JPH0336313Y2 - - Google Patents

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JPH0336313Y2
JPH0336313Y2 JP1983015353U JP1535383U JPH0336313Y2 JP H0336313 Y2 JPH0336313 Y2 JP H0336313Y2 JP 1983015353 U JP1983015353 U JP 1983015353U JP 1535383 U JP1535383 U JP 1535383U JP H0336313 Y2 JPH0336313 Y2 JP H0336313Y2
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JP
Japan
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mirror
timer
heater
time
fog
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JP1983015353U
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JPS59128275U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、洗面化粧用具として用いられる曇止
め付ミラーキヤビネツトの改良に関する。
〔従来の技術〕
ミラーキヤビネツトに於て、湯を使用した場合
等に鏡が曇つて鮮明な投影が得られずに困ること
がある。これを防ぐために、従来、鏡をヒーター
で加熱することにより、結露現象を予防したり、
鏡面に湯気が結露して生じた水滴を蒸発させて鏡
の曇りを除いたりする曇止めヒーター付ミラーキ
ヤビネツトが市販されている。このミラーキヤビ
ネツト1は、第1図に示すように、通常洗面キヤ
ビネツト2上に設置して用いられ、鏡3の裏面に
電熱ヒーター(図示は省略)を取付け、ミラーキ
ヤビネツト1の正面に設けられているスイツチ4
をオン操作すると、該ヒーターへ通電されて、鏡
が除々に暖められていく。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、従来の曇止め付ミラーキヤビネツト
には、次の如き問題点があつた。
(a) ヒーターに通電し始めてから鏡3が防露に必
要な温度に達するまでには、鏡3の熱伝導率が
比較的低いので、数分程度の時間を要する。従
つて、洗面、化粧等で鏡を使用したい時に前記
スイツチ4をオンしたのでは、急ぎの使用に間
に合わず、数分間の間、鏡は湯気等で曇つてい
る。そのため、従来は、手やタオル等で鏡3を
ふきながら洗面、ひげ剃り等をしなければなら
ず、使い勝手が非常に悪かつた。
(b) この場合、予めヒーターのスイツチ4をオン
しておけば、このような事態を回避できるので
あるが、あまり早くからスイツチ4をオンして
おくと無駄な電力消費となつて不経済である。
本考案は、斯る問題点に鑑みて創案されたもの
であり、予めヒーターへの通電開始時刻を設定し
てスイツチを投入しておけば、予定使用時刻に
は、鏡の温度か過不足なく防露温度に達してお
り、使い勝手を飛躍的に向上した曇止め付ミラー
キヤビネツトを提供することを目的とするもので
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
前記問題点を解決するために本考案が採用した
手段は、裏面に曇止め用ヒータを設けた鏡が設置
されてなる曇止め付ミラーキヤビネツトにおい
て、前記ヒーターの回路にタイマーの動作によつ
て開閉する接点部が直列に接続され、前記タイマ
ーには予定されている前記鏡の使用時刻にその鏡
が防露温度に達すべく前記ヒーターへの通電開始
時刻を規定するツマミが設けられ、前記鏡の隣接
位置に前記タイマーのスイツチ及びツマミその他
の電気関連具を集合して設けた操作盤が配置され
ている点にある。
〔作用〕
ヒーターへ通電開始する時刻(通電時限)を設
定するタイマーを予め所望時間にセツトしておけ
ば、ミラーキヤビネツトの使用時刻には鏡は防露
状態となつている。更に、ミラーキヤビネツトに
は、鏡に隣接設置の操作盤に、タイマーのヒータ
ーへの通電時限を調節設定するツマミをはじめ、
タイマー用スイツチ、照明用スイツチ、コンセン
ト等の電気関連具が集合して付設されてあるの
で、非常に使い勝手がよい。
〔実施例の説明〕
以下に本考案を、その実施例を示す図面に基づ
いて詳細に説明すると次の通りである。
第2図に示す如く、ミラーキヤビネツト5の正
面に設けられている鏡6の裏面の適宜位置には、
例えば雲母板にニクロム線を配設した電熱式ヒー
ター7を設けてある。ヒーター7の通電時限を調
節設定するタイマー8は、ミラーキヤビネツト5
の内部に内蔵されている。また、ミラーキヤビネ
ツト5には、鏡6に隣接して操作盤が配置されて
おり、該操作盤にはタイマーの通電時限を調節設
定するツマミや、タイマー用スイツチ、照明用ス
イツチ、コンセント等が設けてある。ヒーター7
及びタイマー8の配線は、第4図に示す如く、次
のようにしてある。ヒーター7の一方の端子10
を交流の電源線11に接続し、他方の端子12を
通電時限設定型タイマー8によつて動作する接点
部13の端子14に接続すると共に、該接点部1
3の端子15を同電源の電源線16に接続してあ
る。さらに、前記タイマー8の駆動部17の一方
の端子18を電源線11に接続し、他方の端子2
0をスナツプスイツチ等の手動操作によるタイマ
ー用スイツチ9に直列接続すると共に、該スイツ
チ9の他端子19と電源線16とを接続してあ
