JPH0329612Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0329612Y2 JPH0329612Y2 JP11052285U JP11052285U JPH0329612Y2 JP H0329612 Y2 JPH0329612 Y2 JP H0329612Y2 JP 11052285 U JP11052285 U JP 11052285U JP 11052285 U JP11052285 U JP 11052285U JP H0329612 Y2 JPH0329612 Y2 JP H0329612Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- welding
- flange
- nut
- welding nut
- shaped
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 30
- 230000013011 mating Effects 0.000 claims description 10
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Connection Of Plates (AREA)
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は溶接ナツトに係り、特に溶接ナツトが
溶着される相手部品に集中応力等を与えない溶接
ナツトに関するものである。
溶着される相手部品に集中応力等を与えない溶接
ナツトに関するものである。
溶接ナツトは相手部品にプロジエクシヨン溶接
等により溶着され、部品のねじ止め用として従来
より広く使用されている。
等により溶着され、部品のねじ止め用として従来
より広く使用されている。
その形状としては第3図にも示す如く、
JISB1196溶接ナツトとして標準化されているも
のもある。すなわち、T形溶接ナツト1はねじ部
を形成するナツト部材2と、これを一体的に形成
される鍔部3とからなり、鍔部3には溶接突起部
4が形成される。なお溶接突起部4がないものも
使用されている。
JISB1196溶接ナツトとして標準化されているも
のもある。すなわち、T形溶接ナツト1はねじ部
を形成するナツト部材2と、これを一体的に形成
される鍔部3とからなり、鍔部3には溶接突起部
4が形成される。なお溶接突起部4がないものも
使用されている。
鍔部3は第4図に示す如く対峙する孤状部5と
直線部6とから形成され、その交叉部7はシヤー
プな形状に形成されている。また鍔部3の板厚は
数ミリメートルと薄く、交叉部7は対手に損傷を
与え易いような形状に形成される。
直線部6とから形成され、その交叉部7はシヤー
プな形状に形成されている。また鍔部3の板厚は
数ミリメートルと薄く、交叉部7は対手に損傷を
与え易いような形状に形成される。
第5図および第6図に示す如く、相手部品8の
凹部9にT形溶接ナツト1を溶着する場合に、T
形溶接ナツト1が真直に取付けられれば特に問題
は生じないが、図示の如く斜に取付けられると交
叉部7が相手部品8の隅部8aに当接する。上記
の如く交叉部7はシヤープな形状のため隅部8a
には集中応力が発生し、そこから亀裂が発生する
不具合が生ずる。
凹部9にT形溶接ナツト1を溶着する場合に、T
形溶接ナツト1が真直に取付けられれば特に問題
は生じないが、図示の如く斜に取付けられると交
叉部7が相手部品8の隅部8aに当接する。上記
の如く交叉部7はシヤープな形状のため隅部8a
には集中応力が発生し、そこから亀裂が発生する
不具合が生ずる。
本考案は上記不具合を解決すべく創案されたも
のであり、その目的は相手部品に損傷を与える虞
れがなく、小型で、かつ溶接時に取付方向を考慮
することなく簡便に取扱いできる溶接ナツトを提
供することにある。
のであり、その目的は相手部品に損傷を与える虞
れがなく、小型で、かつ溶接時に取付方向を考慮
することなく簡便に取扱いできる溶接ナツトを提
供することにある。
本考案は上記目的を達成するために、溶接ナツ
トの鍔部を円形状に形成すると共に、円形状の鍔
部の周縁を相手部品に溶着する側と逆方向に孤状
曲げ形成してなる溶接ナツトをその手段としたも
のである。
トの鍔部を円形状に形成すると共に、円形状の鍔
部の周縁を相手部品に溶着する側と逆方向に孤状
曲げ形成してなる溶接ナツトをその手段としたも
のである。
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。
る。
第1図に示す如く、溶接ナツト1aの鍔部3a
は円形状に形成される。その鍔部3aの全面積は
従来のT形溶接ナツト1の鍔部3の面積とほぼ等
しく形成されればよく、従つて小形のものとな
る。鍔部3aには溶接突起部4aが形成される。
