JPH0329988B2 - - Google Patents

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JPH0329988B2
JPH0329988B2 JP10172190A JP10172190A JPH0329988B2 JP H0329988 B2 JPH0329988 B2 JP H0329988B2 JP 10172190 A JP10172190 A JP 10172190A JP 10172190 A JP10172190 A JP 10172190A JP H0329988 B2 JPH0329988 B2 JP H0329988B2
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  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、船外機等に用いられて好適なエンジ
ンのオーバーヒート抑制装置に関する。
[従来の技術] エンジンをオーバーヒート(過熱)状態で運転
すると、エンジントラブルが発生する虞がある。
特に船外機用エンジン等、定速で連続運転するも
のでは、高速運転中にこれらのトラブルが発生し
ても、運転者が即座に適切な処置をとることがで
きないことがある。
そこで従来、エンジン温度の異常上昇を検出し
て、点火気筒を失火させることによりエンジン回
転速度を減速させ、エンジンのオーバーヒートに
よる破損を防止するオーバーヒート抑制装置が提
案されている。
[発明が解決しようとする課題] 然しながら、従来のオーバーヒート抑制装置
は、上述の失火制御後、エンジン温度が所定値以
下に低下したことのみを条件として、該失火制御
を解除することとしている。このため、オーバー
ヒート発生後の失火制御段階で、運転者がスロツ
トル開度をオーバーヒート発生時の中〜全開のま
まにしておいた場合には、運転者の意図に関係な
く、該失火制御に基づくエンジン温度の低下に応
じて自動的に該失火制御が解除されて運転者の知
らぬ間に通常点火に戻つてしまい、結果として、
エンジン回転が上述の中〜全開のスロツトル開度
に相当する中〜高回転に突然戻つてしまう如くの
不都合がある。
本発明は、エンジン温度の異常上昇時に失火制
御するオーバーヒート抑制装置において、当該失
火制御の解除時に、エンジン運転が運転者の意図
によることなく突然に通常復帰することを回避す
ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、エンジンの温度が所定値をこえる状
態下で該エンジンの点火を失火させるエンジンの
オーバーヒート抑制装置において、上記失火制御
後における特定の人為的操作の付加を該失火制御
の解除条件の少なくとも1つとして含むようにし
たものである。
[作用] 本発明によれば、下記,の作用がある。
エンジン温度の異常上昇時に、点火気筒を失
火制御するから、エンジン回転速度を減速さ
せ、オーバーヒートの発生を抑制できる。
上記の失火制御は、少なくとも特定の人為
的操作、例えばスロツトル開度を低開度側に設
定替えするスロツトル操作の如くの付加がなさ
れたことを条件に解除される。従つて、エンジ
ンは上記により自動的に失火制御された後、
運転者の意図に基づく人為的操作に応じて当該
失火制御を解除される。即ち、失火制御が運転
者の意図に基づく人為的操作に関係なくエンジ
ン温度の低下等に応じ自動的に解除されて運転
者の知らぬ間に通常点火に戻つてしまう如きが
ない。このことは、失火解除後のエンジン運転
が必ず運転者の意図の支配下にて制御され、エ
ンジン運転が運転者の意図によることなく突然
に通常復帰することを回避できることを意味す
る。
これにより、例えば、オーバーヒート発生後の
失火制御段階でスロツトル開度が中〜全開にあつ
たとしても、失火解除時には、当該スロツトル開
度が運転者のスロツトル操作にて必ず低開度側に
設定替えされる如くの人為的操作がなされる結
果、失火解除後のエンジン回転が運転者の意図に
よることなく突然に通常復帰して中〜高回転化す
