JP2000063307A - 水素化ビスフェノールaの製造法 - Google Patents
水素化ビスフェノールaの製造法Info
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Abstract
ールAの連続水素化において、触媒の劣化を防止し効率
よく水素化ビスフェノールAを製造する方法を提供す
る。 【解決手段】 ビスフェノールA2〜15重量%を含有
するアルコール系溶媒溶液、あるいはアルカリ土類金属
の酸化物又は水酸化物で処理したビスフェノールA含有
溶液を、ニッケル担持成型触媒を用いた固定床流通式反
応装置に供給し、連続的に接触水素化する水素化ビスフ
ェノールAの製造法。
Description
ロピリデンジフェノール(慣用名:ビスフェノールAま
たはBPA)を水素化して、4,4′−イソプロピリデ
ンジシクロヘキサノール(慣用名:水素化ビスフェノー
ルAまたはHBPA)を製造する方法に関し、より詳し
くは、ビスフェノールAを工業的に有利に連続水素化す
る水素化ビスフェノールAの製造法に関する。
ジヒドロキシ化物であって、エポキシ樹脂、不飽和ポリ
エステル樹脂、ポリカーボネート樹脂等の原料および改
質剤として有用な物質である。また、水素化ビスフェノ
ールAを原料とする樹脂は、耐熱性、耐薬品性、耐候性
等に優れるという特長を有し、その需要量は年々増加し
てきている。
スフェノールAを製造する方法には、以下のように種々
の方法が提案されている。
して、ロジウム触媒を使用しアルコール類を溶媒とする
方法(特公昭45−35300号)、ルテニムウ触媒を
使用しアルコール類を溶媒とする方法(特開昭53−1
19855号、特開平6−9461号)、パラジウムを
活性炭上に担持した触媒を使用する方法(特開昭64−
34935号)等が提案されている。また、より安価な
ニッケル系の触媒を使用する方法として、ラネーニッケ
ルに鉄、クロム、および鉛から選ばれた少なくとも1つ
の金属を添加してなる触媒を使用する方法(特開昭53
−119854号)、ラネーニッケルを触媒としアルカ
リ土類金属水酸化物を共存させて水素化する方法(特開
昭61−260034号)、担持ニッケル触媒を使用し
水酸化カルシウムの共存下に水素化する方法(特開平4
−103548号)、珪藻土担体にアルカリ土類金属と
ニッケルを担持した触媒を使用する方法(特開平6−1
28182号)、ニッケル系触媒を使用し2種以上のア
ルカリ土類金属酸化物の共存下に水素化する方法(特開
平6−329569号)、アルカリまたはアルカリ土類
金属と極性有機溶媒で前処理したニッケル担持触媒を使
用する方法(USP4503273)等が提案されてい
る。
や、転化率および選択率を向上させるという点では有効
な方法である。しかしながら、上記の方法はそのほとん
どが一定容量の反応器に一定量の原料を仕込んで反応さ
せる回分式の製造方法を前提とするものであるため、製
造コストの低減および生産効率の向上という観点からは
限界があった。
公報にはルテニウム触媒を使用した連続水素化の方法が
記載されている。しかし、ルテニウム触媒はニッケル系
触媒に比較すると高価であるため、コスト的にはニッケ
ル系触媒の使用が望ましい。また、前述の特開平6−1
28182号公報および特開平6−329569号公報
には、ニッケル系触媒を使用し連続式で水素化すること
も可能な旨が記載されているが、同公報には具体的反応
条件や実施例の記載はない。即ち、連続式で水素化する
場合に、製造コスト面で最も重要なファクターとなる触
媒劣化や触媒寿命という問題点に関してはこれまでほと
んど検討されていなかった。
は、製造コストの低減および生産効率の向上という観点
から水素化ビスフェノールAの製造を連続式で行う場合
において、触媒の劣化を防止して十分に実用的な触媒寿
命を実現し、効率よく安価に水素化ビスフェノールAを
製造する方法を提供することにある。
を解決すべく鋭意研究を行った結果、水素化ビスフェノ
ールAを連続式で製造する場合においては、触媒の劣化
を防止するためには、第一に、供給液の溶媒としてアル
