JPH03294558A - 交絡不織布及びその製造方法 - Google Patents

交絡不織布及びその製造方法

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JPH03294558A
JPH03294558A JP2098275A JP9827590A JPH03294558A JP H03294558 A JPH03294558 A JP H03294558A JP 2098275 A JP2098275 A JP 2098275A JP 9827590 A JP9827590 A JP 9827590A JP H03294558 A JPH03294558 A JP H03294558A
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長岡 孝一
Fumio Matsuoka
文夫 松岡
▲かせ▼谷 敏
Satoshi Kaseya
Yoshimoto Miyahara
宮原 芳基
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、二種類の繊維形成性重合体から構成される連
続繊維を巧みに組み合わせて成る、寸法安定性に優れ且
つ柔軟性に冨む、交絡不織布及びその製造方法に関する
ものである。
【従来の技術及び発明が解決しようとする課B】従来よ
り、極細繊維より成る不織布の製造方法として、分割型
二成分複合繊維を用いる方法が採用されている。即ち、
この複合繊維を用いてウェッブを形成し、このウェッブ
にニードルパンチ又は高圧液体柱状流を作用させて、複
合繊維に衝撃を与え、複合繊維を割繊して極細繊維を形
成せしめると共に、この極細繊維同士を交絡させて不織
布を得る方法が採用されている。 しかしながら、ニードルパンチを作用させる方法は、厚
手のウェッブ即ち目付400〜800g/rr?程度の
ウェッブの場合しか有効でないということがあった。こ
れは、単位面精当りの繊維量が少ないと、ニードルパン
チ用針によって十分な交絡を付与しえないからである。 従って、ニードルパンチによる方法で得られた不織布は
厚手であって、柔軟性に乏しいという欠点があった。 これに対し、高圧液体柱状流を作用させる方法は、比較
的薄手のウェッブの場合でも有効である。 しかしながら1、高圧液体柱状流を作用させて得られた
不織布は、幅方向(機械方向)と横方向(幅方向)との
強伸度差が大きいという欠点があった。即ち、縮方向は
引張強力が高く横方向は引張強力が極めて低くなってお
り、引張強力の差が大きく、そしてこれに伴い伸度差も
大きいという欠点があった。これは、機械方向に走行す
るウェッブに連続的に高圧液体柱状流を作用させるため
、自由度の大きい(どの方向にも自由に運動しうる)繊
維は、主として機械方向に交絡されるためであると考え
られる。 そこで、本発明は、高圧液体柱状流を作用させる前段階
で、ウェッブに特殊な処理を施し、ウェッブ中の繊維の
自由度を減少させ、繊維が機械方向にのみ交絡せず、幅
方向にも交絡するようにして、縦方向と横方向の強伸度
差を少なくした、柔軟な交絡不織布を提供しようという
ものである。 なお、特公平1〜47585号公報には、海島型複合繊
維よりなるウェッブに高圧液体柱状流を作用させて、海
成分を破砕して島成分で構成される極細繊維よりなる不
織布が記載されている。しかしながら、この不織布は前
記の場合と同様に、縦方向と横方向の強伸度差が大きい
という欠点がある。 また、海成分は、破砕されるのみで不織布の構成繊維と
ならないものであるから、不経済であるし、更に不織布
中に破砕された海成分が残って、発塵の原因になるとい
う欠点がある。
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、繊維
形成性低融点重合体と該低融点重合体に対し非相溶性で
かつ該低融点重合体の融点より30〜180℃高い融点
を有する繊維形成性高融点重合体とから成る単糸繊度が
1〜12デニールの分割型二成分複合連続単糸群と、該
複合連続単糸の分割により発現した該低融点重合体又は
該高融点重合体から構成される単糸繊度が0.05〜0
.8デニールの割繊フィラメント群とから成る不織布で
あって、該不織布は、該複合連続単糸群が三次元的交絡
をしておらずかつ該低融点重合体により少なくとも部分
的に熱圧着されている部位と、該割繊フィラメント群同
士又は該割繊フィラメント群と該複合連続単糸群とが三
次元的交絡をしている部位とを有し、かつ該不織布の縦
方向と横方向の引張強力の比は0.3〜3.0  : 
1であり、しかも両方向の破断伸度が共に100%以下
であることを特徴とする交絡不織布に関するものである
。 本発明に係る交絡不織布は、分割型二成分複合連続単糸
群と、この複合連続単糸の分割により発現した割繊フィ
ラメント群とよりなっている。 分割型二成分複合連続単糸は、繊維形成性低融点重合体
と繊維形成性高融点重合体とから形成されている。そし
て、再重合体は共に単糸の表面に露出しており、かつ単
糸の断面内において一方の重合体が他の重合体により分
割割繊可能な形に仕切られている。複合連続単糸の断面
の具体例としては、第1〜4図に示す如きものであるが
、これらに限られず従来公知の各種のものが用いられる
。 このような分割型二成分複合連続単糸は、再重合体を用
いて、従来公知の溶融複合紡糸法に基づき製造すること
ができる。 低融点重合体と高融点重合体とは、互いに非相溶性であ
る。再重合体が相溶性であると、第1〜4図に示す如く
、断面において再重合体が確実に劃され、後の工程で割
繊しうるような連続複合単糸を得ることができないので
、好ましくない。 また、低融点重合体と高融点重合体の融点差は30〜1