る等を回避できる。
[実施例] 第1図は本発明を適用した60度等間隔点火の船
外機用V型6気筒2サイクルエンジンの一例を一
部破断して示す平面図、第2図は同エンジンの正
面図、第3図は同エンジンの点火制御系統図であ
る。
エンジン11は90度バンクのV型6気筒エンジ
ンとされ、第1気筒11Aと第2気筒11B、第
3気筒11Cと第4気筒11D、第5気筒11E
と第6気筒11FがそれぞれV型を形成してい
る。エンジン11のクランク軸12は縦置き配置
され、クランク軸12には連接棒13を介して、
横置き配置の各気筒内に収容されるピストン14
が連結されている。エンジン11の後部には、各
気筒に燃焼室15を画成するシリンダヘツド16
が固定されている。エンジン11の前部には、各
気筒に対応する吸気路17に備えられているリー
ド弁18を介して、各気筒のクランク室19に混
合気を供給する気化器20、吸気箱21が接続さ
れている。尚、22,22A〜22Fは点火栓を
示し、23はスロツトル弁を示している。
上記エンジン11は、その点火時期を電子制御
可能とすべく、マイクロコンピユータからなる制
御器24を備えている。即ち、制御器24は、後
に詳述するように点火時期設定器25(CPU)、
点火信号発生器26を有し、パルサコイル27、
クランク角度信号(タイミング信号)発生器2
8、スロツトル検出器29、温度検出器30A、
オーバーヒート検出器30Bの各出力信号に基づ
いて、エンジン11の各運転状態に最適な点火時
期を設定し、CDIユニツト31を介して、各気筒
の点火栓22A〜22Fにおける点火状態を制御
可能としている。尚、第3図において32は点火
時期設定器25に対するサンプリング周期発生回
路である。
ここで、エンジン11におけるクランク軸12
の上端部には、第4図に示すように、マグネトを
形成するロータ33のボス部34が、半月キー3
5及びナツト36によつて固定されている。ロー
タ33の内面には永久磁石37が固定されてい
る。38は発電用コイルであり、永久磁石37の
内面に対応するように環状に複数個配設されてい
る。これらの発電用コイル38はエンジン11に
設けられた複数の脚部39に固定されている。
40は永久磁石であり、そのN極とS極をロー
タ33のボス部34における直径方向の2位置に
180度間隔をなして位置するように固定されてい
る。又、27,27A,27B,27Cは3個の
パルサコイルであり、エンジン11に支持されて
いる支持台41に一体化されている環状の保持具
42の内面に120度間隔で固定されている。即ち、
パルサコイル27は、クランク軸12が60度回転
する毎に、そのいずれかのパルサコイル27A,
27B,27Cが永久磁石40のN極又はS極と
1回対向し、第5図に示すように、パルサコイル
27Aには第1気筒11A及び第4気筒11Dに
対するパルスP1,P4が誘起され、パルサコイ
ル27Bには第2気筒11B及び第5気筒11E
に対するパルスP2,P5が誘起され、パルサコ
イル27Cには第3気筒11C及び第6気筒11
Fに対するパルスP3,P6が誘起される。
又、ロータ33の外周部にはエンジンの始動時
に図示されない始動モータの回転力を受けるリン
グギヤ43が固定され、リングギヤ43の外周部
には、エンジン11に固定配置される前記クラン
ク角度信号発生器28が対向配置されている。こ
のクランク角度信号発生器28には、クランク軸
12の回転とともに、リングギヤ43の各噛合歯
に対向するパルスが誘起される。
前記パルサコイル27の各出力パルスP1〜P
6は第3図に示すように制御器24の波形整形回
路44を経てエンコーダ45によつて符号化さ
れ、相互に識別可能な状態で順次点火時期設定器
25を介してプリセツトカウンタ46に伝達され
る。又、前記クランク角度信号発生器28の出力
パルスは、第3図に示すように、制御器24の倍
周期回路47において第6図にPcで示す細分化
されたパルスとなつてプリセツトカウタ46に伝
達される。
上記パルサコイル27、クランク角度信号発生
器28及びプリセツトカウンタ46は、本発明に
おけるクランク角度検出器を構成する。即ち、パ
