JPH0331720A - エンコーダ内挿回路のオフセット補正方法 - Google Patents

エンコーダ内挿回路のオフセット補正方法

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JPH0331720A
JPH0331720A JP16752789A JP16752789A JPH0331720A JP H0331720 A JPH0331720 A JP H0331720A JP 16752789 A JP16752789 A JP 16752789A JP 16752789 A JP16752789 A JP 16752789A JP H0331720 A JPH0331720 A JP H0331720A
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Mitsuyuki Taniguchi
満幸 谷口
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、工作機械等を駆動するモータ等の回転軸の回
転位置を検出する光学式エンコーダに関し、特に、回転
位置を高精度に算出するエンコーダ内挿回路のオフセッ
ト補正方法に関する。
従来の技術 光学式エンコーダは、発光素子から発せられた光出力を
、発光素子に対向して配置された受光素子により検出し
、その光出力レベルに応じて回転軸の回転角度等を検出
するものである。発光素子と受光素子の間には、固定ス
リット板と回転スリット板が設けられており、回転スリ
ット板を回転した場合受光素子に入射される光は、該回
転スリットと固定スリットの重なり具合によりその人q
t光量を制限され、受光素子の出力は、回転板上に隣接
して設けられたスリット間を1周期とする正弦波信号と
して検出される。
そして、エンコーダは通常、上記正弦波信号Ksinθ
のA相と該信号から90度位相の遅れたB相の余弦波信
号Kcosθを作り、次の第(1)式によって、スリッ
ト間の1周期内における回転角θを求め、内挿信号を(
)でいる。
例えば、特開昭63−311119号公報または本願出
願人による特願昭63−156302号に示されるよう
に、上記A相の正弦波信号Ksinθ、B#1の余弦波
信号K c o sθを、A/D変換器でデジタルデー
タに変換し、得られたデジタルデータをROMのアドレ
ス入力しく例えばROMのロウ及びコラムアドレス入力
とする)、ROMには指定されたアドレス(Ksinθ
、Kc。
Sθの値に対応するもの)に上記第(1)式で算出され
る値、及び、振幅にの値が記憶されており、これらのデ
ータをROMから読出し、内挿信号θとしている。
A相の正弦波信号Ksinθを縦軸にとり、B相の余弦
波信号Kcosθを横軸にとると、半径が振幅Kに等し
い円のりサジュー図形が得られる。
ROMにはこのリサジュー図形で得られる回転角θと振
幅(半径)Kを縦軸(正弦波信号)、横軸(余弦波信号
)の値毎に記憶しておき、エンコーダの受光素子から得
られた正弦波信号Ksinθと余弦波信号Kcosθを
デジタルデータに変換した値をROMのデジタルデータ
に入力すれば、回転角θと振幅Kが得られるものである
ところが、温度変化或いは経年変化等により、本来光出
力を検出するはずのない発光素子消灯時にも電流(暗電
流という)が受光素子を流れてしまい、見掛は上光出力
が検出されてしまったり、また、検出された微弱な光出
力を増幅する目的で設けられたフォトアンプ自身のオフ
セット電圧が、上記と同様に温度変化或いは経年変化等
により変化し、発光素子消灯時にもかかわらず、消灯信
号がゼロとはならなかった。
このため、角度データは消灯信号に応じて誤差を生じ、
不正確な角度データのまま算出されるという問題があっ
た。即ち、上記リサジュー図形の原点位置がオフセット
され、誤った角度データがROMから出力されるという
問題があった。
そこで、本願出願人は、エンコーダの発光素子を所定の
タイミングで点灯、消灯させ、消灯時の受光素子の人相
、B相の出力を増幅するフォトアンプの出力をサンプル
ホールドしておき、点灯時の受光素子のA相、B相の出
力からサンプルホールドされた値(オフセット分の値)
をそれぞれアナログ減算器で減じて、得られた値をデジ
タル信号に変換してA相、B相のデジタルデータを得て
、このデータによってオフセット補正された内挿信号の
角度データθを得る方法。さらに、発光素子の点灯時、
消灯時の受光素子のフォトアンプからのA相、B相の信
号をA/D変換した後、それぞれラッチ回路にラッチし
、ラッチ回路にラッチされた点灯時のA相、B相のデー
タから消灯時のA相、B相のデータをそれぞれデジタル
減算器で減じて補正されたA相、B相の信号を得て、こ
の信号によってROMから補正された角度データθを得
る方法を提案した(特願昭63−111839号参照)
発明が解決しようとする課題 しかし、上述した暗電流やフォトアンプのオフセット電
圧を補正して内挿信号の角度データθを得る方法におい
