JPH0331849Y2 - - Google Patents

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JPH0331849Y2
JPH0331849Y2 JP1985160102U JP16010285U JPH0331849Y2 JP H0331849 Y2 JPH0331849 Y2 JP H0331849Y2 JP 1985160102 U JP1985160102 U JP 1985160102U JP 16010285 U JP16010285 U JP 16010285U JP H0331849 Y2 JPH0331849 Y2 JP H0331849Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は分割した前ガードと後ガードにおいて
外輪間にて連結するガード取付装置に関し、扇風
機、照明装置等に用いられるものである。
(ロ) 従来の技術 本考案に先行する技術として実開昭57−149308
号公報及び特開昭52−103266号公報に記載のガー
ド取付装置がある。該ガード取付装置は後ガード
に一体に成型した断面L型リング体に、該リング
体の弾性変型を利用して前ガードの外輪を装着し
たものである。従つて、連結時の外力による前ガ
ードの外れを防止しようとすると、弾性係合力を
強くしなければならず、その結果前ガードの着脱
がスムーズに行なえないといつた問題が生じる。
前記前後ガードの外輪を連結するリング体を別部
材とし、着脱をスムーズに行え連結を確実に行う
技術として実公昭39−15470号公報及び実公昭39
−34902号公報に記載のガード取付装置がある。
だが、前ガードの後ガードに対する着脱といつし
よにリング体も外れてしまい着脱に手間を要する
ものであつた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は、鋼線材にて形成した前ガードと後ガ
ードとの外輪間の連結をリング体にて行ない、両
ガードの着脱が容易に行なえ、確実なる連結が行
なえるガード取付装置を提供するものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は前・後ガードの外輪に被嵌するリング
体にて両ガードを連結するものに於て、前記リン
グ体内面一側縁部には、一方のガードの外輪に弾
性嵌合してリング体を一方のガードに保持せしめ
る取付部を形成し、前記リング体内面他側縁部に
は、他方のガードの外輪に引掛係止する引掛係止
部を形成すると共に、前記リング体内面の引掛係
止部の対称位置に、他方のガードの外輪のリング
体からの抜け止めを行うクリツプ体の枢支部を形
成し、前記クリツプ体の前記リング体の枢支部に
軸支される枢軸に、前記一方のガードの外輪に引
掛かる抜け止め突起と、クリツプ体の回動により
前記他方のガードの外輪に係脱自在に係合する引
掛片とを形成する手段でもつて問題点を解決する
ものである。
(ホ) 作用 本考案は一方のガードにリング体を弾性装着
し、一方のガードをリング体に装着することで、
クリツプ体をリング体に装着でき、前記クリツプ
体の回動操作にて他方のガードのリング体への係
脱を行なえるものである。
(ヘ) 実施例 扇風機1の送風羽根2を被う前ガード3と後ガ
ード4とをリング体5にて連結する第1図乃至第
14図に示す第1実施例と、第15図乃至第18
図に示す第2実施例に基づいて本考案を説明す
る。
第1実施例について説明する。
扇風機1は、支柱6を突設した基台7と、前記
支柱6の先端二叉部8に枢支するネツクピース9
と、該ネツクピース9に首振自在に枢支する扇風
機モータ部10と、該モータ部10の前部に装着
する後ガード4と、該後ガード4にリング体5に
て着脱自在に装着する前ガード3と、前記両ガー
ド3,4にて被われる送風羽根2とよりなる。前
記ネツクピース9は合成樹脂にて成型される。該
ネツクピース9の両側には枢軸11を一体に突設
している。前記ネツクピース9には前記枢軸11
を中心とする長穴12を形成している。該長穴1
2のネツクピース9周面側壁13は弾性を有する
厚み形状に形成され、内面には波型凹凸係脱部1
4を形成している。前記二叉部8内面には前記枢
軸11を枢支する溝15を形成している。前記二
叉部8には枢支したネツクピース9の長穴12の
側壁13内面に当接する如く貫通する軸体16を
装着している。該軸体16はボルト・ナツトにて
形成している。前記軸体16は前記ネツクピース
9の二叉部8からの抜け止めと、前記係脱部14
への係止体とを兼用している。前記側壁13の弾
性を利用して、前記軸体16は係脱部14に係脱
し、ネツクピース9及びモータ部10を俯仰角度
調整自在としている。
前記前ガード3はオーナメント部21と外輪2
2と前記オーナメント21と外輪22間に架設す
る複数本の骨材23とよりなる。前記オーナメン
ト部21は前記骨材23の一端を接続する環体と
合成樹脂製化粧板体とよりなる。前記骨材23と
外輪22は鋼線材にて形成され、本実施例におい
ては断面丸型の線材を用いている。
前記後ガード4はモータ部10への取付部と、