コール系溶媒を用い、ビスフェノールAの濃度を特定範
囲に調整すること、第二に、ビスフェノールA含有溶液
を水素化反応の前に特定のアルカリ化合物で処理するこ
とが効果的であることを見出し本発明を完成した。
〜15重量%を含有するアルコール系溶媒溶液を、ニッ
ケル担持成型触媒を用いた固定床流通式反応装置に供給
し、連続的に接触水素化することを特徴とする水素化ビ
スフェノールAの製造法を提供するものである。
物または水酸化物で処理したビスフェノールA含有溶液
を、ニッケル担持成型触媒を用いた固定床流通式反応装
置に供給し、連続的に接触水素化することを特徴とする
水素化ビスフェノールAの製造法を提供するものであ
る。
に供給するビスフェノールAを2〜15重量%のアルコ
ール系溶媒溶液とする点にある。アルコール系溶媒とし
ては例えば炭素数2〜8の1価アルコールが好ましく、
特にイソプロピルアルコール、イソブチルアルコール、
sec−ブチルアルコール、tert−ブチルアルコー
ル、3−メチル−1−ブタノール、4−メチル−2−ペ
ンタノールが好ましい。
ールAを溶解し、原料濃度を2〜15重量%、好ましく
は3〜15重量%として水素化反応の供給液とする。本
発明者らの知見によれば、ニッケル担持成型触媒の触媒
寿命は供給液の原料濃度に大きく依存しており、原料濃
度が高い場合には触媒の転化率および選択率といった性
能が早期に急激に低下する。しかしながら、原料濃度を
本発明の範囲、すなわち15重量%以下とすることによ
り、十分に実用的な触媒寿命を得ることができる。この
ように原料濃度を低くすることによって触媒寿命が改善
される理由は明らかではないが、例えば反応熱による局
部加熱の防止、触媒劣化成分の付着防止等の理由が推定
される。なお、触媒寿命の点では原料濃度を低くする程
好ましいが、水素化後の溶媒分離工程における負担およ
び生産効率を考慮すれば、2重量%より低い濃度は好ま
しくない。
給するビスフェノールA含有溶液を予めアルカリ土類金
属の酸化物または水酸化物で処理する点にある。かかる
処理をすることにより、水素化触媒の劣化を防止して触
媒寿命を延ばすことができる。ここで、アルカリ土類金
属の酸化物または水酸化物を(以下、アルカリ土類金属
化合物という)構成するアルカリ土類金属としては例え
ばマグネシウム、カルシウム、ストロンチウム、バリウ
ム等が挙げられ、中でもマグネシウムおよびカルシウム
が好ましく、カルシウムが特に好ましい。
ビスフェノールA含有溶液とを接触させればよく、例え
ば、ビスフェノールAを適当量の溶媒に溶解し、この溶
液にアルカリ土類金属化合物を固体のまま混合し、攪拌
した後、濾過等によりアルカリ土類金属化合物を分離す
るという方法によって実施することができる。ビスフェ
ノールAに対するアルカリ土類金属化合物の使用量は特
に限定されないが、通常は0.1〜10重量%が適当で
ある。アルカリ土類金属化合物をビスフェノールAに混
合してから分離するまでの接触時間は0.1〜2時間、
好ましくは0.2〜1時間である。本発明において、ビ
スフェノールA含有溶液をアルカリ土類金属化合物で処
理することにより水素化触媒の劣化が防止される理由は
明らかではないが、ビスフェノールAに微量含まれる例
えば硫黄含有成分等の触媒毒と成りうる成分が、アルカ
リ土類金属化合物で処理することにより除去されるため
と考えられる。
を行う場合のビスフェノールA含有溶液の溶媒として
は、アルコール系溶媒、エーテル系溶媒、グリコールエ
ーテル系溶媒等が挙げられるが、このうちアルコール系
溶媒、特に前記した炭素数2〜8の1価アルコールが好
ましい。また、アルカリ土類金属化合物処理の際の溶液
中のビスフェノールAの濃度は特に制限されないが、ア
ルコール系溶媒を用いた場合、処理後に2〜15重量
%、特に3〜15重量%に濃度を調整した後に反応装置
に供給するのが好ましい。
よっては、水素化後の主として溶媒(好ましくはアルコ
ール系溶媒)と水素化ビスフェノールAからなる反応液
を循環して原料と混合し、水素化ビスフェノールAを溶
