JPS6163477A - インクジエツト記録用紙 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （５）産業上の利用分野 本発明はインクを用いて記録する記録媒体に関するもの
であり１％に媒体上に記録され良画像や文字の濃度が高
く、吸収性及び記録画像の保存性に優れたインクジェッ
ト用記録媒体に関するものである。

［Ｆ］）従来技術及びその問題点 インクジェット記録方式は、インクの微小液滴を種々の
作動原理にエリ飛翔させて１紙などの記録媒体に付着さ
せ１画像、文字などの記録を行うものであるが、高速、
低騒音、多色化が容易、記録パターンの融通性が大きい
、更に現像、定漕が不要等の特徴があｐ、漢字を含め各
種図形及びカラー画像等の記録装置として、種々の用途
に於いて急速に普及している。更に、多色インクジェッ
ト方式により形成される画像は、製版方式による多色印
刷や、カラー写真方式による印画に比較して遜色のない
記録【得ることも可能であり１作成部数が少なくて済む
用途に於いては、写真技術による１りも安価であること
からフルカラー画像記録分野にまで広く応用されつつあ
る。

このインクジェット記録方式で使用される記録媒体とし
ては１通常の印刷や筆記に使われる上質紙やコーテツド
紙を使うべくａｔやインク組成の面から努力がなされて
来友。しかし、装置の高速化、高精細化あるいはフルカ
ラー化などインクジェット記録装置の性能の同上や用途
の拡大に伴ない、記録媒体に対しても工９高度な特性が
要求される工うになった。すなわち、当該記録媒体とじ
ては、インクドツトの濃度が高く１色調が明るく彩やか
であること、インクの吸収が早くてインクドツトが重な
った場合に於いてもインクが流れ出し′ｆｃり滲んだり
しないこと、インクドツトの横方向への拡散が必要以上
に大きくなく、かつ周辺が滑らかでぼやけないこと。更
に記８画像が紫外線や空気中の酸素又は水に曝された場
合の染料の抵抗性を低下させず、好ましくは増強させる
こと等が要求される。

これらの問題に解決するために、従来からいくつかの提
案がなされて来ｔ０例えば特開昭５２−５３０１２号に
は、低サイズの原紙に表面加工用の塗料ｒ湿潤させてな
るインクジェット記録用紙が、ま几、特開昭５３−４９
１１３号には、尿素−ホルマリン樹脂粉末を内添し九シ
ートに水溶性高分子を含浸させたインクジェット記録用
紙が開示されている。これらの一般厭タイブのインクジ
ェット記録用紙は、インクの吸収は速やかであるが、ド
ツトの周辺がほやけ易く、ドツトｅ度も低いと言う欠点
がある。

１に、特開昭５５−５８３０号には、支持体表面にイン
ク吸収性の塗層紫膜けたインクジェット記録用紙が開示
され、また、特開昭５５−５１５８３号では被覆層中の
顔料として非膠質シリカ粉末を便つ文例が、更に特開昭
５５−１１８２９号ではイ／り吸収速度の異なる２Ｎ構
造を便つ７’Ｃ塗抹紙の例が開示されている。これらの
コーテツド紙タイプのインクジェット記録用紙は、ドツ
ト径やドツトの形状、ドツト濃度や色調の再現性と言っ
た点では一般紙タイブのインクジェット用紙Ｌ９改良さ
れているが、これらの記録媒体に適用されるインクは水
溶性染料を便つ足水性イ／りが多く、記録媒体上に形成
された画像に水等がかかつ次場合、染料が再び溶解して
滲み出し几りして記録物の価値を著しく減少させる問題
点がある。

そこで、この欠点で改良するために１例えば特開昭５５
−５３５９１号には金属の水溶性塩を記録面に付与する
例が、ま７’Ｃ％開昭５６−８４９９２号にはポリカテ
オ／高分子′心解質ｒ表面に含Ｍする記録媒体の例が、
また、特開昭５５−１５０３９６号にはインクジェット
記録後、該イ７り中の染料とレーキを形成する耐水化剤
を付与する方法が、そして更に、特開昭５６−５８８６
９号には水溶性高分子盆塗布し友記録シートにインクジ
ェット記録後、該水溶性高分子上不溶化することに工っ
て、耐水化する方法が、それぞれ開示されている。

