JPH05248649A - 電気床暖房器具 - Google Patents
電気床暖房器具Info
- Publication number
- JPH05248649A JPH05248649A JP4445792A JP4445792A JPH05248649A JP H05248649 A JPH05248649 A JP H05248649A JP 4445792 A JP4445792 A JP 4445792A JP 4445792 A JP4445792 A JP 4445792A JP H05248649 A JPH05248649 A JP H05248649A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating element
- main
- auxiliary
- disposed
- heater
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Control Of Resistance Heating (AREA)
- Central Heating Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は電気床暖房器に関するもので、4畳
以上の大型電気床暖房器具において特に消費電力をあま
り高くしないで、使用者が座っている部分を速く暖め
る。 【構成】 交流電源に対してそれぞれ並列に接続された
複数の主発熱体1,2と前記主発熱体が配設されている
一つの領域に補助発熱体3を配設し、かつ補助発熱体の
配設していない他の領域と前記主発熱体1,2と補助発
熱体が配設されている領域の主発熱体および補助発熱体
が通電されているときは、前記補助発熱体が配設してい
ない領域の主発熱体の少なくとも一つを通電させないよ
うにし、前記一つの領域が所定の暖かさになった時通電
制御部5は補助発熱体3への通電を止め他の主発熱体2
への通電をする。
以上の大型電気床暖房器具において特に消費電力をあま
り高くしないで、使用者が座っている部分を速く暖め
る。 【構成】 交流電源に対してそれぞれ並列に接続された
複数の主発熱体1,2と前記主発熱体が配設されている
一つの領域に補助発熱体3を配設し、かつ補助発熱体の
配設していない他の領域と前記主発熱体1,2と補助発
熱体が配設されている領域の主発熱体および補助発熱体
が通電されているときは、前記補助発熱体が配設してい
ない領域の主発熱体の少なくとも一つを通電させないよ
うにし、前記一つの領域が所定の暖かさになった時通電
制御部5は補助発熱体3への通電を止め他の主発熱体2
への通電をする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気カーペット等の電気
床暖房器具に関するものである。
床暖房器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電気床暖房器具には図4、図5に
示す如く、例えば特公昭60−21470号公報に示さ
れている構成のものがある。同図に示すように電気床暖
房器具は、主発熱体11、12、補助発熱体13、1
4、補助発熱体13、14の入り切りスイッチ15で構
成されている。
示す如く、例えば特公昭60−21470号公報に示さ
れている構成のものがある。同図に示すように電気床暖
房器具は、主発熱体11、12、補助発熱体13、1
4、補助発熱体13、14の入り切りスイッチ15で構
成されている。
【0003】そして上記の電気床暖房器具は、通電初期
にスイッチ15をONし、主発熱体11、12と補助発
熱体13、14を同時に通電させることにより、使用者
はより速く暖まることができる。
にスイッチ15をONし、主発熱体11、12と補助発
熱体13、14を同時に通電させることにより、使用者
はより速く暖まることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、特に消費電力の高い4畳以上の大型の電
気床暖房器具において、通電初期に主発熱体11、12
と補助発熱体13、14を同時に通電させると通常1キ
ロワット以上の消費電力が必要である。一般の平行コン
セントでは1.7キロワット(突入電力2キロワットでブ
レーカは作動する)が限界であるため、同じコンセント
から他の電気器具を使用している場合、ブレーカーが作
動して併用使用できない。又、6畳以上の電気床暖房器
具では1.7キロワットでも表面材によっては通電初期の
暖まり方が遅いといった課題がある。さらに消費電力を
アップした場合、専用コンセントが必要となる。
来の構成では、特に消費電力の高い4畳以上の大型の電
気床暖房器具において、通電初期に主発熱体11、12
