JPH0334597Y2 - - Google Patents

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JPH0334597Y2
JPH0334597Y2 JP1985075362U JP7536285U JPH0334597Y2 JP H0334597 Y2 JPH0334597 Y2 JP H0334597Y2 JP 1985075362 U JP1985075362 U JP 1985075362U JP 7536285 U JP7536285 U JP 7536285U JP H0334597 Y2 JPH0334597 Y2 JP H0334597Y2
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opening
ventilation
heater
air
chamber
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JP1985075362U
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  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は送風装置に関し、特にヒータ付きで
温風も得られる送風装置の構造に関する。
(ロ) 従来の技術 ヒータ付きで温風も得られる送風装置として、
実開昭59−86395号で開示されたものがある。こ
の送風装置は、送風用の第1のフアンのほかに温
風を送るための第2のフアンを備えていた。
(ハ) 考案を解決しようとする問題点 しかし、この構成では機器全体が大きくなり、
またフアンおよびその取付け部品が多いことから
コスト高になるという問題点があつた。
この考案の目的は、送風に加えて暖房も行ない
しかも機器全体がコンパクトである送風装置を提
供することである。
さらには、送風と温風の送出の切り換えが容易
になされる送風装置を提供するものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 この考案の送風装置は、唯一つの横流フアン
と、これを回転駆動するモータと、ヒータと、風
吐出用開口と通風口とを選択的に開閉する開閉体
とを備えてなる。
その詳細な構成は、機能部とその下側に設けら
れたモータ部とからなり、機能部は略垂直に配さ
れた仕切り板によつて仕切られて、周壁に吸気用
開口と風吐出用開口とが開設されるとともに上記
モータ部のモータによつて駆動される横流フアン
を内蔵した送風室と、周壁に放熱用開口が開設さ
れるともに略垂直に配された反射板によつて区画
され放熱用開口へ放熱するヒータを内蔵したヒー
タ室との2室に分割され、しかも上記仕切り板の
下部のうち風吐出用開口に近接した位置には2室
を連通させる通風口が形成され、ヒータ室の上部
には、送風室から通風口を経てヒータ室に入り仕
切り板と反射板とで区画形成された空間を上昇す
る風が反射板の背面で暖められて送り出される温
風送出用開口が形成され、さらに風吐出用開口と
通風口とを選択的に開閉する開閉体が付設されて
なる送風装置である。
(ホ) 作用 送風装置を送風用に作動する際には、開閉体
は、風吐出用開口を開きかつ通風口を閉じ、温風
送風用に作動する際には、開閉体は風吐出用開口
を閉じかつ通風口を開く。
(ヘ) 実施例 この考案を第1〜6図に示す実施例によつて詳
述するが、これによつてこの考案が限定されるも
のではない。
送風装置100は機能部Xとモータ部Yとから
なり、機能部Xは送風室1とヒータ室20を備え
てなる。
送風室1は、横流フアンであるタンジエンシヤ
ルフアン2を内蔵し、吸気用開口4、エアガイド
5と、風吐出用開口6とを設けている。尚、3は
タンジエンシヤルフアン2を回転駆動するモータ
部Yのモータ、7はモータ作動用スイツチ、8は
停止用スイツチである。又、ここで吸気用開口4
から入りタンジエンシヤルフアン2の近傍を通り
風吐出用開口6から外部へと進む送風路Iが形成
される。
ヒータ室20は、ヒータ21と、このヒータ2
1からの熱を反射する、垂直に配された反射板2
2を内蔵している。尚、23はヒータ作動用スイ
ツチであり、ヒータ作動の停止は上記停止用スイ
ツチ8で兼用して行なう。
送風室1とヒータ室20は垂直に配された仕切
り板24によつて仕切られている。この仕切り板
24の下部のうち風吐出用開口6に近接する位置
には、2室1,20を連通させる通風口25が設
けられている。この通風口25の大きさは、高さ
と幅のいずれもが仕切り板24のそれらの約4分
の1にされている(第3図〜第6図参照)。通風
口25の上縁部にタンジエンシヤルフアン2方向
に伸びる折曲部26が設けられている。また、ヒ
ータ室20の前面には放熱用開口27が、その上
部には温風送出用開口27′が設けられている。
ここで、吸気用開口4から入り、タンジエンシヤ
ルフアン2の近傍、通風口25、および仕切り板
24と反射板22とで区画形成される空間を通
り、開口27′から外部へと進む送風路が形成
される。すなわち、送風室1から通風口25を経
てヒータ室20に入り仕切り板24と反射板22
とで区画された空間を上昇する風が反射板22の
背面で暖められて温風となり、温風送出用開口2
7′から送り出される。
風吐出用開口6と通風口25の上部と下部に開
閉体である滑動可能なシヤツタ40を案内するシ
ヤツタ案内ミゾ41が設けられている。シヤツタ
40を滑動し風吐出用開口6を閉塞すると通風口
25は開放し、風吐出用開口6を解放すると通風
口25は閉塞されるようになつている。尚、42
はシヤツタ40の滑動操作するシヤツタ操作つま
みである。
この送風装置100および各部は上述したよう
に構成しており、次のように使用する。
送風装置100を送風に用いる場合には、シヤ
ツタ操作つまみ42を操作しシヤツタ案内ミゾ4
1にそつてシヤツタ40を滑動して風吐出用開口
6を解放し通風口25を閉塞する。このとき、送
風室1とヒータ室20は完全に仕切られている。
次に、フアン作動用スイツチ7を操作しタンジエ
ンシヤルフアン2を回転すると、送風路Iにそつ
て空気が流れ風吐出用開口6から風を得ることが
