JPH0330925A - 合成熱可塑性パーツを一体成形する方法及びその方法を実行するための装置 - Google Patents
合成熱可塑性パーツを一体成形する方法及びその方法を実行するための装置Info
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
可塑性の合成パーツを一体成形する方法、特に、合成プ
ラスチック被覆紙からなるチューブの縁部上にプラスチ
ック頂部を射出成形する方法であって、可塑化された合
成材料が内側及び外側成形パーツによって形成された成
形室へと注入され、それら成形パーツが力でもって互い
に押し付けられるようにする方法にかかわる。
間に、そこで動けるように適合されている可塑化シリン
ダと押出し機ウオームとを持つ射出成形ユニットのノズ
ルへと係合される成形空胴を一体成形するための装置で
あって、そこに、それら成形パーツを一緒に押し付ける
ための手段が設けられている装置にかかわる。
ましくはラインにおいて充填され、密封されそして運び
去られるような液体パッケージが作り出される機械にお
いて周知である。
覆紙から作られたチューブは心金ホィール上での心金上
へと押され、そして合成プラスチックの頂部はその心金
の開口端部上で一体状に成形される。射出成形装置は、
その心金が、その周囲でしかも所定の距離をおいて、外
側成形パーツを形成することになる2つの外側成形半休
に係合する内側成形パーツを形成するように構成されて
いる。内側成形パーツと外側成形パーツとの間における
ギャップのために、そこには、合成プラスチック材料が
射出成形ユニットのノズルから注入される成形空胴が作
られる。
加熱された可塑化シリンダ内で動けるように適合された
押出し機ウオーム上で融解され、そして溶解された材料
が押出し機ウオームの先端の前面で充填用空間内に入れ
られ、そこから、測定された量においてその成形空胴へ
と注入される。溶解された合成プラスチック材料の成形
空胴への注入は、油圧駆動型シリンダーピストン・ユニ
ットによって非常に大きな力の下で行われる。
壁に保たれ、そして液状合成プラスチック材料に対する
接近通路は、前述の高い成形圧力を持たらす高い流れ抵
抗を作り出すために制限された断面を有している。特殊
な機械では、1000バールの射出成形圧力が可能であ
る。
べての部品つまりパーツへと伝達される0合成プラスチ
ック材料における可塑性の性質のために、この高い圧力
は成形空胴の端部パーツへと波及する不都合を有してい
る。それ故、内側成形パーツ及び外側成形パーツは大き
な力でもって一緒に保持されなければならない。比較的
大きな機械での1000 )ンの閉鎖力は普通である。
ために印加される。
な測定では、成形空胴において合成プラスチック材料か
ら外方に作用する圧力が運転中にその成形空胴を実際に
拡大して、幾らかの変形を作り出すことになる。内側成
形パーツ、例えば、心金ホィールでの心金の取付け、ま
た軸受シャフトの周囲で旋回可能な外側成形半休の取付
けは大きな力にさらされ、そしてその成形空胴が拡大さ
れるような方向において僅かばかり変位される。
初めに開かれるまでは確実な水密態様になければならず
、パッケージを開けたいと望む最終ユーザーによって引
き裂かれることになる弱いラインを持つ開口手段が設け
られる。
に正確でなければならず、前述の大きな力による成形空
胴の変形は不都合な寸法上の変化を作り出すことになる
。弱いラインの所望とする最終寸法を達成しようとする
試みは既に、前以って設定された圧力によってなされた
が、この場合でも、包装機械の製作中及び運転中におけ
る当業者によって知られている公差は非常に重要である
。それ故、射出成形システム全体における精度も非常に
厳しい。
入量における掻く僅かな増加でも圧力を大きく上昇させ
ることになるので、その成形空胴へと注入される合成プ
ラスチック材料の量である。それ故、可塑化されるべき
合成プラスチック材料は非常に注意深く計量された状態
において注入されなければならないが、それは、近接ス
イッチにおける公差のために困難である。
その正しい位置に持ち込み、外側成形半休を閉じ、合成