外輪25と前記取付部と外輪25間に架設する複
数本の骨材26とよりなる。前記外輪25と骨材
26は鋼線材にて形成され、本実施例においては
断面丸型の線材を用いている。
前記リング体5は合成樹脂にて巾狭の環状帯体
よりなる。前記リング体5の前縁には内側に張設
する鍔31と、前記リング体5の内面複数箇所に
突起32を形成し、前記前ガード3の外輪22の
取付部33を形成している。前記鍔31と突起3
2との間隔は前記外輪22の厚み(直径)と略等
しく形成し、リング体5との当接部分は第12図
乃至第14図に示す如く円弧面となつている。本
実施例において前記突起32はリング体5の8等
分した最下部を除いた7箇所に形成している。前
記鍔31の高さは前記外輪22の厚みと略等しく
形成し、その端は前記骨材23に近接又は接触し
ている。前記突起32の高さは前記外輪22の厚
みの略半分に形成されている。従つて前記外輪2
2をリング体5に弾性嵌合する際は多少の力を必
要とするが、前記外輪22が取付部33に保持さ
れた状態では不用意には外れないものである。従
つて、前ガード3とリング体5は一体物となる。
前記前ガード3とリング体5との回り止めは図示
されていないが適宜構造でなされる。たとえば、
前記鍔31に骨材23を挾持する突起を形成して
行なつてもよいし、前記鍔部31の内縁に前記骨
材23が嵌合する円弧状小溝を形成して行なつて
もよい。さらに、前記外輪22が非円型、たとえ
ば断面長方形であれば適宜箇所に形成した凹部又
は穴又は凸部に係合する突起ないし凹部を鍔又は
リング体に形成して行なつてもよい。また前記外
輪22が非円型である場合は取付部33の構造も
それに合つたものとなり、治具を用いず、弾性を
利用して嵌合保持されるものであればよい。
前記リング体5の後縁側には前記後ガード4の
外輪25が嵌合される。前記リング体5の上部後
縁には内側に突出し、前記後ガード4の外輪25
に引掛係止する引掛係止部となる二叉突片41を
形成している。該二叉突片41は前記後ガード4
の外輪25の後面側に引掛かると同時に、前記骨
材4に係合し、回り止めと位置決めをなす。本実
施例においては前記二叉突片41にて引掛係止部
を形成しているが特に限定されるものではなく、
前記外輪25に弾性係合する爪体であつてもよ
い。また本実施例では前記外輪25のリング体5
への保持性、いわゆる前記前ガード3の後ガード
4への仮保持を行なわせるために、前記リング体
5の内面に仮保持突起42を形成している。該突
起42は前記突起32より低く形成し、第6図に
示す如く前記リング体5の上部両側4箇所の前記
突起32に並んで形成している。前記突起42を
前述の4箇所に形成したことで、前記リング体5
を前記後ガード4の上部に引掛け、そこを支点に
回動せしめた時、前記外輪25は容易に抵抗なく
前記突起42に弾性係合するものである。前記リ
ング体5を外す時は取り付ける時とは逆に前記後
ガード4より容易に外せるものである。
前記リング体5と後ガード4との確実なる連結
はリング体5の下部に枢支したクリツプ体45に
て行なわれる。該クリツプ体45は合成樹脂にて
成型される。該クリツプ体45は枢軸46と、該
枢軸46の一端に突設した抜け止め突部47と、
前記枢軸46の中程に突設した規制突部48と、
前記枢軸46の他端に突設した後ガード4の外輪
25への引掛片49と、該引掛片49の基端より
一体に形成される前記両ガード3,4の外輪2
2,25間に介在される挿入体50と、指にて回
動操作する操作片51とよりなる。前記リング体
5の下部内面には枢軸46を軸支する軸方向に形
成した半円弧状溝にて形成する枢支部52と、該
枢支部52に連続して形成し、前記鍔31に形成
する前記枢軸46一端を軸支する軸受穴53と、
前記挿入体50を挿入する挿通穴54を形成して
いる。また、前記クリツプ体45をリング体5に
枢支させた時に前記抜け止め突部47と枢軸46
のリング体5内面への突出をなくすため、前記枢
支部52は凹所55内に形成し、前記鍔31内面
に凹所56を形成している。前記リング体5後縁
には前記引掛片49の収納用切欠57を形成して
いる。前記抜け止め突部47と規制突部48とは
四分の1円の扇形に形成され、前記抜け止め突部
47の高さは鍔31と同程度に形成され、規制突
部48の高さは前記突起32と同程度に形成され
る。前記クリツプ体45は前記外ガード3にリン
グ体5が装着すると同時に装着され、前記抜け止
め突部47が外輪22と鍔31との間に介在され
ることで外れることなく枢支される。ただし本実
施例の如く規制突部48を形成するにあつては特
に前記鍔31にて外れ止めされているだけでな
く、前記両突部47,48にて外輪22を挾むこ
とによつて外れ止めとなつているものである。前
記突部47,48を扇形に形成したことで、第1
0図と第11図に示す如く前記クリツプ体45の
回動操作時の規制を行なつているものである。該
クリツプ体45を回動し、前記引掛片49を後ガ
ード4の外輪25に係合することで、前記クリツ
プ体45の回動係止位置への保持と、リング体5
からの外輪25の外れを確実に阻止するものであ
る。
第2実施例について説明する。
本実施例は第1実施例における規制突部48を
