JPH0330356A - 絶縁層分離基板の製造方法 - Google Patents

絶縁層分離基板の製造方法

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JPH0330356A
JPH0330356A JP16479189A JP16479189A JPH0330356A JP H0330356 A JPH0330356 A JP H0330356A JP 16479189 A JP16479189 A JP 16479189A JP 16479189 A JP16479189 A JP 16479189A JP H0330356 A JPH0330356 A JP H0330356A
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JP
Japan
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layer
substrate
semiconductor single
insulating
crystal
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Pending
Application number
JP16479189A
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English (en)
Inventor
Kazuto Kataoka
万士 片岡
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、絶縁層分離基板(誘電体分離基板)の製造
方法に関する。
〔従来の技術〕
半導体装置の製造に用いられる半導体基板として、第2
図(e)にみるように、ポリシリコン層(支持体層)5
5の上に絶縁層54で互いの間が電気的に分離された状
態にある半導体単結晶分離島56が複数設けられている
絶縁層分離基板(以下、適宜rDI基板」と言う)60
がある。
このDI基板60は、従来、以下のようにして製造され
るものである。
第2図(a)にみるように、シリコン基板(N型シリコ
ン単結晶板)50の表面に酸化膜(例えば、熱酸化膜)
形成し、この酸化膜に選択的エツチング処理を施し、窓
52の明いた酸化膜マスク51を形成する。マスク51
を形成した後、異方性エツチングを施し、第2図(b)
にみるように、シリコン基板50表面に分離用の■溝5
3を形成する。
ついで、第2図(C)にみるように、シリコン基板50
のViJi53形成面を絶縁酸化膜(絶縁層)54で覆
う。続いて、第2図(dlにみるように、絶縁酸化膜5
4の上に支持体層用ポリシリコン層55を積層形成した
後、シリコン基板50の裏面側からV溝53の底が露出
するまで研磨すれば、第2図(fl)に示すDI基板6
0が完成する。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来の絶縁層分離基板は、表面平滑性が
十分でない。第2図(e)にみるように、半導体単結晶
分離島56.56の間のポリ9932155部分で凹み
がついているかたちとなっている。この凹みは研磨の際
に生じたものである。ポリシリコン(多結晶シリコン)
がシリコン単結晶や絶縁層たるSi帆層よりも軟らかく
研摩されやすいことに起因するものと推察される。この
ような、表面平滑性が十分でない絶縁層分離基板には、
半導体装置製造の際、製造工程中でのレジスト塗布がう
まくできなかったり、基板表面に形成されるAl配線に
所縁が発生しやすかったりという問題がある。
この発明は、上記事情に浅み、平滑性が十分で分離島間
の電気的絶縁性もより十分な絶縁層分離基板を得ること
のできる方法を提供することを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
前記課題を解決するため、この発明にかかる絶縁層分離
基板の製造方法は、支持体層と半導体単結晶層とが絶縁
層を介して積層されてなる積層体の前記半導体単結晶層
を研磨することにより作られており、第1図(e)にみ
るように、支持体層6上に絶縁層5で分離された半導体
単結晶領域7が複数設けられている基板10を準備して
、第1図(f)にみるように、同基板10における半導
体単結晶領域7.7のある側に酸化層11を一旦形成し
た後、第1図(g)にみるように、同酸化層11を半導
体単結晶表面が露出するまで′gf研磨するようにする
