JPH03297368A - モズクの乾燥方法 - Google Patents

モズクの乾燥方法

Info

Publication number
JPH03297368A
JPH03297368A JP2098472A JP9847290A JPH03297368A JP H03297368 A JPH03297368 A JP H03297368A JP 2098472 A JP2098472 A JP 2098472A JP 9847290 A JP9847290 A JP 9847290A JP H03297368 A JPH03297368 A JP H03297368A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drying
mozuku
kuckuck
nemacystus decipiens
dried
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2098472A
Other languages
English (en)
Inventor
Tamotsu Akagi
赤木 保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Akagi Co Ltd
Original Assignee
Akagi Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Akagi Co Ltd filed Critical Akagi Co Ltd
Priority to JP2098472A priority Critical patent/JPH03297368A/ja
Publication of JPH03297368A publication Critical patent/JPH03297368A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Edible Seaweed (AREA)
  • Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、モズク(湯温)の乾燥方法に関する〔従来の
技術〕 モズクは褐色藻類モズク科の海藻で、ホンダワラその他
の大形の海藻に付いて成育する。そして粘性に冨む糸状
体が複雑に分岐し、長さ30C11位に達し、太さは基
部で1m程度のものである。
このようなモズクは、従来から、生鮮食料、或いは塩漬
けなどにして食用に供されている。
ところで、モズクはその主要量が沖礎で生産されており
、しかも収穫期間が数ケ月と短い。一方需要は周年であ
るので、採集後のモズクは保存する必要があり、従来は
殆どのモズクは冷凍保存がなされている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、冷凍保存を行う場合には電力化が嵩むし
、冷凍庫の設備費も嵩み、経済的でないという問題点が
ある。
そこで、一部においては、モズクを天日乾燥させて保存
することも行われているが、天日による自然乾燥である
為、充分な乾燥が行い難く、産地では含水率がせいぜい
20%程度になる位にしか乾燥できないのが実情であっ
た。その為、保存中に変質、変色などをきたし、保存効
果が悪いという問題点があった。
また、天日乾燥は乾燥に日数がかかり、しかも広い面積
を必要とし、天候に左右されるので、大量生産は不向き
であるという問題点があった。
そこで、本発明者は鋭意研究の結果上記自然乾燥に替え
て人工乾燥を試みた。先ず、水洗いしたモズク原料を温
度が40℃前後の温風で含水率が5%前後になるまで乾
燥した場合、湿度にもよるが長時間を要するという問題
点が発生した。
次に、既にインスタント食品の麺やみじん切り野菜の乾
燥などに多く用いられているマイクロ波を使用する真空
乾燥装置を用いて、水洗いしたモズクを含を水分が充分
小さくなるまで乾燥すると、比較的短時間(1時間以内
)で行なえるが、乾燥むらが生しこともあって、含有す
る水分及び加熱温度を低く均一に調整することが難しく
、実際に行うと、モズクが部分的に変色するので、モズ
クの品質が落ちる場合が多く、採用できない問題点が生
した。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、大量
のモズクの処理が経済的に行え、しかも変色あるいは品
質が変わることが少なく、水またはお湯に戻すことによ
って再生が可能なモズクの乾燥方法を提供することを目
的とする。
〔課題を解決するための手段] 上記目的に沿う請求項第1項記載のモズクの乾燥方法は
、採集したモズクを水洗いした後、マイクロ波真空乾燥
を行い水分の大部分を除去して半乾燥した後、温風にて
含有水分を10%以内に乾燥するようにして構成されて
いる。
請求項第2項記載のモズクの乾燥方法は、請求項第1項
記載の方法において、マイクロ波を使用する真空乾燥に
よって含有水分を60〜30%とするようにして構成さ
れている。
上記発明方法において、水洗いした後例えば、遠心力脱
水機等にかけである程度脱水した後、マイクロ波真空乾
燥をする場合も本発明は適用される。
〔作用〕
本発明に係る請求項第1項記載のモズクの乾燥方法にお
いては、採集したモズクを洗浄後、マイクロ波を使用す
る真空乾燥を行うが、水分のかなりを除去する半乾燥を
行うので、モズクには水を相当含み、マイクロ波によっ
てモズクが加熱され、これによって変色、変質したりす
ることがないそして、上記ある程度に半乾燥したモズク
を、今度は温風にて含有水分を10%以下に乾燥するよ
うにしているので、モズクが高温に曝されることなくモ
