JPH0334631Y2 - - Google Patents

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JPH0334631Y2
JPH0334631Y2 JP1825085U JP1825085U JPH0334631Y2 JP H0334631 Y2 JPH0334631 Y2 JP H0334631Y2 JP 1825085 U JP1825085 U JP 1825085U JP 1825085 U JP1825085 U JP 1825085U JP H0334631 Y2 JPH0334631 Y2 JP H0334631Y2
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switch
door
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opening
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は低温庫のドアの開閉に基づいてオンオ
フする低温庫用スイツチに関する。
(ロ) 従来の技術 例えば実開昭58−192382号公報には、本体外へ
突出し、付勢力に抗して本体内方向へ押圧するこ
とにより一対の接点を開閉する押釦と、この押釦
を押し込んだ時にその位置に押釦を係止するロツ
ク手段と、押釦に設けられ前記係止位置よりさら
に本体内方向へ押釦を押圧することにより前記ロ
ツク手段の係止を解消するロツク解消手段とを備
えた冷蔵庫等のドアスイツチが開示されている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 上記従来の技術において、ドアスイツチは本
体、押釦、一対の接点、ロツク手段を備え、ドア
の開閉による前記押釦の移動により夫々の部品は
動作して前記接点はオンオフするため、ドアの開
閉頻度が増加するにつれ夫々の部品には摩耗が発
生すると共に、部品強度は低下し、部品の損傷に
よるドアスイツチの動作不良が発生し易く、又、
前記本体には前記押釦のための開口が形成され、
この開口と押釦との隙間から内部へ露が浸入した
ときには前記接点にシヨート又は腐蝕等が生じ、
一層ドアスイツチに動作不良が発生し易くなると
いう問題点が生じていた。本考案は前記問題点を
解決することを目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、一面に開口を有する断熱箱と、前記
開口を開閉自在に閉塞する断熱扉と、前記断熱箱
と断熱扉との何れか一方に設けられた庫内灯とを
備えた低温庫において、リードスイツチ及び該リ
ードスイツチに磁力を及ぼすバイアスマグネツト
を有し前記断熱扉の開閉時に支点となる部分の近
傍に位置するとともに前記断熱箱と断熱扉のうち
の一方に設けられ前記庫内灯の動作を制御するス
イツチと、前記断熱箱と断熱扉のうちの他方に前
記スイツチと対をなして配置され、前記断熱扉の
開放時に前記庫内灯を点灯させ前記断熱扉の閉塞
時に前記庫内灯を消灯するように前記リードスイ
ツチに対して前記バイアスマグネツトとは反対方
向の磁力を及ぼす操作マグネツトとを備えた低温
庫用スイツチを提供するものである。
(ホ) 作用 断熱扉の閉塞時、即ち、スイツチと操作マグネ
ツトが近接しているときには、操作マグネツトの
磁力がバイアスマグネツトの磁力を打ち消すよう
に作用し、リードスイツチは動作しない。また断
熱扉の開放時、即ち、スイツチと操作マグネツト
との距離が操作マグネツトの磁力の及ぶ範囲より
広がつたときには、バイアスマグネツトの磁力が
リードスイツチを動作させるように作用し、庫内
灯を点灯させる。
(ヘ) 実施例 以下、本考案の一実施例を第1図乃至第7図に
基づいて詳細に説明する。
第3図に示した1は冷蔵庫又は冷凍庫等の低温
庫で、この低温庫1は断熱材2Aを内部に充填し
た上面開口な断熱箱2と、内部に断熱材3Aが充