80℃である。本発明において、重合体に融点がない場
合には、その軟化点を融点と称する。 再重合体の融点差が30℃未満であると、ウェッブを形
成した後のポイント熱圧着工程において低融点重合体を
融着処理する際、高融点重合体が悪影響を受けやすく、
ウェッブが収縮を起こしやすくなって寸法安定性が不良
になったり、或いは熱圧着時の接着温度域が狭くなって
温度制御が困難になるので、好ましくない。また、再重
合体の融点差が180℃を超えると、再重合体を溶融複
合紡糸する際に低融点重合体が熱劣化を起こしやすく、
現実的に複合連続単糸を製造しにくくなるため、好まし
くない。本発明において、特に好ましい再重合体の融点
差は、35〜165℃である。 分割型二成分複合連続単糸の単糸繊度は、1〜12デニ
ールである。単糸繊度が1デニ一ル未満になると、溶融
紡糸する際の紡糸口金の単孔当りの吐出量が低下し、生
産性が低下するので好ましくない。また、生産性を向上
させようとして、紡糸口金の孔数を増加させると、紡糸
工程が不安定になるので好ましくない。単糸繊度が12
デニールを超えると、溶融紡糸された糸条の冷却やエア
ーサッカーによる引き取りが困難になるので、好ましく
ない。また、糸条の冷却を促進させるため、紡糸口金の
孔数を減らすと、生産性が低下するので好ましくない。 この分割型二成分複合連続単糸は、後の工程で高圧液体
柱状流を衝突させると、低融点重合体と高融点重合体と
の境界で分割され、低融点重合体からなる割繊フィラメ
ント及び高融点重合体からなる割繊フィラメントが発現
する。本発明において、この割繊フィラメントの単糸繊
度は、0.05〜0.8デニールである。割繊フィラメ
ントの単糸繊度を0.05デニ一ル未満にしようとする
と、元の分割型二成分複合連続単糸の単糸繊度を細くす
るか、又は分割数を極めて多数にする必要がある。しか
し、前者の場合には複合連続単糸の生産性が低下するの
で、好ましくない。また、後者の場合には、紡糸口金の
吐出孔の構造が複雑になって、紡糸口金が高価になり、
かつ一定の紡糸口金の面積内での吐出孔数が減少し、総
吐出量が低下して生産性の低下を来すので、好ましくな
い。更に、分割数が多いと、割繊フィラメントを発現さ
せるための分割割繊が困難になるので、好ましくない。 逆に、割繊フィラメントの単糸繊度が0.8デニールを
超えると、得られる交絡不織布の風合が低下し、また柔
軟性も損なわれ、極めて繊細な表面タッチが得られない
ので、好ましくない。 本発明において、分割型二成分複合連続単糸を構成する
低融点重合体と高融点重合体との組み合わせとしては、
ポリオレフィン/ポリアミド、ポリオレフィン/ポリエ
ステル、ポリアミド/ポリエステル、等が挙げられるが
、これらは代表例であって他の各種の組み合わせも任意
に採用される。 本発明に使用し得る繊維形成性ポリオレフィン系重合体
の例としては、炭素原子の数が2〜18の脂肪族α−モ
ノオレフィン、例えばエチレン、プロピレン、ブテン−
1,ペンテン−1,3−メチルブテン−1,ヘキセン−
1,オクテン−1,ドデセン−1,オクタデセン−1の
ホモポリオレフィン又は共重合ポリオレフィンがある。 脂肪族α−モノオレフィンは他のオレフィン及び/又は
少量(重合体重量の約10重量%まで)の他のエチレン
系不飽和モノマ、例えばブタジェン、イソプレン、ペン
タジエンート3.スチレン、α−メチルスチレンの如き
類似のエチレン系不飽和モノマーと共重合されてに1て
も良い。特にポリエチレンの場合、重合体重量の約10
重量%までのプロピレン、ブテン−1,ヘキセン−1,
オクテン−1又は類似の高級α−オレフィンと共重合さ
せたものが好ましい。 本発明に使用し得る繊維形成性ポリアミド系重合体の例
としては、ナイロン4.ナイロン46゜ナイロン6、ナ
イロン66、ナイロン610 ナイロン11.ナイロン
12やポリメタキシレンアジパミド(MXD−6)、ポ
リバラキシリレンデカンアミド(PXD−12)、ポリ
ビスシクロヘキシルメタンデカンアミド(PCM−12
)又はこれらのモノマーを構成単位とする共重合ポリア
ミドがある。 本発明に使用し得る繊維形成性ポリエステル系重合体の
例としては、酸成分としてテレフタル酸イソフタル酸、
フタル酸、ナフタリン−2・6−ジカルボン酸等の芳香
族ジカルボン酸若しくはアジピン酸、セバシン酸などの
脂肪族ジカルボン酸又はこれらのエステル類と、アルコ
ール成分としてエチレングリコール、ジエチレングリコ
ール、 1・4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコ
ール、シクロヘキサン−1・4−ジメタツール等のジオ
ール化合物とから合成されるホモポリエステル乃至は共
重合ポリエステルであり、上記ポリエステルにパラオキ
ン安息香酸、5−ソジュームスルフォイソフクール酸、
ポリアルキレングリコール、ペンタエリスリトール、ビ
スフェノールA等が添加或いは共重合されていてもよい
。 その他の繊維形成性重合体の例としては、例えばビニル
系重合体が用いられ、具体的にはポリビニルアルコール
、ポリ酢酸ビニル、ポリアクリル酸エステル、エチレン
酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリ
デン、又はこれらの共重合体が用いられる。また、ポリ
フェニレン系重合体又はその共重合体を使用することも
できる。 なお、繊維形成性低融点重合体及び高融点重合体には、
本発明の目的を阻害しない範囲で、艶消し剤、顔料、防
炎剤、消臭剤、帯電防止剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤
等の任意の添加剤が添加されていてもよい。 本発明における分割型二成分複合連続単糸は、従来公知
