JPH0333230Y2 - - Google Patents

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JPH0333230Y2
JPH0333230Y2 JP1984132440U JP13244084U JPH0333230Y2 JP H0333230 Y2 JPH0333230 Y2 JP H0333230Y2 JP 1984132440 U JP1984132440 U JP 1984132440U JP 13244084 U JP13244084 U JP 13244084U JP H0333230 Y2 JPH0333230 Y2 JP H0333230Y2
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JP
Japan
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section
gutter section
fertilizer
gutter
clogging
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JP1984132440U
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JPS6147233U (ja
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  • Fertilizing (AREA)
  • Transplanting Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、作溝体の後部に配設した樋部に泥土
や肥料の詰まりを検出する検出器を設けた田植機
の側条施肥部における詰まり検出装置に関するも
のである。
[従来技術] 従来より、施肥播種機に関し、吐出パイプの下
端部に目詰まり検出用スイツチを設け、このスイ
ツチの作動により警報を発する警報器を設けた技
術は、例えば実開昭54−158708号等により公知と
なつている。
しかしながら、当該従来技術のものは、付着、
堆積する肥料等の詰まりをその圧力により検出す
るものであるため、詰まりを検出した時点では既
に詰まりがかなりの程度進行しており、事後の詰
まり除去作業が非常に繁雑であり、又詰まり発生
を早期に検出できないために不完全な施肥作業が
行われる作業域が大きく、事後の再施肥作業に多
くの作業工数を要し、施肥作業を効率的に行い得
ないという不具合を有していた。
さらに、上記従来技術のものは、目詰まり検出
用スイツチが吐出パイプ内に配設されており、そ
の周囲が開放されていないために、このスイツチ
付近に付着・堆積する肥料等を容易に除去するこ
とができないという不具合をも併有するものであ
つた。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案は、樋部に泥土や肥料が詰まつた場合、
これをいち早く検出できるようにしたものであ
り、さらにその詰まり除去を極めて簡単容易に行
えるよう提供するものである。
[問題点を解決するための手段] そのため、本考案では、作溝体1の後部に配設
した樋部2に泥土や肥料の詰まりを検出する検出
器5を設けた田植機の側条施肥部において、前記
樋部2を後方開放の横断面コ字状に形成する一
方、該樋部2内に堆積する泥土や肥料を電気抵抗
値の変化に基づいて検出する検出器5の一方の検
出端子を、前記樋部2の内方空間に突出状に設置
したものである。
〔作用・効果〕
本考案によれば、樋部2内に堆積する泥土や肥
料を電気抵抗値の変化に基づいて検出する検出器
5であるがゆえに、前述の従来技術の如き圧力検
出式のものと比較し、泥土や肥料の詰まりを早期
に検出することができる。
また検出器5の一方の端子を樋部2の内方空間
に突出状に設置しているため、樋部2の内方空間
の泥土や肥料のに詰まりを広範囲にわたり検出で
き、これによつても詰まりを早期に検出でき、事
後の再施肥作業を可及的に少なくすることができ
る。
さらに、検出器5を設置する樋部2を後方開放
の横断面コ字状に形成しているため、樋部2内の
詰まり除去作業を樋部2の後方より極めて容易に
行え、全体として施肥作業を極めて効率的に行う
ことができるのである。
[実施例] 次に、図面に示す実施例について説明する。
第2図は乗用田植機の後方となる植付部の一部の
側面図を示し、並設した各フロート6の上方に横
設する苗取出し板7の上方には横方向に往復動す
る苗載台8を斜設し、各フロート6の上方側にそ
れぞれ架設する植付ケース9の後部から駆動する
各植付爪10が苗取出し板7上からブロツク苗を
掻き取つて各フロート6の側方にそれぞれ植付け
ができるように装設し、それぞれの植付位置の横
側方にはそれぞれブラケツト11により架設する
各作溝体1が配備し、各作溝体1の後部には横断
面がコ字状で上下方向および後方を開放する高い
樋部2をそれぞれ連設して構成する。
各樋部2の上方から垂設する各施肥ホース4の
下端口4aを樋部2の上部に連通するようにして
その間にカバー12を被着し、前記施肥ホース4
内に回転自由に嵌挿したコイル形排出ばね杆3を
下端口4aから樋部2の下部内方まで延設し、連
結用ボルトの頭部13が前記排出ばね杆3の先端
部3aにひつかかるように樋部2の前面下部に突
設し、前記樋部2の内部上方で前記施肥ホース4
の下端口4aの下方側後方に接近する位置には泥
土や肥料が付着すると電気抵抗値が変化して検出
作動する検出器5の一方の端子を絶縁体5aを介
して樋部2の内方空間に突出状に設置し、第5図
に示すように、各作溝体1の後方の各検出器5
