JPH0332533B2 - - Google Patents

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JPH0332533B2
JPH0332533B2 JP57065555A JP6555582A JPH0332533B2 JP H0332533 B2 JPH0332533 B2 JP H0332533B2 JP 57065555 A JP57065555 A JP 57065555A JP 6555582 A JP6555582 A JP 6555582A JP H0332533 B2 JPH0332533 B2 JP H0332533B2
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JP57065555A
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Teii Ei Hyuibaasu Deruku
Shii Chao Jeemusu
Shii Shaa Rajinii
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Hydrocarbon Research Inc
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Hydrocarbon Research Inc
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Publication date
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Publication of JPH0332533B2 publication Critical patent/JPH0332533B2/ja
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C31/00Saturated compounds having hydroxy or O-metal groups bound to acyclic carbon atoms
    • C07C31/18Polyhydroxylic acyclic alcohols
    • C07C31/26Hexahydroxylic alcohols
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J23/00Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00
    • B01J23/70Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00 of the iron group metals or copper
    • B01J23/74Iron group metals
    • B01J23/755Nickel
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C29/00Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring
    • C07C29/132Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by reduction of an oxygen containing functional group
    • C07C29/136Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by reduction of an oxygen containing functional group of >C=O containing groups, e.g. —COOH
    • C07C29/14Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by reduction of an oxygen containing functional group of >C=O containing groups, e.g. —COOH of a —CHO group
    • C07C29/141Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by reduction of an oxygen containing functional group of >C=O containing groups, e.g. —COOH of a —CHO group with hydrogen or hydrogen-containing gases
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07BGENERAL METHODS OF ORGANIC CHEMISTRY; APPARATUS THEREFOR
    • C07B2200/00Indexing scheme relating to specific properties of organic compounds
    • C07B2200/07Optical isomers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
発明の分野 本発明はグルコースの如き単糖類から高純度ソ