プラスチック材料を注入し、それを冷却し、その後、そ
れら半休を開くために、それぞれ最低の時間が必要であ
る。射出成形によって決定される時間は全体としてその
機械によって達成できるクロック時間を樹立するので、
機械そのもので節約できる時間はどこにもない。
合成プラスチック材料が実質的に同じ状態の下でその中
心から半径状外方に流れることができるように、その注
入ボートがその頂部の中央領域に配設されるのが望まし
い。液状の合成プラスチック材料がその中央通路を通し
て流れる限り、熱は、この時間中、その頂部の中間領域
が冷えないように供給されなければならない。それ故、
合成プラスチック材料の運動にとって必要な流れ時間を
減少できることは極めて望ましい。
クパーツを一体成形する方法を改善する問題、並びに、
薄い合成プラスチックパーツが、寸法上の大きな精度で
もって、できるだけ短い時間において且つ一層簡単な工
具をもって作り出される前に記述した装置を改良する問
題に基づいている。
において、その成形空胴が大きな容積において維持され
、その間に、可塑化された合成材が低い圧力の下でその
成形空胴を少なくとも部分的に満たし、そして第2の段
階において、その成形空胴が第1の段階でのものよりも
小さい容積に持ち込まれ、そして内側成形パーツと外側
成形パーツとを一緒に押し付けるための締付は力が第1
の段階のものに比較して増大されるようにして解決され
る。実際に、成形空胴への測定された量の可塑化された
合成プラスチック材料の注入にとっては、かなり低い注
入圧力が必要である。また、工具の点からすると、第1
の段階における合成プラスチック材料の注入中では、成
形空胴の容積が、第2段階において減少されることにな
る初期の大きな容積に維持されるので、小さな締付は力
で良い。実際に、もしも、射出成形プロセスの終りにお
いて、所望の測定された量の可塑化された合成プラスチ
ック材料がその成形空胴に含まれて、そして外側及び内
側成形パーツがその成形空胴の容積を減少させるために
僅かな量だけ一緒に移動されるならば、第2の段階にお
いてそれら成形パーツを一緒に押し付けるための締付は
力は当然、第1の段階において使用される締付は力より
も大きい、締付は力の成形空胴における引続く増加及び
引続く減少によって与えられる利点は、−棒状に成形さ
れる合成プラスチックパーツの中央領域では、その材料
が実質的に静止していて、材料のスポットつまり可塑化
された合成プラスチック材料の滴下つまりドロップの外
縁部においてのみその運動が生じることにある。中心で
の圧力が最大にあり、可塑化された合成プラスチック・
ドロップの縁部で最低にある従来の射出成形プロセスと
は対照に、本発明による状況は反対である。成形空胴に
おける可塑化された合成プラスチック材料の流れ速度は
、なかんづくその成形パーツがその圧力において強制的
に分けられるその成形空胴内での圧力に比例するので、
−棒状に成形される予定にある合成プラスチックパーツ
、つまり、可塑化された合成プラスチック材料のドロッ
プの中央領域は低い圧力にあるが、そのドロップの縁部
は高い圧力にある。それ故、その第2の段階中における
合成プラスチック成分はその外縁において一層急速に移
動するが、その中央ではほとんど移動しない。
スチック材料がその成形空胴の中央へと中心的に注入さ
れ、そしてその第2の段階の過程中に、内側成形パーツ
と外側成形パーツとを一緒に押し付けるための締付は力
が増加するとき、その成形空胴における圧力がその中心
から外方に向って増大することは好都合である。
スチック材料が、その第1の段階において、大きな容積
に維持されている成形空胴へと約100バールの圧力に
おいて注入されるとすると、内側成形パーツと外側成形
パーツとを一緒に押し付けるための締付は力は約3トン
になり、これは特に好都合である。
プラスチックパーツは約0.65mmの材料厚さをもっ
て作り出された。かかる合成プラスチックパーツの一体
成形に要するクロック時間は約2.1秒になり、また、
可塑化された合成プラスチック成分は狭い通路を通して
比較的ゆっくりと流れるために、弱いラインの領域にお
