JP2002310479A - 換気乾燥機 - Google Patents
換気乾燥機Info
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- JP2002310479A JP2002310479A JP2001387251A JP2001387251A JP2002310479A JP 2002310479 A JP2002310479 A JP 2002310479A JP 2001387251 A JP2001387251 A JP 2001387251A JP 2001387251 A JP2001387251 A JP 2001387251A JP 2002310479 A JP2002310479 A JP 2002310479A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blower
- fan
- air
- ventilation
- heating unit
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- Pending
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- Central Heating Systems (AREA)
- Drying Of Solid Materials (AREA)
- Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】屋内側の加熱部を小型化でき、部屋の壁にかか
る負荷を軽減する。 【解決手段】本体5を、熱源としてのヒータ8が装備さ
れた加熱部9と、送風装置が内蔵された送風部7とで構
成し、前記送風装置は、本体5内に吸い込んだ浴室2内
の空気を、ヒータ8を通過させて浴室2内に吹き出す場
合と屋外3に排気する場合とに選択的に切り替え、前記
送風部7を浴室2の側壁1に形成した通気口1b内に挿
入して取り付けると共に、前記加熱部9を浴室2内に位
置させて送風部7に取り付けたものである。 【効果】送風装置のない加熱部を小型化でき、使用者に
与える圧迫感を低減できると共に、加熱部を軽量化で
き、加熱部による送風部を介して浴室の側壁に加わる負
荷を軽減できる。
る負荷を軽減する。 【解決手段】本体5を、熱源としてのヒータ8が装備さ
れた加熱部9と、送風装置が内蔵された送風部7とで構
成し、前記送風装置は、本体5内に吸い込んだ浴室2内
の空気を、ヒータ8を通過させて浴室2内に吹き出す場
合と屋外3に排気する場合とに選択的に切り替え、前記
送風部7を浴室2の側壁1に形成した通気口1b内に挿
入して取り付けると共に、前記加熱部9を浴室2内に位
置させて送風部7に取り付けたものである。 【効果】送風装置のない加熱部を小型化でき、使用者に
与える圧迫感を低減できると共に、加熱部を軽量化で
き、加熱部による送風部を介して浴室の側壁に加わる負
荷を軽減できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋内の暖房と換気
を行うことができる換気乾燥機に関する。
を行うことができる換気乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の換気乾燥機は、部屋の空気を屋外
に排気する換気用送風機を内蔵する送風部と部屋の空気
をヒータを通過させて部屋へ戻す温風用送風機を内蔵す
る加熱部とで構成され、送風部を部屋の壁に設けた通気
口に挿入し、送風部に加熱部を屋内に位置するように取
り付け、換気を行う場合には換気用送風機を駆動し、屋
内の暖房を行う場合にはヒータに通電して温風用送風機
を駆動していた。
に排気する換気用送風機を内蔵する送風部と部屋の空気
をヒータを通過させて部屋へ戻す温風用送風機を内蔵す
る加熱部とで構成され、送風部を部屋の壁に設けた通気
口に挿入し、送風部に加熱部を屋内に位置するように取
り付け、換気を行う場合には換気用送風機を駆動し、屋
内の暖房を行う場合にはヒータに通電して温風用送風機
を駆動していた。
【0003】このような換気乾燥機は、屋内側にヒータ
に加え温風用送風機が配設されており、この結果、加熱
部の奥行き寸法が大きくなったり、縦横が大きくなった
りして、使用者へ圧迫感を与えるものであった。
に加え温風用送風機が配設されており、この結果、加熱
部の奥行き寸法が大きくなったり、縦横が大きくなった
りして、使用者へ圧迫感を与えるものであった。
【0004】また、加熱部は屋内側へ突出し、部屋の壁
に取り付けられた換気部に取り付けられているので、換
気部を介して部屋の壁に加熱部の自重によるモーメント
が加わる。加熱部は内部に送風部を内蔵しているため重
量が重く、この送風機の重量の分、前記モーメントが大
きくなり、その結果、部屋の壁に加わる負荷が大きくな
っていた。
に取り付けられた換気部に取り付けられているので、換
気部を介して部屋の壁に加熱部の自重によるモーメント
が加わる。加熱部は内部に送風部を内蔵しているため重
量が重く、この送風機の重量の分、前記モーメントが大
きくなり、その結果、部屋の壁に加わる負荷が大きくな
っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、屋内側の加
熱部を小型化でき、部屋の壁に加わる負荷を軽減できる
換気乾燥機を提供することを課題とする。
熱部を小型化でき、部屋の壁に加わる負荷を軽減できる
換気乾燥機を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の第1の手段は、本体を、熱源が装備された加熱部と、
送風装置が内蔵された送風部とで構成し、前記送風装置
は、本体内に吸い込んだ屋内の空気を、前記熱源を通過
させて屋内に吹き出す場合と、屋外に排気する場合とに
選択的に切り替えるものとし、前記送風部を部屋の壁に
形成した通気口内に挿入して取り付けると共に、前記加
熱部を屋内に位置させて送風部に取り付けたものであ
る。
の第1の手段は、本体を、熱源が装備された加熱部と、
送風装置が内蔵された送風部とで構成し、前記送風装置
は、本体内に吸い込んだ屋内の空気を、前記熱源を通過
させて屋内に吹き出す場合と、屋外に排気する場合とに
選択的に切り替えるものとし、前記送風部を部屋の壁に
形成した通気口内に挿入して取り付けると共に、前記加
熱部を屋内に位置させて送風部に取り付けたものであ
る。
【0007】これにより、熱源を有する加熱部には送風
装置がないので屋内側に突出する加熱部を小型化でき、
使用者に与える圧迫感を低減できると共に、加熱部を軽
量化でき、加熱部による送風部を介して部屋の壁に加わ
る負荷を軽減できる。
装置がないので屋内側に突出する加熱部を小型化でき、
使用者に与える圧迫感を低減できると共に、加熱部を軽
量化でき、加熱部による送風部を介して部屋の壁に加わ
る負荷を軽減できる。
【0008】上記課題を解決するための第2の手段は、
本体を、熱源が装備された加熱部と、送風装置が内蔵さ
れた送風部とで構成し、前記送風装置は、ファンの正転
時に前記熱源を通過させて屋内に吹き出す一方、逆転時
に屋外へ排気し、前記送風部を部屋の壁に設けた通気口
内に挿入して取り付けると共に、前記加熱部を屋内に位
置させて前記送風部に取り付けるものである。
本体を、熱源が装備された加熱部と、送風装置が内蔵さ
れた送風部とで構成し、前記送風装置は、ファンの正転
時に前記熱源を通過させて屋内に吹き出す一方、逆転時
に屋外へ排気し、前記送風部を部屋の壁に設けた通気口
内に挿入して取り付けると共に、前記加熱部を屋内に位
置させて前記送風部に取り付けるものである。
【0009】これにより、熱源を有する加熱部には送風
装置がないので屋内側に突出する加熱部を小型化でき、
使用者に与える圧迫感を低減できると共に、加熱部を軽
量化でき、加熱部による送風部を介して部屋の壁に加わ
る負荷を軽減できる。更に、一つの送風機のファンの回
転方向を変えることで熱源を通過させて屋内に吹き出す
場合と屋外に排気する場合を切り替えることができ、前
記両方の場合の送風を別々の送風機で行う必要がなく、
構造を簡単にでき、コストを低減できる。
装置がないので屋内側に突出する加熱部を小型化でき、
使用者に与える圧迫感を低減できると共に、加熱部を軽
量化でき、加熱部による送風部を介して部屋の壁に加わ
る負荷を軽減できる。更に、一つの送風機のファンの回
転方向を変えることで熱源を通過させて屋内に吹き出す
場合と屋外に排気する場合を切り替えることができ、前
記両方の場合の送風を別々の送風機で行う必要がなく、
構造を簡単にでき、コストを低減できる。
【0010】上記構成において、前記ファンを囲繞する
ファンケーシングを設け、このファンケーシングに、前
記ファンの正転時に屋内に吹き出すための第1排気口と
ファンの逆転時に屋外に排気するための第2排気口を形
成する。
ファンケーシングを設け、このファンケーシングに、前
記ファンの正転時に屋内に吹き出すための第1排気口と
ファンの逆転時に屋外に排気するための第2排気口を形
成する。
【0011】これにより、正転時と逆転時の各々の場合
でファンケーシングにて空気を案内して屋内と屋外にそ
れぞれ吹き出すことができる。
でファンケーシングにて空気を案内して屋内と屋外にそ
れぞれ吹き出すことができる。
【0012】前記送風装置を、前記ファンの軸心を略鉛
直に向けて配設することにより、ファンの軸心を水平に
向けて配設した場合にファンが片持ち状態となってファ
ンを駆動する駆動軸にファンの重量による曲げモーメン
トが働くのに対し、このようなモーメントが働くことが
無く、曲げモーメントによる振動を防止でき、雑音の発
生を抑制できる。
直に向けて配設することにより、ファンの軸心を水平に
向けて配設した場合にファンが片持ち状態となってファ
ンを駆動する駆動軸にファンの重量による曲げモーメン
トが働くのに対し、このようなモーメントが働くことが
無く、曲げモーメントによる振動を防止でき、雑音の発
生を抑制できる。
【0013】また、前記送風装置はファンを駆動するモ
ータを備え、このモータを前記ファンの下方側に配設す
る。
ータを備え、このモータを前記ファンの下方側に配設す
る。
【0014】これにより、重量のあるモータが下方に位
置することで送風装置の重心が下方に位置し、安定した
状態で状態で送風部内に配設することができる。
置することで送風装置の重心が下方に位置し、安定した
状態で状態で送風部内に配設することができる。
【0015】上記課題を解決するための第3の手段は、
本体を、熱源が装備された加熱部と、送風装置が内蔵さ
れた送風部とで構成し、前記送風装置は、ファンと該フ
ァンを囲繞し回動自在に枢支されたファンケーシングと
を具え、このファンケーシングの回動により、本体内に
吸い込んだ屋内の空気は、前記ファンケーシングの排気
口から熱源を通過して屋内に吹き出される場合と、前記
ファンケーシングの排気口から屋外に排気される場合と
に切り替えられ、前記送風部を部屋の壁に設けた通気口
内に挿入して取り付けると共に、前記加熱部を屋内に位
置させて前記送風部に取り付ける。
本体を、熱源が装備された加熱部と、送風装置が内蔵さ
