JPS5914530Y2 - 旋回式建設機械の旋回エネルギ回収再利用装置 - Google Patents

旋回式建設機械の旋回エネルギ回収再利用装置

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JPS5914530Y2
JPS5914530Y2 JP5536778U JP5536778U JPS5914530Y2 JP S5914530 Y2 JPS5914530 Y2 JP S5914530Y2 JP 5536778 U JP5536778 U JP 5536778U JP 5536778 U JP5536778 U JP 5536778U JP S5914530 Y2 JPS5914530 Y2 JP S5914530Y2
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JP
Japan
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valve
pilot
auxiliary
pressure
pipes
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JP5536778U
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JPS54158404U (ja
Inventor
孝保 乾
源弘 中山
悟 西村
健蔵 木元
三郎 野上
Original Assignee
株式会社小松製作所
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Publication date
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【考案の詳細な説明】 本考案は旋回機構を有する建設機械の旋回体の回転エネ
ルギを回収して有効に再利用する装置に関するものであ
る。
従来、第1図に示す如く下部走行体aに上部旋回体すを
旋回機構Cを介して旋回自在に設けてなる建設機械にお
ける上部旋回体すの旋回制御用油圧回路は第2図に示す
如く構成しである。
すなわち、ポンプdの吐出圧油を操作弁eを介して旋回
モータfに供給制御し、操作弁eと旋回モータfとの接
続管路にリリーフ弁gを備えたカウンタバランスブレー
キ弁りを設けた構造である。
この構造であると、操作弁eを旋回位置R,Lから中立
位置Nにすると回転スピードを持つ上部旋回体すは回転
エネルギを持つので旋回モータfは上部旋回体すの慣性
力にて強制的に回され、ポンプ作用を奏して油を吐出す
る。
この時その吐出側にリリーフ弁gによって高圧を立たせ
ブレーキトルクとなって旋回モータfをブレーキ(停止
)する。
しかし、この構造であると上部旋回体すの旋回エネルギ
はリリーフ弁gのリリーフ時の熱となって放出されその
エネルギは無駄となる。
本考案は上記の事情に鑑みなされたものであり、その目
的は旋回体のブレーキ時の旋回エネルギを回収し、その
回収したエネルギを旋回起動時に旋回体に回転エネルギ
として与えることができるようにした旋回式建設機械の
旋回エネルギ回収、再利用装置を提供することである。
以下第3図を参照して本考案の実施例を説明する。
図中1はタンク、2は主ポンプ、3はパイロットポンプ
であり、4は旋回体5を減速機構を介して旋回駆動する
旋回モータである。
旋回体5は下部走行体6に旋回機構7を介して旋回自在
に設けである。
主ポンプ2の吐出路2aはパイロット式操作弁8を経て
第1・第2主管路9□、92に接続制御され、第1・第
2主管路90,92はカウンタバランス弁10を経て正
逆管路11..112に接続してあり、正逆管路110
,112は旋回モータ4の正逆転ポート4 a 、4
bに接続しである。
前記パイロットポンプ3の吐出路3aはパイロット圧切
換弁12を経て第1・第2パイロット管路130,13
2に接続制御され、第1・第2パイロツト管路13、.
13□は前記パイロット式操作弁8の第1・第2受圧室
8 a 、8 bに接続しである。
14は第1・第2パイロット管路131.13□を開閉
する第1開閉弁であり、バネ15で常時閉位置イに維持
され、その受圧部14aにパイロット圧が供給されると
開位置口となる。
また、第1・第2パイロット管路130,132には第
1・第2補助パイロツト管路16、.162が接続され
、該第1・第2補助パイロット管路16. 、162は
チェック弁17および第2開閉弁18を介して第3補助
パイロツト管路19に接続され、第3補助パイロツト管
路19は絞り20を介して前記受圧室14Aに接続しで
ある。
該第2開閉弁18はバネ21で連通位置ハに付勢維持さ
れかつその受圧室18 aにパイロット圧が供給される
と閉位置二となる。
22は前記正逆管路11□、11□に逆止弁23.24
を介して接続した蓄圧器であり、その蓄圧室22 aに
接続した補助管路25は補助操作弁26を経て第1・第
2補助管路271,272に接続制御され、第1・第2
補助管路27□、27□はカウンタバランス弁10に接
続しである。
補助操作弁26は第1・第2補助パイロツト管路16、
.16□のパイロットにより中立位置ホから第1・第2
位置へ、トに切換操作される。
