JPH0461602B2 - - Google Patents

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JPH0461602B2
JPH0461602B2 JP548486A JP548486A JPH0461602B2 JP H0461602 B2 JPH0461602 B2 JP H0461602B2 JP 548486 A JP548486 A JP 548486A JP 548486 A JP548486 A JP 548486A JP H0461602 B2 JPH0461602 B2 JP H0461602B2
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JP
Japan
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clogging
fertilizer
row
rice transplanter
fertilization
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JP548486A
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JPS62163625A (ja
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Hiroyoshi Fujiki
Yasunari Nakao
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Priority to KR1019860010895A priority patent/KR890004889B1/ko
Publication of JPS62163625A publication Critical patent/JPS62163625A/ja
Publication of JPH0461602B2 publication Critical patent/JPH0461602B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は乗用走行機体に連結した多条植え苗植
付装置に、作業器で圃場面に形成した各条ごとの
施肥溝に管路を通して送り出されてくる粉粒状の
肥料を落下供給するよう構成した施肥装置を備え
るとともに、各条の肥料供給経路に詰まり検出セ
ンサを設けてある施肥装置付き田植機に関する。
〔従来の技術〕
従来、施肥装置としては、例えば実開昭60−
116807号に示されるよう、ホツパーに貯留した肥
料を苗植付装置の作動と共に作動する繰出し機構
によつて一定量ずつ落下させ、かつ、このように
落下させた肥料をホース、作溝器を介して圃場に
送るよう構成されたものがあり、又、このように
構成された施肥装置では圃場からの水分の作用に
よつてホースあるいは作溝器の内面に肥料が付着
する場合があり、これを検出するための詰まり検
出センサを備える施肥装置が案出されている。
そして、前記センサを備えたものにあたつて
は、各条毎の詰まり状態を作業者に認識させる必
要から、ランプ等の報知手段を条数に等しい数だ
け運転部のメータパネルに設けるようにしてい
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、このように施肥条に対応するランプを
運転部を設けた場合には、ランプが点灯した場合
には、どの条のランプが点灯したかを記憶してか
ら施肥装置の詰まりを取除く作業を行わなくては
ならず煩わしい面を生じる。
本発明の目的は合理的な改造で、詰まりを生じ
た場合に、これを作業者に認識させると共に、前
述のようにどの条の施肥装置に詰まりを生じたか
を記憶するというような煩いなく詰まりを取り除
く作業を行える構造を得る点にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の特徴は、冒記構成の田植機において、
前記乗用走行機体の運転部に、前記各詰まり検出
センサのいづれかの詰まり検出に基づいて作動す
る警報手段を設けるとともに、前記施肥装置に、
詰まり発生条に対応して表示作動する詰まり発生
条表示手段を設けてある点にあり、その作用、及
び効果は次の通りである。
〔作用〕
上記特徴を例えば第1図イ,ロに示すように構
成すると、詰まり検出検査S…のうちの1つでも
詰まりを検出した場合には、これと同時に運転部
Dのメータパネル40に備えた警報手段としての
ブザー41が作動すると同時に警報ランプ42が
点灯して詰まりの発生を作業者に認識させ、又、
これと同時に施肥装置Bの後面に、各条に対応し
て設けた詰まり発生条表示手段としてのランプ3
2…のうちの詰まりに対応するランプ32が点灯
することになる。
〔発明の効果〕
従つて、単に詰まりの発生を作業者に認識させ
る警報手段と、どの条に詰まりが発生したかを施
肥装置側で表示する詰まり発生表示手段とを設け
ることによつて、警報手段の作動後には、単純に
詰まり発生表示手段に対応して詰まりを取除く作
業を容易に行える構造が得られた。
特に本発明では、運転部には警報手段のみを設
