JPH0329833Y2 - - Google Patents

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JPH0329833Y2
JPH0329833Y2 JP1985053117U JP5311785U JPH0329833Y2 JP H0329833 Y2 JPH0329833 Y2 JP H0329833Y2 JP 1985053117 U JP1985053117 U JP 1985053117U JP 5311785 U JP5311785 U JP 5311785U JP H0329833 Y2 JPH0329833 Y2 JP H0329833Y2
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turntable
pair
ring
shaped
motor
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 従来、デイスク上に音楽信号などの情報を記録
する方式として、デジタル方式、アナログ方式の
ものがあるが、前者の代表的なものとして、アナ
ログ信号をPCM符号化してデイスクの信号ピツ
ト面に記録し、再生時、この信号ピツト面にレー
ザービームを照射し、その反射光から元のアナロ
グ信号を復元するようにしたデジタルデイスクが
あり、また、後者の代表的なものとして、アナロ
グ信号をデイスクの信号面に音溝の深浅として記
録し、再生時、この音溝から元のアナログ信号を
復元するようにした、いわゆるLPレコードと称
されるアナログデイスクがある。
[考案が解決しようとする問題点] 従来の代表的な2方式は、(イ)前者は光学ピツク
アツプを用いるのに対して、後者では機械式振動
ピツクアツプを用いる、(ロ)前者は線速度一定
(1.2〜1.4m/sec)でターンテーブル上に記録さ
れ、その回転数は、内周部で500rpm、外周部で
200rpmであるのに対して、後者では33 1/3rpm
である、(ハ)前者のデイスク外径は約30cmであるの
に対して、後者のそれは小径の12cmである、など
の信号再生方式が全く異る。
そこで、本考案は、上記2方式のデイスクいず
れのデイスクにも対応できるデイスクプレーヤー
装置を考えた。
第1段階として、同一のターンテーブルに両方
式のデイスクを水平に載置するような構造とし、
デイスクに応じてモータの回転数を2段階に切り
換ることを考えた。
この場合、ターンテーブルの外径は30cm以上の
ものが必要であるため、その重量は非常に重たく
なる。したがつて、その回転数が200〜500rpmで
あるデジタルデイスクに対しては速度制御などの
コントロールが困難になることが判明した。
第2段階として、デジタルデイスク対応時、タ
ーンテーブルの重量を小さくしてコントロールが
容易できるようにすることを試み、以下に述べる
ような考案となつた。
[問題点を解決するための手段] 本考案のデイスクプレーヤー装置は、下記の構
成要件(イ)〜(ニ)からなることを特徴とするものであ
る。
(イ) 第1のモータ。
(ロ) 当該第1のモータによつて駆動され、外周部
に段部を形成した第1のターンテーブル。
(ハ) リング状であつて内周部に上記第1のターン
テーブルの段部に係合する係合段部が形成さ
れ、自重により上記第1のターンテーブルと一
体に係合する第2のターンテーブル。
(ニ) 上記第2のターンテーブルを持ち上げて、当
該第2のターンテーブルと上記第1のターンテ
ーブルとを係合状態から分離する手段。
[実施例] 第1図以下の図面において説明する。
1はシヤーシ5に取り付けられた第1のモータ
で、その回転軸2には第1のターンテーブル3が
装着されている。このターンテーブル3の外周部
には、下端部がフランジ状に外方に延長した段部
4が形成されている。
6はリング状の第2のターンテーブルで、その
内周部には上端部がフランジ状に外方に延長し、
上記第1のターンテーブル3の段部4に係合する
係合段部7が形成されている。そして、この第2
のターンテーブル6の係合段部7と第1のターン
テーブル3の段部4とが係合することにより、第
2のターンテーブル6はその自重により第1のタ
ーンテーブル3に一体に係合する。
そして、第1のターンテーブル3、第2のター
ンテーブル6の上面には、円形、リング状の第
1,第2のゴムシート8,9が載置され、それら
の外周部、内周部をそれぞれ切欠いて、第1のタ
ーンテーブル3と第2のターンテーブル6の係合
境界部分にリング状の凹欠部10が形成される。
11は第2のターンテーブル6を持ち上げて、
この第2のターンテーブル6と上記第1のターン
テーブル3とを係合状態から分離する手段で、た
とえば具体的な例として次のような構造を有す
る。
第1図、第2図および第3図において説明す
る。
12は第2のターンテーブル6の外周部下面に
対向して配置され、断面凹形状であつて対向する
側片12a,12bに一対の垂直孔13a,13
bをそれぞれ設けたリング状固定金具で、シヤー
シ5の上面に取り付けられる。この一対の垂直孔
13a,13bはリング状固定金具12の円周方
向の対称な位置に設けられる。
14は上記リング状固定金具12の内部に摺動
可能に装着され、断面凹形状であつて対向する側
片14a,14bに上記一対の垂直孔13a,1
3bにそれぞれ対向して交叉する一対の傾斜孔1
5a,15bをそれぞれ設けたリング状スライダ
である。このスライダ14の所定位置の下面に略
L形部18が一体に形成され、シヤーシ5の内部
に貫通した略L形部18の水平部の端部には歯1
9が形成される。この歯19には第2のモータ2
0の歯車21が歯合され、第2のモータ20の正
逆転運動によつてスライダ14がリング状固定金
具12内を円周方向に移動するようにしてある。
16は上記スライダ14の内部に摺動可能に装
着され、断面凹形状であつて対向する側片16
a,16bに、上記一対の傾斜孔15a,15b
および一対の垂直孔13a,13bにそれぞれ対
向し、かつ、これらの一対の傾斜孔15a,15
bおよび一対の垂直孔13a,13bを貫通する
一対のピン17a,17bを設けたリフタであ
る。