て、フォトアンプの出力をサンプルホールドしておき、
アナログ減算器で減算した後、A/D変換し、変換され
たデジタルデータによってROMのアドレスを指定して
補正された角度データを得るようにしたとしても、アナ
ログ減算器のもつオフセット温度ドリフトが影響し、R
OMのアドレスが変わって、正確に補正された内挿信号
の角度データθを得られないことになる。
即ち、アナログ減算器の影響が出てくる。
また、後者のフォトアンプの出力を直ちにA/D変換し
、ラッチする方法は、前者のようにアナログ減算器を有
しないから、正確な角度データθを得ることができる。
しかし、この場合は、A相。
B相の点灯時用、消灯時用のラッチ回路、さらには、デ
ジタル減算器を必要とし、ハードウェアの増加及び接続
ピン数(端子数)の大幅な増加となり、経済的ではない
そこで本発明の目的は、簡単な構成により、暗電流やフ
ォトアンプのオフセット電圧等の影響を除去し、高精度
の内挿信号を得るエンコーダ内挿回路のオフセット補正
方法を提供することにある。
課題を解決するための手段 エンコーダの受光素子から得られる90度位相のずれた
A相、B相のアナログ信号をそれぞれデジタル信号に変
換し、該A相、B相のデジタル信号に基いてROMより
角度及び振幅のデータを得るエンコーダ内挿回路におい
て、本発明は、上記発光素子を消灯させたとき上記RO
Mから発光される角度及び振幅データと、上記発光素子
の点灯状態で順次上記ROMから読出される角度及び振
幅データよりオフセット分による誤差を補正し、補正さ
れた角度データを得ることによって上記課題を解決した
作用 発光素子を消灯させたとき、受光素子に流れる暗電流、
及び、フォトアンプの有するオフセット電圧の影響によ
る電圧がフォトアンプから出力されることとなるから、
この電圧がA/D変換されてROMからは、振幅が「0
」、角度が「0」のデータが出力されるべきものか、あ
る振幅、角度をもったデータが出力されることとなる。
即ち、第2図に示すように、A相(Ksinθ)の検出
データ値を縦軸に、B相(Kcosθ)の検出データ値
を横軸にとると、発光素子を消灯させたとき、A相、B
相のフォトアンプからの出力が「0」であれ、第2図実
線10で示すようなりサジュー図形となるはずである。
しかし、上述したように暗電流、オフセット電圧の影響
により電圧が出力され、このリサジュー図形の原点0が
移動することとなり、例えば、第2図「0′」で示すよ
うに原点が移動する。その結果、リサジュー図形は第2
図破線11で示すように、原点移動分だけシフトするこ
ととなり、本来、角度θ、振幅にのデータを得るべきと
ころが、角度θ1.振幅に1のデータがROMから読出
されることになる。
そこで、原点Oが0′に移動した分だけ、発光素子が点
灯したとき読出された角度θ1.振幅に1に対して補正
すれば、真の角度θ、振幅Kを得ることができる。第3
図はこの真の角度θ、振幅Kを求めるための説明図で、
点灯時に読出された各度θ1.振幅に1のベクトルから
消灯時に読出された角度θ2.振幅に2のベクトル(0
0−)を減じれば、真の各度θ、振幅にのベクトルが得
られる。即ち、次の第(2)式の演算を行えば、真の各
席θのデータが得られる。
・・・・・(2) よって、本発明は発光素子点灯時と消灯時にROMから
読出される角度θ1.θ2.振幅Kl。
K2のデータより、上記第(2)式の演算を行って、補
正された真の角度データを得る。または、上記第(2)
式の演算を行う代りに、上記第(2)式の演算を行った
結果の角度θのデータをメモリにテーブルとして記憶し
ておき、発光素子点灯時と消灯時にROMから読出され
る角度θ1.θ2.振幅K1.に2のデータに応じて、
該テーブルにより角度θを読出すようにしてもよく、ま
た、パラメータ数を少(するために(θ1−02)、K
l。
K2の値に応じて角度θのデータをメモリにテーブルと
して記憶しておき、これらの値に応じて真の角度θのデ
ータをテーブルにより読出すようにしてもよい。
さらに、発光素子を消灯させる代りに受光素子をショー
トさせてこのききの角度θ2.振幅に1を読出すように
してもよいが、この場合には、暗電流の影響を補正する
ことができない。
実施例 第1図は本発明の一実施例の要部ブロック図である。
第1図中、1は発光素子となる発光ダイオード、2a、
2bは受光素子であり、受光素子2aはA相の正弦波信
号Ksinθを出力し、受光素子2bはB相の余弦波信
号Kcosθを出力する。
3a、3bはそれぞれA相、B相のフォトアンプである
。4a、4bは、フォトアンプ3a、3bから出力され
たアナログ信号Va、Vbをデジタル信号に変換するA
/D変換器である。5は角度及び振幅データが記憶され
ているROMであり、A/D変換器4a、4bから出力
されるA相(Ksinθ)、B相(Kcosθ)のデジ
タルデータをアドレス(例えばロウ及びコラムアドレス
)として入力し、該当するアドレスには第(1)式で計
算される6度θのデータ及び振幅にのデータが格納され