ルビトールの如きアルジトール生成物を生成する
単糖類の多段−接触水素化転化方法に関する。特
に、本発明は一段階として逆混合−型反応圏およ
び少なくとも1個の直列に接続した固定触媒床反
応器を使用し、反応圏液のPHを制御し、高純度ソ
ルビトール生成物を生成しながら触媒活性度を維
持する前記単糖類の連続接触水素化方法に関す
る。 従来技術の開示 ソルビトールは、一般に電解還元、酵素水素化
プロセスまたは接触水素化プロセスのいずれかの
処理よりグルコースから作られているが、しかし
経済的な理由からソルビトールを製造するために
上記接触水素化プロセスが他のプロセスの代りに
著しく利用されている。ラネー・ニツケル粉末触
媒を用いるバツチ−型オートクレーブ反応プロセ
スはグルコース水素化プロセスとして最近主とし
て工業的に利用されている。しかしながら、この
バツチプロセスは新しい触媒を処理するバツチご
とにその場で作る必要のある欠点を有している。
かかる触媒は過しかつ再使用できるけれども、
約25%のロスを生じ、この損失分を新しい触媒で
補充する必要が生ずる。このバツチプロセスの他
の欠点は反応容積に対する年生産能力が極めて小
さく、このために大規模で、かつ経費の要する反
応器を必要とすることである。また、蒸気、電力
および労力の要件が比較的に高い。これらバツチ
プロセスの不利益を克服するために、懸濁ラネ
ー・ニツケル触媒粉末および直列の2個の撹拌タ
ンク反応器を用いる連続水素化プロセスが開発さ
れ、ある会社で利用されている。この事は「イン
ダストリアル アンド エンジニヤーイング ケ
ミストリー」第7巻、第1号、107〜110頁、1968
年1月に記載されている。しかしながら、他の欠
点としては触媒を再循環するために触媒を生成溶
液から過する必要があり、かつこの過を空気
(酸素)に曝すことにより再循環触媒の活性度を
低下しないように行う必要があることである。 更に、上記文献にはVEBドイツチエス ハイ
ドリワーク(Deutsches Hydrierwerk)社が混
合銅/ニツケル担持触媒を用いてグルコースをソ
ルビトールに転化する連続触媒固定床プロセスを
用いていることが報告されている。しかし、この
方法は本体210.92Kg/cm2(3000psig)の比較的高
い水素圧および低い液空間速度を必要とする。更
に、上記文献には水素化反応の熱による触媒表面
の局部過熱が異性化、分解およびカルメル形成を
誘導し、このために生成ソルビトールは著しい量
のマンニトールを含有することが報告されてい
る。このために、かかる固定触媒床プロセスにお
ける流れ条件は懸濁触媒を用いる連続反応器にお
けるより望ましくないものと思われる。 ソルビトールおよび類似生成物を生成する糖の
バツチ−型接触水素化法は米国特許第1963999お
よび1990245号明細書に記載されている。また、
米国特許第2650941号明細書には直列に接続した
1または2個以上の固定床反応器を用いて多価ア
ルコールを生成する水溶液における炭水化物の連
続接触転化方法が記載されている。この方法では
100〜165℃の範囲の温度および45〜200気圧の水
素分圧の反応条件を使用している。しかし、液空
間速度が遅く、98.8%の最大グルコース転化を達
成するのに両反応器における触媒1当り約0.15
の40%グルコースにすぎないことが記載されて
いるが、触媒寿命については記載されていない。 米国特許第3329729号明細書にはグルコースお
よびフラクトースの混合物を転化してマンニトー
ルおよびソルビトールを生成する多段式のバツチ
−型接触水素化方法が記載されている。この方法
では供給原料は20〜80重量%の糖を含有し、触媒
は約20%のニツケルを含有している。また反応条
件は50〜80℃の範囲の温度および35.15〜210.92
Kg/cm2(500〜3000psig)の水素圧を使用してい
る。米国特許第3538019号明細書には12〜45重量
%の全ニツケルを含有するニツケルおよび燐酸ニ
ツケルを不活性支持体に担持した触媒が記載され
ている。この触媒は炭水化物から多価アルコール
を生成するのに利用され、炭水化物供給原料と懸
濁物の状態として使用している。反応条件として
は120〜210℃の温度および25〜200気圧を用いて
いる。 最大含有量の還元糖を含み、0.21重量%のみの
グルコースを含む高純度USP等級のソルビトー
ル溶液をグルコースから生成する経済的な連続方
法が工業的に必要とされている。本出願前に本願
人が開発した従来方法はグルコースをソルビトー
ルに転化する連続固定床一段−接触水素化方法を
用いている。好ましい操作条件下で、好ましい高
ニツケル含有触媒を用いることによつて供給原料
中の90〜99%のグルコースをソルビトールに転化
することができ、再生を要する前に触媒活性度を
約100時間まで維持することができる。しかし、
この方法における触媒寿命は触媒の再生または取
替えのコストを軽減するために著しく高める必要
がある。また、USP−等級のソルビトール溶液
は還元糖を少量しか含有していないから、40重量
%グルコース含有供給原料をソルビトール生成物
に少なくとも99重量%転化するのが要求される。
しかし、反応溶液において酸性度が高まり、これ
が高純度を不活性化する主な原因である予期しな
い事実を確めた。グルコン酸は副生物としてプロ
セスにおいて生じ、ニツケル金属を触媒から浸出
し、このために触媒を不活性にし、かつ生成物を
ニツケルで汚染することになる。この触媒の不活
性化をルテニウム触媒を用て防ぐことが米国特許