と補助発熱体13、14を同時に通電させると通常1キ
ロワット以上の消費電力が必要である。一般の平行コン
セントでは1.7キロワット(突入電力2キロワットでブ
レーカは作動する)が限界であるため、同じコンセント
から他の電気器具を使用している場合、ブレーカーが作
動して併用使用できない。又、6畳以上の電気床暖房器
具では1.7キロワットでも表面材によっては通電初期の
暖まり方が遅いといった課題がある。さらに消費電力を
アップした場合、専用コンセントが必要となる。
【0005】一方、最近の電気床暖房器具の代表的であ
る電気カーペットを見てみると、高級化、大型化の傾向
にある。最近では表面材にはインテリア性に富み、肌ざ
わりもよく、厚みの有るウイルトンやだん通を使った電
気カーペットも発売されている。これらの高級な表面材
は厚みが厚いために発熱体からの熱を通しにくく、暖ま
る速度が遅い。さらに、最近の住宅は、リビング空間が
広くなっており、それに合わせて4畳以上の大型の電気
カーペットが増えているが、大型の電気カーペットは高
い消費電力が必要となる。
る電気カーペットを見てみると、高級化、大型化の傾向
にある。最近では表面材にはインテリア性に富み、肌ざ
わりもよく、厚みの有るウイルトンやだん通を使った電
気カーペットも発売されている。これらの高級な表面材
は厚みが厚いために発熱体からの熱を通しにくく、暖ま
る速度が遅い。さらに、最近の住宅は、リビング空間が
広くなっており、それに合わせて4畳以上の大型の電気
カーペットが増えているが、大型の電気カーペットは高
い消費電力が必要となる。
【0006】本発明は上記課題を解決するもので、厚い
表面材を使った4畳以上の大型電気床暖房器具において
特に消費電力をあまり高くしないで、使用者が座ってい
る部分を速く暖めることを目的としたものである。
表面材を使った4畳以上の大型電気床暖房器具において
特に消費電力をあまり高くしないで、使用者が座ってい
る部分を速く暖めることを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、交流電源にそれぞれ並列に接続された複数の
主発熱体と前記主発熱体が配設されている一つの領域に
配設した補助発熱体と、補助発熱体の配設されてない主
発熱体のみの他の領域と、前記主発熱体と補助発熱体の
通電を制御する通電制御部を備え、前記通電制御部は、
前記補助発熱体が配設されている領域の主発熱体および
補助発熱体が通電されているときは、前記補助発熱体が
配設していない領域の主発熱体の少なくとも一つを通電
させないようにしたものである。
するため、交流電源にそれぞれ並列に接続された複数の
主発熱体と前記主発熱体が配設されている一つの領域に
配設した補助発熱体と、補助発熱体の配設されてない主
発熱体のみの他の領域と、前記主発熱体と補助発熱体の
通電を制御する通電制御部を備え、前記通電制御部は、
前記補助発熱体が配設されている領域の主発熱体および
補助発熱体が通電されているときは、前記補助発熱体が
配設していない領域の主発熱体の少なくとも一つを通電
させないようにしたものである。
【0008】
【作用】本発明の電気床暖房器具は上記構成により、主
発熱体と補助発熱体の両方が配設している領域は速く暖
めることができ、また、複数の主発熱体のうち補助発熱
体が配設していない領域の主発熱体の少なくとも一つを
通電させないようにすることにより、全体の消費電力を
低く抑えることができる。
発熱体と補助発熱体の両方が配設している領域は速く暖
めることができ、また、複数の主発熱体のうち補助発熱
体が配設していない領域の主発熱体の少なくとも一つを
通電させないようにすることにより、全体の消費電力を
低く抑えることができる。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面にもとづいて説
明する。
明する。
【0010】図1は本発明の一実施例の電気床暖房器具
の発熱体の配線を示したもので、主発熱体1及び2、補
助発熱体3、通電制御部4より構成されている。
の発熱体の配線を示したもので、主発熱体1及び2、補
助発熱体3、通電制御部4より構成されている。
【0011】図2は同電気床暖房器具の電気回路図であ
る。通電制御部4はリレー5を介して各発熱体の通電を
制御する。又、主発熱体1及び2、補助発熱体3は、そ
れぞれ500Wの消費電力を持っている。
る。通電制御部4はリレー5を介して各発熱体の通電を
制御する。又、主発熱体1及び2、補助発熱体3は、そ
れぞれ500Wの消費電力を持っている。
【0012】上記構成において、使い始めには通電制御
部4により、主発熱体1及び補助発熱体3に通電し、他
の主発熱体2には通電しない。補助発熱体3が入ってい
る領域Aの消費電力は1000Wであり、使用者は少な