填され前記上面開口を開閉自在に閉塞する断熱扉
(以下扉と称する)3とから構成され、本体2の
上部には前記扉3の開閉時の支点になるヒンジ
4,4が取り付けられている。尚、5は扉3の前
部に取り付けられた把手である。又、ヒンジ4,
4は夫々同様に断熱箱2の背面上部に取り付けら
れ上部が断熱箱2の開口縁を被覆するブレーカ2
Bより上方に延びた固定部分4Aと扉3の後端に
取り付けられ支点4Cにて回動自在に支持された
可動部分4Bとから構成されている。さらに6は
扉3の下面周縁に環状に取り付けられたガスケツ
ト、9はガスケツト6の外側の扉外板下面3Bに
取り付けられたスイツチ、7,8、及び10は
夫々スイツチ9を構成するリードスイツチ、バイ
アスマグネツト、及び樹脂製のケースで、リード
スイツチ7及びバイアスマグネツト8は所定間隔
を存して平行に並べられてケース10内に固定さ
れ、さらにケース10内にはエポキシ等の樹脂1
0Aが充填されている。
ここで第7図に示したようにリードスイツチ7
はニツケル合金等のリード接片7Aとこの接片7
Aを密封するガラス製等のカバー7Bとから構成
され、リード接片7Aには配線7A1,7A2が接
続されている。又、バイアスマグネツト8は棒状
で左右端部には夫々N極、S極が形成されてい
る。さらにケース10の一方の側面11には第4
図に示したように開口縁より上方へ延びて第1係
止片12が形成され、その幅Aは側面11の幅よ
り僅かに狭く上端部には外方へL字状に折曲して
係止部12Aが形成されている。又、側面11と
相対向した他方の側面13には開口縁より上方へ
延び上部には爪部14Aが形成され、幅Bが前記
幅Aより狭い第2係止片14が形成されている。
そしてこの第2係止片14の基部である側面13
には切り込み13A,13Aが形成され、第2係
止片14は弾性を有している。
又、扉外板下面3Aにはケース10に対応して
開口15が形成され、辺16はケース10の第1
係止片12の幅Aと略等しく、辺16と相対向し
た辺17には幅が第2係止片14の幅Bと略等し
い切欠部17Aが形成されている。そして、スイ
ツチ9の扉3への取り付けは、ケース10の第1
係止片12を開口15から扉3内へ入れ込み、係
止部12Aを辺16に係止させ、次に第2係止片
14を辺17の切欠部17Aと対応させ、爪部1
4Aを切欠部17Aに係止させて行なわれる。
さらに、19はブレーカ2Bの裏面に取り付け
られた操作マグネツトで、この操作マグネツト1
9は扉3を閉じたとき、スイツチ9と相対向する
ブレーカ2Bの裏面にバイアスマグネツト7のN
極、S極と反対方向にN極、S極が向くように取
り付けられている。又、操作マグネツト19は第
5図に示したように略四角形をなしその一角には
切り欠き19Aが形成され、ブレーカ2Bの裏面
に操作マグネツトの形状に対応して形成された枠
状の基部2B1に接着剤等により取り付けられる。
尚、第1図の20は扉3の下面略中央に取り付
けられた負荷である庫内灯で、リードスイツチ7
に接続された配線7A1,7A2は扉端部の空間3
Bから仕切板22を貫通して断熱材3Aの中を通
り庫内灯20へ接続され、庫内灯20からの配線
21は空間3Bからドア3の外部へ延び、断熱箱
2の外壁を伝わり低温庫1の電装箱(図示せず)
に達している。
以下、扉3の開閉動作に伴うスイツチ9の動作
について説明する。
第1図に示したように扉3を閉じているときに
は、スイツチ9と操作マグネツト19とは接近し
ており、第7図に鎖線にて示したようにリードス
イツチ7の近傍に位置している操作マグネツト1
9からの磁力30により、バイアスマグネツト8
がリードスイツチ7に及ぼす磁力31は打ち消さ
れ、リードスイツチ7はオフして庫内灯20は消
灯している。
又、扉3を回動させ次第に開けていくにつれ操
作マグネツト19とスイツチ9との距離は開き、
操作マグネツト19がリードスイツチ7に及ぼす
磁力は次第に弱まる。そして扉3を完全に開ける
までの間に操作マグネツト19とリードスイツチ
7との距離が所定の距離を越えると、バイアスマ