次に動作とともに各部の詳細を説明する。
■ 最初の旋回起動時(蓄圧器22による圧油の吐出が
ない状態) パイロット圧切換弁12を第1位置として第1パイロツ
ト管路131にパイロット圧油を供給すると、第1補助
パイロツト管路16、を経て補助操作弁26の第1受圧
室26 aに達しかつチェック弁17を経て第2開閉弁
18の連通位置ハから補助パイロット管路19を通って
第1開閉弁14の受圧室14 aに達する。
すなわち、蓄圧器22内には旋回ブレーキを強力とする
ためにN2ガスが封入してあり、その蓄圧室22 a内
の圧油はPlに維持され、第2開閉弁18の受圧室18
aにはPlなる圧力のパイロット圧油が供給されるが
、バネ21のバネ力〉Plであるから第2開閉弁18は
連通位置へとなる。
このために、補助操作弁26は第1位置へ、第1開閉弁
14は連通位置口となり、パイロット式操作弁8の第1
受圧室8aにパイロット圧油が供給されて中立位置Nか
ら右旋回位置りとなる。
これによって、主ポンプ2の吐出圧油は吐出路2a、第
1主管路91、カウンタバランス弁10を通過して正管
路111より旋回モータ4の正転ポート4aに供給され
る。
ここで、旋回抵抗によって第1主管路9□の圧油の圧力
が上昇するとカウンタバランス弁10をリターンスプリ
ング28に抗して押動し右旋回位置りに切換る。
これにより主ポンプ2より圧送された吐出圧油は旋回モ
ータ4を正転駆動し旋回体5を右旋回する。
■ 旋回ブレーキ時(旋回体5を停止するとき)パイロ
ット圧切換弁12を中立位置とすると第1パイロツト管
路13□内のパイロット圧油がなくなつてパイロット式
操作弁8は中立位置Nとなり、第1開閉弁14は閉位置
イとなり、補助操作弁26は中立位置ホとなる。
この時第1開閉弁14の受圧室14 aに接続した補助
パイロット管路19には絞り20が設けであるから、そ
の受圧室14の内のパイロット圧油は漸減し第1開閉弁
14は第1受圧室8a内のパイロット圧油がタンク1に
流出した後に閉位置イとなる。
一方、主ポンプ2の吐出圧油はパイロット式操作弁8の
中立位置Nを通ってタンク1に無負荷で戻る。
これにより第1主管路9、内の圧はなくなってカウンタ
バランス弁10はリターンスプリング28で中立位置N
に押し戻される。
この時、旋回モータ4は旋回体5の慣性によってつれ回
され、ポンプ作用を奏して逆管路112に圧油を吐出す
る。
吸込は正管路11□、第1主管路9□を経てタンク1か
らなされる。
吐出された圧油は逆管路11□がカウンタバランス弁1
0の中立位置Nでブロックされているがら、蓄圧器22
の蓄圧室22 a内に蓄圧されて旋回エネルギを回収を
行なうと共に、旋回ブレーキが働イて旋回体5は停止す
る。
なお、29は安全弁であって、車体が進運等で旋回停止
する場合等過大な旋回エネルギを持った場合に蓄圧器2
2に過大な負荷をかけないようにリリーフしてドレーン
管路30を経てタンク1に圧油を戻すものである。
■ 再旋回起動時(蓄圧器22に圧油が貯圧された状態
で旋回停止している旋回体5を旋回起動するとき) パイロット圧切換弁12を第1位置に操作するとパイロ
ットポンプ3の吐出圧油は前記■項で述べたと同様に補
助操作弁26の第1受圧室26 aに供給されて第1位
置へとする。
一方、第2開閉弁18は蓄圧器22内の圧力によって閉
位置二に切換されているから第1開閉弁14の受圧室1
4 aにはパイロット圧油が供給されず閉位置イに維持
され、パイロット式操作弁8は中立位置Nに維持される
このために、蓄圧器22内の蓄圧圧油は第1補助管路2
71よりカウンタバランス弁10の中立位置Nに供給さ
れ、カウンタバランス弁10をリターンスプリング28
に抗して右旋回位置りに押動し、その蓄圧圧油は前記の
■項で述べたと同様にして旋回モータ4の正転ポー)4
aに供給されて旋回体5を右旋回する。
このようにして蓄圧器22に蓄圧されたエネルギは旋回
駆動エネルギとして再利用できる。
また、蓄圧器22内の蓄圧圧油が減少してPlとなると
第2開閉弁18がバネ21によって連通位置ハとなって
、前記の■項に述べたと同様にして旋回体5が旋回駆動
されるから、旋回体5を連続して旋回で゛きる。
このように、再旋回起動時には蓄圧器22内に貯圧され
た圧油により旋回モータ4が駆動され、主ポンプ2の吐
出圧油はタンク1に無負荷で戻るから主ポンプ2の駆動
馬力を軽減できる。
なお、蓄圧器22はシリンダ22 b内にピストン22
Cを設けて蓄圧室22 aを形威し、該ピストン22
Cをバネ22 dで蓄圧室22 a側に付勢した構造
としても良い。
本考案は前述のように構成したので、旋回体5のブレー
キ時の旋回エネルギを回収し、その回収したエネルギを
旋回起動時に旋回体5に回転エネルギとして与えること
ができる。
したがって、主ポンプ2の駆動馬力を軽減できる。
また、蓄圧器22の蓄圧室22 a内の圧力が所定圧力
以上の時には第2開閉弁18が閉位置二となって第1開
閉弁14が閉位置イとなるので、パイロット圧切換弁1
2を切換操作してもパイロット式操作弁8の第1・第2
受圧室8 a 、8 bにはパイロット圧が供給されず
に、主ポンプ2の吐出圧油は旋回モータ4に供給されな
い。
したがって、蓄圧器22の蓄圧室22 a内の圧力が所
定圧力以上の時には主ポンプ2には負荷が作用すること