いて、つまり液体パッケージの引き裂き開口において流
れを生じさせることは事実上不可能である。
トンへと減少できるのみならず又、射出成形される予定
の合成プラスチックパーツの材料厚さを0.5鵬にして
、結果的に材料についての節約を達成するのを可能にす
る。これと同時に、根本体のリム上に合成プラスチック
パーツを一体成形するためのクロック時間は、この新し
い方法を適用することによって、1.8秒以下に減少さ
せることができる。
塑性パーツを一体成形するための装置、特に、合成プラ
スチック被覆紙からなるチューブ上に合成プラスチック
頂部を成形するための装置に関して、内側成形パーツと
外側成形パーツとの間には、そこで動けるように適合さ
れている可塑化シリンダ及び押出し機ウオームを持つ射
出成形ユニットのノズルに係合されるように適合されて
いる成形室と、与えられている成形パーツを一緒に押し
付けるための手段とがあり、前述の問題は、外側成形パ
ーツと内側成形パーツとの間におけるギャップを維持し
、減少させ、そして拡大させ、駆動手段を通して射出成
形ユニットを移動させる制御装置を設けることによって
解決される。本発明の新規な示唆において重要なことは
、その装置の各パーツにおいて見た場合外側成形パーツ
と内側成形パーツとの間のギャップでの変動が重要であ
るために、その充填用空間の容積での変動が重要である
。このギャップは、この方法の第1のステップのスター
トにおいて増大され、その進行中では一定に維持され、
その後は、減少されなければならない。ここで、本発明
による示唆は、その成形パーツのための制御装置及び駆
動手段を推挙している。ここでの制御装置は、例えば、
外側成形パーツと内側成形パーツとの間での厚さを制限
する手段としてのはさみ金、つまり、くさびで良い。し
かし、制御装置としては、内側成形パーツの取付けがそ
れによって変位される駆動装置も考えられる。代替とし
て、その制御装置は、もしも、その方法の第1の段階と
第2の段階との間での転移中、内側成形パーツに関して
相対的変位があるように、外側成形パーツのピボットシ
ャフトが変位可能に取付けられるならば、本発明の意味
内で利用できる。それ故、そうしたすべての対策及び制
御動作は外側成形パーツと内側成形パーツとの間でのギ
ャップを変えるように作用する一方、好ましくは、可塑
化された合成プラスチック材料がその成形空胴へと注入
されるその第1の段階中の時間にわたってそのギャップ
を維持することができる。
ットの駆動手段によって作動される。
持つ射出成形ユニット及びその運動が制御装置の正しい
作動を保証することを意味する。実際に、その制御装置
は、射出成形ユニットの動作位置又は可塑化シリンダに
関係した押出し機ウオームの配置に従って、正しい瞬間
に作動されなければならない。こうした駆動手段は、成
形空胴の方向における押出し機ウオームの順方向運動の
開始の瞬間に対して、機械式又は油圧式ピストンで良く
、その制御装置は、外側成形パーツと内側成形パーツと
の間の距離を一定に維持するように作動されなければな
らない。押出し機ウオームがその限界位1に達した場合
、つまり、可塑化された合成プラスチック材料がその成
形空胴へと注入された場合、そこでの制御装置は、その
成形空胴を減少させるために再び作動される。この様に
、この方法での第2の段階は、成形空間にある合成プラ
スチック材料がその成形空胴の全容積を満たした時に、
終了される。その後、外側成形パーツと内側成形パーツ
との間の前述のギャップは、時間制御又は他の適当な手
段により制御されて、その成形空胴の容積を増大させて
、次の射出成形プロセスに対するその方法の第1の段階
のスタートを準備するために、再び増大されることにな
る。
ツがシャフトの周囲で間欠的に回転駆動される心金ホィ
ール上における心金から成り、外側成形パーツが、外側
成形半休を有しそして心金ホィールのシャフトに対して
直角に延在している軸の周囲で旋回するように適合され
ている2つのアームによって形成され、その心金ホィー
ルのシャフトとそれらアームのピボット軸との間におけ