第2868847号明細書に記載しているが、このルテ
ニウム触媒はニツケル触媒より活性度が遥かに低
い。 本発明において、USP−等級のソルビトール
溶液を生成し、かつ触媒の使用寿命を著しい延長
するために、改良多段プロセスについて考察し、
この試験に成功した。この結果から、本発明のこ
の新規な方法はUSP−等級のソルビトール溶液
生成物を生成し、かつ触媒寿命を長期間維持する
要件を達成するのに効果的であることを確めた。 発明の説明 本発明はアルドース、およびグルコースの如き
単糖類を高純度ソルビトールの如きアルジトール
に接触水素化および転化する流れ配置に、直列に
接続した少なくとも2つの接触反応段階または圏
を用いる改良した連続多段方法を提供する。各反
応圏からの流出物液体のPHは、アルカリ溶液を各
圏への供給物流に添加してそのPHを約7〜13の範
囲にし、かつ各圏において達成されるアルドース
転化率増加を規定範囲に制御することによつて約
4.5以上、好ましくは5〜7の範囲に維持する。
この配置は各反応圏においてグルコン酸の如き酸
の望ましくない生成を殆んど防ぐことができ、こ
のために触媒からの活性金属の酸浸出を防止し、
これにより高い触媒活性度および長い有効寿命を
維持することができる。 本発明方法における第1反応圏は反応器液体の
1部を供給物流と混合させる逆混合−型反応器を
用いるのが好ましく、これにより反応圏液体のPH
を望ましい範囲内に制御し、触媒の不活性化を防
止する。直列の第1反応圏は固定床−型接触反応
器にし、この反応器は主として経済的に高い転化
率を達成する。通常、プロセス操作パラメータを
選択して第一段−逆混合型反応器において達成す
る単糖類の接触転化率増加を約20〜80重量%の範
囲内にし、その固定床型反応器において達成する
転化率増加を反応液体の所望PHを維持することに
よつて高い反応速度数を維持するために約5〜20
重量%にし、このために触媒の使用寿命を長くす
ることができる。更に、各固定床反応段階また圏
において達成する生成液体組成物増加は約35重量
%以下、好ましくは約20重量%以下にする。本発
明方法において用いる反応段階または反応器の全
数量は反応器のタイプおよび使用する操作条件に
影響するが、反応器のコストおよび使用触媒のコ
ストを考慮して最適結果が得られるように定める
ことができ、必要に応じて直列に接続する反応器
を10個まで用いることができる。 高純度ソルビトール生成物を生成する単糖類の
高い転化反応を達成する本発明の改良多段−接触
水素化方法に用いる広範囲の水素化反応条件は
130〜180℃(266〜356〓)の範囲の温度、35.15
〜140.61Kg/cm2で(500〜2000psig)の範囲の水
素分圧および0.5〜16Vf/hr/Vc(容積供給溶
液/時/全反応器における触媒の全容量)の範囲
の供給量または液空間速度にして99.9重量%まで
の全転化率を達成し、また反応段階当り低い転化
率増加をいる場合にはより高い全転化率を達成す
る。或いは、また供給流にける単糖類の重量に対
する空間速度を約0.30〜10g/h/c.c.触媒の範囲、
好ましくは0.40〜8g/h/c.c.の範囲内にする必要
がある。通常、供給原料流におけるアルドース濃
度は約10〜60重量%の範囲にする。触媒活性度お
よびその長い寿命を維持するために、反応圏内の
液体のPHを約4.5以上、好ましくは5〜7の範囲
に維持してニツケルの如き活性金属を触媒から浸
出するグリコン酸の如き酸の生成を防止する必要
がある。かかる金属の損失は触媒活性度を永久的
に減少することになるから、この損失は避ける必
要がある。本発明においては主として空間速度を
制御して各反応圏において達成する転化率増加を
制限し、および水酸化ナトリウムの如きアルカリ
溶液を各反応圏への供給流に添加して反応圏にお
ける液体のPHを所望範囲に制御することによつて
高い触媒活性度を維持し、かつ長い使用触媒寿命
を達成できる予期しない事実を見出した。水素ガ
スは各反応圏への供給流に過剰量の水素を反応圏
に維持するのに十分な割合で添加する。 第一段−反応圏としては逆混合−型反応器を用
いるのが好ましく、反応液体の1部を供給流と混
合して通過当りの転化率(couversion per pass)
を制限し、これによつて反応器液体のPHを制御す
る逆混合−型反応器を用いるのが好ましい。特
に、第一段−反応器としては逆流沸騰触媒床反応
器が好ましく、この反応器は液体の内部逆混合を
抑制するばかりか、アルカリ溶液を再循環反応器
液体流と混合して反応器液体のPHを所望範囲に制
御するのに便利である。 固定触媒床反応器の場合、使用水素供給量は大
切であり、かつ液体供給量および使用触媒量に関
係する。なぜならば、水素ガス流が固定触媒床を
通じて供給液体の小滴を随伴して触媒粒子との緊
密接触を達成するためである。過剰水素は固定床
反応器において連続相を形成するが、これに対し
て液体を触媒上に流下する。触媒床における局部
加熱は溶剤として使用する水を蒸発させるので避
ける。標準条件における水素ガス対液体供給量の
比はグルコースをソルビトール生成物への満足な
転化を達成するために約500〜5000の範囲にする。
水素分圧、温度および空間速度の条件は上述する
ように選択して供給原料をアルジトール生成物に
少なくとも約99.8重量%の全転化率で転化させ
る。 ソルビトールへのグルコースの如き単糖類の高
い全転化を達成するのに好ましい反応圏条件は
140〜170℃(284〜338〓)の温度、52.73〜
112.49Kg/cm2(750〜1600psig)の水素分圧、1.5
