JP2883140B2 - 射出成形機の充填量検出方法 - Google Patents

射出成形機の充填量検出方法

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JP2883140B2 JP2014383A JP1438390A JP2883140B2 JP 2883140 B2 JP2883140 B2 JP 2883140B2 JP 2014383 A JP2014383 A JP 2014383A JP 1438390 A JP1438390 A JP 1438390A JP 2883140 B2 JP2883140 B2 JP 2883140B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、射出成形機のシリンダ内部から金型のキャ
ビティ部に射出されて充填される可塑化合成樹脂の充填
量を検出する射出成形機の充填量検出方法に関するもの
である。
〔従来の技術〕
射出成形機のシリンダ内部からノズルを介して可塑化
合成樹脂をそのノズルに接合している金型のキャビティ
部に射出充填して所望の成形品を連続生産により得るに
際しては、金型のキャビティ部の内容積、言い換えれば
成形品の体積に相当する正確な樹脂量が充填量として金
型のキャビティ部に射出充填されることが重要な課題で
ある。この充填量が所要量より多い場合には可塑化合成
樹脂が金型の合わせ目よりはみ出してバリとなり、また
逆に所要量より少ない場合には成形品の表面にくぼみが
できてヒケとなって成形品に欠陥を生じることになる。
従来、連続して安定した成形品が得られるように、金
型のキャビティ部に射出充填される可塑化合成樹脂の充
填量を射出成形機におけるスクリューの位置によって検
出する方法としは、次のようなものがある。
i)金型のキャビティ部に可塑化合成樹脂を射出充填す
る前のスクリュー位置にもとづくもの。
ii)金型のキャビティ部に可塑化合成樹脂を射出充填し
て、保圧の完了後のスクリュー位置にもとづくものであ
って、 保圧のために最前進したスクリューの位置による場
合。
保圧の完了後の保圧のために押圧力の付与が解除され
たスクリューの位置による場合。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前述されたものにおいては、次の理由
により検出される充填量の精度等に限界があるという問
題点がある。
i)の場合 可塑化合成樹脂が射出成形機のノズルから金型のキャ
ビティ部に射出充填される直前までは射出成形機のシリ
ンダ内部におけるその可塑化合成樹脂の樹脂圧が何らの
制御または監視もされていないために、圧縮性を有する
可塑化合成樹脂において樹脂圧が一定値とは限られない
ことによる。特に、射出成形機のノズルから樹脂漏れの
防止を図って射出成形機のシリンダ内部の樹脂圧を減少
させるのにスクリューを強制後退させるような場合に
は、ノズルの先端からの空気の巻き込みにより樹脂圧は
変動される。
なお、このi)の場合における検出精度の悪化には、
スクリューの先端部分に設けられている逆流防止弁が射
出充填前にはスクリューに押圧力が付与されていないた
めに開いており、射出充填時にはスクリューに押圧力が
付与されてその逆流防止弁が若干の樹脂の逆流を伴いな
がら閉塞することも一因となっている。
ii)の場合 に関して 成形品の成形条件を詰めていくような際には保圧の値
も種々に変更されるが、この保圧の値によって圧縮性を
有する可塑化合成樹脂において圧縮量が変わることによ
る。
なお、一定の保圧値のもとに射出成形機のシリンダ内
部の樹脂量を比較するようにすれば高い検出精度が得ら
れるが、保圧値は成形品の形状、寸法を支配する成形条
件の1つであるために、この保圧値を一定とすることは
できない。
に関して 保圧のためのスクリューによる押圧力の付与が解除さ
れて射出成形機のシリンダ内部における樹脂に対する圧
力が除去されるまでに要する時間は、可塑化合成樹脂の
種類および温度により異なり、実際に樹脂に対する圧力
が除去されたか否かに不安定要因が伴うことによる。
なお、樹脂に対する圧力の除去には時間を必要とする
が、一般的には生産性の低下を避けるために圧力の除去
に充分な時間は見込まれない。
本発明は、このような問題点を解消することを目的と
して、連続成形生産において金型のキャビティ部に射出