れた送風部とで構成し、前記送風装置は、ファンと該フ
ァンを囲繞し回動自在に枢支されたファンケーシングと
を具え、このファンケーシングの回動により、本体内に
吸い込んだ屋内の空気は、前記ファンケーシングの排気
口から熱源を通過して屋内に吹き出される場合と、前記
ファンケーシングの排気口から屋外に排気される場合と
に切り替えられ、前記送風部を部屋の壁に設けた通気口
内に挿入して取り付けると共に、前記加熱部を屋内に位
置させて前記送風部に取り付ける。
【0016】これにより、熱源を有する加熱部には送風
装置がないので加熱部を小型化でき、使用者へ与える圧
迫感を低減できると共に、加熱部を軽量化でき、加熱部
による送風部を介して部屋の壁に加わる負荷を軽減でき
る。更に、ファンケーシングの回動により熱源を通過さ
せて屋内に吹き出す場合と屋外に排気する場合とを空気
の漏れを少なくして確実に切り替えることができる。
装置がないので加熱部を小型化でき、使用者へ与える圧
迫感を低減できると共に、加熱部を軽量化でき、加熱部
による送風部を介して部屋の壁に加わる負荷を軽減でき
る。更に、ファンケーシングの回動により熱源を通過さ
せて屋内に吹き出す場合と屋外に排気する場合とを空気
の漏れを少なくして確実に切り替えることができる。
【0017】上記構成において、前記送風装置を前記フ
ァンを略鉛直に向けて配設することで、ファンの軸心を
水平に向けて配設した場合にファンが片持ち状態となっ
てファンを駆動する駆動軸にファンの重量による曲げモ
ーメントが働くのに対し、このようなモーメントが働く
ことが無く、曲げモーメントによる振動を防止でき、雑
音の発生を抑制できる。
ァンを略鉛直に向けて配設することで、ファンの軸心を
水平に向けて配設した場合にファンが片持ち状態となっ
てファンを駆動する駆動軸にファンの重量による曲げモ
ーメントが働くのに対し、このようなモーメントが働く
ことが無く、曲げモーメントによる振動を防止でき、雑
音の発生を抑制できる。
【0018】上記課題を解決するための第4の手段は、
本体を、熱源が装備された加熱部と、送風装置が内蔵さ
れた送風部とで構成し、前記送風装置は、前記本体内に
吸い込んだ屋内の空気を、前記熱源を通過させて屋内に
吹き出す温風用送風機と屋外に排気する換気用送風機と
で構成され、前記送風部を部屋の壁に設けた通気口内に
挿入して取り付けると共に、前記加熱部を屋内に位置さ
せて前記送風部に取り付けるものである。
本体を、熱源が装備された加熱部と、送風装置が内蔵さ
れた送風部とで構成し、前記送風装置は、前記本体内に
吸い込んだ屋内の空気を、前記熱源を通過させて屋内に
吹き出す温風用送風機と屋外に排気する換気用送風機と
で構成され、前記送風部を部屋の壁に設けた通気口内に
挿入して取り付けると共に、前記加熱部を屋内に位置さ
せて前記送風部に取り付けるものである。
【0019】これにより、熱源を有する加熱部には送風
装置がないので加熱部を小型化でき、使用者へ与える圧
迫感を低減できると共に、加熱部を軽量化でき、加熱部
による送風部を介して部屋の壁に加わる負荷を軽減でき
る。更に、駆動する送風機を切り替えることで前記熱源
を通過させて屋内に吹き出す場合と屋外に排気する場合
とを切り替えることができる。
装置がないので加熱部を小型化でき、使用者へ与える圧
迫感を低減できると共に、加熱部を軽量化でき、加熱部
による送風部を介して部屋の壁に加わる負荷を軽減でき
る。更に、駆動する送風機を切り替えることで前記熱源
を通過させて屋内に吹き出す場合と屋外に排気する場合
とを切り替えることができる。
【0020】上記構成において、前記送風部には前記部
屋の壁面を覆うフランジ部が形成され、このフランジ部
の上下又は左右端部には屋内側に屈曲された一対の屈曲
部が形成され、この屈曲部にて前記加熱部を前記壁面と
の間に隙間を有する状態で支持可能とすると共に、前記
隙間を屋内の空気を本体内に取り入れる吸気口としたも
のである。
屋の壁面を覆うフランジ部が形成され、このフランジ部
の上下又は左右端部には屋内側に屈曲された一対の屈曲
部が形成され、この屈曲部にて前記加熱部を前記壁面と
の間に隙間を有する状態で支持可能とすると共に、前記
隙間を屋内の空気を本体内に取り入れる吸気口としたも
のである。
【0021】これにより、加熱部と壁面との隙間により
加熱部の熱が壁面へ伝わりにくくした状態で加熱部を取
り付けることができると共に、この隙間から屋内の空気
を本体内に吸い込むことができる。
加熱部の熱が壁面へ伝わりにくくした状態で加熱部を取
り付けることができると共に、この隙間から屋内の空気
を本体内に吸い込むことができる。
【0022】前記加熱部には前記隙間を覆い隠すスカー
ト部を形成すると共に、前記吸気口と連通する吸気通路
を形成することが望ましい。
ト部を形成すると共に、前記吸気口と連通する吸気通路
を形成することが望ましい。
【0023】これにより、加熱部と壁面との隙間をスカ
ート部で覆うようにして外観を向上できると共に、この
隙間を覆っても吸気通路を介して屋内の空気を送風部内
に吸い込むことができる。
ート部で覆うようにして外観を向上できると共に、この
隙間を覆っても吸気通路を介して屋内の空気を送風部内
に吸い込むことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図1
乃至図4に示し、これらの図に基づき説明をする。
乃至図4に示し、これらの図に基づき説明をする。
【0025】1は浴室2(部屋)の側壁で、浴室2内と
屋外3とに連通する矩形の開口穴1aが形成されてい
る。この開口穴1aには木枠4が取り付けられており、
この木枠4内に通気口1bが形成されている。
屋外3とに連通する矩形の開口穴1aが形成されてい
る。この開口穴1aには木枠4が取り付けられており、
この木枠4内に通気口1bが形成されている。
【0026】5は送風装置が内蔵された送風部7と熱源
としてのヒータ8が内蔵された加熱部9とで構成された
本体で、送風部7が前記通気口1bに挿入されて取り付
けられ、この送風部7に加熱部9が浴室内に位置する状
態で取り付けられる。ここで、便宜上、本体5の浴室2
側を正面側、屋外3側を背面側とする。
としてのヒータ8が内蔵された加熱部9とで構成された
本体で、送風部7が前記通気口1bに挿入されて取り付
けられ、この送風部7に加熱部9が浴室内に位置する状
態で取り付けられる。ここで、便宜上、本体5の浴室2
側を正面側、屋外3側を背面側とする。
【0027】先ず送風部7について説明する。
【0028】送風部7の外郭は正面側を開口する箱状の
枠体10で型どられており、この枠体10の正面側には
浴室2の正面側を覆うフランジ部11が溶接され、背面
側の上部に略円形の穴12が形成されている。この枠体
10は、前記フランジ部11に形成した送風部用固定穴
14から取付ネジ13を木枠4にねじ込むことで取り付
けられる。
枠体10で型どられており、この枠体10の正面側には
浴室2の正面側を覆うフランジ部11が溶接され、背面
側の上部に略円形の穴12が形成されている。この枠体
10は、前記フランジ部11に形成した送風部用固定穴
14から取付ネジ13を木枠4にねじ込むことで取り付
けられる。
【0029】前記フランジ部11は、上端及び下端で垂
直に屈曲されて屈曲部15が形成されており、この屈曲
部15にて加熱部9を側壁1との間に隙間を有する状態
で支持すると共に、フランジ部11の左右両側と加熱部
9との間に開口が形成され、この開口により送風部7内
に浴室2の空気を取り入れるための吸気口16が形成さ
れる。また、上端側の屈曲部15の先端には上方に屈曲
された2個の係止爪17が形成され、下端側の屈曲部1
5の先端は下方に屈曲されて加熱部9の背面に当接する
支持部15aが形成されている。この支持部15aの複
数箇所には加熱部固定用穴18が形成されており、この
加熱部固定用穴18から取付ネジ50を加熱部9の後述
する雌ねじ部36に螺合することで加熱部9を送風部7
へ固定できる。
直に屈曲されて屈曲部15が形成されており、この屈曲
部15にて加熱部9を側壁1との間に隙間を有する状態
で支持すると共に、フランジ部11の左右両側と加熱部
9との間に開口が形成され、この開口により送風部7内
に浴室2の空気を取り入れるための吸気口16が形成さ
れる。また、上端側の屈曲部15の先端には上方に屈曲
された2個の係止爪17が形成され、下端側の屈曲部1
5の先端は下方に屈曲されて加熱部9の背面に当接する
支持部15aが形成されている。この支持部15aの複
数箇所には加熱部固定用穴18が形成されており、この
加熱部固定用穴18から取付ネジ50を加熱部9の後述
する雌ねじ部36に螺合することで加熱部9を送風部7
へ固定できる。
【0030】6はファン19(ここではシロッコファ
ン)とこのファン19を駆動する送風用モータ20とか
らなる送風機で、後述するファンケーシング26と共に
送風装置を構成する。送風機6は送風用モータ20の略
中央に形成されたフランジ21にて支柱22を介して枠
体10の右側面に取り付けられている。
ン)とこのファン19を駆動する送風用モータ20とか
らなる送風機で、後述するファンケーシング26と共に
送風装置を構成する。送風機6は送風用モータ20の略
中央に形成されたフランジ21にて支柱22を介して枠
体10の右側面に取り付けられている。
【0031】前記ファン19は、図4に示すように送風
用モータ20の駆動軸20aに取り付けられる主板23
と、この主板23に放射状に等間隔で設けられたブレー
ド24と、主板23と反対側でブレード24を連結する
環状板25で構成されている。
用モータ20の駆動軸20aに取り付けられる主板23
と、この主板23に放射状に等間隔で設けられたブレー
ド24と、主板23と反対側でブレード24を連結する
環状板25で構成されている。
【0032】前記ブレード24はファン19の軸方向
(駆動軸20aの方向)からみて左右両側面が左右対称
の円弧状の凹面24a(図1の左側)、24b(図1の
右側)に形成されている。このファン19は、送風用モ
ータ20の駆動により図1中の矢印A方向へ回転(以降
この方向の回転を正転という)され、円弧状の凹面24
bにて空気を押し出すると共に、矢印A方向と反対方向
である図2中の矢印C方向へも回転(以降この方向の回
転を逆転という)され、円弧状の凹面24aにて空気を
押し出す。
(駆動軸20aの方向)からみて左右両側面が左右対称
の円弧状の凹面24a(図1の左側)、24b(図1の
右側)に形成されている。このファン19は、送風用モ
ータ20の駆動により図1中の矢印A方向へ回転(以降
この方向の回転を正転という)され、円弧状の凹面24
bにて空気を押し出すると共に、矢印A方向と反対方向
である図2中の矢印C方向へも回転(以降この方向の回
転を逆転という)され、円弧状の凹面24aにて空気を
押し出す。
【0033】26はファン19を囲繞するファンケーシ
ングで、ファン19の軸方向から見て左右対称に形成さ
れており、ファンケーシング26に一体に形成された脚
26cを介して送風用モータ20のフランジ21の支柱
22と反対側に取り付けられている。
ングで、ファン19の軸方向から見て左右対称に形成さ