の溶融複合紡糸法で紡糸され、横吹付や環状吹付等従来
公知の冷却装置を用いて、吹付風により冷却された後、
一般的にエアーサッカーを用いて、目的繊度となるよう
に牽引細化されて引き取られる。牽引速度は2000 
m /分収上、特に3000m/分程度以上が好適であ
る。 エアーサッカーから排出される複合連続単糸群は、一般
的には、高圧電場中のコロナ放電域か、又は摩擦衝突帯
域を通過せしめて帯電開繊させた後、スクリーンから成
るコンベアーの如き移動堆積装置上に開繊堆積させてウ
ェッブが形成される。 ウェッブの目付は10〜150g/rt?程度が好適で
ある。ウェッブの目付が40g/rrf程度以下である
と、後の高圧液体柱状流の作用によって、実質上ウェッ
ブの全厚みを通じて複合連続単糸の分割割繊を進めるこ
とが容易である。50g/rrr程度以上となると、ウ
ニ7ブの厚みの中心部に未割繊モノフィラメント即ち複
合連続単糸が残存する。本発明に係る交絡不織布には、
ウェッブの厚みの中心部に複合連続単糸が残存するタイ
プの不織布も包含されている。 このようにして得られたウェッブは、ポイント熱圧着装
置を用いて、分割型二成分複合連続単糸群が部分的に熱
圧着される如く処理される。この熱圧着処理の前に、移
動堆積装置上に担持されたウェッブが移送に十分に耐え
るように、移動堆積装置上において板圧ロールで圧着し
て、ウェッブ強度を高めてもよい。熱圧着を効果的に高
速で実施するためには、先に説明した両型合体の融点差
が30″C以上であることが不可欠である。この部分的
な熱圧着は、通常の熱エンボスロールや、最近実用化さ
れだした超音波溶着装置を用いて実施することができる
。ポイント熱圧着における圧着部の形状は、丸形、だ円
形、菱形、三角形、T形。 井形等の任意形状で良い。また、圧着面積率を5〜50
%とするのが好ましい。即ち、熱圧着された部位:熱圧
着されていない部位=1:1〜19とするのが、好まし
い。圧着面積率が50%を超えると、得られた不織布が
剛直化し、柔軟性が低下する傾向となる。また、圧着面
積率が5%未満になると、分割型二成分複合連続単糸を
構成する低融点重合体による部分的な熱圧着部位が不足
して、本発明の目的とする引張強力のバランスや低伸度
性等の良好な寸法安定性が得られにくい傾向が生じる。 本発明において、ウェッブは、100g/rdの目付の
ウェッブに換算した場合の5cm幅当たりの弓張強力の
縦・横合計値が20kg以上となる如く、部分的に熱圧
着処理されることが好ましい。なお、かかる部分的に熱
圧着処理されたウェッブは、次の高圧液体柱状流を作用
させる以前の段階で、目付Cg/ボ)当たり50 g 
/ 5 cm幅の荷重下で、般的に10%以下、特に5
%以下の伸度を示すものである。 このような部分的な熱圧着を行ったウェッブに、高圧液
体柱状流を作用させて、複合連続単糸の分割割繊、及び
割繊フィラメント群同士又は割繊フィラメント群と複合
連続単糸群の交絡を施す。これによって、部分的な熱圧
着部位が残存しつつ、熱圧着されていない部位で割繊フ
ィラメント群同士等が三次元的に交絡し、本発明が目的
とする、縦・横の引張強力のバランスに優れ、また縦・
横の破断伸度が共に100%以下である寸法安定性に優
れた不織布が得られるのである。なお、分割型成分複合
連続単糸群の部分的な熱圧着処理は、交絡処理即ち高圧
液体柱状流を作用させる前に施されるものであるから、
得られる交絡不織布に残存する部分的な熱圧着部位には
、三次元的交絡が生していないことは言うまでもない。 本発明において重要なことは、ウェッブに部分的な熱圧
着を施した後に、高圧液体柱状流を作用させて交絡処理
を行う点にある。即ち、ウェッブ中の複合連続単糸が熱
圧着部位で固着されることにより、高圧液体柱状流を作
用させても、複合連続単糸群や割繊フィラメント群は自
由に運動することができず、一定の規制範囲でしか運動
できない点にある。この運動が制限されることにより、
機械方向(縮方向)にも幅方向(横方向)にも、比較的
均−に交絡が施されるのである。これが例えば、熱圧着
部位が存在しないウェッブに高圧液体柱状流を施すと、
複合連続単糸群や割繊フィラメント群は自由に運動する
ことができ、従ってウェッブの走行方向即ち機械方向に
専ら運動し、交絡が主として機械方向(縦方向)に施さ
れるのである。従って、縦方向には引張強力が高く横方
向には引張強力が低くなって引張強力の差が大きくなり
、更に伸度差も大きい交絡不織布となってしまうのであ
る。 本発明において、部分的な熱圧着処理を受けたウェッブ
は、−旦ロール状に巻き上げた後、別工程で高圧液体柱
状流を作用させて分割割繊と交絡付与を行ってもよい。 また、部分的な熱圧着処理に引き続き、連続して高圧液
体柱状流による処理を施してもよい。 高圧液体柱状流による分割割繊と交絡の付与工程の前に
、交絡等を促進させるために、ウェッブの構成単糸間に
存在する空気を水で置換するのが好ましい。具体的には
、ウェッブに水を付与すればよい。 高圧液体柱状流は、液体を噴射孔を通して高圧で噴射す
れば得ることができる。噴射孔としては、一般的に口径
が0.05〜1.0m、特に0.1〜0.4mm程度の
ものが採用される。また、噴射圧力としては、5〜15
0kg/cnl G程度の圧力が採用される。 また、液体としては、取り扱いの容易さから、般的に水
又は温水が採用される。 噴射孔とウェッブとの距離は、1〜15cm程度が好適
である。この距離が15cmを超えると、液体がウェッ
ブに与える衝撃力が低下し、割繊や交絡の効果が低下す
る傾向となる。また、1cI11未満になると、ウェッ
ブの地合が乱れる傾向となる。 高圧液体柱状流をウェッブに作用させると、熱圧着され
ていない部位に存在するウェッブ中の構成単糸群は、以