充填される可塑化合成樹脂の充填量を射出成形機側にお
いて高精度で検出できる射出成形機の充填量検出方法を
提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による射出成形機の充填量検出方法は、前述さ
れた目的を達成するために、次の要件を満たす条件下に
おいて射出充填前のスクリューの位置と、射出充填およ
び保圧の完了後のスクリューの位置とにおけるスクリュ
ーの位置値またはその位置値に対応するシリンダ内部の
樹脂量を得、これら両スクリューの位置値またはその位
置値に対応するシリンダ内部の樹脂量にもとづいて金型
のキャビティ部への可塑化合成樹脂の充填量に相当する
値または充填量を検出するものである。
A.スクリューの先端部分における逆流防止弁が閉塞した
状態において、スクリューの位置値またはその位置値に
対応するシリンダ内部の樹脂量を得ること。
B.可塑化合成樹脂の樹脂圧が所定圧に保たれている状態
においてスクリューの位置値またはその位置値に対応す
るシリンダ内部の樹脂量を得ること。
C.スクリューの位置値またはその位置値に対応するシリ
ンダ内部の樹脂量を得る際の可塑化合成樹脂の樹脂圧
は、成形品に影響を及ぼさないこと。
したがって、本発明による射出成形機の充填検出方法
は、 射出成形機のシリンダ内部から金型のキャビティ部に
射出されて充填される可塑化合成樹脂の充填量を検出す
る射出成形機の充填量検出方法において、 (a)前記シリンダ内部とキャビティ部との間に、これ
らシリンダ内部およびキャビティ部間の可塑化合成樹脂
の流通を阻止可能な流路開閉機構を設け、 (b)この流路開閉機構を前記シリンダ内部からキャビ
ティ部への可塑化合成樹脂の射出充填前に閉じて可塑化
合成樹脂の流通を阻止し、 (c)この可塑化合成樹脂の流通が阻止されている状態
においてスクリューに所定の押圧力を付与してそのスク
リューを平衡移動させ、 (d)このスクリューが平衡移動を停止した第1の停止
位置におけるスクリューの位置値またはその位置値に対
するシリンダ内部の樹脂量を得、 (e)次に、前記流路開閉機構を開いて可塑化合成樹脂
を流通可能とし、 (f)この可塑化合成樹脂の流通可能状態において引続
き前記スクリューに押圧力を付与して前記キャビティ部
に可塑化合成樹脂を射出充填し、 (g)この射出充填および保圧の完了後に前記流路開閉
機構を閉じて可塑化合成樹脂の流通を阻止し、 (h)この可塑化合成樹脂の流通が阻止されている状態
において再び前記スクリューに所定の押圧力を付与して
そのスクリューを平衡移動させ、 (i)このスクリューが平衡移動を停止した第2の停止
位置におけるスクリューの位置値またはその位置値に対
応するシリンダ内部の樹脂量を得、 (j)前記第1の停止位置において得られたスクリュー
の位置値またはその位置値に対応するシリンダ内部の樹
脂量と、前記第2の停止位置において得られたスクリュ
ーの位置値またはその位置値に対応するシリンダ内部の
樹脂量との差引演算を含む演算により充填量に相当する
値または充填量を得る ことを特徴とするものである。
射出成形機のシリンダ内部と金型のキャビティ部との
間に設けられる流路開閉機構を閉じた状態でスクリュー
に所定の押圧力を付与すれば、スクリューの先端部分の
逆流防止弁は閉塞しまたは閉塞状態を保っているととも
に、スクリューは平衡移動して停止する。このスクリュ
ーの停止した第1の停止位置では、シリンダ内部のスク
リューの前進側の可塑化合成樹脂は前記押圧力に対応し
て一定の樹脂圧となっている。この一定の樹脂圧のもと
で射出充填前のスクリューの位置値またはその位置値に
対応するシリンダ内部の樹脂量を得る。
次に、流路開閉機構を開ければ、スクリューが前進さ
れ、金型のキャビティ部に可塑化合成樹脂が射出充填さ
れる。
続いて射出充填が終わり、また保圧が完了すれば流路
開閉機構を閉じる。この流路開閉機構を閉じた状態で、
前述と同様に所定の押圧力を付与すれば、スクリューの
先端部分の逆流防止弁は閉塞しまたは閉塞状態を保って
いるとともに、スクリューは平衡移動して停止する。こ
のスクリューの停止した第2の停止位置においても、シ
リンダ内部のスクリューの前進側の可塑化合成樹脂は前
記押圧力に対応した一定の樹脂圧となっている。この一
定の樹脂圧のもとで、同様に射出充填および保圧の完了
後のスクリューの位置値またはその位置値に対応するシ
リンダ内部の樹脂量を得る。
