JPH0333298A - ノンコートタイプインクジェット記録用紙及びその製造法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野〉 本発明ｕ１ノン］−トタイブのインクジェット記録用紙
及びくの！！１造法に関する。

更に詳細には、水性インクを用いるインクジェット記録
方式において、インク吸収速度及び耐水性に優れ、用紙
上に形成されるドツトの形状が円形で且つ光学濃度が高
い、高＠像度の画像を高速度で記録することのできるノ
ンコートタイプインクジエツト記録用紙およびその製造
法に関するものである。

（従来の技術） インクジェット記録方式は、インクを微小な液滴として
被記録面上に衝突、吸収、定着させることによってドツ
トを形成さ已、文字、記弓、図柄ど占った情報を記録さ
せるため、従来のインパクトタイプの情報記録方式に比
べて音が静かであり、Ａフィス内の騒音発生防止に役立
つほか、感熱記録方式のように特別な熱源あるいは感熱
発色層や熱転写フィルムといった情報記録媒体を必要と
しないこと、更に本記録方式においては、フルカラー化
が容易であることや高速であること、電子写真方式など
と異なり記録ヘッドが小型で大面積の情報記録ができる
などの特徴を有するため、近年特に注目されている。

上記インクジェット記録方式に用いられる被記録用紙１
よ、用紙の表面即ら、被記録面に顔料、バインダーから
なるコート病を有するコートタイプと、特に顔料とバイ
ンダーからａる塗液を用紙表面に塗工してはいないノン
コートタイプに大別される。

これらいずれのタイプのインクジェット記録用紙におい
ても以下の基本的特性が要求される。

すなわち、用紙上に記録されたインクドツトの形状が飛
翔して来る液滴の形態を良く重視していることが必要で
ある。このドツトの再現性の良否は真Ｉ′１１度（真円
性〉によって占い現わすことができる。

さらに、また最近は、ハード・シェアーの面からの改良
工夫も行なわれ、高速かつ畠精細／に両像情報の記録用
として液滴の小さな各種のプリンターが開発されている
。しかし、この液滴が小さくても、用紙表面に衝突後、
吸収、定着される過程で、液滴かにじみ、拡がってしま
うと、前述のような、高い解像力を必要とづる情報の記
録には適さないことになる。そこで、形成されたドツト
の大きさくドツト径）と液滴径との比で表わす、いわゆ
るにじみ率が小ざいことが重要な特性として要求される
。

更に、ドツトの径が小さい揚台、１〜ルーニールセンの
式からも導き出されるように、ベタ印字部に於いては光
学１度が低下してしまい、モノクロの場合には明度が上
り、人の眼には漆黒の部分においても灰色として写るこ
とになる。また、漢字などは、ドツトで形成される点や
画線部の光学濃度が低下するため、非画像部との濃度差
が小さくなり、秘訣性が損われたり、誤読されるため、
ドツトの光学Ｑ度が高いことも要求される。

また、印字されてから用紙表面あるいは用紙中に水性イ
ンクが吸収あるいは拡散、吸着されるまでの間にこすら
れると、形成したドツトの形状がくずれたり、４１内像
部に汚れを生じるため、これら液体の速い吸収性（吸収
速度）が要求される。

又、記録用紙に一０付右したインクドツトが水によって
洗い流されない、いわゆる耐水性も要求される。

さらに、多様な階ｖＡ表現を行ったり、多色の情報を記
録する場合には、同一個所に２乃１４．　（１！、ｌの
液滴を受理するため、大きな吸収容昂も必要とされる。

以上の様な各種の要求特性を満た寸べく、コートタイプ
、ノンコートタイプいずれのタイプにおいても、改良、
工夫がなされてきた。

特にコートタイプにおいては、用紙表面に顔料を塗布し
てドツトの形成を行わせしめる層を設けることができる
ため多くの検討がなされているが、上記各種の要求特性
が充分には満たされていない。