ところが、これらの耐水化法は耐水比の効果が弱かつ几
り、耐水ｆヒ剤が染料と何らかの反応上辺し染料の保存
性を低下させ７′ｃ、９して、充分な耐水性と耐光性ケ
両立させることはなかなか困難であつ几。

Ｃ）発明の目的 本発明者らは、水溶性染料を用いた水性インクで文字１
画像を記録するインクジェット記録用紙について、該画
像の耐水性及び耐光性を改善する方法について鋭意倹吋
し、その目的を達成した。

即ち、本発明の目的は、水溶性染料ｒ用りて記録した画
像の耐光性ｒ低下させずに、耐水性を改善し、インクジ
ェット記録に適した記録用紙を提供することにある。

（至）発明の構成及び作用 即ち１本発明は主としてパルプ繊維勿抄造して成る記録
用紙に、水溶性染料ｖｔ有する水性インクを用いて記録
画像紮得るインクジェット記録用紙が、カチオフ性樹脂
及び難溶性マグネシウム比合物を含有することに特徴と
するインクジェット記録用紙である。

本発明で云うカチオン性樹脂は、水に溶解した時解離し
てカチオフ性で提するモノマー、オリゴマーあるいはポ
リマーで指すが、好ましくは４級アンモニウム基ｋＷＬ
、特に好ましくは下記（１１〜（Ｖ）の一般式で表わさ
れる構造に有する化会物で云う。

（１）　　　ＣＬ　＋（ＩＨ２−ＣＨ−０すｎＨ（ＣＨ
２）ｍ 几２ 式中Ｒ１，１３ｒ２．　Ｒ，はアルキル基１ｍＨ１〜７
゜ｎは２〜１０．Ｙは酸基ｒ表わす。

（ＩＩ）〜（ＩＶ）の式中Ｒ１、Ｒ２は−ＣＨ，、−Ｃ
Ｈ２ＣＨｓ。

−Ｃ）１２−ＯＨ２−ＯＨ，Ｙは酸基を表わす。

（■　ポリアルキレンポリアミ／ジシアンジアミドアン
モニウム塩綱合物 一般式（１）で表わされる化合物は１例えばナルボ１７
−６０．７（ナルコケミカル社製）あるいはポリフィッ
クス６０１（昭和高分子社製）があげられる。

一般式（ＩＩ）〜ｍｌで表わされる化合物はポリジアリ
ルアミ／誘導体で、ジアリルアミン化合物の環化重合に
よって得られ、パーコール１６９７（アライド＝＋ｏイ
ド社）、　Ｃａｔ　Ｆｌｏｃ（Ｃａｌｇｏｎ　Ｃｏｒｐ
）。

ＰＡ８（日東紡績社）、ネオフィックス几ＰＤ（日華化
学社製）等を挙げることが出来ろ。

更に一般式（至）で表わされる出会ｖＪは例えはネオフ
ィックスＲＰ−７０（日華化学社＃りを挙けることが出
来る。これら一般式（１）〜（Ｖ）で表わされるカチオ
ン性樹脂の含Ｎ量は通常０．１〜４り♀、好ましくは０
．２〜２２汐使用する。

本発明で云う峻ｍ性マグネシウム化会物とは、酸化マグ
ネシウム、水酸化マグネシウム、炭酸マグネシウム、シ
ェラ酸マグネシウム、ケイ酸マグネシウム、水駿化炭酸
マグネシウム、縦置マグネシウムカルシウム等通常水へ
の溶解度が１％以下。

好ましくは０．２％以下、特に好ましくは、０．０５係
以下のマグネシウム化合物を指す。これらのマグネシウ
ム化合物の含１！ｔは０．０１〜２０１〜。

好ましくは０．０５ｆｚ冒〜１０９〜．エリ好ましくは
０．１ｔ／ｌｒｉ〜５２汐である。

本発明に於いては、これらカチオン性樹脂及び難溶性マ
グネシウム化合物を記録用紙に含有させる方法として、
パルプ繊維を離解してスラリーとし抄紙機で抄造せしめ
る際、カチオン性樹脂及び／又は難溶性マグネシウム化
合ＷＶパルグ繊維と混ぜてスラリーとし、抄造したり、
サイズプレス装置でこれらカチオン性樹脂及び／又は難
、爵性マグネシウム化会物忙分散又は溶解した塗工液を
付与し次すしてｔ肩させることが出来る。

また、抄造時に通常用いられる態様顔料や有機顔料４１
１料として併用しｆｃ９サイズプレス用塗工液に併用す
ることも出来る。爽に、通常サイズプレス液に用いられ
る水溶性樹脂や接着剤勿併用することも何ら差しつかえ
ない。