い消費電力で速く暖まることができる。このとき、もし
全発熱体に通電したら、消費電力は1500Wとなり、
他の電気器具が同じコンセントで使われていたらブレー
カーが飛んでしまう。領域Aが所定の暖かさになったと
き、通電制御部4は補助発熱体3の通電を止めて、他の
主発熱体2へ通電する。このときの消費電力も1000
Wであり、電気床暖房器具全体を暖める。
部4により、主発熱体1及び補助発熱体3に通電し、他
の主発熱体2には通電しない。補助発熱体3が入ってい
る領域Aの消費電力は1000Wであり、使用者は少な
い消費電力で速く暖まることができる。このとき、もし
全発熱体に通電したら、消費電力は1500Wとなり、
他の電気器具が同じコンセントで使われていたらブレー
カーが飛んでしまう。領域Aが所定の暖かさになったと
き、通電制御部4は補助発熱体3の通電を止めて、他の
主発熱体2へ通電する。このときの消費電力も1000
Wであり、電気床暖房器具全体を暖める。
【0013】次に図3は本発明の第2の実施例の電気床
暖房器具の発熱体の配線を示したもので、主発熱体2
1、22及び26、補助発熱体23、通電制御部24よ
り構成されており、又各発熱体21、22、23、26
は夫々500Wの消費電力をもっている。使い始めには
通電制御部24により、主発熱体21、22及び補助発
熱体23を通電し、主発熱体26へは通電しない。この
とき、もし全発熱体21、22、23、26に通電した
ら、消費電力は2000Wとなり、ブレーカーが飛んで
しまう。補助発熱体23及び主発熱体22が配設してい
る領域B,Cの消費電力は1500Wであり、領域Bに
いる使用者は速く暖まることができる。領域Bが所定の
暖かさになったとき、通電制御部24は補助発熱体23
への通電を止めて、主発熱体26へ通電する。このとき
の消費電力は1500Wであり、電気床暖房器具全体を
暖めることができる。
暖房器具の発熱体の配線を示したもので、主発熱体2
1、22及び26、補助発熱体23、通電制御部24よ
り構成されており、又各発熱体21、22、23、26
は夫々500Wの消費電力をもっている。使い始めには
通電制御部24により、主発熱体21、22及び補助発
熱体23を通電し、主発熱体26へは通電しない。この
とき、もし全発熱体21、22、23、26に通電した
ら、消費電力は2000Wとなり、ブレーカーが飛んで
しまう。補助発熱体23及び主発熱体22が配設してい
る領域B,Cの消費電力は1500Wであり、領域Bに
いる使用者は速く暖まることができる。領域Bが所定の
暖かさになったとき、通電制御部24は補助発熱体23
への通電を止めて、主発熱体26へ通電する。このとき
の消費電力は1500Wであり、電気床暖房器具全体を
暖めることができる。
【0014】このように本発明の電気床暖房器具によれ
ば、交流電源にそれぞれ並列に接続された複数の主発熱
体1、2と主発熱体1、2が配設されている一つの領域
に補助発熱体3を配設し、通電制御部4により、補助発
熱体3が通電されているときは、補助発熱体3が入って
いない領域の主発熱体2を通電させないよう構成したこ
とにより、主発熱体1と補助発熱体2の両方が配設して
いる領域は速く暖めることができ、また、全体の消費電
力を低く抑えることができる。
ば、交流電源にそれぞれ並列に接続された複数の主発熱
体1、2と主発熱体1、2が配設されている一つの領域
に補助発熱体3を配設し、通電制御部4により、補助発
熱体3が通電されているときは、補助発熱体3が入って
いない領域の主発熱体2を通電させないよう構成したこ
とにより、主発熱体1と補助発熱体2の両方が配設して
いる領域は速く暖めることができ、また、全体の消費電
力を低く抑えることができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明の電気床暖房
器具は、寒い朝に速く暖まりたいとき主発熱体と補助発
熱体の両方に通電している領域を使用すればすぐ暖まる
ことができる。また、補助発熱体が通電されているとき
は、補助発熱体が配設していない主発熱体の少なくとも
一つを通電させないように構成したことにより、本電気
床暖房器具の消費電力を低く抑えることができるため、
一般の平行コンセントで大型の電気床暖房器具を快適に
使用できる。特に最近のインテリア性のある厚い表布材
を使った4畳以上の大型の電気暖房器具において、その
効果は大である。
器具は、寒い朝に速く暖まりたいとき主発熱体と補助発
熱体の両方に通電している領域を使用すればすぐ暖まる
ことができる。また、補助発熱体が通電されているとき
は、補助発熱体が配設していない主発熱体の少なくとも
一つを通電させないように構成したことにより、本電気
床暖房器具の消費電力を低く抑えることができるため、