一方、ノンコートタイプにおいても、前述の全ての要求
特性をすべて充分に満たすものは、いよだ存在しない。

その理由の一つとしては、一般にパルプｌＩＩと填料を
主体として用紙が構成されるため、前述のように小さな
ドツトを形成させるためには、均一三次元空隙構造を形
成することが好ましいが、用紙の製造工程の問題あるい
は構成する繊維の形状が、約２０ＩｉＲφ×約数ｍｍで
あり、ミラ中７ ０的にも均一な三次元構造を有する用紙を構造すること
は権めて困封であることが挙げられる。

しかし、個々の特忰を満たすためには、各種の工夫が試
みられている。例えば、特開昭６３μｍ、５８４号には
、空隙率５０％以下、填料含有率が灰分として１０％以
上、ステキヒトサイズ度が６秒以下であることを特徴と
する水性インクによって記録するためのノンコートタイ
プの被記録材が開示されている。また、特開昭６２−２
０６１００号には、坪量が４０〜８５ｇ／Ｔｄの非塗工
紙で、直径０．２９５〜５．９０ＩＪＪＲの累槓細孔容
５が少なくとも０．６０ｄ／ｇ存在し、Ｈつ、直径０．
２９５〜２．２２ｍ　＋７）累Ｖ４１１ｉｌ孔容量が０
．２５ｄ／ｇ以上であり、また、紙屑への水の動的浸透
速度が一定の箱間にあることを特徴とするインク吸収性 エツトおよび感熱転写に奸適め被記録材が聞示されてい
る。上記Ｚ出願は、速やかなインク吸収性を得るため、
ステキヒトサイズ度が低い方に限定されている。

一方、特開昭６１μｍ、６８８５号には、スーア１ヒト
勺イズ度が１０秒以上であり、かつベック平滑度が１０
０秒以上６００秒以下であることを特徴とするインクジ
ェット記録用紙が開示されている。

ステキヒトサイズ度があまり低いと、ドツト径イズ剤が
疾水効果を示し、液体の拡散浸透を妨げる機能が現われ
、インクのにじみを押え、ドツトに不均一に分布してい
るとドツトの形状の不定形化などを生ずる１３それがあ
り、その防止のため、ｎ密度、高１１滑にする方法をと
っても、紙層構造の如何によっ（はかえってドツトの真
円度が低下づることかあるとにえられ学−る。

ざらに又、クレー等の比表面積が小さい填料が内添され
ている上質紙の場合、ドツトの光学濃度、ドツトの形状
、真円性は維持されても、インクの吸収性は悪く、印字
後に押さえのロールあるいはプラスブックス製の板で擦
られたり、指で触ると印字が乱れて解読できなくなった
り、非印字部分が汚れてしまうものがある。

いずれの場合も、前述のりべての要求特性を同時に充分
に〆満足することはできない。

（発明が解決しようとする課題） 本願発明は、インク吸収速度Ｊ３よび耐水性に浸れ、さ
らに従来の発明で一１分果たし得なかったドツトのにじ
み率が小さく、ドツト径が小さいが、光学濃度が高く且
つ真円度も高い、高速高粘細のプリンターに適合するノ
ン］−トクイブインクジェット記録用紙およびその製造
方法を提供することを１］的とする。

（課題を解決するための１段） 木発明者は、上記の［１的のため、全ての要求特性を同
時に満足するノンコートタイプのインクジェット記録用
紙につぎ鋭意検討の結果、（イ）パルプ及び填料として
ＢＥＴ比表面積が６ｍ２／９以上、好ましくは６〜３０
−／り、粒径が０．１へ・４０声、及び平均粒径が１〜
２５μｍ、好ましくは１〜３μｍの軽質炭酸カルシウム
をパルプに対して１０・〜１６］ｊｉｊ％、好ましくは
１２・〜１６重崩％、の割合で含有し、且つサイズ剤を
内添したシートに更に外添サイジングを施こしたか又は
（口〉パルプ及び填料としてＢＩＴ比表面積が１００ｉ
／ｇ以上、好ましくは１００〜３００ｍ’／’？、粒径
が０２〜２５ＩＩＩＲ，好ましくｔよ０４〜１７ｓ１及
び平均粒径が１．５・〜５μｍ、好ましく略よ２〜４μ
ｍ、の合成シリカをパルプに対して５〜１５重品％、好
ましくは７〜１２手吊％、の割合で金石し、且つサイズ
剤を内添したシートに史に外添１サイジングを施こした
、下記特性値を併有することをＦｌ徴とづるノンコート
タイプインクジェット記録用紙によれば前記［１的が達
成されることを見出し、本発明を完成した。

