JPH0331197A - 垂直搬送装置 - Google Patents

垂直搬送装置

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JPH0331197A
JPH0331197A JP16329889A JP16329889A JPH0331197A JP H0331197 A JPH0331197 A JP H0331197A JP 16329889 A JP16329889 A JP 16329889A JP 16329889 A JP16329889 A JP 16329889A JP H0331197 A JPH0331197 A JP H0331197A
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Kimihito Shimamoto
公仁 島本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、ビルなどに設置されて、書類ファイルなど
の定型物を垂直方向に搬送するための垂直搬送装置に関
する。
(従来の技術) 荷台を上下動させて荷物を搬送する装置として、例えば
特公昭54−1.1194号公報に開示された装置が知
られている。この装置では、プーリーを介してワイヤー
を垂下し、ワイヤーの一端には荷台を吊下げ、他端には
リニアモーターを吊下げている。
(発明が解決しようとする課題) しかし、このような装置では、垂直方向の移動範囲が長
い場合に、荷台を所望の高さに移動させるのにかなりの
時間を要するという問題があった。
また、リニアモーターでは荷台を正確に位置決めしにく
いという問題もあった。
(発明の目的) この発明は、従来技術における上述の課題を解決するた
めになされたものであり、垂直方向の移動範囲が長い場
合にも、所望の高さに荷台を素早く移動させることので
きる垂直搬送装置を提供することを目的とする。
また、この発明は、荷台を正確に位置決めするのが容易
な垂直搬送装置を提供することを他の目的としている。
(課題を解決するための手段) 上述の課題を解決するため、この発明では、搬送物を台
車上に載置しつつ垂直方向に搬送するための垂直搬送装
置において、垂直に立設されたガイド板と、前記ガイド
板の上方に設置されたプリーと、前記プーリーを制動す
るブレーキと、前記プーリーを介して前記ガイド板の表
面側と裏面側とに垂下するロープと、前記ロープが巻回
されたロープ巻上装置をそれぞれ有し、前記ガイド板の
表面と裏面とにそれぞれ沿って走行する2台の台車とを
備えている。
そして、前記2台の台車は上下両方向に駆動可能なリニ
アモーターの1次巻線を備えているとともに、前記ガイ
ド板の表面と裏面とのそれぞれは、垂直方向に配設され
た2次導体を備えている。
(作用) ガイド板の両側にそれぞれ台車を設けたので、所望の高
さに素早くどちらかの台車を移動できる。
また、台車はローブ巻上装置を有しているので、ローブ
巻上装置でロープを巻上げることにより、台車の上下位
置を調整できる。
(実施例) 第1図は、この発明の一実施例としての垂直搬送装置を
示す斜視図である。この垂直搬送装置は、垂直に立設さ
れたレール板(ガイド板)]と、レル板1の上方と下方
にそれぞれ設けられたプーリー2a、2bと、レール板
]の表面側と裏面側とをそれぞれ走行する2台の台車3
a、3bと、プーリー2a、2bをそれぞれ介して2台
の台車3a、3bを互いに連結するワイヤーロープ4と
を備えている。
台車3a、3bは、リニアモーターの1次巻線(後述す
る。)をそれぞれ内蔵している。また、レール板1は、
平行平板状の基板11を有し、基板11の表面と裏面と
のそれぞれには、リニアモーターの2次導体]2と給電
ライン13とが鉛直方向(基板11の長手方向)に配設
されている。
そして、基板1]の表面の両端部は、台車3aの車輪が
走行するためのレール面14a、1.4bとなっている
。基板11の裏面も同様である。
第2図は、この垂直搬送装置の鉛直方向の動作を示す概
念図である。2台の台車3a、3bはそれぞれリニアモ
ーターを有しているので、互いに反対方向(上向きと下
向き)に駆動すれば、1台のリニアモーターで駆動する
場合に比べて1/2の推力で駆動すればよい。従って、
台車3a、3bが内蔵するリニアモーターの1次巻線の
大きさも半分にすることができ、台車3a、3b全体を
小型化することができる。リニアモーターは駆動方向を
変更できるので、2台の台車3a、3bを必要に応じて
上昇させ、または下降させることができる。例えば3相
誘導型のリニアモーターでは、1次巻線の3線のうち任
意の2線を電源に対して入れ換えることにより、駆動方
向を変更できる。
このような駆動方向の変更を含めた台車3a、3bの制
御は、後述する制御装置によって行われる。
第3A図は、垂直搬送装置の駆動機構の構成を示す概略
正面図、第3B図はその概略側面図である。2台の台車