る。
次に、動作について説明する。通電時限設定型
タイマー8を所望する鏡の使用時刻に設定し、ス
イツチ9をオン操作すると、第4図に示す如く、
該タイマー8の駆動部17に電圧が印加されて、
予備時間が時間の経過と共に減算されていく。こ
の時点では、まだタイマー8の接点部13は開い
ているので、ヒーター7へは電流が流れない。次
に、タイマー8の減算動作が予定された鏡の使用
時刻にさきだつ最適予熱時間が置かれた時刻まで
進行すると、前記接点部13が閉じて、ヒーター
7に電流が通じる。そのため、ヒーター7は加熱
し始め、時間がたつにつれて、鏡6が徐々に暖め
られて、数分後、鏡6は防露に必要な程度に暖く
なる。従つてこの時点では、洗面、ひげ剃り等を
するに際して湯水を使つたとしても、鏡6が湯気
をかぶつて曇るようなことはなく、鮮明な投影画
像が得られる。ミラーキヤビネツト5の使用後、
スイツチ9をオフにすると、タイマー8の接点部
13は再び開状態となつて、ヒーター7への電流
は切れるので無駄な電力消費を省くことができ
る。
なお、本考案に使用するタイマーは、通電開始
時刻を設定するだけのものに限るものではなく、
例えば所定の使用時間が経過すると自動的に電流
が遮断される機能を備えたプログラムタイマー等
であつてもよい。プログラムタイマーを使用した
場合は、一旦、ヒーターへの通電開始の時刻と通
電終了の時刻とを設定しさえすれば、毎日、同じ
時刻に、ヒーターがオン、オフするので、より手
間が省けて、便利な曇止めヒーター付ミラーキヤ
ビネツトが得られる。
〔本考案の効果〕
以上、詳述したように本考案に係る曇止め付ミ
ラーキヤビネツトは、以下の如き実用的効果を有
する。
予めタイマーをセツトしておけば、通電開始
時刻にヒーターが自動的にオンして、予定した
鏡の使用時刻には、鏡は曇りのない状態に維持
されているので、快適な洗面、ひげ剃り等を行
なうことが可能である。
鏡の隣接位置には、ヒーターへの通電時限を
設定するツマミをはじめ、タイマー用スイツ
チ、照明用スイツチ、コンセント等の電気関連
具を集合付設した操作盤が配置されているの
で、タイマーの設定操作はもとより、他の電気
関連器具を使用するうえで極めて良好な機能を
発揮させることができる。
上記及びの相乗作用により、曇止め付ミ
ラーキヤビネツトの使い勝手を従来に比べ飛躍
的に向上させる。
所望する鏡の使用時刻に合せてタイマーをセ
ツトしておけば、最適予熱時間を前置して鏡の
曇止め用ヒーターへ通電されるので、省電力効
果を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す斜視図、第2図乃至第4
図は本考案に係る曇止め付ミラーキヤビネツトの
実施例を示すものであつて、第2図は全体を示す
斜視図、第3図は操作盤を拡大した正面図、第4
図はシーケンス図である。 5……ミラーキヤビネツト、6……鏡、7……
ヒーター、8……タイマー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 裏面に曇止め用ヒーターを設けた鏡が設置され
    てなる曇止め付ミラーキヤビネツトにおいて、前
    記ヒーターの回路にタイマーの動作によつて開閉
    する接点部が直列に接続され、前記タイマーには
    予定されている前記鏡の使用時刻にその鏡が防露
    温度に達すべく前記ヒーターへの通電開始時刻を
    規定するツマミが設けられ、前記鏡の隣接位置に
    前記タイマーのスイツチ及びツマミその他の電気
    関連具を集合して設けた操作盤が配置されている
    ことを特徴とする曇止め付ミラーキヤビネツト。
JP1535383U 1983-02-03 1983-02-03 曇止め付ミラ−キヤビネツト Granted JPS59128275U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1535383U JPS59128275U (ja) 1983-02-03 1983-02-03 曇止め付ミラ−キヤビネツト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1535383U JPS59128275U (ja) 1983-02-03 1983-02-03 曇止め付ミラ−キヤビネツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59128275U JPS59128275U (ja) 1984-08-29
JPH0336313Y2 true JPH0336313Y2 (ja) 1991-08-01

Family

ID=30146691

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1535383U Granted JPS59128275U (ja) 1983-02-03 1983-02-03 曇止め付ミラ−キヤビネツト

Country Status (1)

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JP (1) JPS59128275U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS524236Y2 (ja) * 1973-05-31 1977-01-28

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59128275U (ja) 1984-08-29

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