ルサコイル27は、クランク軸12の1回転にお
いて、それぞれクランク軸12の定角度位置に対
応する気筒数分のパルス、即ちクランク軸12の
基準角度信号を発生する。従つて、パルサコイル
27はクランク軸の基準角度信号発生器として機
能し、パルサコイル27のパルス発生時点後にお
けるクランク角度信号発生器28の発生パルス数
をプリセツトカウンタ46によつて計数すること
によりクランク軸12の角度位置を検出可能とし
ている。尚、第6図に示すように、クランク軸1
2の角度位置を検出するに当たり、N気筒(例え
ば第2気筒11B)のクランク角度位置、例えば
その上死点(TDC)に対する進角度θに対す基
準角度信号としてN−1気筒(例えば第1気筒1
1A)に対応するパルサコイル32Aの発生パル
スP1を用いて、そのP1発生時点後におけるク
ランク角度信号発生器33のパルス発生数ΣPcを
計数するものとすれば、当該基準角度信号として
N気筒に対応するパルサコイル27Bの発生パル
スを用いる場合に360度−θ分のパルス数を計数
する必要があるのに比して、6気筒であれば60度
−θ分のΣPcを計数すれば足り、該N気筒に対応
するパルサコイル27Bのパルス発生時点より以
前の角度θをより小なるパルス数の計数で高精度
に割出し可能となる。
又、パルサコイル27は、エンジン速度検出器
としても機能する。即ち、パルサコイル27はク
ランク軸12の1回転毎に気筒数分のパルスを発
生するものであるから、点火時期設定器25にお
いて単位時間内におけるパルサコイル27の発生
パルス数を計数することにより、クランク軸12
の回転速度即ちエンジン速度を検出することが可
能となる。
又、前記スロツトル検出器29は、気化器20
のスロツトル軸23Aに直結せしめられ、ポテン
シヨメータ方式によつて、気化器20のスロツト
ル開度即ち各気筒への吸入空気量を検出可能とし
ている。
又、前記温度検出器30Aは、例えばサーミス
タ型からなり、第3気筒11Cと第5気筒11E
の間のシリンダヘツド16に取付けられ、冷却水
温の検出を介して、エンジン11の温度を検出可
能としている。尚、スロツトル検出器29と温度
検出器30Aの検出結果はバツフア29Aを介し
て交互にA/D変換器29Bに伝達され、A/D
変換器29Bにおいてデジタル化された状態で点
火時期設定器25に伝達されている。
又、前記オーバーヒート検出器30Bは、例え
ばバイメタル接点式の感温スイツチからなり、第
1気筒11Aと第2気筒11Bの各シリンダヘツ
ド16に取付けられ、シリンダヘツド16内の冷
却水温を検出し、例えばt1℃以上の検出結果を点
火時期設定器25に伝達可能としている。
以下、前記制御器24の具体的点火制御手順に
ついて説明する。
先ず、制御器24の通常運転時の制御について
説明する。制御器24の点火時期設定器25に
は、エンジン速度と、吸入空気量としてのスロツ
トル開度の各組合わせに対する最適点火時期が、
マツプ(又は関数式)の型式で予め定められてい
る。(尚、本出願人は、上記点火時期設定器25
に定められるマツプの一例を、特願昭57−146268
号に添付した明細書及び図面において既に明らか
にしている。)従つて、エンジン11の通常運転
時に、点火時期設定器25は、前述のようにパル
サコイル27の出力パルスを計数することによつ
て得られたエンジン速度、スロツトル検出器29
によつて検出されたスロツトル開度即ち吸入空気
量、及び上記マツプに基づいて、その時点におけ
る運転状態に対応する最適点火時期を設定する。
このようにして、点火時期設定器25は、各気筒
の上記最適点火時期を点火信号発生器26のプリ
セツトカウンタ46に伝達する。
他方、上記プリセツトカウンタ46は、前述の
ように、本発明におけるクランク角度検出器の一
部でもあり、基準角度信号発生器としてのパルサ
コイル27のパルス発生時点後におけるクランク
角度信号発生器28の発生パルス数を計数し、ク
ランク軸12の角度位置を検出している。
そこで、本発明における点火信号発生器26の
一部としてのプリセツトカウンタ46は、上記の
ようにして計数したクランク角度が、点火時期設