れており、ファンケーシング26に一体に形成された脚
26cを介して送風用モータ20のフランジ21の支柱
22と反対側に取り付けられている。
【0034】このファンケーシング26にはファン19
の環状板25側を囲繞する壁面26aに、吸気口16と
連通する吸気穴27が形成されており、吸気口16から
送風部7内に吸い込まれた空気が吸気穴27を介してフ
ァンケーシング26内に流入する。
の環状板25側を囲繞する壁面26aに、吸気口16と
連通する吸気穴27が形成されており、吸気口16から
送風部7内に吸い込まれた空気が吸気穴27を介してフ
ァンケーシング26内に流入する。
【0035】また、ファンケーシング26におけるブレ
ード24側を囲繞する壁面26bは、枠体10の正面側
の上部で正面側に屈曲しており、端部に後述する連通口
34、温風通路40、温風吹出口39を介して浴室2内
に連通する第1排気口29が形成されている。また、前
記壁面26bの背面側の上部においては背面側に屈曲し
て穴12より枠体10外に突出しており、端部に屋外3
と連通する第2排気口31が形成されている。
ード24側を囲繞する壁面26bは、枠体10の正面側
の上部で正面側に屈曲しており、端部に後述する連通口
34、温風通路40、温風吹出口39を介して浴室2内
に連通する第1排気口29が形成されている。また、前
記壁面26bの背面側の上部においては背面側に屈曲し
て穴12より枠体10外に突出しており、端部に屋外3
と連通する第2排気口31が形成されている。
【0036】次に加熱部9について説明する。
【0037】加熱部9の外郭は、送風部7の正面側に配
設される背面板32と、この背面板32の正面側を着脱
自在に覆う正面カバー33から構成されている。
設される背面板32と、この背面板32の正面側を着脱
自在に覆う正面カバー33から構成されている。
【0038】背面板32には、第1排気口29と連通す
る連通口34が形成されると共に、送風部7のフランジ
部11の係止爪17に係止される係止穴35と、取付ネ
ジ50が螺合される雌ねじ部36が形成されている。
る連通口34が形成されると共に、送風部7のフランジ
部11の係止爪17に係止される係止穴35と、取付ネ
ジ50が螺合される雌ねじ部36が形成されている。
【0039】また、背面板32の周縁は正面側に向かっ
て折り曲げられており、上部に係止爪37が形成され、
下部に取付ネジ51が螺合する雌ねじ部38が形成され
ている。
て折り曲げられており、上部に係止爪37が形成され、
下部に取付ネジ51が螺合する雌ねじ部38が形成され
ている。
【0040】正面カバー33の正面下部には格子状に形
成された温風吹出口39が形成されており、正面カバー
33はその上部を背面板32の係止爪37に係止し、下
部を取付ネジ51にて締結することで、背面板32に取
り付けられる。
成された温風吹出口39が形成されており、正面カバー
33はその上部を背面板32の係止爪37に係止し、下
部を取付ネジ51にて締結することで、背面板32に取
り付けられる。
【0041】また、加熱部9の内部には、背面上部の連
通口34と正面下部の温風吹出口39とに連通する温風
通路40が形成されており、この温風通路40内の温風
吹出口39近傍には熱源としてのヒータ8が配備されて
いる。この温風通路40は鏡面に形成された金属製(こ
こではアルミ製)の反射板41で形成されており、ヒー
タ8の熱の輻射を反射して温風通路40内を通過する空
気を効率よく暖められる。
通口34と正面下部の温風吹出口39とに連通する温風
通路40が形成されており、この温風通路40内の温風
吹出口39近傍には熱源としてのヒータ8が配備されて
いる。この温風通路40は鏡面に形成された金属製(こ
こではアルミ製)の反射板41で形成されており、ヒー
タ8の熱の輻射を反射して温風通路40内を通過する空
気を効率よく暖められる。
【0042】上記構成の換気乾燥機は送風部7と加熱部
9に分解され、送風部7が浴室2の壁1の通気口1b内
に挿入され、フランジ部11の送風部固定用穴14から
取付ネジ13を木枠4にねじ込んで取り付けられる。こ
のようにして木枠4に取り付けられた送風部7の正面側
から、加熱部9を傾けて加熱部9の係止穴35を屈曲部
15の係止爪17に係止し、この係止爪17を中心にし
て加熱部9を送風部7側に回動させ、屈曲部15の支持
部15aに加熱部9の背面を当接させる。この状態で、
支持部15aに形成した加熱部固定用穴18に取付ネジ
50を挿入し、加熱部9の雌ねじ部36に螺合する。こ
れにより、加熱部9が浴室2の側壁1との間に隙間を有
する状態で送風部7に取り付けられ、本体5の取付が完
了する。
9に分解され、送風部7が浴室2の壁1の通気口1b内
に挿入され、フランジ部11の送風部固定用穴14から
取付ネジ13を木枠4にねじ込んで取り付けられる。こ
のようにして木枠4に取り付けられた送風部7の正面側
から、加熱部9を傾けて加熱部9の係止穴35を屈曲部
15の係止爪17に係止し、この係止爪17を中心にし
て加熱部9を送風部7側に回動させ、屈曲部15の支持
部15aに加熱部9の背面を当接させる。この状態で、
支持部15aに形成した加熱部固定用穴18に取付ネジ
50を挿入し、加熱部9の雌ねじ部36に螺合する。こ
れにより、加熱部9が浴室2の側壁1との間に隙間を有
する状態で送風部7に取り付けられ、本体5の取付が完
了する。
【0043】上述の如く、送風部7を側壁1に設けた通
気口1b内に挿入して取り付け、送風機がなくヒータ8
のみを配備した加熱部9を浴室2内に位置させて送風部
7に取り付けるようにしたことで、加熱部9を小型化で
き、浴室2内への出っ張りを少なくでき、使用者へ与え
る圧迫感を低減できると共に、加熱部9を軽量化でき、
加熱部9による送風部7を介して浴室2の側壁1に加わ
る負荷を低減できる。
気口1b内に挿入して取り付け、送風機がなくヒータ8
のみを配備した加熱部9を浴室2内に位置させて送風部
7に取り付けるようにしたことで、加熱部9を小型化で
き、浴室2内への出っ張りを少なくでき、使用者へ与え
る圧迫感を低減できると共に、加熱部9を軽量化でき、
加熱部9による送風部7を介して浴室2の側壁1に加わ
る負荷を低減できる。
【0044】上述の如く組み立てることで、フランジ部
11の屈曲部15にて加熱部9を側壁1との間に隙間を
有する状態で送風部7に取り付けることができ、加熱部
9の熱が側壁1へ伝わりにくくすることができると共
に、浴室2内の空気を加熱部9と側壁1との間の吸気口
16を介して送風部7内に吸い込むことができ、この空
気の流れにより加熱部9の熱が側壁1により伝わりにく
くしている。
11の屈曲部15にて加熱部9を側壁1との間に隙間を
有する状態で送風部7に取り付けることができ、加熱部
9の熱が側壁1へ伝わりにくくすることができると共
に、浴室2内の空気を加熱部9と側壁1との間の吸気口
16を介して送風部7内に吸い込むことができ、この空
気の流れにより加熱部9の熱が側壁1により伝わりにく
くしている。
【0045】また、上述の如く組み立てられた換気乾燥
機は、図1に示すように、ヒータ8に通電し、送風用モ
ータ20を駆動してファン19を正転(図中の矢印A)
させた場合は、ファンブレード24の一方(図中の右
側)の円弧状の凹面24bにて空気が回転方向側に押さ
れ、図中の矢印Bに示すようにファンケーシング26に
て第1排気口29へ案内される。これに伴って吸気口1
6から吸気穴27を介してファンケーシング26内に空
気が吸い込まれるようになる。第1排気口29へ案内さ
れた空気は連通口34から温風通路40内に流入し、ヒ
ータ8で暖められ、温風となって温風吹出口39から吹
き出される。これにより、浴室2内の暖房が行なわれ
る。
機は、図1に示すように、ヒータ8に通電し、送風用モ
ータ20を駆動してファン19を正転(図中の矢印A)
させた場合は、ファンブレード24の一方(図中の右
側)の円弧状の凹面24bにて空気が回転方向側に押さ
れ、図中の矢印Bに示すようにファンケーシング26に
て第1排気口29へ案内される。これに伴って吸気口1
6から吸気穴27を介してファンケーシング26内に空
気が吸い込まれるようになる。第1排気口29へ案内さ
れた空気は連通口34から温風通路40内に流入し、ヒ
ータ8で暖められ、温風となって温風吹出口39から吹
き出される。これにより、浴室2内の暖房が行なわれ
る。
【0046】これに対し、図2に示すように、ヒータ8
への通電を行わず送風用モータ20を駆動してファン1
9を逆転(図中の矢印C)させた場合は、ファンブレー
ド24の他方(図中の左側)の円弧状の凹面24aにて
空気がファン19の回転方向側に押され、図中の矢印D
に示すようにファンケーシング26にて第2排気口31
へ案内される。これに伴って、ファン19の正転時と同
様に、吸気口16から吸気穴27を介してファンケーシ
ング26内に空気が吸い込まれる。第2排気口31へ案
内された空気は屋外に排気され、浴室2内の換気が行な
われる。
への通電を行わず送風用モータ20を駆動してファン1
9を逆転(図中の矢印C)させた場合は、ファンブレー
ド24の他方(図中の左側)の円弧状の凹面24aにて
空気がファン19の回転方向側に押され、図中の矢印D
に示すようにファンケーシング26にて第2排気口31
へ案内される。これに伴って、ファン19の正転時と同
様に、吸気口16から吸気穴27を介してファンケーシ
ング26内に空気が吸い込まれる。第2排気口31へ案
内された空気は屋外に排気され、浴室2内の換気が行な
われる。
【0047】このように、一つの送風機6のファン19
の回転方向を切り替えて浴室2内の暖房と換気とを行え
るようにしたので、暖房のための送風を行う送風機と、
換気を行うための送風機を別々に設ける必要がなく、換
気乾燥機の構造を簡略化でき、コストを低減できる。
の回転方向を切り替えて浴室2内の暖房と換気とを行え
るようにしたので、暖房のための送風を行う送風機と、
換気を行うための送風機を別々に設ける必要がなく、換
気乾燥機の構造を簡略化でき、コストを低減できる。
【0048】この際のファン19はファン19の軸方向
から見てブレード24の左右両側面を円弧状の凹面24
a、24bとしたことで、ファン19の正転時及び逆転
時の両方で十分な風量を発生させることができる。
から見てブレード24の左右両側面を円弧状の凹面24
a、24bとしたことで、ファン19の正転時及び逆転
時の両方で十分な風量を発生させることができる。
【0049】また、ファン19の軸方向から見てブレー
ド24の左右両側の凹面24a、24bを左右対称とし
たことで、ファン19の正転時及び逆転時で発生する風
量をほぼ同じとすることができる。
ド24の左右両側の凹面24a、24bを左右対称とし
たことで、ファン19の正転時及び逆転時で発生する風
量をほぼ同じとすることができる。
【0050】また、ファン19を囲繞するファンケーシ
ング26に正転時に吹き出される第1排気口29と逆転
時に排気される第2排気口31を形成し、第1排気口2
9を温風通路40へ連通し、第2排気口31を屋外3に
連通することで、ファン19により吸気した空気を、フ
ァン19の正転時には温風通路40を介して浴室2内に