3a、3bは、垂直方向に高速で搬送するためのリニア
モーター31.a、31bのほかに、上下方向の位置を
調整するためのローブ巻上装置36a、36bを有して
いる。また、ブリー2aは、プーリーブレーキ21を有
している。プーリー2aにはロープ4が巻回されており
、台車3aまたは3bが巻上装置36a、36bでロー
プ4を巻上げる際には、ロープ4自体が動かないように
プーリーブレーキ21でプーリー23が固定される。
第4図はレール板]の上を走行する台車3の状態を示す
斜視図である。また、第5図はレール板1と台車3との
配置関係を示す水平断面図である。
これらの図において、台車3のベース35の上には、ロ
ーブ巻上装置としての巻」ニモーター36が設置されて
いる。また、巻上モーター36はモターブレーキ37と
プーリー38とを備えている。プーリー38には、ロー
プ4が巻回されており、巻上モーター36をどちらかの
方向に回転させることによって、台車3が上下方向(レ
ール板1の長平方向)に移動する。
第5図において、台車3のリニアモーターの1次巻線3
]は、レール板1の2次導体12と対向するように、ベ
ース35の下部に設けられている。
また、台車3は4つの車輪32を有しており、この車輪
32でレール面14a、1−4b上を走行する。また、
台車3のブラシ33は、レール板1の給電ライン]−3
上を摺動しつつ受電する。
リニアモーターを効率よく動作させるためには、1次巻
線31と2次導体12との隙間を所定の範囲に保つ必要
がある。このため、台車3の側面のそれぞれにガイド車
34a〜34cが設けられている。ガイド車34a〜3
4cは、レール板1と平行に立設されたU字形レール4
0の内部を走行し、これによって1次巻線31と2次導
体21との隙間が一定範囲に保たれるほか、台車3の横
方向のズレが防止されている。なお、他の図では、ガイ
ド車34a〜34cは省略しており、またU字形レール
40も、第1図にその一部のみを示している。第4図で
は、第5図に示した台車3のカバー39も省略されてい
る。
ガイド車34a〜34bとU字形レール40のみによっ
て、1次巻線31と2次導体12とを所定の位置関係に
保つことができるときには、台車3の車輪32は不要で
ある。なお、1次巻線31と2次導体とを所定の位置関
係に保つ機構は、他の構成であってもよい。
この垂直搬送装置は、書類ファイルなどの定型品(以下
、「搬送物」と呼ぶ。)を鉛直方向に搬送するための装
置である。そこで、第1図に示すように、台車3a(お
よび3b)は、搬送物Fを載置するとともに、必要に応
じて±X方向に搬送物Fを移動させるための水平の移載
装置(ベルトコンベア)30を備えている。また、所定
の高さの位置(たとえばビルの各階)には、搬送物Fを
垂直搬送装置に搬入するための出発バッファ50と搬送
物Fを取出すだめの到着バッファ60とが設けられてい
る。出発バッファ50は搬送物Fを±Y力方向移動させ
るためのローラーコンベア5]と、搬送物Fを台車3a
、3b側に押出すための移動機構52とを備えている。
また、到着バッファ60は、搬送物Fを±Y力方向移動
させるためのベルトコンベア61を備えている。
第6図は、垂直搬送装置の電気的構成を示すブロック図
である。図において、制御装置1. OOのCP U 
110には、2つのI10ポー1−120130とメモ
リ140とが接続されており、■10ポー1−1.20
には、モーターやブレーキなどに電源を供給するドライ
バ121〜]27が接続すれている。また、I10ポー
1−1.30には、位置センサ13]〜]35が接続さ
れている。さらに、CPUll0は、操作者が命令を入
力するための操作盤200と接続されている。この操作
盤200は、例えばビルの各階に設置されている。なお
、メモリ1.40には、以下に示す制御に必要なデータ
が記憶されている。
操作者が、操作盤200の人カキ−(図示せず)などを
用いて台車を呼出すと、CP U i 1.0は、台車
3a、3bのリニアモーター31.a、3]、bを互い
に反対方向に駆動して、台車3aまたは3bを操作者の
いる階に移動させる。なお、この際、ローブ4と台車3
a、3bとの関係が相I白こずれないようにするため、
台車3a、3bの巻上モーター用ブレーキ37a、37
bを動作させ、巻上モーター36a、36bを固定して
いる。各階の台車の停止位置には、位置センサ131〜
135が設置されている。この位置センサ131〜13
5は例えばフォトインクラブタて構成されており、台車
3a(または3b)に設けられている反射鏡30aが位
置センサ]31〜135の位置(第6図の場合は位置セ
ンサ135の位置)に来ると、そのことをI10ボー1
−1−30を介してCPU:1]0に通知する。CP 
U 1−10はこの通知を受けると、リニアモーター3
1a、3]、bへの給電を停止し、台車3a、3bを停
止させる。
しかし、リニアモーター3]、a、31bへの給電を停