ズク自身に対して温風が柔らかく作用する。そして、半
乾燥したモズクを該温風によって二次乾燥するのである
から、含有水分を10%以下に乾燥する時間は短くて済
む。
請求項第2項記載のモズクの乾燥方法においては、マイ
クロ波を使用する真空乾燥によって含有水分を60〜3
0%としているので、モズクが変色せず、しかも短時間
で半乾燥ができる。
C実施例〕 続いて、添付した図面を参照しつつ本発明の実施例につ
き具体的に説明し、本発明の理解に供する。
第1図のブロック図に示すように、本発明の〜実施例に
係るモズクの乾燥方法は、採集したモズク原料を自動洗
浄袋■で水洗いする工程と、水洗いされたモズクを予め
脱水する脱水工程と、脱水されたモズクをマイクロ波を
使用する真空乾燥装置で半乾燥する工程と、半乾燥され
たモズクを温風にて二次乾燥する工程とを有して構成さ
れている。
自動洗浄装置は、従来から使用されているものを使用し
、モズクに含まれている砂等の異物を除去する。
次に、ある程度の水切りをする為に脱水装置(遠心力脱
水装置を使用するのが好ましい)にかけて水切りを行い
、マイクロ波を使用した真空乾燥を行うが、ここでは、
既にインスタント食品の麺や野菜の乾燥などに多く用い
られているマイクロ波を使用する真空乾燥装置を使用す
る。
該マイクロ波を使用する真空乾燥装置に水切りされたモ
ズク原料を入れて装置を稼働させると、まず内部を真空
状態にして含まれている水分を蒸発させる。
これに伴いモズク原料は気化熱を奪われて温度が下がる
ので、温度が下がり過ぎないようにマイクロ波で加熱す
るが、その上限は40〜50°Cとする。これによって
、モズクの水分の大部分が除去されるが、この場合であ
っても半乾燥であるから、乾燥されたモズクはある程度
の水分を含むので、部分的に加熱されて焦げついたりあ
るいは変色することがない。
この場合の水分とは少なくとも水分を30%以上含む状
態をいうが、水分が60%を越えるとその後の2次乾燥
の能率が悪いので、通常は35〜45%程度までの乾燥
を、該マイクロ波真空乾燥によって行うのが好ましい、
なお、マイクロ波真空乾燥を行う時間は通常30〜40
分程度で程度次に、上記マイクロ波真空乾燥装置から一
次乾燥されたモズク原料を取り出し、温風乾燥を行う、
乾燥に使用する温風の温度は、高温度であるとモズクが
変質し、低温度であると乾燥効率が悪いので、比較的湿
度の低い空気を使用し、加熱装置によって加熱された3
0〜50°C程度の温風を使用するのが好ましい。温風
による二次乾燥装置は、これも公知の乾燥装置を使用し
である。本実施例では、この工程において、含有水分が
10%になるまで乾燥する。
ここで含有水分が10%以下とした理由は、細菌は水分
量が15%以下になると殆ど繁殖できないし、かびは水
分が13%近くまで発育するので、これらを充分考量し
10%以下とした。なお、極端に水分を低くすることは
温風乾燥では困難であり、酸化等の問題も生しくこの場
合は窒素ガス等を充填して密封する必要がある)、実際
上必要もないので、乾燥度合いのバラツキも考量して4
〜7%程度を目標として製品の乾燥を行うのが好ましい
この二次乾燥に要する時間は実際には35分程度であっ
た。
この乾燥したモズクは、通常の袋に入れて密封して販売
され、使用にあっては袋から取り出し、水あるいはお湯
に入れて戻し、生の状態で食べられることになる。
なお、長期の保存を確保するため、水洗工程にて上記モ
ズクに多少の食塩を混入しておくことも可能である。
なお、脱水工程は、必ずしも必要でなく、水洗した後、
適当に水切りし、マイクロ波真空乾燥装置に入れること
も可能である。
〔発明の効果〕
以上の説明からも明らかなように、請求項第1項及び第
2項記載のモズクの乾燥方法においては、マイクロ波を
使用する真空乾燥を行い水分の大部分を短時間に除去し
得て半乾燥状態にし得る。
そして温風にて含有水分を10%以内に乾燥するので、
温風乾燥だけの場合に比べて格段に乾燥時間が短縮する
ことができるし、コスト安で乾燥モズクを消費者に提供
することが可能となる。
そして、製造された製品には変色、変質ともなく、長期
の保存を経た後、容器等から取り出して水あるいはお湯
によって元の生の状態に近いモズクに戻すことができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るモズクの乾燥方法の工
程図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)採集したモズクを水洗いした後、マイクロ波真空
    乾燥を行い水分の大部分を除去して半乾燥した後、温風
    にて含有水分を10%以内に乾燥したことを特徴とする
    モズクの乾燥方法。
  2. (2)マイクロ波を使用する真空乾燥によって含有水分
    を60〜30%とした請求項第1項記載のモズクの乾燥
    方法。
JP2098472A 1990-04-13 1990-04-13 モズクの乾燥方法 Pending JPH03297368A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2098472A JPH03297368A (ja) 1990-04-13 1990-04-13 モズクの乾燥方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2098472A JPH03297368A (ja) 1990-04-13 1990-04-13 モズクの乾燥方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03297368A true JPH03297368A (ja) 1991-12-27