は円形状に形成される。その鍔部3aの全面積は
従来のT形溶接ナツト1の鍔部3の面積とほぼ等
しく形成されればよく、従つて小形のものとな
る。鍔部3aには溶接突起部4aが形成される。
第2図に示す如く、鍔部3aの周縁には孤状曲
げ部10が形成される。孤状曲げ部10は溶接ナ
ツト1aの溶着面側と離れる方向に周縁を曲げて
形成され、本実施例では円孤状り曲げられて形成
される。
げ部10が形成される。孤状曲げ部10は溶接ナ
ツト1aの溶着面側と離れる方向に周縁を曲げて
形成され、本実施例では円孤状り曲げられて形成
される。
以上の構成により、溶接ナツト1aを相手部品
8に溶着しても孤状曲げ部10が隅部8aに当接
し難くなり、かつ当接しても従来技術と異なり集
中応力が発生しない。
8に溶着しても孤状曲げ部10が隅部8aに当接
し難くなり、かつ当接しても従来技術と異なり集
中応力が発生しない。
更に、鍔部3aは円孤状に形成されるため、従
来技術の如く溶着方向を規制する必要がなく、無
造作に溶着作業をすることができる。また、従来
技術のものより小形となり、幅狭な凹部9に対し
て溶着し易くなる利点も生ずる。
来技術の如く溶着方向を規制する必要がなく、無
造作に溶着作業をすることができる。また、従来
技術のものより小形となり、幅狭な凹部9に対し
て溶着し易くなる利点も生ずる。
なお、本実施例の溶接ナツト1aは製作容易で
ある。
ある。
本実施例で溶接突起部4aを設けたが、これが
無くても構わない。
無くても構わない。
以上の説明によつて明らかな如く、本考案によ
れば相手部品に損傷を与えず、小形に形成され、
取付時の取扱が簡便となる効果あげちれる。
れば相手部品に損傷を与えず、小形に形成され、
取付時の取扱が簡便となる効果あげちれる。
第1図は本考案一実施例の平面図、第2図は第
1図の−線断面図、第3図は従来技術のT形
溶接ナツトの軸断面図、第4図はその平面図、第
5図は従来技術のT形溶接ナツトの取付状態を示
す平面図、第6図は第5図の−線断面図であ
る。 1,1a……溶接ナツト、2……ナツト部材、
3,3a……鍔部、4,4a……溶接突起部、7
……交叉部、8……相手部品、8a……隅部、9
……凹部、10……孤状曲げ部。
1図の−線断面図、第3図は従来技術のT形
溶接ナツトの軸断面図、第4図はその平面図、第
5図は従来技術のT形溶接ナツトの取付状態を示
す平面図、第6図は第5図の−線断面図であ
る。 1,1a……溶接ナツト、2……ナツト部材、
3,3a……鍔部、4,4a……溶接突起部、7
……交叉部、8……相手部品、8a……隅部、9
……凹部、10……孤状曲げ部。
Claims (1)
- ナツト部材に鍔部を一体的に形成し、相手部品
に溶着される溶接ナツトにおいて、上記鍔部を円
形状に形成すると共に、該鍔部の周縁を上記溶着
側から離れる向きに孤状曲げ形成することを特徴
とする溶接ナツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11052285U JPH0329612Y2 (ja) | 1985-07-19 | 1985-07-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11052285U JPH0329612Y2 (ja) | 1985-07-19 | 1985-07-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6218418U JPS6218418U (ja) | 1987-02-03 |
JPH0329612Y2 true JPH0329612Y2 (ja) | 1991-06-24 |
Family
ID=30989599
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11052285U Expired JPH0329612Y2 (ja) | 1985-07-19 | 1985-07-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0329612Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010199302A (ja) * | 2009-02-25 | 2010-09-09 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光半導体装置 |
-
1985
- 1985-07-19 JP JP11052285U patent/JPH0329612Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6218418U (ja) | 1987-02-03 |
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