JP3034738B2 - 縦型電気掃除機 - Google Patents

縦型電気掃除機

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JP3034738B2
JP3034738B2 JP5291909A JP29190993A JP3034738B2 JP 3034738 B2 JP3034738 B2 JP 3034738B2 JP 5291909 A JP5291909 A JP 5291909A JP 29190993 A JP29190993 A JP 29190993A JP 3034738 B2 JP3034738 B2 JP 3034738B2
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裕二 大西
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、縦型電気掃除機におけ
る電源コードのブレーキ解除機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、縦型電気掃除機は、図20の如
く、掃除機本体1に、塵埃を吸込む吸引力を発生させる
電動送風機2と、塵埃を収集する集塵袋3と、電源コー
ド4を巻取る巻取ドラム5とが内装され、前記掃除機本
体1の下部には、吸込口本体6が回動自在に取付けられ
ている。そして、掃除機本体1内には、取手7を備えた
上下動自在なハンドル体8を摺動自在に収納する収納部
9が設けられている。
【0003】前記掃除機本体1の後部には、電源コード
4の取出口10が設けられており、電源コード4は前記
取出口10から引き出される。本体1上部に設けられた
ブレーキ解除ボタン11を押すことにより、巻取ドラム
5の巻戻りを防止するブレーキ12が解除され、電源コ
ード4が巻取ドラム5に巻取られる。また、ハンドル体
8の取手7には、引出された電源コード4を引っかける
フック13が設けられている。
【0004】そして、図示しない操作部のスイッチをオ
ンすると、電動送風機2の吸引力により吸込口本体6か
ら塵埃を含んだ空気が吸い込まれ、吸込パイプ14を介
して掃除機本体1内の集塵袋3に塵埃が収集され、ろ過
された空気が本体1後部に設けられた排気口15を通り
外部に排出される。なお、図20中、16,17は車輪
である。
【0005】また、実公昭62−32511号公報で
は、電源スイッチとブレーキ解除ボタンを一体化してシ
ーソー状に動作させることにより、ブレーキ解除ボタン
の操作性および組立性を向上させた縦型電気掃除機が開
示されている。この掃除機では、ハンドル体が掃除機本
体に対して着脱自在とされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の縦型電気掃除機
では、ハンドル体8が掃除機本体1の収納部9に摺動自
在に挿入されており、収納あるいは使用時に応じて伸縮
自在に作動できる構造となっている。また、巻取ドラム
5についても、使用時には任意に引出し、収納時にはブ
レーキ解除ボタン11を押して収納できるようになって
いる。
【0007】したがって、使用時および収納時において
は、それぞれハンドル体8の伸縮操作、およびブレーキ
解除ボタン11の操作を個別に行わなければならないの
で、ユーザーに対して使用性の悪い構造となっていた。
【0008】また、掃除を行う場合に、取出口10から
引出した電源コード4を取手7に設けられたフック13
に取付けることにより、使用時に電源コード4が巻き込
まれないよう考慮されているが、ユーザーに対しては、
電源コード4を引出す、電源コード4をフック13に取
付けるという2行程の作業を強いることになるので、使
い勝手の悪いものとなっていた。
【0009】さらに、上記実公昭62−32511号公
報記載の掃除機においても、ブレーキ解除ボタンを押し
て電源コードを巻取り、ハンドル体を本体から取外して
掃除機を収納するので、2度手間となっていた。
【0010】本発明は、上記に鑑み、電源コードの巻取
りをハンドル体の収納操作に連動して行うことにより収
納性を向上させる縦型電気掃除機の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明請求項1,2によ
る課題解決手段は、図1の如く、掃除機本体1に、電源
コード4を巻取る巻取ドラム5と、該巻取ドラム5の巻
戻りを防止するブレーキ12と、上下動自在なハンドル
体8を摺動自在に収納する収納部9とを備え、前記掃除
機本体1下部に吸込口体6が回動自在に枢設された縦型
電気掃除機において、前記収納部9の内壁25に、前記
ハンドル体8の収納部9への収納動作によりハンドル体
8の長手方向の外周面に当接することによって前記ブレ
ーキ12を解除するブレーキ解除体35が出入自在に配
設されたものである。
【0012】そして、ハンドル体8の先端24aまたは
この先端24aに当接するブレーキ解除体35の先端3
5aを傾斜面としている。
【0013】請求項3による課題解決手段は、図3の如
く、掃除機本体1の外面に、ブレーキ解除体35を外部
から作動させる外部解除体41が設けられたものであ
る。
【0014】請求項4による課題解決手段は、図5の如
く、掃除機本体1の上面に、ブレーキ12を解除するブ
レーキ解除体47が突設され、前記ハンドル体8の取手
7に、前記ハンドル体8の収納状態で前記ブレーキ解除
体47に当接する凸部48が形成されたものである。
【0015】請求項5〜7による課題解決手段は、図8
の如く、収納部9の近傍に、ブレーキ12を解除するブ
レーキ解除体51が設けられ、ハンドル体8に、前記ブ
レーキ解除体51を作動させるブレーキ解除手段52が
設けられ、該ブレーキ解除手段52は、前記ブレーキ解
除体51に対して当接離間自在な連結片55と、該連結
片55を当接離間方向に移動する操作片56とから構成
されたものである。そして、該操作片56が前記ハンド
ル体8の取手7に移動自在に設けられ、前記操作片56
をブレーキ解除操作方向と逆方向へ移動する付勢体57
が設けられている。
【0016】請求項8,9による課題解決手段は、図1
2,13の如く、収納部9の近傍に、ブレーキ12を解
除するブレーキ解除体76が設けられ、ハンドル体8に
前記ブレーキ解除体76に当接する突起体77が設けら
れ、前記収納部9の内壁25に、前記突起体77を上下
に案内する縦溝78と、該縦溝78に連通して前記突起
体77を円周方向に案内する横溝79とが形成され、該
横溝79の終端79aに前記ブレーキ解除体76が出入
