JPH0333662A - ロボットコントローラの検査方法 - Google Patents

ロボットコントローラの検査方法

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JPH0333662A
JPH0333662A JP1168855A JP16885589A JPH0333662A JP H0333662 A JPH0333662 A JP H0333662A JP 1168855 A JP1168855 A JP 1168855A JP 16885589 A JP16885589 A JP 16885589A JP H0333662 A JPH0333662 A JP H0333662A
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robot controller
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interface
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JP1168855A
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Inventor
Koji Hatanaka
浩二 畑中
Hiroshi Soeda
添田 浩
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はロボットコントローラの検査方法に関し、−層
詳細には、ロボットコントローラの機能が正常に動作す
るか否かを検査装置を利用して検査するロボットコント
ローラの検査方法に関する。
[従来の技術1 従来、ロボットコントローラの検査は、先ず、ロボット
コントローラを構成する部品を搭載したプリント基板に
ついて単体で導通を確認し、あるいは機能を確認し、さ
らに、当該プリント基板を実装するロボットコントロー
ラ本体についても配線の接続が仕様書通りになされてい
るか否かの確認等を実施している。その後、前記プリン
ト基板をロボットコントローラ本体に組み込み、機能の
確認検査を実施している。
この機能の確認検査は、通常、流れ作業によって実施さ
れ、その際、各検査工程毎に専用の信号発生器、測定器
あるいは検査治具をロボットコントローラに接続してい
る。なお、このような機能検査を行うに際しては、ロボ
ットコントローラ内部にも前記測定器あるいは検査治具
の出力信号とのインクフェースを整合させるための検査
用基板が組み込まれる。
例えば、ロボットの位置検出手段としてポテンショメー
タが採用されている場合にはロボットコントローラのポ
テンショメークインクフェースとしてはA/D変換器が
採用される。そして、このA/D変換器系の良否を確認
するためには、先ず、ロボットコントローラにデジタル
信号出力用の検査用プリント基板を搭載する。
そして、この検査用プリント基板にD/A変換器を接続
する。次に、その両端子間に電圧が印加されたポテンシ
ョメータの慴動端子と前記ロボットコントローラのポテ
ンショメークインタフェースとを接続し、次いで、前記
ポテンショメークのつまみを回転することにより数種類
のアナログ電圧信号を出力して、1種類のアナログ電圧
信号毎に当該アナログ電圧信号の電圧と、ロボットコン
トローラ内でA/D変換された後、再び前記D/A変換
器でD/A変換されたアナログ電圧信号の電圧とを電圧
計で比較して良否を判定している。
[発明が解決しようとする課題] 然しなから、前記したように、流れ作業でロボットコン
トローラの機能検査を行おうとすると、各工程において
信号発生器、測定器あるいは検査治具の接続および切り
離しの作業を行う必要があり、これが極めて煩雑な作業
となり、それによって製造コストが上昇するという問題
点が存在している。
さらに、前記ポテンショメータインタフェースを検査し
て異常値が確認された場合、A/D変換器自体の不具合
であるのか、検査用プリント基板の不具合であるのか、
またはデジタルデータのデータバスのいずれかのデータ
線が短絡あるいは開放状態にあって不具合が発生したの
かということについて、直接的に判別出来ないため、い
ずれの個所に不具合が発生しているのかということにつ
いてさらに原因究明作業を続行しなければならないとい
う不都合が露呈している。
本発明は前記の課題を解決するためになされたものであ
って、ロボットコントローラ側に所定の処理を実行する
ためのプログラムを内蔵したメモリ手段を備えること等
により、検査装置側のハードウェアおよびソフトウェア
が軽減出来、且つ工夫した検査信号を用いることにより
不具合が発生した際の原因究明作業を容易化し、結果と
して、ロボットコントローラ全体としての検査時間を大