効率よく吹き出すことができ、ファン19の逆転時には
屋外3に効率よく排気することができる。
ング26に正転時に吹き出される第1排気口29と逆転
時に排気される第2排気口31を形成し、第1排気口2
9を温風通路40へ連通し、第2排気口31を屋外3に
連通することで、ファン19により吸気した空気を、フ
ァン19の正転時には温風通路40を介して浴室2内に
効率よく吹き出すことができ、ファン19の逆転時には
屋外3に効率よく排気することができる。
【0051】このファンケーシング26を左右対称に形
成することで、第1排気口29から温風通路40を介し
て浴室2内に吹き出す場合と、第2排気口31から屋外
3に排気する場合とでほぼ同じ風量とすることができ
る。
成することで、第1排気口29から温風通路40を介し
て浴室2内に吹き出す場合と、第2排気口31から屋外
3に排気する場合とでほぼ同じ風量とすることができ
る。
【0052】また、第1排気口29を送風部7の上部に
位置させ、ヒータ8を加熱部9の下方側で、温風吹出口
39近傍に配備したことで、温風を下方側に向かって吹
き出すことができ、浴室2内を効率よく暖房することが
できる。
位置させ、ヒータ8を加熱部9の下方側で、温風吹出口
39近傍に配備したことで、温風を下方側に向かって吹
き出すことができ、浴室2内を効率よく暖房することが
できる。
【0053】次に、本発明の第2の実施の形態を示す換
気乾燥機を図5乃至図8に基づいて説明する。尚、第1
の実施の形態と同一部品は同一符号を符して説明を省略
する。
気乾燥機を図5乃至図8に基づいて説明する。尚、第1
の実施の形態と同一部品は同一符号を符して説明を省略
する。
【0054】先ず送風部7について説明する。
【0055】61は枠体10の背面上部から内方に延設
された排気通路で、背面側を開口し屋外3に連通する。
この排気通路61の正面側の端部は開口し、枠体10内
と連通すると共に、後述するファン19の軸心を中心と
する円弧状に形成され、後述するファンケーシング64
の円弧状の排気口66が接続される接続面62としてい
る。この接続面62は排気口66とほぼ同じ曲率で形成
されており、図6に示す排気口66との接続時に排気口
66との間の隙間をなくすと共に、排気口66が排気通
路61のコーナー部に引っかかることなくスムーズに接
続できるようにしている。また、排気通路61の正面側
端部の下部には正面側に突出する受け面63が形成され
ている。
された排気通路で、背面側を開口し屋外3に連通する。
この排気通路61の正面側の端部は開口し、枠体10内
と連通すると共に、後述するファン19の軸心を中心と
する円弧状に形成され、後述するファンケーシング64
の円弧状の排気口66が接続される接続面62としてい
る。この接続面62は排気口66とほぼ同じ曲率で形成
されており、図6に示す排気口66との接続時に排気口
66との間の隙間をなくすと共に、排気口66が排気通
路61のコーナー部に引っかかることなくスムーズに接
続できるようにしている。また、排気通路61の正面側
端部の下部には正面側に突出する受け面63が形成され
ている。
【0056】6はファン19と送風用モータ20からな
る送風機で、この送風機6はファンケーシング64と共
に送風装置を構成する。送風用モータ20は、図8に示
すように略中央に形成されたフランジ21にて支柱22
を介して枠体10の右側面に取り付けられている。この
送風用モータ20は枠体10の右側面と反対側に駆動軸
20aを突出しており、この駆動軸20aに前記ファン
19が取り付けられている。
る送風機で、この送風機6はファンケーシング64と共
に送風装置を構成する。送風用モータ20は、図8に示
すように略中央に形成されたフランジ21にて支柱22
を介して枠体10の右側面に取り付けられている。この
送風用モータ20は枠体10の右側面と反対側に駆動軸
20aを突出しており、この駆動軸20aに前記ファン
19が取り付けられている。
【0057】64はファン19を囲繞する渦巻き状のフ
ァンケーシングで、送風用モータ20と反対側に吸気穴
65が形成されると共に、排気口66はファン19の軸
心を中心とした円弧状に形成されている。
ァンケーシングで、送風用モータ20と反対側に吸気穴
65が形成されると共に、排気口66はファン19の軸
心を中心とした円弧状に形成されている。
【0058】67はファンケーシング64を挟んで送風
用モータ20と反対側に配設される回動用モータで、そ
の駆動軸67aを送風用モータ20の駆動軸20aとほ
ぼ同軸上に、且つ、対向させている。回動用モータ67
の略中央にはフランジ68が形成されており、このフラ
ンジ68を枠体10に形成された金具69に取り付けら
れている。この回動用モータ67の駆動軸67aは図示
しない取付板で前記ファンケーシング64の吸気穴65
周縁に連結されており、回動用モータ67の回動によ
り、ファン19の軸心を中心にファンケーシング64を
回動する。
用モータ20と反対側に配設される回動用モータで、そ
の駆動軸67aを送風用モータ20の駆動軸20aとほ
ぼ同軸上に、且つ、対向させている。回動用モータ67
の略中央にはフランジ68が形成されており、このフラ
ンジ68を枠体10に形成された金具69に取り付けら
れている。この回動用モータ67の駆動軸67aは図示
しない取付板で前記ファンケーシング64の吸気穴65
周縁に連結されており、回動用モータ67の回動によ
り、ファン19の軸心を中心にファンケーシング64を
回動する。
【0059】次に加熱部9について説明する。
【0060】70は図5に示すようにファン19の中心
より下方に位置する状態で背面板32に略水平に取り付
けられる温風通路で、正面側が正面カバー33の温風吹
出口39に連通すると共に、背面側が背面板32から送
風部7内に突出している。
より下方に位置する状態で背面板32に略水平に取り付
けられる温風通路で、正面側が正面カバー33の温風吹
出口39に連通すると共に、背面側が背面板32から送
風部7内に突出している。
【0061】この温風通路70の背面側端部は、ファン
19の軸心を中心とした円弧状に形成され、この円弧状
の面をファンケーシング64の排気口66が接続される
接続面71としている。そして、この接続面71はファ
ンケーシング64の排気口66とほぼ同じ曲率で形成さ
れており、図5に示すように排気口66が温風通路70
に接続された際に、排気口66との間の隙間をなくすと
共に、排気口66を接続する際に排気口66が温風通路
70の背面側端部のコーナー部に引っかかることがな
く、スムーズに接続できるようにしている。また、温風
通路70の背面側端部の下部には、排気口66が接続さ
れる際に排気口66の下部が当接する受け面72が背面
側に突出して形成されている。
19の軸心を中心とした円弧状に形成され、この円弧状
の面をファンケーシング64の排気口66が接続される
接続面71としている。そして、この接続面71はファ
ンケーシング64の排気口66とほぼ同じ曲率で形成さ
れており、図5に示すように排気口66が温風通路70
に接続された際に、排気口66との間の隙間をなくすと
共に、排気口66を接続する際に排気口66が温風通路
70の背面側端部のコーナー部に引っかかることがな
く、スムーズに接続できるようにしている。また、温風
通路70の背面側端部の下部には、排気口66が接続さ
れる際に排気口66の下部が当接する受け面72が背面
側に突出して形成されている。
【0062】この温風通路70内の温風吹出口39側に
は熱源としての前記ヒータ8が温風通路70側面に支持
されて取り付けられており、ヒータ8に通電することで
温風通路70内の空気が暖められるようにしている。ま
た、この温風通路70は鏡面に形成された金属製(ここ
ではアルミ製)の反射板73で形成されており、ヒータ
8の熱の輻射を反射して温風通路70内を通過する空気
を効率よく暖める。
は熱源としての前記ヒータ8が温風通路70側面に支持
されて取り付けられており、ヒータ8に通電することで
温風通路70内の空気が暖められるようにしている。ま
た、この温風通路70は鏡面に形成された金属製(ここ
ではアルミ製)の反射板73で形成されており、ヒータ
8の熱の輻射を反射して温風通路70内を通過する空気
を効率よく暖める。
【0063】この第2の実施の形態においても、送風部
7を浴室2の側壁1に形成した通気口1b内に挿入して
取り付け、送風機がなくヒータ8のみを配備した加熱部
9を浴室2内に位置させて送風部7に取り付けるように
したことで、上記第1の実施の形態と同様に、加熱部9
を小型化でき、浴室2内への出っ張りを少なくでき、使
用者へ与える圧迫感を低減できると共に、加熱部9を軽
量化でき、加熱部9による送風部7を介して浴室2の側
壁1に加わる負荷を低減できる。
7を浴室2の側壁1に形成した通気口1b内に挿入して
取り付け、送風機がなくヒータ8のみを配備した加熱部
9を浴室2内に位置させて送風部7に取り付けるように
したことで、上記第1の実施の形態と同様に、加熱部9
を小型化でき、浴室2内への出っ張りを少なくでき、使
用者へ与える圧迫感を低減できると共に、加熱部9を軽
量化でき、加熱部9による送風部7を介して浴室2の側
壁1に加わる負荷を低減できる。
【0064】上述の如く組み立てられた換気乾燥機は回
動用モータ67を駆動し、ファンケーシング64を一方
向(反時計回りである図5中の矢印E方向)に回動させ
ると、図5に示すようにファンケーシング64の排気口
66の下端が温風通路70背面側の受け面72に当接
し、位置ずれが生じることなく排気口66と温風通路7
0とが接続される。この状態でヒータ8に通電し、送風
用モータ20を駆動することで、浴室2内の空気が吸気
口16から吸気穴65を介してファンケーシング64内
に吸い込まれ、ファンケーシング64の排気口66から
温風通路70へ送風される。温風通路70へ送風された
空気はヒータ8で暖められて、温風吹出口39から浴室
2内に吹き出され浴室2内の暖房が行われる。
動用モータ67を駆動し、ファンケーシング64を一方
向(反時計回りである図5中の矢印E方向)に回動させ
ると、図5に示すようにファンケーシング64の排気口
66の下端が温風通路70背面側の受け面72に当接
し、位置ずれが生じることなく排気口66と温風通路7
0とが接続される。この状態でヒータ8に通電し、送風
用モータ20を駆動することで、浴室2内の空気が吸気
口16から吸気穴65を介してファンケーシング64内
に吸い込まれ、ファンケーシング64の排気口66から
温風通路70へ送風される。温風通路70へ送風された
空気はヒータ8で暖められて、温風吹出口39から浴室
2内に吹き出され浴室2内の暖房が行われる。
【0065】この状態から、回動用モータ67を駆動
し、ファンケーシング64を一方向と反対側の他方向
(時計回りである図6中の矢印F方向)に回動させる
と、図6に示すようにファンケーシング64の排気口6
6の下端が排気通路61の正面側端部の受け面63に当
接し、位置ずれが生じることなく排気口66と排気通路
61とが接続される。この状態でヒータ8への通電を行
わずに、送風用モータ20を駆動すると、浴室2内の空
気が吸気口16から吸気穴65を介してファンケーシン