（ａ）ステキヒトサイズ度が１０秒以上、好ましくｔよ
　１０へ・　５０秒　、 （ｂ）平滑度が１０〜８０秒／１０ｍ、（Ｃ）インク吸
収速度が１秒未満、 （（１）耐水ＰＬ７０％以上、 （ｅ）ドツト真円度が０．５０以上、 （ｆ）ドツト円相当径が　１１０即以ド、奸よしくは５
０μｍ、００　ｕＭ。

（ａ）ドツトのにじみ率が２２０％以１・、好ましくは
１００−・２００％、そして （ｈ）ドツト光学潤度が０，７８以上。

因みに、上記軽質炭酸カルシウムとして２よ、（ｉ）カ
ルサイト型で角状の一次粒子径が０．１３〜０．２０μ
ｍで、二次粒子径が２．０へ・３０μｍのちの、（ｉｉ
）アラゴナイト型で柱状の一次粒子の長径が２０〜３０
μｍ、短径が０．６〜１．０−ものとカルサイト型で角
状の一次粒子径が０．２５μｓの一〇の（時開（ＩｒＩ
５３−４３０９７に記載のもの）とを１：１のυ１合で
混合１ノたもの、 （ｉｉｉ）アラゴナイト５１！で柱状の一次粒子の長径
が２０〜３０μｍ、短径が０，６〜１．０ｐのものとア
ラゴナイト型で柱状の一次粒子の長径が０．６〜１０μ
ｍ、短径が００８〜０．１２廓のもの（特開昭５１−５
１８５２に記載のもの）とを１＝１の割合で混合したも
の、（ｉｖ）カルサイト型で角状の一次粒子径が３〜４
μｓのものＣＩＳｊ間昭５１μｍ、０１９９に記載のも
の〉とアラゴブイト型で柱状の一次粒子の長径が０．６
〜１．０μｍ、短径が０．０８〜０．１２μｍのらのく
時間［５１−５１８５２に記載のもの〉とを１：１の割
合で混合したもの、（ｖ）（ｉ）のＩＩ！質炭酸カルシ
ウムとカルサイト型で角状の一次粒子径がＱ、　２５Ｉ
ｉｌＲのものとを１＝１の割合で混合したもの、及び （ｖｉ）／　　（ｉ）のａｍ炭酸カルシウムとアラゴナ
イト型で柱状の一次粒子の長径が２０〜３０μｍ、短径
が０．６〜１．０μｍのものとを１：１の割合で混合し
たもの、 の６種から選択された少なくとも１種の軒質炭酸カルシ
ウムであることが好ましい。なお、軽質炭酸カルシウム
が一次粒子が集合した二次粒子の形態をとっている場合
は、［３［１比表面積、粒径、平均粒径は、いずれも、
二次粒子のそれらを云う。

本光明のノンコートタイプインクジェット記録用紙に関
して、填料の比表面桔は室索ガスを用いてＢＥＴ法で測
定する。

ステキヒトサイズ度は、ＪＩＳ　　Ｐ８１２２に定める
測定法による。すなわち、５ｃｍ角の試験片の四周を折
り、２％ロダンアンモニウム溶液（２０−ｉ二１０℃）
に浮べ、同時に１％塩化第二鉄溶液１滴を落す。その瞬
間から３個の赤色は７０点が現われるよでの時間（秒）
を測定し、（７４７度とする。測定は試験片の両面につ
いて各５回行なう。結果は秒数を、１秒以下を四捨五入
して表示する。