定器25から伝達された最適点火時期に位置する
時点で、波形整形回路48に点火信号を伝達す
る。波形整形回路48に伝達された点火信号は、
CDIユニツト31の各気筒に対応するCDI点火装
置に伝達される。CDIユニツト31の上記各CDI
点火装置は、前記マグネトの発電用コイル38で
発生した電圧を点火用コンデンサに充電を開始し
た後、上記点火信号発生器26において発生した
点火信号電流によりSCRのゲートを導通させる
と同時に、点火用コンデンサに蓄えていた電荷を
急激に点火コイルの1次側に印加することによつ
て、点火コイルの2次側に高電圧を発生し、各気
筒の点火栓22A〜22Fに放電を発生可能とし
ている。即ち、上記制御器24による進角制御に
よれば、点火時期設定器25に予めマツプの型式
で定められている点火時期の選定により、エンジ
ンの通常運転状態で異常燃焼を生ずることのない
最適点火時期に点火可能となる。
次に、制御器24によるオーバーヒート抑制制
御について説明する。
ここで、点火時期設定器25は、エンジン温度
が所定温度例えばt1℃以上、スロツトル開度が所
定開度例えばα1度以上及びエンジン回転速度が
所定速度例えばN1rpm以上である場合に、全気
筒のうちの一部気筒を除く他の複数気筒を、所定
の時間間隔で順次失火させるべく、失火させたい
気筒に対する点火時期設定信号を点火信号発生器
26に伝達することのないようになつている。第
7図は横軸に時間Hを、縦軸にエンジン回転速度
Nをとり、オーバーヒート抑制制御による制御状
態を示す線図であり、6気筒11A〜11Fから
なるエンジン11において、第6気筒11F、第
5気筒11E、第3気筒11C、第2気筒11B
を順次例えばh1〜h2秒の時間H1をおいて失火さ
せ、最終的に第1気筒11A及び第4気筒11D
の2気筒のみによつてエンジン11の運転を継続
する状態を示している。
又、制御器24には第8図に示すオーバーヒー
ト抑制プログラムが書込まれており、オーバーヒ
ート抑制制御はこのプログラムに基づいて以下の
ように実行される。即ち、制御器24は、オーバ
ーヒート検出器30B即ち感温スイツチによつて
検出したエンジン温度を点火時期設定器25に入
力し(ステツプ)、その検出結果がt1℃以上で
あるかを判断する(ステツプ)。ステツプの
判断結果がNOであれば、ステツプに戻り、そ
の判断結果がYESであれば、スロツトル検出器
29が検出したスロツトル開度がα1度以上であ
るかを判断する(ステツプ)。ステツプの判
断結果がNOであればステツプに戻り、その判
断結果がYESであれば、パルサコイル27の出
力パルスの計数によつて検出されているエンジン
回転速度がN1rpm以上であるかを判断する(ス
テツプ)。ステツプの判断結果がNOであれ
ば、ステツプに戻り、その判断結果がYESで
あれば、点火時期設定器25は第7図に示した失
火制御を実行し(ステツプ 5a )、エンジン回転
速度をN1rpmに保持し(ステツプ 5b )、その
後、スロツトル検出器29が検出したスロツトル
開度がα1度以下であるかを判断する(ステツプ
5c )。ステツプ 5c の判断結果がNOであれば、
ステツプ 5b に戻り、その判断結果がYESであ
れば、失火を解除し(ステツプ 5d )、ステツプ
に戻る。又、制御器24は、ステツプの判断
結果がYESである場合に、運転者に警告を与え
るべくブザーを鳴動し(ステツプ)、温度検出
器30Aが検出したエンジン温度がt2℃以下であ
るかを判断する(ステツプ)。ステツプの判
断結果がNOであれば、ステツプに戻つてブザ
ーの鳴動を続け、その判断結果がYESであれば、
ブザーの鳴動を停止し(ステツプ)、ステツプ
に戻る。
尚、上記オーバーヒート抑制プログラムのステ
ツプ 5c において、スロツトル開度がα1度以下
であるかを判断する理由は、ステツプ 5a , 5b
による失火制御の作動後にエンジン温度が低下
した場合に、運転者に予告なくエンジンの低下状
態が正常運転に復帰して安全性を欠くことを防止
するため、上記エンジン温度の低下によつても失
火制御状態を自動解除させず、運転者の意志によ