最後に、これら各一定の樹脂圧における可塑化合成樹
脂の第1の停止位置におけるスクリューの位置値または
その位置値に対応するシリンダ内部の樹脂量と、第2の
停止位置におけるスクリューの位置値またはその位置値
に対応するシリンダ内部の樹脂量とにもとづく差演算等
により充填量に相当する値または充填量を得る。
〔作用・効果〕
したがって、本発明によれば、前述のように流路開閉
機構を閉じた状態でスクリューに所定の押圧力を付与し
て逆流防止弁を閉塞しまたは閉塞状態を保たせるととも
に、この所定の押圧力により可塑化合成樹脂に一定の樹
脂圧を生成させて各第1及び第2の停止位置で得られる
スクリューの位置値またはその位置値に対応するシリン
ダ内部の樹脂量にもとづく差演算等により充填量に相当
する値または充填量を得ていることから、連続成形生産
において金型のキャビティ部に射出充填される充填量等
を射出成形機側において高精度に検出できる。また、第
1及び第2の停止位置におけるスクリューの位置値また
はその位置値に対応するシリンダ内部の樹脂量を得るた
めに一定の樹脂圧を生成させるに際して流路開閉機構を
閉じた状態で行なっていることから、スクリューに付与
される押圧力が完成品に対して影響を及ぼさなく、逆に
言えば成形条件によって充填量の検出が影響されること
がない。
なお、前記第1の停止位置において得られるスクリュ
ーの位置値またはその位置値に対応するシリンダ内部の
樹脂量、前記第2の停止位置において得られるスクリュ
ーの位置値またはその位置値に対応するシリンダ内部の
樹脂量、あるいはそれら第1の停止位置において得られ
るスクリューの位置値またはその位置値に対応するシリ
ンダ内部の樹脂量と第2の停止位置において得られるス
クリューの位置値またはその位置値に対応するシリンダ
内部の樹脂量とにもとづく差が、予め設定された範囲外
であるときは信号により異常を示すようにすることがで
きる。この場合に、第1の停止位置におけるスクリュー
の位置値またはその位置値に対応するシリンダ内部の樹
脂量については成形品が正常に成形し得るかが判断され
ることとなる。また、第2の停止位置におけるスクリュ
ーの位置値またはその位置値に対応するシリンダ内部の
樹脂量あるいは各第1および第2の停止位置におけるス
クリューの位置値またはその位置値に対応するシリンダ
内部の樹脂量の差については成形品が正常に成形され得
たかが判断されることになる。
〔実施例〕
次に、本発明による射出成形機の充填量検出方法の具
体的実施例につき、図面を参照しつつ説明する。
第1図において、射出成形品を成形する金型1に、射
出成形機2はノズル3において接合している。この射出
成形機2のシリンダ4内部には、加熱されたそのシリン
ダ4内において材料ホッパ5から供給される樹脂ペレッ
トを溶融混練しつつ、溶融された樹脂をノズル3に穿設
されている流路6を介して金型1のキャビティ部7に射
出充填するスクリュー8が内装されている。このスクリ
ュー8の先端部分には逆流防止弁9が設けられていると
ともに、スクリュー8の樹脂ペレットの溶融混練のため
の回転はスクリュー回転モータ10により与えられる。ま
た、スクリュー8の樹脂の金型1のキャビティ部7に射
出充填する等のためのノズル3に向かっての平衡移動を
含む進退および所定の押圧力の付与は、電磁流量弁11お
よび電磁圧力弁12を制御装置13により制御操作すること
による射出ピストン14に対する圧油の給排により行なわ
れる。なお、15は油圧源である。
一方、ノズル3の流路6には溶融された樹脂の流通を
阻止する本発明における流路開閉機構である閉塞弁16が
設けられているとともに、この閉塞弁16の開閉も駆動装
置17を制御装置13により制御操作することにより行なわ
れる。なお、この制御装置13には、スクリュー位置検出
器18からシリンダ4内部におけるスクリュー8の位置デ
ータが与えられる。
ところで、制御装置13においてはスクリュー位置検出
器18からのスクリュー8の位置データ等にもとづき所定
のプログラムにしたがって前述の電磁流量弁11および電
磁圧力弁12を介してのスクリュー8のノズル3に向かっ
ての平衡移動を含む進退および所定の押圧力の付与に関
する制御、駆動装置17を介しての閉塞弁16の制御を行な
うとともに、位置データにもとづき演算部19において金
型1のキャビティ部7に射出充填された充填量に関する
演算を行なう。この演算結果は、比較器20において範囲
