JPH0331785Y2 - - Google Patents

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JPH0331785Y2
JPH0331785Y2 JP1985143671U JP14367185U JPH0331785Y2 JP H0331785 Y2 JPH0331785 Y2 JP H0331785Y2 JP 1985143671 U JP1985143671 U JP 1985143671U JP 14367185 U JP14367185 U JP 14367185U JP H0331785 Y2 JPH0331785 Y2 JP H0331785Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は鉄筋のかぶり厚保持装置に関するも
のである。
〔従来技術〕
従来コンクリートの鉄筋のかぶり厚を一定にす
るためセパレータの軸部のねじにコーンから一定
距離を保つようにスペーサ座金を螺着しこの座金
に接して配筋するようにしてかぶり厚さを一定と
するもの(実開昭59−9212号公報参照)が創案さ
れていた。
このようなスペーサ座金によるかぶり厚保持具
では座金に番線などで結束する手間と、座金をセ
パレータに取付けたコーンより一定の距離を保つ
ようにする手間がかかり施工を迅速に行なうこと
ができなかつた。
〔考案の目的〕
この考案はこのような従来のかぶり厚保持具の
欠点を改良し迅速な施工ができ確実に鉄筋を保持
できるかぶり厚保持具を提供することを目的とす
るものである。
〔考案の構成〕
この考案は棒状保持体の両端に下方に開口した
断面欠円状の嵌合部を設け、棒状保持体の略中央
上方に先端に鉄筋挟持面を有する逆L字状の一対
の鉄筋保持部を挟持頭部が対向するように設け、
前記嵌合部をセパレータの軸部に係合させ、かつ
嵌合部の一方をセパレータ軸部に取付けたコーン
に当接させてあることを特徴とする。
〔実施例〕
以下、図に示す一実施例に基づき、この考案を
説明する。
この考案にかかるかぶり厚保持具15は、第1
図に示すセパレータの軸部1′の両端に取付けた
コーン3に一方の端部を当接させ軸部1′に係合
させ第5図、第6図に示すように取付けられるも
のである。
かぶり厚保持具15には、棒状の保持体15′
の両端に下方に開口した断面欠円状の嵌合部16
が設けられ、嵌合部16はセパレータ軸部が嵌ま
り込む大きさに形成されている。また、保持体1
5′の略中央の上方には一対の逆L字状の鉄筋保
持部17が設けられ、鉄筋保持部先端には鉄筋を
保持できるように鉄筋挟持面17′が間隔をおい
て対向して形成されている。
以上のような構成を有するかぶり厚保持具15
が取付けられるセパレータ1は、第1図、第2図
に示すようにその軸部1′の両端部に雄ねじ4が
形成され、その両端部雄ねじ4,4には、一方の
端の径大軸部の凹孔7に雌ねじを形成し、他方の
端の突出径小軸部に雄ねじを形成したボルト8の
径大軸部を螺着し、この径大軸部にはコーン3が
嵌着されている。
コーン3を嵌着したセパレータの両側よりボル
ト8の径小軸部に堰板9,9に穿設したボルト挿
通孔を挿通し、ボルト8に堰板固定部材10を螺
挿し、その上下に端太材11,11を位置させ端
太材把持具12により把持させナツト13をボル
ト8に螺着して固定する。
このようにして組立てられた型枠の堰板9,9
の内側のコーン3に接当させ、かぶり保持具15
は前述したようにセパレータの軸部1に取付けら
れ型枠内に配筋される鉄筋18は保持部17,1
7により挟持され、堰板9,9から一定の間隔の
かぶり厚Wを保持して配筋をすることができる。
型枠内にコンクリート14を打設しコンクリー
トが硬化した後、ナツト13、端太材把持具1
2、端太材11,11、堰板固定部材10、堰板
9を取外す。なお、2は止水板であり、雄ねじ4
に螺着されている。
コーン3を回転して取外す場合、コンクリート
14が鋼棒1の雄ねじ4の凹凸に付着して付着が
良好になつており、鋼棒1はコーン3と一緒に共
廻りしない。従つてコンクリート14と鋼棒1間
の付着が切れて隙間が生ずることがない。
また例え隙間が生じても、鋼棒1中間部に位置
する止水板2が隙間を遮断して水が通過するのを
防ぐ。
実施例ではかぶり厚保持具15として合成樹脂
製のものが使用されている。
以上のようなかぶり厚保持具15をストツパー
部材3と止水板2間に、嵌合部16,16を鋼棒
1に嵌合する。鉄筋把持部17,17間に鉄筋1
8を把持する。
鉄筋18から堰板9までの巾wが確保され、鉄
筋18のコンクリートかぶり厚さが保持される。
第6図に示すのは、特に止水板2と鉄筋18の
位置を近接させた場合である。
〔考案の効果〕
この考案は以上のような構成を有するから型枠
内で配筋する際鉄筋をかぶり厚保持具に挟着させ
ることができるから、この鉄筋を基準にして容易
に配筋できると共にかぶり厚一定のものがえられ
る効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に使用する間隔保持具の斜視
図、第2図は一部縦断面図、第3図は間隔保持具
の使用状態の縦断面図、第4図はこの考案のかぶ
り厚保持具の使用状態の斜視図、第5図及び第6
図は、異なる実施例の使用状態の縦断面図であ
る。 1……セパレータ、1′……軸部、2……止水
板、3……コーン、4……雄ねじ、5……孔、7
……凹孔、8……ボルト、8′……突出部、9…
…堰板、10……堰板固定部材、11……端太
材、12……端太材把持具、13……ナツト、1
4……コンクリート、15……かぶり厚保持具、
18……鉄筋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 棒状保持体の両端に下方に開口した断面欠円状
    の嵌合部を設け、棒状保持体の略中央上方に先端
    に鉄筋挟持面を有する逆L字状の一対の鉄筋保持
    部を挟持頭部が対向するように設け、前記嵌合部
    をセパレータの軸部に係合させ、かつ嵌合部の一
    方をセパレータ軸部に取付けたコーンに当接させ
    てあることを特徴とするかぶり厚保持具。
JP1985143671U 1985-09-20 1985-09-20 Expired JPH0331785Y2 (ja)

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JP1985143671U JPH0331785Y2 (ja) 1985-09-20 1985-09-20

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JP1985143671U JPH0331785Y2 (ja) 1985-09-20 1985-09-20

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Publication Number Publication Date
JPS6252639U JPS6252639U (ja) 1987-04-01
JPH0331785Y2 true JPH0331785Y2 (ja) 1991-07-05

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ID=31053570

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JP1985143671U Expired JPH0331785Y2 (ja) 1985-09-20 1985-09-20

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JP (1) JPH0331785Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5992125U (ja) * 1982-12-14 1984-06-22 鹿島建設株式会社 鉄筋コンクリ−ト工事用セパレ−タ

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Publication number Publication date
JPS6252639U (ja) 1987-04-01

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