けるため、運転部に条数分のランプを備えるもの
と比較して、施肥装置から走行機体に引き込まれ
るコードの本数を低減できる効果も奏する。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第9図に示すように、乗用型の走行機体1の後
端に、油圧シリンダ2の作動で昇降するリンク機
構3を介して苗植付け装置Aを連結して田植機を
構成する。
前記苗植付装置Aは走行機体1から動力が伝え
られる伝動ケース5、マツト状苗Wを載置する苗
のせ台6、苗のせ台6からの苗を1株づつ圃場面
Sに植付ける5つの植付けアーム7…、苗植付装
置Aの左右方向に並設した3つの整地フロート
8,8,8等で5条植用構成され、更に、該苗植
付装置Aには苗植付作動時に圃場に肥料を送る施
肥装置Bが取付けられている。
第9図及び第3図に示すように前記施肥装置B
は、植付アーム7…夫々が苗を植付ける圃場面の
側部夫々に肥料を送るよう5条用に構成され、以
下にその構造を詳述する。
第3図に示すように、粉粒状の施肥9を貯留す
るホツパー10、ホツパー10の下部に連通連結
するケーシング11に内装された繰出し機構1
2、繰出し機構12から送り出された肥料を案内
するホース13、及び該ホース13の下端に連結
された作溝器14で施肥装置Bの1条単位が構成
されている。
又、前記ホツパー10は第5図に示すように、
互いに隣合うホツパー10を連通状態に構成し
て、2条分あるいは3条分の肥料を1つの蓋体の
開放で供給できる構造の2条用ホツパーブロツク
10Aと3条用のホツパーブロツク10Bとを組
合わせて5条用に構成されて前記繰出し機構12
は、上面に凹部12a,12aを形成した筒体1
2bで成り、前記植付アーム7を作動軸跡を設定
するリンク機構15の揺動力がロツド16を介し
て伝えられることで、左右向き軸芯周りで往復揺
動し、前記凹部12a,12aに入り込んだ肥料
を前後夫々の方向に振り分けて落下させるよう作
動する。
同図に示すように、繰出し機構12を内装する
ケーシング11には、繰出し用の筒体12bに摺
接するブラシ17,17が取り付けられ、筒体1
2bから送り出される肥料の量を一定量に規制す
るようになつている。又、該ケーシング11の後
面には繰出し機構12から下方の肥料の供給経路
を掃除するための掃除具挿入口11aが形成さ
れ、又、この掃除具挿入口11aはゴムキヤツプ
18で閉塞されるようになつている。
第6図乃至第8図に示すように前記作溝器14
は金属材で成るとともに、その横断面形状が後向
きに開口された略U字状に設定され、又、該作溝
器14の左右側壁14a,14aのうち前記植付
アーム14a側のものの前後長さが他方側より大
きく形成され、植付作動時の泥土飛沫の進入を防
止するようになつている。
又、作溝器14の前壁14bにブラケツト19
が取付けられると共に、前記整地フロー8に設け
た作溝用の板体20の後部とブラケツト19とが
ボルト21で連結されることで作溝器14は整地
フロート8に対して設けられている。
更に、該作溝器14の内部における前記ホース
13との連結部分近くに、繰出し機構12からの
肥料の供給経路の詰まり、あるいは狭小化を検出
するための詰まり検出センサSが設けられてい
る。
つまり、該センサSは、作溝器14の前壁14
bにビス22,22を介して取付けられた絶縁物
23、この絶縁物23に左右方向に並列的に形成
した突出部23a,23aに露出状態に設けた電
極片24,24、及び作溝器14の左右側壁14
a,14a夫々が兼用される電極で成り、電極片
24,24と左右側壁14a,14aとが夫々近
接配置されることで、電極片24と側壁14aと
の間に亘つて肥料粉が付着して肥料壁9aが形成
された場合の電気抵抗の低下から供給経路の詰ま
り、あるいは狭小化を検出できるよう構成されて
いる。
尚、第8図に示すように前記電極片24,24
夫々がコード25で接続されて、夫々が等電位状
態に設定されると共に、これら電極片24,24
と接続されたコード26が絶縁物23の外部まで
引き出され、又、第6図に示すようにラグ端子2
7が前記ビス22と共に作溝器14に締付けら
れ、このラグ端子27に接続されたコード28が
前記コード26と共に、後記する制御基板29に
引き込まれている。
因に、前記電極片24,24は、詰まりが多く
発生するホース13の下方開口13aの近傍に設
けられると共に、ホース13から肥料が落下する
経路にオーバーラツプさせてある。
第5図に示すように、前記2条用、及び3条用
のホツパーブロツク10A,10B夫々から肥料
が供給される施肥装置の2条用の部分及び3条用
の部分夫々がユニツト化可能に構成され、2条ユ
ニツト部分B2、3条ユニツト部分B3夫々には前
記ケーシング11…の後方に位置させてカバー3
0,30が備えられている。
これらカバー30,30は夫々とも、前記ケー
シング11から後方に延出した支持アーム31に
枢支支持されることで上方への揺動開放が可能に
構成してあり、又、これらカバー30、30の後
面には、後面視で前記5つのホース13…の上方
に位置する位置に詰まり表示用のランプ32…が
取付けられ、更に、3条ユニツトB3側のカバー
30内面に制御基板29が取付けられている。
即ち、前記カバー30,30は夫々とも樹脂製