下の如き変化を受ける。即ち、まず低融点重合体から成
るフィラメント若しくは高融点重合体から成るフィラメ
ントに後刻分割される先駆的な部分分割糸、又は低融点
重合体から成る割繊フィラメント若しくは高融点重合体
から成る割繊フィラメントの発現が進行し、これにつれ
て割繊フィラメント群同士又は割繊フィラメント群と複
合連続単糸群との間に三次元的な交絡が発生する。低融
点重合体と高融点重合体とが未分割状態にある部分的割
繊状態の部分分割糸も、その部分分割糸の繊度が0.0
5〜0.8デニールの範囲にある限り、本発明における
割繊フィラメントの範晴に包含されるものである。 割繊フィラメント群同士又は割繊フィラメント群と複合
連続単糸群とによる三次元的な交絡が発生することによ
り、ウェッブ中の割繊フィラメント群等に緊密な交絡結
合が行われ、割繊フィラメントと言う極細繊維の発現に
よる繊細なタッチと、柔軟で強伸度のバランスの艮い交
絡不織布となるのである。最終的には、熱圧着されてい
ない部位の不織布表面が、分割割繊された割繊フィラメ
ント群で実質的に構成されるまで、高圧液体柱状流の噴
射をウェッブに繰り返し施すのが好ましい。 しかし、本発明において重要な点は、先に形成した部分
的な熱圧着部位を得られた交絡不織布中に残存せしめる
よう、割繊交絡処理を行うことである。従って、高圧液
体柱状流を施し過ぎて、熱圧着部位を完全に破壊してし
まうようなことは、回避しなければならない。また、熱
圧着部位に貫通孔を開けてしまうようなことも、なるべ
く回避した方が好ましい。 一般的に、高圧液体柱状流の噴射孔はウェッブの進行方
向と交叉する方向に列状に配置される。 片面処理の場合、均一な分割割繊や緊密な交絡結合を得
るためには、高圧液体柱状流の噴射処理を少なくとも三
列以上、好ましくは二側以上で行うのがよい。液体の噴
射圧は、前段側で低く、後段側で高くするのが、交絡不
織布の地合の均一化のため乙こ好ましい。 更に、本発明に係る交絡不織布の組織或いは柄は、高圧
液体柱状流の処理時に使用する担持スクリーンの目開き
若しくはスクリーン織り組織を適宜選択することにより
、変更可能である。 高圧液体柱状流で分割割繊交絡処理を施された不織布は
その後、過剰の水分を機緘的絞りで除去した上、乾燥・
熱処理されて最終製品となる。熱処理温度時間は、単に
水分の除去に留まらず、適度の収縮を許容するように選
ぶ事もできる。熱処理は乾熱処理や温熱処理であってよ
い。 以下、図面によって、本発明の好ましい形態を説明する
が、本発明はこの方法に限られるものではなく、既に述
べた通り、工程を複数に分割する等適宜変更が可能であ
る。 第5図は、本発明に係る交絡不織布の製造方法の一実施
態様を説明する工程図である。紡糸装置は、繊維形成性
低融点重合体と繊維形成性高融点重合体との個別溶融押
し出し・計量部(1)、 (2)を有する。計量された
両型合体は、紡糸口金(3)で複合され、多数の複合連
続単糸群(4)として紡出される。 この際、紡糸口金の吐出孔は、第1〜4図に例示される
如く両型合体が共に単糸の表面に露出しており、しかも
単糸の断面内において一方の重合体が他方の重合体によ
り分割割繊可能な形に仕切られている単糸が得られるよ
うに、選択される。また、両型合体の吐出量は、分割割
繊後の割繊フィラメントの繊度が0.05へ0.8デニ
ールになるように選択される。 吐出された複合連続単糸群(4)は冷却装置(5)によ
る冷却を受けた後、エアーサッカー(6)から成る引き
取り手段によって引き取られ、次いで分割型二成分複合
連続単糸群(4)として、高圧電場中のコロナ放電開繊
器(7)を介して、スクリーンから成る移動堆積装置(
8)上に開繊されて、ウェッブ(9)となる。 ウェッブ(9)は、板圧ロール(10)で移送に耐える
圧着を付与された後、熱エンボスロール00により、分
割型二成分複合連続単糸群(4)が低融点重合体によっ
て部分的に熱圧着される。この時点で、ウェッブは既に
説明した如く、100g/rrfの目付のウェッブに換
算した場合の5印幅当りの引張強力の縦・横合計値を2
0kg以上とするのが好ましい。 次いで、熱圧着されたウェッブはスクリーン(+2)で
担持されつつ、水付与装置面で水を付与され、その後複
数列の高圧液体柱状流処理装置(+4)から噴射される
水流で、分割割繊交絡の処理を受ける。 噴射水は、真空吸引装置a9により排出される。交絡処
理を受けた不織布は、マングルロール(+6)で絞られ
、乾燥・熱処理装置07)に通した後、製品ロール08
)として巻き上げられるのである。 第5図では、片面からの高圧液体柱状流の噴射処理を例
示したが、本発明において、スクリーン02)、高圧液
体柱状流処理装置04.真空吸引装置G9を多段に設け
、ウェッブを反転させて噴射処理を行うことにより、両
面からの噴射処理も実施しうろことは、言うまでもない
。 以下実施例によって、本発明を更に具体的に説明するが
、これによって本発明が限定されるものではない。
【実施例】
実施例中に記載した物性値の評価法は、次の通りである
。 (a)重合体の融点:パーキンエルマー社製Dsc2型
の示差走査型熱量計を用い、昇温速度20’C/分で測
定した融解吸熱ピークの極値を与える温度を融点とした
。 (b)ウェッブ及び不織布の引張強カニ JIS L−
1096に記載のストリンプ法に準じ、幅5CIl+、
長さ10cmの試験片から最大引張強力を測定した。流
体処理前縮横合計強力は、上記方法で求めた、縦強力と
横強力の和を[(100/目付(g/ボ)3倍し、11
00(/n()の目付のウェッブに換算した値である。 (c)ウェッブ及び不織布の引張伸度: (b)と同法
で測定した切断時の伸度である。 (d)ウェッブ及び不織布の目付(g/n() X50