22は従来公知のトーンアーム。23は光学ピ
ツクアツプ装置で、この光学ピツクアツプは第1
のターンテーブル2、第2のターンテーブル6の
回転中心の半径方向に移動可能に設置される。こ
れらのトーンアーム22、光学ピツクアツプ装置
23はそれぞれ公知の構造を有するものが用いら
れる。
以下、本実施例の動作を簡単に説明する。
(イ) アナログデイスク再生時 第2のターンテーブル6はその自重により第1
のターンテーブル3に一体に係合しており、全体
として1個のターンテーブルとして機能し、その
上面にアナログデイスクを載置して第1のモータ
1を制御することにより、アナログデイスクを再
生することができる。
(ロ) デジタルデイスク再生時 制御信号により第2のモータ20を動作させる
と、その歯車21が回り、それに伴つてスライダ
14が図面上で右方向に移動する。そうすると、
リフタ16のピン17a,17bはスライダ14
の傾斜孔15a,15bに沿つて上方へ移動する
が、このリフタ16のピン17a,17bはリン
グ状固定金具12の垂直孔13a,13bによつ
て規制されているので、リフタ16は結局垂直に
上方へ移動し、第2のターンテーブル6を持ち上
る。これにより、第2のターンテーブル6は第1
のターンテーブル3との係合状態から分離され
る。
分離された第1のターンテーブル3の上面にデ
ジタルデイスクを載置して第1のモータ1を制御
することにより、デジタルデイスクを再生するこ
とができる。
[考案の効果] 本考案は、アナログ、デジタル両方式のデイス
クいずれのデイスクにも対応できるデイスクプレ
ーヤー装置であつて、小径のデジタルデイスク対
応時、リング状スライダを摺動させることによ
り、リング状固定金具の一対の垂直孔、リング状
スライダの一対の傾斜孔およびリフタの一対のピ
ンが協動してリフタが上昇し、それによつて、第
2のターンテーブルを第1のターンテーブルから
分離し、この第1のターンテーブルの上面にデジ
タルデイスクを載置して第1のモータを制御する
ことにより、デジタルデイスクを再生することが
できるので、比較的高速の回転数(200〜
500rpm)が要求されるデジタルデイスクに対し
ても速度制御などのコントロールが容易になる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第3図は本考案のデイス
クプレーヤー装置(実施例)の構造を示す図であ
る。 1……第1のモータ、2……回転軸、3……第
1のターンテーブル、4……段部、5……シヤー
シ、6……第2のターンテーブル、7……係合段
部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (イ) 第1のモータ1と、 (ロ) 当該第1のモータ1によつて駆動され、外周
    部に段部4を形成した第1のターンテーブル3
    と、 (ハ) リング状であつて内周部に上記第1のターン
    テーブル3の段部4に係合する係合段部7が形
    成され、自重により上記第1のターンテーブル
    3と一体に係合する第2のターンテーブル6
    と、 (ニ) 上記第2のターンテーブル6を持ち上げて、
    当該第2のターンテーブル6と上記第1のター
    ンテーブル3とを係合状態から分離する手段と
    を具備し、 当該分離手段が、上記第2のターンテーブル6
    の下面に対向して配置され、断面凹形状であつて
    対向する側片12a,12bに一対の垂直孔13
    a,13bをそれぞれ設けたリング状固定金具1
    2と、当該リング状固定金具12の内部に摺動可
    能に装着され、断面凹形状であつて対向する側片
    14a,14bに上記一対の垂直孔13a,13
    bにそれぞれ対向して交差する一対の傾斜孔14
    a,14bをそれぞれ設けたリング状スライダ1
    4と、当該リング状スライダ14の内部に摺動可
    能に装着され、上記一対の垂直孔13a,13b
    および一対の傾斜孔14a,14bを貫通する一
    対のピン14a,14bをそれぞれ設けたリフタ
    17とからなり、上記リング状スライダ14を摺
    動させることにより、上記第ターンテーブル6を
    分離することを特徴とするデイスクプレーヤー装
    置。
JP1985053117U 1985-04-09 1985-04-09 Expired JPH0329833Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985053117U JPH0329833Y2 (ja) 1985-04-09 1985-04-09

Applications Claiming Priority (1)

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JP1985053117U JPH0329833Y2 (ja) 1985-04-09 1985-04-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61170191U JPS61170191U (ja) 1986-10-22
JPH0329833Y2 true JPH0329833Y2 (ja) 1991-06-25

Family

ID=30573676

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985053117U Expired JPH0329833Y2 (ja) 1985-04-09 1985-04-09

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55165488U (ja) * 1979-05-09 1980-11-28
JPS6235173Y2 (ja) * 1981-05-13 1987-09-07

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61170191U (ja) 1986-10-22

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