の成形物で成り、第4図に示すように、前記支持
アーム31に対して、カバー上部がビス33、ワ
ツシヤ34,34、皿バネ35、ロツクナツト3
6,36で成る支点Pを介して支持されることで
上方への揺動開放姿勢を任意に設定して保持でき
るようになつている。
又、前記制御基板29には、第1図イ,ロに示
す電回路の制御部Cを構成する電気素子群が備え
られると共に、前記センサSからのコード26,
28…、前記5つのランプ32…へのコード37
…、走行機体1に備えられたバツテリー38から
のコード39、及び走行機体1の運動部Dのメー
タパネル40に備えたブザー41と警報ランプ4
2とを作動させる信号用のコード43が接続さ
れ、さらに、制御基板29にはセンサS…の感度
を設定するためのボリユーム44が設けられてい
る。
該制御部Cは、3端子型の定電圧電源素子4
5、前記センサS…からの信号が入力される5つ
のコンパレータ4…、コンパレータ46…からの
出力信号を増幅するドライブ用のトランジスタ4
7…、コンパレータ46…夫々への基準電圧を設
定する前記ボリユーム44、5つのコンパレータ
46…からの信号が入力するORゲート48で成
り、夫々のコンパレータ46…に入力するセンサ
S…の電気抵抗値が低下して、コンパレータ46
の出力端子がONになると前記ランプ32を点灯
させ、又、ランプ32…のうちの1つでも点灯す
るとトランジスタ49,49を介して前記ブザー
41と警報ランプ42とを作動させるよう構成さ
れている。
又、該ブザー41は間歇作動するよう構成され
ている。
更に、前記制御基板29は第2図イ,ロに示す
ように前記カバー30内面にビス50で止め付け
られた後に、該制御基板29の全面を覆う樹脂5
1を流し込んで固め付けられている。
そして、センサSの感度調節に際しては、前記
カバー30を任意の姿勢まで揺動開放して、前記
ボリユーム44を操作するノブ44aを回動操作
でき、又、繰出し機構12からの供給経路を掃除
する場合にも、前述と同様にカバー30を任意の
姿勢まで揺動開放した状態で、ゴムキヤツプ18
を取外し、掃除具52を掃除具挿入口11aに挿
通できるよう構成されている。
尚、掃除具52は、一方の端部にブラシ52a
か形成されると共に、他端部にゴム製のスクレー
パ52bが着脱可能に取付けられた構造に構成さ
れている。
〔別実施例〕
本発明は上記実施例以外に例えば、警報手段を
ブザー以外の音声を発する構造のみ、あるいは発
光素子のみ、あるいは、赤色等に彩色された小片
を機械的に露出する構造に構成しても良い。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る施肥装置付き田植機の実施
例を示し、第1図イ,ロは警報手段、詰まり発生
表示手段の電気回路図、第2図イ,ロは制御基板
の取付構造を示す分解斜視図、及び断面図、第3
図は繰出し機構を示す縦断側面図、第4図は支点
を示す断面図、第5図はホツパーの後面図、第6
図及び第7図は作溝器の縦断側面図、及びセンサ
の後面図、第8図は第6図の−線断面図、第
9図は田植機の全体側面図である。 1……走行機体、14……作溝器、A……苗植
付装置、B……施肥装置、D……運転部、S……
詰まり検出センサ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 乗用走行機体1に連結した多条植え苗植付装
    置Aに、作業器14で圃場面に形成した各条ごと
    の施肥溝に管路を通して送り出されてくる粉粒状
    の肥料を落下供給するよう構成した施肥装置Bを
    備えるとともに、各条の肥料供給経路に詰まり検
    出センサSを設けてある施肥装置付き田植機であ
    つて、前記乗用走行機体1の運転部Dに、前記各
    詰まり検出センサSのいづれかの詰まり検出に基
    づいて作動する警報手段を設けるとともに、前記
    施肥装置Bに、詰まり発生条に対応して表示動作
    する詰まり発生条表示手段を設けてある施肥装置
    付き田植機。 2 前記警報手段が、ブザー41と警報ランプ4
    2とで構成されている特許請求の範囲第1項に記
    載の田植機。 3 前記詰まり発生条表示手段が、詰まり発生時
    に点灯するランプ32で構成されている特許請求
    の範囲第1項に記載の田植機。
JP61005484A 1986-01-14 1986-01-14 施肥装置付き田植機 Granted JPS62163625A (ja)

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JP61005484A JPS62163625A (ja) 1986-01-14 1986-01-14 施肥装置付き田植機
KR1019860010895A KR890004889B1 (ko) 1986-01-14 1986-12-18 시비(施肥)장치가 부착된 이앙기

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JPS62163625A JPS62163625A (ja) 1987-07-20
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