g / 5 cy4幅の荷重下における伸度(%):引
張強カー引張伸度測定時における強力−伸度曲線より、
試料目付(g/r+()X5ogの強力値に相当する伸
度値を読みとった。 (e)不織布の密度二層さ計(荷重5g/rrr)によ
り測定した厚さ値と目付値から算出した。 (f)不織布のトータルハンド:これは柔軟性を示すも
のでJIS L−1096のハンドルオフ−ター法に準
し、スロット幅ICl11で測定した。 (g)デニール:分割割繊後のデニールは、電子顕微鏡
写真での形状寸法から断面積を算出して、密度補正を行
い求めた。 実施例IA 低融点重合体として、融点が128℃、 ASTM−D
−1238(E)の方法で測定して得られるメルトイン
デックス値が25g/10分のポリエチレンを使用し、
高融点重合体として、融点が258℃,フェノール:テ
トラクロロエタン=1:1の混合溶媒中20℃で測定し
て得られる固有粘度[η] = 0.7のポリエチレン
テレフタレートを使用した。そして、糸断面が第1図に
示す如き形態で全分割数が24個になる複合紡糸口金を
用い、ポリエチレンとポリエチレンテレフタレートの複
合比を1:1とし、ポリエチレンの溶融温度230″C
,ポリエチレンテレフタレートの溶融温度285℃、単
孔吐出量= 1.2g/分くポリエチレン=0.6g/
分、ポリエチレンテレフタレー)=0.6g/分)で溶
融押出しした。 その後、冷却装置で紡出糸条を冷却し、次いで紡糸口金
下120c1nの位置に配置された複数個のエアーサッ
カーにより4500m/分の速度で引き取り、コロナ放
電開繊器にて開繊させ、移動する全網製の堆積装置に複
合連続単糸群を堆積させウェッブとした。該ウェッブか
ら採取した複合連続単糸の繊度は、約2.5デニールで
あった。 次いで、該ウェッブを表面温度が105℃の板圧ロール
に導き、更に圧着面積率が12%、ポイント柄1表面温
度が120℃の熱エンボスロールを用いて部分的に熱圧
着せしめた。熱圧着させたウェッブを巻き上げることな
く、速度10m/分で移動している78メツシユのスク
リーンに供給し、水付与装置で水を付与し、次いで高圧
水柱状流にて分割割繊交絡処理を行った。高圧水柱状流
処理は、孔径0.12mm、孔数600.孔ピッチ0.
6mm、噴射孔群3列で、該ウェッブの上方80mの位
置から高圧水柱状流を作用せしめた。ウェッブ表裏を水
圧80kg/C1l+で各々3回ずつ処理を行った。更
に、マングルロールにて水分を絞り、98℃の乾燥・熱
処理装置により処理し、目付約40g/nfの不織布を
得た。 得られた不織布は、ポイント熱圧着装置にて部分的に熱
圧着された部位を除き、ポリエチレンより成る割繊フィ
ラメント群とポリエチレンテレフタレートより成る割繊
フィラメント群が交絡し、非常に柔軟性に冨み、かつ緻
密な構造を有する不織布であった。得られた不織布の性
能は第1表に示す如く、柔軟性9寸法安定性1機械特性
の全てに優れたものであった。なお、ポリエチレン及び
ポリエチレンテレフタレートから成る割繊フィラメント
の繊度は、各々0.1デニールであった。 実施例IB 熱エンボスロールの圧着面積率を56%とした以外は、
実施例IAと同一条件で目付約40g/n−fの不織布
を得た。得られた不織布は、ポリエチレン及びポリエチ
レンテレフタレートより成る割繊フィラメント群の交絡
した部位が少ないため、実施例LAで得られた不織布に
比べて、若干柔軟性に欠けるものであった。また、高圧
水柱状流による分割割繊交絡処理により、熱圧着部の一
部に穴が開くという問題が生じた。その結果を第1表に
示す。 実施例IC 熱エンボスロールの表面温度をポリエチレンの融点以上
の132℃とした以外は、実施例IAと同一条件下で目
付約40g/rrrの不織布を得た。得られた不織布は
、熱圧着温度があまりにも高いため、実施例IAで得ら
れた不織布に比べて、若干柔軟性に欠けるものであった
。また、高圧水柱状流による分割割繊交絡処理により圧
着部の一部に穴が開くという問題が発生した。その結果
を第1表に示す。 比較例IA 熱エンボスロールでウェッブを熱圧着しない以外は、実
施例IAと同一条件下で、即ち複合連続単糸群を開繊器
にて開繊させ、移動する全網製の堆積装置に堆積させて
ウェッブとし、次いで該ウェッブを表面温度が105℃
の板圧ロールに導き、熱エンボスロールで処理すること
なく、連続的に高圧水柱状流にて分割割繊交絡処理を行
い、目付約40g/r+tの不織布を得た。 製造工程において、部分的な熱圧着部が無いため、高圧
水柱状流による分割割繊交絡処理工程で、高圧水柱状流
により配列されているウェッブ構成が乱される結果とな
り、得られた不織布は目付のバラツキが大きく、縦引張
強力及び横引張張強力とも弱い上に、縦引張強力と横引
張強力の比も大きく、更に縦引張伸度が大きく寸法安定
性に欠けるものであり、到底使用に耐えるものではなか
った。その結果を第1表に示す。 比較例IB 比較例IAで得られた不織布を、実施例IAで用いた表
面温度120℃のエンボスロールを使用して、部分的に
熱圧着せしめた。 得られた不織布は、流体処理により一旦分割割繊されて
本数の増加した多数本の極細単糸が圧着点で固着される
ため、緻密ではあるが、極めて硬い不織布しか得られず
、経・緯強力比も満足できるものではなかった。その結
果を第1表に示す。 比較例IC 熱エンボスロールの圧着面積率を3%とした以外は、実
施例IAと同一条件下で目付約40g/rrfの不織布
を得た。得られた不織布は、熱圧着部があまりにも少な
いため、実施例IAで得られた不織布に比べて、縦引張
強力および横引張強力とも弱く、更に縦引張強力と横引
張強力の比が大きく、また縦引張伸度が大きく寸法安定
