JPH0329432Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0329432Y2
JPH0329432Y2 JP9393987U JP9393987U JPH0329432Y2 JP H0329432 Y2 JPH0329432 Y2 JP H0329432Y2 JP 9393987 U JP9393987 U JP 9393987U JP 9393987 U JP9393987 U JP 9393987U JP H0329432 Y2 JPH0329432 Y2 JP H0329432Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bolt
nut
groove cover
groove
oblong hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9393987U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS64689U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP9393987U priority Critical patent/JPH0329432Y2/ja
Publication of JPS64689U publication Critical patent/JPS64689U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0329432Y2 publication Critical patent/JPH0329432Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sewage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、道路の横断溝及び側溝等を閉蓋す
る溝蓋本体を受枠に固定するボルト頭部又はナツ
ト用として溝蓋上面に形成された凹座部に圧入さ
れる凹座部用ゴム栓に関する。
〈従来の技術〉 溝蓋本体を受枠に取付けるボルト及びナツトが
溝蓋本体上面から突出しないようにボルトの頭部
又はナツトを収容できる凹座部を溝蓋上面に形成
してあり、この凹座部に嵌め込むゴム栓の一例が
実公昭62−14217号公報に記載されている。その
構成を第5図乃至第7図に示す。図において、2
0は外形が略直方体をしたキヤツプで、六角ナツ
ト10を保持する保持溝21とキヤツプ20の第
5図における下部両外側面に沿つた突条25とを
有する。第6図と第7図に見られるように溝路3
の両側縁に沿つて受枠5が設けられており、その
上に載せたグレーチング(溝蓋)1を螺子杆7と
六角ナツト10が受枠5に固定しており、この螺
子杆7の上部と六角ナツト10は、受枠上面に四
角形の開口を有する螺装溝8内に位置している。
第6図は、キヤツプ20が、螺装溝8の上側から
保持溝21を下向きにして挿入された状態であ
り、六角ナツト10は、キヤツプ20の保持溝2
1内に保持されていて、キヤツプ20の両側の突
条25は、螺装溝8の対応する内側面を押圧して
キヤツプ20が螺装溝8から外れることを防止し
ている。保持溝21の形状は長六角形溝で形成さ
れており、この両内側面の支持面22は六角ナツ
ト10の互いに向い合う対辺11に接している。
〈考案が解決しようとする問題点〉 前記従来のキヤツプ20は、受枠にグレーチン
グを載せた状態でグレーチング製作時の寸法誤差
等によつて螺装溝8内の螺子杆に螺合された六角
ナツトの位置が螺装溝内の所定の中心位置から螺
装溝の幅方向にずれてキヤツプ20が螺装溝に入
らないことがあるという問題がある。また六角ナ
ツトが螺装溝内の適切な位置で螺合しているとき
でもキヤツプ20の外側面と向い合う螺装溝8の
内面との間に隙間がある構造なので、確実な回り
止め作用がなく、六角ナツトがグレーチングとか
キヤツプに外力がかかるとその外力で緩む問題が
ある。これによつてグレーチングと受枠との間に
隙間ができてその上を自動車等が通るとグレーチ
ングと受枠とがぶつかつて騒音を立てる。
〈問題点を解決するための手段〉 この考案の手段は、溝の両側縁に沿つて設けた
受枠に溝蓋を載置た状態で上記受枠に溝蓋をボル
トで固定してあり、そのボルト固定位置の溝蓋上
面側に六角形の固定用ボルトの頭部又はナツトが
溝蓋上面よりも下側に位置するように円形の凹座
部を形成されており、その凹座部の内面形状に対
応した短円柱状に形成された下面に前記ボルトの
頭部又はナツトの対角線の長さと同等か又は少し
短い内径の円孔を中心から一方へ偏心するように
拡大させて長円孔として設けられていると共にそ
の長円孔を上記ボルトの頭部又はナツトを収容で
きる深さに形成され上記凹座部に圧入されるよう
に形成されたものである。
〈作用〉 ボルトに螺合したナツトが凹座部内の中心位置
にあるときは、ゴム栓の長円孔を下にして長円孔
の短径とナツト又はボルト頭部の対角線とを一致
させてゴム栓を凹座部に押入すると長円孔の内面
がナツト又はボルトの頭部に係合してナツトが緩
むのを防止する。ボルトに螺合したナツトが凹座
部内に少し偏心した位置にあるときは、その偏心
方向に長円孔の長径方向を略一致させると共に長
円孔の短径とボルトの頭部又はナツトの対角線と
を一致させてゴム栓を凹座部に押入すると、装着
できて、上記と同様に長円孔の内面がボルトの頭
部又はナツトに係合してナツトが緩むのを防止す
る。また、偏心量が大きいときは、偏心方向に長
円孔の長径方向を一致させるだけで押入しても長
円孔の一方の長径端側でナツト又はボルト頭部の
片側の少なくとも3つの角部が長円孔内面に係合
するから、ナツトが緩むのを防止する。
〈実施例〉 本考案の1実施例を第1図乃至第4図を用いて
説明する。図において、41がゴム栓である。
ゴム栓41は、外形が短円柱状で下面の直径が
上面の直径よりも少し(約4mm)小さく形成され
ていて外周面42にテーパが形成されている。ゴ
ム栓41の下面には中心に設けた円孔を一方へ偏
心するように拡大させた長円孔43が設けられて
いて、その長円孔43の短径は下面で27mm、上部
