JPH0248590Y2 - - Google Patents

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JPH0248590Y2
JPH0248590Y2 JP1987101287U JP10128787U JPH0248590Y2 JP H0248590 Y2 JPH0248590 Y2 JP H0248590Y2 JP 1987101287 U JP1987101287 U JP 1987101287U JP 10128787 U JP10128787 U JP 10128787U JP H0248590 Y2 JPH0248590 Y2 JP H0248590Y2
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JP
Japan
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washer
locking
tightening
bolt
tightening nut
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JP1987101287U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、コンクリートの打設時に、型枠締
付ボルトにバタ材保持用の座金を嵌込んで締付ナ
ツトで締付けた際、締付ナツトの緩みを防ぐのに
好適なコンクリート打設用締付金具に関する。
(従来の技術) 従来のコンクリート打設用締付金具において、
使用時に締付ナツトの緩みを防止するものとし
て、実開昭58−16293号公報に記載されたコンク
リート仮枠締めボルトの緩み止め装置が知られて
いる。
この装置は、端太パイプに圧着する座金に開穿
したボルト挿通孔の周囲縁に放射状の切目を設け
て、花弁状弾性係止片を形成したもので、この花
弁状弾性係止片の先端をボルト体のネジ部に弾性
的に係止させることで、締付ナツトの緩みを防止
するものである。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、この様な従来の緩み止め装置による
と、次のような問題点があつた。
すなわち、花弁状弾性係止片を形成する座金自
体は、端太パイプに圧着してこの端太材を確実に
固定し得る程度の強度が要求される。そこで、座
金が有する鋼性強度と花弁状の係止片が有する弾
性強度とを同時に満たす高価な材質が必要とな
る。
しかも、これらの強度が十分に得られたとして
も、花弁状に形成された弾性係止片の先端部のみ
が、使用ごとにボルト体のねじ部に、強制的に圧
着された状態で係合するから、係止片先端部分の
消耗が著しく、耐久性に問題が残されていた。
また、相応の強度を有する座金に、花弁状の弾
性係止片を設ける製造工程に多くの工程を要し、
製造コストが高くならざるを得ないものである。
更には、型枠使用後に、この座金を外す場合で
も、弾性係止片自身の弾性力で、ねじ部に係合し
ている状態を解除し難くしているから、座金取り
外し作業の妨げになつてしまう不都合もあつた。
そこで、本考案は上述のような問題点を解決す
るために案出されたもので、 締付ナツトの緩みを防ぐコンクリート打設用締
付金具において、 従来と同じ材質での成形が可能で、 耐久性に優れ、 着脱作業を容易に行なえ、 製造工程を簡略化し得る コンクリート打設用締付金具の提供を目的とす
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上述の目的を達成するために、 型枠締付ボルト1の両側に配される一対のバタ
材13を緊締保持する略円弧形状の座金3と 型枠締付ボルト1にねじ込んでこの座金3をバ
タ材13側に締付ける締付ナツト5とからなるコ
ンクリート打設用締付金具において、 座金3のボルト挿通孔7の周囲外側面と、この
外側面に圧着する締付ナツト5の当接面との相互
面に、相嵌合する凹凸状の係止突起4と係止溝6
とを設けたこと問題解決のための手段とする。
(作用) 本考案は、型枠締付ボルト1にバタ材13保持
用の座金3を嵌合んで締付ナツト5で締付けた際
に、座金3のボルト挿通孔7の周囲外側面と、こ
の外側面に圧着する締付ナツト5の当接面との相
互面に設けた係止突起4と係止溝6とを相嵌合さ
せて、締付ナツトの緩みを防止するものである。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
図において、符号1は型枠締付ボルトであり、
この型枠締付ボルト1の一端側外周面には、雄ネ
ジ2が設けられている。
符号3は側面略3字形状に形成されたバタ材1
3保持用の座金であり、この座金3の長手中央部
には、型枠締付ボルト1を挿通するボルト貫通孔
7が設けられている。
一方、符号5は、型枠締付ボルト1にネジ止め
する締付ナツトであり、この締付ナツト5を座金
3方向に締め付けることで、座金3がバタ材13
を緊締するものになる。
そして、座金3のボルト挿通孔7の周囲外側面
と、この外側面に圧着する締付ナツト5の当接面
との相互面に、相嵌合する凹凸状の係止突起4と
係止溝6とを設ける。
図示例では、座金3がわに係止突起4が2個対
称的に設けられ、締付ナツト5がわに係止溝6が
設けられている。このとき、係止突起4が2個対
称的に設けられているが、これに限定されること
はなく、係止突起4を1個あるいは3個以上設け
ても良い。
また、係止溝6は四角状に形成されているが、
これに限定されることはなく、半円状に形成され
た係止溝であつても良い。さらに、締付ナツト5