媒の一部として使用することもできる。この場合には、
水素化ビスフェノールAを含めた混合物中のビスフェノ
ールAの濃度が2〜15重量%、特に3〜15重量%と
なるようにするのが好ましい。
は、無機酸化物担体にニッケルを担持させ、その後適当
な形状に成型したものである。担体としては、珪藻土、
アルミナ、シリカ、酸化マグネシウムまたはこれらの混
合物を例示することができるが、特に珪藻土とアルミナ
が好適である。ニッケルの担持量は一般に触媒の1〜9
0重量%、好ましくは20〜80重量%である。成型触
媒の形状は特に限定されず、ペレット状、球状、円筒状
等いずれの形状のものでも使用できる。これらのニッケ
ル担持成型触媒は、水素化用触媒として市販されている
ものを使用することができ、また、耐硫黄性の向上等の
目的でニッケル以外の金属、例えば銅、クロム等を微量
担持させたようなものでも好適に使用することができ
る。
そのまま使用することができるが、好ましくは以下のよ
うに、水素化反応に供する前にアルカリ金属化合物また
はアルカリ土類金属化合物の溶液で処理することによっ
て、水素化分解等の副反応を抑制し水素化ビスフェノー
ルAの選択率をさらに向上させることができる。この処
理の方法に関しては、類似の方法がUSP450327
3明細書にも記載されているが、例えば、触媒層に充填
したニッケル担持成型触媒にアルカリ金属化合物または
アルカリ土類金属化合物の溶液を流通して接触させ、そ
の後窒素等の不活性ガスを流通して乾燥し、さらに脂肪
族炭化水素等の反応に不活性な溶剤を水素の存在下に1
00〜200℃の温度で流通して賦活する、という方法
で容易に実施できる。アルカリ金属化合物またはアルカ
リ土類金属化合物の溶液としては、例えば炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム等の水溶液
またはアルコール溶液が好ましい。
した固定床流通式反応装置に原料溶液と水素を流通する
ことができれば特に限定されず、例えば、図1に示すよ
うなワンパス方式や、図2に示すような循環方式のいず
れの方法でも実施することができる。ワンパス方式と
は、ビスフェノールAを溶解槽において溶媒に溶解し、
この溶液を供給液加熱炉で所定の温度に加熱した後、水
素と共に反応器に供給して水素化する方法であり、循環
方式とは、反応器から出た水素化ビスフェノールAを含
む反応液を系内に循環し、反応液の一部を抜き出しなが
ら新たな原料溶液を供給して水素化する方法である。循
環方式の場合には、供給液側に循環された水素化ビスフ
ェノールAを溶媒の一部として使用できるため、溶媒の
使用量を減らし、後の溶媒分離工程における負担を軽減
することができる。なお、反応器は1基に限定されるも
のではなく、複数の反応器を縦列に接続して使用し、段
階的に水素化を行う方法でも良い。
応圧力および原料溶液の流通速度は、十分な原料転化率
が得られる範囲であれば特に限定されないが、通常は、
反応温度120〜200℃の範囲、好ましくは140〜
180℃の範囲、反応圧力10〜150kg/cm2・Gの
範囲、好ましくは30〜100kg/cm2・Gの範囲、原
料溶液の流通速度LHSV0.5〜20h-1の範囲、好
ましくはLHSV1〜10h-1の範囲が採用される。ま
た、水素の供給量は、ビスフェノールAを100%水素
化する理論吸収量以上であれば特に限定されないが、通
常は理論吸収量の1.1〜2モル倍を供給することが好
ましい。
手段によって溶媒を分離すれば水素化ビスフェノールA
を得ることができ、また、分離した溶媒は再使用するこ
とができる。
れば、触媒の劣化を防止して、十分に実用的な触媒寿命
により、効率よく水素化ビスフェノールAを製造するこ
とができる。
をさらに具体的に説明するが本発明はこれらに限定され
るものではない。
下、BPAと略す)をsec−ブチルアルコール(以
下、SBAと略す)に溶解し、BPAの濃度が25およ
び20重量%の溶液を調製した。この溶液を供給液と
し、図1に示す固定床流通式反応装置を用いて水素化反
応を行った。
媒(NEケムキャット社製、Ni5256E:ニッケル