ており、指定されたアドレスから角度θ。
振幅にのデータを出力する。
上記構成(要素1〜5までの構成)は従来から公知の光
学式エンコーダの構成と同一であり、従来はROM5か
ら読出される角度θ、振幅にのデータがエンコーダの出
力として利用されていたが、本実施例においては、第1
図に示すように、デジタル処理の回路62発光制御部7
が付加されており、この点が従来と相違する。
デジタル処理回路6は、本実施例においてはプロセッサ
で構成されており、後述する処理によって、オフセット
分を補正した角度θのデータを出力するようになってい
る。
発光制御部7は、本実施例においては、回転スリット板
が最高速で回転していても回転スリット板のスリットと
スリット間の1周期間を細かく分割するような周期で発
光素子1の点灯信号S1を出力し、発光素子1を点灯、
消灯させている。また、この点灯信号S1はデジタル処
理回路6にも入力されている。
第4図は上記第1図に示す実施例のタイミングチャート
であり、発光制御$7からは第4図(イ)に示すように
発光信号S1としてHレベル、Lレベルを交互に出力し
ており、本実施例においては、発光信号S1がHレベル
で発光素子1は点灯し、Lレベルで消灯するように構成
している。
フォトアンプ3a、3bからは第4図(ロ)に示すよう
に、発光素子1が消灯中には暗電流及びフォトアンプ3
a、3bのオフセット電圧に応じた電圧が出力され、発
光素子1が点灯中には上記暗電流、オフセット電圧が重
畳された受光素子2a、2bが受けた光量に応じた電圧
Va、、Vbが出力される。即ち、消灯時1点灯時の正
弦波信号。
余弦波信号に2sinθ2.に2cosθ2またはKL
sinθ]−、Klcosθ2が交互に出力される。そ
して、A /’ D変換器4a、4bは発光信号S1と
同期をとってA/D変換を行っており(なお、Δ/D変
換器4a、4bに対するA /’ D変換指令を発光制
御部7から出力するようにしてもよい)、フォトアンプ
3a、3bの出力が安定した時点でA/D変換が行われ
、第4図(ハ)に示すようにA/D変換器4a、4bか
らはA/D変換された消灯時1点灯時の正弦波、余弦波
信号データDa、Dbが出力される。
そして、デジタル処理回路6のプロセッサは第4図(ニ
)に示すように本実施例においては、点灯信号S1が切
り換わる毎にROM5の出力を読出している。
すなわち、プロセッサは点灯信号S1の周期において、
半周期遅れてROM5から点灯時、消灯時のデータKl
、  θ1. R2,θ2を読出している。
第5図は、デジタル処理回路6のプロセッサが実行する
処理のフローチャートであり、プロセッサは発光制御部
7からの点灯信号S1がHレベルか否か判断し、Hレベ
ル(点灯信号あり)になると(ステップ100) 、R
OM5から出力されているデータに、θを読む。この場
合、第4図(ニ)に示すように発光素子1の消灯時にお
ける角度θ2、振幅に2が読出される(ステップ101
)。
次に、プロセッサは点灯信号S1が消えたか、即ち、信
号S1がLレベルになったか否か判断しくステップ10
2)、Lレベルになると、ROM5からの出力データθ
、Kを読む。この場合は、点灯時の各度θ1.振幅に1
が読出されることになる(ステップ103)。そして、
ステップ101.103で読出された消灯時のデータθ
2゜R2、点灯時のデータθ1.に1より第(2)式の
演算を行って(ステップ104)、補正された角度θの
データを出力しくステップ105)、再びステップ10
0へ戻る。以下、これを繰り返し行うことにより、補正
された角度θの内挿データを順次出力する。
なお、上記実施例では、回転スリット板のスリットとス
リット間の1周期内を分割し、発光素子1を点灯、消灯
を繰り返して、補正された角度θの内挿データを得たが
、暗電流やフォトアンプ3a、3bのオフセット電圧は
経年変化及び温度によって変化するものであり、発光素
子1を消灯させたときのデータθ2.に2を常に求める
必要はなく、例えば、10秒毎、1分毎に求めてもよい
この場合、発光制御部7から、10秒毎、1分毎等の所
定間隔毎、消灯信号を出力させ、消灯時にROM5から
の出力データに2.  θ2を読取り、K2sinθ2
.に2CO8θ2を計算し、レジスタに格納し、このレ
ジスタに格納した値と発光素子1が点灯されているとき
に順次読出されるデータKl、  θ1より第(2)式
の演算を行って補正された角度θの内挿データを出力す
るようにしてもよい。このときのデジタル処理回路6の
プロセッサが行う処理のフローチャートを第6図、第7
図に示す。この場合、発光制御部7は消灯信号(第4図
(イ)に示す信号S1のLレベルを所定周期(10秒ま
たは1分等の間隔)で出力し、発光素子1をこの消灯信
号期間のみ消灯させる。
デジタル処理回路6のプロセッサは第6図に示す処理を
所定周期毎行っており、ROM5から読出される角度θ
1.振幅に1のデータを読み、このデータとレジスタR
1,R2に記憶されたデータ(R1=に2cosθ2.