無機顔料としては例えば軽質炭酸カルシウム。

重質炭酸カルシウム、カオリ／（白土）、メルク。

硫酸カルシウム、硫酸バリウム、酸化チタン、酸化亜鉛
、ＩＩ化亜鉛、炭酸亜鉛、サテンホワイト。

ケイ酸アルミニウム、ケインウ土、ケイ酸カルシウム、
合成シリカ、水酸化アルミニウム、アルミナ、リトポ／
等の白色顔料及びＭ機顔料としては。

スチレン系グラスチックピグメント、アクリル系プラス
チックピグメ／ト、マイクロカプセル、尿素樹脂顔料等
がある。好ましくは軽質又は重質炭酸カルシウム、メル
ク、クレー、合成シリカが挙げられる。特に好ましくは
合成シリカであ）、ここで言う合成シリカとは、四塩化
ケイ素の熱分解による乾式法シリカ、ケイ酸ナトリウム
の酸、二酸化炭素、ア／モニウム塩などによる複分解沈
毅生成物等のいわゆるホワイトカーボン、ケイ酸ナトリ
ウムの酸などによる熱分解やイオ／交換樹脂１−を通し
て得られるシリカゾル又はこのシリカゾルを加熱熟成し
て得られるコロイダルシリカ、シリカゾルｔゲル化させ
、その生成条件ヶかえることに工って数ミリミクロンか
ら数十ミリミクロ７位の一次粒子がシロキサン結合ｒし
た三次元的な二次粒子となつ友シリカゲル、更にはシリ
カゾル。

ケイ酸ナトリウム、アルミ／鐵ナトリウム等を出発物質
として８０℃〜１２０℃で加熱して生成したいわゆる合
成モレキエラーシープ等、二酸化ケイ素を主体とする合
成ケイ素化合物７指す。

水ｌｄ性耐樹脂は接着剤としては１例えば、酸化澱粉、
エーテル化８Ｇ粉、カルボキシメチルセルロース、ヒド
ロキシエチルセルロース等のセルロース訪導体−カゼイ
ン、ゼラチン、大豆夕／白、ポリビニルアルコール及び
その誘導体、無水マレイン酸樹脂、通常のスチレン−ブ
タジェン共重合体。

メチルメタクリレートープタジエ／共重合体等の共役ジ
エン系重合体ラテックス、アクリル酸エステル及びメタ
クリル酸エステルの重合体又は共重合体等のアクリル系
重合体ラテックス、エチレン酢酸ビニル共重合体等のビ
ニル系重合体ラテンクス、或はこれらの各種重合体のカ
ルボキシル基等の官能基含有単量体による官能基変性重
合体ラテックス、メラミン樹脂−尿素樹脂１等の熱硬出
会成樹脂系等の水性接着剤、及びポリメチルメタクリレ
ート、ポリウレタイ樹脂、不飽和ポリエステル杭１脂、
塩化ビニル−酢酸ビニルコポリマー、ポリビニルブチラ
ール、アルキッド樹脂等の合成樹脂不接ＭＭが、単独あ
るいは複合して用いられる。