できる。停止したい時には、停止用スイツチ8を
操作するとよい。
送風装置100を暖房に用いる場合には、シヤ
ツタ操作つまみ42を操作しシヤツタ案内ミゾ4
1にそつてシヤツタ40を滑動して風吐出用開口
6を閉塞し通風口25を解放する。このとき、送
風室1とヒータ室20は通風口25で連通してい
る。次に、フアン作動用スイツチ7およびヒータ
作動用スイツチ23を操作すると、タンジエンシ
ヤルフアン2は回転して送風路にそつて空気が
流れる。この際、ヒータ21からの熱は直接およ
び反射板22に反射して放熱用開口27から前面
へと進むが、一部は反射板22を加熱する。一
方、送風路にそつて流れる空気は、仕切り板2
4と反射板22とで区画形成される空間を通る時
反射板2によつて暖められる。よつて、開口2
7′からは温風を得ることができる。また、仕切
り板24の下部に上記のように少さな通風口25
が形成され、かつ、その通風口25の上縁部にタ
ンジエンシヤルフアン2方向に伸びる折曲部26
が設けられている。したがつて、タンジエンシヤ
ルフアン2の上部と下部で空気の混合は起きず、
タンジエンシヤルフアン2の下部で発生した風が
折曲部26に案内されて通風口25からヒータ室
20に入り、温風送出用開口27′から温風送出
用にちようとよい少なめの量の温風となつて送出
される。作動を停止する際には停止用スイツチ8
を操作するとよい。
(ト) 考案の効果 この考案の送風装置は、上記のような開閉体の
開閉操作によつて風吐出用開口の開閉と通風口の
開閉とを切り替え可能にしたものである。したが
つて、風と温風とを選択的に得ることができ、し
かも機器全体がコンパクトでありコストも安く、
取り扱いも簡単である。さらに、この考案の送風
装置を暖房に用いると、温風送出用開口から少な
めの量の温風を送り出すことができる。すなわ
ち、仕切り板の一部である下部に設けられた通風
口を経て送風室からヒータ室に少量だけ入り仕切
り板と反射板とで区画形成された空間を上昇する
風は、反射板の背面で暖められて温風となり、温
風送出用開口から送り出される。したがつて、温
風送出用にちようどよい少なめの量の温風を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例で送風に用いる場
合を説明する全体斜視図、第2図はこれを暖房に
用いる場合を説明する全体斜視図、第3図はこれ
の要部縦断面図、第4図および第5図はこれをそ
れぞれ送風用、暖房用として用いる場合の第3図
でA−Aで切断した断面図、第6図はこれを送風
用として用いる場合の第3図でB−Bで切断した
断面図である。 100……送風装置、X……機能部、Y……モ
ータ部、1……送風室、2……タンジエンシヤル
フアン(横流フアン)、3……モータ、4……吸
気用開口、5……エアガイド、6……風吐出用開
口、7……フアン作動用スイツチ、8……停止用
スイツチ、20……ヒータ室、21……ヒータ、
22……反射板、23……ヒータ用作動スイツ
チ、24……仕切り板、25……仕切り板通風
口、26……折曲部、27……開口、40……シ
ヤツタ(開閉体)、41……シヤツタ案内ミゾ、
42……シヤツタ操作つまみ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機能部とその下側に設けられたモータ部とから
    なり、機能部は略垂直に配された仕切り板によつ
    て仕切られて、周壁に吸気用開口と風吐出用開口
    とが開設されるとともに上記モータ部のモータに
    よつて駆動される横流フアンを内蔵した送風室
    と、周壁に放熱用開口が開設されるとともに略垂
    直に配された反射板によつて区画され放熱用開口
    へ放熱するヒータを内蔵したヒータ室との2室に
    分割され、しかも上記仕切り板の下部のうち風吐
    出用開口に近接した位置には2室を連通させる通
    風口が形成され、ヒータ室の上部には、送風室か
    ら通風口を経てヒータ室に入り仕切り板と反射板
    とで区画形成された空間を上昇する風が反射板の
    背面で暖められて送り出される温風送出用開口が
    形成され、さらに風吐出用開口と通風口とを選択
    的に開閉する開閉体が付設されてなる送風装置。
JP1985075362U 1985-05-20 1985-05-20 Expired JPH0334597Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985075362U JPH0334597Y2 (ja) 1985-05-20 1985-05-20

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JP1985075362U JPH0334597Y2 (ja) 1985-05-20 1985-05-20

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Publication Number Publication Date
JPS61192250U JPS61192250U (ja) 1986-11-29
JPH0334597Y2 true JPH0334597Y2 (ja) 1991-07-23

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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI679349B (zh) * 2018-11-16 2019-12-11 東富電器股份有限公司 可調整風向之暖風扇

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JPS5813405B2 (ja) * 1979-05-15 1983-03-14 ナイガイ株式会社 半自動梱包機に於けるテ−プ引締装置

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JPS61192250U (ja) 1986-11-29

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