平滑度は、Ｊ　Ａ　Ｐ　Ａ　Ｎ　　Ｔ　Ａ　Ｉ）　Ｐ　
Ｉ紙パルプ試験方法船５．ｍ−７４による１、 インク吸収速度は、千１戸ノン社製インクジェットプリ
ンターＢＪμｍ、３０Ａでテストパターンを印７後、１
秒間隔で指でこすって指が汚れるが否かを調べて判定す
る。

耐水性は、インク吸収速度の判定に使用したと同じプリ
ンターで印？後−晩放置した後、５分間流水中に浸漬、
処理前の光学′ｃｉ度で処理後の光学速度を除して比を
もとめる。

ドラ］・真円度は、定量的には、形状係数の逆数と定義
される。そして形状係数は（（ドツトの周囲長）２／（
ドラ１への実面積））Ｘ（１／４π）と定義される。具
体的には、例えば、ドツトを光学顕微鏡で３０倍に拡大
しＣｉｉ！ｉＩ像処理装置を用いてドツトの実面積及び
周囲長を測定して求めることができる。このように定義
される真円度は、円に対する形状の近似度を示すもので
、値が１に近いほどドツトの形状が円に近いことを意味
づる。

ドツト円相当径（ｄ）は、個々のドツトの面積（Ａ）を
π／４で除した値の平方根、すなわち、ｄ−（４Δ／π
）番と定義される。

ドツトのにじみ皐（ま、上記円相当径と飛翔してくるイ
ンク液滴法の直径との比と定義される。

ドツトの光・７°濶度は、ドツトを各々１０点り゛クラ
マイクロデンジ１〜メーターを用いて測定し、平均した
反射○、Ｄ、て・表わす。

本発明のインクジェット記録用紙（ま、次のようにして
製込づることができる。

すなわち、主原１３１は、木材パルプ等の繊維状物質（
パルプ）と填料とサイズ剤とであり、用紙臼体は、特定
の填料を使用し、内外風雨すイジングを施こづ以外は、
公知の方法で製逸され得る。

ここでいう１！紺状物質とは、広葉ＰＡ＋４からＥ＋、
’ｌ製した漂白クラフトパルプの外、釦葉樹漂自クラフ
トパルプ、木材以外の天然植物１ｉｆｔ、合成パルプ、
合成繊維、無機繊維等を単独もしくは配合したｂのをい
う。

繊維状物質のろ水度（Ｃ８Ｆ）が低いと、紙層中の細孔
容Ｒ１メ減少して緻密な構造となり、外細孔１￥＝分布
も小さい方ヘシフトする。すなわち、シートの表面或は
表層に存在づ゛る窪み或は細孔の径は小さくなる。この
ためインク液滴の浸透は各方向としほぼ同じ速度で進行
するため、ドツト形状が良くなるが、浸透速度は遅くな
り、いわゆるインクの吸収速度ｔよ低下する。反対に、
ろ水度（Ｃ３Ｆ）が高いとシート中の細孔容屋の増大と
平均径の増加が認められ、インクの吸収速度は速くなる
らののインクは細孔を通じてシート内を浸透して行くた
め浸透速度の差が大きくなりドツトの形状は真円から遠
のく。よって、ドツトの形状とインクの吸収性の雨音の
バランスからろ水度（Ｃ８Ｆ）は６００〜２００−とす
べきであり、望ましくは４５０〜２５０μｍである。

本発明のノンコートタイプインクジェット記録用紙にお
いて（ま、填料が重要であって、填料としては、特に所
定の特性値を右するＦ￥質炭酸カルシウム又は合成シリ
カが使用される。例えば、車！１炭酸カルシウムとタル
クとの混合物などを使用したのでは、本発明の特性値を
有するノンコートタイプのインクジェット記録用紙は得
られなかった。