グ64内に吸い込まれ、ファンケーシング64の排気口
66から排気通路61へ送風される。排気通路61へ送
風された空気は屋外3に排気され、浴室2内の換気が行
われる。
し、ファンケーシング64を一方向と反対側の他方向
(時計回りである図6中の矢印F方向)に回動させる
と、図6に示すようにファンケーシング64の排気口6
6の下端が排気通路61の正面側端部の受け面63に当
接し、位置ずれが生じることなく排気口66と排気通路
61とが接続される。この状態でヒータ8への通電を行
わずに、送風用モータ20を駆動すると、浴室2内の空
気が吸気口16から吸気穴65を介してファンケーシン
グ64内に吸い込まれ、ファンケーシング64の排気口
66から排気通路61へ送風される。排気通路61へ送
風された空気は屋外3に排気され、浴室2内の換気が行
われる。
【0066】上述の如く、ファンケーシング64を回動
させて温風通路70と排気通路61とに選択的に接続可
能としたことで、一つの送風機6で温風通路70への送
風と排気通路61への送風とを、空気の漏れを少なくし
て確実に切り替えることができる。
させて温風通路70と排気通路61とに選択的に接続可
能としたことで、一つの送風機6で温風通路70への送
風と排気通路61への送風とを、空気の漏れを少なくし
て確実に切り替えることができる。
【0067】また、ファンケーシング64の排気口66
と温風通路70の接続面71と排気通路61の接続面6
2とをファン19の軸心を中心とした円弧状の面とした
ことで、排気口66を温風通路70又は排気通路61に
接続する際に、排気口66が温風通路70又は排気通路
61のコーナー部が引っかかることなく、スムーズに接
続することができる。
と温風通路70の接続面71と排気通路61の接続面6
2とをファン19の軸心を中心とした円弧状の面とした
ことで、排気口66を温風通路70又は排気通路61に
接続する際に、排気口66が温風通路70又は排気通路
61のコーナー部が引っかかることなく、スムーズに接
続することができる。
【0068】また、温風通路70の受け面72により、
排気口66と温風通路70の接続時に排気口66の周縁
が温風通路70の受け面72に当接し、所定の位置で確
実に接続できる。
排気口66と温風通路70の接続時に排気口66の周縁
が温風通路70の受け面72に当接し、所定の位置で確
実に接続できる。
【0069】更に、排気通路61の受け面63により、
排気口66と排気通路61の接続時にも排気口66の周
縁が排気通路61の受け面63に当接し、所定の位置で
確実に接続できる。
排気口66と排気通路61の接続時にも排気口66の周
縁が排気通路61の受け面63に当接し、所定の位置で
確実に接続できる。
【0070】次に、本発明の第3の実施の形態を図9に
示し、この図に基づき説明をする。尚、上記第1、第2
の実施の形態と同一部品は同一符号を符して説明を省略
する。
示し、この図に基づき説明をする。尚、上記第1、第2
の実施の形態と同一部品は同一符号を符して説明を省略
する。
【0071】先ず送風部7について説明する。
【0072】送風部7内には温風用送風機80と換気用
送風機81からなる送風装置が内蔵されている。
送風機81からなる送風装置が内蔵されている。
【0073】温風用送風機80は取付板82にて枠体1
0に取り付けられた温風用モータ83と、この温風用モ
ータ83で駆動される温風用ファン84と、この温風用
ファン84を囲繞し、取付板82に支柱85を介して取
り付けられる温風用ファンケーシング86で構成されて
いる。この温風用ファンケーシング86には吸気口16
からの空気を吸い込む吸気穴87と後述する温風通路9
5とを連通する排気口88が形成されている。
0に取り付けられた温風用モータ83と、この温風用モ
ータ83で駆動される温風用ファン84と、この温風用
ファン84を囲繞し、取付板82に支柱85を介して取
り付けられる温風用ファンケーシング86で構成されて
いる。この温風用ファンケーシング86には吸気口16
からの空気を吸い込む吸気穴87と後述する温風通路9
5とを連通する排気口88が形成されている。
【0074】また、換気用送風機81は取付板89にて
枠体10に取り付けられた換気用モータ90と、この換
気用モータ90で駆動される換気用ファン91と、この
換気用ファン91を囲繞し取付板89に支柱92を介し
て取り付けられる換気用ファンケーシング93で構成さ
れている。この換気用ファンケーシング93には吸気口
16からの空気を吸い込む吸気穴94と枠体10から突
出して屋外3と連通する排気口95が形成されている。
枠体10に取り付けられた換気用モータ90と、この換
気用モータ90で駆動される換気用ファン91と、この
換気用ファン91を囲繞し取付板89に支柱92を介し
て取り付けられる換気用ファンケーシング93で構成さ
れている。この換気用ファンケーシング93には吸気口
16からの空気を吸い込む吸気穴94と枠体10から突
出して屋外3と連通する排気口95が形成されている。
【0075】次に、加熱部9について説明する。
【0076】加熱部9は、背面板32と背面板32の正
面側を覆う正面カバー33から構成されており、内部に
はヒータ8を配備した温風通路95と温風通路95の横
に位置する制御回路96とが配設されている。
面側を覆う正面カバー33から構成されており、内部に
はヒータ8を配備した温風通路95と温風通路95の横
に位置する制御回路96とが配設されている。
【0077】前記正面カバー33は側壁1側の端部が側
壁1近傍まで延設されており、背面板32と側壁1との
隙間を覆うスカート部33aを構成する。また、この正
面カバー33の両側面には多数のスリット状の穴97が
形成され、前記背面板32には、前記スリット状の穴9
7と吸気口16とを連通する穴98が形成されており、
前記スリット状の穴97と吸気口16との間に吸気通路
99が形成されている。
壁1近傍まで延設されており、背面板32と側壁1との
隙間を覆うスカート部33aを構成する。また、この正
面カバー33の両側面には多数のスリット状の穴97が
形成され、前記背面板32には、前記スリット状の穴9
7と吸気口16とを連通する穴98が形成されており、
前記スリット状の穴97と吸気口16との間に吸気通路
99が形成されている。
【0078】この第3の実施の形態においても、送風部
7を浴室2の側壁1に形成した通気口1b内に挿入して
取り付け、送風機がなくヒータ8のみを配備した加熱部
9を浴室2内に位置させて送風部7に取り付けるように
している。これにより、上記第1、第2の実施の形態と
同様に、送風機の配設されていない加熱部9を小型化で
き、浴室2内への出っ張りを少なくでき、使用者へ与え
る圧迫感を低減できると共に、加熱部9を軽量化でき、
加熱部9による送風部7を介して側壁1に加わる負荷を
低減できる。
7を浴室2の側壁1に形成した通気口1b内に挿入して
取り付け、送風機がなくヒータ8のみを配備した加熱部
9を浴室2内に位置させて送風部7に取り付けるように
している。これにより、上記第1、第2の実施の形態と
同様に、送風機の配設されていない加熱部9を小型化で
き、浴室2内への出っ張りを少なくでき、使用者へ与え
る圧迫感を低減できると共に、加熱部9を軽量化でき、
加熱部9による送風部7を介して側壁1に加わる負荷を
低減できる。
【0079】また、正面カバー33に形成したスカート
部33aより加熱部9と側壁1との隙間を覆い、外観を
向上できると共に、この隙間を覆うようにしても吸気通
路99を介して浴室2内の空気を送風部7内に吸気する
ことができる。
部33aより加熱部9と側壁1との隙間を覆い、外観を
向上できると共に、この隙間を覆うようにしても吸気通
路99を介して浴室2内の空気を送風部7内に吸気する
ことができる。
【0080】この際に吸気通路99を通過する空気の流
れにより、加熱部9のヒータ8の熱が背面板32から側
壁1に伝わり難くすることができる。
れにより、加熱部9のヒータ8の熱が背面板32から側
壁1に伝わり難くすることができる。
【0081】上述の如く浴室2の側壁1に取り付けられ
た第3の実施の形態の換気乾燥機は、温風用モータ83
を駆動した場合には、浴室2内の空気が吸気口16から
吸気穴87を介して温風用ファンケーシング86内に吸
い込まれる。温風用ファンケーシング86内に吸い込ま
れた空気は、排気口88から温風通路95へ流入し、ヒ
ータ8を通過する際に暖められて温風吹出口39から浴
室2内に吹き出される。これにより、浴室2内の暖房が
行なわれる。
た第3の実施の形態の換気乾燥機は、温風用モータ83
を駆動した場合には、浴室2内の空気が吸気口16から
吸気穴87を介して温風用ファンケーシング86内に吸
い込まれる。温風用ファンケーシング86内に吸い込ま
れた空気は、排気口88から温風通路95へ流入し、ヒ
ータ8を通過する際に暖められて温風吹出口39から浴
室2内に吹き出される。これにより、浴室2内の暖房が
行なわれる。
【0082】また、換気用モータ90を駆動した場合に
は、浴室2内の空気が吸気口16から吸気穴94を介し
て換気用ファンケーシング93内に吸い込まれる。換気
用ファンケーシング93内に吸い込まれた空気は、排気
口95から屋外3に排気され、これにより、浴室2内の
換気が行われる。
は、浴室2内の空気が吸気口16から吸気穴94を介し
て換気用ファンケーシング93内に吸い込まれる。換気
用ファンケーシング93内に吸い込まれた空気は、排気
口95から屋外3に排気され、これにより、浴室2内の
換気が行われる。
【0083】このように、温風用モータ83と換気用モ
ータ90の駆動を選択することで、浴室2内の暖房と換
気とを選択して行うことができる。
ータ90の駆動を選択することで、浴室2内の暖房と換
気とを選択して行うことができる。
【0084】次に、本発明の第4の実施の形態を図10
乃至図15に基づいて説明する。尚、同一部品は同一符
号を符して説明を省略する。
乃至図15に基づいて説明する。尚、同一部品は同一符
号を符して説明を省略する。
【0085】先ず送風部7について説明する。
【0086】送風装置106は図10に示すようにシロ
ッコファン19とこのファン19を囲繞するファンケー
シング118とファン19を駆動するモータ20とで構
成されており、ファン19の軸心を略鉛直に向けると共
にモータ20をファン19の下方に位置するようにして
枠体10内に配設される。
ッコファン19とこのファン19を囲繞するファンケー
シング118とファン19を駆動するモータ20とで構
成されており、ファン19の軸心を略鉛直に向けると共
にモータ20をファン19の下方に位置するようにして
枠体10内に配設される。
【0087】前記ファン19はモータ20の駆動軸20
aに取り付けられる主板120と、この主板120に放
射状に等間隔で設けられたブレード121と、ブレード
121の先端を連結する環状板122と、主板120の
下面に形成された補助ブレード123とで構成されてい
る。このファン19は、モータ20の駆動により図11
及び図12中の矢印G方向へ回転(以降この方向の回転
を正転という)され、ブレード121の凹面121a側
で空気を押し出すと共に、矢印G方向と反対方向である
