JPH0333739Y2 - - Google Patents

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JPH0333739Y2
JPH0333739Y2 JP1987143440U JP14344087U JPH0333739Y2 JP H0333739 Y2 JPH0333739 Y2 JP H0333739Y2 JP 1987143440 U JP1987143440 U JP 1987143440U JP 14344087 U JP14344087 U JP 14344087U JP H0333739 Y2 JPH0333739 Y2 JP H0333739Y2
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JP
Japan
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brake
cord
spring
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arm
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JP1987143440U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本案はコード巻き取り具とそのブレーキ機構を
備えたコードリール装置に関する。
(ロ) 従来の技術 此種コード巻き取り具及びそのブレーキ機構を
有するコードリール装置は実公昭55−11790号公
報に示されている。この従来技術は第5図に示す
ようにコード巻き取り具50の上面に対向してブ
レーキ支持板51を備え、先端にブレーキローラ
52を有した操作部53と押圧部54とをL字状
に配置したブレーキアーム55を回動自在に枢支
すると共に、このブレーキローラ52を常にブレ
ーキ作動方向に移動するようにブレーキスプリン
グ56で回動させ、操作ボタン57の押圧操作に
より前記押圧部54を押圧して操作部53をブレ
ーキ解除方向に回動させるようになつている。
ところが、この従来技術においては押圧部54
と操作部53がL字状に配置されているので操作
部53をブレーキ解除方向に良好に移動させるた
めに長い操作部53が必要で、従つてこのコード
リール装置を例えば掃除機本体に組み込むために
は大きな空間、特に高さ方向に大きな空間が必要
となつて掃除機本体等、組み込む本体ケースが大
きくなり、本体ケースを小型できないという欠点
があつた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本案は大きな空間、特に高さ方向に大きな空間
を必要とせずに本体ケースに組み込むことができ
るようにし、組み込む本体ケースの小型化に寄与
するコードリール装置を得ることを目的としてい
る。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本案のコードリール装置の構成は、図面に示す
ように本体ケース内に収納され、ゼンマイバネの
付勢力によりコードを巻き取るコード巻き取り具
と、該コード巻き取り具のブレーキ面に対向する
本体ケースに、巻き取り方向に向かうに従つて前
記ブレーキ面に近付くように傾斜して設けたブレ
ーキ支持板と、該ブレーキ支持板と前記ブレーキ
面との間に挾持されるブレーキローラを有し、ブ
レーキ作動方向に移動するようにブレーキスプリ
ングで付勢して設けられたブレーキアームと、該
ブレーキアームの一端に設けられ前記ブレーキロ
ーラから離れるに従つて前記本体ケースの操作孔
に近付くように傾斜した当接用傾斜部と、該傾斜
部に当接する当接片を有し、且つ前記操作孔に出
入り自在に配設されて押圧により前記ブレーキア
ームを前記ブレーキ作動方向と逆方向であるブレ
ーキ解除方向に移動せしめる操作ボタンとを具備
したことを特徴としている。
(ホ) 作用 以上の構成によりコードを引き出し方向に引張
ると、コード巻き取り具はゼンマイバネの付勢力
に抗して巻き戻し方向に回転し、所定長さまでコ
ードを引き出した後コードを離すと、コード巻き
取り具は取き取り方向に回転しようとするが、ブ
レーキアームがブレーキスプリングの付勢力によ
りブレーキローラをコード巻き取り具のブレーキ
面とブレーキ支持板との間に入り込んで挾持され
るブレーキ作動方向に移動し、コードはその状態
で回転を停止してコードを引き出した状態を保持
する。
次にコードを巻き取るために操作ボタンを押圧
する。すると操作ボタンの当接片がブレーキアー
ムの当接用傾斜部を押圧するので、ブレーキアー
ムは前記ブレーキスプリングの付勢力に抗して前
記ブレーキ作動方向と逆方向であるブレーキ解除
方向に移動し、ブレーキローラが前記ブレーキ面
とブレーキ支持板の間から外れるので、コード巻
き取り具はゼンマイバネの付勢力でコードの巻き
取り方向に回転し、コードはコード巻き取り具に
巻き取り収納される。
(ヘ) 実施例 以下、本案の構成を第1図〜第4図に従つて説
明する。
1は集塵部や電動送風機等を内蔵した電気掃除
機で、後部には本案のコードリール装置2を配設
している。
3,4は前記電気掃除機1を構成する本体上ケ
ース及び本体下ケース、5は該本体上ケース3の
上面を施蓋するカバーケースである。
6はコード7をゼンマイバネ(図示せず)の付
勢力で巻き取るコード巻き取り具で、リール体8
の外周に形成されたブレーキ面9を備え、前記本
体上ケース3と本体下ケース4間に回動自在に軸
支収納されており、前記本体下ケース4のコード
挿通孔10からコード7を引き出可能に成してい
る。
11は本体上ケース3の前記コード巻き取り具
6のブレーキ面9に対向する位置に、巻き取り方
向に向かうに従つて前記ブレーキ面9に近付くよ
うに傾斜して設けたブレーキ支持板である。12
は前記上ケース3の載置面13に摺動自在に載置
されるブレーキレバーで、該ブレーキレバー12
は先端に合成ゴム製ブレーキローラ14を備える
と共に他端に該ブレーキローラ14から離れるに
従つてカバーケース5の操作孔15に近付くよう
に上向きに傾斜した当接用傾斜面部16を形成
し、且つスプリング受け17を有している。18
は前記載置面13から立設し、前記ブレーキレバ
ー12の長孔19を貫通したスプリング押えリ
ブ、20は該押えリブ18と前記スプリング受け
17との間に介挿されるブレーキスプリングで、
該ブレーキスプリング20の付勢力により前記ブ
レーキローラ14が前記ブレーキ支持板11と前
記ブレーキ面9との間に入り込んで挾持するブレ
ーキ作動方向に移動するように、前記ブレーキレ