填料の比表面積は、前記のように、窒素ガスを用いてＢ
ＥＴ法で測定される場合、軒質炭酸カルシウムのそれは
６ｍ’／ｇ以上、好ましくは６〜３０Ｔｒｌ／りであり
、合成シリカのそれ９よ１００＆、／’？以上、好まし
くは１００〜３００−ｄ／９である。比表面相が大き過
ぎるとドツトの耐候性が低下し、小さ過ぎると吸液特性
に劣る。因みに、填料の比表面積が大きい程インクの紙
層中或は紙表面での浸透が各方向で均一化するため、ド
ツトの形状が真円に近くなる。

唄別固体表面のエネル１！−が大きく、水との接触角が
小さくかつ填判粒子内或は粒子間に水を吸着できる空隙
或ｑ表面積を多く有づるものである場合、ｌｌＸ利の充
填率は高い方がインクの吸収速度がｉｒｓ　＜、ドツト
のにじみ率も小さくなるものの、紙質としては紙力の低
下を誘引する。このため−般に１１用紙の白色度、不透
明度といった光学特性と紙力とのバランスを考慮して填
料の充填率はあるＨＸ以下にコントＬ１−ルされる。一
方、充填率が低くなるとインクの吸収速度が低くなった
り、ドツト径が大きくなったりしてインクジェット用紙
適性を恢下さぜるが、紙力低下の影響は減少する。

よってこれらの性質と紙質、印字特性とのバランスを青
ｌｉ！すると前記填料の充填率は、軽質炭酸カルシウム
の場合は、パルプに対して１０〜１６重囲％、好ましく
は１２〜１６重量％であり、合成シリカの場合は、パル
プに対して５〜１５重ハ％、好ましくは７〜１２重６１
％である。

本発明のインフジエラ１〜記録用紙を製造するには、上
記のパルプ及び填料に内添サイズ剤を加えてまず紙料を
ＪＡ製し、次に常法により抄造して、好ましくはステキ
ヒトサイズ度が０．５〜１０秒のシートを得たのち、ざ
らに外添サイズ剤によってサイズ剤の均一な分角をはか
るとと０に製品のステキヒトサイズ度が１０秒以上、好
ましくは１０・〜５０秒になるようにする。

内添サイズ剤とは、一般に中性番ナイズ剤と吋ばれるア
ル１ルケテンダイマー系サイズ剤、アル９ニル無水コハ
ク酸系サイズ剤及びカヂオン化石？１１１樹脂系サイズ
剤をいい、パルプに対（〕で０．１〜１．５重量％加え
ることが適当である。

外添サイズ剤とは、スチレン−アクリル酸」ポリマー、
スチレン−マレイン酸］ポリマー、アルキルケテンダイ
マー、石ｉ＋ｔ＋　８１脂及びポリアクリルアミドｌを
いい、外添サイズ剤には必要に応じて’Ｉ　ＦＪ剤とし
て各種でんぷん、ポリビニルアルコール及びＣＭＣのい
ずれか１種又はこれらの混合物を加えることができる。

また、記録された文字、オ 画像の耐水性、射光ｔｈを高めるためにカチオン性のエ
ボ１シ樹脂、ボリアｌリルアミン、ポリアミンスルフォ
ン、染料定着剤、ポリアミドエビク１］ルヒドリン、ポ
リアミン、アルキルアミン、ポリアリルアミン塩酸塩、
アルカリ全屈の塩化物などをシート１−当り１ｇ以下付
着するように４Ｊ１用する。なお、外添サイズ剤にカチ
オン性のものを使用することにより、インクの耐水性を
付与することも可能である。この他に、本発明の目的を
阻害しない限度で界面活性剤、粘度調節剤、耐水化剤、
消泡剤、分散剤、青色用染顔料を配合してもよく、この
ような場合も本発明の範囲内である。