好ましくは戦役誘導体及び／又はポリビニルアルコール
、ポリビニルアルコール誘導体が用いられる。

又、パルプ繊維は１通常用いられる木材パルプを主体と
するものであるが１合成パルプ、合成繊維、カラス繊維
環、無機や有機の繊維状物質ｒ併用することも出来る。

本発明で云う水性インクとは、下記着色剤及び液媒体、
その他の添加剤から成る記録液体である。

着色剤としては直接染料、酸性染料、塩基性染料１反応
性染料あるいは食品用色素等の水溶性染料が好ましく用
いられる。

例えば、直接染料としては Ｃ，１，Ｄｉｒｅｃｔ　Ｂｌａｃｋ　　２．４．９．１
１．１４．１７．１９．２２．２７゜３２、３６．３８
．４１．４＆　４９．５１．５６゜６２、７１．７４．
７５．７７、７＆　８０．１０５、１０６．１０７．１
０８．１１２．１１３．１１７、１３．２．１４へ１５
４１９４ Ｃ，１，Ｄｉｒｅｃｔ　Ｙｅｌｌｏｗ　　１．２．４．
　＆　１１．１２．２４．２６．２７゜２８、３＆　３
４．３９．４１．４ス４４４＆ｓＯ，ｓｌ、　５＆　７
２．８５．８６．８７．８８゜９＆　１００．１１０ Ｃ，１，Ｄｉｒｅｃｔ　Ｏｒａｎｇｅ　６．　＆　１０
．２６．２９．３９．４１．４９．５１．１０２ Ｃ，１，Ｄｉｒｅｃｔ　Ｒｅｄ　　　１．２．４．８．
９．１１．１３．１７．２０．２３、２４．２＆　３１
．３３．３７．３９．４４゜４６、４７．４８．５１．
５９．６２．６３．７３゜７へ７７、８０．８１．８３
．８４．８５．９０゜９４、９９．１０１．、１０８．
１１０．１４５．１８９、１９７．２２０．２２４．２
２５．２２へ２２７、２３０ Ｃ６１，Ｌ）＋ｒｅｃｔ　Ｖｉｏｌｅｔ　　Ｌ　７＋　
９＋　１２１３５＋　４＆　５１．ｓｏ、　９４Ｃ，１
，Ｄｉｒｅｃｔ　Ｂｌｕｅ　　　Ｌ　２．６．　＆　１
５．２Ｌ　２５．３４．６９゜７０、７１．７ＳＬ　？
５．　７ａ　　７８．　８０．８１、８２．８３．８へ
　９０．９亀　１０６，１０８．１１０，１２０，１２
３，１５８，１６３゜１６亀　１９２，１９３，１９４
，１９５．１９へ　１９９，２００，２０１，２０２，
２０３゜２０７．２１８，２３６，２３７，２３９．２
４へ　２５８ Ｃ，１，Ｄｉｒｅｃｔ　Ｇｒｅｅｎ　　１．　ａ　＆　
２＆　３３．３７．６３．６４Ｃ：、１．Ｄｉｒｅｃｔ
　Ｂｒａｕｎ　　ＩＡ＋ス６．２５．２７．４４．５８
．１１００、ＩＯＬ　１０ａ　１１２，１７３，１９４
．１９５，２０９，２１０，２１１ 酸性染料としては Ｃ，１，Ａｃ１ｄ　Ｂｌａｃｋ　　１．　Ｚ、　７．１
６．１７．２４．２６．２＆　３１゜４１、４８．５２
．５＆　６０．６３．９４．１０７、１０９．１１２１
１１８．１１９．１２Ｌ　１２ス１３１．１５５．１５
６ Ｃ，１，Ａｃ１ｄ　Ｙｅｌｌｏｗ　　１．３．４．７．
１１．１２．１３．１４．１７゜１＆　１９．２３．２
５．２９．３４．３６．３８゜４０、４１．４２１４４
．４９．５３．５５．５９゜６１、　７１．７２．７６
、　７１Ｌ　９９．　１１１゜１１４，１１６，１２ス