自在に配置されたものである。そして、前記突起体77
がブレーキ解除体76と離間するようにハンドル体8を
円周方向に付勢する付勢体80が設けられている。
【0017】請求項10,11による課題解決手段は、
図14,15の如く、収納部9の近傍に、ブレーキ12
を解除するブレーキ解除体86が設けられ、ハンドル体
8に前記ブレーキ解除体86に当接する突起体77が設
けられ、前記収納部9の内壁25に、前記突起体77を
上下に案内する第一縦溝83と、該第一縦溝83に連通
して前記突起体77を円周方向に案内する横溝84と、
該横溝84に連通して前記突起体77を下方に案内する
第二縦溝85とが形成され、該第二縦溝85の終端85
aに前記ブレーキ解除体86が出入自在に配置されたも
のである、そして、前記突起体77がブレーキ解除体8
6と離間するようにハンドル体8を上方向に付勢する付
勢体87が設けられている。
【0018】請求項12による課題解決手段は、図16
の如く、掃除機本体1の上面に、電源コード4の取出口
88を設け、ハンドル体8の取手7のフック89に前記
電源コード4を摺動自在に保持させる。
【0019】請求項13,14による課題解決手段は、
図17,18の如く、ハンドル体8の取手7に、電源コ
ード4の取出口91を設け、前記電源コード4を前記ハ
ンドル体8内に挿通し、前記ハンドル体8の取出口91
に前記電源コード4のプラグ4aを収納する格納部92
を設け、該格納部92の保持体93に前記プラグ4aを
保持させる。
【0020】
【作用】上記請求項1,2による課題解決手段におい
て、ハンドル体8を押し下げると、ハンドル体8が収納
部9内に入って行き、その道中でハンドル体8の先端2
4aがブレーキ解除体35の先端35aに当接する。さ
らに、ハンドル体8を下げると、ブレーキ解除体35は
ハンドル体8に押されて巻取ドラム5側へ移動する。
【0021】そして、ブレーキ解除体35の移動により
ブレーキ12が解除され、電源コード4が巻取ドラム5
に巻取られ、ハンドル体8は収納部9に収まって収納状
態となる。このとき、ブレーキ解除体35はハンドル体
8によって押されているので、巻取ドラム5は常にブレ
ーキ解除状態となり、この状態で電源コード4を引出し
ても、すぐに電源コード4は巻取られる。
【0022】次に掃除を行うとき、ハンドル体8を伸長
させてハンドル体8の先端24aがブレーキ解除体35
を通り過ぎると、ブレーキ解除体35への押圧が解除さ
れ、巻取ドラム5はブレーキ12がかかった状態とな
る。このとき、電源コード4を引出すと、任意の長さに
引出すことができ、ブレーキ12によって任意の長さに
保たれる。
【0023】請求項3による課題解決手段において、外
部解除体41を押すと、ブレーキ解除体35が押されて
ブレーキ12が解除される。したがって、掃除中であっ
ても外部解除体41を押すことにより、電源コード4の
引出し長さを自由に可変することができる。
【0024】請求項4による課題解決手段において、ハ
ンドル体8を収納して、ハンドル体8が収納状態となる
最下位置に達したとき、ブレーキ解除体47が凸部48
に押されてブレーキ12が解除される。
【0025】請求項5〜7による課題解決手段におい
て、操作片56を付勢体57に抗して移動させると、連
結片55が下方向に押されて連結片55がブレーキ解除
体51に当接する。そして、ブレーキ解除体51が押さ
れてブレーキ12が解除され、電源コード4が巻取られ
る。
【0026】その後、電源コード4の巻取りが終わって
操作片56を離すと、操作片56は付勢体57に押され
て元の位置に戻される。そして、連結片55が上方向に
移動してブレーキ解除体51から離間し、ブレーキ解除
体51が移動してブレーキ12がかかる。
【0027】請求項8,9による課題解決手段におい
て、ハンドル体8を押し下げると、ハンドル体8の突起
体77が縦溝78に沿って下方向に移動し、突起体77
が縦溝78の終端78aに達するとハンドル体8の下方
向の移動が止められる。
【0028】次に、ハンドル体8を円周方向に回動させ
ると、ハンドル体8は付勢体80を捩りながら回動して
突起体77が横溝79に沿って円周方向に移動する。そ
して、突起体77が横溝79の終端79aに達すると、
ブレーキ解除体76に当接してハンドル体8の回動が止
められ、ブレーキ12が解除されて電源コード4が巻取
られる。
【0029】そして、電源コード4の巻取りが終了して
ハンドル体8から手を離すと、ハンドル体8は付勢体8
0によって縦溝78の終端78aに戻されて止まり、突
起体77がブレーキ解除体76から離間して巻取ドラム
5にブレーキ12がかかる。
【0030】請求項10,11による課題解決手段にお
いて、ハンドル体8を押し下げると、突起体77が第一
縦溝83に沿って下方向に移動し、突起体77が第一縦
溝83の終端83aに達するとハンドル体8の下方向の
移動が止められる。そして、ハンドル体8を円周方向に
回動させると、突起体77が横溝84に沿って円周方向
に移動し、横溝84の終端84aに達して回動が止めら
れる。
【0031】次に、付勢体87に抗してハンドル体8を
下方向に押すと、突起体77が第二縦溝85に沿って下
方向に移動する。そして、突起体77が第二縦溝85の
終端85aに達すると、ブレーキ解除体86に当接して
ハンドル体8の移動が止められ、ブレーキ12が解除さ
れて電源コード4が巻取られる。
【0032】そして、電源コード4の巻取りが終了して
ハンドル体8から手を離すと、ハンドル体8は付勢体8
7によって上方向へ戻されて止まり、突起体77がブレ
ーキ解除体86から離間して巻取ドラム5にブレーキ1
2がかかる。
【0033】請求項12による課題解決手段において、
ハンドル体8を伸長させると、電源コード4はハンドル
体8とともに引出されて行く。そして、ハンドル体8が
最上方位置に達して使用状態となると、ブレーキ12が
かかった状態になり、フック89から電源コード4をさ
らに引出す。このとき、巻取ドラム4にはブレーキ12
がかかっているので、電源コード4は巻戻されない。
【0034】請求項13,14による課題解決手段にお
いて、ハンドル体8を伸長することにより、電源コード
4がハンドル体8に追従して引出され、電源コード4を
ハンドル体8内に挿通することにより外観が損なわれな
い。また、電源コード4のプラグ4aを格納部92に収
めて保持体93によって保持することにより、プラグ4
aが外側に突出せず操作の邪魔にならない。
【0035】
【実施例】
(第一実施例)本実施例の縦型電気掃除機は、図2の如