R2=に2sinθ2)により第(2)式の演算を行っ
て得られた角度θのデータを出力する(ステップ200
〜202)一方、発光制御部7から消灯信号が出力され
、消灯信号が復帰するとき(例えば第4図(イ)におい
て、信号S1がLレベルで消灯させ、該信号S1が立上
がるとき)、プロセッサに割込みがかかり、ROM5よ
り消灯時の角度θ2.振幅に2のデータを読出し、K2
cO5θ2の演算を行ってレジスタR1にこの値を書込
む。また、K2sinθ2の演算を行ってレジスタR2
にこの値を書込み(ステップ300〜3002)、割込
み処理を終了する。その結果、レジスタR1,R2には
消灯時の角度θ2のデータ、振幅に2のデータより算出
されるに2Cos02.に2sinθ2が記憶され、所
定円期毎更新される。そして、消灯時の角度θ2.振幅
に2の値は経年変化、温度変化によって変わるものであ
るから、発光素子1を消灯させる周期を長くとっても問
題はない。
また、上記各実施例では、第(2)式の演算を行って角
度θのデータを得るようにしたが、メモリ中に角度θ1
.振幅に1及び角度θ2.振幅に2をアドレスとしたテ
ーブルを設け、各アドレスのテーブルの記憶部に角度θ
1.振幅に1及び角度θ2.振幅に2に応じた第(2)
式の演算を行って得られる角度θの値を記憶させておき
、このテーブルより角度θを読出し出力するようにして
もよい。即ち、第1の実施例におけるステップ104の
処理を上記テーブルからの続出処理に換えればよい。ま
た、上記第2の実施例においては、第7図の割込み処理
において、レジスタR1,R2に角度θ2.振幅に2を
格納しておき、第6図に示す処理においては、ステップ
200で読出した角度θ1.振幅に1とレジスタR1,
R2に記憶する角度θ2.振幅に2によって、上記テー
ブルより角度θを読み出すようステップ201の処理を
代えればよい。また、θ1.Kl、  θ2.に2をア
ドレスとするテーブルの構成を簡単にするために、(θ
2−θ1)、Kl、に2をアドレスとし、そのアドレス
部にθ′ (第3図参照)のデータを記憶するテーブル
を設け、プロセッサの処理としてまず、(θ2−θ1)
とKl、に2のデータにより上記テーブルからθ′を読
出しくθ1−θ′)の減算処理を行って補正された角度
θの内挿データを得るようにしてもよい。
さらに、上記各実施例では、デジタル処理回路6にプロ
セッサを備えた回路としたが、プロセッサを使用せず専
用の回路を設けてもよい。第8図はデジタル処理回路6
を専用回路で構成した第3の実施例の要部を示すブロッ
ク図で、切換回路61と、角度θ1及び振幅Kl、角度
θ2.振幅に2をアドレスとし、各アドレスの記憶部に
第(2)式の演算で得られた角度θのデータを格納した
テーブル62と消灯時の角度θ2.振幅に2を記憶する
ラッチ回路63を有している。切換回路61は発光制御
部7からの信号によって切換わり、発光素子1の点灯時
におけるROM5から読出されるデータθ1.に1は直
接テーブル62のアドレスに入力されるように切換わり
、消灯時におけるROM5から読出されるデータθ2.