性に欠けるものであった。その結果を第1表に示す。 (以下余白) 実施例2 低融点重合体として、融点が225℃、96%硫酸中2
5℃で測定した相対粘度2.65のナイロン6を使用し
、高融点重合体として、実施例IAと同じポリエチレン
テレフタレートを使用した。そして、糸断面が第3図に
示す如き形態で、ポリエチレンテレフタレートの全分割
数が8個になるような複合紡糸口金を用い、ナイロン6
とポリエチレンテレフタレートの複合比を1:2として
、ナイロン6の溶融温度265℃,ポリエチレンテレフ
タレートの溶融温度285℃2単孔吐出量=0.84 
g /分(ナイロン6 =0.28 g /分、ポリエ
チレンテレフタレート=0.56 g /分)で溶融押
出しした。押出した紡出糸条を冷却装置にて冷却し、次
いで紡糸口金下100cmの位置に配置された複数個の
エアーサッカーにより、4800m/分の速度で引き取
り、コロナ放電開繊器にて開繊させ、移動する全網製の
堆積装置に複合連続単糸群を堆積させウェッブとした。 次いで、該ウェッブを表面温度が135℃の板圧ローラ
ーに導き、更に圧着面積率が12%、ポイント柄9表面
温度が205℃の熱エンボスロールにて部分的に熱圧着
せしめた。該ウェッブを巻き上げることなく、速度10
m/分で移動している78メツシユのスクリーンに供給
し、水付与装置で水を付与し、次いで高圧水柱状流にて
分割割繊交絡処理を行った。その条件は、孔径0.12
m、孔数600゜孔ピッチ0.6m、噴射孔群3列で、
噴射孔を該ウェッブの上方80mmに位置せしめ、ウェ
ッブ表裏を水圧60kg/dで各々3回ずつ処理を行っ
た。更に、マングルロールにて水分を絞り105℃の乾
燥・熱処理装置により処理し、交絡不織布を得た。 得られた不織布は、熱エンボスロールにて部分的に熱圧
着された部位を除き、ナイロン6及びポリエチレンテレ
フタレートより成る割繊フィラメント群が交絡し、非常
に柔軟性に冨み、かつ緻密な構造を有する不織布であっ
た。得られた不織布の性能を下記1に示すが、柔軟性3
寸法安定性。 機械特性の全てに優れたものであった。なお、ナイロン
6及びポリエチレンテレフタレートより成る割繊フィラ
メントの繊度は各々0.53デニール。 0.13デニールであった。 記1 流体処理前 縦横合計強力  :   84.2  (kg15cm
)流体処理後不織布 目      イ寸      :    50.9 
  (g/ボ)樅引張強力   :   10.2  
(kg/ 5 cm)横引張強力   :   6.4
  (kg15cm)@1/横引張強力比:   1.
59(−)・縮引張伸度   :35.3(%) 横引張伸度   :41.4(%) 不織布の目付(g/rrf)X50g15c+o幅の荷
重下における伸度(%):6.3 密    度    :    0.12 (g/cu
ff)トータルハンド :   10.3  (g)実
施例3 低融点重合体として、融点が162℃、メルトフローレ
ート値がASTM−D−1238(L)の方法で測定し
て30 g /10分のポリプロピレンを使用し、高融
点重合体として、実施例IAと同じポリエチレンテレフ
タレートを使用した。そして、糸断面が第2図に示す如
き形態で、全分割数が24個となる複合紡糸口金を用い
、ポリプロピレンとポリエチレンテレフタレートの複合
比を1=1とし、ポリプロピレンの溶融温度250℃,
ポリエチレンテレフタレートの溶融温度285℃2単孔
吐出量−1,4g /分(ポリプロピレン−0,7g/
分、ポリエチレンテレフタレート=0.7g/分)で溶
融押出しした。 押し出した紡出糸条を冷却装置にて冷却し、次いで紡糸
口金下150cmの位置に配置された複数個のエアーサ
ッカーにより、4400m/分の速度で引き取り、コロ
ナ放電開繊器にて開繊させ、移動する全網製の堆積装置
に堆積させウェッブとした。 次いで、該ウェッブを表面温度が115”Cの板圧ロー
ラーに導き、更に圧着面積率が12%、ポイント柄9表
面温度が145℃の熱エンボスロールにて部分的に熱圧
着せしめた。該ウェッブを巻き上げることなく、速度1
0m/分で移動している78メツシユのスクリーンに供
給し、水付与装置で水を付与し、次いで高圧水柱状流に
て分割割繊交絡処理を行った。その条件は、孔径0.1
2m、孔数600゜孔ピッチ0.6aan、噴射孔群3
列で、噴射孔を該ウェッブの上方80閣に位置せしめ、
ウェッブ表裏を水圧80kg/cnで各々3回ずつ処理
を行った。更に、マングルロールにて水分を絞った後、
102℃の乾燥・熱処理装置により処理し、目付的40
g/rrfの不織布を得た。 得られた不織布は、熱エンボスロールにて部分的に熱圧
着された部位を除き、ポリプロピレン及びポリエチレン
テレフタレートよりなる割繊フィラメント群が交絡し、
非常に柔軟性に冨み、がっ緻密な構造を有する不織布で
あった。得られた不織布の性能を下記2に示すが、柔軟
性1寸法安定性2機械特性の全てに優れたものであった
。なお、ポリプロピレン及びポリエチレンテレフタレー
トより成る割繊フィラメントの繊度は、各々0.12デ
ニールであった。 記2 流体処理前 縦横合計強力  :   38.3  (kg/ 5 
cm)流体処理後不織布 目     付      :    38.8   
(g/rtf)縦引張強力   :   8.6  (
kg15cm)横引張強力   :   5.2  (
kg15cm)縦/横引張強力比:   1.65(−
)縮引張伸度   :62.6(%) 横引張伸度   ニア1.9(%) 不織布の目付(g/ボ)X50g15cm幅の荷重下に
おける伸度(%)  :  10.2密    度  
  :    0.10 (g/CT1)トータルハン
ド :   9.2(g)実施例4 低融点重合体として、実施例3と同じポリプロピレンを