図11及び図13中の矢印H方向へも回転(以降この方
向の回転を逆転という)され、ブレード121の凸面1
21bで空気を押し出す。
aに取り付けられる主板120と、この主板120に放
射状に等間隔で設けられたブレード121と、ブレード
121の先端を連結する環状板122と、主板120の
下面に形成された補助ブレード123とで構成されてい
る。このファン19は、モータ20の駆動により図11
及び図12中の矢印G方向へ回転(以降この方向の回転
を正転という)され、ブレード121の凹面121a側
で空気を押し出すと共に、矢印G方向と反対方向である
図11及び図13中の矢印H方向へも回転(以降この方
向の回転を逆転という)され、ブレード121の凸面1
21bで空気を押し出す。
【0088】ファンケーシング118の下面からは第1
支柱124とこの第1支柱124より短い第2支柱13
1が垂設されており、第1支柱124に枠体10の下方
側からネジ151をねじ込むことでファンケーシング1
18が取り付けられる。このファンケーシング118の
上面の略中央には吸気穴125が形成され、正面側には
後述する温風通路142に連通する第1排気口126が
形成され、背面側には屋外3と連通する第2排気口12
7が形成されている。また、ファンケーシング118の
側壁の第1排気口126と第2排気口127の間はファ
ン19側へ膨出する円弧面128に形成されており、こ
の円弧面128にてファン19との間隔が狭くなる絞り
部129が形成される。そして、前記第2排気口127
の開口幅Kは絞り部129の開口幅Lより小さく形成さ
れている。
支柱124とこの第1支柱124より短い第2支柱13
1が垂設されており、第1支柱124に枠体10の下方
側からネジ151をねじ込むことでファンケーシング1
18が取り付けられる。このファンケーシング118の
上面の略中央には吸気穴125が形成され、正面側には
後述する温風通路142に連通する第1排気口126が
形成され、背面側には屋外3と連通する第2排気口12
7が形成されている。また、ファンケーシング118の
側壁の第1排気口126と第2排気口127の間はファ
ン19側へ膨出する円弧面128に形成されており、こ
の円弧面128にてファン19との間隔が狭くなる絞り
部129が形成される。そして、前記第2排気口127
の開口幅Kは絞り部129の開口幅Lより小さく形成さ
れている。
【0089】モータ20は駆動軸20aをファンケーシ
ング118内に突出した状態でファンケーシング118
の下面側に配設される。モータ20の駆動軸20aと反
対側には取付板130が取り付けられており、この取付
板130の下方からネジ152を第2支柱131にねじ
込むことでモータ20が取り付けられる。
ング118内に突出した状態でファンケーシング118
の下面側に配設される。モータ20の駆動軸20aと反
対側には取付板130が取り付けられており、この取付
板130の下方からネジ152を第2支柱131にねじ
込むことでモータ20が取り付けられる。
【0090】次に加熱部9について説明する。
【0091】加熱部9の外郭は、送風部7の正面側に配
設される背面板132と、この背面板132の正面側を
着脱自在に覆う正面カバー33から構成されている。
設される背面板132と、この背面板132の正面側を
着脱自在に覆う正面カバー33から構成されている。
【0092】背面板132には、第1排気口126と連
通する連通口135が形成されると共に、下部に下方の
屈曲部15上面に当接される切り起し片136が形成さ
れている。また、背面板132の周縁は正面側に向かっ
て折り曲げられており、上部に係止爪37が形成され
る。138は加熱部9を取り付けるためのネジである。
通する連通口135が形成されると共に、下部に下方の
屈曲部15上面に当接される切り起し片136が形成さ
れている。また、背面板132の周縁は正面側に向かっ
て折り曲げられており、上部に係止爪37が形成され
る。138は加熱部9を取り付けるためのネジである。
【0093】正面カバー33の正面下部には格子状に形
成された温風吹出口39が形成されており、上部を背面
板132の係止爪37に係止した状態で下方から取付ネ
ジ160を背面板132にねじ込むことで、背面板13
2に取り付けられる。
成された温風吹出口39が形成されており、上部を背面
板132の係止爪37に係止した状態で下方から取付ネ
ジ160を背面板132にねじ込むことで、背面板13
2に取り付けられる。
【0094】また、加熱部9内の背面側には、連通口1
35から吹き出される空気を下方に案内する案内部14
0が形成されており、この案内部140の前方側に熱源
としてのヒータ8が配備されている。このヒータ8の背
面側には鏡面に形成された金属製(ここではアルミ製)
の反射板141が設けられている。この反射板141は
一端側を温風吹出口39周縁に近接されると共に、背面
側が案内部140の先端に当接されており、連通口13
5と温風吹出口39とに連通する温風通路142を案内
部140と共に構成する。
35から吹き出される空気を下方に案内する案内部14
0が形成されており、この案内部140の前方側に熱源
としてのヒータ8が配備されている。このヒータ8の背
面側には鏡面に形成された金属製(ここではアルミ製)
の反射板141が設けられている。この反射板141は
一端側を温風吹出口39周縁に近接されると共に、背面
側が案内部140の先端に当接されており、連通口13
5と温風吹出口39とに連通する温風通路142を案内
部140と共に構成する。
【0095】上記第4の実施の形態の換気乾燥機は送風
部7と加熱部9に分解され、送風部7が木枠4で囲まれ
た通気口1b内に挿入され、フランジ部11側から取付
ネジ13を木枠4にねじ込んで取り付けられる。このよ
うにして木枠4に取り付けられた送風部7の正面側か
ら、加熱部9を傾けて加熱部9の上部を屈曲部15の係
止爪17に係止し、この係止爪17を中心にして加熱部
9を送風部7側に回動させ、下方側の屈曲部15上面に
背面板132の切り起し片136を当接させる。この状
態で屈曲部15の下方からネジ138を切り起し片13
6にねじ込むことで、加熱部9が浴室2の側壁1との間
に隙間を有する状態で送風部7に取り付けられ、本体5
の取り付けが完了する。
部7と加熱部9に分解され、送風部7が木枠4で囲まれ
た通気口1b内に挿入され、フランジ部11側から取付
ネジ13を木枠4にねじ込んで取り付けられる。このよ
うにして木枠4に取り付けられた送風部7の正面側か
ら、加熱部9を傾けて加熱部9の上部を屈曲部15の係
止爪17に係止し、この係止爪17を中心にして加熱部
9を送風部7側に回動させ、下方側の屈曲部15上面に
背面板132の切り起し片136を当接させる。この状
態で屈曲部15の下方からネジ138を切り起し片13
6にねじ込むことで、加熱部9が浴室2の側壁1との間
に隙間を有する状態で送風部7に取り付けられ、本体5
の取り付けが完了する。
【0096】上述の如く、送風部7を側壁1に設けた通
気口1b内に挿入して取り付け、送風機がなくヒータ8
のみを配備した加熱部9を浴室2内に位置させて送風部
7に取り付けるようにしたことで、加熱部9を小型化で
き、浴室2内への出っ張りを少なくでき、使用者へ与え
る圧迫感を低減できると共に、加熱部9を軽量化でき、
加熱部9による送風部7を介して浴室2の側壁1に加わ
る負荷を低減できる。
気口1b内に挿入して取り付け、送風機がなくヒータ8
のみを配備した加熱部9を浴室2内に位置させて送風部
7に取り付けるようにしたことで、加熱部9を小型化で
き、浴室2内への出っ張りを少なくでき、使用者へ与え
る圧迫感を低減できると共に、加熱部9を軽量化でき、
加熱部9による送風部7を介して浴室2の側壁1に加わ
る負荷を低減できる。
【0097】ところで、上記第1及び第2の実施の形態
のようにファン19の軸心を水平に向けて配設した場合
には、ファン19が片持ち状態となってモータ20の駆
動軸20aにファン19の重量による曲げモーメントが
働く。これに対し、第4の実施の形態の如くファン19
の軸心を略鉛直に向けて配設した場合には、駆動軸20
aにファン19の重量による曲げモーメントが働くこと
が無いので、ファン19の回転の際に曲げモーメントに
よる振動を防止でき、雑音の発生を抑制できる。
のようにファン19の軸心を水平に向けて配設した場合
には、ファン19が片持ち状態となってモータ20の駆
動軸20aにファン19の重量による曲げモーメントが
働く。これに対し、第4の実施の形態の如くファン19
の軸心を略鉛直に向けて配設した場合には、駆動軸20
aにファン19の重量による曲げモーメントが働くこと
が無いので、ファン19の回転の際に曲げモーメントに
よる振動を防止でき、雑音の発生を抑制できる。
【0098】また、送風装置6の重量のあるモータ20
をファン19の下方に配設したことで、送風装置106
は下方に重心が位置するので、送風部7内に安定した状
態で取り付けることができる。
をファン19の下方に配設したことで、送風装置106
は下方に重心が位置するので、送風部7内に安定した状
態で取り付けることができる。
【0099】上述の如く組み立てられた換気乾燥機は浴
室2を乾燥させる乾燥運転と浴室2の換気を行う換気運
転とを行えるようになっており、次に、これらの運転に
ついて説明する。
室2を乾燥させる乾燥運転と浴室2の換気を行う換気運
転とを行えるようになっており、次に、これらの運転に
ついて説明する。
【0100】乾燥運転時には、図12に示すようにファ
ン19が正転(図中の矢印G)されると共にヒータ8へ
通電される。
ン19が正転(図中の矢印G)されると共にヒータ8へ
通電される。
【0101】ファン19を駆動するとファン19のブレ
ード121の凹面121aで空気を押し出し、吸気口1
6から枠体10内に流入した空気がファンケーシング1
18の吸気穴125からファンケーシング118内に流
入すると共に、ファンケーシング118の側壁に沿って
図中の矢印Jに示すように第1排気口126へ向かう空
気の流れが生じる。
ード121の凹面121aで空気を押し出し、吸気口1
6から枠体10内に流入した空気がファンケーシング1
18の吸気穴125からファンケーシング118内に流
入すると共に、ファンケーシング118の側壁に沿って
図中の矢印Jに示すように第1排気口126へ向かう空
気の流れが生じる。
【0102】ファンケーシング118の側壁とファン1
9との間隔は第2排気口127から絞り部129に向か
うにつれて徐々に狭くなっているため、第1排気口12
6へ向かう空気に働く抵抗は第2排気口127から絞り
部129に向かうにつれて大きくなる。これにより、図
中の矢印Mに示すように一部が第2排気口127から屋
外3に排気される。
9との間隔は第2排気口127から絞り部129に向か
うにつれて徐々に狭くなっているため、第1排気口12
6へ向かう空気に働く抵抗は第2排気口127から絞り
部129に向かうにつれて大きくなる。これにより、図
中の矢印Mに示すように一部が第2排気口127から屋
外3に排気される。
【0103】一方、第1排気口126から吹き出された
空気は第1排気口126に連通する温風通路142を通