幅に短縮することを可能とするロボットコントローラの
検査方法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 前記の課題を解決するために、本発明は両端子間に電圧
が印加されたポテンショメータの摺動端子から出力され
るアナログ信号を導入して所定の処理を実行するロボッ
トコントローラの検査方法であって、 前記ロボットコントローラと当該ロボットコントローラ
の機能を検査する検査装置とを電気的に接続する第1の
工程と、 前記検査装置からnを2以上の整数として、値(2h−
1)に対応するアナログ信号を前記ロボットコントロー
ラに導出する第2の工程と、前記ロボットコントローラ
において、 値(2”−1)に対応するアナログ信号をデジタルデー
タに変換する第3の工程と、 前記デジタルデータが予め定められた基準データの範囲
内のデータであるか否かをロボットコントローラ内で判
定する第4の工程と、を有する。
[作用] 前記のような手順からなる本発明に係るロボットコント
ローラの検査方法では、第1工程において被検査装置で
あるロボットコントローラと、当該ロボットコントロー
ラの機能を検査する検査装置とを電気的に接続し、 次いで第2工程において、前記検査装置からnを2以上
の整数として値(2”−1)に対応するアナログ信号を
前記ロボットコントローラに導出し、 第3工程では、前記ロボットコントローラを構成するA
/D変換器からなるポテンショメークインタフェースか
ら導入されたアナログ信号をデジタルデータに変換して
いる。
さらに第4工程では、当該ロボットコントローラ内のR
OM等のメモリ手段内に予め記録されている基準データ
と前記デジタルデータとを比較し、当該デジタルデータ
が前記基準データの所定範囲内のデータであるか否かを
判定する。
これらの工程を実施することにより、値(2”−1)に
対応するデジタルデータの各ビットの値がLSBビット
以上の特定桁までのデータが全て1となる性質を利用し
て、若し、検査実行中に、例えば、値1であるべき所定
桁が値0である等の不具合が発生した場合にはその原因
が、例えば、誤配線に基づく地絡等であると推定出来る
ことから、原因究明作業を容易化出来る。
[実施例] 次に、本発明に係るロボットコントローラの検査方法に
ついて好適な実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら
以下詳細に説明する。
第1図は本発明に係るロボットコントローラの検査方法
が適用される一実施例の検査システムの基本的な構成図
である。当該システムは基本的に検査装置10と外部記
憶装置として、例えば、フロッピィディスク12を利用
するパーソナルコンピュータ等の処理装置14とからな
る検査処理装置16と、前記検査装置10に電気的に接
続される被検査装置であるロボットコントローラ18と
から構成される。
前記検査処理装置16を構成する検査装置10はアナロ
グ信号および/またはデジタル信号を人出力するシーケ
ンサ20と、ティーチングボックスに対応する機能を有
する通信インタフェース手段としての通信インタフェー
ス基板22と、バッファ、リレー等を有するインタフェ
ース基板24とから構成されている。
第2図は第1図に示す検査システムのさらに詳細な構成
を説明する図であり、図から諒解されるように、前記処
理装置14は中央処理部28とキーボード30、および
デイスプレィ32からなり、当該処理装置14は前記シ
ーケンサ20を構成するインタフェース34により検査
装置10と接続される。シーケンサ20は前記インタフ
ェース34の他にCP U36、ROM3g、RA M
2O、検査時間を計測するタイマ41、デジタル信号を
送受するインタフェース42.44およびアナログ信号
を導入するA/D変換器と本発明の要部に係るアナログ
信号を導出するD/A変換器45a等を内蔵するインタ
フェース45とを有し、夫々の構成要素はパスライン4
6によって接続されている。なお、D/A変換器45a
は12ビツトのD/A変換器であり、そのLSBの重み
は5mVに設定され、従って、例えば、人力データ値2
000(7dOH)をIOVのアナログ電圧信号として
出力するように構成されている。なお、値7dOHの中
、記号Hは16進数による表示を意味している。
前記インタフェース44は通信インタフェース基板22
を構成するインタフェース48と接続されている。この
場合、通信インクフェース基板22は前記インタフェー
ス48以外にCP U50、ROM52、RAM54、
液晶デイスプレィであるLC0 D53に接続されるLCDインタフェース55およびシ
リアルデータとパラレルデータとを相互に変換するイン
クフェース56とから構成され、これらの構成要素はパ
