになっている。したがってボルト34
の先端部附近へ抜止めナツト42を螺合し、この抜止めナ
ツト42はスリツト12Aの幅寸法よりも大きな外径とすれ
ば、手すり12の脱落が防止される。
また手すり12にはスリツト12A間から挿入されたボルト3
4の先端部を覆うように台形のリブ12Bが長手方向全域に
亘って形成され、この台形の両脚部先端はスリツト12A
附近へ一体的に固着されている。なおこの手すり12には
その天井面に一対のリブ12Cが長手方向全域に亘って一
体的に形成されている。また同様のリブ12Cが手すり12
の両側内面に各1条、内周底面に2条それぞれ一体的に
形成されている。
受け部材36の上端にはフランジ36Cが一体的に形成され
ており、このフランジ36Cを貫通する固定ねじ46が手す
り12内へ収容される裏固定板44へ螺合されるようになっ
ている。これによってフランジ36Cと裏固定板44とは手
すり12のスリツト12A付近を挟持して手すり12を受け部
材36へ固定するようになっている。なお裏固定板44には
ボルト34の貫通孔44Aが形成されている。
次に本実施例の組付手順を説明する。
基礎金具24を用いて支柱16を基礎14上へ立設される。こ
の支柱16の上端部にはあらかじめボルト34が固着された
円板材28をねじ26によって固定する。このボルト34へ受
け部材36の雌ねじ36Bを螺合して取り付ける。
このように複数本の支柱16を立設させ、各上端部へそれ
ぞれ受け部材36を螺合した状態で受け部材36のフランジ
36C上へ手すり12を搭載する。ここで第2図の高さ寸法
Hがあらかじめ設定された値になるように受け部材36を
回転して上下調節する。3本以上の支柱16が立設されて
いる場合には、これらの受け部材36と手すり12との間に
隙間が生じないようにする。
受け部材36の高さ調節が終了すると、一時的に手すり12
を取外し、ナツト38をウエブ36Aへとねじ込み固定す
る。またボルト34の先端部を裏固定板44の貫通孔44Aを
通して抜止めナツト42を螺合し、この状態で裏固定板44
をスリツト12Aとリブ12Bとの間へ挿入し、固定ねじ46を
この裏固定板44へ螺合させれば手すり12が受け部材36へ
と固定される。すでに受け部材36は手すり12との間の高
さ調節が行われているので、受け部材36との間に隙間を
生ずることはない。
次に第6図〜第9図には本考案の第2実施例が示されて
いる。この実施例では手すり2の断面が円形とされてお
り、その内周に等間隔で3個のリブ12Cが形成されてい
る点が異なっている。また第7図に詳細に示される如く
受け部材36のフランジ36Cが手すり12の外周形状に合わ
せて屈曲されている点が異なり、その他は同一の構成と
なっている。したがってこの第2実施例においても前記
実施例と同様の手順により、受け部材36と手すり12との
間隔を適切に維持して手すり12を取り付けることができ
る。
なお本考案は建物のベランダに用いられる場合に限ら
ず、建物の室内に用いられる仕切や道路に用いられるガ
ードレールの手すりを支持する場合等に広く適用でき
る。
〔考案の効果〕 本考案は上記にようにねじ部の螺合位置変更によって高
さ調節を行うので、支柱と手すりとの間の隙間をなくし
手すり受け部材に筒部を設けたので手すり受け部材と支
柱との間を高さ調節に拘らず覆うことができる優れた効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す縦断面図、第2図は
第1図の側面図、第3図は第1図の分解斜視図、第4図
は手すりの長手方向直角断面図(この断面形状は手すり
の長手方向全域に亘って同一である)、第5図は第1図
の上端部附近を示す側面図、第6図は本考案の第2実施
例を示す縦断面図、第7図は第6図の分解斜視図、第8
図は第2実施例の手すりを示す断面図(この断面は手す
りの長手方向全域に亘って同一形状である)、第9図は
第6図の上端部附近を示す側面図である。 12……手すり、14……基礎、16……支柱、34……ボル
ト、36……受け部材、36B……雌ねじ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】頂部にねじ部が設けられた支柱と、この支
    柱のねじ部と螺合して支柱への取付高さが調節可能で支
    柱頂部を覆う筒部が設けられた手すり受け部材と、この
    受け部材上へ搭載される手すりと、を有することを特徴
    とした手すり用高さ調節構造。
JP1988098640U 1988-07-26 1988-07-26 手すり用高さ調節構造 Expired - Lifetime JPH071406Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988098640U JPH071406Y2 (ja) 1988-07-26 1988-07-26 手すり用高さ調節構造

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JP1988098640U JPH071406Y2 (ja) 1988-07-26 1988-07-26 手すり用高さ調節構造

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Publication Number Publication Date
JPH0221228U JPH0221228U (ja) 1990-02-13
JPH071406Y2 true JPH071406Y2 (ja) 1995-01-18

Family

ID=31325095

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JP1988098640U Expired - Lifetime JPH071406Y2 (ja) 1988-07-26 1988-07-26 手すり用高さ調節構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5716454U (ja) * 1980-06-20 1982-01-27

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JPH0221228U (ja) 1990-02-13

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