JPH033284Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH033284Y2 JPH033284Y2 JP8410685U JP8410685U JPH033284Y2 JP H033284 Y2 JPH033284 Y2 JP H033284Y2 JP 8410685 U JP8410685 U JP 8410685U JP 8410685 U JP8410685 U JP 8410685U JP H033284 Y2 JPH033284 Y2 JP H033284Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductive
- electrode
- piece
- layer
- electrode piece
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 9
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 8
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 2
- 101100008048 Caenorhabditis elegans cut-4 gene Proteins 0.000 description 4
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- 210000004905 finger nail Anatomy 0.000 description 2
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000007017 scission Effects 0.000 description 2
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Landscapes
- Electrotherapy Devices (AREA)
- Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この考案は生体から発生する電気信号を取り出
すための生体用電極の電極片上に設けた導電性舌
片の改良に関するものである。
すための生体用電極の電極片上に設けた導電性舌
片の改良に関するものである。
〈従来の技術とその問題点〉
従来から心臓の活動電流及び活動電位を測定す
るための生体用電極として被験者体表面に装着、
固定しうる構造のものが種々開発されており、装
着時の簡便さの点から略々円形のワンタツチ式の
ものが開発されている。この電極は金属箔からな
る導電性電極片の片面に粘着性を有する導電性接
着材層を設け、生体医学的診断装置との接続のた
めの導電舌片と電極片の端に一体的に突出させて
設けたものである。
るための生体用電極として被験者体表面に装着、
固定しうる構造のものが種々開発されており、装
着時の簡便さの点から略々円形のワンタツチ式の
ものが開発されている。この電極は金属箔からな
る導電性電極片の片面に粘着性を有する導電性接
着材層を設け、生体医学的診断装置との接続のた
めの導電舌片と電極片の端に一体的に突出させて
設けたものである。
しかし、前記生体用電極は舌片部分が導電性電
極片の外部に突出した形状であるために、接続用
のリード線端子を舌片部分に接続すると、舌片部
分に応力が働き、かかる応力は導電性接着材層の
近縁端部に作用して電極が端子によつて持ち上げ
られるような状態になり、接続後の皮膚面と導電
性接着材層との間に壁開応力が作用して、舌片部
分側から該層が浮き上がつて剥がれたり、密着性
不良に伴う電気信号の不安定性の原因となり、特
にモニタリング用などの長時間使用においてはこ
のような現象が顕著に発現するものであつた。
極片の外部に突出した形状であるために、接続用
のリード線端子を舌片部分に接続すると、舌片部
分に応力が働き、かかる応力は導電性接着材層の
近縁端部に作用して電極が端子によつて持ち上げ
られるような状態になり、接続後の皮膚面と導電
性接着材層との間に壁開応力が作用して、舌片部
分側から該層が浮き上がつて剥がれたり、密着性
不良に伴う電気信号の不安定性の原因となり、特
にモニタリング用などの長時間使用においてはこ
のような現象が顕著に発現するものであつた。
そこで本出願人は長時間の使用においても皮膚
面からの剥離がなく、且つ簡単に装着できる生体
用電極として先に第３図に示す如き構造を有する
ものを考案した。
面からの剥離がなく、且つ簡単に装着できる生体
用電極として先に第３図に示す如き構造を有する
ものを考案した。
即ち、導電性接着材層２上にこの導電性接着材
層２より小面積で実質的に非粘着な薄層３、その
上に皮膚面に追従する柔軟な電極片１を積層した
構造であつて、３の小面積の実質的に非粘着な薄
層３内に位置する電極片１の切れ目４を設けて、
これを導電舌片としたものである。
層２より小面積で実質的に非粘着な薄層３、その
上に皮膚面に追従する柔軟な電極片１を積層した
構造であつて、３の小面積の実質的に非粘着な薄
層３内に位置する電極片１の切れ目４を設けて、
これを導電舌片としたものである。
しかしながら、このような構造の生体用電極で
は電極上部の導電舌片５を指爪で上方へ引き起す
際に該導電舌片５のエツジを引つかけて起してい
たが、操作性が悪という欠点があつた。
は電極上部の導電舌片５を指爪で上方へ引き起す
際に該導電舌片５のエツジを引つかけて起してい
たが、操作性が悪という欠点があつた。
〈問題点を解決するための手段〉
このような欠点の解決策としては、
(1) 導電性舌片部分に反撥性の大きい部材を貼り
つける。
つける。
(2) 導電性舌片上部に粘着剤を塗布（印刷）す
る。
る。
(3) 導電性舌片端部を電極片より突出させて指爪
による導電性舌片の引起しを容易にする。など
が考えられるが、この考案は上記(3)に基づくも
のである。
による導電性舌片の引起しを容易にする。など
が考えられるが、この考案は上記(3)に基づくも
のである。
即ち、この考案は皮膚面に追従する柔軟な電極
片と実質的に非粘着な小面積の薄層と、生体から
の電気信号と前記電極片に伝達する柔軟な導電性
接着材層とが、この順序で積層され、前記電極片
の薄層当接区域内の中央部に切れ目を設けて導電
性舌片を形成すると同時に該導電性舌片端部を前
記電極片の面上より突出せしめてなる生体用電極