含量57重量%、シリカ/アルミナ担体、円筒状成型品
外径1.2mm/長さ6mm)を150ml(120g)充填
し、水素化反応の前に5重量%炭酸ナトリウム水溶液を
7.5リットル流通し、その後窒素を1時間流通して乾
燥し、次いで約1%の水素を含む窒素とイソオクタンと
を10kg/cm2・Gの加圧下、160〜170℃で2時
間流通して賦活処理した。
論吸収量の1.5モル倍の水素とともに、供給液温度1
60℃、水素圧70kg/cm2・G、LHSV3h-1の条
件で流通し、水素化反応を行った。
グラフにより分析して、以下のように評価した。
ルA(以下、HBPAと略す)の生成量が95%に満た
なくなるまでの日数。 <BPA処理可能量> 触媒寿命までのBPA総流通量(重量)/触媒充填量
(重量)
た、BPA流通量(g)を触媒充填量(g)で割った値
をBPA処理量とし、BPA処理量とHBPA生成量の
関係を図3に示す。
10、5重量%とした以外は比較例1と同様にして連続
水素化反応を行った。結果を表1および図3に示す。
度を低くして水素化反応を行った場合には、触媒寿命お
よびBPA処理可能量が格段に改善された。なお、BP
A濃度が10重量%(実施例2)の場合において、BP
A処理量が100g/gのときの反応液の組成(溶媒を
除く)は、HBPA97.6%、分解物2.2%、中間
体0.1%、その他0.1%であった。分解物とはHB
PAの水酸基の1つが脱離したもの、中間体とはHBP
Aの1つの水酸基がケトン構造となったものと推定さ
れ、触媒が劣化してきた場合には、主に分解物と中間体
が増加した。
し、BPAの濃度が20および10重量%の溶液を調製
した。この溶液のそれぞれにBPAの1重量%の水酸化
カルシウムの粉末を加え、常温で30分攪拌し、その後
濾過して水酸化カルシウムの粉末を除去した。このよう
にして処理した原料溶液を供給液とし、比較例2および
実施例2と同様の条件下に水素化反応を行った。反応結
果を表1および図3に示す。同結果より、本発明の方法
によってBPAを水酸化カルシウムで処理した場合は、
触媒寿命およびBPA処理可能量がさらに改善された。
通式反応装置を用いて水素化反応を行った。反応器の触
媒層には、比較例1と同じニッケル担持成型触媒を15
0ml充填し、比較例1と同様にして炭酸ナトリウム水溶
液で処理した。
た。反応液であるHBPAのSBA溶液を、その一部を
反応液抜き出し配管から抜き出しながら、反応液循環配
管を通して循環し、この循環液に、BPA溶解槽におい
て30重量%の濃度に調製したBPAのSBA溶液をB
PA濃度が10重量%となるように混合し、このBPA
/HBPA/SBA混合液を理論吸収量の1.5モル倍
の水素と共に、供給液温度160℃、水素圧70kg/cm
2・G、LHSV3h-1の条件で反応器に流通した。な
おこのときの各部における液流通量は、原料溶液供給量
150ml/h、反応器流通量450ml/h、反応液抜き
出し量150ml/h、反応液循環量300ml/hとし
た。
同様にして行った結果、触媒寿命は44日、BPA処理
可能量は325g/g、BPA処理量が100g/gに
おけるHBPA生成量は97.4%であった。
不飽和ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂等の原
料として有用な水素化ビスフェノールAを連続的に効率
よく製造することができる。また、触媒の劣化が少な
く、触媒寿命が著しく改善されるため、煩雑な触媒交換
作業を減らし製造コストを低減することができる。
反応を行う固定床流通式反応装置の概要図である。
化反応を行う固定床流通式反応装置の概要図である。
条件下に水素化反応を行った場合の、BPA処理量に伴
うHBPA生成量の変化を示す図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 ビスフェノールA2〜15重量%を含有
するアルコール系溶媒溶液を、ニッケル担持成型触媒を
用いた固定床流通式反応装置に供給し、連続的に接触水
素化することを特徴とする水素化ビスフェノールAの製