半導体としてはシリコン半導体が、絶縁層や酸化層とし
ては5iOa層が、さらに、支持体層としてはポリシリ
コン層が例示されるが、これに限らない。また、研磨に
は、化学Vr麿、機械研磨、・化学機械研磨など、様々
な研摩方法を用いることができる。
〔作   用〕
この発明の製造方法により得られた絶縁層分離基板では
、第1図(f)にみるように、研磨面全面が、従来のよ
うな単結晶層とポリシリコン層等の異なる材料が混在す
る面でなく、酸化層(例えば、5i(h繞)の単一材料
の面であるため、第1図(勢にみるように、半導体単結
晶分離島12.12間に凹みのない平滑性に優れた絶縁
層分離基板となる。しかも、半導体単結晶分離島12.
12間の表面部分は酸化層11′であり、例えば、支持
体層である多結晶層より絶縁性が高く、分離島12.1
2間の絶縁性も向上するようになる。
〔実 施 例〕
続いて、この発明にかかる絶縁層分離基板の製造方法の
一実施例を、図面を参照しながら詳しく説明する。
第1図(al〜(g)は、この発明にかかる製造方法の
一例により絶縁層分離基板を製造するときの様子を工程
順にあられす。
まず、第1図(a)にみるように、シリコン基板(N型
シリコン単結晶板)1の表面に酸化膜(例えば、熱酸化
膜)形成し、この酸化膜に選択的エツチング処理を施し
、窓3の明いた酸化膜マスク2を形成する。
マスク2を形成した後、異方性エツチングを施し、第1
図山)にみるように、シリコン基板1表面に分離用のV
溝4を形成する。
続いて、第1図(C)にみるように、シリコン基板1の
■溝4形成面にSiO□映などの絶縁酸化膜(絶縁層)
5を形成する。ついで、第1図(d)にみるように、絶
縁酸化膜5の上に支持体層用ポリシリコン層6を積層形
成した後、化学研磨、機械研磨、あるいは、化学機械研
磨等の方法によりシリコン基板lの裏面側からV溝4の
底が露出するまで研磨する。そうすると、第1図(e)
にみるように、この発明の製造方法で用いる基板10が
完成する。
この基板10は、支持体層と半導体単結晶層とが絶縁層
を介して積層されてなる積層体の前記半導体単結晶層を
1磨することにより作られ1、第1図(e)にみるよう
に、支持体層(ポリシリコン層)6上に絶縁I′ii5
で分離された半導体単結晶領域7.7が複数設けられて
いる。
そして、第1図(flにみるように、この基板10にお
ける半導体単結晶領域7のある側に5ift層などの酸
化層11を一旦形成する。酸化層11は、例えば、Si
O□層を堆積させたり、基板10表面を熱酸化させる等
の方法により形成することができる。
つぎに、−旦形成した酸化層11をを単結晶表面が露出
するまで研磨する。研磨は、化学研磨、機械研磨、ある
いは、化学機械研磨等の方法により行う。そうすると、
第1図(幻にみるように、絶縁層分離基板が完成する。
この絶縁層分離基板は、半導体単結晶分離島12.12
の間に凹みがなくて平滑性に優れるだけでなく、分離島
12.12間の電気絶縁性にも優れる基板であることは
前述の通りである。
〔発明の効果〕
以上に述べたように、この発明の製造方法は、表面平滑
性に優れ、分離島間の絶縁性も優れる絶縁層分離基板を
得ることができるため、実用性が高い。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(g)は、この発明にかかる製造方法の
一例により絶縁層分離基板が出来上がる様子を工程順に
あられす概略断面図、第2図(a)〜telは、従来の
製造方法により絶縁層分離基板が出来上がる様子を工程
順にあられす概略断面図である。 5・・・絶縁層 6・・・支持体層(ポリシリコン層)
7・・・半導体単結晶領域  11・・・酸化層lO・
・・基板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1支持体層と半導体単結晶層とが絶縁層を介して積層さ
    れてなる積層体の前記半導体単結晶層を研磨することに
    より作られ、支持体層上に絶縁層で分離された半導体単
    結晶領域が複数設けられてなる基板を準備して、同基板
    における半導体単結晶領域のある側に酸化層を一旦形成
    した後、同酸化層を単結晶表面が露出するまで研磨する
    ようにすることを特徴とする絶縁層分離基板の製造方法
JP16479189A 1989-06-27 1989-06-27 絶縁層分離基板の製造方法 Pending JPH0330356A (ja)

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