る小さい方のギャップが調整可能に可変であるときに、
特に当を得ている。
用される間欠的に回転可能な心金ホィールを持つ従来の
パッケージ製作機械を改良することを目的としている。
ット軸を通して通過されるとすると、心金ホィールの回
転軸に対する最短の接続ラインは、本発明の示唆に従っ
て調整可能に変えられる。もしも正しい制御信号が与え
られるならば、そこでの軸受は油圧的に又は機械的に変
位される。
いて、その制御装置は外側成形パーツと内側成形パーツ
との間のギャップを変えるためのスペーサつまり間隔材
を含んでいる。しかしながら、本発明では、制御装置が
外側成形パーツに関して内側成形パーツを変位させるた
めの油圧及び/又は空気ピストン−シリンダを採用して
、外側成形パーツと内側成形パーツとの間でのギャップ
を変えるようにしても良い。
のように互いに結合された側壁と、そのチューブの端部
に位置し、そのパッケージの頂部及び底部を形成してい
る端部壁とから成る前述の型式の装置を、流動可能な物
質のためのパッケージを作り出すために使用することは
特に好ましい。本発明による方法を用いれば、いかなる
合成プラスチックパーツでも、紙などからなる薄い壁の
本体の縁部上に一体状に成形され、そしてこれに対して
使用される装置は技術的に一層容易に且つ一層競争力の
ある値段において製造されるが、周知の構成に関連して
前に部分的に記述されたようなパッケージ製作機械に対
しては、本発明による2段階方法を使用するのが特に好
ましい。液体パッケージは、既に単位時間当りに多量に
作り出されて、充填されてそして密封される。また本発
明による対策は、成形パーツに印加されなければならな
い締付は力を減少できるためにその工具を簡素化できる
のみならず、また全体としての機械は、増大された出力
を伴い且つ初めに述べた不都合なしに一層短いクロック
時間でもって作業できるので、注入中におけるクロック
時間はもはや、そのパッケージ製作機械の出力について
の制限を表していない。更に、厚さの一層小さいパッケ
ージ頂部でも、−層大きな寸法精度の下で作り出される
。すなわち、ここでは、例えば0.15〜0.20Mの
弱いラインに関連した、0.5 tmへと減少された蓋
の厚さの比率が正確に維持される。
の機械で必要とした前述の1000バールという圧力に
比較して、本発明では600バールで良いので、従来の
大型の油圧機器に代って、小型でしかも機械的に制御さ
れる射出成形ユニットが好都合に使用できる。
りに、注ぎ装置を含み、その底部が側壁と一体にあって
折りたたみ及び密封することによって形成されている。
本発明による装置を使用するのが好ましい。この型式の
パッケージは大きな数量において製作されて、そして最
終ユーザーによって使用される。従って、この型式のパ
ッケージは、注ぎ装置を持つ合成プラスチック頂部を伴
なって、本発明による装置と2段階方法とを利用して製
作するのが望ましい。
図面に示す好ましい実施例を参照しての以下の記載から
明らかになろう。
2と指定されている全射出成形ユニットであって、その
端部は参照数字3として総称的に指定されている工具に
対面し、そこに、ノズル4が設けられている。マシン−
フレーム1上における射出成形ユニット2の固定的取付
けのために、ノズル4は心金ホィール6のシャフト上で
明確に規定された距離に位置し、そのホィール6の心金
7は半径方向に突き出し、そして間欠的に切換えられる
ことになるので、各場合において、1つの心金7は、第
1図の中央で1点鎖線によって示されているその心金7
の縦軸が底部から上方に垂直に延在し、そして射出成形
ユニット2の縦軸2゛と一致するように、ノズル4の下
部(第1図の位置を参照)にある。
1図には、はっきりと示されていない。
成形パーツ838′の頂部に形成されている。間欠的に
回転可能な心金ホィール6のシャフト5はその下部に配
設されるが、2つの外側成形半休8.8°からなる外側
成形パーツは、第1図での1点鎖線によって示されてい
る位置から実線によって示されている位置へと軸9の周
囲で旋回するように適合されている旋回可能なアーム1
4を含んでいる。軸9は、シャフト5の縦軸の延長部に