スライン57によって相互に接続されている。なお、L
 CD53には、例えば、現在検査中である項目に対応
する番号が表示される。
前記通信インタフェース基板22は前記インタフェース
基板24を介して前記ロボットコントローラ18を構成
するティーチングボックス用インタフェース59に接続
されている。そして、ティーチングボックス用インタフ
ェース59およびパスライン64を介してロボットコン
トローラ18を構成するC P U62に導入された信
号(この信号が検査の開始を指令する信号である場合に
は、以下、検査開始指令信号という)に応答して、当該
CP 062はパスライン64を介して接続されるメモ
リ手段であるR OM66、RA M68等に記憶され
たプログラムに基づき所定の機能検査を開始する。
1 この機能検査の内容は、例えば、前記シーケンサ20を
構成するインタフェース45からインタフェース基板2
4を介して導入されたアナログ信号をA/D変換器72
aが内蔵されるポテンショメータインタフェース72を
介してデジタルデータに変換し、このデジタルデータが
予めROM66にプログラムとして記憶されている詳細
を後述する基準となるデータの範囲内であるか否か等に
ついてをCP U62が判断する内容である。
すなわち、ROM66には前記シーケンサ20と連動し
て当該ロボットコントローラ18の機能を検査するため
の検査実行ソフトウェアが組み込まれ、さらにこの検査
結果をRAM68に格納するための検査結果登録ソフト
ウェアが組み込まれている。なお、前記ポテンショメー
タインタフェース72に組み込まれるA/D変換器72
aは12ヒノトのA/D変換器であり、そのフルスケー
ル入力端子はIOVである。従って、IOVの電圧信号
が人力された場合にはデジタル値rlll111111
111 = F F F HJに変換される。ここで、
2 記号Hは前記と同様に16進表示を意味し、また、LS
Bの重みは2.44mVに対応する。
そこで、このポテンショメークインタフェース72を検
査するための基準データの中央値は、第3図C2欄に示
すように、例えば、A欄に示す第1検査番号のに対応し
て、rF F F HJに選択され、ロボットコントロ
ーラ18の周囲温度が常温、例えば、20℃における基
準データは、C2欄を参照することにより「FFFH±
10H」であり、それより低温、例えば、5℃または高
温、例えば、35℃における基準データはC5欄を参照
することにより、rFFFH±15H」に選択されてい
ることが諒解される。
なお、同図において、基準データの中央値は第1検査番
号の乃至第10検査番号■において、夫々、rFFFH
,7FFH,・・・、007H」FFFH=212 7FFH=2” 3FFH=2′0 1FFH=29 00FH=2’−1 007H=23−1 と表すことが出来るように、nを3以上の整数として値
(2”−1)に対応する。そして、以上の基準データは
前記検査番号に対応して予めロボットコントローラ18
を構成するR OM66内に記録されている。また、ポ
テンショメークインタフェース72の機能を検査する際
には1個の検査番号に対応して予め設定された回数M(
本実施例では20回)だけ検査を実行する。そして、判
定の結果、基準データの範囲内と判定された回数が値M
/2の整数部分に対応する値以上であった場合にはポテ
ンショメータインタフェース72が正常であると判定す
る。すなわち、記号(A)がへの整数部分を表すものと
し4 て設定回数Mが20回の場合には、 CM/2)=10回 以上基準内のデータであると判定されれば正常であると
判定される。換言すれば、範囲内のデータでないと判定
された回数が値〔M/2〕から1を減算した値以上の回
数であった場合には異常あるいは不良と判定される。例
えば、設定回数Mが20回の場合には、 CM/2) −1=10−1 = 9回すなわち、9回
範囲外であると判定された場合には異常と判定される。
若し、設定回数が19回であれば、夫々、 CM/2)=’9    → 正常 CM/2〕−1=8  → 異常 と判定される。
前記ロボットコントローラ18には前記したポテンショ
メータインタフェース72以外に図示し5 ない外部機器を駆動制御するために接続されるD/A変
換器(図示せず)を内蔵するサーボインタフェース74
およびその他のインタフェース76を備えている。さら
に、ロボットコントローラ18にはLCDインタフェー
ス77を介してLCD70が接続されており、この場合
、L CD70は機器の異常状態に係るデータを表示す
る機能を有している。さらに、前記ロボットコントロー
ラ18はRA M68のバックアップ電池80と、パス
ライン64に接続されるプリンタインタフェース82と
を有しており、プリンタインタフェース82の出力信号
およびバックアップ電池80の電圧信号は夫々前記シー