〜10Vf/hr/Vcの空間速度および1000〜4000の
容量水素/液体供給物比である。使用する空間速
度は所望の転化率増加に影響し、10〜20重量%の
転化率増加に対しては16のように高くなり、90〜
99.8重量%の転化率増加に対しては1.5のように
低くなるが、しかし一般に2〜10の範囲である。
反応からの未消費水素は精製して必要とする新し
い高純度水素と共に再使用のために反応圏を通し
て再循環する。 反応圏に使用する触媒はシリカ−アルミナの如
き不活性支持体に担持した還元−安定化ニツケル
が好ましく、通常40〜70重量%のニツケルを含有
する。有効触媒大きさは、一般に0.508〜5.080mm
(0.020〜0.200インチ)の範囲であり、固定床反
応器の場合には1.270〜6.350mm(0.050〜0.250イ
ンチ)の直径範囲のペレツトまたはタブレツト型
触媒が反応器において取扱および操作しやすいこ
とから一般に好ましい。 この多段プロセスは供給原料としてはグルコー
ス、フラクトースおよびマンノースを含むアルジ
トールに転化しうるヘキソール(単糖類)を含む
すべてのアルドースを用いることができ、グルコ
ースはソルビトールの生成に対して好ましい供給
原料である。グルコース供給原料はトウモロコ
シ、ジヤガイモ、糖みつ、セルロースおよびヘミ
セルロースから得ることができ、ソルビトール生
成物に少量のみのマンニトールを生成するのが望
ましい場合にはトウモロコシ澱粉から得られた供
給原料が好ましい。 好ましいプロセスは直列に接続した3個の接触
反応器からなり、その第1反応器は反応器液体を
逆混合して液体のPHを4.5〜7の所望範囲に制御
する逆混合型にし、ソルビトールに約60〜80重量
%のグルコース転化を得るようにする。直列の第
2および第3反応器は固定床型接触反応器にし、
各反応器は4.5以上の液体PHを維持しながら約10
〜20重量%の残留グルコース供給物を転化する。
沸騰床反応器の場合には再循環反応器液体流を含
む各反応器への供給溶液のPHは水酸化カルシウム
または水酸化ナトリウムの如きアルカリ溶液を添
加して7〜8.5の範囲に調節する。生成物中の金
属不純物は1または2以上脱イオン化工程で除去
する。また、転化液体生成物は通常炭素吸着剤工
程に通して少量の有機不純物を除去し、生成物の
透明度、色および臭気をよくする。 本発明において大切な利点は、第1反応圏にお
いて逆混合−型反応器を用いることによつて、反
応器内における液体のPHをアルカリ溶液を反応器
再循環液体に添加して4.5〜7の所望範囲に維持
し、触媒の酸浸出を防止できることである。逆混
合−型の第一段反応器についての他の利点は、反
応温度が固定床反応器におけるより極めて制御し
やすいことである。この事は初期転化において反
応器における着色材料の形成を避けるのに大切で
ある。第3の利点としては空間速度を約2に維持
でき、反応速度の物質移動制限を減少できること
である。 次に、本発明の方法の好適な例を添付図面によ
り説明する。 第1図に示すように、20〜50重量%グルコース
水溶液をライン10から中和工程11に供給し、
そのPHを中和工程11でライン11aから水酸化
ナトリウムの如きアルカリ溶液を添加して7〜
8.5の範囲に調節する。生成混合物を12で加圧し、
水素をライン13から添加し、流れを予熱器14
で少なくとも約100℃通常100〜120℃に予熱する。
次いで、この予熱された流れをライン15を通し
て触媒沸騰床16aを有する反応器16の底部に
供給する。反応条件は130〜180℃(200〜356〓)
の温度、35.15〜140.61Kg/cm2(500〜2000psig)
の水素分圧および約1.5Vf/hr/Vc、通常約
10Vf/hr/Vc以下の40%グルコース溶液におけ
る空間速度に維持する。反応液体は降下管17お
よび再循環ポンプ26を通して再循環し、触媒床
16aを膨脹または沸騰状態に維持する。アルカ
リ溶液は、必要に応じライン17aで添加して反
応器溶液のPHを5〜8.5の範囲に制御する。ポン
プ26を通る液体再循環速度は触媒床16aにお
いて生ずる熱および所望とするグルコース転化率
によつて影響するけれどもライン10における供
給量の0〜約10倍の範囲で変えることができる。
使用する触媒はシリカ−アルミナの如き不活性支
持体に担持した40〜70重量%のニツケルを含有
し、約0.508〜5.080mm(約0.020〜0.200インチ)
の範囲の直径の粒度を有する。 約6〜10重量%のグルコースおよび24〜40重量
%のソルビトールを含有するライン18を通る反
応器流出物流を中和工程19で十分なアルカリ溶
液と混合して流れのPHを7〜8.5の範囲する。生
成溶液をライン20に通し、ライン21からの水
素と一緒に固定床接触反応器24の頂部に導入し
て残留グルコースをソルビトールに更に転化す
る。必要に応じて、更にライン20からの流れを
予熱器22で予熱することができる。反応器24
において用いる反応条件は沸騰床反応器16の場
合と殆んど同じにするが、しかし空間速度はグル
コースのソルビトールへの転化率が小さいために
通常高くする。使用触媒はシリカ−アルミナの如
き不活性支持体に担持した40〜70重量%のニツケ
ルを含有し、かつ0.762〜7.620mm(0.030〜0.30イ
ンチ)の範囲の直径の粒度を有する。 反応器24からの反応生成物流はライン25を
通して流出し、中和工程27で十分なアルカリ材
料と混合して流れのPHを7〜8.5にする。生成溶
液をライン30を通してライン31からの付加水