直角に延在しそして心金ホィール6のシャフト5から所
定の距離に配設されている。シャフト5とピボット軸9
との間における距Maは可変で且つ調整可能である。
位置か又は開かれた位置へと旋回される。
られた位置は実線によって示されている。
る先端12を持つ押出し機ウオーム11が設けられてい
る。ノズル4と押出し機ウオーム11の先端12との間
には、可塑化シリンダ12の内側に配設された充填用空
胴15がある。動作において、押出し機ウオーム11は
、二重頭矢印17により示されているようにその縦軸2
°の方向に上下に動けるように適合されていて、可塑化
された材料を充填用チャンバ15へと注入する。
6とは区別する必要がある。第2図及び第3図には、こ
こでの方法の2つの段階が図式的に示されている。外側
成形パーツ8及び8゛は第2図及び第3図を通して取ら
れた平均の垂直区間において注入ボー目8によって互い
に分離される。第2図及び第3図に示されてはないが、
射出成形ユニット2のノズル4からは、可塑化された合
成材料が、矢印19の方向において、100バールの圧
力で成形空胴16へと注入されるので、陰影によって示
されている空胴の部分20が満たされることになる。第
2図に示されている第1の段階において、外側成形パー
ツ8,8゛の底部縁部と内側成形パーツ7の表面との間
の距離は大きな値すを持っているので、互いに対向して
いるそれら成形パーツの一定の表面間には、大きな初期
容積がある。これはスペース20へと注入される合成プ
ラスチック・ドロップの容積よりも大きく、それは、陰
影として示されておらず部分的スペース20の周囲にあ
る成形空胴16の領域が空のままであるためである。当
業者においては理解されるように、ここでの好ましい実
施例において、可塑化された合成材料は、例えば100
バール付近の低い圧力で、矢印19の方向において注入
される。
ように、制御装置として使用されるならば、成形パーツ
7.8.8°の外面は触れず、はさみ金21も然りであ
る。もしも、ここでは示されていないが、押出し機ウオ
ーム11に対する機械的駆動ピストンが、成形空胴16
におけるスペース20が部分的に合成プラスチック材料
で満たされる低い位置に達して、更に駆動される(これ
はまた、カム板及び制御カムを介して機械的に達成され
る)ならば、その外側成形パーツ及び内側成形パーツは
互いに向って移動するので、成形空胴16は小さな容積
を持ち、その成形空胴において対向して設けられている
表面間での距離“b”は、第3図に示されているような
距離Cを占めることになる。
旋回軸9及びシャフト5が共に近づくように移動するた
めに小さな容積を占め、内側成形パーツ7と外側成形パ
ーツ8,8゛とを一緒に押し付けるための締付は力は、
特別な実施例に対する第1段階での100バール、3ト
ンよりも大きくなる。全成形空胴16は、第3図で例示
されているように、第2の段階の終りにおいて、可塑化
された材料でもって満たされる。はさみ金21は外側成
形パーツと内側成形パーツとの間にあって、ギャップC
を確立する。
簡略化された形態において示されているが、その方法を
一層明瞭に説明するために、第4図はその成形空胴に対
応している製品、つまり液体パッケージの頂部22を、
第5図において拡大して示している詳細部分Eと共に示
している。頂部の1つの縁部中央には、23として総称
的に指定されている注ぎ装置と、ハンドル24とが設け
られている。頂部22の表面25は外側の平面と、中央
での傾斜された表面とを有している。これらは、開口袋
?1f23が頂部22の外側輪郭内に配設されることを
保証する。撤回可能なタブ27は弱いライン28を介し
て傾斜された壁26に接続されており、そしてパッケー
ジの内部に向って離れている弱いライン28から距離H
における閉鎖タブ27の表面29は無視できないけれど
も、ハンドル24から離れた開口装置23の部分は頂部
22の外側輪郭から延在していない。その頂部は肩部3
0を介してパッケージのチューブ(示されていない)上
へと一体状に成形される。ユーザーによるパッケージの
開成は、ハンドル24を引いて、閉鎖タブ27を上方に