く、電源コード4の巻取ドラム5、集塵袋3および電動
送風機2を備えた掃除機本体1と、該本体1に対して上
下動自在なハンドル体8と、前記本体1の下部に回動自
在に枢設された回転ブラシ(図示せず)を有する吸込口
体6とから構成されている。なお、従来と同じ構成部品
には、同一符号を付している。
【0036】前記掃除機本体1は、縦長の箱状に形成さ
れており、本体1内には、前記吸込口体6に吸込パイプ
14を介して連通された前記集塵袋3を備えた集塵室2
1と、該集塵室21に連通された前記電動送風機2を備
えた送風機室22と、前記巻取ドラム5を備えたドラム
室23とに区画されている。そして、掃除機本体1の前
側で各室21〜23の前方には、前記ハンドル体8を摺
動自在に収納する収納部9が上下方向に貫通して形成さ
れている。
【0037】前記ハンドル体8は、取手7と、該取手7
の下部に固定された中空のパイプ24とから構成されて
いる。該パイプ24は、前記収納部9の上部に内嵌され
たパイプガイド25に摺動自在に挿入されている。該パ
イプガイド25は収納部9の内壁の一部とされている。
そして、パイプ24の先端24aは球状に形成されてい
る。なお、パイプ24には抜け出し防止用の係止片(図
示せず)が設けられており、ハンドル体8を引き出すと
パイプガイド25から抜けることなく係止されて使用状
態となる。
【0038】前記巻取ドラム5は、電源コード4を巻付
ける円筒部26と、該円筒部26を挟む両側のドラム板
27とからなり、ドラム室23内に支持軸28を介して
回動自在に支持されている。前記円筒部26には、渦巻
きばね29が内装されており、電源コード4を巻取る方
向(矢印A方向)に回動するよう付勢している。
【0039】前記巻取ドラム5と前記パイプガイド25
との間には、巻取ドラム5の巻戻りを防止するブレーキ
12が配されている。該ブレーキ12は、ドラム室23
に支持軸30を介して回動自在に支持された略へ字状の
ブレーキアーム31と、前記ドラム板27に圧接して巻
取ドラム5の回動を停止させる当接片32と、該当接片
32を前記ドラム板27に押圧させるコイルばね33と
から構成されている。前記当接片32は、ゴムあるいは
摩擦係数の高い合成樹脂等により形成されており、ブレ
ーキアーム31の短辺側31a先端に取付けられてい
る。前記コイルばね33は、ドラム室23に設けられた
ばね保持壁34と、前記ブレーキアーム31の長辺側3
1b先端との間に介装され、ブレーキアーム31を反時
計回りに付勢することにより、当接片32がドラム板2
7を押圧するよう働きかけている。
【0040】そして、前記パイプガイド25には、図1
の如く、前記ブレーキ12を解除するブレーキ解除体3
5が出入自在に配設されている。
【0041】前記ブレーキ解除体35は、その先端35
aが球状に形成された円筒形とされ、前記パイプガイド
25のブレーキ対向位置に形成された係合孔36にブレ
ーキ解除体35の先端35aが挿通される。また、ブレ
ーキ解除体35の中央には、ブレーキ解除体35のパイ
プガイド25側への移動を係止させる鍔部37が形成さ
れており、ブレーキ解除体35の後端が前記ブレーキア
ーム31に形成された受台38に嵌め込まれている。そ
して、ブレーキ解除体35の先端35aがパイプ24の
直径寸法の約1/3程度パイプガイド25から突出する
よう配されている。
【0042】上記構成において、掃除を終了して縦型掃
除機を収納するとき、ハンドル体8を本体1内に収納さ
せ、引出された電源コード4を巻取ドラム5に巻取る。
まず、ハンドル体8の取手7が最上方に位置する使用状
態からハンドル体8を押し下げると、パイプ24が収納
部9内に入って行き、その道中でパイプ24の先端24
aがブレーキ解除体35の先端35aに当接する。さら
に、ハンドル体8を下げると、ブレーキ解除体35の先
端35aはパイプ24に押され、ブレーキ解除体35が
巻取ドラム5側へ移動する。
【0043】ブレーキ解除体35の移動により、ブレー
キアーム31はその長辺側31bが押されて、コイルば
ね33が収縮し、短辺側31aが支持軸30を中心にハ
ンドル体8側へ回動されて当接片32がドラム板27か
ら離間する。すると巻取ドラム5は渦巻きばね29によ
って矢印A方向に回動され、電源コード4が円筒部26
に巻取られる。そして、パイプ24が収納部9に収まっ
てハンドル体8が収納状態となる。このとき、ブレーキ
解除体35はパイプ24によって押されているので、巻
取ドラム5はブレーキ解除状態となり、渦巻きばね29
によって常に電源コード4を巻取る方向に付勢してい
る。したがって、この状態で電源コード4を引出して
も、すぐに電源コード4は巻取られる。
【0044】次に掃除を行うとき、ハンドル体8を伸長
させる。そして、パイプ24の先端24aがブレーキ解
除体35を通り過ぎると、ブレーキ解除体35への押圧
が解除され、ブレーキアーム31の短辺側31aがコイ
ルばね33によって巻取ドラム5方向へ回動する。この
回動で当接片32はドラム板27に当接し、コイルばね
33によってドラム板27に圧接されてブレーキ状態と
なる。このとき、ブレーキ解除体35は、鍔部37によ
って収納部9側への突出が規制されており、その先端3
5aがパイプガイド25の係合孔36から突出した状態
で係止される。そして、取出口10から電源コード4を
引出すと、任意の長さに引出すことができ、ブレーキ1
2によって任意の長さに保たれる。
【0045】このように、掃除を終了してハンドル体8
を本体1に収納するだけで、ブレーキ12が解除されて
電源コード4が巻取られるので、従来のようにハンドル
体1の収納および電源コード4の巻取ボタン操作の2度
の操作を必要とせず、1度の操作で電源コード4を巻取
って掃除機を収納することができる。したがって、ユー
ザーに使用上の煩わしさを与えないので、使いやすい掃
除機を提供することができ、外観上においても、従来の
ブレーキ解除ボタンがなくなるので、スッキリした外観
の掃除機が得られる。
【0046】また、ハンドル体1を収納してしまえば、
ブレーキ12は常に解除状態となるので、電源コード4
が途中で片寄りのために止まっても、再度引出し収納さ
せる操作が容易に行える。
【0047】さらに、ハンドル体8の先端24aおよび
ブレーキ解除体35の先端35aを球状に形成している
ので、ハンドル体8の摺動に悪影響を与えず、ブレーキ
解除体35の押圧がスムーズに行え、操作性を悪化させ
ることはない。
【0048】(第二実施例)本実施例の縦型電気掃除機
では、図3,4の如く、掃除機本体1の外面に、ブレー