Family

ID=14220608

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2098472A Pending JPH03297368A (ja) 1990-04-13 1990-04-13 モズクの乾燥方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03297368A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002095447A (ja) * 2000-09-25 2002-04-02 Seiko Engineering Kk 生乾燥モズクとその製造方法及び製造装置
JP2011000069A (ja) * 2009-06-19 2011-01-06 Nisshin Foods Kk 半生麺類の製造方法
CN102793216A (zh) * 2012-09-12 2012-11-28 北京林业大学 一种微波真空冷冻干燥制备螺旋藻粉的方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002095447A (ja) * 2000-09-25 2002-04-02 Seiko Engineering Kk 生乾燥モズクとその製造方法及び製造装置
JP2011000069A (ja) * 2009-06-19 2011-01-06 Nisshin Foods Kk 半生麺類の製造方法
CN102793216A (zh) * 2012-09-12 2012-11-28 北京林业大学 一种微波真空冷冻干燥制备螺旋藻粉的方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101623024B (zh) 一种热风干燥脱水调理萝卜叶的加工方法
SU772464A3 (ru) Способ увеличени объема табака
JPH03297368A (ja) モズクの乾燥方法
JPS61209558A (ja) 即席米の製造法
KR19980033575A (ko) 생선 건조식품의 제조방법
SU465176A1 (ru) Способ предотвращени образовани плесени на табачных листь х
JPS6016541A (ja) 漬物の長期保存法
CN107348417A (zh) 一种芋苗脱水制品的制备方法
JPS6235742B2 (ja)
JPS6133536B2 (ja)
KR970032497A (ko) 한약재를 원료로 한 죽 조성물 및 이의 제조방법
JPH0478263B2 (ja)
KR980007998A (ko) 무우거지의 제조방법
JP3729592B2 (ja) 炊飯米の加工方法
CN1075714C (zh) 海藻类植物的食品加工法
JP3735839B2 (ja) 乾燥モズクの製造方法
JP2511427B2 (ja) ばらばらにくずれたパツク詰おこわの製造方法
JPS61227768A (ja) 動植物原料の油温脱水処理法
JPS62118869A (ja) 褐藻類海草食品の製造法
JPH03130055A (ja) 原藻の形状を保持した海苔加工食品の製造方法
JPS58216673A (ja) もずくの貯蔵方法
JPS62195263A (ja) 梅干の長期保存処理法
JPH03133365A (ja) 塩蔵わかめ株の乾燥方法
JP2006223294A (ja) ワカメの加工品及びその加工製造法
SU741624A1 (ru) Способ сушки сырокопченых колбас