JPH0332114Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0332114Y2
JPH0332114Y2 JP1984167286U JP16728684U JPH0332114Y2 JP H0332114 Y2 JPH0332114 Y2 JP H0332114Y2 JP 1984167286 U JP1984167286 U JP 1984167286U JP 16728684 U JP16728684 U JP 16728684U JP H0332114 Y2 JPH0332114 Y2 JP H0332114Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
circuit
inverter
signal
switching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984167286U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6183336U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1984167286U priority Critical patent/JPH0332114Y2/ja
Publication of JPS6183336U publication Critical patent/JPS6183336U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0332114Y2 publication Critical patent/JPH0332114Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 <考案の技術分野> この考案は、複数の周波数信号を選択的に発生
するCR型の発振回路に関する。
<従来技術とその問題点> 発振周波数を切換え得るCR型の発振回路の一
つとして従来第2図に示すものが知られている。
この図に示す発振回路は、インバータ25,2
6からなるコンパレータ27と、このコンパレー
ト27の出力を反転するインバータ28と、この
インバータ28の出力を選択する第1、第2のア
ナログゲート29a,29bと、これら第1、第
2のアナログゲート29a,29bの各出力端子
に接続される第1、第2の抵抗30a,30b
(値は各々Rt1,Rt2)と、これら第1、第2の
抵抗30a,30bの接続点31と前記コンパレ
ータ27の出力端子との間に介挿されるコンデン
サ32(値はCt)と、前記接続点31と前記コ
ンパレータ27の入力端子との間に介挿される抵
抗33と、インバータ34からなる切換回路35
とを備えたものであり、切換入力端子36に供給
される選択信号に応じて切換回路35が第1、第
2のアナログゲート29a,29bのいずれか一
方を導通させて時定数Rt1・Ctで発振させたり、
時定数Rt2・Ctで発振させたりして発振周波数を
切換えるようになつている。
しかしながらこの発振回路は、抵抗、コンデン
サの一方を切換えるだけなので、大幅に周波数を
切換えることができない。このため、大幅な周波
数切換えを必要とするときには抵抗およびコンデ
ンサの両方を切換えるようにしている。
第3図は抵抗およびコンデンサを両方とも切換
えるようにした発振回路の一例を示すものであ
る。この図に示す発振回路は一方の発振部37a
を時定数Rt1・Ct1で発振させるとともに、他方
の発振部37bを時定数Rt2・Ct2で発振させ、
これらの各発振部37a,37bで得られた各周
波数信号のいずれか一方を切換回路38で選択し
て出力するものであり、切換入力端子39に
“0”信号を供給すれば発振部37aの周波数信
号が出力され、また切換入力端子39に“1”信
号を供給すれば発振部37bの周波数信号が出力
される。
しかしこの発振回路では、2組の発振部37
a,37bを必要とするため、ゲートIC(集積回
路)の使用数が多く、また基板面積も2組分だけ
必要とし、省コスト、省スペースという点から好
ましいものではなかつた。
<考案の目的> この考案は上記の事情に鑑み、抵抗、コンデン
サの両方を切換えることによつて大幅な周波数切
換えを行なうことができるとともに、回路の省コ
スト化、省スペース化を計ることができる発振回
路を提供することを目的としている。
<考案の構成と効果> この目的を達成するためこの考案による発振回
路は、入力信号を反転するインバータと、該イン
バータの入出力端子間に並列接続される第1ない
し第nのCR直列回路と、選択信号に基づいて前
記第1ないし第nのCR直列回路の各出力のいず
れか1つを選択するとともに、この選択した出力
を予め決められた電圧でコンパレートして前記イ
ンバータの入力端子に供給する切換え回路とを備
えて、該切換え回路に前記第1ないし第nのCR
直列回路の抵抗とコンデンサとの接続点がフイー
ドバツクされていることを特徴とするものであ
る。
このような構成によつてこの発振回路では抵抗
およびコンデンサの両方を切換えて大幅な周波数
切換えを行なうことができ、またインバータおよ
び切換回路を共用化しているので、2組の発振部
の出力を選択する従来の発振回路に比べてゲート
ICの使用数や基板面積を少なくすることができ
る。
<実施例の説明> 第1図はこの考案による発振回路の一実施例を
示すものである。この図において、1はインバー
タであり、このインバータ1の入出力端子間には
第1、第2のCR直列回路2,3が並列に介挿さ
れている。
第1のCR直列回路2は、第1コンデンサ4
(値はCt1)と第1抵抗5(値はRt1)とが直列に
接続されたものであり、これら第1コンデンサ
4、第1抵抗5の接続点6は保護用の抵抗7を介
して切換回路8の第1入力端子8aに接続され
て、切換回路8に前記第1のCR直列回路2の第
1コンデンサ4と第1抵抗5との接続点6がフイ
ードバツクされて発振回路を構成している。
また、第2のCR直列回路3は第2コンデンサ
9(値はCt2)と第2抵抗10(値はRt2)とが
直列に接続されたものであり、これらの接続点1
1は保護用の抵抗12を介して切換回路8の第2
入力端子8bに接続されて、切換回路8に前記第
2のCR直列回路3の第2コンデンサ9と第2抵
抗10との接続点11がフイードバツクされて発
振回路を構成している。
切換回路8はインバータ13と、アンドゲート
14,15と、オアゲート16とから構成される
ものであり、切換入力端子17に“0”信号(選
択信号)が印加されたときにはアンドゲート14
を開状態にして第1入力端子8aに供給されてい
る信号の電圧がアンドゲート14のスレツシユホ
ールドレベルS/H以上となつたときにアンドゲ
ート4から“1”信号を出力させてこれをオアゲ
ート16から出力させ、また切換入力端子17に
“1”信号(選択信号)が印加されたときにはア
ンドゲート15を開状態にして第2入力端子8b
に供給されている信号の電圧がアンドゲート15
のスレツシユホールドレベルS/H以上となつた
ときに、アンドゲート5から“1”信号を出力さ
せてこれをオアゲート16から出力させる。
したがつて、今切換入力端子17に“0”信号
が印加されていれば、アンドゲート14のみが開
状態になつている。この状態で、第1入力端子8
aに供給されている信号の値がスレツシユホール
ドレベルS/H以下であれば、切換回路8は
“0”信号を出力し、これによつてインバータ1
が“1”信号を出力しているので、第1のCR直
列回路2には矢印18方向の電流が流れ、接続点
6の電圧が徐徐に上昇している。そしてこの接続
点6の電圧がスレツシユホールドレベルS/H以
上になれば、アンドゲート14が“1”信号を出
力し、インバータ1の入力端子を“1”レベルに
し、これに応じてインバータ1の出力端子が
“0”レベルになるから、接続点6の電圧はオア
ゲート16の出力電圧+Vにスレツシユホールド
電圧S/Hを加えたもの(V+S/H)となり、
今度は矢印18と逆方向に電流が流れる。これに
よつて、接続点6の電圧は徐々に低下する。次い
で、接続点6の電圧が再びスレツシユホールドレ
ベルS/H以下となれば、切換回路8が“0”信
号を出力するから接続点6の電圧はスレツシユホ
ールド電圧S/Hからオアゲート16の出力電圧
+Vを引いた値(S/H−V)まで下がり、再び
第1のCR直列回路2に矢印18方向の電流が流
れ始じめる。以下上述した動作がくり返されて出
力端子20から時定数Rt1・Ct1の周波数信号が
出力される。
また切換入力端子17に“1”信号が印加され
れば、切換回路8のアンドゲート15が開状態に
なるので、第2のCR直列回路3の時定数Rt2・
Ct2で発振し、これによつて得られた周波数信号
が出力端子20から出力される。
このようにこの実施例では、切換入力端子17
に印加する電圧で時定数Rt1・Ct1、時定数Rt2・
Ct2のいずれか一方を選択し、出力端子20から
出力される信号の周波数を切換えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による発振回路の一実施例を
示す図、第2図はアナログスイツチで抵抗のみを
切換えて発振周波数を切換える従来の発振回路の
一例を示す図、第3図は2組の発振部を持つ従来
の発振回路の一例を示す図である。 1……インバータ、2……第1のCR直列回路、
3……第2のCR直列回路、4……第1コンデン
サ、5……第1抵抗、6……第1コンデンサ4と
第1抵抗5との接続点、7,12……保護用の抵
抗、8……切換回路、9……第2コンデンサ、1
0……第2抵抗、11……第2コンデンサ9と第
2抵抗10との接続点、17……切換入力端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 入力信号を反転するインバータと、該インバー
    タの入出力端子間に並列接続される第1ないし第
    nのCR直列回路と、選択信号に基づいて前記第
    1ないし第nのCR直列回路の各出力のいずれか
    1つを選択するとともに、この選択した出力を予
    め決められた電圧でコンパレートして前記インバ
    ータの入力端子に供給する切換え回路とを備え、
    該切換え回路に前記第1ないし第nのCR直列回
    路の抵抗とコンデンサとの接続点がフイードバツ
    クされていることを特徴とする発振回路。
JP1984167286U 1984-11-02 1984-11-02 Expired JPH0332114Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984167286U JPH0332114Y2 (ja) 1984-11-02 1984-11-02