キ解除体35を外部から作動させる外部解除体41が設
けられている。該外部解除体41は、収納部9のパイプ
ガイド25を囲うよう形成された矩形の枠体42を有
し、該枠体42の一端に、掃除機本体1の前面に形成さ
れた係合孔43に出入自在なボタン部44が突設され、
枠体42の他端には、ブレーキ解除体35を挿通させる
挿通孔45が設けられている。
【0049】そして、枠体42のボタン部44側とパイ
プガイド25との間には、外部解除体41を前側方向に
付勢するコイルばね46が介装されている。枠体42の
他端はパイプガイド25に当接して前側方向への移動が
係止されており、ブレーキ解除体35の先端35aが枠
体42の挿通孔45とパイプガイド25の係合孔36を
貫通して配され、ブレーキ解除体35の鍔部37が枠体
42の他端に当接している。外部解除体41のボタン部
44を押すと、枠体42がコイルばね46に抗して巻取
ドラム5側に移動し、枠体42の他端がブレーキ解除体
35の鍔部37を押してブレーキアーム31が回動し、
当接片32がドラム板27から離間してブレーキ12が
解除される。なお、他の構成は第一実施例と同様であ
る。
【0050】このように、外部解除体41によりブレー
キ解除体35を外部から作動させることができるので、
ハンドル体8を引き出した使用状態であってもボタン部
44を押すだけで電源コード4の引出し長さを自由に可
変することができる。そして、ボタン部44を離すとブ
レーキ12がかかるので、掃除機の使用性を阻害するこ
とはない。
【0051】(第三実施例)本実施例の縦型電気掃除機
では、図5の如く、掃除機本体1の上面に、ブレーキ1
2を解除するブレーキ解除体47が出入自在に突設さ
れ、ハンドル体8の取手7に、前記ハンドル体8の収納
状態で前記ブレーキ解除体47に当接する凸部48が形
成されている。
【0052】前記ブレーキ12は、巻取ドラム5の上部
に配され、ブレーキアーム31にはブレーキ解除体47
が載置されており、本体1上部に形成されたボタン孔4
9からブレーキ解除体47の先端47aが突出してい
る。このブレーキ解除体47と対向した取手7の下部に
前記凸部48が配置されている。そして、ハンドル体8
を収納して行き、ハンドル体8が収納状態となる最下位
置に達したとき、ブレーキ解除体47の先端47aが凸
部48に押されてブレーキアーム31が回動してブレー
キ12が解除される。
【0053】このように、ハンドル体8を収納位置に下
げることにより、ブレーキ解除体47を作動させてブレ
ーキ12を解除するので、電源コード4の収納作業の手
間が省ける。しかも、ハンドル体8を伸長した状態の掃
除中であっても、ブレーキ解除体47を押すだけで電源
コード4の引出し長さを自由に可変することができる。
【0054】(第四実施例)本実施例の縦型電気掃除機
は、図6,7の如く、掃除機本体1内に下方から電動送
風機2、集塵袋3、巻取ドラム5の順で配置されてお
り、吸込口体6と集塵袋3とはホース50を介して連通
されている。そして、図8の如く、収納部9の近傍に、
ブレーキ12を解除するブレーキ解除体51が設けら
れ、ハンドル体8に、ブレーキ解除体51を作動させる
ブレーキ解除手段52が設けられている。なお、図中、
53はハンドル体8を収納状態で固定させる固定ボタ
ン、54は電源コード4用のフックである。
【0055】前記ブレーキ解除手段52は、ブレーキ解
除体51に対して当接離間自在な連結片55と、該連結
片55を当接離間方向に移動させる操作片56とから構
成されている。そして、該操作片56がハンドル体8の
取手7に移動自在に設けられ、前記操作片56をブレー
キ解除操作方向と逆方向へ移動させる付勢体であるコイ
ルばね57が設けられている。
【0056】前記ブレーキ12は、図9の如く、巻取ド
ラム5の外側に設けられたブレーキカバー58に摺動自
在に配された略L字状のブレーキ片59と、該ブレーキ
片59をハンドル体8の方向に付勢するコイルばね60
と、ブレーキ片59の屈曲側先端に取付けられゴム等か
らなる当接片61とから構成されている。該当接片61
が巻取ドラム5に当接してドラム5の回動を停止させ
る。また、巻取ドラム5は、円筒部62が一体形成され
た2枚のドラム板63a,63bからなる。ブレーキカ
バー58と遠い側のドラム板63aはドラム室23内に
固定されており、その中央に支持軸64が嵌合固定さ
れ、図示しない穿孔から電源コード4のリード線が引き
出されている。また、支持軸64に回動自在に支持され
た回動側ドラム板63bは、円筒部62内に渦巻きばね
65が内装され、円筒部62に前記ブレーキ12の当接
片61が当接する。
【0057】そして、ブレーキ片59の先端には、前記
ブレーキ解除体51が嵌め込まれており、その先端51
aが下方向に向かって突出するよう傾斜している。ま
た、パイプガイド25には本体1上面に連通した開口6
6が設けられており、該開口66にブレーキ解除体51
の先端51aがパイプガイド25の内面と同一位置にな
るよう配されている。
【0058】前記操作片56は、前記取手7の表面から
突出する三角形のツマミ部67と、取手7内に収納され
る矩形の移動部68と、該移動部68とツマミ部67を
連結する首部69とからなり、該首部69には薄板状の
鍔部70が設けられている。そして、前記ハンドル体8
の取手7には、前記移動部68を摺動自在に収納する縦
長の摺動室71が設けられている。取手7の前面には前
記首部69に係合して移動量を規制する規制孔72が設
けられ、前記摺動室71と取手7外壁との間に前記鍔部
70が移動自在に挟み込まれ、外部から内部構造が見え
るのを防いでいる。また、摺動室71の下方の壁と移動
部68との間に前記コイルばね57が介装されている。
【0059】前記連結片55は、薄板状の平板が大きく
略へ字状に形成された摺動部73と、該摺動部73の一
端に小さく山形に突出形成された当接部74とからな
り、ハンドル体8のパイプ24内に摺動自在に配置され
ている。そして、前記摺動部73の他端が操作片56の
移動部68に連結されており、当接部74の頂部74a
は、パイプ24に形成された連通孔75およびパイプガ
イド25の開口66からブレーキ解除体51側へ少し突
出するよう形成され、ブレーキ解除体51と当接可能と
されている。ハンドル体8を収納した収納状態で連通孔
75と開口66とが一致するよう配されている。なお、
他の構成は第一実施例と同様である。
【0060】掃除を終了して電源コード4を巻取ると
き、ハンドル体8を収納させて収納状態にする。そし
て、操作片56のツマミ部67をコイルばね57に抗し