る際にヒータ8で暖められると共に反射板141にて反
射された輻射熱でも暖められ、温風となって温風吹出口
39から浴室2へ吹き出される。この温風吹出口39か
ら吹き出された温風にて浴室2が暖められて浴室2の水
分が蒸発される。この蒸発された水蒸気を含む空気は吸
気口16から枠体10を介してファンケーシング118
内に吸い込まれ、一部が浴室2の湿気と共に第2排気口
127から排気される。
空気は第1排気口126に連通する温風通路142を通
る際にヒータ8で暖められると共に反射板141にて反
射された輻射熱でも暖められ、温風となって温風吹出口
39から浴室2へ吹き出される。この温風吹出口39か
ら吹き出された温風にて浴室2が暖められて浴室2の水
分が蒸発される。この蒸発された水蒸気を含む空気は吸
気口16から枠体10を介してファンケーシング118
内に吸い込まれ、一部が浴室2の湿気と共に第2排気口
127から排気される。
【0104】このように、温風吹出口39から吹き出さ
れる温風にて浴室2の水分を蒸発させ、湿気を含んだ空
気の一部を第2排気口127から吹き出すことができる
ので、浴室2内が水蒸気で飽和状態となって浴室2内の
水分の蒸発ができなくなることが無く、効率良く浴室2
の乾燥を行うことができる。
れる温風にて浴室2の水分を蒸発させ、湿気を含んだ空
気の一部を第2排気口127から吹き出すことができる
ので、浴室2内が水蒸気で飽和状態となって浴室2内の
水分の蒸発ができなくなることが無く、効率良く浴室2
の乾燥を行うことができる。
【0105】この際、一つのファン19で温風の浴室2
への吹き出しと屋外3への排気とを行っており、簡単な
構成で浴室2の乾燥を行うことができる。
への吹き出しと屋外3への排気とを行っており、簡単な
構成で浴室2の乾燥を行うことができる。
【0106】また、図12に示すように第2排気口12
7の開口幅Kを絞り部129の開口幅Lより狭くするこ
とで、絞り部129を通過して第1排気口126へ向か
う空気の量より第2排気口127から屋外3に排気され
る空気の量を確実に少なくすることができる。これによ
り、排気される空気の量を抑えて浴室2の乾燥を効率よ
く行うことができる。
7の開口幅Kを絞り部129の開口幅Lより狭くするこ
とで、絞り部129を通過して第1排気口126へ向か
う空気の量より第2排気口127から屋外3に排気され
る空気の量を確実に少なくすることができる。これによ
り、排気される空気の量を抑えて浴室2の乾燥を効率よ
く行うことができる。
【0107】また、ファンケーシング118の側壁の第
2排気口127から第1排気口126の間をファン19
側に膨出する円弧面128としたことで、ファンケーシ
ング118の側壁とファン19との間を、第2排気口1
27から絞り部129に向かって緩やかに絞り、絞り部
129から第1排気口126に向かって緩やかに広げて
いる。従って、空気を円弧面128の側壁で第1排気口
126と第2排気口127へそれぞれ円滑に案内でき、
第1排気口126と第2排気口127から効率良く吹き
出すことができる。
2排気口127から第1排気口126の間をファン19
側に膨出する円弧面128としたことで、ファンケーシ
ング118の側壁とファン19との間を、第2排気口1
27から絞り部129に向かって緩やかに絞り、絞り部
129から第1排気口126に向かって緩やかに広げて
いる。従って、空気を円弧面128の側壁で第1排気口
126と第2排気口127へそれぞれ円滑に案内でき、
第1排気口126と第2排気口127から効率良く吹き
出すことができる。
【0108】次に、浴室2の換気を行う換気運転につい
て説明する。
て説明する。
【0109】換気運転時はヒータ8への通電は行わず、
図13に示すようにファン19が逆転(図中の矢印H)
される。
図13に示すようにファン19が逆転(図中の矢印H)
される。
【0110】ファン19を逆転するとファン19のブレ
ード121の凸面121bで空気を押し出し、吸気口1
6から枠体10内に吸い込まれた空気がファンケーシン
グ118の吸気穴125からファンケーシング118内
に流入すると共に、ファンケーシング118の側壁に沿
って図中の矢印Nに示すように第2排気口127へ向か
う空気の流れが生じる。
ード121の凸面121bで空気を押し出し、吸気口1
6から枠体10内に吸い込まれた空気がファンケーシン
グ118の吸気穴125からファンケーシング118内
に流入すると共に、ファンケーシング118の側壁に沿
って図中の矢印Nに示すように第2排気口127へ向か
う空気の流れが生じる。
【0111】この際、ファン19にて発生する風量は落
ちるが、ファンケーシング118内に吸い込まれた空気
は主として第2排気口127から屋外3に排気されるよ
うになる。
ちるが、ファンケーシング118内に吸い込まれた空気
は主として第2排気口127から屋外3に排気されるよ
うになる。
【0112】このように、一つのファン19の回転方向
を切り替えて浴室2内の乾燥と換気とを行えるようにし
たので、乾燥のための送風を行う送風機と、換気を行う
ための送風機を別々に設ける必要がなく、換気乾燥機の
構造を簡略化でき、コストを低減できる。
を切り替えて浴室2内の乾燥と換気とを行えるようにし
たので、乾燥のための送風を行う送風機と、換気を行う
ための送風機を別々に設ける必要がなく、換気乾燥機の
構造を簡略化でき、コストを低減できる。
【0113】ところで、浴室2側壁の開口穴1aは浴室
2の様々な位置に形成されるため、上記換気乾燥機は開
口穴1aの位置によって浴室2の左隅や右隅に取り付け
られたりする。
2の様々な位置に形成されるため、上記換気乾燥機は開
口穴1aの位置によって浴室2の左隅や右隅に取り付け
られたりする。
【0114】図15に示すように換気乾燥機が左隅に設
けられ、浴槽143が右隅に設けられた場合には、浴槽
143で生じた蒸気が換気乾燥機の右側の吸気口16か
ら主として吸い込まれ(図14中の矢印P)、逆に換気
乾燥機が右隅に設けられ、浴槽143が左隅に設けられ
た場合には、浴槽143で生じた蒸気が換気乾燥機の左
側の吸気口16から主として吸い込まれる。(図14中
の矢印Q)上述の如くファン19の軸心を鉛直に配設
し、吸気穴125をファンケーシング118の上面側に
形成したことで、換気乾燥機の右側の吸気口16から主
として吸い込まれる場合と右側の吸気口16から主とし
て吸い込まれる場合とで浴槽143で生じた蒸気をほぼ
同様に吸い込むことができる。
けられ、浴槽143が右隅に設けられた場合には、浴槽
143で生じた蒸気が換気乾燥機の右側の吸気口16か
ら主として吸い込まれ(図14中の矢印P)、逆に換気
乾燥機が右隅に設けられ、浴槽143が左隅に設けられ
た場合には、浴槽143で生じた蒸気が換気乾燥機の左
側の吸気口16から主として吸い込まれる。(図14中
の矢印Q)上述の如くファン19の軸心を鉛直に配設
し、吸気穴125をファンケーシング118の上面側に
形成したことで、換気乾燥機の右側の吸気口16から主
として吸い込まれる場合と右側の吸気口16から主とし
て吸い込まれる場合とで浴槽143で生じた蒸気をほぼ
同様に吸い込むことができる。
【0115】尚、上記第1乃至第4の実施の形態では換
気乾燥機は浴室2内の暖房、乾燥又は換気に使用される
場合を示したが、これに限定されるものではなく、浴室
2内に干した洗濯物の乾燥にも使用できる。
気乾燥機は浴室2内の暖房、乾燥又は換気に使用される
場合を示したが、これに限定されるものではなく、浴室
2内に干した洗濯物の乾燥にも使用できる。
【0116】また、換気乾燥機を浴室2に設置したが、
湿気の多い他の部屋に設置しても良い。
湿気の多い他の部屋に設置しても良い。
【0117】また、上記第1及び第2の実施の形態で
は、送風装置をファン19の軸心が略水平方向に向く状
態で送風部内に配設したが、第4の実施の形態と同様に
ファン19の軸心が略鉛直に向く状態で配設しても良
い。
は、送風装置をファン19の軸心が略水平方向に向く状
態で送風部内に配設したが、第4の実施の形態と同様に
ファン19の軸心が略鉛直に向く状態で配設しても良
い。
【0118】この場合、第4の実施の形態と同様に、フ
ァン19の重量による曲げモーメントが駆動軸20aに
働くことが無く、ファン19の回転の際に曲げモーメン
トによる振動を防止でき、雑音の発生を抑制できる。
ァン19の重量による曲げモーメントが駆動軸20aに
働くことが無く、ファン19の回転の際に曲げモーメン
トによる振動を防止でき、雑音の発生を抑制できる。
【0119】
【発明の効果】本発明の請求項1によれば、熱源を有す
る加熱部には送風装置がないので加熱部を小型化でき、
使用者へ与える圧迫感を低減できると共に、加熱部を軽
量化でき、加熱部による送風部を介して部屋の壁に加わ
る負荷を軽減できる。
る加熱部には送風装置がないので加熱部を小型化でき、
使用者へ与える圧迫感を低減できると共に、加熱部を軽
量化でき、加熱部による送風部を介して部屋の壁に加わ
る負荷を軽減できる。
【0120】本発明の請求項2によれば、熱源を有する
加熱部には送風装置がないので加熱部を小型化でき、使
用者へ与える圧迫感を低減できると共に、加熱部を軽量
化でき、加熱部による送風部を介して部屋の壁に加わる
負荷を軽減できる。更に、一つの送風機のファンの回転
方向を変えることで温風通路への送風と排気通路への送
風とを切り替えることができ、構造が簡単となり、コス
トを低減できる。
加熱部には送風装置がないので加熱部を小型化でき、使
用者へ与える圧迫感を低減できると共に、加熱部を軽量
化でき、加熱部による送風部を介して部屋の壁に加わる
負荷を軽減できる。更に、一つの送風機のファンの回転
方向を変えることで温風通路への送風と排気通路への送
風とを切り替えることができ、構造が簡単となり、コス
トを低減できる。
【0121】本発明の請求項3によれば、正転時と逆転
時の各々の場合でファンケーシングにて空気を案内して
屋内と屋外にそれぞれ吹き出すことができる。
時の各々の場合でファンケーシングにて空気を案内して
屋内と屋外にそれぞれ吹き出すことができる。
【0122】本発明の請求項4によれば、ファンの軸心
を水平に向けて配設した場合、ファンが片持ち状態とな
ってファンを駆動する駆動軸にファンの重量による曲げ
モーメントが働くのに対し、このようなモーメントが働
くことが無く、曲げモーメントによる振動を防止でき、
雑音の発生を抑制できる。
を水平に向けて配設した場合、ファンが片持ち状態とな
ってファンを駆動する駆動軸にファンの重量による曲げ
モーメントが働くのに対し、このようなモーメントが働
くことが無く、曲げモーメントによる振動を防止でき、
雑音の発生を抑制できる。
【0123】本発明の請求項5によれば、重量のあるモ
ータが下方に位置することで送風装置の重心が下方に位
置し、安定した状態で状態で送風部内に配設することが
できる。
ータが下方に位置することで送風装置の重心が下方に位
置し、安定した状態で状態で送風部内に配設することが
できる。
【0124】本発明の請求項6によれば、熱源を有する
加熱部には送風装置がないので加熱部を小型化でき、使
用者へ与える圧迫感を低減できると共に、加熱部を軽量
