JPH0331024Y2 - - Google Patents

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JPH0331024Y2
JPH0331024Y2 JP1985135684U JP13568485U JPH0331024Y2 JP H0331024 Y2 JPH0331024 Y2 JP H0331024Y2 JP 1985135684 U JP1985135684 U JP 1985135684U JP 13568485 U JP13568485 U JP 13568485U JP H0331024 Y2 JPH0331024 Y2 JP H0331024Y2
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contact
socket
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pin
protrusion
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はインライン型パツケージICに好適な
IC用ソケツトの構造に関するものである。
〔従来の技術〕
IC製造技術の進歩によるICのリード端子の高
密度化に伴ない、該ICに用いられるIC用ソケツ
トもそれに対応してICのリード端子と接続され
るコンタクトピンが高密度に収容されたものが要
求されて来ている。しかるに従来、IC用ソケツ
トは、例えば第5図に示される如く、条板が折り
曲げられて形成された、コンタクトピン25が角
孔の挿入孔22へ嵌め込まれ、該コンタクトピン
25の脚部29は固定孔24を通つてソケツト本
体21の下方へ突出せしめられると共にコンタク
トピン25に形成された突片28が固定孔24の
側壁へ喰い込むことによりソケツト本体21内へ
固定されている。又、第6図に示される如く、肉
薄の金属板を打抜成形及びメツキ加工されたコン
タクトピン25′が絶縁基板21内へ収容され、
該コンタクトピン25′とICリード端子が接続さ
れるように構成されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
第5図の如きIC用ソケツトにおいては、コン
タクトピン25の接触部27とICリードとの接
触を適確ならしめるためには、該コンタクトピン
25の幅を一定寸法以上のものとしなければなら
ず、このためソケツト本体21にコンタクトピン
を高密度に装着できず、又、コンタクトピン25
の折曲成形加工自体が複雑で面倒であるという不
都合があつた。又、第6図の如きIC用ソケツト
においては、かかる不都合は解消され得るも、コ
ンタクトピン25′の成形に際し、そのメツキ加
工及び打ち抜き加工の工程上、接触部27,27
相互間には適宜の間隙を設けることが不可欠とな
り、このためICリードの接触圧が弱く接触不良
が生じる可能性があつた。
本考案はかかる実情に鑑み、ソケツト本体にコ
ンタクトピンを高密度に装着され得ると共にコン
タクトピンとICリード端子との接触が適確にさ
れ得るIC用ソケツトを提供するものである。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
本考案によるIC用ソケツトは、ICのリード端
子を挟持するコンタクトピンの接触部がソケツト
本体に装着された時にICリードを付勢する方向
に移動するように構成されている。即ち、少なく
とも一方の接触片の外側部、又は、接触片が配置
されるソケツト本体の少なくとも一方の側壁に突
起を形成したものである。該突起はICのリード
端子の挿入に伴ない、ソケツト本体の側壁又は接
触片に当接して変形されることにより接触部に弾
発力を生じさせ、ICのリード端子への接触圧が
強化される。その結果、打ち抜き加工により生じ
るコンタクトピンの接触片相互間の間隙に基づく
接触不良は解消される。
〔実施例〕
第1図乃至第3図は本考案によるIC用ソケツ
トの第一の実施例を示す図である。第1図中、1
はPBT,PPC,PSF等の熱可塑性樹脂材料を用
い、射出成形により一体成形されたソケツト本体
(第1図では、IC用ソケツトが左右対称であるた
め片側のみ示されている)、2は矩形断面形状を
呈する挿入部3と挿通部4とから成るソケツト本
体1に列設された挿入孔、5は肉薄の金属板を打
ち抜き加工後メツキ加工され、上記挿入孔2内に
収容されるコンタクトピンである。6,6′は該
コンタクトピン5に設けられたU字状の接触片で
あり、夫々先端には相対向して突成された接触部
7,7′がICリード端子Aを挟持するようになつ
ている。この接触部7,7′は第2図の如くにも
成形され得る。8は上記接触片6,6′の底部か
ら突成された脚部9の側方に設けられた係合突部
であり、ソケツト本体2の挿通部4に係合して上
記コンタクトピン5を停止せしめるものである。
10は上記一方の接触片6の左側部より上記挿入
部3の側壁へ向けて突設された半円形状の突起で
ある。この突起10は第3図の如くにも成形され
得る。