グネツト8の磁力に対する操作マグネツト19の
磁力の影響は矢印30Aのように弱まり、例えば
第1図に実線にて示した位置に操作マグネツト1
9が位置したとき、バイアスマグネツト8の磁力
でリードスイツチ7はオンし、庫内灯20は点灯
する。以後、第2図に示したように扉3を開放し
ているときにはリードスイツチ7はオンしており
庫内灯20は点灯している。又、このとき、ガス
ケツト6の下端よりスイツチ9は扉3側に窪んで
いるため、扉3の下面に結露して下方へ伝わりガ
スケツト6に達した露はガスケツト6下端から下
方へ滴下する。
さらに、扉3を閉じるために、扉3を下方へ回
動したときには次第にスイツチ9と操作マグネツ
ト19との距離は近くなり、バイアスマグネツト
8の磁力に対する操作マグネツト19の磁力は大
きくなる。そして、スイツチ9と操作マグネツト
19との距離が所定の距離まで接近するとバイア
スマグネツト8の磁力は操作マグネツト19の磁
力により再び打ち消され、リードスイツチ7はオ
フして庫内灯20は消灯する。以後同様に扉3の
開閉に伴いリードスイツチ7はオンオフし庫内灯
20の点灯、消灯は制御される。
従つて、スイツチ9はリードスイツチ7及びバ
イアスマグネツト8等の極めて簡単な構成からな
つており、又、スイツチを9磁力を介して動作さ
せているため、即ちリードスイツチ7を扉3の開
閉に伴うバイアスマグネツト7の磁力に対する操
作マグネツト19の磁力の変化に基づいてオンオ
フさせているため、スイツチを機械的に動作させ
ているものと比較してスイツチ9の経年変化は極
めて少なく、又、低温庫1の周囲条件の悪化によ
りバイアス、操作両マグネツト7,8に結露が発
生してもそれにより磁力が変化することはなく、
スイツチ9の動作不良を極めて少なくすることが
でき又、スイツチ9をヒンジ4の近傍に取り付け
ているため、扉3の開閉時のスイツチ9回動距離
は少なく、スイツチ9に及ぶ振動又は衝撃は少な
いため、リードスイツチ7の動作不良発生を大幅
に少なくすることができる。
又、スイツチ9はガスケツト6の外側に取り付
けられているため、庫内温度の影響を受けること
はなく、リードスイツチ7は磁力の変化に基づい
て安定した動作を行うと共に、扉3の開放時、扉
3下面に形成された露はガスケツト6の下端から
滴下し、ケース10に伝わることがないため、た
とえケース10と樹脂10Aとの間に隙間が形成
されていても、ケース10内に露が浸入すること
はなく、リードスイツチ7と配線7A1,7A2
の接続部等の露による腐蝕を防止でき、断線等を
回避することができる。
さらに、ケース10の第1,第2係止片12,
14の形状を変えると共に、扉外板下面3Bの開
口15の形状を第1,第2係止片12,14に対
応させ形成しているため、ケース10は予じめ決
められた方向にのみ取り付けられ、且つ操作マグ
ネツト19には切り欠き19Aを形成し、この操
作マグネツト19の形状に対応してブレーカ2B
の裏面に基部2B1を形成しているため、ブレー
カ2Bに操作マグネツト19は常に決められた方
向に取り付けられ、このため、スイツチ9及び操
作マグネツト19の取り付け方向を誤ることはな
く、取付作業を速やかに行うこともできる。
尚、上記実施例において、上面開口な低温庫1
に基づいて説明したが、側面に開口が形成されこ
の開口を開閉自在に閉塞する扉を備えた低温庫に
おいても上記実施例と同様にスイツチ及び操作マ
グネツトを設けることにより同様な作用効果を得
ることができる。又、低温庫1の負荷を例えば冷
気循環用のフアンとしてもこのフアンをスイツチ
9の動作により制御することにより同様な作用効
果を得ることができる。ケース10の第1,第2
係止片12,14の形状と扉外板下面3Bの開口
15の形状、さらに操作マグネツト19の形状と
ブレーカ2Bの基部2B1の形状は、ケース10
及び操作マグネツト19の取付方向が一方向に限
定される形状であれば良く、上記実施例の形状に
限定されるものではない。又、スイツチ9を断熱
