JPH0333799Y2 - - Google Patents

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JPH0333799Y2
JPH0333799Y2 JP16410285U JP16410285U JPH0333799Y2 JP H0333799 Y2 JPH0333799 Y2 JP H0333799Y2 JP 16410285 U JP16410285 U JP 16410285U JP 16410285 U JP16410285 U JP 16410285U JP H0333799 Y2 JPH0333799 Y2 JP H0333799Y2
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JP
Japan
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swing motor
valve
switching valve
pilot
circuit
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JP16410285U
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JPS6272364U (ja
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は油圧シヨベルに適用される油圧回路に
関する。
〔従来の技術〕
従来装置の油圧回路を第4図に示す。旋回モー
タ8のキヤビテーシヨン防止のためリターン回路
18部に絞り23を設け圧力を発生させ旋回モー
タ8に供給する構成となつているが旋回モータ8
が回転していなくても常にリターン回路が絞られ
ているため回路圧が絞り分だけ高くなり可変ポン
プの場合シリンダの作動圧が高くスピード低下が
あり又絞り損失に相当するエンジン馬力のロスと
なつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の油圧回路はブレーキ時の旋回モータのキ
ヤビテーシヨンを防止するためリターン回路に絞
りを設置し、リターン回路に常時圧力を発生させ
旋回モータに押し込んでいたが、この場合旋回モ
ータが動いてなくても常に絞られており、この絞
りによつて発生する圧力をPRとすると、回路圧
力PよりPRを引いた分しか有効に働かない。又
通過する平均油量がQとすればPR×Qのエネル
ギが常時ロスとなつている。
〔問題点を解決するための手段〕
絞りポートとオープンポートとを有し旋回モー
タのリターン回路に設けられたパイロツト切換弁
と、旋回モータ用切換弁に連動して切換わるパイ
ロツト弁と、前記パイロツト切換弁への圧油給排
を制御する電磁弁と、前記パイロツト弁の切換動
作に連動して前記電磁弁を切換えるタイマー付電
気回路とを具え、旋回モータの駆動時にはリター
ン回路がパイロツト切換弁の絞りポートに連通
し、旋回モータ用切換弁を中立にするとタイマー
の作用により電磁弁が旋回モータのブレーキ所要
時間遅れてパイロツト切換弁を動かしリターン回
路をオープンポートに連通させ、旋回モータの停
止中はリターン回路がパイロツト切換弁のオープ
ンポートを通過するようにする。
〔作用〕
旋回モータ用切換弁の切換動作に連動するパイ
ロツト弁からの油圧力により圧力スイツチがON
−OFFされる。圧力スイツチのOFF時(旋回モ
ータ駆動時)に電磁弁が送油位置に動きリターン
回路のパイロツト切換弁を絞りポートにする。
旋回モータ用切換弁を中立にすると、パイロツ
ト弁からの油圧がなくなり圧力スイツチはONと
なるが、この電気信号はタイマーの作用により旋
回モータのブレーキ所要時間だけ遅れて電磁弁に
伝えられ、この電気信号を受けて電磁弁がパイロ
ツト切換弁をオープンポートにする。
従つて、旋回モータによる旋回ブレーキ動作中
も含み旋回モータが回転している間のみリターン
回路を絞り、旋回モータに対する圧油供給を容易
にし、旋回モータが停止している時はリターン回
路をオープン通路とし抵抗を減少さす。
〔実施例〕
第1実施例を第1図に基づき説明する。1は図
示しない油圧シヨベルに投載されたエンジン、
2,3は該エンジン1の出力軸1−1を介して駆
動される油圧ポンプである。油圧ポンプ2,3よ
り吐出された圧油は切換弁6−1,6−2,6−
3及び7−1,7−2,7−3を通り旋回モータ
8や図示しない走行モータ及びブーム、アーム、
バケツトを動かす油圧シリンダへ供給される。油
圧ポンプ2側の圧油は切換弁6−1,6−2,6
−3が中立状態の時は中立ポートを通りオイルク
ーラ16で冷却され作動油タンク17に戻る。旋
回モータ8は切換弁6−2を押・引することによ
り油圧ポンプ2からの圧油が旋回モータ8の回路
に流れ駆動させられ、図示しない油圧シヨベルの
上部旋回体を回転させる。これを停止させる場合
は、切換弁6−2を中立状態とするが、上部旋回
体の慣性モーメントが大であるためクロスオーバ
リリーフバルブ8−1又は8−2が作動し慣性エ
ネルギーを吸収しブレーキ作用をするが、若干の
時間を要しこの時間分油圧モータ8は慣性エネル
ギーのみで回転させられ、油圧ポンプと同様な働
きとなつている。ブレーキ作用時切換弁6−2や
旋回モータ8などの油圧機器の各部スキマより油
が漏洩するためポンプ作用するのに不十分な油量
となりこのためキヤビテーシヨン現象を引き起こ
し振動や異音を発生させ旋回モータ8の寿命低下
をきたすことになる。これを防止するため専用の
回路10とチエツク弁9−1,9−2を設けリタ
ーン回路18から不足分の油を補うようにしてい