形成しないクリツプ体45を用いるものである。
該クリツプ体45の抜け止め突部47を枢軸46
の最端に形成している。前記鍔31に形成した凹
所56に連結してリング体5に突部47の逃し部
58を形成している。前記リング体5の枢支部5
2は開き角が180度以上の円弧状溝にて形成して
いる。従つて前記クリツプ体45を、前記枢支部
52に対する枢軸46と突部47の配置を第17
図に示す状態で、前記枢軸46を軸方向より枢支
部52に挿入枢支し、その後クリツプ体45を少
し回動させることで、前記突部47が逃し部58
に挿入され、前記リング体5に対し、クリツプ体
45は仮保持される。本実施例の他の構成、構造
は第1実施例と同一である。
なお、本考案は前述の各実施例に限定されるも
のではなく、実用新案登録請求の範囲第1項に記
載した取付部33と、前・後ガード3,4と、リ
ング体5と、クリツプ体45と、枢支部52と、
枢軸46と、抜け止め突部47等の構造において
は実施態様第2項乃至第5項に記載した構造に限
定されるものではなく、作用、効果を逸脱しない
範囲において種々考えられるものである。
(ト) 考案の効果 本考案は、クリツプ体の枢軸をリング体の枢支
部に軸支させ、リング体に一方のガードの外輪を
嵌めることで、クリツプ体はガードの外輪にてリ
ング体より外れることなく回動操作自在に軸支で
き、クリツプ体の回動操作にて他方のガードのリ
ング体に対する着脱がスムーズに行え、連結時の
保持も確実に行なえ、使用勝手がよい。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第14図は本考案の第1実施例を示
すもので、第1図は要部斜視図、第2図は要部分
解斜視図、第3図は扇風機の側面図、第4図はネ
ツクピース部分の縦断側面図、第5図は同縦断正
面図、第6図はリング体の背面図、第7図はリン
グ体の取付部の斜視図、第8図は要部背面図、第
9図は要部底面図、第10図はクリツプ体と外輪
との係合を外した状態の要部断面正面図、第11
図は同係合した状態の要部断面正面図、第12図
は取付部部分の断面図、第13図はクリツプ体の
枢軸部分にて切断した断面図、第14図はクリツ
プ体の引掛片部分にて切断した断面図、第15図
乃至第18図は第2実施例で、第15図は要部分
解斜視図、第16図は要部斜視図、第17図は要
部断面背面図、第18図は第13図と同様の断面
図である。 3……前ガード、4……後ガード、5……リン
グ体、22,25……外輪、31……鍔、32…
…突起、33……取付部、41……二叉突片(引
掛係止部)、45……クリツプ体、46……枢軸、
47……抜け止め突部、49……引掛片、51…
…操作片、52……枢支部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前・後ガードの外輪に被嵌するリング体にて両
    ガードを連結するものに於て、前記リング体内面
    一側縁部には、一方のガードの外輪に弾性嵌合し
    てリング体を一方のガードに保持せしめる取付部
    を形成し、前記リング体内面他側縁部には、他方
    のガードの外輪に引掛係止する引掛係止部を形成
    すると共に、前記リング体内面の引掛係止部の対
    称位置に、他方のガードの外輪のリング体からの
    抜け止めを行うクリツプ体の枢支部を形成し、前
    記クリツプ体の前記リング体の枢支部に軸支され
    る枢軸に、前記一方のガードの外輪に引掛かる抜
    け止め突起と、クリツプ体の回動により前記他方
    のガードの外輪に係脱自在に係合する引掛片とを
    形成してなるガード取付装置。
JP1985160102U 1985-10-18 1985-10-18 Expired JPH0331849Y2 (ja)

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JP1985160102U JPH0331849Y2 (ja) 1985-10-18 1985-10-18

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JPS6268006U JPS6268006U (ja) 1987-04-28
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5253335U (ja) * 1975-10-16 1977-04-16

Family Cites Families (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52139062U (ja) * 1976-04-15 1977-10-21
JPS5956402U (ja) * 1982-10-07 1984-04-13 三菱電機株式会社 締付け装置

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JPS6268006U (ja) 1987-04-28

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