JPH0335464B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0335464B2 JPH0335464B2 JP15302585A JP15302585A JPH0335464B2 JP H0335464 B2 JPH0335464 B2 JP H0335464B2 JP 15302585 A JP15302585 A JP 15302585A JP 15302585 A JP15302585 A JP 15302585A JP H0335464 B2 JPH0335464 B2 JP H0335464B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- house
- floor
- room
- building
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 12
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 3
Landscapes
- Residential Or Office Buildings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は複数の家族用に独立した複数の住宅
を内在する家屋ユニツトの数個を互いに連結して
なる集合住宅に関するもので、隣接する家屋ユニ
ツトとの連結部を利用して、各家屋ユニツトを構
成する居室の採光性を向上させようとするもので
ある。
を内在する家屋ユニツトの数個を互いに連結して
なる集合住宅に関するもので、隣接する家屋ユニ
ツトとの連結部を利用して、各家屋ユニツトを構
成する居室の採光性を向上させようとするもので
ある。
従来の集合住宅は、全体として一体的に作られ
た細長い建造物の内部を、長手方向と直交する複
数枚の隔壁により互いに隣家と区画してある。
た細長い建造物の内部を、長手方向と直交する複
数枚の隔壁により互いに隣家と区画してある。
そこで、建造物の長手方向寸法を短縮しようと
すると、隔壁に沿つて配置される居室の数を増や
す必要があり、隣家の居室との間の遮音性が低く
なり易く、しかも、外部に面していない居室での
採光が悪くなりがちであつた。
すると、隔壁に沿つて配置される居室の数を増や
す必要があり、隣家の居室との間の遮音性が低く
なり易く、しかも、外部に面していない居室での
採光が悪くなりがちであつた。
この発明は遮音上、採光上の不具合を解消し、
居住性のすぐれた連棟式家屋ユニツトを得ること
を目的とするもので、複数の家屋ユニツトを連結
室を介して連結してなる連棟式家屋において、前
記家屋ユニツトの外壁の平面形状を正八角形とな
し、その外壁の互いに対向する二辺の間を隔壁に
よつて連結し、その隔壁によつて外壁の内側を二
個の独立した住宅に区画すると共に、それぞれの
住宅が持つ残余の3辺の外壁に面して3個の居室
を形成し、その中央に位置する居室に面した外壁
に短い連結室を付設して、その連結室の天井に明
り取り窓を設けた点に特徴がある。
居住性のすぐれた連棟式家屋ユニツトを得ること
を目的とするもので、複数の家屋ユニツトを連結
室を介して連結してなる連棟式家屋において、前
記家屋ユニツトの外壁の平面形状を正八角形とな
し、その外壁の互いに対向する二辺の間を隔壁に
よつて連結し、その隔壁によつて外壁の内側を二
個の独立した住宅に区画すると共に、それぞれの
住宅が持つ残余の3辺の外壁に面して3個の居室
を形成し、その中央に位置する居室に面した外壁
に短い連結室を付設して、その連結室の天井に明
り取り窓を設けた点に特徴がある。
各家屋ユニツトでは、3個の居室が隣家との隔
壁に沿つて設けられたとき、外側の2室は直接に
外壁に接するので、窓から直接に自然光を採光で
き、連結室を設ける必要から窓から直接に採光が
出来ない内側の居室では、その連結室に設けられ
た明り取り窓を通して外部の光を採光できる。
壁に沿つて設けられたとき、外側の2室は直接に
外壁に接するので、窓から直接に自然光を採光で
き、連結室を設ける必要から窓から直接に採光が
出来ない内側の居室では、その連結室に設けられ
た明り取り窓を通して外部の光を採光できる。
以下、図示の実施例によつてこの発明を説明す
ると、1はこの発明に係る家屋ユニツトであつ
て、複数個を連結して連棟式にしてある。外壁の
平面形状は略正方形の4個の隅角部Cを面取りし
てなる正八角形を基本型としている。外壁の内側
は対向する二つの面の間を略中央に設けられた隔
壁3によつて連結し、隔壁3を挟んで互いに隔離