ケンサ20を構成するインタフェース44.45に、夫
々、導入される。
さらに、ロボットコントローラ18は温度制御可能な恒
温槽84内に収容され、当該恒温槽84内に装着された
温度センサ86の温度データが前記シーケンサ20を構
成するインクフェース42に導入される。
このようにして、シーケンサ20に導入された6 信号はシーケンサ20によって処理され、必要に応じて
処理装置14に送給され、外部記憶装置であるフロッピ
ィディスク12にデータが記憶される。この場合、シー
ケンサ20のROM2Sには前記ロボットコントローラ
18と連動して当該ロボットコントローラ18の機能を
検査するための検査実行ソフトウェアと、ロボットコン
トローラ18の検査終了時にそれまでの検査結果にかか
る信号を処理装置14に接続されるフロンビイディスク
12に登録するための検査結果登録ソフトウェアが組み
込まれている。
一方、処理装置14を構成する図示しないROMには前
記検査実行ソフトウェアおよび検査結果登録ソフトウェ
アの他に、例えば、月毎の不具合件数を棒グラフで表す
とともに年度毎の不具合件数を折線グラフ等でデイスプ
レィ32に表示することの出来る不良集計ソフトウェア
、並びに試験後のロボットコントローラの製造番号を管
理して当該製造番号にかかるロボットコントローラの出
荷先等を記録する生産管理ソフト7 ウェアが組み込まれている。
本実施例に係るロボットコントローラの検査方法が適用
される検査システムは基本的には以上のように構成され
るものであり、次にその動作について説明する。
先ず、恒温槽84内の内部温度を常温状態、例えば、2
0℃に設定する。次に、ロボットコントローラ18の人
出力信号線および温度センサ86の出力信号線と検査装
置lOの入出力端子を図示しないコネクタ等を用いて第
2図に示す状態に電気的に接続する。
次いで、検査装置10の図示しないリセットボタンスイ
ッチを一度操作する。これによって、処理装置14から
シーケンサ20を構成するインタフェース34を介して
第3図のA欄およびB+欄に示す検査番号と検査用デー
タがRA M2O内に記録されるとともに、シーケンサ
20を構成するROM3Bに記録された検査実行プログ
ラムが起動されCPU36の制御下にタイマ41がリセ
ットされ経過時間の計測を開始する。
8 次に、検査装置10とロボットコントローラ18間の通
信制御につき、本発明の要部に係るポテンショメータイ
ンタフェース72の検査方法と関連づけて第4図に示す
フローチャートを参照しながら説明する。
先ず、検査装置10を構成するシーケンサ20から第1
の検査信号にかかる第1の検査番号■を通信インタフェ
ース基板22、インクフェース基板24を介してロボッ
トコントローラ18を構成するティーチングボックス用
インタフェース59に出力する(STPI)。ここで、
第1検査番号のを表すデータはパラレルデータであり、
このパラレルデータがシーケンサ20を構成するRAM
40からパスライン46、インタフェース44を介して
通信インクフェース基板22を構成するインタフェース
48に導入された後、パスライン57を介してインタフ
ェース56に導入される。このインタフェース56によ
って前記パラレルデータがシリアルデータに変換された
後、インタフェース基板24を素通りしてティーチング
ボソクス用9 インタフェース59に導入され当該ティーチングボック
ス用インタフェース59でシリアルデータが元のパラレ
ルデータに再生される。
一方、ロボットコントローラ18を構成するCP U6
2は前記第1検査番号のに対応するデータがティーチン
グボックス用インタフェース59に導入されたか否かを
監視している(SrF2)。
次いで、シーケンサ20からインタフェース45および
インタフェース基板24を介してロボットコントローラ
18を構成するポテンショメータインタフェース72に
前記第1検査番号のに係る第1検査信号を出力する(S
rF2)。この第1検査信号はポテンショメータインク
フェース72を検査するための信号であり、この場合に
は、所定電圧10.00[:V)  (第3図B2欄参
照〉に係るアナログ信号が当該ポテンショメータインタ
フェース72に導入されることが必要である。
従って、このアナログ信号に対応するデジタルデータr
7dOH=2000」がCP U36によってROM3
gから読み出されてシーケンサ20を0 構成するインタフェース45に導入される。インタフェ
ース45には、第5図に示すように、D/A変換器45
a、バッファ45bおよびI/○45cが組み込まれて
おり、l1045cに接続されるインタフェース基板2
4内のリレー24aが付勢され、これに対応する接点2
4a、が閉成されることで、D/A変換器45aの作用
下に前記デジタルデータ7dOHがアナログ信号10.