箱2に設け操作マグネツト19を扉3に設けても
構わない。
(ト) 考案の効果 本考案は上記のように構成された低温庫用スイ
ツチであるから、構成はリードスイツチ及びバイ
アスマグネツトを備えたスイツチと操作マグネツ
トとにより極めて簡単であり、又、前記リードス
イツチをドアの開閉に伴うバイアスマグネツトの
磁力に対する操作マグネツトの磁力の変化に基づ
いて動作させ、スイツチを磁力を介して動作させ
ているため、スイツチの経年変化は極めて少な
く、スイツチの動作不良を大幅に少なくすること
ができ、又、例えば季節の変化による低温庫の周
囲条件悪化により、バイアスマグネツト又は操作
マグネツトに結露が発生しても、この結露により
両マグネツトの磁力が変化することはなく、この
ため、露等の発生に関係なくスイツチを確実に動
作させて負荷の通電制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第7図は本考案の一実施例を示し、
第1図及び第2図は第3図に示した低温庫のC−
C′線縦断面図、第3図は低温庫の概略斜視図、第
4図はスイツチの扉への取り付け方法を示した部
分斜視図、第5図は操作マグネツトのブレーカへ
の取り付け方法を示した部分斜視図、第6図はス
イツチ及び操作マグネツトの扉及び本体への取り
付け方法を示した低温庫の部分斜視図、第7図は
バイアスマグネツト及び操作マグネツトがリード
スイツチに及ぼす磁力を示した概略図である。 1……低温庫、2……断熱箱、3……断熱扉、
7……リードスイツチ、8……バイアスマグネツ
ト、9……スイツチ、19……操作マグネツト、
20……庫内灯(負荷)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一面に開口を有する断熱箱と、前記開口を開閉
    自在に閉塞する断熱扉と、前記断熱箱と断熱扉と
    の何れか一方に設けられた庫内灯とを備えた低温
    庫において、リードスイツチ及び該リードスイツ
    チに磁力を及ぼすバイアスマグネツトを有し前記
    断熱扉の開閉時に支点となる部分の近傍に位置す
    るとともに前記断熱箱と断熱扉のうちの一方に設
    けられ前記庫内灯の動作を制御するスイツチと、
    前記断熱箱と断熱扉のうちの他方に前記スイツチ
    と対をなして配置され、前記断熱扉の開放時に前
    記庫内灯を点灯させ前記断熱扉の閉塞時に前記庫
    内灯を消灯するように前記リードスイツチに対し
    て前記バイアスマグネツトとは反対方向の磁力を
    及ぼす操作マグネツトとを備えてなる低温庫用ス
    イツチ。
JP1825085U 1985-02-12 1985-02-12 Expired JPH0334631Y2 (ja)

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JP1825085U JPH0334631Y2 (ja) 1985-02-12 1985-02-12

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JPS61136297U JPS61136297U (ja) 1986-08-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3162915B2 (ja) * 1994-09-28 2001-05-08 三洋電機株式会社 貯蔵庫
JP3748980B2 (ja) * 1997-04-25 2006-02-22 三洋電機株式会社 断熱貯蔵庫
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WO2018158977A1 (ja) * 2017-03-03 2018-09-07 シャープ株式会社 冷蔵庫および冷蔵庫扉の製造方法

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