るスロツトル開度操作を伴う失火制御状態のマニ
ユアル解除を確保することにある。又、上記オー
バーヒート抑制プログラムのステツプにおい
て、エンジン回転速度がN1rpm以上であるかを
判断する理由は、エンジン11がN1rpm以下で
ある状態下では、エンジン11の運転を一部の気
筒11A,11Dのみによつては継続困難である
ことに基づく。
従つて、上記実施例によれば、下記,の作
用効果がある。
エンジン温度の異常上昇時に、点火気筒を失
火制御するから、エンジン回転速度を減速さ
せ、オーバーヒートの発生を抑制できる。
上記の失火制御は、スロツトル開度を低開
度側に設定替えするスロツトル操作の如くの付
加がなされたことを条件に解除される。従つ
て、エンジンは上記により自動的に失火制御
された後、運転者の意図に基づく人為的操作に
応じて上記失火制御を解除される。即ち、失火
制御が運転者の意図に基づく人為的操作に関係
なくエンジン温度の低下等に応じ自動的に解除
されて運転者の知らぬ間に通常点火に戻つてし
まう如きがない。このことは、失火解除後のエ
ンジン運転が必ず運転者の意図の支配下にて制
御され、エンジン運転が運転者の意図によるこ
となく突然に通常復帰することを回避できるこ
とを意味する。
従つて、オーバーヒート発生後の失火制御段階
でスロツトル開度が中〜全開にあつたとしても、
失火解除時には、当該スロツトル開度が運転者の
マニユアル操作にて必ず低開度側に設定替えされ
ている結果、失火解除後のエンジン回転が運転者
の意図によることなく突然に通常復帰して中〜高
回転化することを回避できる。
尚、本発明は、単気筒エンジンにおいても適用
できることは勿論である。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、エンジン温度の
異常上昇時に失火制御するオーバーヒート抑制装
置において、当該失火制御の解除時に、エンジン
運転が運転者の意図によることなく突然に通常復
帰することを回避することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した船外機用エンジンの
一実施例を一部破断して示す平面図、第2図は同
エンジンを示す平面図、第3図は同エンジンの点
火制御系統図、第4図は同エンジンのクランク軸
上部構造を示す断面図、第5図は同エンジンのパ
ルサコイル配置状態を示す説明図、第6図はパル
サコイル及びクランク角度信号発生器の各出力パ
ルスを示す波形図、第7図はオーバーヒート抑制
制御状態を示す線図、第8図はオーバーヒート抑
制プログラムを示す流れ図である。 11…エンジン、11A〜11F…気筒、24
…制御器、25…点火時期設定器、26…点火信
号発生器、30B…オーバーヒート検出器、31
…CDIユニツト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 エンジンの温度が所定値をこえる状態下で該
    エンジンの点火を失火させるエンジンのオーバー
    ヒート制御装置において、上記失火制御後におけ
    る特定の人為的操作の付加を該失火制御の解除条
    件の少なくとも1つとして含むことを特徴とする
    エンジンのオーバーヒート抑制装置。
JP10172190A 1990-04-19 1990-04-19 エンジンのオーバーヒート抑制装置 Granted JPH0323375A (ja)

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JP10172190A JPH0323375A (ja) 1990-04-19 1990-04-19 エンジンのオーバーヒート抑制装置

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JPH0323375A JPH0323375A (ja) 1991-01-31
JPH0329988B2 true JPH0329988B2 (ja) 1991-04-25

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