素と一に第3の固定床接触反応器34に導入す
る。必要に応じて、ライン30を通る流れを予熱
器32で加熱することができる。反応器34には
不活性支持体に担持した40〜70重量%のニツケル
からなる触媒を含有し、少なくとも99.8重量%の
グルコースのソルビトールへの全転化率を達成す
る。 沸騰床反応器16に使用する触媒16aは徐々
に取出して新鮮なまたは再生した触媒と取り替
え、このために触媒はその場で再生する必要がな
い。固定床反応器24および34における触媒は
水素ガスを触媒床に148.9〜176.7℃(300〜350
〓)の温度および7.03〜35.15Kg/cm2(100〜
500psig)の圧力の条件で少なくとも約4時間に
わたり通して必要とするように再生することがで
きる。 生成ソルビトール−水溶液はライン35を通し
冷却器36で冷却して相分離38に送り、ここで
液体をライン39に通す頂部ガス流とライン43
に通す底部液体流とに分離する。主として水素を
含有する頂部ガス流はライン39を通して水素精
製工程40に送る。少なくとも約75%純度の水素
を有する精製水素流ライン41を通して圧縮機4
2に再循環して接触反応段階における再使用のた
めの流れをライン13,21および31に形成す
る。高純度補給水素を必要とするようにライン4
1aから添加する。 通常、52.73〜112.49Kg/cm2(750〜1600psig)
反応器圧で相分離器38からライン43に通す液
体流は弁43aで1.76〜7.03Kg/cm2(25〜
100psig)に減圧し、活性炭吸着剤を含有するカ
ラム44に送り、痕跡量の不純物および任意の望
ましくない臭気を液体から除去し、その透明度を
高める。次いで、この処理した溶液をライン45
を通してローム アンド ハス社から入手できる
アンバーライトIRC−120の如き適当な樹脂材料
を含有する陽イオン交換カラム46に送り、ここ
で各接触反応器の上流に位置する供給原流中和工
程11,19および27で添加されたアルカリ金
属イオンを除去する。また、アンバーライトIRC
−402の如き適当な樹脂材料を含有する陰イオン
交換カラム48を設けてライン47からの液体流
から酸基および陰イオン種を完全に除去する。ま
た、これらのイオン交換カラムはグルコン酸の生
成により反応器16,24および34における触
媒から浸出した任意の金属を除去する。 通常、大気圧近くてライン49に流出する流出
物流は弁51で減圧し、蒸発器50に通して過剰
の水を除去し、一層濃縮されたソルビトール溶液
を得る。水蒸気は蒸発器50からライン52介し
て除去する。蒸発器圧力は、通常50〜150mmHgの
範囲に維持し蒸発器温度は蒸気の如き熱流体を通
す流路53によるように加熱することによつて約
20〜45℃の範囲に維持する。USP規格に合致し
た生成ソルビトール−水生成物溶液をライン54
から取出す。 重要な相関関係が、各反応器において達成され
るグルコースのソルビトールへの転化率、反応器
流出物流の生成PHおよび触媒使用寿命の相互間に
存在することを確めた。一般に、この関係を第2
図に示す。この第2図から、少なくとも約75重量
%転化率増加を達成する一段水素化反応器の場合
には反応器液体のPHが反応器内に幾分かのグルゴ
ン酸が生成するために触媒劣化が約3.5に増加す
ることによつて急激に低下することがわかる。し
かし、反応圏当りのグルコース転化率増加が約35
重量%以下の多段反応の場合には反応器液体のPH
を約4.8以上に維持できかつ高い触媒活性度を約
500時間以上にわたり延長できることがわかる。
しかしながら、反応圏当りのグルコース転化率増
加を約10重量%以下に制限する場合には、反応器
液のPHは約5.4以上に維持でき、その低下割合が
一層減少し、触媒使用寿命が一層長くなる。この
結果、直列に接続する多段反応器を用いる場合に
は約4.5以上の反応器液体PHを維持でき、各反応
器におけるグルコン酸の望ましくない生成割合を
減少できおよび極めて長い触媒寿命を維持でき、
これにより触媒コストを著しく軽減できる利点が
ある。 アルドースの接触水素化による本発明の方法に
おいて、所望範囲の反応器液体PHを制御すること
により高い触媒活性を維持できることを確めた。
第2図に示している一段反応器におけるデータの
ように反応器液体PHを約4.5以上に維持できない
操作においては、PHは3.5に低下し、触媒活性度
はその正常値の約20%低下する。しかし、第2図
に示している多段反応器におけるデータのように
反応器液体PHを約4.5以上に維持する場合には、
触媒活性度は殆んどその正常値を500時間経過後
でも維持する。第3図は触媒活性度対触媒劣化に
おける改良について示している。この第3図は反
応圏における逆空間速度に対してブロツトした反
応圏供給物と生成物との相互間におけるグルコー
ス濃度比を負の自然対数で規定した反応転化イン
デツクス(−lnc/c0=kt)で示している。一段反 応の場合にはスローブで示す触媒活性度は250時
間後2.5に低下するのに対して、多段反応では500
時間触媒劣化後でも11.2のスローブを維持してい
る。 本発明方法の他の例においては、逆混合固定床
型接触反応器を第一段反応に有利に使用すること
ができる。第4図に示すように、30〜50重量%グ
ルコース水溶液供給原料流をライン60を通して
混合タンク61に送り、ここで供給流をライン6
1aからのPHを7〜10範囲に調節するのに十分な
アルカリ溶液と混合する。生成液体混合物をポン
プ62で加圧し、水素ガスをライン63から添加
し、流れを予熱器64で100〜120℃の温度に予熱
