JPH0536330Y2 - - Google Patents

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JPH0536330Y2
JPH0536330Y2 JP1986055855U JP5585586U JPH0536330Y2 JP H0536330 Y2 JPH0536330 Y2 JP H0536330Y2 JP 1986055855 U JP1986055855 U JP 1986055855U JP 5585586 U JP5585586 U JP 5585586U JP H0536330 Y2 JPH0536330 Y2 JP H0536330Y2
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fertilizer
arm
groove
sensor
furrower
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  • Fertilizing (AREA)
  • Indicating Or Recording The Presence, Absence, Or Direction Of Movement (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば田植機等に装備される施肥装
置のセンサーに係り、詳しくは、繰出し機構から
送り出される粉粒状の肥粒をホース及び作溝器を
介して圃場の施肥溝内に落下供給するように構成
するとともに、前記作溝器内に付着・堆積する肥
料を電極間の電気抵抗値の変化に基づいて検出す
るようにしてある施肥装置の詰まりセンサーに関
する。
〔従来の技術〕
この種の施肥装置の詰まりセンサーとしては、
一方の電極を作溝器本体に接続してアースすると
ともに、他方の電極を作溝器内壁に肉薄にして付
設された絶縁体に突起状にして支持させてあり、
作溝器内で生じる肥料の詰まりを絶縁体上に付
着・堆積する肥料の付着度合を測ることによつて
検出できるように従来してあつた。
即ち、この種のセンサーは、絶縁体上への肥料
の付着によつて作溝器本体と電極とが導通して両
者間の電気抵抗値が下がり、さらに肥料の堆積が
進行して抵抗値が基準値より下まわると詰まり状
態であるとの検出がなされるものであつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
然し乍ら、このような構造のセンサーには次の
ような問題点があつた。
それは、水田等で作業をする際に多発するつま
り、田植え作業と同時の施肥、もしくは水田直播
作業と同時の施肥、のように水田で施肥作業を行
う場合、作業中に撥ね上つてきた泥水が絶縁体に
付着したり或いは下からの水蒸気が絶縁体上で結
露することでそれらの水分が水膜となり、作溝器
本体と電極とがその水膜によつて導通されて肥料
の詰まりを生じていなくとも誤つて検出信号を出
力してしまうのである。
また、このような欠点を解消するために、電極
を作溝器の上方に取り付けることも考えられる
が、作溝器において肥料の詰まりが生ずるのは圃
場の泥面位置とほぼ同じ箇所であるから、実際に
は詰まり状態であるにもかかわらず上方にセンサ
ーが位置することで、詰まり状態を検出できない
という不具合がある。
本考案は、上記実情に鑑みてなされたものであ
つて、センサーの電極構造に簡単な改造をするこ
とによつて、水膜による導通に起因したセンサー
の誤検出を防止するとともに、確実性の高い詰ま
り検出を行えるようにすることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案にかかる施肥装置の詰まりセンサーは、
上記目的を達成するために、少なくとも一方の前
記電極を、絶縁された小径のアームを介して作溝
器内の空間に存在させるとともに、前記アーム
を、肥料の落下経路に沿うように、かつ、このア
ームの前記作溝器への取付部よりも下方に延出し
た状態で配備してあることを特徴構成とする。
かかる特徴構成による作用・効果は次の通りで
ある。
〔作用〕
つまり、上記構成によれば、センサーが検出信
号を出力するのは、絶縁体に付着した肥料が成長
してアームに絶縁状態に支持させた電極に達し、
プラス側の電極とマイナス側の電極とを導通させ
た時、若しくはマイナス側を作溝器に接続してア
ースさせてある場合にはプラス側の電極と作溝器
とを導通させた時であり、単に水滴が付着しただ
けではアームの径が小さいのでそれらを導通する
ような水膜とはなり得ず、水滴となつて落下して
しまう。又、アームに水分が残つたとしても繰出
し機構から送り出される肥料に接触して吸収除去
される。更に、もし肥料がアームに付着したとし
てもアームとの接着面積は小さい上、大きく成長
すればする程落下する肥料から受ける抵抗も大き
くなつてアームから剥がれ易くなるために、ある
程度の大きさを越えると一度に落下してしまう。
その上、アームを作溝器への取付部よりも下方に
延出してあるから、アームに取り付けた検出用電
極は作溝器内の圃場の泥面近くに位置することに
なり、これにより、その泥面近くで生じる可能性
の高い肥料の詰まりの検出を良好に行うことがで
きる。
〔考案の効果〕
従つて、上記作用によれば誤検出の原因となる
水膜の形成を予防できるので、誤検出を極めて少
なくできるとともに、詰まり発生しやすい箇所近
くまでセンサーの電極を位置させることになつ
て、肥料詰まりの検出を精度良く検出できるに至
つた。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第3図に示すように、乗用型の走行機体1の後
端に、油圧シリンダ2の伸縮によつて昇降するリ
ンク機構3を介して苗植付け装置Aを連結して乗
用型の田植機を構成してある。
前記苗植付装置Aは、走行機体1から動力が伝
えられる伝動ケース5、マツト状苗Wを載置する
苗載せ台6からの苗を一株づつ圃場面に植付ける
植付けアーム7…、苗植付装置Aの左右方向に並
設した複数の整地フロート8等で構成し、更に、
該苗植付装置Aには苗植付作動時に圃場に肥料を
送る施肥装置Bが取付けてある。