の係止溝6が6個設けられているが、これに限定
されることなく、座金3に設けられた係止突起4
の数に応じて1個以上の係止溝が設けられたもの
であつても良い。
そして、座金3がわに係止溝6を設け、締付ナ
ツト5がわに係止突起4を設ける外、係止突起4
と係止溝6とを夫々のがわに設けても良いことは
言うまでもなく、要は、当接面相互に、相嵌合す
る凹凸形状であればよいものである。
尚、図中の実施例では、座金3が丸パイプ状の
バタ材を押さえるのに適するように側面略3字形
状に形成されているが、これに限定されることは
なく、四角状のバタ材を押さえるのに適した形状
のものであつても良い。
(考案の効果) 本考案は上述のように構成したことで当初の目
的を達成した。
すなわち、型枠締付ボルト1の両側に配される
一対のバタ材13を緊締保持する略円弧形状の座
金3と型枠締付ボルト1にねじ込んでこの座金3
をバタ材13側に締付ける締付ナツト5とからな
るコンクリート打設用締付金具において、座金3
のボルト挿通孔7の周囲外側面と、この外側面に
圧着する締付ナツト5の当接面との相互面に、相
嵌合する凹凸状の係止突起4と係止溝6とを設け
たことにより、使用時における座金3及び締付ナ
ツト5の緩みを確実に防止する。
しかも、相嵌合する凹凸状の係止突起4と係止
溝6とは、座金3のボルト挿通孔7の周囲外側面
と、この外側面に圧着する締付ナツト5の当接面
との相互面に設けたものであるから、従来のこの
種の緩み止め装置の如く、座金が有する鋼性強度
と花弁状の係止片が有する弾性強度とを同時に満
たす高価な材質は必要とせず、これまで使用され
てきた一般の座金が有する鋼性強度を生かした緩
み止めを実現することができた。この結果、耐久
性に優れ、また、製造工程を簡略化し得るといつ
た利点が得られる。
さらに、この考案締付金具は、花弁状の弾性係
止片をねじ部に係合させるものではなく、座金3
と締付ナツト5との当接面相互に設けた凹凸状の
係止突起4と係止溝6とを相嵌合させるものであ
るから、型枠使用後における、座金3の脱着作業
も極めて容易なものである。
このように、この考案によれば、 従来と同じ材質での成形が可能で、 耐久性に優れ、 着脱作業を容易に行なえ、 製造工程を簡略化し得る などといつた実用上有益な種々の効果を奏するも
のである。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の一実施例を示すもので、第1
図は本考案の斜視図、第2図は締付ナツトの斜視
図、第3図は座金の係止突起と締付ナツトの係止
溝との係止状態を示す縦断面図、第4図は本考案
の使用状態を示す側面図である。 1……型枠締付ボルト、2……雄ネジ、3……
座金、4……係止突起、5……締付ナツト、6…
…係止溝、7……ボルト貫通孔、8……雌ネジ、
9……コーン、10……セパレーター、11……
コンクリート型枠、12……コンクリート、13
……バタ材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 型枠締付ボルトの両側に配される一対のバタ材
    を緊締保持する略円弧形状の座金と型枠締付ボル
    トにねじ込んでこの座金をバタ材側に締付ける締
    付ナツトとからなるコンクリート打設用締付金具
    において、座金のボルト挿通孔の周囲外側面と、
    この外側面に圧着する締付ナツトの当接面との相
    互面に、相嵌合する凹凸状の係止突起と係止溝と
    を設けたことを特徴とするコンクリート打設用締
    付金具。
JP1987101287U 1987-07-01 1987-07-01 Expired JPH0248590Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987101287U JPH0248590Y2 (ja) 1987-07-01 1987-07-01

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JP1987101287U JPH0248590Y2 (ja) 1987-07-01 1987-07-01

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Publication Number Publication Date
JPS647654U JPS647654U (ja) 1989-01-17
JPH0248590Y2 true JPH0248590Y2 (ja) 1990-12-20

Family

ID=31330140

Family Applications (1)

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JP1987101287U Expired JPH0248590Y2 (ja) 1987-07-01 1987-07-01

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JP (1) JPH0248590Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58162936U (ja) * 1981-12-21 1983-10-29 株式会社阪村機械製作所 コンクリ−ト仮枠締めボルトの緩み止め装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS647654U (ja) 1989-01-17

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