する。次いで、予熱された流れをライン65を通
して高ニツケル担持粒状触媒を含む順流固定床接
触反応器66に導入する。この反応器における反
応条件を第1図に示す沸騰型反応器16の場合と
殆んど同じ条件に維持する。 反応器からの流出物流をライン67から送出
し、この大部分をライン69を通じて混合タンク
61に再循環して反応器流出物液体のPHを約4.8
に、通常は5〜9の範囲に維持する。流出物の残
部はライン68を通して第1図に示すと同様にソ
ルビトールに更に転化するために他の接触反応圏
に送る。ライン69からの再循環流対ライン60
からの供給原料流の流れ比は2〜10の範囲にす
る。 次に、本発明を例について説明するが、本発明
の範囲はこれに制限されるものではない。 例 1 逆混合型反応器の操作を固定触媒床反応器を用
いる操作におけると同様に行つた。水溶液におい
てジヤガイモ澱粉から誘導した40重量%グリコー
スを含有する供給原料流を水酸化ナトリウム溶液
の添加によつてそのPHを7〜8.5に調節した。こ
の混合物を過剰の水素ガスと共に下方に向けて内
径2.540cm(1インチ)および長さ43.18cm(17イ
ンチ)の反応器に導入した。反応器の下部には
1.524mm(0.060インチ)直径の押出体の形状のシ
リカ−アルミナ支持体に担持した高ニツケルを含
有する触媒粒子約60c.c.を充填させた。反応器の上
部には予熱および流れ分布セクシヨンとして作用
する不活性アルミナタブレツトを含有させた。反
応器は電気加熱砂浴で加熱して触媒床内を均一温
度に維持した。水素分圧は107.22Kg/cm2
(1525psig)に維持した。固定床反応器からの生
成流出物流をそのPHを7〜8.5に調節するのに十
分な水酸化ナトリウム溶液と混合し、この混合物
を新しい供給物に添加し、次いで同じ反応器に付
加回数再循環させた。反応器逆混合するこれらの
操作の操作条件および結果を次表に示す。
【表】
【表】 上表に示す結果は、反応器接触床の第1通過さ
せた場合にはグルコース転化率が72重量%であつ
たことを示している。高められた分量のソルビト
ールを含有する反応器流出物と40重量%グルコー
スを含有する新しい供給原料との混合物を第2の
触媒床に低い空間速度で通過した場合には、転化
率は約85.5重量%で、全転化率は約98重量%であ
つた。供給原料と混合した第2通過させた流出物
を第3の反応器に通過させた場合には、転化率は
99.6重量%で、グルコースの全転化率は99.9重量
%であつた。このために、逆混合反応器を用いた
場合には、幾分かの反応器流出物生成物を供給原
料と混合し、再び反応器に再循環させることによ
つて反応器液体PHを約4.5以上に維持でき、この
ために触媒の酸浸出を防止でき、これにより高い
転化率および触媒寿命を高める優れた結果が得ら
れることを確めた。 例 2 40重量%グルコース水溶液の供給原料流を水素
ガスと共に下方に向けて例1において用いた固定
触媒床反応器に導入して代表的な二段・固定床反
応器操作の結果を測定した。反応器の下部には
1.524mm(0.060インチ)の押出体の形状のシリカ
−アルミナ支持体に担持した高ニツケル含有触媒
60c.c.を充填した。反応器の上部には予熱および流
れ分布するための不活性アルミナタブレツトを充
填した。操作は過剰量の水素を用い次の表2に示
す反応条件で行つた。また、この結果を表2に示
す。
【表】 上記2表に示す結果から、アルカリ溶液の添加
により反応器流出物液体のPHを約5.0以上に維持
することによつて、触媒活性度を少なくとも約
150時間にわたつて比較的に低下することなく維
持できることがわかる。 例 3 4重量%グルコース一水化物、36重量%ソルビ
トールおよび60重量%水を含有する供給原料流を
過剰の水素ガスと例1において用いた固定触媒床
反応器に導入して代表的な三段−固定床反応器操
作を行つた。触媒としてはシリカ−アルミナ支持
体に担持した1.524mm(0.060インチ)直径の高ニ
ツケル含有押出体を用いた。操作は三段・反応器
に対して代表的な反応条件で行つた。反応条件お
よび結果を表3に示す。
【表】 上記結果から99.95重量%以上の全グルコース
転化率が得られ、かつ触媒活性度が120時間まで
殆んど低下しないで維持できることがわかる。 例 4 固定床反応器操作を40重量%グルコース供給原
料を用い150℃の温度および77.34Kg/cm2
(1100psig)の水素分圧の条件で長時間にわたり
行つた。高濃度のニツケルを含有し、かつ8〜12
メツシユ(0.094〜0.066インチ)の粒度を有する
触媒を用いた。240時間操作後、転化率が触媒活
性度の減少により99.7%から90%に低下した。供
給物の供給を中断し、触媒を触媒床に水素ガスを
約150℃および35.15Kg/cm2(500psig)で4時間
にわたり通して再生した。次いでグルコース供給
原料を再び導入した。グルコース転化率は99.7重
量%に増加した。このため、使用した触媒を熱水
素ガスにより少なくとも約150℃および1気圧の
水素分圧の条件で処理することによつてかかる使
用した触媒を再生できることを確めた。 例 5 40重量%グルコース水溶液で8.2のPHを有する
供給原料を水素ガスと共に触媒粒子の沸騰床を有
する逆混合型反応器に導入した、触媒はシリカ−
アルミナ支持体に担持した高ニツケルを含有し、
1.270mm((0.05インチ)の粒度を有していた。反
応条件は約150℃(302〓)の温度、107.22Kg/cm2
(1525psig)の水素分圧および8.1Vf/hr/Vcの