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984167286U JPH0332114Y2 (ja) 1984-11-02 1984-11-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6183336U JPS6183336U (ja) 1986-06-02
JPH0332114Y2 true JPH0332114Y2 (ja) 1991-07-08

Family

ID=30725087

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984167286U Expired JPH0332114Y2 (ja) 1984-11-02 1984-11-02

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0332114Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5782880B2 (ja) * 2011-07-13 2015-09-24 セイコーエプソン株式会社 抵抗周波数変換回路及び電子機器

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5739616A (en) * 1980-08-21 1982-03-04 Toshiba Corp Tristate gate type oscillation circuit

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5739616A (en) * 1980-08-21 1982-03-04 Toshiba Corp Tristate gate type oscillation circuit

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6183336U (ja) 1986-06-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4891609A (en) Ring oscillator
KR940009399B1 (ko) d.c.차단 캐패시터 회로 및 직접 변환 수신기
US4723114A (en) Method and circuit for trimming the frequency of an oscillator
JPH0332114Y2 (ja)
JPH04165809A (ja) リングオシレータ
JPH0155762B2 (ja)
WO1997041603A1 (en) Current controlled oscillator with voltage independent capacitance
JPS6133013A (ja) リング発振器
JPH022390B2 (ja)
JP2741116B2 (ja) メンバーシップ関数発生回路
JPS59191632A (ja) マイクロコンピユ−タ
JPS6010920A (ja) 相補形半導体集積回路
JPS6150420A (ja) Gtoサイリスタのゲ−ト回路
JPH0918233A (ja) Cr発振回路
JPS58103221A (ja) 可変発振器
JPH049615Y2 (ja)
JPS634431B2 (ja)
JPH0448005Y2 (ja)
JPH033000Y2 (ja)
JPH0378004B2 (ja)
KR920003802Y1 (ko) 주파수 더블러 회로
JPS63294012A (ja) ヒステリシス回路
JPH0223703A (ja) 発振制御回路
JPH04219011A (ja) 半導体集積回路における発振回路
JPH03195109A (ja) 差動増幅回路