である。
片と実質的に非粘着な小面積の薄層と、生体から
の電気信号と前記電極片に伝達する柔軟な導電性
接着材層とが、この順序で積層され、前記電極片
の薄層当接区域内の中央部に切れ目を設けて導電
性舌片を形成すると同時に該導電性舌片端部を前
記電極片の面上より突出せしめてなる生体用電極
である。
〈実施例〉
以下、この考案をその一実施例を示す第１図お
よび第２図により説明する。
よび第２図により説明する。
第１図において、導電性接着材層２上にこの導
電性接着材層２より小面積の実質的に非粘着な薄
層３、その上に皮膚面に追従する柔軟な電極片１
を積層した構造は第３図と同様である。
電性接着材層２より小面積の実質的に非粘着な薄
層３、その上に皮膚面に追従する柔軟な電極片１
を積層した構造は第３図と同様である。
しかしてこの考案は３の小面積の実質的に非粘
着な薄層３内に位置する電極片１に切れ目４を設
けて導電性舌片５を作製する際に、その端部を電
極片１から突出させて、突出端部６を形成させた
ものである。
着な薄層３内に位置する電極片１に切れ目４を設
けて導電性舌片５を作製する際に、その端部を電
極片１から突出させて、突出端部６を形成させた
ものである。
そして第１図においては突出端部６を有する導
電性舌片５はＸ方向に引起しを行えるように切れ
目４を設けたものであり、第２図の他の実施例で
は第１図と同じ構造にして導電性舌片５がＹ方向
に引起しを行えるように切れ目４を設けたもので
ある。
電性舌片５はＸ方向に引起しを行えるように切れ
目４を設けたものであり、第２図の他の実施例で
は第１図と同じ構造にして導電性舌片５がＹ方向
に引起しを行えるように切れ目４を設けたもので
ある。
〈考案の効果〉
従来のワンタツチ式生体用電極は舌片部分が導
電性電極片の外部に突出した形であり、これに接
続するクリツプ等にリード線端子を接続すると、
舌片部に応力が働き、皮膚面に対してへき開力が
伝わり易く、容易に剥れてしまうが、この考案の
生体用電極においては、第１図および第２図から
明らかなように、電極片１のほぼ中央部に端部が
突出した導電性舌片５を設け、電極片１のほぼ中
央部に応力が働らくようにしたのが特徴であり、
これによつて貼着性舌片５を引き起す際はこの突
出端部６をつかんで行えばよいので導電性舌片
（端子部）の引き起しが非常に容易となるほか、
端子挟着時にへき開応力がかかりにくくなり容易
には剥離しないという効果を奏するのである。
電性電極片の外部に突出した形であり、これに接
続するクリツプ等にリード線端子を接続すると、
舌片部に応力が働き、皮膚面に対してへき開力が
伝わり易く、容易に剥れてしまうが、この考案の
生体用電極においては、第１図および第２図から
明らかなように、電極片１のほぼ中央部に端部が
突出した導電性舌片５を設け、電極片１のほぼ中
央部に応力が働らくようにしたのが特徴であり、
これによつて貼着性舌片５を引き起す際はこの突
出端部６をつかんで行えばよいので導電性舌片
（端子部）の引き起しが非常に容易となるほか、
端子挟着時にへき開応力がかかりにくくなり容易
には剥離しないという効果を奏するのである。
また、この考案において電極片と導電層と電気
絶縁層との積層にて構成し、導電層側に導電性材
料を設けるようにしてもよく、これによつてこの
ような生体用電極を生体表面に適用、装着し、電
気信号を取り出す際の接触等によるノイズを防止
することができる。
絶縁層との積層にて構成し、導電層側に導電性材
料を設けるようにしてもよく、これによつてこの
ような生体用電極を生体表面に適用、装着し、電
気信号を取り出す際の接触等によるノイズを防止
することができる。
第１図および第２図はこの考案の生体用電極の
構造を示す斜視図、第３図は従来の生体用電極の
構造を示す斜視図である。 １……電極片、２……導電性接着材層、３……
非粘着性薄層、４……切れ目、５……導電性舌
片、６……突出端部。
構造を示す斜視図、第３図は従来の生体用電極の
構造を示す斜視図である。 １……電極片、２……導電性接着材層、３……
非粘着性薄層、４……切れ目、５……導電性舌
片、６……突出端部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 皮膚面に追従する柔軟な電極片と実質的に非
粘着な小面積の薄層と、生体からの電気信号を
前記電極片に伝達する柔軟な導電性接着材層と
がこの順序で積層され、前記電極片の薄層当接
区域内に切れ目を設けて導電性舌片を形成する
と同時に該導電性舌片端部を前記電極片の面上
より突出せしめてなる生体用電極。 (2) 電極片が導電層と電気絶縁層との積層からな
り、導電層側に導電性材料層が設けられている
実用新案登録請求の範囲第１項記載の生体用電
極。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8410685U JPH033284Y2 (ja) | 1985-06-04 | 1985-06-04 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8410685U JPH033284Y2 (ja) | 1985-06-04 | 1985-06-04 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61200005U JPS61200005U (ja) | 1986-12-15 |
| JPH033284Y2 true JPH033284Y2 (ja) | 1991-01-29 |
Family
ID=30633327
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8410685U Expired JPH033284Y2 (ja) | 1985-06-04 | 1985-06-04 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH033284Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-06-04 JP JP8410685U patent/JPH033284Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61200005U (ja) | 1986-12-15 |
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