設定器21に予め設定されている正常な充填量の範囲、本
実施例においてはその充填量に相当する値の範囲と比較
され、この正常な範囲から逸脱している場合にはその比
較器20から異常信号が発せられる。
次に、金型1のキャビティ部7に射出充填された充填
量を得るに際しての各部の動作を説明する。
i)射出充填前(第2図(A)) 閉塞弁16が閉じられ、この閉塞弁16が閉じられた状態
において射出ピストン14によりスクリュー8に所定の押
圧力P0が付与される。この押圧力P0の付与により平衡移
動して、例えば前進して停止したスクリュー8の第1の
停止位置におけるシリンダ4内部のスクリュー8の前進
側に介在する樹脂量に対応するスクリュー8の位置値S1
がスクリュー位置検出器18により検出されて制御装置13
に与えられる。
ii)射出充填中(第2図(B)) 閉塞弁16が開かれ、スクリュー8が前進して金型1の
キャビティ部7に溶融された樹脂が射出充填される。な
お、この金型1のキャビティ部7に樹脂が射出充填され
る工程は一般の射出成形機と同様である。
iii)射出充填および保圧の完了後(第2図(C)) 閉塞弁16が再び閉じられ、この閉塞弁16が閉じられた
状態において射出ピストン14によりスクリュー8に所定
の押圧力P0が付与される。前述の射出充填前と同様に、
この押圧力P0の付与により平衡移動して、言い換えれば
保圧がその押圧力P0による押圧より大きい場合には後退
し、また保圧がその押圧力P0による押圧より小さい場合
には前進して停止したスクリュー8の第2の停止位置に
おけるシリンダ4内部のスクリュー8の前進側に介在す
る樹脂量に対応するスクリュー8の位置値S2がスクリュ
ー位置検出器18に検出されて制御装置13に与えられる。
なお、前述の第1および第2の停止位置におけるスク
リュー8の位置値S1,S2の検出時には、所定の押圧力P0
の付与によりスクリュー8が平衡移動して停止した状態
であるために、いずれの場合でもスクリュー8の先端部
分の逆流防止弁9は閉塞されまたは閉塞状態を保たれて
シリンダ4内部のスクリュー8の前進側、言い換えれば
ノズル3とスクリュー8の先端との間に介在する樹脂量
は確定している。
これら第1および第2の停止位置におけるスクリュー
8の位置値S1,S2は演算部19においてそれらの差値(S1
−S2)、言い換えれば充填量に相当する値が演算されて
比較器20に与えられる。
本実施例においては、比較器20に充填量に相当する値
のみが与えられたが、スクリュー位置検出器18からのス
クリュー8の位置値S1,S2を制御装置13を介して与え
て、範囲設定器21に予め設定される正常な位置値の範囲
と比較して成形品が正常に成形し得るか、または成形品
が正常に成形され得たかの判断を異常信号を発すること
により成しても良い。
本実施例においては、第1および第2の停止位置にお
けるスクリュー8の位置値S1,S2にもとづき充填量に相
当する値S1−S2を演算して充填量としたが、第1および
第2の停止位置における実際の樹脂量にもとづき実際の
充填量を演算するようにしても良い。なお、スクリュー
8の位置値S1,S2から実際の充填量を演算するようにし
ても良いことは言うまでもない。
本実施例においては、射出充填前、射出充填および保
圧の完了後にスクリュー8に付与する所定の押圧力を同
一押圧力P0としたが、異なる所定の押圧力でもあっても
良い。この場合には、第1および第2の停止位置におけ
るスクリュー8の位置値S1,S2または実際の樹脂量から
充填量に相当する値または実際の充填量を演算により得
るに際して、異なる所定の押圧力を勘案して演算するよ
うにすれば良い。
また、他の実施例としてはノズル3の流路6に閉塞弁
16を有さない場合には、金型1に設けられるキャビティ
部7への可塑化合成樹脂の供給制御を行なうゲートを閉
塞弁16のように用いても良い。
本発明によれば、金型のキャビティ部に射出充填され
る可塑化合成樹脂の充填量が高精度に検出される。した
がって、金型が複数個の成形品を一度に成形するキャビ
ティ形状のものでもって均一な良品の成形品を得る際に
も好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、本発明による射出成形機の充填
量検出方法の好ましい実施例を説明するための図面であ
って、 第1図は金型を含む射出成形機の全体の半図解式縦断面
図、 第2図(A),(B),(C)はスクリューの模型的に