00[V〕に変換されてロボットコントローラ18内の
ポテンショメークインタフェース72に導入される。
次に、シーケンサ20から検査開始指令信号を前記通信
インタフェース基板22、インタフェース基板24を介
してティーチングボックス用インタフェース59に出力
する(SrF4)。
この場合、ロボツトコントローラ18を構成するC P
 U62は前記検査開始指令信号が人力されたか否かを
監視する(SrF5)。
次に、前記第2ステツプにおける監視結果において第1
検査番号のがCP U62において導入されたと判断さ
れ、且つ前記第5ステツプにお1 ける監視結果において、検査開始指令信号がティーチン
グボックス用インタフェース59に導入されたと判断さ
れた際には、前記第3ステツプでポテンショメータイン
タフェース72に導入され、A/D変換器?2aによっ
てデジタルデータに変換されたデータがCP U62の
作用下にRAM68に記録される(SrF6)。
そこで、CP U62は前記第6ステツプで記録した第
1の検査信号にかかるデジタルデータとROMB2に格
納されている基準データrFFFH±10H」とを比較
し前記デジタルデータが基準データ以内のデータである
か否かの判定処理を行い、当該判定処理結果にかかるデ
ータをRA M68内の前記第1検査番号のに対応づけ
られたメモリアドレスに記録しておく  (SrF2)
次に、検査設定回数から値1が減算される(SrF8)
。すなわち、設定回数が(2(1−1)19とされる。
そして、この設定回数が0であるか否かが判2 定され、0でないので、再び第6ステツプに戻る(ST
P9)。
そこで、再びA/D変換器?2aからデータが読み取ら
れ、RA M2Sに記録される(再び5TP6)。
記録された後、この新しいデジタルデータと前記基準デ
ータとが比較され、比較結果にかかるデータがRAM6
8に記録される〈再び5TP7)。
このようにして、第6ステツプ乃至第9ステツプが20
回繰り返されると、次の第10ステツプにおいて、RA
M68に記録されている比較結果に係るデータについて
所定の判定処理を行った後、その判定処理結果に係るデ
ータをティーチングボックス用インタフェース59から
出力する(STPIO)。ここで、所定の判定処理とは
、前記したように、第7ステツプにおいて、基準データ
の範囲内と判定された回数が値CM/2)以上、すなわ
ち、10回以上であった場合には、ポテンショメータイ
ンタフェース72は正常であ3 ると判定され、回数が9回以下である場合には異常と判
定される処理である。なお、このように設定回数を複数
回とする判定処理方法としたのは、不要雑音の混入等に
よる誤判定を回避するためであり、また、値を値〔M/
2〕に決定したのは、少なくとも略半分を超える回数が
基準データの範囲内であれば被検査装置としてのロボッ
トコントローラ18には異常がないという経験則に基づ
いている。
次いで、RA M2Sに記録された処理結果にかかるデ
ータと同一のデータをティーチングボックス用インタフ
ェース59からシリアルデータとして出力し、インタフ
ェース基板24および通信インタフェース基板22を構
成するインタフェース56によりパラレルデータに変換
し、インタフェース48を介してシーケンサ20に出力
する。この際、表示手段としてのL CD70にはCP
 U62の作用下に前記第1検査番号のと処理結果にか
かるデータに応じた表示、例えば、正常である場合には
“○に′′、または異常である場合には4 ” N G ”の表示がなされている。
次いで、シーケンサ20を構成するC P U36は前
記処理結果にかかるデータがロボットコントローラ18
から出力されたか否かを監視する(STPII)。
そこで、この第11ステツプにおける監視結果において
前記処理結果にかかるデータが導入されたと判断された
際には、当該データをシーケンサ20を構成するR A
 M2O内に前記第1検査番号■と対応づけて記録して
おく  (STP12>。
次いで、シーケンサ20を構成するC P [36は検
査番号に1を加えて、この場合、第2検査番号■を生成