液空間速度に維持した。触媒床膨脹は反応器液体
を触媒床上の点から反応床の下側に位置する流れ
分配器に再循環し、反応器液体を新しい供給原料
を逆混合することによつて触媒床の固定高さより
20%高く維持するようにした。反応器液体のPHは
該液体を十分な量の水酸化ナトリウム溶液と混合
することによつて5.5〜7の範囲に維持した。80
%のグルコースの転化率を10の再循環比で達成し
た。一部分転化したグルコースの流れを反応器の
頂部から取出し、残留するグルコースをソルビト
ール溶液に更に転化するために第2接触反応器に
通した。 本発明を好適な例について説明したけれども、
本発明は本明細書および特許請求の範囲の記載を
逸脱しない限り種々変更を加えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は単糖類を生成ソルビトール溶液に転化
する本発明による三段−接触プロセスを示すフロ
ーシート、第2図はグルコース供給流のソルビト
ールへの種々の転化率増加に関して反応器液体流
出物のPH対触媒劣化の相関関係を示すグラフ、第
3図は一段および多段操作に関してグルコース濃
度比の対数値と逆空間速度値との相関関係を示す
グラフ、および、第4図は本発明における第1反
応圏に適当な固定床逆混合型接触反応器を用いて
行う接触プロセスのフローシートである。 11,19,27……中和工程、14,22,
32,64……予熱器、16,24,34,66
……反応器、16a……触媒床、17……降下
管、26……再循環ポンプ、36……冷却器、3
8……相分離器、40……水素精製工程、42…
…圧縮機、43a,51……弁、44……活性炭
吸着カラム、46……陽イオン交換カラム、48
……陰イオン交換カラム、50……蒸発器、53
……流路、61……混合タンク、62……ポン
プ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 高純度アルジトール溶液を単糖類の接触転化
    により製造する方法において、 (a) 水に溶解した少なくとも10重量%の単糖類を
    含有し、かつ7〜13のPHを有する供給原料流を
    作り; (b) 前記供給流および水素ガスを少なくとも100
    ℃に予熱し、この加熱供給流混合物を直列に接
    続した多段接触反応圏に通し、各圏には不活性
    支持体に担持した高活性ニツケルを含む粒状触
    媒を含有し; (c) 各次の反応圏への前記供給流にアルカリ溶液
    を混合して供給流のPHを7〜13の範囲に維持
    し; (d) 前記単糖類供給流をアルジトールに転化して
    少なくとも98重量%の全転化率を達成するため
    に、反応圏を130〜180℃の温度、35.15〜
    140.61Kg/cm2(500〜2000psig)の水素分圧お
    よび0.5〜16Vf/hr/Vcの空間速度の条件に維
    持し;および (e) 水溶液状態でアルジトールを含有する生成物
    を取出すことを特徴とする高純度アルジトール
    溶液の製造方法。 2 各反応圏における触媒はシリカ−アルミナ支
    持体に担持した40〜70重量%の安定化ニツケルを
    含有し、0.508〜6.350mm(0.020〜0.250インチ)
    の直径の粒度および140〜180M2/gの表面積を
    有する特許請求の範囲第1項記載の高純度アルジ
    トール溶液の製造方法。 3 各反応圏の上流における前記供給流のPHを該
    供給流にアルカリ溶液を混合して8〜12の範囲に
    制御し、第1反応圏において反応圏流出物の1部
    を前記供給流と逆混合し、操作パロメータを各反
    応圏における液体のPHを少なくとも4.5に維持す
    るように制御する特許請求の範囲第1項記載の高
    純度アルジトール溶液の製造方法。 4 第1反応圏には反応圏液体を前記供給流と内
    部逆混合するために逆流沸騰接触床−型反応器を
    用い、最後の反応圏を固定触媒床−型反応器に
    し、各反応圏における条件を140〜170℃の温度、
    52.73〜112.49Kg/cm2(750〜1600psig)の水素分
    圧および1.0〜10Vf/hr/Vcの空間速度に維持す
    る特許請求の範囲第1項記載の高純度アルジトー
    ル溶液の製造方法。 5 前記沸騰触媒床反応圏における反応器液の1
    部を取出し、アルカリ溶液と混合し、次いで反応
    器に再循環して液体のPHを4.8〜7の範囲に制御
    する特許請求の範囲第4項記載の高純度アルジト
    ール溶液の製造方法。 6 第1反応圏への前記供給流を10〜60重量%グ
    ルコース水溶液にし、全グルコース転化率を水溶
    液におけるソルビトールに対して98.5〜99.9重量
    %にする特許請求の範囲第1項記載の高純度アル
    ジトール溶液の製造方法。 7 3つの反応圏を用い、各反応圏に対する標準
    条件において水素ガス対液体の比を500〜4000の
    範囲にする特許請求の範囲第1項記載の高純度ア
    ルジトール溶液の製造方法。 8 転化率が少なくとも5重量%減少した後に、
    前記供給流を中断し、水素流を継続して少なくと
    も4時間にわたつて触媒を再生する特許請求の範
    囲第1項記載の高純度アルジトール溶液の製造方
    法。 9 金属イオンを工程(d)からのアルジトール液体
    から除去して脱イオン化アルジトール生成物を生