使用し、高融点重合体として、実施例2と同じナイロン
6を使用した。そして、糸断面が第3図に示す如き形態
で、全分割数が24個となる複合紡糸口金を用い、ポリ
プロピレンとナイロン6の複合比を1:1とし、ポリプ
ロピレンの溶融温度250℃,ナイロン6の溶融温度2
65℃9単孔叶出量1.2 g /分(ポリプロピレン
=0.6g/分。 ナイロン6=0.6g/分)で溶融押出しした。紡出糸
条を冷却装置にて冷却し、次いで紡糸口金下140cm
の位置に配置された複数個のエアーサン力により、42
00m/分の速度で引き取り、コロナ放電開繊器にて開
繊させ、移動する全網製の堆積装置に堆積させウェッブ
とした。 次いで、該ウェッブを表面温度が115℃の板圧ローラ
ーに導き、更に圧着面積率が30%で、ポイント柄の超
音波振動による摩擦熱を利用した超音波溶着装置にて部
分的に熱溶着せしめた。該ウェッブを巻き上げることな
く、速度5m/分で移動している78メンシユのスクリ
ーンに供給し、水付与装置で水を付与し、次いで高圧水
柱状流にて分割割繊交絡処理を行った。その条件は、孔
径0.12鵬、孔数600.孔ピッチ0.6mm、噴射
孔群3列で、噴射孔を該ウェッブの上方80mmに位置
せしめ、ウェッブ表裏を水圧60kg/cfflで各々
3回ずつ処理を行った。更に、マングルロールにて水分
を絞り、102℃の乾燥・熱処理装置により処理し、目
付的40g/n(の不織布を得た。 得られた不織布は、超音波溶着装置にて部分的に熱溶着
された部位を除き、ポリプロピレン及びナイロン6より
成る割繊フィラメント群が交絡し、非常に柔軟性に冨み
、かつ緻密な構造を有する不織布であった。なお、ポリ
プロピレン及びナイロン6より成る割繊フィラメントの
繊度は、各々0゜11デニールであった。得られた不織
布の性能を下記3に示す。 記3 流体処理前 縦横合計強力 流体処理後不織布 目      イ寸      :    42.3 
  (g/ボ)縦引張強力   :   8.8  (
kg15c+n)横引張強力   :   5.4  
(kg15cv+)縦/横引張強力比:   1.63
(−)緬引張伸度   :54.8(%) 横引張伸度   :52.3(%) 不織、布の目付(g/ボ)X50g15cm幅の荷重3
9.4  (kg15cm) 下における伸度(%):8.3 密    度    :    0.10 (g/cf
fl)トータルハンド :   9.0(g)実施例5 実施例3と全(同一条件下で紡糸、引き取り。 ウェッブ化を行った。次いで、該ウェッブを表面温度が
115℃の板圧ローラーに導き、更に圧着面積率が12
%、ポイント柄1表面温度が150℃の熱エンボスロー
ルにて部分的に熱圧着せしめ、該ウェッブを巻き上げた
。該ウェッブを別工程で、速度10m/分で移動してい
る78メツシユのスクリーンに供給し、水付与装置で水
を付与し、次いで高圧水柱状流にて分割割繊交絡処理を
行った。その条件は、孔径0.12mm、孔数600.
孔ピッチ0.6m++。 噴射孔群3列で、噴射孔を該ウェッブの上方80mmに
位置せしめ、ウェッブ表裏を水圧80kg/cdで各々
3回ずつ処理を行った。更に、マングルロールにて水分
を絞った後、102℃の乾燥・熱処理装置により処理し
、目付約40g/rrfの不織布を得た。 得られた不織布は、実施例3の連続工程で得た不織布と
同様に、熱エンボスロールにて部分的に熱圧着された部
位を除き、ポリプロピレン及びポリエチレンテレフタレ
ートより成る割繊フィラメント群が交絡し、非常に柔軟
性に冨み、かつ緻密な構造を有する不織布であった。不
織布の性能を下記4に示す。 記4 流体処理前 縦横合計強力  : 流体処理後不織布 目     イ寸      ・ 縦引張強力   ・ 横引張強力   ・ 縦/横引張強力比: 縦引張伸度   ・ 横引張伸度   ・ 不織布の目付(g/ボ) 下における伸度(%): 密    度    ・ トータルハンド : 39.2  (kg/ 5 ell) 41.9  (g/ボ) 8.8  (kg15cm) 5.3  (kg/ 5 cm ) 1.65(−) 58.8  (%) 67.2  (%) X50g15cm幅の荷重 8.6 0.11(g/C艷) 9.7(g) 実施例6 熱エンボスロールの表面温度118℃2圧着面積率を8
%とした以外は、実施例IAと同一条件下でウェッブ化
した。次いで、該ウェッブを巻き上げることなく、速度
2m/分で移動している7日メツシュのスクリーンに供
給し、水付与装置で水を付与した後、高圧水柱状流にて
分割割繊交絡処理を行った。その条件は、孔径0.12
mm、孔数600゜孔ピンチ0.6mm、噴射孔群3列
を有した高圧水柱状流処理装置を、該ウェッブの上方6
0mmに位置せしめ、ウェッブ表裏を水圧95kg/C
IIYで各々5回ずつ処理した。更に、マングルロール
にて水分を絞った後、98℃の乾燥・熱処理装置により
処理し。 目付約40g/n(の不織布を得た。 得られた不織布は、熱エンボスロールにて部分的に熱溶
着された部位を除き、ポリエチレン及びポリエチレンテ
レフタレートより成る割繊フィラメント群が交絡し、非
常に柔軟性に冨み、かつ緻密な構造を有する不織布が得
られた。不織布の性能を下記5に示す。 記5 流体処理前 縦横合計強力  :   20.6  (kg/ 5 
C11)流体処理後不織布 目      イ寸      :    42.8 
  (g/ボ)紺引張強力   :   5.3  (
kg15cm)横引張強力   :   2.1  (
kg15cm)縦/横引張強力比:   2.52(−
)縦引張伸度   ニア5.5(%) 横引張伸度   :52.8(%) 不織布の目付(g/ボ)X50g15cm幅の荷重下に
おける伸度(%)  :  20.6密    度  