を、抵抗値を検出する比較回路14、増幅器1
5、ブザー16、バツテリー17、アース18の
回路に接続して構成する。
上方にはステー19により支持する各ホツパー
20を架設するとともに、各ホツパー20の下部
に連設した繰出し室21の下端側には各施肥ホー
ス4の上部を連通連設し、各繰出し室21内の中
間部には上蓋22、ロール23、下蓋24を嵌挿
し、上蓋22には1つの繰出し口25を、ロール
23には多数の繰出し孔26を、また、下蓋24
には1つの排出口27をそれぞれ形成し、上方の
ギヤケース28より垂設する回転軸29によりロ
ール23を回転駆動できるように装設するととも
にその回転軸29の下方側に前記排出ばね杆3の
上端側を連結し、前記ロール23の外周側となる
繰出し室21の外周部分には複数の通気口30を
形成する。
従つて、田植時には、各植付爪10による植付
位置の側方を作溝体1が前進して作溝することに
なり、繰出し室21内で回転するロール23によ
り繰出し孔26から肥料が繰り出される状態で、
回転する排出ばね杆3の補助作用によつて施肥ホ
ース4内を肥料が繰り出され、下端口4aから樋
部2内を落下して作溝内に入り側条施肥が行われ
ることになるが、下端口4aの下方近傍となる樋
部2の上部側に泥土や肥料が付着する状態になる
と、早期に検出器5が作動してブザー16により
警報できることになつて、作業者は直ちに処置す
ることができることになる。
また、樋部2内方の詰まり除去作業は、樋部2
の後方開放部から極めて容易に行うことができ
る。
そのようにして、回転する排出ばね杆3が繰出
しの補助作用を行つている状態で、排出ばね杆3
の先端部3aはボルト頭部13に引つかかるた
め、1回転に1度、弾圧回転を与えることになつ
て排出ばね杆3は一たん上方に押し上げられて引
つかかりより外れると下方に伸長し共振回転する
ことになり、そのために、ばね杆内にだんご状に
付着しているものがとれるとともに、外周側の付
着もとれることになる。
また、従来は繰出し室21の内部が密閉されて
いるので夜間に放置しておくと結露することにな
つて、肥料が吸湿し、乾燥して、固結し詰まるこ
とになるが、繰り出し室21外周の通気口30よ
り外気を流通させて結露を防ぐことがでることに
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は要部の側断面図、第2図は田植機にお
ける植付部の一部の側面図、第3図は第2図の一
部の断面図、第4図は第1図の一部の平面図、第
5図は回路図を示す。 1……作溝体、2……樋部、5……検出器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 作溝体1の後部に配設した樋部2に泥土や肥料
    の詰まりを検出する検出器5を設けた田植機の側
    条施肥部において、前記樋部2を後方開放の横断
    面コ字状に形成する一方、該樋部2内に堆積する
    泥土や肥料を電気抵抗値の変化に基づいて検出す
    る検出器5の一方の検出端子を、前記樋部2の内
    方空間に突出状に設置したことを特徴とする詰ま
    り検出装置。
JP13244084U 1984-08-30 1984-08-30 田植機の側条施肥部における詰まり検出装置 Granted JPS6147233U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13244084U JPS6147233U (ja) 1984-08-30 1984-08-30 田植機の側条施肥部における詰まり検出装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP13244084U JPS6147233U (ja) 1984-08-30 1984-08-30 田植機の側条施肥部における詰まり検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6147233U JPS6147233U (ja) 1986-03-29
JPH0333230Y2 true JPH0333230Y2 (ja) 1991-07-15

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ID=30691006

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JP13244084U Granted JPS6147233U (ja) 1984-08-30 1984-08-30 田植機の側条施肥部における詰まり検出装置

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0534499Y2 (ja) * 1986-10-07 1993-09-01
JPH0536330Y2 (ja) * 1986-04-14 1993-09-14
JPH0440426Y2 (ja) * 1986-03-22 1992-09-22
JPH0531856Y2 (ja) * 1986-03-22 1993-08-17

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54158708U (ja) * 1978-04-26 1979-11-06

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Publication number Publication date
JPS6147233U (ja) 1986-03-29

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