JPH03294967A - 回路図入力装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、対話型でデータを入力するＣＡＤ形式の回
路図人力装置、特に回路図の分割、結合処理の簡易化に
関するものである。

［従来の技術］ グラフィックス表示できるディスプレイ装置を有し、オ
ペレータが対話型でデータを入力する回路図入力装置に
おいて、１ページに表示された回路図の一部分を分割し
て他のページに表示する場合、まず分割する領域を指定
し、その部分を分割登録する。次にオペレータが分割し
た各回路図の信号線にページ間の接続情報を入力して書
き込んでいる。

また逆に、複数のページに表示された回路図を１ページ
に結合しようとする場合は、オペレータが結合する各回
路図の要素と信号線を確認し、信号線の接続情報を入力
して書き込んでから結合を行なっている。

［発明が解決しようとする課題］ 上記のように、従来は回路図データのある部分を分割し
て別のページのデータにするときに、分割される信号線
がある場合は、その信号線の接続情報をオペレータが手
入力で行なう必要があった。このため、入力の手間がか
かるとともに、入力ミスが生じるの危険性があるという
短所があった。

また、複数ページの回路図データを結合させる場合も、
結合する各信号線の接続情報をオペレータが手入力で行
なう必要があり、上記と同様な短所があった。

この発明はかかる短所を解決するためになされたもので
あり、回路図データの分割と結合を自動的に行なうこと
ができる回路図入力装置を得ることを目的とするもので
ある。

［課題を解決するための手段］ この発明に係る回路図入力装置は、グラフィックス表示
できるディスプレイ装置を有し、対話型でデータを入力
するＣＡＤ形式の回路図入力装置において、表示された
回路図のうち分割指定された領域を認識し、認識された
領域の内外にまたがる信号線を確認する領域認識手段と
、領域認識手段で確認した信号線にページ間の接続符号
を付加する信号付加手段とを備えたことを特徴とする。

また、領域確認手段で、結合する複数ページの回路図の
各領域をそれぞれ判断し、各回路図間を連結する信号線
を確認することにより、確認した信号線に自動的に接続
符号を付加することができる。

［作用〕 この発明においては、領域認識手段で分割する回路図の
領域を認識したときに、その領域の内外にまたがる信号
線を確認し、その結果により信号線に接続符号を付加す
る。

また、回路図を結合するときには、結合する複数ページ
の回路図の各領域をそれぞれ判断し、各回路図間を連結
する信号線を確認し、その信号線に自動的に接続符号を
付加する。

［実施例］ 第１図はこの発明の一実施例を示すブロック図である。

図に示すように、制御部ｌは装置全体を管理するＣＰＵ
２と領域認識手段３及び信号付加手段４を有する。この
制御部１にオペレータからの操作情報を入力するための
キーボード５及びマウス６が接続されている。また、制
御部ｌにはグラフィック表示可能なＣＲＴ装置から構成
され、オペレータに対する各種のメツセージや人力され
たデータを表示する画面表示部７と、磁気ディスク等か
らなり入力されたデータ等を保持する記憶部８が接続さ
れている。そして、オペレータは画面表示部７の表示内
容を確認しながら、キーボード５やマウス６を使用して
会話的に操作を進めることができる。

上記のように構成された回路図入力装置により回路図の
分割あるいは結合処理を行なう場合の動作を説明する。

先ず、第２図（ａ）に示すように、あるページ１１に示
された回路図１２の信号線１３．１４で接続された回路
１５と回路１６を分割し、第２図（ｂ）、（Ｃ）に示す
ように、回路１５は元のページｌｌに残し、回路１６を
他のページ１７に移動する場合の動作を第３図に示した
フローチャートを参照して説明する。