外添サイズ剤のト１？？らＩＩま、填料とし′Ｃ軽テ゛
（炭酸カルシウムを用いる場合【よ０．２ｘ　１０’〜
３Ｘ　１０−２ｇ／７７Ｉ２Ｐｉ！度、また、填料とし
て合成シリカを用いる場合番よ０．２〜３３／−程度が
適ヲ１である。

以上のようにして’ｔ−（ジンクの施こされた用紙のス
テキヒトサイズ度は１０秒以上、特に１０−！ｉ０秒と
なり、受理したインクのにじみを押え、ドツト径を小さ
くすることがＣき、また、１ノイズ剤が均一・に分角さ
れているので、ドツトの形状、ｑ法も安定する。

かくして得られる本発明のノン−」μｍ、〜タイプイン
クジ工ツト記録用紙のＰ／さは、紙１’ｌ　１’１度等
を調節するなどの常法にＪ：り加減することができるが
、カレンダーロールにより平滑度を適度に調整りるため
に加減することもある。しかし、平滑度をあまりに高く
すると、前記のとおり、ドツト形状に好ましくない影響
を与えるおそれがある。

本発明はノンコートタイプインクジェット記録用紙の提
供を［」的としており、平沿度は１０秒〜８０秒／ｄに
調整する。

以ド、実施例により本発明を具体的に説明する。

゛実施例１〜６く軒質炭酸カルシウム）市販製紙用広葉
樹晒クラフトパルプをろ水度（ＣＳ　「）２７０−まぐ
叩解後、第１表に記載の特性値を有づる填料軽質炭酸カ
ルシウムを同じく同表に記載のｌｉｔ比すＴ：パルプに
添加し、更に同表記載の内添ナイズ剤を記載６添加して
紙料を調製した。次に、この紙料を長網多筒５１１抄紙
機により抄紙し、得られたシートに外添リイズ剤をサイ
ズプレス方式により塗工した。

このようにして得られたノンコートタイプインクジェッ
ト記録用紙の特性値及び前記インクジェットプリンター
を用い−（印字したときの印字特性値を第２表に示す。

第 表 荒用化学工業〈株） 本２）・・・・・・スアレン アクリル酸コポリマーＩＢＬｓ−７２０Ｊミ台ナワヒラ
ミッククミカル＜＋Ｘ＞ 第 表 比較例１〜６〈軽質炭酸カルシウム〉 比較のために、実施例１〜６と同様にして、ただし特性
値の異なる原料を使用づるなど実施例１〜６とは異なる
製造条件で、ノンコートタイプインクジエツト記録用紙
を製）Δした。

製造条件並びに得られたノンコートタイプインクジェッ
ト記録用紙の特性値及び印゛：？特性値を、それぞれ、
第３表及び第４表に示す。

第 ３ 表 率１）・・・・・・アルキルケテンダイマー系すイズ剤
「リイズバインに９０１」 本２）・・・・・・スブレン アクリル酸コポリマーｒＢＬｓ ７２０」 第 表 第１表及び第３表中の填料の種類はつぎのとおり（゛あ
る。

Ａ・・・・・・カルサイト型角状−次粒子径０．１３・
−〇、２０ＩＪＩｎに次粒子径２０〜３．Ｏｐ。

Ａ′・・・カルサイド型角状−次粒子径０．１３−・０
．２０／ｌＩ／１１゜二次粉子径１，２〜２，０）ＪＭ
ｌ Ｂ・・・・・・カルサイト型角状−次粉子径０．０６−
０．１２即、二次粒子径０．６〜１Ｏμｍ、 Ｃ・・・・・・カルサイト型角状−次粒子径０．２５μ
７（１４開昭５３−４３０９７に記載のもの）、Ｄ・・
・・・・カルナイト型角状−次粒子径３〜４ｔＩＲ〆（
特開昭５１μｍ、０１９９に記載のもの）、Ｅ・・・・
・・アラゴナイト型柱状−次粒子長径２０〜３０ＪＩＩ
Ｒ１短径０．６〜１．ＯＩＪＭ。