　１３５．１６１．１７２Ｃ，１，Ａｃ１ｄ　Ｏｒａｎ
ｇｅ　　７．８．１０．３３．５６．６４Ｃ，１，Ａｃ
１ｄＲｅｄ　　　１．４．６．８．１＆　１４．１５．
１８．１９．２１、２６．２７．３０．３２．　３４．
３へ　３７．４０、　４２．５１．５２．５４．５７．
８０．８ス　８人８５．８７．８＆　　８９，９２．９
４９７，１０６．１０へ　１１０，１１５，１１９，１
２９，１３１．１３亀１３４１３５，１５４．１５氏　
１７４１７６．１８０．１８４．１８１Ｌ　１８７，２
４９．２５４２５６１３１７，３１＆ Ｃ，１，Ａｃ１ｄ　Ｖｉｏｌｅｔ　　７．　ＩＬ　１５
．３４３５．４１．４＆　４９．７５Ｃ，１，Ａｃ１ｄ
　Ｂｌｕｅ　　　Ｌ　７．９．２２．２＆　２５．２７
．２９．４Ｑ４Ｌ　４＆　４４４９．５１，５３，５５
．５＆５９．６２．７＆　８０，８１，８３，９０，９
２゜９λｌＯλ１０４，１１１，１１３，１１７゜１２
０．１２４．１２へ　１４５，１６７．１７１゜ＩＴ５
，１８３，２２９．２３４２３６Ｃ，１，Ａｃ１ｄ　Ｇ
ｒｅｅｎ　　　３．　ＩＬ　１９．２７．４Ｌ　９．　
ｌａ　２０．２５Ｃ，１，Ａｃ１ｄ　Ｂｒａｕｎ　　　
４１４塩基性染料としては Ｃ，１，Ｂａ５ｉｃ　Ｂｌａｃｋ　　λａＣ，１，Ｂａ
５ｉｃ　Ｙｅｌｌｏｗ　　１．２．１１．１２．１４．
２１．３２．３６Ｃ，１，Ｂａ５ｉｃ　Ｏｒａｎｇｅ　
　２．１５．２１．２２Ｃ，１，Ｂａ５ｉｃ　Ｒｅｄ　
　　１．２．９．１２．１３．３７Ｃ，１，Ｂａ５ｉｃ
　Ｖｉｏｌｅｔ　　１．３．７．１０．１４ｅ、１．Ｂ
ａ５ｉｃ　Ｂｌｕｅ　　　１．３．５．７．９．２４．
２５．２６，２８．２９Ｃ，Ｉ、Ｂａ５ｉｃ　Ｇｒｅｅ
ｎ　　１．４Ｃ，Ｉ、Ｂａ５ｉｃ　Ｂｒａｕｎ　　１．
１２反応性染料としては、 Ｃ，１，ＲｅａｃｔｉｖｅＢｌａｃｋ　　Ｌ　＆　５１
６．　＆　１２．１４Ｃ，１，几ｅａｃｔｉｖｅＹｅｌ
ｌｏｗ　　Ｌ　　２１３．　１３．　１４　１５．　１
７Ｃ，１，几ｅａｃｔｉｖｅＯｒａｎｇｅ　　２．、　
　＆　　７．　１６．　２Ｑ　２４Ｃ，Ｉ、Ｒｅａｃｔ
ｉｖｅＲｅｄ　　＆　７．１１．　Ｉ２１１５．１７．
２Ｌ　Ｉ２４、　：１３へ４＆６人６６ Ｃ，１，ＲｅａｃｔｉｖｅＶｉｏｌｅｔ　Ｚ　４５１　
＆　９Ｃ，１，ＲｅａｃｔｉｖｅＢｌｕｅ　　２．　＆
　７．ＩＬｌ＆１４１１１７．　　　　　　　　’１＆
　１９．２０．２Ｌ　２５，２７．２Ｂ、・３７、３１
Ｌ　４へ４１ Ｃ，Ｉ、ＲｅａｃｔｉｖｅＧｒｅｅｎ　　５．　７Ｃ，
１，Ｒｅａｃｔｉｖｅ　Ｂｒａｕｎ　　　１．７．１６
更に食品用色素としては Ｃ，１，Ｆｏｏｄ　Ｂｌａｃｋ　　　　２Ｃ，１，Ｆｏ
ｏｄ　Ｙｅｌｌｏｗ　　　Ｌ　４５Ｃ，１，Ｆｏｏｄ　
Ｒｅｄ　　　　２．　＆　７．９．１４．　ｌ　８７．
１９４１０４１Ｇ４１０５．１０６ Ｃ，１，Ｆｏｏｄ　Ｖｉｏｌｅｔ　　　　２Ｃ，１，Ｆ
ｏｏｄ　Ｂｌｕｅ　　　　１．２Ｃ，１，Ｆｏｏｄ　Ｇ
ｒｅｅｎ　　　　ｇ　３などが挙げられる。