   :    0.08(g/CT1)トータルハン
ド :   8.3(g)実施例7 不織布の目付を70g/rrfに変更した以外は、実施
例3と全く同一条件下で紡糸、引き取り、ウェッブ化、
高圧水柱状流による分割割繊交絡処理を行った。得られ
た不織布は、目付が大のため、熱エンボスロールにて部
分的に熱圧着された部位を除き、上層と下層はポリプロ
ピレン及びポリエチレンテレフタレートより成る割繊フ
ィラメント群が交絡しているが、中間層は割繊しておら
ず、複合連続単糸群のままの状態であり、柔軟性と適度
な腰を有し、かつ緻密な構造を有する不織布が得られた
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、分割型二成分複合連続
単糸群を用いてウェッブを形成し、予め部分的に熱圧着
した後、該ウェッブに高圧液体柱状流を作用させ、複合
連続単糸を割繊させると共に割繊フィラメント群同士等
を交絡させるものであるため、得られた交絡不織布は縦
方向と横方向の強伸度差が少なく、両方向にバランスの
とれた引張強度及び伸度を有するという効果を奏する。 また、交絡不織布の表面は、割繊フィラメント群で構成
されることになるため、柔軟性に冨み、かつ緻密な表面
構造になっており、更に触感にも優れているという効果
を奏する。 従って、本発明に係る交絡不織布は、バッグ基布、ワイ
ピングクロス基布、空調用濾過材、一般工業用濾過材1
人工皮革用基布等の広範な用途に使用することが可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は、本発明に使用する分割型二成分複合連続
単糸の横断面の一例を示した模式図である。第5図は、
本発明に係る交絡不織布の製造方法の一実施態様を示す
工程概略図である。 (4)−複合連続単糸群、(6)−エアーサッカー(8
)−一−移動堆積装置、0トー熱エンボスロール。 0滲−高圧液体柱状流処理装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)繊維形成性低融点重合体と該低融点重合体に対し
    非相溶性でかつ該低融点重合体の融点より30〜180
    ℃高い融点を有する繊維形成性高融点重合体とから成る
    単糸繊度が1〜12デニールの分割型二成分複合連続単
    糸群と、該複合連続単糸の分割により発現した該低融点
    重合体又は該高融点重合体から構成される単糸繊度が0
    .05〜0.8デニールの割繊フィラメント群とから成
    る不織布であって、該不織布は、該複合連続単糸群が三
    次元的交絡をしておらずかつ該低融点重合体により少な
    くとも部分的に熱圧着されている部位と、該割繊フィラ
    メント群同士又は該割繊フィラメント群と該複合連続単
    糸群とが三次元的交絡をしている部位とを有し、かつ該
    不織布の縦方向と横方向の引張強力の比は0.3〜3.
    0:1であり、しかも両方向の破断伸度が共に100%
    以下であることを特徴とする交絡不織布。
  2. (2)前記複合連続単糸群が三次元的交絡をしておらず
    かつ前記低融点重合体により少なくとも部分的に熱圧着
    されている部位と、前記割繊フィラメント群同士又は前
    記割繊フィラメントと前記複合連続単糸群とが三次元的
    交絡をしている部位との面積比が、1:1〜19である
    請求項1記載の交絡不織布。
  3. (3)繊維形成性低融点重合体と該低融点重合体に対し
    非相溶性でかつ該低融点重合体の融点より30〜180
    ℃高い融点を有する繊維形成性高融点重合体とから成る
    単糸繊度が1〜12デニールの分割型二成分複合連続単
    糸群を溶融複合紡糸して形成し、該複合連続単糸群をエ
    アーサッカーを用いて引き取り、スクリーンコンベア等
    の移動式捕集面上に開繊堆積させてウェッブとなし、該
    ウェッブをポイント熱圧着装置を用いて処理して、該複
    合連続単糸群を部分的に熱圧着し、次いで部分的に熱圧
    着されたウェッブに高圧液体柱状流を作用させることに
    より、該複合連続単糸群が部分的に熱圧着された部位を
    残して、熱圧着されていない部位に存在する該複合連続
    単糸を分割させて、該低融点重合体又は該高融点重合体
    で構成される単糸繊度0.05〜0.8デニール以下の
    割繊フィラメント群を少なくとも一部発現させると共に
    、該割繊フィラメント群同士又は該割繊フィラメント群
    と該複合連統単糸群とを三次元的に交絡させることを特
    徴とする請求項1記載の交絡不織布の製造方法。
  4. (4)ポイント熱圧着装置として、前記低融点重合体の
    融点以下の温度に加熱されたエンボスロールを使用する
    請求項3記載の交絡不織布の製造方法。
  5. (5)ポイント熱圧着装置として、超音波溶着装置を使
    用する請求項3記載の交絡不織布の製造方法。
  6. (6)繊維形成性低融点重合体と該低融点重合体に対し
    非相溶性でかつ該低融点重合体の融点より30〜180
    ℃高い融点を有する繊維形成性高融点重合体とから成る
    単糸繊度が1〜12デニールの分割型二成分複合連続単
    糸群を溶融複合紡糸して形成から成ることを特徴とする
    交絡不織布の製造方法。
  7. (7)部分的に熱圧着したウェッブを一旦ロールに巻き
    上げ、しかる後に別工程で高圧液体柱状流を作用させる
    請求項3,4,5又は6記載の交絡不織布の製造方法。
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