「・・・・・・アラゴナイト型柱状−次粒子長径０．６
・〜１、０μｍ、短径０．０８〜０．１２１１Ｍ（特開
昭５５−５１８５２に記載のもの）、Ｇ・・・・・・カ
ルサイト型紡錘型二次粒子径３．２１ＩＩＲ０実施例７
〜９（合成シリカ） 填料として軽質炭酸カルシウムの代りに合成シリカＬｒ
’μｍ、０５０（水沢化学工業（を勺製）を使用した以
外は、実施例１〜６と同様の製）口条件でノンコートイ
ンクジェット記録用紙を製造した。

製）♂条件並びに（９られたノンコートタイプインクジ
ェット記録用紙の特性値及び印字特性値を、それぞれ、
第５表及び第６表に八ツ。

第 ５ 表 ＊１）・・・・・・アルギルケテンダイマー系す−イズ
剤「サイズバインに一９０１ｊ＊２）・・・・・・スヂ
レンーアクリル酸コポリマーｒＢＬｓ７２０」 第 表 比較例７〜９（合成シリカ） 比較のために、実施例７〜つと同様にして、ただし特性
値の異なる原料を使用するなど実施例７〜９どは異なる
″！ＡＪｕ条件で、ノン：１−トタイブインクジェット
記録用紙を製造した。

製造条ヂ■並びに得られたノンコートタイプインクジェ
ット記録用紙の特性値及び印字特性侑を、それぞれ、第
７表及び第８表に示づ゛。

第 表 ＊１）・・・・・・アルキルケアンダイマー系Ｆナイズ
済す「サイズバインに一９０１Ｊ＊２）・・・・・・ス
ヂレンーアクリル酸コポリマーｒＢｍｓ−７２０ｊ第 ８ 表 上記実施例及び比較例より理解されるように、本発明の
ノンコートタイプインクジェット記録用紙の緒特性値は
、例えば本発明のその製造法によって製造されるときに
、その全てが同時に充足されることに留意すべきである
。