造法。 - 【請求項2】 アルカリ土類金属の酸化物または水酸化
物で処理したビスフェノールA含有溶液を、ニッケル担
持成型触媒を用いた固定床流通式反応装置に供給し、連
続的に接触水素化することを特徴とする水素化ビスフェ
ノールAの製造法。 - 【請求項3】 ビスフェノールA含有溶液が、ビスフェ
ノールA2〜15重量%を含有するアルコール系溶媒溶
液である請求項2記載の水素化ビスフェノールAの製造
法。 - 【請求項4】 ビスフェノールA含有溶液が、さらに水
素化ビスフェノールAを含むものである請求項1〜3の
いずれか1項記載の水素化ビスフェノールAの製造法。 - 【請求項5】 ニッケル担持成型触媒が、アルカリ金属
化合物またはアルカリ土類金属化合物を含有する溶液で
前処理されたものである請求項1〜4のいずれか1項記
載の水素化ビスフェノールAの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23149498A JP3600453B2 (ja) | 1998-08-18 | 1998-08-18 | 水素化ビスフェノールaの製造法 |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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ID=16924379
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP23149498A Expired - Lifetime JP3600453B2 (ja) | 1998-08-18 | 1998-08-18 | 水素化ビスフェノールaの製造法 |
Country Status (1)
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9545617B2 (en) | 2014-12-09 | 2017-01-17 | Industrial Technology Research Institute | Catalyst and manufacturing method thereof and method for manufacturing hydrogenated bisphenol A or derivatives thereof using the same |
CN115197049A (zh) * | 2022-07-01 | 2022-10-18 | 中国石油化工股份有限公司 | 一种氢化双酚a精制提纯的方法 |
CN116099548A (zh) * | 2023-03-23 | 2023-05-12 | 大连理工大学 | 一种用于制备高比例反反氢化双酚a的负载型催化剂的制备方法及应用 |
-
1998
- 1998-08-18 JP JP23149498A patent/JP3600453B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US10005068B2 (en) | 2014-12-09 | 2018-06-26 | Industrial Technology Research Institute | Catalyst and manufacturing method thereof |
CN115197049A (zh) * | 2022-07-01 | 2022-10-18 | 中国石油化工股份有限公司 | 一种氢化双酚a精制提纯的方法 |
CN116099548A (zh) * | 2023-03-23 | 2023-05-12 | 大连理工大学 | 一种用于制备高比例反反氢化双酚a的负载型催化剂的制备方法及应用 |
CN116099548B (zh) * | 2023-03-23 | 2024-05-28 | 大连理工大学 | 一种用于制备高比例反反氢化双酚a的负载型催化剂的制备方法及应用 |
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