JPH0218334Y2 - - Google Patents

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JPH0218334Y2
JPH0218334Y2 JP1985116074U JP11607485U JPH0218334Y2 JP H0218334 Y2 JPH0218334 Y2 JP H0218334Y2 JP 1985116074 U JP1985116074 U JP 1985116074U JP 11607485 U JP11607485 U JP 11607485U JP H0218334 Y2 JPH0218334 Y2 JP H0218334Y2
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JP
Japan
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flange
panel
locking
hole
shaft
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JP1985116074U
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JPS6224109U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、パネルに他の部材を連結するのにタ
ツピンスクリユー等のねじを用いて取付けること
のできるスクリユーグロメツトに関する。
従来技術 車体等のパネルにモール等の他の部材を連結す
るに当たつて、パネルが薄い場合スクリユーグロ
メツトを用いることが行われている。このような
スクリユーグロメツトの一例が実公昭54−22839
号公報に開示されている。これは、フランジとフ
ランジから一体に下方に延びる軸部とから成り、
軸部をパネルの孔に差込むとフランジと係止部と
によりパネルに固定されるようになつており、ま
た、軸部の軸心方向に形成された孔にタツピンス
クリユー等のねじを螺入することにより別の部材
を固定することができるようになつている。
考案が解決しようとする問題点 上記のスクリユーグロメツトは、取付けの点に
おいてそれ以前のグロメツトより改善されている
が、グロメツト自身の交換の際には、その係止脚
を撓めるために、パネル裏面に手を差し入れなけ
ればならない不利がある。
従つて、本考案の目的は、交換作業を容易に行
い得るスクリユーグロメツトを提供するにある。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するため、本考案によるスクリ
ユーグロメツトは、軸部の係止部が、軸部本体の
下部からフランジまで延びる係止脚の側面に形成
され、この係止脚の上端部がフランジの上面まで
延び、この上端部とフランジとの間にスリツトが
形成されて係止脚がフランジから分離されてお
り、その係止脚の上端部は、フランジ上面の側か
ら軸部の軸芯側へ撓めるように係合でき係止部の
パネルへの係止を外し得るように構成されている
ことを特徴としている。従つて、フランジの上面
の側から工具または手によつて係止脚の先端を軸
心側に倒し、これにより係止部とパネル下面との
係合を外してグロメツを取外すことができる。
実施例 以下の本考案の実施例について図面を参照しな
がら説明する。第1図〜第5図において、本考案
によるスクリユーグロメツト1は、フランジ2
と、このフランジ2から下方に一体に延びる軸部
3とから成る、プラスチツクの一体成形品であ
る。フランジ2は、パネル4(第6,7図)の孔
に軸部3を差込んだ時パネル上面と当接するよう
軸部より広い面積で形成されている。軸部3は、
パネル孔に差込める大きさの、好ましくは矩形の
角筒状に形成され、パネルの角孔に嵌つて回転止
めを果す。なお、軸部の下端はやや先細に形成さ
れるのが好ましく、パネル孔への差込みが容易に
なる。
軸部3の軸芯には、タツピンスクリユー等のね
じ5(第6,7図)を螺入するための孔6が形成
されており、本例においては、この孔6はフラン
ジ2の面から軸部3を貫通している。この孔6
は、第1図及び第3図に明らかなように横断面に
おいて長くなつた長孔として形成されている。こ
のように長孔に形成したことにより、複数個のグ
ロメツト1を用いてモール等の部材を取付ける際
に、そのピツチずれを許容することができる。こ
の様子を、第6図及第7図に示す。これらの図に
おいて、他の部材としてのモール7を車体等のパ
ネル4に取付けるに際し、パネル4の取付孔とモ
ール7の取付孔とが一致する場合には、第6図に
示すように、タツピンスクリユー等のねじ5は、
孔6の中央に位置する。しかしモール取付孔とパ
ネル取付孔との間にピツチずれが生じ場合には、
第7図に示すように、ねじ5を孔6の端部側に寄
せればよく、これにより、ピツチずれによる不工