がなく、主ポンプ駆動馬力を節減できる。
また、蓄圧室22 a内の圧力が所定圧力以下となると
第2開閉弁18がバネによって連通位置へに自動的に切
換り、第1開閉弁14が連通位置口となるから、パイロ
ット式操作弁8の第1・第2受圧部8 a 、8 bに
パイロット圧が供給されて切換え作動される。
したがって、蓄圧室22 a内の圧力が所定圧力以下と
なると主ポンプ2の吐出圧油が自動的に旋回モータ4に
供給され、旋回体5を連通して旋回できる。
また、第3補助パイロツト管路19には絞り20が設け
であるから、第1開閉弁14の切換動作を安定して行な
える。
【図面の簡単な説明】
第1図は旋回式建設機械の説明図、第2図は従来の旋回
駆動油圧回路図、第3図は本考案の実施例を構成説明図
、第4図は蓄圧器の他の実施例を示す断面図である。 2は主ポンプ、4は旋回モータ、5は旋回体、8は操作
弁、10はカウンタバランス弁、22は蓄圧器、26は
補助操作弁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 主ポンプ2の吐出路2aをパイロット式操作弁8を経て
    第1・第2主管路90,9□に接続制御し、該第1・第
    2主管路90,92をカウンタバランス弁10を経て正
    逆管路11□、112に接続し、該正逆管路111,1
    12を旋回体5を旋回する旋回モータ4の正逆転ポー)
    −42,4bに接続すると共に、パイロットポンプ3の
    吐出路3をパイロット圧切換弁12を経て第1・第2パ
    イロツト管路131 、132及び第1・第2補助パイ
    ロット管路160,162に接続制御し、該第1・第2
    パイロット管路13. 、132を第1開閉弁14を経
    て前記パイロット式操作弁8の第1・第2受圧室8a。 8bに接続すると共に、前記第1開閉弁14を、バネ1
    5で常時閉位置イに維持され、その受圧部14aにパイ
    ロット圧が供給されると開位置口となる構造とし、前記
    第1・第2補助パイロツト管路16□。 16□はチェック弁17および第2開閉弁18を介して
    第3補助パイロツト管路19に接続すると共に、該第3
    補助パイロツト管路19を絞り20を介して前記第1開
    閉弁14の受圧室14 aに接続し、前記第2開閉弁1
    8を、バネ21で連通位置へに付勢維持されかつその受
    圧室18 aにパイロット圧が供給されると閉位置二と
    なる構造とし、前記正逆管路11..11□に逆止弁2
    3,24を介して蓄圧器22を接続し、その蓄圧室22
    aに接続した補助管路25を補助操作弁26を経て第
    1・第2補助管路27..27□に接続制御すると共に
    、該第1・第2補助管路27□。 272をカウンタバランス弁10を介して前記正逆管路
    11□、11□に接続制御し、前記補助操作弁26を、
    第1・第2補助パイロット管路16□、16□のパイロ
    ット圧により中立位置ホから補助管路25を第1・第2
    補助管路27□、272のどちらか一方に接続する第1
    ・第2位置へ・トに切換操作される構造としたことを特
    徴とする旋回式建設機械の旋回エネルギ回収再利用装置
JP5536778U 1978-04-27 1978-04-27 旋回式建設機械の旋回エネルギ回収再利用装置 Expired JPS5914530Y2 (ja)

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JPS54158404U JPS54158404U (ja) 1979-11-05
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JP (1) JPS5914530Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998013603A1 (fr) * 1996-09-25 1998-04-02 Komatsu Ltd. Systeme de recuperation/reutilisation d'huile hydraulique
CN110536986A (zh) * 2017-04-18 2019-12-03 斗山英维高株式会社 工程机械

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998013603A1 (fr) * 1996-09-25 1998-04-02 Komatsu Ltd. Systeme de recuperation/reutilisation d'huile hydraulique
CN110536986A (zh) * 2017-04-18 2019-12-03 斗山英维高株式会社 工程机械
CN110536986B (zh) * 2017-04-18 2022-06-14 斗山英维高株式会社 工程机械

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JPS54158404U (ja) 1979-11-05

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