で26mmで六角ナツト44の対角線長さ(27.7mm)
よりも少し小さく形成され、長径は32mmに形成さ
れている。長円孔43の奥部は六角ナツト44と
六角ナツト44に螺合しているすりわり付丸頭ボ
ルト45の頭部を収容できる大きさに形成されて
いる。このゴム栓41は、長円孔43を下にして
ゴム栓41の上面を金鎚等で叩いて凹座部46に
挿入できる程度の固さのゴムからできている。
凹座部46の開口縁の内径は底面の内径よりも
大きくしてあり、内周面47はゴム栓外周面42
のテーパに対応するテーパが形成されている。
ゴム栓41を凹座部46に挿入した状態を第3
図と第4図を用いて説明する。受枠49には凹座
部46に対応する位置で凹座部46の中心位置よ
りも受枠49に沿う方向に少し偏心した位置にす
りわり付丸頭ボルト45が直立して取付けられた
ときの図を示しており、ボルト45の下端は予め
受枠49の裏面に溶接部51で固定された六角ナ
ツト50と螺合し、さらに両者は溶接されてい
る。ボルト45にはばね座金54が嵌め込まれて
おり、その上には押え金具52が段部53を跨ぐ
ように配置されている。
ゴム栓41の長円孔43の長径がすりわり付丸
頭ボルト45の偏心方向に略沿い、短径が六角ナ
ツト44の対角線に一致する位置になるように合
せて、ゴム栓41の上面を金鎚で叩いて凹座部4
6内に挿入すると、長円孔43の中心から外れた
位置にボルト45と六角ナツト44が収容され、
凹座部46の内側面47がゴム栓41の外周面4
2を押圧することによつて長円孔43の内面がナ
ツト44を強く把持してナツト44が緩むのを防
止する。このときナツト44の外面と凹座部内側
面47との隙間にそれより少し厚いゴム栓41の
肉厚部分を挟み込んでいる。
第8図は、凹座部46に挿入されたゴム栓41
を取り外すための治具55を示し、ゴム栓41を
取り外すときはこの治具55の下端の鈎状部56
を第3図に示す溝蓋48と受枠49の間から挿入
して鈎状部56の先端部をゴム栓41の下面に引
つ掛けて、この治具55の上部に設けた環状部5
7を持つて上方に引き上げることによつてゴム栓
41を取り外すことができる。
この例で示したゴム栓41の長円孔43の上部
形状は、ゴム栓41が凹座部46に挿入されたと
きにすりわり付丸頭ボルト45の丸頭とそれに螺
合する六角ナツト44の外面を包含するように形
成されているが、他の溝蓋の固定装置、例えば第
6図の従来例のように六角ボルトの頭を受枠の下
面に溶接してボルトのねじ部を凹座部46内に向
けて、ボルトにばね座金と押え金具と溝蓋を通し
てボルトに六角袋ナツトを螺合して締め付ける構
造であるときは、ゴム栓41の長円孔43の上部
形状はゴム栓41が凹座部46に挿入されたとき
に六角袋ナツトの外面を包含する形状にすればよ
いが、ゴム栓を設けるので袋ナツトの必要性は殆
どない。
〈考案の効果〉 この考案によれば、ゴム栓の長円孔は溝蓋固定
用のボルト頭部又はナツトの六角形の対角線より
も少し小さい円孔を中心から一方へ偏心させて拡
大した形状であるので、溝蓋を受枠に固定するボ
ルトの六角の頭部又は六角ナツトが凹座部の中心
位置にあるときでも偏心した位置にあるときでも
ゴム栓の長円孔の短径をボルト頭部又はナツトの
六角の対角線に一致させ、そして偏心していると
きにはさらに長円孔の長径方向を偏心方向に略一
致させれば挿入できてナツトをしつかりと把持し
て緩むことを防止する。よつて溝蓋下面と受枠上
面との間に緩みによる隙間ができないので、溝蓋
上を自動車等が通つても騒音を立てることがな
い。また、このゴム栓は外形が短円柱状であり、
凹座部に対しては任意の回転位置で嵌合し、長円
孔はボルト又はナツトの偏心に対応するものであ
るから、装着できないという従来の問題がなくな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案によるゴム栓の1実施例の平
面図、第2図は第1図のC−C線方向の断面図、
第3図は同実施例のゴム栓を溝蓋の凹座部に挿入
したときの平面図、第4図は第3図のD−D線方
向の断面図、第5図は従来のキヤツプの斜視図、
第6図は従来のキヤツプを挿入したグレーチング
の取付を示す縦断面図、第7図は従来のキヤツプ
を利用したグレーチングを受枠に取付けた状態を
示す平面図、第8図はゴム栓取り外し治具の正面
図である。 41…ゴム栓、42…ゴム栓の外周面、43…
長円孔、44…六角ナツト、45…すりわり付丸
頭ボルト、46…凹座部、47…凹座部の内側
面、48…溝蓋、49…受枠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 溝の両側縁に沿つて設けた受枠に溝蓋を載置し
    た状態で上記受枠に溝蓋をボルトで固定してあ
    り、そのボルト固定位置の溝蓋上面側に六角形の
    固定用ボルトの頭部又はナツトが溝蓋上面よりも
    下側に位置するように円形の凹座部を形成されて
    おり、その凹座部の内面形状に対応した短円柱状
    に形成された下面に前記ボルトの頭部又はナツト
    の対角線の長さと同等か又は少し短い内径の円孔
    を中心から一方へ偏心するように拡大させて長円
    孔として設けられていると共にその長円孔を上記
    ボルトの頭部又はナツトを収容できる深さに形成
    され上記凹座部に圧入されるように形成された溝
    蓋固定ボルトの凹座部用ゴム栓。
JP9393987U 1987-06-18 1987-06-18 Expired JPH0329432Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9393987U JPH0329432Y2 (ja) 1987-06-18 1987-06-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9393987U JPH0329432Y2 (ja) 1987-06-18 1987-06-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS64689U JPS64689U (ja) 1989-01-05
JPH0329432Y2 true JPH0329432Y2 (ja) 1991-06-24