示された各位置における閉塞弁と逆流防止弁との動作を
示す説明図である。 1…金型、2…射出成形機 3…ノズル、4…シリンダ 5…材料ホッパ、6…流路 7…キャビティ部、8…スクリュー 9…逆流防止弁 10…スクリュー回転モータ 11…電磁流量弁、12…電磁圧力弁 13…制御装置、14…射出ピストン 15…油圧源、16…閉塞弁 17…駆動装置 18…スクリュー位置検出器 19…演算部、20…比較器 21…範囲設定器

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】射出成形機のシリンダ内部から金型のキャ
    ビティ部に射出されて充填される可塑化合成樹脂の充填
    量を検出する射出成形機の充填量検出方法において、 (a)前記シリンダ内部と金型のキャビティ部との間
    に、これらシリンダ内部およびキャビティ部の可塑化合
    成樹脂の流通を阻止可能な流路開閉機構を設け、 (b)この流路開閉機構を前記シリンダ内部からキャビ
    ティ部への可塑化合成樹脂の射出充填前に閉じて可塑化
    合成樹脂の流通を阻止し、 (c)この可塑化合成樹脂の流通が阻止されている状態
    においてスクリューに所定の押圧力を付与してそのスク
    リューを平衡移動させ、 (d)このスクリューが平衡移動を停止した第1の停止
    位置におけるスクリューの位置値またはその位置値に対
    応するシリンダ内部の樹脂量を得、 (e)次に、前記流路開閉機構を開いて可塑化合成樹脂
    を流通可能とし、 (f)この可塑化合成樹脂の流通可能状態において引続
    き前記スクリューに押圧力を付与して前記キャビティ部
    に可塑化合成樹脂を射出充填し、 (g)この射出充填および保圧の完了後に前記流路開閉
    機構を閉じて可塑化合成樹脂の流通を阻止し、 (h)この可塑化合成樹脂の流通が阻止されている状態
    において再び前記スクリューに所定の押圧力を付与して
    そのスクリューを平衡移動させ、 (i)このスクリューが平衡移動を停止した第2の停止
    位置におけるスクリューの位置値またはその位置値に対
    応するシリンダ内部の樹脂量を得、 (j)前記第1の停止位置において得られたスクリュー
    の位置値またはその位置値に対応するシリンダ内部の樹
    脂量と、前記第2の停止位置において得られたスクリュ
    ーの位置値またはその位置値に対応するシリンダ内部の
    樹脂量との差引演算を含む演算により充填量に相当する
    値または充填量を得る ことを特徴とする射出成形機の充填量検出方法。
  2. 【請求項2】前記流路開閉機構が閉じて可塑化合成樹脂
    の流通が阻止された状態において前記スクリューに付与
    される各所定の押圧力が、射出充填前と射出充填および
    保圧の完了後とにおいて等しいことを特徴とする請求項
    1に記載の射出成形機の充填量検出方法。
  3. 【請求項3】前記流路開閉機構が、前記射出成形機のノ
    ズルに設けられる閉塞弁であることを特徴とする請求項
    1または2に記載の射出成形機の充填量検出方法。
  4. 【請求項4】前記流路開閉機構が、前記金型に設けられ
    るゲートであることを特徴とする請求項1または2に記
    載の射出成形機の充填量検出方法。
  5. 【請求項5】前記第1の停止位置において得られるスク
    リュー位置値またはその位置値に対応するシリンダ内部
    の樹脂量、前記第2の停止位置において得られるスクリ
    ューの位置値またはその位置値に対応するシリンダ内部
    の樹脂量、あるいはそれら第1の停止位置において得ら
    れるスクリュー位置値またはその位置値に対応するシリ
    ンダ内部の樹脂量と第2の停止位置において得られるス
    クリューの位置値またはその位置値に対応するシリンダ
    内部の樹脂量とにもとづく差が、予め設定された範囲外
    であるときは信号により異常を示すことを特徴とする請
    求項1または2に記載の射出成形機の充填量検出方法。
JP2014383A 1990-01-24 1990-01-24 射出成形機の充填量検出方法 Expired - Lifetime JP2883140B2 (ja)

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