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）パルプ及び填料としてＢＥＴ比表面積が６ｍ＾２
   ／ｇ以上、粒径が０．１〜４０μｍ及び平均粒径が１〜
   ２５μｍの軽質炭酸カルシウムをパルプに対して１０〜
   １６重量％の割合で含有し、且つサイズ剤を内添したシ
   ートに更に外添サイジングを施こした、次の特性値を有
   することを特徴とするノンコートタイプインクジェット
   記録用紙。 （ａ）ステキヒトサイズ度が１０秒以上、 （ｂ）平滑度が１０〜８０秒／１０ｍｌ、 （ｃ）インク吸収速度が１秒未満、 （ｄ）耐水性７０％以上、 （ｅ）ドット真円度が０．５０以上、 （ｆ）ドット円相当径が１１０μｍ以下、 （ｇ）ドットのにじみ率が２２０％以下、そして（ｈ）
   ドット光学濃度が０．７８以上。
2. （２）該軽質炭酸カルシウムが、 （ｉ）カルサイト型で角状の一次粒子径が０．１３〜０
   ．２０μｍで、二次粒子径が２．０〜３．０μｍのもの
   、（ｉｉ）アラゴナイト型で柱状の一次粒子の長径が２
   ０〜３０μｍ、短径が０．６〜１．０μｍのものとカル
   サイト型で角状の一次粒子径が０．２５μｍのものとを
   １：１の割合で混合したもの、 （ｉｉｉ）アラゴナイト型で柱状の一次粒子の長径が２
   ０〜３０μｍ、短径が０．６〜１．０μｍのものとアラ
   ゴナイト型で柱状の一次粒子の長径が０．６〜１．０μ
   ｍ、短径が０．０８〜０．１２μｍのものとを１：１の
   割合で混合したもの、 （ｉｖ）カルサイト型で角状の一次粒子径が３〜４μｍ
   のものとアラゴナイト型で柱状の一次粒子の長径が０．
   ６〜１．０μｍ、短径が０．０８〜０．１２μｍのもの
   とを１：１の割合で混合したもの、 （ｖ）（ｉ）の軽質炭酸カルシウムとカルサイト型で角
   状の一次粒子径が０．２５μｍのものとを１：１の割合
   で混合したもの、及び （ｖｉ）（ｉ）の軽質炭酸カルシウムとアラゴナイト型
   で柱状の一次粒子の長径が２０〜３０μｍ、短径が０．
   ６〜１．０μｍのものとを１：１の割合で混合したもの
   、 の６種から選択された少くとも１種の軽質炭酸カルシウ
   ムであることを特徴とする請求項１に記載のノンコート
   タイプインクジェット記録用紙。
3. （３）パルプ及び填料としてＢＥＴ比表面積が１００ｍ
   ＾２／ｇ以上、粒径が０．２〜２５μｍ及び平均粒径が
   １．５〜５μｍの合成シリカをパルプに対して５〜１５
   重量％の割合で含有し、且つサイズ剤を内添したシート
   に更に外添サイジングを施こした、次の特性値を有する
   ことを特徴とするノンコータイプインクジェット記録用
   紙。 （ａ）ステキヒトサイズ度が１０秒以上、 （ｂ）平滑度が１０〜８０秒／１０ｍｌ、 （ｃ）インク吸収速度が１秒未満、 （ｄ）耐水性７０％以上、 （ｅ）ドット真円度が０．５０以上、 （ｆ）ドットのにじみ率が２２０％以下、 （ｇ）ドット円相当径が１１０μｍ以下、そして（ｈ）
   ドット光学濃度が０．７８以上。
4. （４）該合成シリカが、ＢＥＴ比表面積１００〜３００
   ｍ＾２／ｇ、粒径が０．４〜１７μｍで平均粒径が２〜
   ４μｍの合成シリカであることを特徴とする請求項３に
   記載のノンコートタイプインクジェット記録用紙。
5. （５）パルプ及び填料としてＢＥＴ比表面積が６ｍ＾２
   ／ｇ以上、粒径が０．１〜４０μｍ及び平均粒径が１〜
   ２５μｍの軽質炭酸カルシウムをパルプに対して１０〜
   １６重量％の割合で含有し、且つアルキルケテンダイマ
   ー系サイズ剤、アルケニル無水コハク酸系サイズ剤及び
   カチオン化石油樹脂系サイズ剤から選択される少くとも
   １種のサイズ剤を内添した紙料を抄造し、次いで得られ
   たシートにスチレン−アクリル酸コポリマー、スチレン
   −マレイン酸ポリマー、アルキルケテンダイマー、石油
   樹脂及びポリアクリルアミドから選択される少くとも１
   種の表面サイズ剤を付着させて外添サイジングを施こす
   ことを特徴とする請求項１又は２に記載のノンコートタ
   イプインクジェット記録用紙の製造法。
6. （６）パルプ及び填料としてＢＥＴ比表面積が１００ｍ
   ＾２／ｇ以上、粒径が０．２〜２５μｍ及び平均粒径が
   １．５〜５μｍの合成シリカをパルプに対して５〜１５
   重量％の割合で含有し、且つアルキルケテンダイマー系
   サイズ剤、アルケニル無水コハク酸系サイズ剤及びカチ
   オン化石油樹脂系サイズ剤から選択される少くとも１種
   のサイズ剤を内添した紙料を抄造し、次いで得られたシ
   ートにスチレン−アクリル酸コポリマー、スチレン−マ
   レイン酸ポリマー、アルキルケテンダイマー、石油樹脂
   及びポリアクリルアミドから選択される少くとも１種の
   表面サイズ剤を付着させて外添サイジングを施こすこと
   を特徴とする請求項３又は４に記載のノンコートタイプ
   インクジェット記録用紙の製造法。