された2戸の家屋が略対称形に形成される。各戸
はそれぞれに設置された階段によつて連結された
1階と2階とを有する。
ると、1はこの発明に係る家屋ユニツトであつ
て、複数個を連結して連棟式にしてある。外壁の
平面形状は略正方形の4個の隅角部Cを面取りし
てなる正八角形を基本型としている。外壁の内側
は対向する二つの面の間を略中央に設けられた隔
壁3によつて連結し、隔壁3を挟んで互いに隔離
された2戸の家屋が略対称形に形成される。各戸
はそれぞれに設置された階段によつて連結された
1階と2階とを有する。
隣家との境界をなす居住しない空間は間取り図
において上下が対称形に形成されており、隔壁3
の形状を変化させることなく隣家の間取りの表裏
を入れ換えることができる。なお、この実施例に
おいて、連棟式家屋ユニツトは1階部分が基本型
から外方へ拡張された長方形の連結室4が設けら
れる一方、更にそこから隅角部Cを充足するよう
拡張され、図中で下側の半分は四角形をなしてい
る。連結室4は2個の家屋ユニツトを屋根の形状
を変えることなく連結するために採用されたもの
である。
において上下が対称形に形成されており、隔壁3
の形状を変化させることなく隣家の間取りの表裏
を入れ換えることができる。なお、この実施例に
おいて、連棟式家屋ユニツトは1階部分が基本型
から外方へ拡張された長方形の連結室4が設けら
れる一方、更にそこから隅角部Cを充足するよう
拡張され、図中で下側の半分は四角形をなしてい
る。連結室4は2個の家屋ユニツトを屋根の形状
を変えることなく連結するために採用されたもの
である。
こゝで、1階部分について説明すると、5は玄
関であり、一側はドア5aによつて外部へ通じ、
他側は比較的大きな洋間6に通じている。洋間6
は外側の上部が前記連結室4を構成しており、天
井に明り取り窓7が形成される。また、外壁には
床面と等しい高さの、いわゆる、掃き出し窓8a
が設けられている。ユニツトの内部において、隣
家との隔壁3に接する部分は、階段室9や収納室
10或いは浴室11その他の居住を常としない空
間で構成してある。12および13はそれぞれ洗
面室および便所である。
関であり、一側はドア5aによつて外部へ通じ、
他側は比較的大きな洋間6に通じている。洋間6
は外側の上部が前記連結室4を構成しており、天
井に明り取り窓7が形成される。また、外壁には
床面と等しい高さの、いわゆる、掃き出し窓8a
が設けられている。ユニツトの内部において、隣
家との隔壁3に接する部分は、階段室9や収納室
10或いは浴室11その他の居住を常としない空
間で構成してある。12および13はそれぞれ洗
面室および便所である。
更に、2階部分について説明するが、上記1階
部分について説明した用語や機能について共通す
る部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略
する。2階部分には各戸3個の居室14,15,
16を有する。8bは窓枠が床面よりやゝ高く造
られた、いわゆる、高窓である。17は前期1階
部分の外方へ拡張された部分の上面に設けられた
ベランダで、外壁に連なる手摺り17aが設けら
れている。
部分について説明した用語や機能について共通す
る部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略
する。2階部分には各戸3個の居室14,15,
16を有する。8bは窓枠が床面よりやゝ高く造
られた、いわゆる、高窓である。17は前期1階
部分の外方へ拡張された部分の上面に設けられた
ベランダで、外壁に連なる手摺り17aが設けら
れている。
前記隣家との隔壁3の部分は、2階部分におい
ても1階部分と同様の配慮がなされている。すな
わち、階段室9や収納室10その他の常には居住
しない室や空間が付設されている。
ても1階部分と同様の配慮がなされている。すな
わち、階段室9や収納室10その他の常には居住
しない室や空間が付設されている。
この実施例に係る連棟式家屋ユニツト1は単独
でも建設し使用されるが、通常は第4図、第5図
で示すように複数個を連設して使用する。また、
その場合、上記実施例に限られず、連設される連
棟式家屋ユニツトを一棟ごとに上下を反転させて
連設し、外観に変化を持たせることも可能であ
る。
でも建設し使用されるが、通常は第4図、第5図
で示すように複数個を連設して使用する。また、
その場合、上記実施例に限られず、連設される連
棟式家屋ユニツトを一棟ごとに上下を反転させて
連設し、外観に変化を持たせることも可能であ
る。
この発明に係る連棟式の家屋ユニツト1は、外