ま友水性イ／りの液媒体としては、水及び水溶性の各Ｗ
Ａ有機浴剤−例えば、メチルアルコール。

エチルアルコール　ｎ−グロビルアルコール、′イソグ
ロビルアルコール、ｎ−７’ｆルアルコール、５ｅＣ−
ブチルアルコール、ｔｅｒｔ　−ブチルアルコール、イ
ソブチルアルコール等の炭素数１〜４のアルキルアルコ
ール類；ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド
等のアミド類；アセト／。

ジアセトンアルコール等のケト／ま友ハケト／アルコー
ル類；テト２ヒドロフう／、ジオキサン等のエーテル類
；ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール
等のポリアルキレングリコール類；エチルアルコール、
グロピレ／グリコール、フチレノクリコール、トリエチ
レ７　／　ＩＪコール、１．２．６−ヘキサンドリオー
ル、チオジグリコール、ヘキシレングリコール、ジエテ
レ／グリコール等のアルキレン基が２〜６個のアルキレ
ングリコール類：グリセリン、エチレングリコールメチ
ルエーテル、ジエチレングリコールメチル（又はエチル
）エーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテ
ル等の多価アルコールの低級アルΦルエーテル類等が挙
げられる。

これらの多くの水溶性Ｍ機溶剤の中でもジエテレ７　り
ＩＪコール等の多価アルコール、トリエチレンクリコー
ルモノメチルエーテル、トリエチレンクリコールモノエ
チルエーテル等の多価アルコールの低級アルキルエーテ
ルは好ましいものである。

その他の飽加剤としては例えばＰＨｆＡ節剤、金属封鎖
剤、防カビ剤、粘度ＦＡ整剤１表面張力調整ハリ、湿潤
剤、界面活性剤、及び防錆剤篩が挙げられる。

インクジェット通性の？！１１足は下記の方法に工っだ
。

耐光性はキャノン裂インクジェットプリンター（Ａ−１
２１０）ｋ用いて、　Ｃ，Ｍ、Ｙ、　Ｂｋの各イックで
ベタ印写して得た画像部について、キセノンフェードメ
ーター（スガ試験機■仕躯、ＦＡＩ。

−２５Ｘ−ＨｃＬ型）で４０℃、６０％、照度４１Ｗ／
−で４０時間照射し、照射前後の色一度でマクペスデ／
シトメーターＲＤ５１４で測定し、照射後の色蹟度を照
射前の色譲度で除した臘の６分率で耐光性（残存率）と
して示した。

耐水性は同じキャノン製イ／クジエツトグリ／ターを用
いて、Ｃ，八１．　Ｙ、Ｂｋの谷インクでベタ印写して
得九−１＃！部について３０℃の流水に３分間浸漬し、
浸ＵＲ前後の齢度ｔマクペスデ／シトメーター几Ｄ　５
１４で測定し１反Ｕ：を後し従度【浸漬画濃度で除した
百分４τ耐水性の値とし友。数値が旨い程耐水性が良好
である。

イ／り吸収速度は、シャープ製又はキャノン裂インクジ
ェットプリンターを用いて、赤印字（マゼンタ＋イエロ
ー）のベタ印字直後（約１秒後）に祇送りして、ペーパ
ー押えロール又は指等に接触させ、汚れが出るか出ない
かで判定した。

（匂　！ｌ！施例 以下に本発明の実施例を挙げて説明するが、これらの例
に限定されるものではない。尚実施例に於いて示す部及
びチは重量部及び重］［％を意味する。

実施例１ 戸氷炭３５０−のＬＢＫＰ７０部及び戸氷炭４００−の
ＮＢＫＰ３０部からなるパルプスラリーに甘酸シリカ（
日本シリカ社製ニップシールＬＰ）１０部、炭酸マグネ
シウム（神島化学社製　金星）５部、カチオン性樹脂（
日華化学社製ネオフィックス凡Ｐ−７０）２部を范加し
、アニオン性高分子量歩留り向上剤０．０１部忙癌加し
て長網伊紙機で坪瀘６８　ｆ／ｌｒｉの祇を抄造した。

抄紙機の途中に設けｔサイズプレス装置に１部濃度５％
の酸化鈑粉（８本食ｔ４ＲＭＳ　３８００　）’を付層
させ、常法辿り仕上げて実施例１の記録用紙とした。こ
の記録用紙についてインクジェット通性を測定した結果
を表１に示す。

実施例２ 戸氷炭３５０−のＬＢＫＰ７０部及びＦ水産４００−の
ＮＢＫＰ３０部からなるパルプスラリーにタルクｉｏｇ
、酸化マグネシウム（神島比学社製スターマグＭ）１０
部ｈａ加し、アニオン性高分子量歩留り°向上剤０．０
１部を添加して長網抄紙機で坪ｉｉ　７４　ｆ／背の紙
を抄造した。抄紙機の途中に設けたサイズプレス装置で
、ポリビニルアルコール（クラレ社製　ＰＶＡ１１７）
３％及びカチオン性樹脂（昭和高分子社製ポリフィック
ス６０１）２チから成るサイズプレスｆｉ’ｒ水込みで
６０　ｔ／ｒｒ？付層させて常法通り仕上げ、実施例２
の記録用紙とした。この記録用紙についてインクジェッ
ト通性を測定し７’Ｃ紹果を表１に示す。