裂けば良く、その結果、第5図に拡大されて示され、厚
さ0.15〜0.20mにある弱いライン28が引き裂
かれる。閉鎖タブのカラー31は結果的な注ぎ口から完
全に引き出される。溝32はその開口を引き続いて際閉
成するために使用される。
.65mo+の厚さを有している。第5図から見られる
ように、製品での弱いライン28の領域の厚さは0.1
5〜0.2ff[111にあるので、引き裂き開口プロ
セスは非常に簡単であるが、引き裂かれる前では、確実
な密封が保証されている。
25の厚さを示している。例えば、もしも成形空胴16
を満たすのに6gの合成プラスチック材料が必要であり
、そしてその成形空胴が例えば第3図に示されているよ
うに閉じた状態に維持されるとすると、成形空胴の僅か
な開放につれて、つまり、ギャップCが大きくなるにつ
れて、その成形空胴に注入された合成プラスチック材料
の圧力はかなり低くなる。結果的に、成形パーツが一緒
に押し付けられる締付は力が低下することになる。さて
第6図での曲線の横座標に関して左から右に向って検討
するに、15トンの締付は力に対応している最も高い左
側のスポットは、0.5InI11に相当する外側成形
パーツと内側成形パーツとの間における厚さCに対応し
ている。パッケージ製作機械の実際の動作において、か
かる締付は力は求められず、またかかる薄い頂部の達成
においては実行できない。
させることになり、図面では左から3番目の点へと低下
する。結果的に、c =0.65m+sのオーダの厚さ
の壁25を持つ頂部が作り出される。このために、工具
に対する締付は力としては、約6トンが必要である。さ
て、二重丸の点33は本発明による方法及び装置によっ
て達成可能な点を示しており、−見して解るように、か
かる点において達成される効果及び利点は極めて望まし
い。つまり、ここでは、c = 0.5 mmの頂部壁
25が約3トンの締付は力でもって達成される。当然の
ことに、点33を通して引かれるグラフは一層好ましい
結果に対応している。
いては、頂部の厚さ、が閣において示されているが、縦
座標には、合成プラスチック材料を硬化するのに要する
時間、つまり、その後に内側成形パーツ及び外側成形パ
ーツが開けられる時間が示されている。約0.68mm
の頂部厚さを例にとると、従来の方法による冷却には約
1秒が必要である。もしも頂部壁25の厚さを0.5閣
にしたいならば、0.5秒の冷却時間が利用できる。前
の製作方法では、これは達成できなかった。また、第7
図での点34を観察すれば、当業者においては、上述し
た対策の予期しない効果及び利点をすぐに認識できるよ
う。すなわち、0.5 mの厚さに対して利用できる冷
却時間は、1.8秒となっている。
を一体成形するための装置の一部を切除して示す略示側
面図である。 第2図は、成形空胴が大きな容積にある第1の段階中に
おける外側及び内側成形パーツを図式的に示す略示断面
図である。 第3図は、成形空胴が減少された容積を持っている状態
を示す、第2図と類似の略示断面図である。 第4図は、従来のパッケージの合成プラスチック頂部を
示す横断面図である。 第5図は、第4図における注ぎ装置の詳細を示す断面部
分図である。 第6図は、成形パーツを一緒に保持するための締付は力
と、−棒状に成形される合成プラスチックパーツの厚さ
(横軸)との間の関係を示すグラフである。 第7図は、射出成形された合成プラスチックパーツの厚
さと必要な冷却時間との間の関係を示す曲線図である。 2・・・射出成形ユニット、3・・・可塑化シリンダ、
4・・・ノズル、7・・・内側成形パーツ、8.8″・
・・外側成形パーツ、10.14・・・押付は手段、1
6.18・・・成形空胴、21・・・制御手段、22・
・・合成プラスチック頂部。 Fig、2
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、紙、厚紙などからなる薄い壁の本体の縁部に熱可塑
性の部材を射出成形する方法、特に合成プラスチック被
覆紙からなるチューブの縁部上にプラスチック頂部を射
出成形する方法であって、そこで、可塑化された合成材