合をなくすことができる。なお、第1,3図に示
すように、孔6の両端は半円に形成され、その中
央部は溝に形成されており、この溝幅は、ねじ5
の締付けトルクを十分に大きくするため、円の直
径より狭くするのが好ましい。
軸部3には、軸部本体の下部から上方に向けて
フランジ2のほぼ上面まで孔6に沿つて延びる係
止脚8が形成されている。この係止脚8は、軸部
の対向する側面にそれぞれ設けられており、その
外側にはパネル3の下面に係合する係止部として
の突起9が設けられている。この係止突起9の下
面は軸部の差込みを容易にするよう傾斜してい
る。係止脚8の上端とフランジ2との間には、第
1図に示すように、C字形状のスリツト10が形
成され、フランジ2から分離されている。また、
第2図に示すように、係止脚8の側縁と軸部本体
との間にもスリツト11,11が形成され、係止
用突起9が軸部2の軸心側(すなわち孔6の中)
へ倒れるように撓んだり、あるいは外側へ撓んだ
りできるようになつている。
従つて、軸部3をパネル4の取付孔に差込むと
係止用突起9は内側に撓んで容易にパネルにグロ
メツトを固定することができる。
考案の効果 本考案によれば、係止脚の上端がフランジに対
して分離した状態でフランジ上面まで延びている
ため、グロメツトの劣化、破損等により交換の際
に、フランジと係止脚端部のスリツトにペンチ等
の先端をフランジ上面から差し込んで、係止脚を
軸芯側へ倒せば、係止部が引込んでパネルとの係
合が外れ、そのまま、上方に移動することでグロ
メツトをパネルから取外すことができ、新しいグ
ロメツトを取付けることができる。すなわち、グ
ロメツトの交換においても、パネルの表側からだ
けで作業することができ、パネルの裏側へ手を差
入れる不具合が解消される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるスクリユーグロメツトの
平面図、第2図は本考案によるスクリユーグロメ
ツトの正面図、第3図は本考案によるスクリユー
グロメツトの底面図、第4図は第1図のA−A線
断面図、第5図は本考案によるスクリユーグロメ
ツトの右側面図、第6図は本考案によるスクリユ
ーグロメツトを用いた取付状態を示す断面図、及
び第7図は、ねじの位置が異なる取付状態の断面
図である。 1……スクリユーグロメツト、2……フラン
ジ、3……軸部、4……パネル、5……ねじ、6
……孔、7……モール、8……係止脚、9……係
止用突起、10,11……スリツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) フランジとこのフランジから一体に下方に延
    びる軸部とから成り、軸部をパネルの孔に差し
    込むとフランジの下面と軸部の係止部とにより
    該パネルに固定され、また軸部の軸芯方向に形
    成された孔にねじを螺入することにより別の部
    材を固定することのできるスクリユーグロメツ
    トにおいて、前記係止部は、軸部本体の下部か
    らフランジまで延びる係止脚の側面に形成さ
    れ、該係止脚の上端部はフランジの上面まで延
    び、この上端部とフランジとの間にスリツトが
    形成されて該係止脚がフランジから分離されて
    おり、該係止脚の上端部は、フランジ上面の側
    から軸部の軸芯側へ撓めるように係合でき前記
    係止部のパネルへの係止を外し得るように構成
    されていることを特徴とするスクリユーグロメ
    ツト。 (2) 軸部の断面が矩形の輪郭を成しており、係止
    部は対向する側面にそれぞれ設けられている実
    用新案登録請求の範囲第1項記載のスクリユー
    グロメツト。 (3) 軸部の軸芯方向孔はその断面が長くなつた長
    孔に形成されている実用新案登録請求の範囲第
    1項記載のスクリユーグロメツト。 (4) 長孔の断面においてその両端は半円に形成さ
    れ、中央部は該半円の直径より短い幅の溝とし
    て形成されている実用新案登録請求の範囲第3
    項記載のスクリユーグロメツト。
JP1985116074U 1985-07-29 1985-07-29 Expired JPH0218334Y2 (ja)

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JP1985116074U JPH0218334Y2 (ja) 1985-07-29 1985-07-29

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JPS6224109U JPS6224109U (ja) 1987-02-14
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JPS6224109U (ja) 1987-02-14

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