に2はラッチ63に入力されるように切換わる。その結
果、テーブル62のアドレスには点灯時、消灯時におけ
るデータθ1.  Kl、  θ2.に2が入力され、
テーブル62から補正された内挿データθが読出される
こととなる。なお、この実施例においても発光制御部7
から出力する点灯信号または消灯信号は、第1の実施例
のようにスリットからスリット間において、多数に分割
する周期でもよく、上記第2の実施例のように、10秒
または1分等の長い周期で消灯信号を出力し、ラッチ6
3に消灯時のデータを記憶するようにしてもよい。
また、上記第3の実施例では、アドレスをθ1゜Kl、
  θ2.に2としたテーブル62を作成することにな
るが、このテーブル62の構成を簡単にするために、(
θ2−θ1)のデータを減算器で演算し、このデータと
Kl、に2のデータをアドレスとしたテーブルにθ′の
データ(第3図参照)を記憶させておき、該テーブルよ
り読出されたθ゛のデータと発光時の角度θ1のデータ
より(θ1−θ′)の演算を行って補正された角度θの
内挿データを得るようにしてもよい。
なお、上記各実施例においては、発光制御部7によって
発光素子を消灯させたが、発光素子の消灯の代りに受光
素子2a、2bの各両端をショートさせてもよい。ただ
し、この場合は、受光素子の暗電流の影響を補正するこ
とができない。
発明の効果 本発明においては、簡単な構成によりフォトアンプのオ
フセット電圧、さらには発光素子の暗電流、影響を除去
し、経年変化や温度変化に関係なく、常に高精度な角度
内挿データを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の要部ブロック図、第2図
は、フォトアンプのオフセット電圧等により検出される
内挿データに誤差が生じる理由を説明する説明図、 第3図は、オフセット電圧等により生じる誤差を補正す
るための原理説明図、 第4図は、本発明の第1の実施例のタイミングチャート
、 第5図は、同第1の実施例におけるデジタル処理回路6
のプロセッサが実行する処理のフローチャート、 第6図、第7図は、同第2の実施例におけるデジタル処
理回路6のプロセッサが実行する処理のフローチャート
、 第8図は、同第3の実施例の要部ブロック図である。 1・・・発光素子、2a、2b・・・受光素子、3a、
3b・・・フォトアンプ、 4a、4b・=A/D変換器、5・ROM。 6・・・デジタル処理回路、7・・・発光制御部、Sl
・・・発光信号、61・・・切換え回路、62・・・テ
ーブル、63・・・ラッチ回路。 第6図 第 第

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エンコーダの受光素子から得られる90度位相の
    ずれたA相、B相のアナログ信号をそれぞれデジタル信
    号に変換し、該A相、B相のデジタル信号に基いてRO
    Mより角度及び振幅のデータを得るエンコーダ内挿回路
    において、発光素子を消灯させたとき上記ROMから読
    出される角度及び振幅データと、上記発光素子の点灯状
    態で順次上記ROMから読出される角度及び振幅データ
    よりオフセット分による誤差を補正し、補正された角度
    データを得ることを特徴とするエンコーダ内挿回路のオ
    フセット補正方法。
  2. (2)上記発光素子の点灯時に上記ROMより読出され
    る各度データθ1及び振幅データK1と、消灯時に上記
    ROMより読出される角度データθ2及び振幅データK
    2より次の演算を行って、 θ=tan^1(K1sinθ1−K2sinθ2)/
    (K1cosθ1−K2cosθ2)補正された角度デ
    ータθを得る請求項1記載のエンコーダ内挿回路のオフ
    セット補正方法。
  3. (3)上記発光素子の点灯時に上記ROMより読出され
    る各度データθ1、振幅データK1及び消灯時に上記R
    OMより読出される角度データθ2、振幅データK2を
    アドレスとして、これに応じて補正された角度データθ
    を出力するテーブルをメモリに記憶しておき、点灯時、
    消灯時に上記ROMより読出される各データより上記メ
    モリから補正された角度データを読出すようにした請求
    項1記載のエンコーダ内挿回路のオフセット補正方法。
  4. (4)上記発光素子の点灯時と消灯時に上記ROMより
    読出される各度データθ1、θ2の差及び点灯時、消灯
    時に上記ROMより読出される振幅データK1、K2に
    応じて角度の補正量をメモリに記憶しておき、点灯時、
    消灯時に上記ROMより読出される各データに基いて、
    上記メモリより角度補正量を読出し、上記発光素子点灯
    時にROMより読出された角度データθ1に上記角度補
    正量を補正して補正された角度データを得るようにした
    請求項1記載のエンコーダ内挿回路のオフセット補正方
    法。
  5. (5)上記発光素子の消灯の代りに各受光素子の両端を
    ショートさせるようにした請求項1、請求項2、請求項
    3または請求項4記載のエンコーダ内挿回路のオフセッ
    ト補正方法。
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