て矢印B方向に移動させると、移動部68によって連結
片55が下方向に押され、図10のように連結片55の
当接部74がブレーキ解除体51に当接する。当接部7
4の頂部74aがブレーキ解除体51の先端51aの傾
斜に沿って摺動することにより、ブレーキ解除体51が
巻取ドラム5方向へ押されてブレーキ片59の当接片6
1が円筒部62から離れ、ブレーキ12が解除されて電
源コード4が巻取られる。
【0061】その後、電源コード4の巻取りが終わって
ツマミ部67を離すと、移動部68はコイルばね57に
押されて矢印B′方向へ移動して戻される。そして、連
結片55が上方向に移動し、当接部74がブレーキ解除
体51から離間して、コイルばね60によりブレーキ解
除体51がハンドル体8方向へ移動してブレーキ12が
かかる。
【0062】このように、ハンドル体8に設けられた操
作片56を作動させるだけで、ブレーキの解除ができる
ので、ハンドル体8の収納動作に連動して取手7から手
を離すことなく解除操作が行える。したがって、ブレー
キ解除操作が簡単になり、電源コード4を巻取るための
別の操作が不要になってその手間が省ける。しかも操作
片56をコイルばね57で付勢しているので、操作片5
6から手を離すとブレーキ12がかかり、ハンドル体8
が収納状態であっても電源コード4を引出して使用する
ことができる。
【0063】(第五実施例)本実施例の縦型電気掃除機
では、図11,12の如く、収納部9の近傍に、ブレー
キ12を解除するブレーキ解除体76が設けられ、ハン
ドル体8に前記ブレーキ解除体76に当接する突起体7
7が設けられ、収納部9のパイプガイド25に、前記突
起体77を上下に案内する縦溝78と、該縦溝78に連
通して前記突起体77を円周方向に案内する横溝79と
が形成され、該横溝79の終端79aに前記ブレーキ解
除体76が出入自在に配置されている。そして、前記収
納部9の下部に、前記突起体77が前記ブレーキ解除体
76と離間するようにハンドル体8を円周方向に付勢す
る付勢体であるコイルばね80が設けられている。
【0064】前記ブレーキ解除体76は、図13の如
く、その先端76aが横方向に傾斜して形成されてお
り、先端76aがパイプガイド25からハンドル体8側
へ突出しない位置に配されている。
【0065】前記突起体77は、その先端77aが球状
に形成された円筒形とされ、ハンドル体8のパイプ24
に一体形成されており、前記縦溝78および横溝79に
摺動自在とされている。そして、突起体77の先端77
aがパイプガイド25の外側より突出しない。
【0066】前記コイルばね80は、その下端が収納部
9下部の台座81に支持され、コイルばね80の上端に
は、縦溝78の直径方向と同じ方向に曲げられた終端部
80aが形成されている。そして、コイルばね80の内
径は、ハンドル体8のパイプ24の外径より大に設定さ
れている。
【0067】前記ハンドル体8のパイプ24は、収納時
の突起体77が縦溝78の終端78aに達したときにコ
イルばね80に嵌まり込む長さとされ、パイプ24の下
端には、突起体77の直径方向と同じ方向に形成された
山形状の切欠82が設けられ、前記コイルばね80の終
端部80aに係合する。なお、他の構成は第一実施例と
同様である。
【0068】掃除を終了して電源コード4を巻取ると
き、ハンドル体8を本体1内に収納する。このとき、ハ
ンドル体8を押し下げると、パイプ24の突起体77が
縦溝78に沿って下方向に移動し、突起体77が縦溝7
8の終端78aに達するとハンドル体8の下方向の移動
が止められる。そして、パイプ24の先端がコイルばね
80に嵌まり込み、切欠82がコイルばね80の終端部
80aに係合する。
【0069】次に、ハンドル体8を円周方向(矢印C方
向)に回動させると、突起体77が横溝79に沿って円
周方向に移動する。このとき、ハンドル体8はコイルば
ね80を捩りながら回動することになり、コイルばね8
0には矢印C′方向に戻ろうとする付勢力が働く。そし
て、突起体77が横溝79の終端79aに達する直前に
ブレーキ解除体76の先端76aに当接し、突起体77
がブレーキ解除体76の先端76aを押しながら横溝7
9の終端79aに到達してハンドル体8の回動が止めら
れ、ブレーキ解除体76が押されてブレーキ12が解除
されて電源コード4が巻取られる。
【0070】そして、電源コード4の巻取りが終了して
ハンドル体8から手を離すと、ハンドル体8はコイルば
ね80によって矢印C′方向へ戻されて突起体77が縦
溝78の終端78aで止められ、ブレーキ解除体76が
戻って巻取ドラム5にブレーキ12がかかる。
【0071】このように、ハンドル体8の収納時にハン
ドル体8を円周方向に回動させることによりブレーキ1
2が解除できるので、ハンドル体8の収納動作の一連の
動きで巻取操作が行える。したがって、ブレーキ解除操
作が簡単になり、電源コード4を巻取る別の操作が不要
になって手間が省け、電源コード4の巻取り用のボタン
が外部に突出しないので、スッキリした外観が得られ
る。
【0072】また、ハンドル体8から手を離すとコイル
ばね80の付勢力によって突起体77が円周方向に戻さ
れ、突起体77がブレーキ解除体76から離間してブレ
ーキ12がかかる状態となる。したがって、ハンドル体
8が収納状態であっても、ブレーキがかかっている状態
になるので、電源コード4を引出して使用することがで
きる。
【0073】(第六実施例)本実施例の縦型電気掃除機
では、図14の如く、掃除機本体1の収納部9のパイプ
ガイド25に、ハンドル体8に設けられた突起体77を
上下に案内する第一縦溝83と、該第一縦溝83に連通
して前記突起体77を円周方向に案内する横溝84と、
該横溝84に連通して前記突起体77を下方に案内する
第二縦溝85とが形成され、前記第二縦溝85の終端8
5aにブレーキ解除体86が出入自在に配置されてい
る。そして、収納部9の下部に、前記突起体77がブレ
ーキ解除体86と離間するようにハンドル体8を上方向
に付勢する付勢体であるコイルばね87が設けられてい
る。
【0074】前記ブレーキ解除体86は、図15の如
く、その先端86aが下方向に向かって突出するように
傾斜され、先端86aがパイプガイド25からハンドル
体8側へ突出しない位置に配されている。
【0075】前記コイルばね87は、その下端が収納部
9下部の台座81に支持され、コイルばね87の上端に
は、第二縦溝85の直径方向と同じ方向に曲げられた終
端部87aが形成されている。なお、他の構成は第五実
施例と同様である。