一般の平行コンセントで大型の電気床暖房器具を快適に
使用できる。特に最近のインテリア性のある厚い表布材
を使った4畳以上の大型の電気暖房器具において、その
効果は大である。
【図1】本発明の第1の実施例における電気床暖房器具
の発熱体の配線図
の発熱体の配線図
【図2】同電気暖房器具の電気回路図
【図3】本発明の第2の実施例における電気床暖房器具
の発熱体の配線図
の発熱体の配線図
【図4】従来の電気床暖房器具の発熱体の配線図
【図5】同電気暖房器具の電気回路図
1 主発熱体 2 主発熱体 3 補助発熱体 4 通電制御部
Claims (1)
- 【請求項1】交流電源にそれぞれ並列に接続された複数
の主発熱体と前記主発熱体が配設されている一つの領域
に配設した補助発熱体と、補助発熱体の配設していない
主発熱体のみの他の領域と、前記主発熱体と補助発熱体
への通電を制御する通電制御部とを備え、前記通電制御
部は、前記補助発熱体が配設されている領域の主発熱体
および補助発熱体が通電されているときは、前記補助発
熱体が配設していない他領域の主発熱体の少なくとも一
つを通電させないようにした電気床暖房器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4445792A JPH05248649A (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | 電気床暖房器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4445792A JPH05248649A (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | 電気床暖房器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05248649A true JPH05248649A (ja) | 1993-09-24 |
Family
ID=12692021
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4445792A Pending JPH05248649A (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | 電気床暖房器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05248649A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5832179A (en) * | 1996-02-26 | 1998-11-03 | Du Nyun Kim | Floor heater with water tube and thin copper electric heating element inserted therein |
US8015646B2 (en) * | 2007-11-27 | 2011-09-13 | Lg Electronics Inc. | Laundry treating device and method of controlling the same |
EP2679915A1 (de) * | 2012-06-26 | 2014-01-01 | herotec GmbH Flächenheizung | Verfahren zur Beheizung von Fußböden |
-
1992
- 1992-03-02 JP JP4445792A patent/JPH05248649A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5832179A (en) * | 1996-02-26 | 1998-11-03 | Du Nyun Kim | Floor heater with water tube and thin copper electric heating element inserted therein |
US8015646B2 (en) * | 2007-11-27 | 2011-09-13 | Lg Electronics Inc. | Laundry treating device and method of controlling the same |
EP2679915A1 (de) * | 2012-06-26 | 2014-01-01 | herotec GmbH Flächenheizung | Verfahren zur Beheizung von Fußböden |
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