料が内側成形パーツ(7)と外側成形パーツ(8、8’
)とにより形成される成形空胴(16)へ注入され、前
記成形パーツ(7、8、8’)は力でもって互いに押し
付けられる方法において、前記成形空胴(16)は、可
塑化された合成材料が低い圧力の下でその成形空胴(1
6)を少なくとも部分的(20)に満たしている第1の
段階では、大きな容積に維持され、そして第2の段階で
は第1の段階よりも小さな容積へと持ち込まれ、前記第
2の段階において前記内側成形パーツ(7)と外側成形
パーツ(8、8’)とを一緒に押し付けるための締付け
力は、前記第1の段階に比較して増大されていることを
特徴とする方法。 2、前記可塑化された合成材料は成形空胴(18)の中
央(18)へと中心的に注入され、そしてその第2の段
階の過程において、しかも前記内側成形パーツ(7)と
外側成形パーツ(8、8’)とを一緒に圧縮するための
締付け力の増大に際し、前記成形空胴(16)での圧力
はその中央(18)から外方に増大することを特徴とす
る請求項1記載の方法。 3、前記可塑化された合成材料は、その第1の段階にお
いて、約100バールの圧力において大きな容積に維持
されている成形空胴(16)へと注入され、前記内側成
形パーツ(7)及び外側成形パーツ(8、8’)を一緒
に押し付けるための締付け力は約3トンになることを特
徴とする請求項1又は2記載の方法。 4、紙、厚紙などからなる薄い壁の本体のリム上に熱可
塑性のパーツを一体成形するための装置、特に、合成プ
ラスチックで被覆された紙からなるチューブのリム上に
合成プラスチック頂部(22)を一体成形するための装
置であって、内側の成形パーツ(7)と外側成形パーツ
(8、8’)との間には、そこで運動できるように適合
されている可塑化シリンダ(3)及び押出し機ウォーム
を持つ射出成形ユニッ ト(2)のノズル(4)へと係合される成形空胴(16
)が形成され、更に、前記成形パーツ(7、8、8’)
を一緒に押し付けるための手段(10、14)を有して
いる装置において、前記外側成形パーツ(8、8’)と
内側成形パーツ(7)との間におけるギャップ(b、c
)を維持したり、減少させたり、増大させたりするため
の制御手段(21)を備え、該制御手段(21)は駆動
手段により作動されるように適合されていることを特徴
とする装置。 5、前記内側成形パーツ(7)はシャフト(5)の周囲
で間欠的に回転駆動される心金ホィール(6)の心金に
よって形成され、前記外側成形パーツ(8、8’)は2
つのアーム(14)によって形成され、その外側成形半
休は前記心金ホ ィール(6)のシャフト(5)に対して直角に延在して
いる軸(9)の周囲で旋回するように適合されており、
心金ホィール(6)のシャフト(5)とアーム(14)
の旋回軸(9)との間における最小のギャップ(a)は
調整可能に可変であることを特徴とする請求項4記載の
装置。 6、前記外側成形パーツ(8、8’)と内側成形パーツ
(7)との間のギャップ(a)を変えるための制御手段
(21)は間隔保持材(21)含んでいることを特徴と
する請求項4又は5記載の装置。 7、前記外側成形パーツ(8、8’)と内側成形パーツ
(7)との間でのギャップ(a)を変えるための制御手
段は、前記外側成形パーツ(8、8’)に関連して前記
内側成形パーツ(7)を変位させるための油圧及び/又
は空気ピストン−シリンダ配列を含んでいることを特徴
とする請求項4又は6記載の装置。 8、流動性物質に対するもので、縦方向の密封継目によ
ってチューブ状態様において互いに接続された側壁と、
該チューブの端部にあって、それ自体の頂部(22)及
び底部を形成している端部壁とから成っているパッケー
ジを作るための請求項4〜7のいずれか1つに記載の装
置。 9、担持部材を持たない合成プラスチック頂部(22)
は注ぎ口(23)を含み、その底部は、前記側壁と一体
にあって、折りたたんで、密封することによって形成さ
れた紙パーツから成っていることを特徴とする請求項8
記載の装置の用法。
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