    成する特許請求の範囲第1項記載の高純度アルジ
    トール溶液の製造方法。 10 活性炭処理工程を最終接触反応工程後に用
    いて透明なアルジトール生成物溶液を生成する特
    許請求の範囲第1項記載の高純度アルジトール溶
    液の製造方法。 11 前記供給流をジヤガイモグルコースとする
    特許請求の範囲第6項記載の高純度アルジトール
    溶液の製造方法。 12 前記供給をグルコース−水化物とする特許
    請求の範囲第6項記載の高純度アルジトール溶液
    の製造方法。 13 ソルビトールをグルコースの接触転化によ
    り製造する方法において、 (a) 水に溶解した10〜60重量%のグルコースを含
    有し、かつ7〜12のPHを有する供給原料流を作
    り; (b) 前記供給流および水素ガスを100〜120℃に予
    熱し、この加熱供給流混合物を直列に接続した
    3つの接触反応圏に通し、各圏にはシリカ−ア
    ルミナ支持体に担持した40〜70重量%のニツケ
    ルを含み、かつ0.762〜7.620mm(0.030〜0.30イ
    ンチ)直径の粒度を有する高活性ニツケル触媒
    を含有し; (c) 各次の反応圏への前記供給流にアルカリ溶液
    を混合して供給流のPHを7〜12の範囲に維持
    し; (d) 前記グルコース供給流をソルビトールに転化
    して少なくとも99重量%の全転化率を達成する
    ために、各反応圏を140〜170℃の温度、52.73
    〜112.49Kg/cm2(750〜1600psig)の水素分圧、
    1.5〜10Vf/hr/Vcの空間速度および標準条件
    で500〜4000の水素ガス/液体供給流比の条件
    に維持し;および (e) 水溶液状態でソルビトールを含有する生成物
    を取出すことを特徴とするソルビトールの製造
    方法。 14 アルジトールをアルドースの接触転化によ
    り製造する方法において、 (a) 水に溶解した少なくとも10重量%のアルドー
    スを含有し、かつ7〜13のPHを有する供給原料
    流を作り; (b) 前記供給流に水素ガスを添加し、この供給流
    混合物を少なくとも100℃に予熱し、この加熱
    供給流混合物を直列に接続した少なくとも2つ
    の接触反応圏に通し、各圏にはシリカ−アルミ
    ナ支持体に担持した40〜70重量%のニツケルを
    含む触媒を含有し; (c) 各次の反応圏への前記供給流をアルカリ溶液
    と混合して各圏からの流出物のPHを4.5〜7の
    範囲に維持し; (d) 前記供給流をアルジトールに転化して少なく
    とも98重量%の全転化率を達成するために、反
    応圏を130〜180℃の温度、35.15〜140.61Kg/
    cm2(500〜2000psig)の水素分圧および1.0〜
    15Vf/hr/Vcの空間速度の条件に維持し; (e) 水溶液状態でアルジトールを含有する生成物
    を取出すことを特徴とするアルジトールの製造
    方法。 15 第1反応圏において反応圏液体の1部を前
    記供給流と逆混合させ、第1反応圏において達成
    する特定転化率を供給材料の40〜80重量%の範囲
    にし、次の順次反応圏において達成する特定転化
    率を5〜20重量%にする特許請求の範囲第14項
    記載のアルジトール溶液の製造方法。 16 前記供給流を20〜50重量%マンノース溶液
    とし、生成物をマンニトールとする特許請求の範
    囲第14項記載のアルジトール溶液の製造方方。 17 前記供給流を20〜50重量%キシロース溶液
    とし、生成物をキシリトールとする特許請求の範
    囲第14項記載のアルジトール溶液の製造方法。 18 アルジトールをアルドースの接触転化によ
    り製造する方法において、 (a) 水に溶解した少なくとも10重量%のアルドー
    スを含有し、かつ7〜13のPHを有する供給原料
    流を作り; (b) 前記供給流に水素ガスを添加し、この供給流
    混合物を少なくとも100℃に予熱し、この加熱
    供給流混合物を不活性支持体に40〜70重量%の
    ニツケルを担持した触媒を含有する第一段接触
    反応圏に通し、該反応圏において反応圏液体の
    1部を前記供給流と逆混合および再循環して1
    通過当りの転化率を10重量%以下に制御しかつ
    反応液体PHを少なくとも4.5に制御し; (c) 一部分反応した流出物流を取出し、この流出
    物流を前記反応圏からの流出物のPHを7〜10の
    範囲に維持するのに十分なアルカリ溶液と混合
    し; (d) 前記工程(c)からの混合物を水素と一緒に、不
    活性支持体に担持した40〜70重量%のニツケル
    を含む粒状触媒を含有する第二段−固定触媒床
    型反応圏に通し; (e) 両反応圏を、前記供給流をアルジトールに転
    化して少くとも98重量%の全転化率を達成する
    ために、130〜180℃の温度、35.15〜140.61
    Kg/cm2(500〜2000psig)の水素分圧および0.5
    〜16Vf/hr/Vcの空間速度の条件に維持し、
    および (f) 水溶液状態でアルジトールを含有する生成物
    を取出すことを特徴とするアルジトールの製造
    方法。
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