Family

ID=30956947

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9393987U Expired JPH0329432Y2 (ja) 1987-06-18 1987-06-18

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0329432Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011236725A (ja) * 2010-04-12 2011-11-24 Chuetsuseito Corp 排水溝ブロック、排水溝の施工方法、及び排水溝

Also Published As

Publication number Publication date
JPS64689U (ja) 1989-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0329432Y2 (ja)
JPH0612053Y2 (ja) マンホール受枠の固定装置
JPH07223499A (ja) バッテリ固定装置
JPH05460Y2 (ja)
JPH0333791Y2 (ja)
JPH0332825Y2 (ja)
JPH0115741Y2 (ja)
JPS5828073Y2 (ja) 鋼製溝蓋の固定装置
JPH0339311Y2 (ja)
JPH046627Y2 (ja)
JPH0448270Y2 (ja)
JPH0612052Y2 (ja) マンホール受枠の固定装置
JPS6122046Y2 (ja)
JP2000045376A (ja) グレーチングと受枠部材との取付構造
JPH0237862Y2 (ja)
JPH0420908Y2 (ja)
JP3307550B2 (ja) 木造建築物の土台への部材取付構造
JPS63176186U (ja)
JPH057085Y2 (ja)
EP0353634B1 (en) Arrangement for preventing through bolts from loosening
JP3056418U (ja) グレーチングと受枠部材との取付構造
JPH0246512Y2 (ja)
JP3342675B2 (ja) 物品締付け装置
JPH0737594Y2 (ja) 便座の取付構造
JPS6221128Y2 (ja)