しく5TP13a) 、さらに、この1を加えられた第
2検査番号■が最終の検査番号(本実施例では0、第3
図A欄参照)に1を加えた値と同一であるか否かを確認
し、同一でないと判断された場合には当該第2検査番号
■にかかる第2検査信号を通信インクフェース基板22
を介してロボットコントローラ18に出力する(STP
13b)。
5 このようにして、再び第2検査信号にかかる試験が第1
ステツプからなされる。若し、前記第13bステツプに
おける判断結果が成立した場合には検査が終了する。
そして、この検査終了時においてロボットコントローラ
18に対する検査結果データはシーケンサ20から検査
結果登録プログラムに基づき処理装置14に送信された
後、外部記憶手段であるフロッピィディスク12に記録
される。
なお、基準データの中央値を第3図c4欄に示すように
選択しているのは、これに対応する基準データのビット
パターン<CS欄参照)が、rllll  1111 
1111J r0111 1111.  IIIIJroooo  
0000 0111J となるからであり、これによって、ロボットコントロー
ラ18内部のパスライン64を構成するデータバスのプ
リントパターンの地絡状態(例え6 ば、所定ビットが値0から変化しない)、バス間の短絡
状態(例えば、2つのビットが常に同一の値である〉お
よび誤接続等(上記した2n1に対応するビットパター
ンと異なる〉等が容易に確認出来るからである。
第6図は第1図および第2図に示す検査システムにおい
て、サーボインクフェース74の機能を確認する際のブ
ロック図であり、以下、この図に基づいてサーボインタ
フェース74の検査方法について説明する。
先ず、シーケンサ20からインタフェース44、通信イ
ンタフェース基板22およびインタフェース基板24を
介してロボットコントローラ18に前記サーボインタフ
ェース74の検査にかかる所定の検査番号を出力する。
この場合、ロボットコントローラ18を構成するC P
 U62は当該検査番号がサーボインタフェース74を
試験する信号であると判断した場合には、ROM66か
ら8種類のデジタルデータを読み出す。この場合、8種
類のデジタルデータは8レベルのアナログ信号7 に対応するデータである。
次に、この8種類のデジタルデータを図示しないD/A
変換器等から構成されるサーボインクフェース74を介
してアナログ信号に変換し、インタフェース基板24を
構成する接点24 C、、乃至24C,8を介してシー
ケンサ20を構成するインタフェース45に導入する。
この場合、インタフェース45はA/D変換器45dを
含むものであり、これによって、デジタルデータとされ
た信号はバッファ45bを介してシーケンサ20を構成
するC P U36に導入され、このCP U36によ
って当該デジタルデータが予めROM38に記録されて
いる基準となるデータの範囲内の値であるか否かが判定
される。この場合、シーケンサ20はサーボ軸切換信号
をバッファ45b、l1045cを介してインタフェー
ス基板24に送出する。これによって、インクフェース
基板24に配置されたリレー24C1乃至24Ceが順
次切り換えられ、これに対応して接点24C,、乃至2
4C,、が順次切り換えられ、所定レベルのアナログ信
号がA/8 D変換器45dに順次導入される。そして、A/D変換
器45dによって前記8種類のデジタルデータに対応す
るデジタイザデータに変換され、そのデータが1個毎に
CP U36によって比較判断処理される。これによっ
てサーボインタフェース74の常温における検査が終了
する。
以上のようにして常温に相当する温度で検査を実施した
後、次に、第2図に示す恒温槽84の温度を変化させ、
この変化させた温度で前記ポテンショメータインタフェ
ース72について、基準データの許容範囲を第3図C5
欄に示す値に広げる以外は前記のフローチャートに基づ
く試験を行う。サーボインタフェース74についても試
験を行う。
その後、再び常温に戻してさらに同様の検査を行い、当
該ロボットコントローラ18の検査を完了する。なお、