【0076】掃除を終了してハンドル体8を本体1内に
収納するとき、ハンドル体8を押し下げると、パイプ2
4の突起体77が第一縦溝83に沿って下方向に移動
し、突起体77が第一縦溝83の終端83aに達すると
ハンドル体8の下方向の移動が止められる。このとき、
コイルばね87の終端部87aは、突起体77が第一縦
溝83の終端83aに達する直前にパイプ24先端の切
欠82の斜面に当接し、ハンドル体8の下方向への移動
によってコイルばね87の終端部87aが切欠82の斜
面に沿って移動して、コイルばね87が矢印D方向に捩
れながら切欠82の頂部に達して係合する。そして、ハ
ンドル体8はコイルばね87の戻ろうとする付勢力によ
って円周方向(矢印D′方向)に回動され、突起体77
が横溝84に沿って円周方向に移動して横溝84の終端
84aに達する。
【0077】次に、コイルばね87に抗してハンドル体
8を下方向に押すと、突起体77は第二縦溝85に沿っ
て下方向に移動し、第二縦溝85の終端85aに到達す
る直前にブレーキ解除体86の先端86aに当接する。
そして、突起体77がブレーキ解除体86の先端86a
を押しながら第二縦溝85の終端85aに到達してハン
ドル体8の移動が止められ、ブレーキ解除体86が押さ
れてブレーキ12が解除されて電源コード4が巻取られ
る。
【0078】そして、電源コード4の巻取りが終了して
ハンドル体8から手を離すと、ハンドル体8はコイルば
ね87によって上方向へ戻されて突起体77が横溝84
の終端84aで止められ、ブレーキ解除体86が戻って
巻取ドラム5にブレーキ12がかかる。
【0079】このように、ハンドル体8の収納時にハン
ドル体8を下方向に押すことによりブレーキ12が解除
できるので、ハンドル体8の収納動作の一連の動きで巻
取操作が行える。したがって、第五実施例と同様の効果
が得られる。
【0080】(第七実施例)本実施例の縦型電気掃除機
では、図16の如く、掃除機本体1の上部に、電源コー
ド4の取出口88が設けられ、ハンドル体8の取手7の
先端下部に前記電源コード4を摺動自在に保持するフッ
ク89が設けられている。該フック89には電源コード
4を挿通する挿通孔90が形成され、電源コード4は挿
通孔90に嵌挿されている。他の構成は第一実施例と同
様である。
【0081】ハンドル体8を収納した収納状態のとき、
巻取ドラム5のブレーキ12は解除状態にあり、電源コ
ード4は渦巻きばね29によって常に巻取方向に付勢さ
れているので、電源コード4のプラグ4aは取手7のフ
ック89で係止され、電源コード4が取出口88から少
し引出された状態にある。
【0082】次に、ハンドル体8を伸長させると、電源
コード4はハンドル体8とともに引出されて行き、パイ
プ24によるブレーキ解除体35の押圧が解除されて巻
取ドラム5はブレーキ12がかかった状態となり、ハン
ドル体8が上方位置に達して使用状態となる。そして、
フック89に係止された電源コード4のプラグ4aを持
って電源コード4をさらに引出す。このとき、巻取ドラ
ム4にはブレーキ12がかかっているので、プラグ4a
を手から離しても電源コード4は巻戻されない。
【0083】このように、ハンドル体8を伸長すること
により、電源コード4が追従して引出されるので、取出
口88から電源コード4を引出すことがなく、手元の取
手7から引出すことができる。したがって、従来の掃除
機のように電源コード4を引出すための無理な姿勢をユ
ーザーに強いることがなく、電源コード4の引出し動作
が楽になって容易に行える。しかも、電源コード4の取
出口88が掃除機本体1の上部にあり、ハンドル体8の
伸縮方向と同じ方向に引出されるので、ハンドル体8の
伸長操作を阻害することなく、スムーズに作動させるこ
とができる。
【0084】(第八実施例)本実施例の縦型電気掃除機
では、図17の如く、ハンドル体8の取手7に、電源コ
ード4の取出口91が設けられ、前記電源コード4が前
記ハンドル体8内に挿通されている。そして、前記ハン
ドル体8の電源コード取出口91に、図18のように前
記電源コード4のプラグ4aを収納する格納部92が設
けられ、該格納部92に前記プラグ4aを保持する保持
体93が設けられている。
【0085】前記電源コード4の取出口91は、ハンド
ル体8の取手7の先端下部に設けられており、電源コー
ド4はパイプガイド25に形成された挿通孔94を貫通
し、ハンドル体8のパイプ24内を経由して取出口91
から引出される。なお、ハンドル体8のパイプ24に
は、ハンドル体8を収納したときにパイプ24の先端2
4aが挿通孔94で電源コード4に当接しないようにす
るスリット(図示せず)が設けられており、ブレーキ解
除体35が当接しない位置に形成され、ハンドル体8を
伸長させたときに本体1から露出しない寸法とされてい
る。
【0086】前記取出口91には、矩形の窪みが形成さ
れており、この窪みがプラグ4aを収納する前記格納部
92とされている。そして、プラグ4aを保持する保持
体93は、図19の如く、プラグ4aの両側に形成され
た係合凸部95と係合する係合溝とされ、格納部92の
両側に形成されている。前記係合凸部95が係合溝93
に嵌まり込んでプラグ4aが保持される。なお、他の構
成は第一実施例と同様である。
【0087】本実施例においても、ハンドル体8を伸長
することにより、電源コード4が追従して引出されるの
で、第七実施例と同様の作用効果が得られる。しかも、
第七実施例の縦型電気掃除機に比べて、電源コード4が
パイプ24内に挿通されているので、外観を損なうこと
はない。また、プラグ4aを格納部92に収めることに
より外側に突出しないので、ハンドル体8を収納して取
手7を持って本体1を移動させるときの邪魔にはなら
ず、ハンドル体8収納時にプラグ4aを本体1にぶつけ
て破損するようなことはない。
【0088】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論である。例えば、上
記第一実施例では、パイプ24の先端24aおよびブレ
ーキ解除体35の先端35aを球状としたが、両先端2
4a,35aを傾斜面としたり、あるいはどちらか一方
を傾斜面として、どちらか他方を平面状としてもよい。
また、その他の形状でもよい。
【0089】また、上記第一,第二,第五,第六実施例
では、電源コード4の取出口10を本体1の後面に設け
ていたが、取出口10を本体1の上面に設け、取手7に
フックを設けて電源コード4を保持してもよい。また、
第一,第二,第三,第五,第六実施例の掃除機の取手7
に取出口を設け、ハンドル体8内に電源コード4を挿通