バー12を付勢する。
21は前記カバーケース5の操作孔15に出入
り自在に配設された操作ボタンで、該操作ボタン
21は前記ブレーキアーム12の当接傾斜面16
上に垂下して下端を当接させる当接片22を裏面
部21aに有すると共に本体上ケース3とカバー
ケース5との間に軸支する軸部23を備えてお
り、前記裏面21aと本体上ケース3の間に介挿
したボタンスプリング24の付勢力により操作ボ
タン21を前記操作孔15から突出するように常
に付勢している。そして該操作ボタン21を押圧
すれば操作ボタン21は下方へ移動して当接片2
2が当接傾斜面部16を下向きに押圧するのでブ
レーキアーム12は当接傾斜面部16の傾斜によ
り前記ブレーキローラ14が前記ブレーキ支持板
11と前記ブレーキ面9の挾持状態から抜け出す
ブレーキ解除方向に(即ち前記ブレーキ作動方向
と逆方向に)移動する。
而して電気掃除機1の使用時にはコード7を引
き出し方向に引張る。するとコード巻き取り具6
はゼンマイバネの付勢力に抗して巻き戻し方向に
回転し、コード7が引き出される。所定長さまで
引き出した後コード7を離すとコード巻き取り具
6は巻き取り方向に回転しようとするが、ブレー
キアーム12がブレーキスプリング20の付勢力
によりブレーキ作動方向に移動してブレーキロー
ラ14をコード巻き取り具6のブレーキ面9と前
記ブレーキ支持板11との間に入り込ませて挾持
し、コード巻き取り具6はその状態で回転を停止
し、コード7は引き出された状態を保持し、該コ
ード7のプラグ7aを部屋のコンセントに挿し込
んで使用する。
次に電気掃除機1の使用後にコード7を巻き取
るために、操作ボタン21を押圧する。すると操
作ボタン21の当接片22がブレーキアーム12
の当接傾斜面部16を押圧し、ここで下向きの押
圧力がブレーキ解除方向に変換されてブレーキア
ーム12は前記ブレーキ解除方向に移動し、ブレ
ーキローラ14が前記ブレーキ面9及びブレーキ
支持板11から外れ、従つてコード巻き取り具6
はゼンマイバネの付勢力でコード7を巻き込む。
そして前記ブレーキアーム12はブレーキ作動
方向とその逆方向であるブレーキ解除方向の平面
的な移動のみを行なうので、コード巻き取り具6
と本体上ケース3との間隔が少なくても装備する
ことができる。
(ト) 考案の効果 本案のコードリール装置は以上の如く構成して
おり特にコード巻き取り具のブレーキ面とブレー
キ支持板との間にブレーキローラを挾持するため
のブレーキレバーはブレーキ作動方向とその逆方
向であるブレーキ解除方向の平面的な動きしかし
ないので、コード巻き取り具と本体ケースとの間
隔が少なくても装備でき、組み込む本体ケースの
小型化に寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本案コードリール装置を使用
した電気掃除機に関し、第1図は作動説明用断面
図で、イは操作ボタンを押圧しない状態の断面
図、ロは操作ボタン押圧状態の断面図、第2図は
全体の外観斜視図、第3図は要部の一部切欠正面
図、第4図は第3図A−A断面図である。また第
5図は従来例の断面図である。 6……コード巻き取り具、7……コード、12
……ブレーキレバー、14……ブレーキローラ、
16……当接傾斜面部、22……操作ボタン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体ケース内に収納され、ゼンマイバネの付勢
    力によりコードを巻き取るコード巻き取り具と、
    該コード巻き取り具のブレーキ面に対向する本体
    ケースに、巻き取り方向に向かうに従つて前記ブ
    レーキ面に近付くように傾斜して設けたブレーキ
    支持板と、該ブレーキ支持板と前記ブレーキ面と
    の間に挾持されるブレーキローラを有し、ブレー
    キ作動方向に移動するようにブレーキスプリング
    で付勢して設けられたブレーキアームと、該ブレ
    ーキアームの一端に設けられ前記ブレーキローラ
    から離れるに従つて前記本体ケースの操作孔に近
    付くように傾斜した当接用傾斜部と、該傾斜部に
    当接する当接片を有し且つ前記操作孔に出入り自
    在に配設されて押圧により前記ブレーキアームを
    前記ブレーキ作動方向と逆方向であるブレーキ解
    除方向に移動せしめる操作ボタンとを具備したこ
    とを特徴とするコードリール装置。
JP1987143440U 1987-09-18 1987-09-18 Expired JPH0333739Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987143440U JPH0333739Y2 (ja) 1987-09-18 1987-09-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987143440U JPH0333739Y2 (ja) 1987-09-18 1987-09-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6447742U JPS6447742U (ja) 1989-03-24
JPH0333739Y2 true JPH0333739Y2 (ja) 1991-07-17

Family

ID=31410268

Family Applications (1)

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JP1987143440U Expired JPH0333739Y2 (ja) 1987-09-18 1987-09-18

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JP (1) JPH0333739Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS519635U (ja) * 1974-07-08 1976-01-24

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS519635U (ja) * 1974-07-08 1976-01-24

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Publication number Publication date
JPS6447742U (ja) 1989-03-24

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