化でき、加熱部による送風部を介して部屋の壁に加わる
負荷を軽減できる。更に、ファンケーシングの回動にて
温風通路への送風と排気通路への送風とを切り替えるこ
とができるので、一つの送風機で温風通路の送風と排気
通路への送風とを、空気の漏れを少なくして確実に切り
替えることができる。
加熱部には送風装置がないので加熱部を小型化でき、使
用者へ与える圧迫感を低減できると共に、加熱部を軽量
化でき、加熱部による送風部を介して部屋の壁に加わる
負荷を軽減できる。更に、ファンケーシングの回動にて
温風通路への送風と排気通路への送風とを切り替えるこ
とができるので、一つの送風機で温風通路の送風と排気
通路への送風とを、空気の漏れを少なくして確実に切り
替えることができる。
【0125】本発明の請求項7によれば、ファンの軸心
を水平に向けて配設した場合、ファンが片持ち状態とな
ってファンを駆動する駆動軸にファンの重量による曲げ
モーメントが働くのに対し、このようなモーメントが働
くことが無く、曲げモーメントによる振動を防止でき、
雑音の発生を抑制できる。
を水平に向けて配設した場合、ファンが片持ち状態とな
ってファンを駆動する駆動軸にファンの重量による曲げ
モーメントが働くのに対し、このようなモーメントが働
くことが無く、曲げモーメントによる振動を防止でき、
雑音の発生を抑制できる。
【0126】本発明の請求項8によれば、熱源を有する
加熱部には送風装置がないので加熱部を小型化でき、使
用者へ与える圧迫感を低減できると共に、加熱部を軽量
化でき、加熱部による送風部を介して部屋の壁に加わる
負荷を軽減できる。更に、温風通路への送風と排気通路
への送風とを駆動する送風機を切り替えることで切り替
えることができる。
加熱部には送風装置がないので加熱部を小型化でき、使
用者へ与える圧迫感を低減できると共に、加熱部を軽量
化でき、加熱部による送風部を介して部屋の壁に加わる
負荷を軽減できる。更に、温風通路への送風と排気通路
への送風とを駆動する送風機を切り替えることで切り替
えることができる。
【0127】本発明の請求項9によれば、加熱部と部屋
の壁との間の隙間により加熱部の熱が部屋の壁へ伝わり
にくくした状態で加熱部を取り付けることができると共
に、この隙間から屋内の空気を吸い込むことができる。
の壁との間の隙間により加熱部の熱が部屋の壁へ伝わり
にくくした状態で加熱部を取り付けることができると共
に、この隙間から屋内の空気を吸い込むことができる。
【0128】本発明の請求項10によれば、加熱部のス
カート部で加熱部と部屋の壁との隙間をほぼ覆うように
して外観を向上できると共に、この隙間を覆っても吸気
通路を介して屋内の空気を送風部内に吸い込むことがで
きる。
カート部で加熱部と部屋の壁との隙間をほぼ覆うように
して外観を向上できると共に、この隙間を覆っても吸気
通路を介して屋内の空気を送風部内に吸い込むことがで
きる。
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す換気乾燥機の
側面断面図である。
側面断面図である。
【図2】同換気乾燥機のファンを逆転した状態での空気
の流れを示す側面断面図である。
の流れを示す側面断面図である。
【図3】同換気乾燥機の正面図である。
【図4】同換気乾燥機の加熱部を取り外した状態での一
部破断した正面図である。
部破断した正面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態を示す換気乾燥機の
側面断面図である。
側面断面図である。
【図6】同換気乾燥機のファンケーシングの排気口を排
気通路に接続した場合の側面断面図である。
気通路に接続した場合の側面断面図である。
【図7】同換気乾燥機の正面図である。
【図8】同換気乾燥機の加熱部を取り外した状態での正
面図である。
面図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態を示す換気乾燥機の
平面断面図である。
平面断面図である。
【図10】本発明の第4の実施の形態を示す換気乾燥機
の側面断面図である。
の側面断面図である。
【図11】同換気乾燥機の平面断面図である。
【図12】同換気乾燥機の加熱部を省略した平面断面図
でファンを正転させた際の空気の流れを示す図である。
でファンを正転させた際の空気の流れを示す図である。
【図13】同換気乾燥機の加熱部を省略した平面断面図
でファンを逆転させた際の空気の流れを示す図である。
でファンを逆転させた際の空気の流れを示す図である。
【図14】図10におけるX‐X断面図である。
【図15】同換気乾燥機を取り付けた浴室の正面断面図
である。
である。
1 浴室の側壁 2 浴室(部屋) 3 屋外 5 本体 6 送風機 8 ヒータ(熱源) 9 加熱部 11 フランジ部 15 屈曲部 16 吸気口 19 ファン 20 送風用モータ 32 背面板 33 正面カバー 64 ファンケーシング 66 排気口 80 温風用送風機 81 換気用送風機 99 吸気通路 106 送風装置 118 ファンケーシング 126 第1排気口 127 第2排気口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3L028 BA01 BB01 BC02 BD01 3L072 AA05 AB06 AC02 AD13 3L113 AA01 AB02 AC08 AC64 BA14 DA14 DA17
Claims (10)
- 【請求項1】 本体を、熱源が装備された加熱部と、送
風装置が内蔵された送風部とで構成し、前記送風装置
は、本体内に吸い込んだ屋内の空気を、前記熱源を通過
させて屋内に吹き出す場合と、屋外に排気する場合とに
選択的に切り替え、前記送風部を部屋の壁に設けた通気
口内に挿入して取り付けると共に、前記加熱部を屋内に
位置させて前記送風部に取り付けたことを特徴とする換
気乾燥機。 - 【請求項2】 本体を、熱源が装備された加熱部と、送
風装置が内蔵された送風部とで構成し、前記送風装置
は、ファンの正転時に前記熱源を通過させて屋内に吹き
出す一方、逆転時に屋外へ排気し、前記送風部を部屋の
壁に設けた通気口内に挿入して取り付けると共に、前記
加熱部を屋内に位置させて前記送風部に取り付けたこと
を特徴とする換気乾燥機。 - 【請求項3】 前記ファンを囲繞するファンケーシング
を設け、該ファンケーシングに、前記ファンの正転時に
屋内に吹き出すための第1排気口とファンの逆転時に屋
外に排気するための第2排気口を形成したことを特徴と
する請求項2に記載の換気乾燥機。 - 【請求項4】 前記送風装置は、前記ファンの軸心を略
鉛直に向けて配設されることを特徴とする請求項2又は
請求項3に記載の換気乾燥機。 - 【請求項5】 前記送風装置はファンを駆動するモータ
を備え、該モータは前記ファンの下方側に配設されるこ
とを特徴とする請求項4に記載の換気乾燥機。 - 【請求項6】 本体を、熱源が装備された加熱部と、送
風装置が内蔵された送風部とで構成し、前記送風装置
は、ファンと該ファンを囲繞し回動自在に枢支されたフ
ァンケーシングとを具え、該ファンケーシングの回動に
より、本体内に吸い込んだ屋内の空気は、前記ファンケ
ーシングの排気口から熱源を通過して屋内に吹き出され
る場合と、前記ファンケーシングの排気口から屋外に排
気される場合とに切り替えられ、前記送風部を部屋の壁
に設けた通気口内に挿入して取り付けると共に、前記加
熱部を屋内に位置させて前記送風部に取り付けたことを
特徴とする換気乾燥機。 - 【請求項7】 前記送風装置は前記ファンを略鉛直に向
けて配設されることを特徴とする請求項6に記載の換気
乾燥機。 - 【請求項8】 本体を、熱源が装備された加熱部と、送
風装置が内蔵された送風部とで構成し、前記送風装置
は、前記本体内に吸い込んだ屋内の空気を、前記熱源を
通過させて屋内に吹き出す温風用送風機と屋外に排気す
る換気用送風機とで構成され、前記送風部を部屋の壁に
設けた通気口内に挿入して取り付けると共に、前記加熱
部を屋内に位置させて前記送風部に取り付けたことを特
徴とする換気乾燥機。 - 【請求項9】 前記送風部には前記部屋の壁面を覆うフ
ランジ部が形成され、該フランジ部の上下又は左右端部
には屋内側に屈曲された一対の屈曲部が形成され、該屈
曲部にて前記加熱部を前記壁面との間に隙間を有する状
態で支持可能とすると共に、前記隙間を屋内の空気を本
体内に取り入れる吸気口としたことを特徴とする請求項
1乃至請求項8のいずれかに記載の換気乾燥機。 - 【請求項10】 前記加熱部には前記隙間を覆い隠すス
カート部を形成すると共に、前記吸気口と連通する吸気
通路を形成したことを特徴とする請求項9に記載の換気
乾燥機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001387251A JP2002310479A (ja) | 2001-02-08 | 2001-12-20 | 換気乾燥機 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001-31967 | 2001-02-08 | ||
JP2001031967 | 2001-02-08 | ||
JP2001387251A JP2002310479A (ja) | 2001-02-08 | 2001-12-20 | 換気乾燥機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002310479A true JP2002310479A (ja) | 2002-10-23 |
Family
ID=26609108
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001387251A Pending JP2002310479A (ja) | 2001-02-08 | 2001-12-20 | 換気乾燥機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002310479A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017215123A (ja) * | 2016-06-02 | 2017-12-07 | 株式会社コロナ | 暖房機 |
CN109681947A (zh) * | 2019-01-08 | 2019-04-26 | 奥普家居股份有限公司 | 360°全方位取暖器 |
-
2001
- 2001-12-20 JP JP2001387251A patent/JP2002310479A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017215123A (ja) * | 2016-06-02 | 2017-12-07 | 株式会社コロナ | 暖房機 |
CN109681947A (zh) * | 2019-01-08 | 2019-04-26 | 奥普家居股份有限公司 | 360°全方位取暖器 |
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