止しただけでは、台車3aは正しい位置で停止できない
ことがある。そこで、台車3aが正しい位置に来るよう
に、高さ位置の調整を自動的に行う。このために、CP
 U ]、 1.0はまずプーリー2aのブレーキ21
を動作させてプーリー2aを固定する。そして、位置を
調整すべき台車(第6図の場合には台車3a)の巻上モ
ーター用ブレキ37aを解除するとともに、巻上モータ
ー36aを駆動する。位置センサ135によって台車3
aが正確な位置に来たことが検出され、CPU110に
通知されると、CP U 110は巻上モーター36a
への給電を停止]−する。
以上のように、まずリニアモーター31a、31bを駆
動して台車3a、3bを高速で搬送し、その後巻上モー
ター36a、36bで高さ位置を調整するようにすれば
、台車3a、3bを正確に位置決めできるという利点が
ある。
なお、2台の台車3a、3bはそれぞれ巻上モーター3
6a  36bを有しているので、これらを個々に駆動
するようにすれば、2台の台車3a3bの位置決めを独
立に行うことができる。また、2台の台車3a、3bの
間隔を変更することも可能である。
さらに、ロープ4が長時間の使用の結果として伸びたよ
うな場合にも、巻上モーター36a、36bを用いれば
、正確な位置決めができるという利点もある。
上記実施例では位置センサ]31〜135を各階に1つ
ずつ設けたが、より精密な位置決めをするためのセンサ
(リニアエンコーダなど)をさらに各階に設けておいて
もよい。このような場合には、粗い位置決めのための位
置センサ131〜]35からの検出信号を用いてリニア
モーター31a  31bの制御を行い、その後、精密
な位置決めのためのセンサからの検出信号を用いて巻」
ニモーター36a、36bの制御を行うようにすればよ
い。
(発明の効果) 以上説明したように、この発明によれば、ガイド板の両
側にそれぞれ台車を設けたので、垂直刃1 向の移動範囲が長い場合にも、所用の高さに素早く一方
の台車を移動できるという効果がある。
また、2台の台車はそれぞれロープ巻上装置を有してお
り、ローブ巻上装置でロープを巻上げることによりて台
車の上下位置を調整できるので、台車を正確に位置決め
することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す斜視図、第2図は実
施例の鉛直方向の動作を示す概念図、第3A図は実施例
の駆動機構の構成を説明するための概略正面図、 第3B図は第3A図の概略側面図、 第4図はレール板上の台車の走行状態を示す斜視図、 第5図はレール板と台車との配置関係を示す断面図、 第6図は実施例の電気的構成を示すブロック図である。 1・・・レール板(ガイド板)、 2a、2b・・・プーリ 3a、3b・・・台車、 12・・・2次導体、 36・・・巻上モーター  2 2]・・ブレーキ、 4・・ワイヤーローブ、 31・・・1次巻線、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)搬送物を台車上に載置しつつ垂直方向に搬送する
    ための垂直搬送装置であって、 垂直に立設されたガイド板と、 前記ガイド板の上方に設置されたプーリーと、前記プー
    リーを制動するブレーキと、 前記プーリーを介して前記ガイド板の表面側と裏面側と
    に垂下するロープと、 前記ロープが巻回されたロープ巻上装置をそれぞれ有し
    、前記ガイド板の表面と裏面とにそれぞれ沿って走行す
    る2台の台車とを備えており、前記2台の台車は上下両
    方向に駆動可能なリニアモーターの1次巻線を備えてい
    るとともに、前記ガイド板の表面と裏面とのそれぞれは
    、垂直方向に配設された2次導体を備えていることを特
    徴とする垂直搬送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103350940A (zh) * 2013-07-04 2013-10-16 大连佳林设备制造有限公司 电梯结构垂直输送系统
EP4108610A1 (de) * 2021-06-24 2022-12-28 Schneider Electric Industries SAS Linearmotorsystem und verfahren zum betreiben eines solchen

Cited By (3)

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EP4108610A1 (de) * 2021-06-24 2022-12-28 Schneider Electric Industries SAS Linearmotorsystem und verfahren zum betreiben eines solchen
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