壁の平面形状が正八角型を基本型とし、その対向
する一辺に接続用の短い連結室4を突設したもの
であるから、ユニツト相互は比較的小さい面積で
他のユニツトと連結されている上に、同一のユニ
ツト1内でも、隣接する住宅は居住しない空間を
持つ隔壁3で区画されているので遮音性に優れ、
且つ、連結部に設けた明り取り窓を通して外光を
採光できるので、隔壁に沿つて居室を設けても優
れた採光性が得られるなどの効果がある。
壁の平面形状が正八角型を基本型とし、その対向
する一辺に接続用の短い連結室4を突設したもの
であるから、ユニツト相互は比較的小さい面積で
他のユニツトと連結されている上に、同一のユニ
ツト1内でも、隣接する住宅は居住しない空間を
持つ隔壁3で区画されているので遮音性に優れ、
且つ、連結部に設けた明り取り窓を通して外光を
採光できるので、隔壁に沿つて居室を設けても優
れた採光性が得られるなどの効果がある。
図面はこの発明の一実施例を示し、第1a図及
び第1b図は連棟式家屋ユニツトの正面図で、前
者は左半分を、後者は右半分をそれぞれ示す。第
2a図、第2b図はそれらの−断面図、第3
a図、第3b図は−断面図である。第4図は
連棟式家屋ユニツトの複数を連設した状態を示す
正面図、第5図はその裏面図、第6図は側面図で
ある。 4……連結室、7……明り取り窓。
び第1b図は連棟式家屋ユニツトの正面図で、前
者は左半分を、後者は右半分をそれぞれ示す。第
2a図、第2b図はそれらの−断面図、第3
a図、第3b図は−断面図である。第4図は
連棟式家屋ユニツトの複数を連設した状態を示す
正面図、第5図はその裏面図、第6図は側面図で
ある。 4……連結室、7……明り取り窓。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 複数の家屋ユニツトを連結室を介して連結し
てなる連棟式家屋において、前記家屋ユニツトの
外壁の平面形状を正八角形となし、その外壁の互
いに対向する二辺の間を隔壁によつて連結し、そ
の隔壁によつて外壁の内側を二個の独立した住宅
に区画すると共に、それぞれの住宅が持つ残余の
3辺の外壁に面して3個の居室を形成し、その中
央に位置する居室に面した外壁に短い連結室を付
設して、その連結室の天井に明り取り窓を設けて
なる連棟式家屋ユニツト。 2 連結室は一階部分にだけ設けられ、一階部分
の天井に明り取り窓を設けている特許請求の範囲
第1項記載の連棟式家屋ユニツト。 3 連結室は一階と二階部分とに共に設けられ、
一階部分の天井に明り取り窓を設けている特許請
求の範囲第1項記載の連棟式家屋ユニツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15302585A JPS6213663A (ja) | 1985-07-11 | 1985-07-11 | 連棟式家屋ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15302585A JPS6213663A (ja) | 1985-07-11 | 1985-07-11 | 連棟式家屋ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6213663A JPS6213663A (ja) | 1987-01-22 |
JPH0335464B2 true JPH0335464B2 (ja) | 1991-05-28 |
Family
ID=15553316
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15302585A Granted JPS6213663A (ja) | 1985-07-11 | 1985-07-11 | 連棟式家屋ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6213663A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0372169A (ja) * | 1989-08-10 | 1991-03-27 | Natl House Ind Co Ltd | 建築物 |
-
1985
- 1985-07-11 JP JP15302585A patent/JPS6213663A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6213663A (ja) | 1987-01-22 |
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