第1図に示すように前記施肥装置Bは、植付ア
ーム夫々が苗を植付ける圃場面の側部夫々に肥料
を送るよう5条用に構成し、以下にその構造を詳
述する。
粉粒状の施肥9を貯留するホツパー10、ホツ
パー10の下部に連通連結するケーシング11に
内装された繰出し機構12、繰出し機構12から
送り出された肥料を案内するホース13、及び該
ホース13の下端に連結された作溝器14で施肥
装置Bの1条単位が構成してある。
前記繰出し機構12は、上面に凹部12a,1
2aを形成した筒体12bで成り、前記植付アー
ム7を作動軌跡を設定するリンク機構15の揺動
力がロツド16を介して伝えられることで、左右
向き軸芯周りで往復揺動し、前記凹部12a,1
2aに入り込んだ肥料を前後夫々の方向に振り分
けて落下させるよう作動する。
同図に示すように、繰出し機構12を内装する
ケーシング11には、繰出し用の筒体12bに摺
接するブラシ17,17が取付けてあり、筒体1
2bから送り出される肥料の量を一定量に規制す
るようになつている。
前記作溝器14は金属材で成るとともに、その
横断面形が後向きに開口された略U字形に形成し
てあり、又、その前壁にブラケツト18を取付け
るとともに、前記整地フロート8に設けた作溝用
の板体19の後部とブラケツト18とを長孔ボル
ト連結することで作溝器14を整地フロート8に
上下位置調節可能に取付けてある。
更に、該作溝器14の内部における前記ホース
13との連結部分近くに、繰出し機構12からの
肥料の供給経路の詰まり、あるいは狭小化を検出
するための詰まりセンサSが設けてある。
つまり、該センサSは、作溝器14の前壁14
aにビス20,20を介して取付けられた絶縁体
21、この絶縁体21から突出している小径のア
ーム22、アーム22の先端に露出されたプラス
側の電極片23、絶縁体21とともに前記ビス2
0によつて作溝器14に締付け固定されたラグ端
子を兼用するマイナス側の電極片24とを備えて
いる。前記アーム22は、センサーSのプラス側
のコード25に接続されたステンレス製の芯線2
7を硬質の絶縁樹脂で被覆したもので、その先端
の露出部分つまり電極片23が作溝器14に点状
に存在するように、下方に向けて延出した状態
で、且つホース13から落下する肥料の落下経路
に沿うようにして突出させてある。尚、前記アー
ム22の基端部は、樹脂を肉厚にしてあり、この
基端部を前記ビス20,20で作溝器14に取り
付けてある。
前記芯線27に接線されているプラス側のコー
ド25及びマイナス側の電極片24に接続されて
いるコード26を、センサーSの検出回路(図示
せず)に接続してある。この検出回路は、電極片
23,24間の電気抵抗値を電圧値に変換した後
に基準電圧置と比較して、それより低い電圧値で
ある場合には検出信号を出力してランプLを点灯
する。このランプLは、各条のセンサS対応して
各条のケーシング11に夫々設けてあり、肥料の
詰まり若しくは狭小化の発生した作溝器14を容
易に見分けることができるようにしてある。
〔別実施例〕
尚、本考案を実施するに、絶縁体21から2本
のアーム22,22を突出させ、そのうちの一方
にプラス側の電極片23を、他方にマイナス側の
電極片24を支持させてもよい。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に番号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る施肥装置の詰まりセンサー
の実施例を示し、第1図は施肥装置の縦断側面
図、第2図は要部の横断平面図、第3図は田植機
の全体側面図である。 12……繰出し機構、13……ホース、14…
…作溝器、22……アーム、23,24……電
極。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 繰出し機構12から送り出される粉粒状の肥料
    をホース13及び作溝器14を介して圃場の施肥
    溝内に落下供給するように構成するとともに、前
    記作溝器14内に付着・堆積する肥料を電極2
    3,24間の電気抵抗値の変化に基づいて検出す
    るようにしてある施肥装置の詰まりセンサーであ
    つて、少なくとも一方の前記電極23を、絶縁さ
    れた小径のアーム22を介して作溝器14内の空
    間に存在させるとともに、前記アーム22を、肥
    料の落下経路に沿うように、かつ、このアーム2
    2の前記作溝器14への取付部よりも下方に延出
    した状態で配備してある施肥装置の詰まりセンサ
    ー。
JP1986055855U 1986-01-14 1986-04-14 Expired - Lifetime JPH0536330Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986055855U JPH0536330Y2 (ja) 1986-04-14 1986-04-14
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JP1986055855U JPH0536330Y2 (ja) 1986-04-14 1986-04-14

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JPS62167515U JPS62167515U (ja) 1987-10-24
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Cited By (1)

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EP3588034A1 (en) 2018-06-18 2020-01-01 Yazaki Corporation Oil temperature sensor

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JPS62167515U (ja) 1987-10-24

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