まず、オペレータはキーボード５又はマウス６により回
路図の分割を実行するコマンドと分割して移動するペー
ジ】７の番号を指定する（ステップＳｌ）。次に、オペ
レータは画面表示部７を見ながら、回路図１２の分割す
る回路１６の領域をマウス６により指定する（ステップ
Ｓ２）。制御部ｌの領域確認手段３は指定された回路１
６の領域を確認し、内外にまたがる信号線１３．１４を
認識し、認識した信号線１３．１４を指定する（ステッ
プＳ３）。この指定された信号線１３゜１４の位置と分
割領域区分が信号付加手段４に送られる。信号付加手段
４は送られた信号線１３゜１４の各分割領域区分の両端
にそれぞれページ間の接続記号を付加する（ステップｓ
４）、このとき、信号線１４のように例えばＤＡＴＡ　
Ｉというように信号名が付けられていれば、その信号名
をそのまま付加する。また、信号線１３のように信号名
が付いていない場合には、自動的に既存信号名と重複し
ない信号名例えばＴＯＯＯｌを付加する。そして、これ
らの信号名とともに分割する回路１６の領域を記憶部８
の移動するページ１７に格納する（ステップＳ５）。そ
の後、現在表示されている回路図１２のうち、分割指定
された回路１６の領域を画面上から消去する（ステップ
Ｓ６）。このような処理を行なうことにより、第２図（
ｂ）、（ｃ）に示すように、回路１５゜１６を分割し、
分割した信号線１３．１４にそれぞれ信号名を自動的に
表示することができる。

次に、上記処理とは逆に２枚のページ１１゜１７に表示
された回路１５．１６を結合する場合の動作を第４図に
示したフローチャートを参照して説明する。

まず、オペレータはキーボード５又はマウス６により回
路図の結合を実行するコマンドと結合して移動するペー
ジ１１．１７の番号を指定する（ステップ５ｌｌ）。制
御部１の領域認識手段３は指定されたページ１１．１７
の各回路１５゜１６の領域を読出し、各回路１５．１６
の回路要素を確認し、その重なり具合を調べる（ステッ
プ５１２）。そして、各回路１５．１６の回路要素に重
なりが無い場合には、両回路１５．１６の結合が可能と
判断する（ステップ５１３）。その後、信号付加手段４
で各信号線１３．１４に接続符号を付加しくステップ５
１４）、回路１５゜１６の結合処理を行なう（ステップ
５１５）。

なお、上記実施例は、回路図を２分割する場合と２個の
回路を結合する場合について説明したが、複数に分割・
結合する場合も同様にして処理することができる。

［発明の効果］ この発明は以上説明したように、分割する回路図の領域
を認識したときに、その領域の内外にまたがる信号線を
確認し、その結果により信号線に接続符号を付加するよ
うにしから、信号線の分割処理を自動的に行なうことが
でき、分割処理を行なうときに入力の省力化と、入力ミ
スの防止を図ることができる。

また、回路図を結合するときには、結合する複数ページ
の回路図の各領域をそれぞれ判断し、各回路図間を連結
する信号線を確認し、その信号線に自動的に接続符号を
付加することにより、回路図の結合を行なうときも、人
力の省力化、入力ミスの防止ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例を示すブロック図、第２図は
上記実施例の動作を示す説明図、第３図、第４図は各々
上記実施例の動作を示すフローチャートである。 ｌ・・・・制御部、２・・・・ＣＰＵ、３・・・・領域
認識手段、４・・・・信号付加手段、５・・・・キーボ
ード、６・・・・マウス、７・・・・画面表示部、８・
・・・記憶部。 第３図 第４箇

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、グラフィックス表示できるディスプレイ装置を有し
   、対話型でデータを入力するＣＡＤ形式の回路図入力装
   置において、 表示された回路図のうち分割指定された領域を認識し、
   認識された領域の内外にまたがる信号線を確認する領域
   認識手段と、 該領域認識手段で確認した信号線にページ間の接続符号
   を付加する信号付加手段とを備えたことを特徴とする回
   路図入力装置。 ２、上記領域確認手段で、結合する複数ページの回路図
   の各領域をそれぞれ判断し、各回路図間を連結する信号
   線を確認する請求項１記載の回路図入力装置。