してもよい。
【0090】さらに、第四実施例では、操作片56をス
ライド移動させて連結片55を上下動させていたが、操
作片56を上下に移動する押しボタンとしてもよい。
【0091】さらにまた、第五,第六実施例では、収納
部9に付勢体80,87を取付け、ハンドル体8に切欠
82を形成して付勢体80,87と切欠82とを係合さ
せていたが、ハンドル体8に付勢体80,87を取付
け、収納部9に切欠等の係合部を設けてもよい。また、
付勢体80,87はコイルばねに限らず、板ばね等のそ
の他のばねでもよい。
【0092】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明請
求項1によると、ハンドル体を掃除機本体に収納するだ
けで、ブレーキが解除されて電源コードが巻取られるの
で、従来のようにハンドル体の収納および電源コードの
巻取ボタン操作の2度の操作を必要とせず、1度の操作
で電源コードを巻取ることができる。したがって、ユー
ザーに使用上の煩わしさを与えないので、使いやすい掃
除機を提供することができ、外観上においても、従来の
ブレーキ解除ボタンがなくなるので、スッキリした外観
の掃除機が得られる。
【0093】また、ハンドル体を収納してしまえば、
ンドル体の長手方向の外周面の当接によってブレーキは
常に解除状態に維持されるので、ハンドル体に不用意に
外部より力が加わってハンドル体が収納部内を少々摺動
移動しても、その解除状態を確実かつ安定的に維持する
ことができ、電源コードが途中で片寄りのために止まっ
ても、再度引出し収納させる操作が容易に行える。しか
も、収納部の内壁にブレーキを解除するブレーキ解除体
が出入自在に配設されているので、ブレーキの解除はハ
ンドル体の掃除機本体への収納動作のみでしか行うこと
ができず、外部よりの不可抗力で不用意にブレーキ解除
体が操作されるのを確実に防止することができる。
【0094】請求項2によると、ハンドル体の先端およ
びブレーキ解除体の先端が傾斜しているので、ハンドル
体の摺動に悪影響を与えずスムーズに行え、操作性を悪
化させることはない。
【0095】請求項3によると、外部解除体によってブ
レーキ解除体を外部から作動させることができるので、
掃除中であってもハンドル体の位置に関係なく外部解除
体を押すだけで電源コードの引出し長さを自由に可変す
ることができる。したがって、任意にブレーキを解除す
ることができ、しかも外部解除体は外力が加わらないか
ぎり動かないので、掃除中は常時ブレーキがかかった状
態になり、掃除機の使用性を阻害することはない。
【0096】請求項4によると、ハンドル体を収納位置
に下げることにより、取手の凸部がブレーキ解除体を押
してブレーキを解除するので、ハンドル体収納時に強制
的にブレーキがかけられ、電源コードの収納作業の手間
が省ける。しかも、ハンドル体を伸長した状態の掃除中
であっても、ブレーキ解除体を押すだけで電源コードの
引出し長さを自由に可変することができる。
【0097】請求項5〜7によると、ハンドル体の取手
に設けられた操作片を移動させるだけでブレーキの解除
ができるので、ハンドル体の収納動作に連動して取手か
ら手を離すことなく解除操作が行える。したがって、ブ
レーキ解除操作が簡単になり、電源コードを巻取るため
の別の操作が不要になってその手間が省ける。しかも操
作片を付勢体によって付勢しているので、操作片から手
を離すと自動的にブレーキがかかり、ハンドル体が収納
状態であっても電源コードを引出して使用することがで
きる。
【0098】請求項8〜11によると、ハンドル体の収
納時にハンドル体を円周方向あるいは下方向に移動させ
ることによりブレーキが解除できるので、ハンドル体の
収納動作の一連の動きで巻取操作が行える。したがっ
て、ブレーキ解除操作が簡単になり、電源コードを巻取
る別の操作が不要になって手間が省け、電源コードの巻
取り用のボタンが外部に突出しないので、スッキリした
外観が得られる。
【0099】また、ハンドル体から手を離すと付勢体の
付勢力により、突起体がブレーキ解除体から離間してブ
レーキがかかる状態となるので、ハンドル体が収納状態
であっても、常にブレーキはかかっている。
【0100】請求項12によると、ハンドル体を伸長す
ることによりフックに保持された電源コードが追従して
引出されるので、取出口から電源コードを引出すことが
なく、手元の取手から引出すことができる。したがっ
て、従来の掃除機のように電源コードを引出すための無
理な姿勢をユーザーに強いることがなく、電源コードの
引出し動作が楽になって容易に行える。しかも、電源コ
ードの取出口が掃除機本体の上部にあり、ハンドル体の
伸縮方向と同じ方向に引出されるので、ハンドル体の伸
長操作を阻害することなく、スムーズに作動させること
ができる。
【0101】請求項13,14によると、ハンドル体を
伸長すると電源コードが追従して引出され、引出し動作
が容易になる。しかも、電源コードがパイプ内に挿通さ
れているので、外観を損なうことはなく、電源コードの
絡まりを防止することができる。また、電源コードのプ
ラグを格納部に収めることにより外側に突出しないの
で、ハンドル体を収納して取手を持って掃除機本体を移
動させるときの邪魔にはならず、ハンドル体収納時にプ
ラグを掃除機本体等にぶつけて破損するのを防止するこ
とができるといった優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例における巻取ドラムのブレ
ーキ解除機構部分の断面図
【図2】第一実施例の縦型電気掃除機の側断面図
【図3】第二実施例における巻取ドラムのブレーキ解除
機構部分の断面図
【図4】同じくその平面断面図
【図5】第三実施例における縦型電気掃除機の側断面図
【図6】第四実施例における縦型電気掃除機の正面図
【図7】同じくその側断面図
【図8】ハンドル体の断面図
【図9】ブレーキの断面図
【図10】ブレーキを解除した状態のハンドル体の断面
【図11】第五実施例における縦型電気掃除機の側断面
【図12】同じくハンドル体の正面図
【図13】ハンドル体の横断面図
【図14】第六実施例におけるハンドル体の正面図
【図15】ハンドル体の側断面図
【図16】第七実施例における縦型電気掃除機の側断面
【図17】第八実施例における縦型電気掃除機の側断面
【図18】同じく取手の格納部の拡大断面図
【図19】格納部の平面図
【図20】従来の縦型電気掃除機の側断面図
【符号の説明】