比較例１ 実施例２０内砒ば比マグネシウムを炭酸カルシウムに代
えた他は実施例２と全く同様にして比較例１の記録用紙
を作成した。

比較例２ 実施例２のサイズプレス液中のカチオン性樹脂ｔアニオ
ン性樹脂（星光化学社製、スターガムＡ−１５）に代え
た他は実施例２と全く同様にして比較例２の記録用紙と
した。これら、比較例１゜２の記録用紙について、イン
クジェット通性で測定し几結釆を表１に示す。

実施例３〜６ ｐ氷炭３５０−のＬＢＫＰ８０部及びＰ氷炭４００ｒｎ
ｔのＮＢＫＰ２０部から成るパルプスラリーにメルク１
５部、アニオン性高分子量歩留り同上剤０゜０１部を箔
加して長網抄紙機で坪誼７８　ｆ／ｌげの紙を抄造し友
。抄紙機の途中に設は友すイズグレス装置にエリ、ポリ
ビニルアルコール（クラレ社製ＰＶＡ１１７）５％、カ
チオン性樹脂（昭沌高分子社製ポリフィックス６０１）
２チ、及び水酸化マグネシウム（神島化学社製÷２００
）’？各々０．１チ。

１％、５チ、１０％濃度に調整し友すイズグレス諷ｒ水
分込みで５０　ｆ／Ｗ？付着させて、常法に工り仕上げ
、各々実施例３．４，５．６の記録用紙とし友。これら
の記録用紙についてインクジェット適性を測足した結果
を表１に示す。

比較例３ 実施例３〜６のサイズプレス液から水酸化マグネシウム
を除いた他は実施例３と全く同様にして比較例３の記録
用紙とした。この記録用紙についてインクジェット適性
ｋ（Ｉｌｌ定し７′Ｃ＃釆１！−表１に示す。

実施例７ 実施例３〜６で使用したサイズプレス液に代えて、　ｃ
ＲＩＩＳＭ粉（日本食品社、４Ｍ８３８００）２％、合
成シリカ（日本シリカ社製エラグクールＬＰ）４４、酸
化マグネシウム（神島化学社製、スターマグＭ）２％、
カチオン性樹脂（日華化学社製ネオフィックスＲ，ｉ’
Ｄ）１．５％からなるサイズプレス漱１：ｉ＋２！用し
友。付７Ｉｔ童は水込みで４８Ｍ讐でろりた。この他は
実施例３〜６と全く同様にして仕上げて笑ｙＩｌＩ列７
の＝ｒ２ｍｒ紙とした。この記録用紙についてインクジ
ェット通性を評価し７’ＣＭ釆を表１に示す。

比較例４ 実施例７のサイズプレス液から教化マグネシウムを除い
た他は実施例７と全く同様にして比較例４の記録用紙と
し友。

比較例５ 実施例７のサイズプレス液からカチオン性ｗ脂忙除い九
他は実施例７と全く同様にして比較例５の記録用紙とじ
九。これら比較例４，５の記録用紙についてインクジェ
ット通性を評価し′！ｔ−Ｍ来を表１に示す。

比１１１２列６ 実施例７のサイズプレス液中の教化マグネシウムｒ塩化
カルシウムに代え友他は実施例７と全く同様にして比較
例６の記録用紙とした。

比較例７ 実施例７のサイズプレス液中の酸化マグネシラ　　　　
　　１ムτ塩化カルシウムに代えカチオ／性樹ＢＷ２除
い几他は実施例７と全く同様にして比較例７の記録−用
紙とした。これら比較例６．７の記録用紙についてイン
クジェット適性を評価した結果を表１に示す。

（ト］　　発明の効果 実施例２と比較例１．実施例３〜６と比較例３゜及び実
施例７と比較例４又は比較例６に於けるマゼンタＣＭ）
の耐光性の例【みてもゎかるＬうに。

゛カチオン性樹脂及びマグネシウム出会物の両方ｒ含有
する本発明による実施例に於いては耐光性。

耐水性共に良好で、特に、耐光性の得にくいマゼンタに
於いてその効果が著しい仁とが認められ、又、カルシウ
ムではその効果がなく、マグネシウムとの組會せにのみ
その効果があることが判る。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 主としてパルプ繊維を抄造して成る記録用紙に水溶性染
   料を含有する水性インクを用いて記録するインクジェッ
   ト記録に於いて、該記録用紙がカチオン性樹脂及び難溶
   性マグネシウム化合物を含有することを特徴とするイン
   クジェット記録用紙。