るが、リターン回路圧自体が低く特に流量制御な
どを行つている場合流れる油量も少いため圧力が
殆んど発生しないので旋回モータ8の不足分を補
うには不十分である。これを解消するためリター
ン回路18中に旋回モータ8が回転中のみ絞りポ
ート11−1に切換わるパイロツト切換弁11を
設け、リターン回路18に圧力を発生させ旋回モ
ータ8へ油を供給しやすくした。旋回モータ8用
の切換弁6−2部に切換弁本体と同様に切換わる
パイロツト弁19を設け、切換弁を押・引し旋回
モータ8を駆動させると同時にパイロツト弁19
も切換わり、圧力スイツチ12をOFFさせると
共に油圧ポンプからの圧油を減圧弁14を経て電
磁弁13まで供給する。圧力スイツチ12が
OFF状態のため電磁弁13が切換わり油圧ポン
プ2からの圧油はパイロツト切換弁11を絞りポ
ート11−1とする。次に切換弁6−2を中立に
戻し圧油の供給を停止すれば旋回モータ8はブレ
ーキ作用をする。この時パイロツト弁19から圧
力スイツチ12の回路がタンクポートに接続され
圧力スイツチ12はONとなる。圧力スイツチ1
2の電気回路20にブレーキ所要時間に設定した
タイマー15を設け、圧力スイツチ12がONと
なつてもタイマー15で設定した時間遅れで電磁
弁13が作動しパイロツト切換弁11へ供給され
る圧油をカツトしパイロツト切換弁11を絞りポ
ート11−1からオープンポート11−2(図示
状態)へ戻すようにすれば、旋回モータが回転中
のみパイロツト切換弁11の絞りポート11−1
に切換わりキヤビテーシヨンを確実に防止できる
と共に、旋回モータ8が停止している時はパイロ
ツト切換弁11はオープンポート11−2とな
り、タンク17に戻る油は絞られることなく流れ
るため、この分回路圧が低下し油圧ポンプ2,3
が可変ポンプの場合シリンダ作動時の圧力が低下
しスピードアツプになると共に絞りによる圧力損
失がなくなるため省エネにも寄与できる。
第2図は第2実施例を示すもので、エンジンに
よつて駆動されるパイロツトポンプ21と、専用
回路が設けられる。リリーフ弁22はこの専用回
路の圧力を一定に保つ働きをする。その他の構成
と作用は第1実施例と同じである。
第3図は第3実施例を示すもので、油圧ポンプ
3側のリターン回路18−1を油圧ポンプ2側の
リターン回路18と合流させ、パイロツト切換弁
11の通過油量を増やし、絞りポート11−1を
通過する際に発生する圧力を第1図の実施例より
高くしたものである。その他の構成と作用は第1
実施例と同じである。
〔考案の効果〕
本考案により、旋回モータ停止時はリターン回
路がオープン通路となり絞りによる損失がなくな
る。従つて絞り圧力分のみ回路圧が低下し有効圧
が増加すると共に、絞りによる油圧ロス馬力も低
減するため、省エネ及び性能向上に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例、第2図は本考案
の第2実施例、第3図は本考案の第3実施例を示
す。第4図は従来の油圧回路を示す。 1……エンジン、2,3……油圧ポンプ、6−
2……旋回モータ用切換弁、8……旋回モータ、
11……パイロツト切換弁、11−1……絞りポ
ート、11−2……オープンポート、12……圧
力スイツチ、13……電磁弁、15……タイマ
ー、18……リターン回路、19……パイロツト
弁、20……電気回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 絞りポートとオープンポートとを有し旋回モー
    タのリターン回路に設けられたパイロツト切換弁
    と、旋回モータ用切換弁に連動して切換わるパイ
    ロツト弁と、前記パイロツト切換弁への圧油給排
    を制御する電磁弁と、前記パイロツト弁の切換動
    作に連動して前記電磁弁を切換えるタイマー付電
    気回路とを具え、旋回モータの駆動時にはリター
    ン回路がパイロツト切換弁の絞りポートに連通
    し、旋回モータ用切換弁を中立にするとタイマー
    の作用により電磁弁が旋回モータのブレーキ所要
    時間遅れてパイロツト切換弁を動かしリターン回
    路をオープンポートに連通させ、旋回モータの停
    止中はリターン回路がパイロツト切換弁のオープ
    ンポートを通過するようにしたことを特徴とする
    建設機械の油圧回路。
JP16410285U 1985-10-28 1985-10-28 Expired JPH0333799Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16410285U JPH0333799Y2 (ja) 1985-10-28 1985-10-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16410285U JPH0333799Y2 (ja) 1985-10-28 1985-10-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6272364U JPS6272364U (ja) 1987-05-09
JPH0333799Y2 true JPH0333799Y2 (ja) 1991-07-17

Family

ID=31092911

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JP16410285U Expired JPH0333799Y2 (ja) 1985-10-28 1985-10-28

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