検査終了時には、シーケンサ20を構成するR A M
2Oに記録されたデータが処理装置14に転送されフロ
ッピィディスク12に記録され履歴データとして保存に
供される。
9 [発明の効果] 以上のように、本発明に係るロボットコントローラの検
査方法においては、ロボットコントローラ側に所定の処
理を実行するためのプログラムを内蔵したメモリ手段を
備えること等により検査装置側のハードウェアの構成お
よびソフトウェアが軽減出来、且つ工夫された検査信号
を用いることにより不具合が発生された際の原因究明作
業を容易化し、全体としての検査時間を大幅に短縮する
ことが出来る利点が得られる。
また、同一試験を複数回実施し、その判定を確率処理に
よっているので不要雑音の混入等による誤った判定が回
避される効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る検査方法が適用される一実施例
の検査システムの基本的な構成図、第2図は、第1図に
示ず検査ンステムの詳細構成図、 第3図は、第2図に示す検査システムの中、0 ロボットコントローラあるいはシーケンサを構成するR
OMあるいはRAM内に記録されたデータの説明図、 第4図は、第1図および第2図に示すロボットコントロ
ーラとシーケンサとの通信方法を説明するフローチャー
ト、 第5図は、第1図および第2図に示す検査ンステムの中
、ポテンショメータインタフェースを検査する際の説明
図、 第6図は、第1図および第2図に示す検査システムの中
、サーボインタフェースを検査する際の説明図である。 10・・・検査装置    12・・・フロッピィディ
スク14・・・処理装置    16・・・検査処理装
置18・・・ロボットコントローラ 66・・・ROM

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)両端子間に電圧が印加されたポテンショメータの
    摺動端子から出力されるアナログ信号を導入して所定の
    処理を実行するロボットコントローラの検査方法であっ
    て、 前記ロボットコントローラと当該ロボットコントローラ
    の機能を検査する検査装置とを電気的に接続する第1の
    工程と、 前記検査装置からnを2以上の整数として、値(2^n
    −1)に対応するアナログ信号を前記ロボットコントロ
    ーラに導出する第2の工程と、前記ロボットコントロー
    ラにおいて、 値(2^n−1)に対応するアナログ信号をデジタルデ
    ータに変換する第3の工程と、 前記デジタルデータが予め定められた基準データの範囲
    内のデータであるか否かをロボットコントローラ内で判
    定する第4の工程と、 を有することを特徴とするロボットコントローラの検査
    方法。
  2. (2)請求項1記載の方法において、Mを4以上の整数
    として第2乃至第4工程をM回実施したとき、第4工程
    における判定の結果、範囲内のデータであると判定され
    た回数が、値M/2の整数部分に対応する値以上の回数
    である場合には当該ロボットコントローラが正常である
    と判定することを特徴とするロボットコントローラの検
    査方法。
JP1168855A 1989-06-30 1989-06-30 ロボットコントローラの検査方法 Pending JPH0333662A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003233412A (ja) * 2002-02-07 2003-08-22 Toshiba Corp 点検装置及び点検対象装置並びに点検システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003233412A (ja) * 2002-02-07 2003-08-22 Toshiba Corp 点検装置及び点検対象装置並びに点検システム

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