4 電源コード 5 巻取ドラム 7 取手 8 ハンドル体 9 収納部 12 ブレーキ 24 パイプ 25 パイプガイド 35,47,51,76,86 ブレーキ解除体 41 外部解除体 55 連結片 56 操作片 57,80,87 付勢体 77 突起体 78 縦溝 79,84 横溝 82 切欠 83 第一縦溝 85 第二縦溝 88,91 電源コードの取出口 89 フック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−325134(JP,A) 特開 平4−285517(JP,A) 実公 昭62−32511(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 9/26 A47L 5/28 A47L 9/32

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 掃除機本体に、電源コードを巻取る巻取
    ドラムと、該巻取ドラムの巻戻りを防止するブレーキ
    と、上下動自在なハンドル体を摺動自在に収納する収納
    部とを備え、前記掃除機本体下部に吸込口体が回動自在
    に枢設された縦型電気掃除機において、前記収納部の内
    壁に、前記ハンドル体の収納部への収納動作によりハン
    ドル体の長手方向の外周面に当接することによって前記
    ブレーキを解除するブレーキ解除体が出入自在に配設さ
    れたことを特徴とする縦型電気掃除機。
  2. 【請求項2】 ハンドル体の先端またはこの先端と接触
    するブレーキ解除体の先端が傾斜面とされたことを特徴
    とする請求項1記載の縦型電気掃除機。
  3. 【請求項3】 掃除機本体の外面に、ブレーキ解除体を
    外部から作動させる外部解除体が設けられたことを特徴
    とする請求項1記載の縦型電気掃除機。
  4. 【請求項4】 掃除機本体に、電源コードを巻取る巻取
    ドラムと、該巻取ドラムの巻戻りを防止するブレーキ
    と、上下動自在なハンドル体を摺動自在に収納する収納
    部とを備え、前記掃除機本体下部に吸込口体が回動自在
    に枢設された縦型電気掃除機において、前記掃除機本体
    の上面に、前記ブレーキを解除するブレーキ解除体が突
    設され、前記ハンドル体の取手に、前記ハンドル体の収
    納状態で前記ブレーキ解除体に当接する凸部が形成され
    たことを特徴とする縦型電気掃除機。
  5. 【請求項5】 掃除機本体に、電源コードを巻取る巻取
    ドラムと、該巻取ドラムの巻戻りを防止するブレーキ
    と、上下動自在なハンドル体を摺動自在に収納する収納
    部とを備え、前記掃除機本体下部に吸込口体が回動自在
    に枢設された縦型電気掃除機において、前記収納部の近
    傍に、前記ブレーキを解除するブレーキ解除体が設けら
    れ、前記ハンドル体の取手に設けられた操作片を操作す
    ることによって前記ブレーキ解除体を作動させるブレー
    キ解除手段が設けられたことを特徴とする縦型電気掃除
    機。
  6. 【請求項6】 ブレーキ解除手段は、ブレーキ解除体に
    対して当接離間自在な連結片と、該連結片を当接離間方
    向に移動させる操作片とから構成されたことを特徴とす
    る請求項5記載の縦型電気掃除機。
  7. 【請求項7】 操作片がハンドル体の取手に移動自在に
    設けられ、前記操作片をブレーキ解除体の操作方向と逆
    方向へ移動させる付勢体が設けられたことを特徴とする
    請求項6記載の縦型電気掃除機。
  8. 【請求項8】 掃除機本体に、電源コードを巻取る巻取
    ドラムと、該巻取ドラムの巻戻りを防止するブレーキ
    と、上下動自在なハンドル体を摺動自在に収納する収納
    部とを備え、前記掃除機本体下部に吸込口体が回動自在
    に枢設された縦型電気掃除機において、前記収納部の近
    傍に、前記ブレーキを解除するブレーキ解除体が設けら
    れ、前記ハンドル体に前記ブレーキ解除体に当接する突
    起体が設けられ、前記収納部の内壁に、前記突起体を上
    下に案内する縦溝と、該縦溝に連通して前記突起体を円
    周方向に案内する横溝とが形成され、該横溝の終端に前
    記ブレーキ解除体が出入自在に配置されたことを特徴と
    する縦型電気掃除機。
  9. 【請求項9】 突起体がブレーキ解除体と離間するよう
    にハンドル体を円周方向に付勢する付勢体が設けられた
    ことを特徴とする請求項8記載の縦型電気掃除機。
  10. 【請求項10】 掃除機本体に、電源コードを巻取る巻
    取ドラムと、該巻取ドラムの巻戻りを防止するブレーキ
    と、上下動自在なハンドル体を摺動自在に収納する収納
    部とを備え、前記掃除機本体下部に吸込口体が回動自在
    に枢設された縦型電気掃除機において、前記収納部の近
    傍に、前記ブレーキを解除するブレーキ解除体が設けら
    れ、前記ハンドル体に前記ブレーキ解除体に当接する突
    起体が設けられ、前記収納部の内壁に、前記突起体を上
    下に案内する第一縦溝と、該第一縦溝に連通して前記突
    起体を円周方向に案内する横溝と、該横溝に連通して前
    記突起体を下方に案内する第二縦溝とが形成され、前記
    第二縦溝の終端に前記ブレーキ解除体が出入自在に配置
    されたことを特徴とする縦型電気掃除機。
  11. 【請求項11】 突起体がブレーキ解除体と離間するよ
    うにハンドル体を上方向に付勢する付勢体が設けられた
    ことを特徴とする請求項10記載の縦型電気掃除機。
  12. 【請求項12】 掃除機本体の上面に、電源コードの取
    出口が設けられ、ハンドル体の取手に前記電源コードを
    摺動自在に保持するフックが設けられたことを特徴とす
    る請求項1,4,5,8あるいは10記載の縦型電気掃
    除機。
  13. 【請求項13】 ハンドル体の取手に、電源コードの取
    出口が設けられ、前記電源コードが前記ハンドル体内に
    挿通されたことを特徴とする請求項1,4,8あるいは
    10記載の縦型電気掃除機。
  14. 【請求項14】 ハンドル体の電源コード取出口に、前
    記電源コードのプラグを収納する格納部が設けられ、該
    格納部に前記プラグを保持する保持体が設けられたこと
    を特徴とする請求項13記載の縦型電気掃除機。
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