次に、上記コンタクトピン5の作用について説
明する。
コンタクトピン5の接触部7,7′は、打ち抜
かれたままの状態、即ち、ソケツト本体1内へ収
容される前の状態では、第1図における一点鎖線
で示される如く相互に離隔している。かかるコン
タクトピン5をソケツト本体1内に挿入すると、
突起10がソケツト本体1の内側壁11に当接
し、その結果、接触部7が内方へ撓み接触部7,
7′は相互に接触し、ICのリード端子Aを挟持す
るのに充分な接触圧が付与せしめられる。この
時、突起10の突出高さを適宜調整することによ
り、接触部7,7′の接触圧は適度に調節され得
る。その後、ICのリード端子Aを接触片6,
6′間へ挿入すると、該挿入に伴なつて、相互に
接触している接触部7,7′はICのリード端子A
を適確な接触圧で挟持する。
従つて、接触部7,7′を間隙を有した状態に
おいてコンタクトピン5を打ち抜き加工により成
形してもこの接触片7,7′間の間隙により生ず
るICのリード端子Aとの接触圧不足は解消する
ことができ、同時に該接触部7,7′に対し完全
なメツキ加工を施すことができ、ICのリード端
子Aとの接触抵抗値を極めて小さくすることがで
きる。即ち、接触圧力の適正化、接触面の良質化
等によりICのリード端子Aとコンタクトピン5
との接触状態が向上し、両者の接続は極めて適確
になされる。又、従来の如き条板を折曲形成した
コンタクトピンに比し、個々のコンタクトピン5
はその幅が打ち抜かれる金属板の板厚分にしか過
ぎないので従来のコンタクトピンより実質的に小
型化した状態となり、ICソケツト本体により多
く高密度に装着することができる。
第4図は本考案によるIC用ソケツトの第二の
実施例を示す図であり、第1図と同じ構成のとこ
ろは説明を省略する。図において、12,12は
上記ソケツト本体の側壁11下方に設けられた突
起であり、左右対称に成形されたコンタクトピン
5の接触片6,6′の外側面に当接するように形
成されている。このため接触片6,6′先端の接
触部7,7′は上記当接部12,12との接触部
を支点として内方へ押圧されるように作用し、第
一の実施例の場合と同様、相互に接触せしめられ
る。そしてこの場合にも、ICのリード端子Aと
コンタクトピン5との適確な接続がなされると共
に、コンタクトピンの高密度化が図られ得る。
〔考案の効果〕
本考案によるIC用ソケツトによれば、ICリー
ドを挟持するコンタクトピンの接触部を挟持する
方向に付勢せしめる突起が接触片或いはコンタク
トピンと隣接する挿入孔の側壁に設けられること
により、ICのリード端子はコンタクトピンの成
形時に接触部相互間が開いて成形されたものであ
るにも拘らず、適確な接触圧で挟持される。従つ
て、コンタクトピン自体を実質的に小型化でき、
高密度に装着したIC用ソケツトを提供すること
ができる。又、コンタクトピンの接触部相互間を
離間して成形し得ることから接触部の打ち抜き加
工が容易であると共に、接触部全面のメツキ加工
が可能となる等、良好なコンタクトピンの量産化
が図られる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるIC用ソケツトの第一の
実施例の部分縦断面図、第2図a乃至fは本考案
にかかるコンタクトピンの接触部の形状を示す部
分斜視図、第3図a乃至cは該コンタクトピンに
形成された突起の形状を示す斜視図、第4図は第
二の実施例を示す部分縦断面図、第5図及び第6
図は従来のIC用ソケツトの構造を夫々示す縦断
面図である。 1…ソケツト本体、2…挿入孔、5…コンタク
トピン、6,6′…接触片、7,7′…接触部、9
…脚部、10,12…突起、A…ICのリード端
子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ICのリード端子を弾発的に挟持する接触部を
    有するコンタクトピンがICソケツト本体の挿入
    孔内に収容されて成るIC用ソケツトにおいて、
    上記コンタクトピンの接触片と隣接する上記挿入
    孔の少なくとも一方の側壁に対応する上記コンタ
    クトピンの接触・挟持部側面に突起が一体形成さ
    れており、該突起により上記接触片が押圧されて
    少なくとも上記接触部同士を予め接触せしめてお
    くように構成したことを特徴とするIC用ソケツ
    ト。
JP1985135684U 1985-09-06 1985-09-06 Expired JPH0331024Y2 (ja)

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JPS6248787U JPS6248787U (ja) 1987-03-26
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JPS58129794A (ja) * 1982-01-29 1983-08-02 ケル株式会社 Icコネクタ

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